JP2020153532A - 冷却装置 - Google Patents

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【課題】空気に含まれる水蒸気を十分に捕集することが可能な冷却装置を提供する。【解決手段】この冷却装置100は、蒸発器3に対して冷却用送風機5の送風方向下流の空気の流路20に設けられ、空気に含まれる固体の霜を捕集する第1捕集部6aと、第1捕集部6aとは別個に配置され、空気を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集する第2捕集部6bとを備える。【選択図】図3

Description

この発明は、冷却装置に関し、特に、蒸発器を備える冷却装置に関する。
従来、蒸発器を備える冷却装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器により凝縮された冷媒を膨張させる膨張機と、冷媒に熱を伝える伝熱表面を含み、膨張機によって膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、霜を含む冷却空気から霜を分離する除霜装置と、を備える冷却装置が開示されている。この特許文献1の冷却装置の除霜装置は、複数の網状部材が設けられている。そして、冷却用の空気が、網状部材を通過することにより、網状部材に霜が付着するように構成されている。
ここで、上記特許文献1に記載された冷却装置は、除霜装置の網状部材に霜を付着させているため、固体である霜を除霜装置により捕集することができるものの、冷却空気に含まれる気体である水蒸気を捕集することは困難である。そこで、従来では、網状部材を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集する構成が考えられている。
特開2010−223507号公報
しかしながら、網状部材を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集する従来の構成では、網状部材に固体の霜が付着することに起因して、網状部材が閉塞してしまう場合がある。このため、網状部材を通過する空気の流量が減少して、空気に含まれる水蒸気を十分に捕集できないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、空気に含まれる水蒸気を十分に捕集することが可能な冷却装置を提供することである。
この発明の一の局面による冷却装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器により凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、冷媒に熱を伝える伝熱表面を含み、膨張弁によって膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸発器の伝熱表面に空気を送る冷却用送風機と、蒸発器に対して冷却用送風機の送風方向下流の空気の流路に設けられ、空気に含まれる固体の霜を捕集する第1捕集部と、第1捕集部とは別個に配置され、空気を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集する第2捕集部とを備える。
この発明の一の局面による冷却装置は、上記のように、蒸発器に対して冷却用送風機の送風方向下流の空気の流路に設けられ、空気に含まれる固体の霜を捕集する第1捕集部と、第1捕集部とは別個に配置され、空気を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集する第2捕集部とを備える。これにより、固体の霜が第1捕集部により捕集されるので、水蒸気を凝縮させて捕集する第2捕集部に固体の霜が付着するのを抑制することができる。その結果、第2捕集部を通過する空気の流量が減少するのが抑制されるので、空気に含まれる水蒸気を十分に捕集することができる。
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、第2捕集部は、第1捕集部に対して空気の流れの下流側に配置されている。このように構成すれば、固体の霜が第1捕集部によって予め捕集されるので、第2捕集部に固体の霜が付着することに起因して、第2捕集部を通過する空気の流量が低下するのを容易に抑制することができる。
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方は、網目状の部材を含む。このように構成すれば、第1捕集部が網目状の部材を含む場合、第1捕集部に空気を通過させながら、固体の霜を第1捕集部により捕集することができる。また、第2捕集部が網目状の部材を含む場合、網目に空気を通過させながら、空気を冷却することにより水蒸気を凝縮させて捕集することができる。また、網目状の部材は、空気の流れる方向における厚みが比較的小さいので、第1捕集部および第2捕集部を配置することに起因して、冷却装置が大型化するのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、第1捕集部と第2捕集部とは、共に、網目状の部材を含み、第1捕集部の網目の大きさは、第2捕集部の網目の大きさよりも小さい。このように構成すれば、第1捕集部の網目が比較的小さいので、固体の霜が第1捕集部の網目を通過してしまうのを抑制することができる。
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、第2捕集部には、第2捕集部を冷却するための冷却媒体が流通する捕集部用配管が設けられている。このように構成すれば、捕集部用配管を流通する冷却媒体によって、容易に、第2捕集部を冷却することができる。
