JP2020153737A - 熱画像補正装置、熱画像補正方法、および、熱画像補正プログラム - Google Patents

熱画像補正装置、熱画像補正方法、および、熱画像補正プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】観測対象から熱画像を撮影する撮影装置に到達する赤外線量が、外乱により減衰しても、これに対して有効な補正をする。【解決手段】熱画像補正装置1aは、観測対象(設備131)の熱画像TIから得られた観測対象の所定箇所Pの温度と、温度測定装置(温度計12)で測定された所定箇所Pの温度との温度差を基にして、熱画像TIにおいて、所定箇所Pに対応する第1領域R1を含む所定の補正対象領域Qの温度を補正する補正部22を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、熱画像補正装置、熱画像補正方法、および、熱画像補正プログラムに関する。
観測対象の熱画像によれば、観測対象の表面温度分布が分かるので、熱画像は、様々な分野で応用されている。例えば、特許文献1は、熱画像を用いて、建物の壁面等の表面温度分布を調べることを開示している。
特開平10−136263号公報
熱画像を撮影する撮影装置(例えば、サーマルカメラ)で観測対象の熱画像を撮影するときに、観測対象から撮影装置に到達する赤外線量が外乱(例えば、観測対象と撮影装置との間に存在する湯気、霧)により減衰することがある。このような状況で撮影された熱画像は、信頼性が低いので、観測対象の表面温度分布の解析に使用することができない。
本発明の目的は、観測対象から熱画像を撮影する撮影装置に到達する赤外線量が、外乱により減衰しても、これに対して有効な補正ができる、熱画像補正装置、熱画像補正方法、および、熱画像補正プログラムを提供することである。
本発明に係る熱画像補正装置は、観測対象の熱画像から得られた前記観測対象の所定箇所の温度と、温度測定装置で測定された前記所定箇所の温度との温度差を基にして、前記熱画像において、前記所定箇所に対応する第1領域を含む所定の補正対象領域の温度を補正する補正部を備える。
本発明によれば、観測対象から熱画像を撮影する撮影装置に到達する赤外線量が、外乱により減衰しても、これに対して有効な補正ができる。
第1実施形態に係る熱画像補正装置の使用例を示す模式図である。 第1実施形態に係る熱画像補正装置のブロック図である。 温度計が設置された設備の熱画像の模式図である。 図3に示す熱画像の一部を拡大した模式図である。 第1実施形態に係る熱画像補正装置の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る熱画像補正装置のブロック図である。 温度計が設置された設備の可視光画像の模式図である。 図7において、第3領域を加えた可視光画像の模式図である。 図4において、第4領域を表した模式図である。 赤外線透過比と湯気の厚みとの関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る熱画像補正装置の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る熱画像補正装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。各図において、同一符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その構成について、既に説明している内容については、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合にはハイフンを省略した参照符号で示し(例えば、所定箇所P)、個別の構成を指す場合にはハイフンを付した参照符号で示す(例えば、所定箇所P−1)。
図1は、第1実施形態に係る熱画像補正装置1aの使用例を示す模式図である。熱画像補正装置1aは、例えば、化学プラント13で撮影された熱画像TIを補正する。図1には、化学プラント13が有する設備のうち、設備131および設備132が示されている。サーマルカメラ11(熱画像TIを撮影する撮影装置の一例)は、設備131(塔)の全体について、所定の時間間隔で熱画像TI(熱画像TIの動画)を撮影し、撮影した熱画像TIを熱画像補正装置1aに送信する。このように、熱画像補正装置1aに送信されてくる熱画像TIは、時系列に撮影された熱画像TIであるが、一枚の熱画像TIでもよい。