この場合、好ましくは、捕集部用配管を流通する冷却媒体は、凝縮器から流出され膨張弁により膨張された冷媒を含む。このように構成すれば、捕集部用配管を流通する冷却媒体を、冷媒と別個に設ける場合と異なり、冷却装置の構成を簡略化することができる。
上記冷却媒体が冷媒を含む冷却装置において、好ましくは、蒸発器に冷媒を流出入させるための蒸発器用配管をさらに備え、捕集部用配管には、冷媒の流れに対して蒸発器の上流側において蒸発器用配管から分岐された冷媒が流入され、蒸発器の下流側において蒸発器用配管から流出した冷媒が蒸発器から流出した冷媒と合流するように構成されており、冷媒の流れに対して第2捕集部の下流側に設けられ、捕集部用配管に流れる冷媒の流量を制御する捕集部用弁をさらに備える。このように構成すれば、捕集部用配管に対する冷媒の流れを、捕集部用弁の開閉により、容易に調整することができる。
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方を加熱する加熱部をさらに備える。このように構成すれば、第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方を加熱することにより、第1捕集部および第2捕集部の近傍に存在する捕集された霜を溶解して、排出することができる。
この場合、好ましくは、加熱部は、凝縮器から流出された冷媒により第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方を加熱するように構成されている。このように構成すれば、ヒータなどを別途設ける場合と異なり、冷却装置の構成を簡略化することができる。
上記冷媒により第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方を加熱する冷却装置において、好ましくは、冷媒の流れに対して凝縮器の下流側に設けられ、冷却時に、凝縮器から流出する冷媒を第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方側に流通させ、除霜時に、凝縮器から流出する冷媒を蒸発器に流通させる三方弁をさらに備える。このように構成すれば、三方弁を切り替えることにより、冷却時と除霜時とにおいて、容易に冷媒の流れを切り替えることができる。
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、蒸発器に対して空気の流れの上流側に配置され、空気が流通する第1流路と、蒸発器に対して空気の流れの下流側に配置され、冷却対象に冷却風を流すための第2流路と、第2流路から分岐するように設けられ、蒸発器から流出する冷却風の一部を、蒸発器に対して空気の流れの上流側に流すための第3流路とをさらに備え、第1捕集部と第2捕集部とは、第3流路に配置されている。このように構成すれば、第1捕集部と第2捕集部とが第2流路から分岐された第3流路に配置されているので、たとえば、第1捕集部と第2捕集部とに捕集された霜や水蒸気を加熱して融解するための熱が、冷却対象側に伝導するのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、冷却風の一部を、第1捕集部と第2捕集部とに誘導する誘導用送風機をさらに備える。このように構成すれば、誘導用送風機によって、容易に、冷却風の一部を、第1捕集部と第2捕集部とに誘導することができる。
上記蒸発器から流出する冷却風の一部を蒸発器に流すための第3流路を備える冷却装置において、好ましくは、蒸発器に対して空気の流れの下流側に設けられ、重力により固体の霜を第3流路側に落下させる霜落下部をさらに備える。このように構成すれば、固体の霜が冷却対象に流れるのを霜落下部によって抑制することができる。
この場合、好ましくは、霜落下部の近傍に設けられ、固体の霜が衝突することにより、固体の霜を第3流路側に落下させる衝突部材をさらに備える。このように構成すれば、衝突部材によって、固体の霜を容易に第3流路側に落下させることができる。
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、第1捕集部と第2捕集部とが配置される流路の下面には、第1捕集部に捕集された固体の霜と第2捕集部に凝縮された水蒸気とを排出するための排出部が設けられており、下面は、第1捕集部と第2捕集部とが配置されている部分から、排出部に向かって、下方に傾斜するように構成されている。このように構成すれば、第1捕集部と第2捕集部とに捕集された霜や水蒸気が凝縮された水を排出部から容易に排出させることができる。
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、蒸発器は、複数設けられており、蒸発器に対して冷媒の流れの上流側と下流側とには、各々、冷媒温度調整用膨張弁が配置されており、複数の蒸発器のうちの除霜が行われる蒸発器には、冷媒温度調整用膨張弁が調整されることにより、高温の冷媒が流入され、除霜が行われる蒸発器以外の蒸発器には、冷媒温度調整用膨張弁が調整されることにより、低温の冷媒が流入される。このように構成すれば、蒸発器が複数設けられているので、一部の蒸発器が除霜されている最中においても、他の蒸発器によって冷却対象を冷却することができる。
本発明によれば、上記のように、空気に含まれる水蒸気を十分に捕集することができる。
本発明の第1実施形態による冷却装置(冷凍回路)の構成(冷却時)を示した図である。 本発明の第1実施形態による冷却装置(冷凍回路)の構成(除霜時)を示した図である。 本発明の第1実施形態による霜捕集部の構成を示した図(1)である。 本発明の第1実施形態による霜捕集部の構成を示した図(2)である。 本発明の第2実施形態による霜捕集部の構成を示した図である。 本発明の第2実施形態による霜捕集部によって霜が捕集されている状態を示す図(1)である。 本発明の第2実施形態による霜捕集部によって霜が捕集されている状態を示す図(2)である。 本発明の第3実施形態による霜捕集部の構成を示した図(1)である。 本発明の第3実施形態による霜捕集部の構成を示した図(2)である。 本発明の第3実施形態による霜捕集部によって霜が捕集されている状態を示す図(1)である。 本発明の第3実施形態による霜捕集部によって霜が捕集されている状態を示す図(2)である。 本発明の第3実施形態による霜捕集部によって霜が捕集されている状態を示す図(3)である。 本発明の第4実施形態による霜捕集部の構成を示した図である。 本発明の第5実施形態による冷却装置(冷凍回路)の構成(冷却時)を示した図である。 本発明の第5実施形態による冷却装置(冷凍回路)の構成(除霜時)を示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
まず、図1〜図4を参照して、第1実施形態による冷却装置100の構成について説明する。
図1および図2に示すように、冷却装置100は、冷却空間(冷却対象)を冷却するように構成されている。具体的には、冷却装置100は、冷却空間を0℃以下の温度に冷却するように構成されている。冷却装置100は、冷却空間としての、ショーケース、冷蔵庫、冷凍庫、倉庫または部屋の内部を冷却するように構成されている。
冷却装置100は、圧縮機1を備えている。圧縮機1は、冷媒を圧縮するように構成されている。圧縮機1は、インバータ(図示せず)により制御されている。これにより、圧縮機1は、圧縮機1から吐出される冷媒の流量を調整可能に構成されている。なお、冷媒は、たとえば、フロン410A、フロン404A、および、二酸化炭素(CO)などである。
また、冷却装置100は、凝縮器2を備えている。凝縮器2は、圧縮機1から吐出された冷媒を凝縮するように構成されている。
また、冷却装置100は、蒸発器3を備えている。蒸発器3は、後述する膨張弁4a〜4cによって膨張された冷媒を蒸発させるように構成されている。
また、蒸発器3は、冷媒が流れる冷媒流路と、冷媒の温度を伝熱させる伝熱表面S(図4参照)とを含む。具体的には、蒸発器3は、互いに平行に配置される複数の平板を含む。また、平板は、たとえば、アルミニウムなどの金属から構成されている。また、平板の表面および裏面が伝熱表面Sである。そして、冷媒流路は、複数の平板を貫通するとともに、蛇行するように設けられている。また、伝熱表面Sは、平坦であってもよいし、凹凸形状を有していてもよい。伝熱表面Sが凹凸形状を有することにより、付着した霜を取り除き易くすることが可能である。
また、第1実施形態では、図1および図2に示すように、蒸発器3(蒸発器3a〜3c)は、複数(第1実施形態では、3個)設けられている。また、蒸発器3a〜3cに対して冷媒の流れの上流側と下流側とには、各々、膨張弁4(膨張弁4a〜4f)が配置されている。そして、複数の蒸発器3のうちの除霜が行われる蒸発器3には、膨張弁4が調整されることにより、高温の冷媒が流入される。また、除霜が行われる蒸発器3以外の蒸発器3には、膨張弁4が調整されることにより、低温の冷媒が流入される。なお、膨張弁4a〜4fは、特許請求の範囲の「冷媒温度調整用膨張弁」の一例である。また、冷却時と除霜時との冷却装置100の動作は、後述する。
また、冷媒の流れに対して、後述する捕集部用配管7の上流側に、膨張弁4gが設けられている。
また、冷却装置100は、冷却用送風機5を備えている。冷却用送風機5は、伝熱表面Sに空気を送風(供給)するように構成されている。
また、冷却装置100は、霜捕集部6を備えている。霜捕集部6は、蒸発器3を通過する空気(冷却器)に含まれる固体の霜および空気に含まれる水蒸気を捕集するように構成されている。なお、霜捕集部6の具体的な構成は、後述する。また、霜捕集部6は、捕集部用配管7を含む。捕集部用配管7は、直管からなる。また、冷媒の流れに対して、捕集部用配管7の下流側には、電磁弁8が設けられている。なお、電磁弁8は、特許請求の範囲の「捕集部用弁」の一例である。
また、電磁弁8の下流側および蒸発器3の下流側には、電磁弁8(捕集部用配管7)から流出した冷媒と、蒸発器3から流出した冷媒とが合流する合流配管9が設けられている。
また、冷媒の流れに対して、合流配管9の下流側には、アキュムレータ10(高圧の冷媒を蓄積する装置)が設けられている。また、アキュムレータ10の下流側には、ストレーナ11(冷媒内の異物などを除去するための配管)が設けられている。また、アキュムレータ10の下流側には、圧縮機1が設けられている。
また、圧縮機1の冷媒の流入側と流出側とを接続するようにバイパス回路12が設けられている。蒸発器3から流出する冷媒が湿り蒸気の場合、冷媒を圧縮機1に流入させずに、バイパス回路12回路を介して、冷媒を圧縮機1の下流側に流す。これにより、湿り蒸気の冷媒に起因して、圧縮機1が損傷するのを抑制することが可能になる。
(霜捕集部の構成)
次に、霜捕集部6の構成について具体的に説明する。
ここで、第1実施形態では、図3および図4に示すように、冷却装置100(霜捕集部6)は、第1捕集部6aを備えている。第1捕集部6aは、蒸発器3に対して冷却用送風機5の送風方向下流の空気の流路20に設けられている。そして、第1捕集部6aは、空気に含まれる固体の霜を捕集するように構成されている。また、冷却装置100(霜捕集部6)は、第2捕集部6bを備えている。第2捕集部6bは、第1捕集部6aとは別個に配置されている。そして、第2捕集部6bは、空気を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集するように構成されている。
また、第1実施形態では、第2捕集部6bは、第1捕集部6aに対して空気の流れの下流側に配置されている。また、第1捕集部6aと第2捕集部6bとは、間隔を隔てた状態で、空気の流れの方向に沿ってこの順で配置されている。