設備131の表面には、間隔をあけて温度計12(温度測定装置の一例)が設置されている。図1では3つの温度計12が示されている。温度計12は、接触方式であり(例えば、サーミスタ、熱電対)、設備131の表面のうち、温度計12が設置された箇所(所定箇所P)の温度を測定する。図1では、温度計12−1が所定箇所P−1の温度を測定し、温度計12−2が所定箇所P−2の温度を測定し、温度計12−3が所定箇所P−3の温度を測定する。温度計12は、測定した温度を示す温度データTDを、逐次、熱画像補正装置1aへ送信する。
温度計12は、非接触式でもよい(例えば、スポットタイプの放射温度計)。非接触式の場合、所定箇所Pに近い位置から所定箇所Pの温度を測定する。所定箇所Pに近い位置とは、設備131(観測対象)とサーマルカメラ11との間に、赤外線量を減衰させる外乱が存在するとき(例えば、湯気、霧)、この影響を受けない位置である。所定箇所Pに近い位置は、環境に依存する。
熱画像補正装置1aは、例えば、化学プラント13の中央監視室に設置されている。
設備131は、屋外に設置された、熱処理がされる設備の例である。設備131の内部は高温であり、このため設備131の表面は、設備131の周囲の温度(気温)より、かなり高い温度となっている。設備131の表面の温度が異常であると(例えば、設備131の表面にホットスポットと称される温度が極端に高い箇所がある)、設備131に異常が発生していることが考えられる。そこで、設備131の表面に間隔をあけて温度計12が設置され、これらの温度計12で設備131の表面の温度を測定し、測定した温度を示す温度データTDは、化学プラント13の中央監視室に送られ、プラントのオペレータによって監視されている。
設備131の表面全体に温度計12を設置するのは現実的でなく、設備131の表面のうち、温度計12が設置された箇所(所定箇所P)でしか、温度を測定することができない。そこで、サーマルカメラ11で設備131の全体の熱画像TIを撮影する。熱画像TIによれば、所定箇所P以外からも温度異常を発見することができる。
設備131の近くには、湯気140を発生させる設備132がある。サーマルカメラ11と設備131との間に、湯気140が流れてきたとき、設備131から放射された赤外線は減衰されてサーマルカメラ11に到達する。従って、このような状態で撮影された熱画像TIは信頼性が低く、設備131の表面全体の温度監視に用いることができない問題が発生する。化学プラント13では、設備132のように、湯気140を発生させる設備が多数あるので、この問題を避けることはできない。
そこで、第1実施形態は、温度計12で測定された温度を基にして、熱画像TIを補正する。図2は、第1実施形態に係る熱画像補正装置1aのブロック図である。熱画像補正装置1aは、制御処理部2と、IF部3と、入力部4と、出力部5と、を備える。
制御処理部2は、熱画像補正装置1aの全体を統括し、熱画像補正装置1aの動作に必要な制御および処理をする。IF部3は、制御処理部2に接続され、制御処理部2の制御に従って、外部の機器との間でデータを入出力する回路である。例えば、IF部3は、サーマルカメラ11から送信されてきた熱画像TIおよび温度計12から送信されてきた温度データTDが入力し、これらを制御処理部2へ送る。
入力部4は、制御処理部2に接続され、オペレータが、各種の情報、データ、命令等を入力するための装置である。出力部5は、制御処理部2に接続され、制御処理部2の制御に従って、入力部4から入力されたコマンド、データ、および、補正部22で補正された熱画像TI等を出力する装置である。
制御処理部2は、機能ブロックとして、記憶部21と、補正部22と、を備える。
記憶部21は、各種の画像(例えば、補正前および補正後の熱画像TI)、各種のデータ(温度データTD、熱画像補正に必要な式等のデータ)、および、各種のプログラム(例えば、制御処理部2を実現するためのプログラム)を記憶する。
補正部22は、熱画像TI(動画の場合はフレーム)を補正する。詳しく説明する。図3は、温度計12が設置された設備131の熱画像TIの模式図である。熱画像TIは、設備131の像131aおよび温度計12−1〜12−3の像12−1a〜12−3aを含む。熱画像TIの第1領域R1は、図1に示す所定箇所Pと対応している。言い換えれば、第1領域R1は、温度計12が設置されている所定箇所Pの像である。図3には、第1領域R1が3つあり、第1領域R1−1は、図1に示す所定箇所P−1と対応しており、第1領域R1−2は、所定箇所P−2と対応しており、第1領域R1−3は、所定箇所P−3と対応している。
熱画像TIの各画素は、画素情報として、測定された放射エネルギー量(放射輝度)を示す情報、および、放射エネルギー量から換算された温度を示す情報を有する。温度と放射エネルギー量とは、シュテファン=ボルツマンの法則により、所定式を用いて、相互に変換することができる。
温度計12が測定した所定箇所Pの温度から求められた(換算された)放射エネルギーを放射エネルギー量E1とする。熱画像TIから得られた所定箇所Pの放射エネルギー量(熱画像TIの第1領域R1が示す放射エネルギー量)を放射エネルギー量E2とする。E1−E2が、減衰した放射エネルギー量、すなわち、赤外線減衰量ΔEとなる。補正部22は、赤外線減衰量ΔEを算出し、赤外線減衰量ΔEを温度差ΔTに換算する。そして、補正部22は、熱画像TIにおいて、第1領域R1を含む補正対象領域Qを構成する各画素が示す温度に、温度差ΔTを加算する。これにより、補正対象領域Qの温度を補正する。
補正対象領域Qについて説明する。図4は、図3に示す熱画像TIの一部を拡大した模式図である。温度の境界を示す線は省略している。補正対象領域Q−1は、第1領域R1−1(所定箇所P−1に対応する領域)を含み、図1に示す温度計12−1が測定した所定箇所P−1の温度と同じ、または、ほぼ同じと見なせる領域であり、オペレータが決める。図1に示す所定箇所P−2,P−3についても、それぞれ補正対象領域Q−2,Q−3(不図示)が定められている。熱画像TI上での補正対象領域Qの位置は、記憶部21に予め記憶されている。
図1、図3および図4を参照して、第1実施形態の主な効果を説明する。補正部22は、温度計12−1が測定した所定箇所P−1の温度を基にして、第1領域R1−1(所定箇所P−1と対応する領域)を含む補正対象領域Q−1を構成する各画素が示す温度を補正し、温度計12−2が測定した所定箇所P−2の温度を基にして、第1領域R1−2(所定箇所P−2と対応する領域)を含む補正対象領域Q−2(不図示)を構成する各画素が示す温度を補正し、温度計12−3が測定した所定箇所P−3の温度を基にして、第1領域R1−3(所定箇所P−3と対応する領域)を含む補正対象領域Q−3(不図示)を構成する各画素が示す温度を補正する。
よって、設備131からサーマルカメラ11に到達する赤外線量が湯気140により減衰しても、熱画像TIの補正対象領域Qについては、信頼性を確保することができる。温度を補正する対象を第1領域R1だけでなく、補正対象領域Qにも広げたのは、第1領域R1だけでは温度を補正できる範囲が狭いからである。以上説明したように、第1実施形態によれば、設備131からサーマルカメラ11に到達する赤外線量が湯気140により減衰しても、これに対して有効な補正をすることができる。
なお、赤外線減衰量ΔEを用いないで、温度の補正をすることもできる。温度計12が測定した所定箇所Pの温度を温度T1とする。熱画像TIから得られた所定箇所Pの温度を温度T2とする。T1−T2が、外乱の発生により、低下した温度(温度差ΔT)となる。補正部22は、熱画像TIについて、補正対象領域Qを構成する各画素が示す温度に、温度差ΔTを加算する。これにより、補正対象領域Qの温度を補正する。
第1実施形態に係る熱画像補正装置1aの動作を説明する。図5は、この動作を説明するフローチャートである。図1、図2および図5を参照して、設備131は、24時間監視される。このため、サーマルカメラ11は、設備131の熱画像TIを24時間連続して撮影し(所定のフレームレートで撮影し)、撮影した熱画像TIを熱画像補正装置1aに送信し、温度計12は、所定箇所Pの温度を24時間連続して測定し、測定した温度を示す温度データTDを熱画像補正装置1aに送信する。IF部3は、送信されてきた熱画像TIおよび温度データTDを受信する(S1)。
制御処理部2は、受信された熱画像TIおよび温度データTDを記憶部21に記憶させる(S2)。補正部22は、記憶部21に記憶された熱画像TIおよび温度データTDを読み出す。熱画像TIが撮影された時刻と温度データTDが示す温度が測定された時刻は同じである。