また、第1実施形態では、図4に示すように、第1捕集部6aと第2捕集部6bとのうちの少なくとも一方(第1実施形態では、両方)は、網目状の部材を含む。具体的には、第1捕集部6aと第2捕集部6bと両方は、網目状の部材から構成されている。また、網目状の部材は、たとえば、アルミニウム、銅、ステンレス鋼などの熱伝導率が大きい金属により形成されている。なお、第1捕集部6aと第2捕集部6bは、パンチングメタルまたはエキスパンダメタルにより構成されていてもよい。また、第1捕集部6aは、複数の蒸発器3に対して、1つ設けられている。同様に、第2捕集部6bは、複数の蒸発器3に対して、1つ設けられている。第1捕集部6aと第2捕集部6bとは、複数の蒸発器3が配列されている方向(X方向)に沿って延びるように設けられている。また、第1捕集部6aと第2捕集部6bとは、たとえば、略長方形形状を有する。また、第1捕集部6aと第2捕集部6bとは、鉛直方向(Z方向)に沿うように配置されている。
また、第1実施形態では、図4に示すように、第1捕集部6aの網目の大きさは、第2捕集部6bの網目の大きさよりも小さい。たとえば、第1捕集部6aの網目の大きさは、固体の霜を捕集可能なように設定される。また、第2捕集部6bの網目の大きさは、空気に含まれる水蒸気が十分に冷却されるように設定される。
また、第1実施形態では、図3および図4に示すように、第2捕集部6bは、第2捕集部6bを冷却するための冷却媒体が流通する捕集部用配管7(直管)を含む。具体的には、捕集部用配管7は、第2捕集部6bに接するように配置されている。つまり、捕集部用配管7は、熱伝導により第2捕集部6bから熱を奪うように構成されている。捕集部用配管7は、たとえば、ろう付けにより第2捕集部6bに接続されている。また、捕集部用配管7は、第2捕集部6bの上方と下方との両方に設けられている。これにより、第2捕集部6bの温度を、高さ方向において、略均一にすることが可能になる。
また、第1実施形態では、図2に示すように、捕集部用配管7を流通する冷却媒体は、凝縮器2から流出され膨張弁4gにより膨張された冷媒を含む。具体的には、蒸発器3に冷媒を流出入させるための蒸発器用配管13が設けられている。そして、捕集部用配管7には、冷媒の流れに対して蒸発器3の上流側において、蒸発器用配管13から分岐された冷媒が流入され、蒸発器3の下流側において蒸発器用配管13から流出した冷媒が蒸発器3から流出した冷媒と合流(合流配管9)するように構成されている。そして、冷媒の流れに対して霜捕集部6(第2捕集部6b)の下流側には、捕集部用配管7に流れる冷媒の流量を制御する電磁弁8が設けられている。そして、図2に示すように、電磁弁8が開状態にされることにより、凝縮器2から、膨張弁4gを介して、比較的低温の冷媒が、捕集部用配管7に流入する。
また、第1実施形態では、図1および図2に示すように、第1捕集部6aと第2捕集部6bとのうちの少なくとも一方(第1実施形態では両方)を加熱するヒータ14が設けられている。ヒータ14からの熱によって、第1捕集部6aおよび第2捕集部6bの近傍に存在する捕集された霜が融解される。なお、ヒータ14は、第1捕集部6aと第2捕集部6bとの近傍に配置されている。また、ヒータ14は、後述する排出部23の近傍に設けられていてもよい。
また、図3に示すように、流路20に、循環流路21が設けられている。循環流路21は、蒸発器3に対する送風方向の上流側および下流側を接続している。また、循環流路21は、蒸発器3の除霜時に、風の一部を蒸発器3の下流側から上流側に戻すために用いられる。具体的には、循環流路21には、誘導用送風機22が設けられている。誘導用送風機22は、蒸発器3の除霜時に、循環流路21に送風して、蒸発器3に対する送風方向の下流側から上流側に空気の一部を戻す(誘導する)ように構成されている。れにより、蒸発器3の除霜時に、蒸発器3の気流が自己循環するので、霜を再度上流に戻して捕集することが可能である。これにより、冷却空間に霜が流出するのを抑制することが可能である。
また、第1実施形態では、第1捕集部6aと第2捕集部6bとが配置される流路20の下面20aには、第1捕集部6aに捕集された固体の霜と第2捕集部6bに凝縮された水蒸気とを排出するための排出部23が設けられている。そして、下面20aは、第1捕集部6aと第2捕集部6bとが配置されている部分から、排出部23に向かって、下方に傾斜するように構成されている。また、流路20の下面20aは、蒸発器3が配置されている部分から、排出部23に向かって、下方に傾斜するように構成されている。つまり、排出部23は、流路20の下面20aの最下端部に設けられている。また、排出部23から排出された霜および水は、トレイ24に蓄積される。
(冷却時の動作)
次に、図1を参照して、冷却装置100の冷却時の動作について説明する。
まず、冷媒は、圧縮機1により圧縮される。これにより、冷媒の圧力は、比較的高圧になる。次に、圧縮機1により圧縮された冷媒は、凝縮器2により冷却されることにより凝縮(液化)される。なお、圧縮機1により圧縮された冷媒の温度は、約60℃であり、圧力は、比較的高い。また、凝縮器2により凝縮された冷媒の温度は、約30℃であり、圧力は、比較的高い。
次に、液化された冷媒が膨張弁4a〜4cによって膨張される。これにより、冷媒の温度は、約−40℃となり、圧力は、比較的低くなる。次に、膨張弁4a〜4cによって膨張された冷媒は、蒸発器3a〜3cによって蒸発(気化)される。これにより、冷媒の温度は、約−20℃となり、圧力は、比較的低い。このとき、冷媒の気化熱によって、蒸発器3の伝熱表面Sの周囲の空気の温度が低下(冷却)される。また、冷却用送風機5によって、蒸発器3の伝熱表面Sに、空気が送風される。これにより、冷却された空気は、冷却対象となる冷却空間に送風される。ここで、送風された空気が、伝熱表面Sによって冷却されるため、空気中の水分が、伝熱表面Sに凝縮(凍結)する。このため、伝熱表面Sに、霜が付着(成長)する。また、気化した冷媒は、再び圧縮機1により圧縮される。
なお、電磁弁8は、閉状態である。このため、冷媒は、捕集部用配管7に流入されない。
(除霜時の動作)