補正部22は、読み出した温度データTDが示す温度を、所定箇所Pの放射エネルギー量E1に換算する(S3)。補正部22は、読み出した熱画像TIから所定箇所Pの放射エネルギー量E2(熱画像TIの第1領域R1が示す放射エネルギー量)を取得する(S4)。
補正部22は、放射エネルギー量E1と放射エネルギーE2の差(赤外線減衰量ΔE)を算出する(S5)。補正部22は、赤外線減衰量ΔEを温度差ΔTに換算する(S6)。
補正部22は、熱画像TIの補正対象領域Qを構成する各画素について、画素が示す温度に温度差ΔTを加算することにより、補正対象領域Qの温度を補正する(S7)。以上により、一枚の熱画像TI(1つのフレーム)の補正が終了する。制御処理部2は、補正後の熱画像TIを記憶部21に記憶させる(S8)。
熱画像補正装置1aは、サーマルカメラ11によって時系列に撮影された熱画像TIに対して、処理S1〜処理S8をする。従って、補正部22は、時系列に撮影された熱画像TIのそれぞれについて、補正対象領域Qの温度を補正する。
時系列に撮影された熱画像TIのデータが解析されることにより、設備131(観測対象)の異常が発見されることがある。設備131とサーマルカメラ11との間に、赤外線量を減衰させる外乱が発生している期間に撮影された熱画像TIは、信頼性を有しない。従って、この期間の熱画像TIは、データ解析の対象にすることができない。このようなことが発生すれば、時系列の熱画像TIのデータ解析がし難くなる。第1実施形態によれば、時系列に撮影された熱画像TIのそれぞれについて補正するので、熱画像TIが撮影された期間の中に、時系列の熱画像TIのデータ解析ができない期間を無くすことが可能となり、時系列の熱画像TIのデータ解析をし易くすることができる。
第2実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心にして説明する。図4に示すように、第1実施形態では、補正対象領域Q(Q−1)について温度を補正している。補正対象領域Qは、所定箇所Pと同じ温度、または、ほぼ同じ温度の領域として予め定められた領域である。第2実施形態では、温度補正する領域を補正対象領域Q以外の領域に広げる。
図6は、第2実施形態に係る熱画像補正装置1bのブロック図である。第2実施形態では、図1において、サーマルカメラ11の換わりにカメラユニット15が配置されている。カメラユニット15は、サーマルカメラ11と可視光カメラ14とを備える。サーマルカメラ11は、図2に示すサーマルカメラ11と同じである。
可視光カメラ14は、サーマルカメラ11の撮影対象の可視光画像VIを撮影する。サーマルカメラ11が設備131(図1)の全体画像を撮影する場合、可視光カメラ14は、設備131の全体画像を撮影する。可視光カメラ14は、設備131の全体について、所定の時間間隔で可視光画像VI(可視光画像VIの動画)を撮影し、撮影した可視光画像VIを熱画像補正装置1bに送信する。送信されてきた可視光画像VIは、IF部3で受信される。
熱画像補正装置1bは、制御処理部2と、IF部3と、入力部4と、出力部5と、を備える。制御処理部2は、図2に示す第1実施形態と同様に、記憶部21と補正部22とを備え、さらに、判定部23と、決定部24と、特定部25と、算出部26と、を備える。
判定部23は、所定箇所Pとサーマルカメラ11との間で湯気が存在しているか否かを判定する。湯気の判定の仕方の具体例は後で説明する。
決定部24は、判定部23によって湯気が存在している判定がされたとき、設備131の可視光画像VIにおいて、所定箇所Pに対応する第2領域R2が示す色を基にして、湯気140の色を示す第1湯気色を決定する。第2領域R2は、図7に示されており、図7は後で説明する。
決定部24は、湯気が存在している判定がされたときの第2領域R2が示す色を第1湯気色と決定せずに、第2領域R2が示す色を基にして第1湯気色を決定する。これは、人の目で同じ色に見えても、色を数値で表すと、値が異なる場合があるからである。すなわち、第1湯気色を示す数値が、第2領域R2の色を示す数値と一致しない場合がある。例えば、(R255、G255、B255)の白と、(R245、G255、B255)の白と、(R251、G252、B252)の白とは、人の目で区別することはほぼできない。このため、第1湯気色は、湯気140の色を示す数値に許容範囲を有している。例えば、第2領域R2のRGB値と、可視光画像VIの画素のうち、第2領域R2以外の画素のRGB値とについて、R値の差分とG値の差分とB値の差分との合計値が、例えば、10以下のとき、この画素は、第1湯気色を示していると見なされる。