次に、図2を参照して、冷却装置100の除霜時の動作について説明する。なお、除霜とは、伝熱表面Sに付着した霜を取り除くことを意味する。以下の説明では、蒸発器3aの除霜を行う場合について説明する。
伝熱表面Sの除霜時に、蒸発器3aの伝熱表面Sの温度を冷却時の伝熱表面Sの温度よりも高い温度に加熱する。具体的には、上記の冷却時と同様に、凝縮器2により凝縮された冷媒が膨張弁4bおよび4cによって膨張される。これにより、比較的低温(約−40℃)かつ低圧の冷媒が、蒸発器3bおよび3cに流入される。この際、除霜が行われる蒸発器3aの下流の膨張弁4dのみの開口率を小さくする。これにより、蒸発器3aを流通する冷媒の圧力が中圧になる。その結果、蒸発器3aに流入される冷媒の温度は、約0℃となる。
また、電磁弁8は、開状態にされる。これにより、膨張弁4gを介して、低温(約−40℃)でかつ低圧の冷媒が、捕集部用配管7に流入される。これにより、第2捕集部6bが冷却される。
そして、図3に示すように、除霜時において、冷却用送風機5からの風によって、蒸発器3aの伝熱表面Sに付着した霜が剥離される。上記のように、蒸発器3aには、約0℃の冷媒が流入するので、蒸発器3aの伝熱表面Sに付着した霜は、比較的剥離しやすい状態となっている。そして、剥離された固体の霜と水蒸気を含む空気が、第1捕集部6aを通過する。これにより、第1捕集部6aによって、固体の霜が捕集される。なお、水蒸気を含む空気は、第1捕集部6aを通過する。また、第1捕集部6aによって捕集された固体の霜のうち比較的重量の大きい霜は、自重によって、下方に落下するとともに、排出部23から排出される。なお、第1捕集部6aは、排出部23の近傍に配置されている。
また、第1捕集部6aを通過した、水蒸気を含む空気は、第2捕集部6bを通過する。上記のように、第2捕集部6bは、冷却されているので、水蒸気を含む空気が冷却される。これにより、空気に含まれる水蒸気が凝縮することにより、第2捕集部6bに捕集される。なお、固体の霜は、上記のように第1捕集部6aに捕集されているので、第2捕集部6bが固体の霜によって閉塞されることと、第2捕集部6bによる空気の冷却能力の低下とが抑制されている。
また、第1捕集部6aおよび第2捕集部6bの近傍に存在する捕集された霜は、除霜中および除霜後の冷却動作中において、ヒータ14からの熱によって融解される。融解された霜(水)は、排出部23から排出される。
また、蒸発器3a〜3cから流出された冷媒と、捕集部用配管7から流出された冷媒とは、蒸発器3a〜3cおよび捕集部用配管7の下流側に設けられる合流配管9において合流される。これにより、冷媒は、低温(約−20℃)かつ低圧となる。そして、冷媒は、圧縮機1に流入(吸入)される。
上記のように、蒸発器3bおよび3cによる冷却動作が維持された状態で、蒸発器3aの除霜が行われる。すなわち、冷却対象を、たとえば、約−20℃に冷却しながら、蒸発器3aの除霜を行うことが可能になる。また、除霜時において、捕集部用配管7に約−40℃の冷媒が流入されるので、蒸発器3aから剥離された霜が、捕集部用配管7にも付着する。これにより、霜の捕集効果を向上させることが可能になる。
(除霜後の冷却時)
また、除霜後の冷却時において、電磁弁8が閉状態にされる。これにより、捕集部用配管7に冷媒が流れなくなるので、捕集部用配管7の雰囲気温度が約5℃となる。その結果、捕集部用配管7に捕集された霜は、融解されるとともに、排出部23から排出される。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、冷却装置100は、蒸発器3に対して冷却用送風機5の送風方向下流の空気の流路20に設けられ、空気に含まれる固体の霜を捕集する第1捕集部6aと、第1捕集部6aとは別個に配置され、空気を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集する第2捕集部6bとを備える。これにより、固体の霜が第1捕集部6aにより捕集されるので、水蒸気を凝縮させて捕集する第2捕集部6bに固体の霜が付着するのを抑制することができる。その結果、第2捕集部6bを通過する空気の流量が減少するのが抑制されるので、空気に含まれる水蒸気を十分に捕集することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第2捕集部6bは、第1捕集部6aに対して空気の流れの下流側に配置されている。これにより、固体の霜が第1捕集部6aによって予め捕集されるので、第2捕集部6bに固体の霜が付着することに起因して、第2捕集部6bを通過する空気の流量が低下するのを容易に抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1捕集部6aと第2捕集部6bとのうちの少なくとも一方は、網目状の部材を含む。これにより、第1捕集部6aが網目状の部材を含む場合、第1捕集部6aに空気を通過させながら、固体の霜を第1捕集部6aにより捕集することができる。また、第2捕集部6bが網目状の部材を含む場合、網目に通過する空気を通過させながら、空気を冷却することにより水蒸気を凝縮させて捕集することができる。また、網目状の部材は、空気の流れる方向における厚みが比較的小さいので、第1捕集部6aおよび第2捕集部6bを配置することに起因して、冷却装置100が大型化するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1捕集部6aと第2捕集部6bとは、共に、網目状の部材を含み、第1捕集部6aの網目の大きさは、第2捕集部6bの網目の大きさよりも小さい。これにより、第1捕集部6aの網目が比較的小さいので、固体の霜が第1捕集部6aの網目を通過してしまうのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第2捕集部6bには、第2捕集部6bを冷却するための冷却媒体が流通する捕集部用配管7が設けられている。