図7は、設備131の可視光画像VIの模式図である。可視光画像VIは、設備131の像131a、温度計12−1〜12−3の像12−1a〜12−3a、および、湯気140の像140aを含む。設備131の像131aのほぼ全体が湯気140の像140aで覆われている。
可視光画像VIの第2領域R2は、所定箇所Pと対応している。言い換えれば、第2領域R2は、温度計12が設置されている所定箇所Pの像である。図7には、第2領域R2が3つあり、第2領域R2−1は、所定箇所P−1と対応しており、第2領域R2−2は、所定箇所P−2と対応しており、第2領域R2−3は、所定箇所P−3と対応している。
第2領域R2が複数の画素で構成される場合、例えば、R値の平均値、G値の平均値、B値の平均値を第2領域R2が示す色としてもよいし、R値の最頻値、G値の最頻値、B値の最頻値を第2領域R2が示す色としてもよい。なお、実施形態において、色の数値化は、各画素のRGBの値に限らず、他の方法(色空間)でもよい。
特定部25は、可視光画像VIにおいて、第2領域R2以外から、第1湯気色を示す第3領域R3を特定する。図8は、図7において、第3領域R3を加えた可視光画像VIの模式図である。第1湯気色は上述したように許容範囲を有するので、第3領域R3が示す色は、第2領域R2が示す色と同じ、または、ほぼ同じとなる。従って、第1湯気色を示す第3領域R3は、前記許容範囲に含まれる色を示す第3領域R3と言い換えることができる。
第3領域R3−1が示す色は 第2領域R2−1が示す色を基にして決定された第1湯気色である。第3領域R3−2が示す色は 第2領域R2−2が示す色を基にして決定された第1湯気色である。第3領域R3−3が示す色は 第2領域R2−3が示す色を基にして決定された第1湯気色である。
補正部22は、熱画像TIにおいて、可視光画像VIの第3領域R3に対応する第4領域R4について、補正対象領域Qの補正と同じ補正をする。図4に示す補正対象領域Q−1を例にして説明する。図9は、図4において、第4領域R4−1を表した図である。可視光画像VIの第3領域R3に対応する熱画像TIの第4領域R4を特定できるように、熱画像TIを構成する画素P1と可視光画像VIを構成する画素P2とを対応付けた情報が、記憶部21に予め記憶されている。なお、熱画像TIの画素数と可視光画像VIの画素数とが同じ場合、同じ位置にある画素P1,画素P2が1対1に対応するので、上記対応付けた情報を記憶部21に記憶させる必要はない。熱画像TIの画素数と可視光画像VIの画素数とが異なる場合、画素数が一致するように、補正部22は、一方の画像または両方の画像の画素数を予め補正する。このようにすれば、上記対応付けた情報を記憶部21に記憶させる必要はない。
第4領域R4−1は、補正対象領域Q−1を囲む場所と、補正対象領域Q−1から離れた場所にある。補正部22は、これらの第4領域R4−1について、補正対象領域Q−1の補正と同じ補正をする。
以上より、第2実施形態によれば、熱画像TIにおいて、補正対象領域Q以外の第4領域R4にについても補正するので、温度補正する領域をさらに広げることができる。
図6を参照して、算出部26は、判定部23によって湯気140が存在している判定がされたとき、放射エネルギー量E1および放射エネルギー量E2によって規定される赤外線透過指標値から湯気140の厚みを求める。放射エネルギー量E1は、上述したように、温度計12で測定された所定箇所Pの温度から求められた所定箇所Pの放射エネルギー量である。放射エネルギー量E2は、上述したように、熱画像TIから得られた所定箇所Pの放射エネルギー量である。
赤外線透過指標値は、例えば、赤外線透過比、赤外線透過率である。
赤外線透過比は、下記式で示される。
赤外線透過比=放射エネルギー量E2/放射エネルギー量E1
赤外線透過率は、下記式で示される。
赤外線透過率=(放射エネルギー量E2/放射エネルギー量E1)×100