これにより、捕集部用配管7を流通する冷却媒体によって、容易に、第2捕集部6bを冷却することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、捕集部用配管7を流通する冷却媒体は、凝縮器2から流出され膨張弁4により膨張された冷媒を含む。これにより、捕集部用配管7を流通する冷却媒体を、冷媒と別個に設ける場合と異なり、冷却装置100の構成を簡略化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、冷却装置100は、冷媒の流れに対して第2捕集部6bの下流側に設けられ、捕集部用配管7に流れる冷媒の流量を制御する電磁弁8を備える。これにより、捕集部用配管7に対する冷媒の流れを、電磁弁8の開閉により、容易に調整することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、冷却装置100は、第1捕集部6aと第2捕集部6bとのうちの少なくとも一方を加熱するヒータ14を備える。これにより、第1捕集部6aと第2捕集部6bとのうちの少なくとも一方を加熱することにより、第1捕集部6aおよび第2捕集部6bの近傍に存在する捕集された霜を溶解して、排出することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1捕集部6aと第2捕集部6bとが配置される流路20の下面20aは、第1捕集部6aと第2捕集部6bとが配置されている部分から、排出部23に向かって、下方に傾斜するように構成されている。これにより、第1捕集部6aと第2捕集部6bとに捕集された霜や水蒸気が凝縮された水を排出部23から容易に排出させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、複数の蒸発器3のうちの除霜が行われる蒸発器3には、膨張弁4が調整されることにより、高温の冷媒が流入され、除霜が行われる蒸発器3以外の蒸発器3には、膨張弁4が調整されることにより、低温の冷媒が流入される。これにより、蒸発器3が複数設けられているので、一部の蒸発器3が除霜されている最中においても、他の蒸発器3によって冷却対象を冷却することができる。
[第2実施形態]
次に、図5を参照して、第2実施形態の冷却装置101について説明する。第2実施形態では、霜捕集部配管37が扁平管により構成されている。
第2実施形態では、霜捕集部36の霜捕集部配管37は、扁平管により構成されている。そして、霜捕集部配管37には、複数の冷媒の流路37aが設けられている。また、霜捕集部配管37の上面に、1つの第1捕集部36aと、複数(3つ)の第2捕集部36bとが配置されている。なお、第1捕集部36aと第2捕集部36bとの数は、霜や水蒸気を十分に捕集できるように調整される。
また、図6および図7に示すように、霜捕集部配管37は、水平面に対して傾斜した状態で配置される。なお、霜捕集部配管37は、排出部23(図3参照)側に向かって下方に傾斜するように配置される。これにより、除霜中において、第1捕集部36aに捕集された霜(図6参照)を、容易に、排出部23から排出(図7参照)することが可能になる。また、冷却中において、第2捕集部36bに捕集された水蒸気(水)を、容易に、排出部23から排出することが可能になる。また、第1捕集部36aが霜捕集部配管37の表面上に配置されているので、除霜後に、第1捕集部36aの近傍において捕集された霜を、冷却時よりも温度の上昇した霜捕集部配管37によって、融解することが可能になる。
[第3実施形態]
次に、図8および図9を参照して、第3実施形態の冷却装置102について説明する。第3実施形態では、空気が流通する第1流路40a、第2流路40bおよび第3流路40cが設けられている。
第3実施形態では、蒸発器3に対して空気の流れの上流側には、空気が流通する第1流路40aが配置されている。また、蒸発器3に対して空気の流れの下流側には、冷却対象(ショーケースなど)に冷却風を流すための第2流路40bが配置されている。また、第2流路40bから分岐するように設けられ、蒸発器3から流出する冷却風の一部を、蒸発器3に対して空気の流れの上流側に流すための第3流路40cが配置されている。そして、霜捕集部46(第1捕集部46aおよび第2捕集部46b)は、第3流路40cに配置されている。
具体的には、蒸発器3は、第1流路40aと第2流路40bとの間に配置されている。また、蒸発器3は、第1流路40aおよび第2流路40bの上方の壁部41aと、蒸発器3が配置される下方の壁部41bとの間に配置されている。また、第1流路40aおよび第2流路40b(壁部41b)の下方に、第3流路40cが配置されている。
また、第3実施形態では、冷却風(蒸発器3の下流側を流れる空気)の一部を、霜捕集部46(第1捕集部46aおよび第2捕集部46b)に誘導する誘導用送風機42が設けられている。具体的には、誘導用送風機42は、蒸発器3の空気の入り口と、霜捕集部46と、排出部43とを含む一巡の経路のいずれかの部分に配置されている。たとえば、誘導用送風機42は、第1流路40aと第3流路40cとの境界近傍に配置されている。
また、第3実施形態では、第2流路40bは、蒸発器3に対して空気の流れの下流側において、重力により固体の霜を第3流路40c側に落下させる霜落下部44を含む。なお、霜落下部44は、蒸発器3の下流側の空間である。
また、第3実施形態では、霜落下部44の近傍には、固体の霜が衝突することにより、固体の霜を第3流路40c側に落下させる衝突部材45が設けられている。衝突部材45は、霜落下部44の下流側において、第1流路40aおよび第2流路40bの上方の壁部41aから鉛直下方に延びるように配置される第1衝突部材45aを含む。また、衝突部材45は、第1衝突部材45aの下流側において、霜捕集部46が配置される第3流路40cの下面41cから鉛直上方に延びるように配置される第2衝突部材45bを含む。また、鉛直方向に沿った第1衝突部材45aの長さは、第2衝突部材45bの長さよりも大きい。また、衝突部材45は、平板状の部材から構成されていてもよいし、網目状の部材から構成されていてもよい。