赤外線透過指標値として赤外線透過比を例にして説明する。赤外線透過比と湯気140の厚みとは相関関係を有する。図10は、赤外線透過比と湯気140の厚みとの関係を示すグラフである。グラフの縦軸は、赤外線透過比を示す。グラフの横軸の下側は、赤外線の波数を示し、上側は、赤外線の波長を示す。水層の厚みを湯気140の厚みと見なしている。例えば、波長7μmにおいて、水層の厚みが大きくなるに従って、赤外線透過比が小さくなることが分かる。従って、赤外線透過比が分かれば、湯気140の厚みを求めることができる。
制御処理部2は、決定部24によって決定された第1湯気色と、算出部26によって求められた湯気140の厚みとを紐づけて、記憶部21に記憶させる。従って、オペレータは、第1湯気色に加えて湯気140の厚みも知ることができる。
湯気140の判定の仕方として以下の3つがある。判定部23は、温度差ΔTが第1所定値を超えたとき、湯気140が存在していると判定する。温度差ΔTは、赤外線減衰量ΔE(=放射エネルギー量E1−放射エネルギー量E2)が換算されたものであり、温度差ΔTが大きいと、観測対象とカメラユニット15との間に、湯気140が存在していると見なすことができる。
判定部23は、第1領域R1が示す温度の低下を示す指標値が第2所定値を超えたとき、湯気140が存在していると判定する。第1領域R1は、図3で説明したように、所定箇所P(図1)と対応する熱画像TI上の領域である。指標値は、第1領域R1が示す温度の低下量でもよいし、第1領域R1が示す温度のグラフの傾きの絶対値でもよい。
判定部23は、第2領域R2が示す色が、予め記憶されている、湯気140の色を示す第2湯気色のとき、湯気140が存在していると判定する。第2領域R2は、図7で説明したように、図1に示す所定箇所Pと対応する可視光画像VI上の領域である。第2湯気色は、決定部24によって決定される第1湯気色とは別であり、記憶部21に予め記憶されている。第2湯気色も、第1湯気色と同様の理由で許容範囲を有する。
IF部3、入力部4および出力部5は、図2に示すIF部3、入力部4および出力部5と同じなので、説明を省略する。
第2実施形態に係る熱画像補正装置1bの動作を説明する。図11は、この動作を説明するフローチャートである。図6および図11を参照して、設備131(図1)は24時間監視される。このため、サーマルカメラ11は、設備131の熱画像TIを24時間連続して撮影し(所定のフレームレートで撮影し)、撮影した熱画像TIを熱画像補正装置1bに送信し、可視光カメラ14は、設備131の可視光画像VIを24時間連続して撮影し(所定のフレームレートで撮影し)、撮影した可視光画像VIを熱画像補正装置1bに送信し、温度計12は、所定箇所Pの温度を24時間連続して測定し、測定した温度を示す温度データTDを熱画像補正装置1bに送信する。IF部3は、送信されたきた熱画像TI、可視光画像VIおよび温度データTDを受信する(S11)。
制御処理部2は、受信された熱画像TI、可視光画像VIおよび温度データTDを記憶部21に記憶させる(S12)。補正部22は、記憶部21に記憶された熱画像TI、可視光画像VIおよび温度データTDを読み出す。熱画像TIが撮影された時刻と、可視光画像VIが撮影された時刻と、温度データTDが示す温度が測定された時刻は同じである。
熱画像補正装置1bは、第1実施形態と同じく処理S3〜処理S7をする(S13)。
判定部23は、所定箇所Pとカメラユニット15との間で湯気140が存在しているか否かを判定する(S14)。判定部23は、湯気140が存在していないと判定したとき(S14でNo)、制御処理部2は、補正後の熱画像TIを記憶部21に記憶させる(S20)。これは、図5の処理S8と同じである。
判定部23が、湯気140が存在していると判定したとき(S14でYes)、決定部24は、上述したようにして、第1湯気色を決定する(S15)。
特定部25は、可視光画像VIにおいて、第2領域R2以外から、第3領域R3を特定する(S16、図8)。第3領域R3は、第1湯気色を示す領域である。補正部22は、熱画像TIにおいて、第3領域R3に対応する第4領域R4について、補正対象領域Qの補正と同じ補正をする(S17、図9)。すなわち、熱画像TIの第4領域R4を構成する各画素について、画素が示す温度に温度差ΔTを加算することにより、第4領域R4の温度を補正する。
算出部26は、上述したようにして、湯気140の厚みを求める(S18)。制御処理部2は、処理15で決定された第1湯気色と湯気140の厚みとを紐付けて、記憶部21に記憶させる(S19)。制御処理部2は、処理S17で補正された熱画像TIを記憶部21に記憶させる(S20)。