また、霜捕集部46が配置される第3流路40cの下面41cは、霜捕集部46側から排出部43側に向かって、下方に傾斜するように構成されている。
また、図9に示すように、蒸発器3は、複数設けられている。そして、霜捕集部46は、複数の蒸発器3に対して共通に(1つ)設けられている。また、霜捕集部46は、複数の蒸発器3が配列される方向に沿って延びるように設けられている。これにより、霜捕集部46の大きさ(霜および水蒸気を捕集する面積)が比較的大きくなるので、霜および水蒸気の捕集効率を向上させることが可能になる。また、霜捕集部46の大きさ(霜および水蒸気を捕集する面積)が比較的大きくなるので、霜捕集部46の上流側において、空気の速度が比較的低くなる。これにより、霜が霜捕集部46(第1捕集部46a)に衝突することに起因して、霜が分解する(つまり、分解された霜が霜捕集部46を通過してしまう)のを抑制することが可能になる。
(冷却時の動作)
図10に示すように、冷却時には、冷却用送風機5を稼働させる。これにより、蒸発器3の出口側の低温(たとえば、約−20℃)の空気を、蒸発器3の出口から流出させる。
(除霜時の動作)
図11に示すように、除霜時には、誘導用送風機42を稼働させる。なお、冷却用送風機5は、停止される。これにより、蒸発器3と、霜捕集部46と、排出部43とを含む一巡の経路に沿うように、循環流が発生する。その結果、蒸発器3から剥離された固体の霜の一部は、自重によって第3流路40c側に落下する。また、蒸発器3から剥離された固体の霜の一部は、衝突部材45に衝突することにより、第3流路40c側に落下する。また、衝突部材45が設けられているので、蒸発器3を通過する空気(風)の流速を変更することなく、霜捕集部46の上流側において、空気(風)の速度を低下させることが可能になる。
そして、蒸発器3から剥離された固体の霜は、第1捕集部46aに捕集される。上記のように、霜捕集部46の上流側において空気(風)の速度が低下されているので、たとえば、網目状の部材から構成されている第1捕集部46aに霜が衝突して分解される(つまり、霜が第1捕集部46aをすり抜けてしまう)のを抑制することが可能になる。これにより、第1捕集部46aによる霜の捕集効率を向上させることが可能になる。また、空気に含まれる水蒸気は、第2捕集部46bに捕集される。
また、図12に示すように、除霜の終了後には、誘導用送風機42が停止される。そして、上記のように、霜捕集部46に配置されたヒータ14によって、霜捕集部46により捕集された霜が融解される。また、融解された霜(水)は、排出部43から排出される。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、第1捕集部46aと第2捕集部46bとは、第3流路40cに配置されている。これにより、第1捕集部46aと第2捕集部46bとが第2流路40bから分岐された第3流路40cに配置されているので、たとえば、第1捕集部46aと第2捕集部46bとに捕集された霜や水蒸気を加熱して融解するための熱が、冷却対象側に伝導するのを抑制することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、冷却装置102は、冷却風の一部を、第1捕集部46aと第2捕集部46bとに誘導する誘導用送風機42を備える。これにより、誘導用送風機42によって、容易に、冷却風の一部を、第1捕集部46aと第2捕集部46bとに誘導することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、冷却装置102は、蒸発器3に対して空気の流れの下流側において、重力により固体の霜を第3流路40c側に落下させる霜落下部44を備える。これにより、固体の霜が冷却対象に流れるのを霜落下部44によって抑制することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、冷却装置102は、霜落下部44の近傍に設けられ、固体の霜が衝突することにより、固体の霜を第3流路40c側に落下させる衝突部材45を備える。これにより、衝突部材45によって、固体の霜を容易に第3流路40c側に落下させることができる。
[第4実施形態]
次に、図13を参照して、第4実施形態の冷却装置103について説明する。第4実施形態では、蒸発器3に付着した霜を剥離させるための循環流に対する、蒸発器3、排出部53および霜捕集部56の順番が、上記第3実施形態と異なっている。
第4実施形態の冷却装置103では、第1流路50aに冷却用送風機5が配置されている。また、第1流路50aと第2流路50bとの間に蒸発器3が配置されている。また、蒸発器3の下流側に、霜落下部54が配置されている。霜落下部54は、略L字形状を有する。また、霜落下部54に、平板状または網目状の部材からなる衝突部材55が配置されている。そして、霜落下部54の下方側に排出部53が配置されている。これにより、霜落下部54において、下方に落下する霜が、直接、排出部53から排出される。また、排出部53の下流側に、霜捕集部56が配置されている。また、霜捕集部56は、第3流路50cに配置されている。また、第2流路50bと、第3流路50cとの境界の開口50dは、誘導用送風機42の大きさに対応する大きさを有する。
[第5実施形態]
次に、図14および図15を参照して、第5実施形態の冷却装置104について説明する。第5実施形態では、冷媒によって霜捕集部66を加熱する。
第5実施形態では、凝縮器2から流出された冷媒により第1捕集部66aと第2捕集部66bとのうちの少なくとも一方が加熱されるように構成されている。ここで、捕集部用配管67が、上記第1実施形態と同様に直管である場合、第2捕集部66bが加熱される。また、捕集部用配管67が、上記第2実施形態と同様に扁平管である場合、第1捕集部66aと第2捕集部66bとの両方が加熱される。なお、捕集部用配管67は、特許請求の範囲の「加熱部」の一例である。