以上により、一枚の熱画像TI(1つのフレーム)の補正が終了する。熱画像補正装置1bは、サーマルカメラ11、可視光カメラ14から順次送信されてくる熱画像TI、可視光画像VIに対して、処理S11〜処理S20をする。
実施形態に係る熱画像補正装置のハードウェア構成について、第2実施形態に係る熱画像補正装置1bを例にして説明する。図12は、第2実施形態に係る熱画像補正装置1bのハードウェア構成を示すブロック図である。熱画像補正装置1bは、CPU(Central Processing Unit)151、RAM(Random Access Memory)152、ROM(Read Only Memory)153、HDD(Hard Disk Drive)154、液晶ディスプレイ155、通信インターフェイス156、キーボード等157、及び、これらを接続するバス158を備える。液晶ディスプレイ155は、出力部5を実現するハードウェアである。液晶ディスプレイ155の替わりに、有機ELディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)、プラズマディスプレイ等でもよい。通信インターフェイス156は、IF部3を実現するハードウェアである。キーボード等157は、入力部4を実現するハードウェアである。キーボードの替わりに、タッチパネルでもよい。
HDD154には、補正部22、判定部23、決定部24、特定部25および算出部26について、これらの機能ブロックをそれぞれ実現するためのプログラム、及び、各種データ(例えば、例えば、補正前の熱画像TI、可視光画像VI、温度データTD、熱画像補正に必要な式等のデータ)が格納されている。これらのプログラムは、HDD154に予め記憶されているが、これに限定されない。例えば、これらのプログラムを記録している記録媒体(例えば、磁気ディスク、光学ディスクのような外部記録媒体)が用意されており、この記録媒体に記憶されているプログラムがHDD154に記憶されてもよい。また、これらのプログラムは、熱画像補正装置1bとネットワーク接続されたサーバに格納されており、ネットワークを介して、これらのプログラムがHDD154に送られ、HDD154に記憶されてもよい。これらのプログラムは、HDD154の替わりにROM153に記憶してもよい。熱画像補正装置1bは、HDD154の替わりに、フラッシュメモリを備え、これらのプログラムはフラッシュメモリに記憶してもよい。
CPU151は、これらのプログラムを、HDD3154から読み出してRAM152に展開させ、展開されたプログラムを実行することによって、補正部22、判定部23、決定部24、特定部25および算出部26が実現される。但し、これらの機能ブロックの機能について、各機能の一部又は全部は、CPU151による処理に替えて、又は、これと共に、DSP(Digital Signal Processor)による処理によって実現されてもよい。又、同様に、各機能の一部又は全部は、ソフトウェアによる処理に替えて、又は、これと共に、専用のハードウェア回路による処理によって実現されてもよい。
上述したように、HDD154には、補正部22、判定部23、決定部24、特定部25および算出部26について、これらの機能ブロックをそれぞれ実現するためのプログラムが記憶されている。これらは、補正プログラム、判定プログラム、決定プログラム、特定プログラム、算出プログラムと表現される。
これらのプログラムは、機能ブロックの定義を用いて表現される。補正部22および補正プログラムを例にして説明する。補正部22は、観測対象の熱画像TIから得られた観測対象の所定箇所Pの温度と、温度測定装置で測定された所定箇所Pの温度との温度差を基にして、熱画像TIにおいて、所定箇所Pに対応する第1領域R1を含む所定の補正対象領域Qの温度を補正する。補正プログラムは、観測対象の熱画像TIから得られた観測対象の所定箇所Pの温度と、温度測定装置で測定された所定箇所Pの温度との温度差を基にして、熱画像TIにおいて、所定箇所Pに対応する第1領域R1を含む所定の補正対象領域Qの温度を補正するプログラムである。
CPU151によって実行されるこれらのプログラム(補正プログラム、判定プログラム、決定プログラム、特定プログラム、算出プログラム)のフローチャートが、図11である。
1a,1b 熱画像補正装置
12,12−1〜12−3 温度計
12−1a〜12−1c 温度計の像
131 設備
131a 設備の像
132 設備
140 湯気
140a 湯気の像
TD 温度データ
TI 熱画像
VI 可視光画像
P−1〜P−3 所定箇所
Q−1 補正対象領域
R1−1〜R1−3 第1領域
R2−1〜R2−3 第2領域
R3−1〜R3−3 第3領域
R4−1 第4領域

Claims (12)

  1. 観測対象の熱画像から得られた前記観測対象の所定箇所の温度と、温度測定装置で測定された前記所定箇所の温度との温度差を基にして、前記熱画像において、前記所定箇所に対応する第1領域を含む所定の補正対象領域の温度を補正する補正部を備える熱画像補正装置。
  2. 前記所定箇所と前記熱画像を撮影する撮影装置との間で湯気が存在しているか否かを判定する判定部と、
    前記湯気が存在している判定がされたとき、前記観測対象の可視光画像において、前記所定箇所に対応する第2領域が示す色を基にして、前記湯気の色を示す第1湯気色を決定する決定部と、
    前記可視光画像において、前記第2領域以外から、前記第1湯気色を示す第3領域を特定する特定部と、を備え、
    前記補正部は、前記熱画像において、前記第3領域に対応する第4領域について、前記補正対象領域の補正と同じ補正をする、請求項1に記載の熱画像補正装置。
  3. 前記湯気が存在している判定がされたとき、前記温度測定装置で測定された前記所定箇所の温度から求められた前記所定箇所の放射エネルギー量、および、前記熱画像から得られた前記所定箇所の放射エネルギー量によって規定される赤外線透過指標値から前記湯気の厚みを求める算出部と、
    前記第1湯気色と前記湯気の厚みとを紐付けて記憶する記憶部と、をさらに備える、請求項2に記載の熱画像補正装置。
  4. 前記判定部は、前記温度差が第1所定値を超えたとき、前記湯気が存在していると判定する、請求項2または3に記載の熱画像補正装置。
  5. 前記判定部は、前記第1領域が示す温度の低下を示す指標値が第2所定値を超えたとき、前記湯気が存在していると判定する、請求項2または3に記載の熱画像補正装置。
  6. 前記判定部は、前記第2領域が示す色が、予め記憶されている、前記湯気の色を示す第2湯気色のとき、前記湯気が存在していると判定する、請求項2または3に記載の熱画像補正装置。
  7. 前記補正部は、時系列に撮影された前記熱画像のそれぞれについて、前記補正対象領域の温度を補正する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱画像補正装置。
  8. 前記補正部は、前記温度測定装置で測定された前記所定箇所の温度から求められた前記所定箇所の放射エネルギー量と、前記熱画像から得られた前記所定箇所の放射エネルギー量との差を赤外線減衰量として算出し、前記赤外線減衰量を前記温度差に変換し、前記補正対象領域の温度を補正する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱画像補正装置。
  9. 前記温度測定装置は、前記所定箇所に接触し、または、前記所定箇所に近い位置から前記所定箇所に非接触で温度を測定する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の熱画像補正装置。
  10. 前記観測対象は、屋外に設置された、熱処理がされる設備である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の熱画像補正装置。
  11. 観測対象の熱画像から得られた前記観測対象の所定箇所の温度と、温度測定装置で測定された前記所定箇所の温度との温度差を基にして、前記熱画像において、前記所定箇所に対応する第1領域を含む所定の補正対象領域の温度を補正する補正ステップを備える熱画像補正方法。
  12. 観測対象の熱画像から得られた前記観測対象の所定箇所の温度と、温度測定装置で測定された前記所定箇所の温度との温度差を基にして、前記熱画像において、前記所定箇所に対応する第1領域を含む所定の補正対象領域の温度を補正する補正ステップを、コンピュータに実行させる、熱画像補正プログラム。
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