具体的には、第5実施形態では、冷却装置104には、凝縮器2の下流側には、三方弁61が設けられている。そして、冷却時において、電磁弁8が閉状態にされることにより、比較的高温の冷媒が、凝縮器2から、三方弁61を介して、捕集部用配管67に流入される。なお、捕集部用配管67の上流側(膨張弁4g)と三方弁61との間には、逆止弁62が設けられている。また、捕集部用配管67の下流側と三方弁61との間には、逆止弁63が設けられている。
(冷却時の動作)
図14に示すように、冷却時には、電磁弁8が閉状態にされ、三方弁61が切り替えられることにより、凝縮器2から流出した中温(約30℃)かつ高圧の冷媒が、捕集部用配管67に流入される。これにより、霜捕集部66(第1捕集部66aと第2捕集部66b)により捕集された霜が融解されるとともに、排出される。また、霜の融解潜熱によって、捕集部用配管67に流入される中温(約30℃)かつ高圧の冷媒が冷却されるので、冷却時のCOP(成績係数)が向上する。その結果、冷却装置104の省エネルギー化を図ることが可能になる。
(除霜時の動作)
第5実施形態の除霜時の動作は、上記第1実施形態と同様である。つまり、図15に示すように、電磁弁8が開状態にされ、三方弁61が切り替えられることにより、凝縮器2から流出した中温(約30℃)かつ高圧の冷媒が、霜捕集部66(第1捕集部66aと第2捕集部66b)を介さずに、膨張弁4gによって膨張され、膨張された低温の冷媒が、捕集部用配管67に流入される。
(第5実施形態の効果)
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、上記のように、凝縮器2から流出された冷媒により第1捕集部66aと第2捕集部66bとのうちの少なくとも一方を加熱する。これにより、ヒータなどを別途設ける場合と異なり、冷却装置104の構成を簡略化することができる。
また、第5実施形態では、上記のように、冷却装置104は、冷媒の流れに対して凝縮器2の下流側に設けられ、冷却時に、凝縮器2から流出する冷媒を第1捕集部66aと第2捕集部66bとのうちの少なくとも一方側に流通させ、除霜時に、凝縮器2から流出する冷媒を蒸発器3に流通させる三方弁61を備える。これにより、三方弁61を切り替えることにより、冷却時と除霜時とにおいて、容易に冷媒の流れを切り替えることができる。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第5実施形態では、第1捕集部と第2捕集とが、網目状の部材を含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1捕集部と第2捕集とは、網目状の部材以外の部材(たとえば、スリット状の部材)から構成されていてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、第1捕集部の網目の大きさが、第2捕集部の網目の大きさよりも小さい例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2捕集部の網目の大きさは、空気に含まれる水蒸気を十分に凝縮可能な大きさで構成されていればよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、第2捕集部を冷却するための捕集部用配管が、第2捕集部に取り付けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、第2捕集部を冷却するための捕集部用配管を、第2捕集部の近傍に、第2捕集部に対して離間した状態で配置してもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、第2捕集部を冷却するための捕集部用配管に、冷却装置を循環する冷媒が流入される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、冷却装置を循環する冷媒以外の冷却媒体を捕集部用配管に流入させて、第2捕集部を冷却してもよい。
また、上記第3および第4実施形態では、固体の霜が衝突することにより固体の霜を第3流路側に落下させる衝突部材が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、衝突部材を設けなくても、蒸発器から剥離された霜が第3流路側に十分に落下するのであれば、衝突部材を設けなくてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、蒸発器が複数設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、蒸発器が1つのみ設けられていてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態の説明における冷媒などの温度は、一例であり、上記第1〜第5実施形態の説明における温度に限られるものではない。
また、第5実施形態では、凝縮器から流出された冷媒により第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方が加熱される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、凝縮器から流出された冷媒とヒータとの両方によって、第1捕集部と第2捕集部とのうちの少なくとも一方を加熱してもよい。
1 圧縮機
2 凝縮器
3、3a〜3c 蒸発器
4 膨張弁
4a〜4f 膨張弁(冷媒温度調整用膨張弁)
4g 膨張弁
5 冷却用送風機
6a、36a、46a、66a 第1捕集部
6b、36b、46b、66b 第2捕集部
7、37 捕集部用配管
8 電磁弁(捕集部用弁)
13 蒸発器用配管
14 ヒータ(加熱部)
20 流路
20a 下面
23、43、53 排出部
40a、50a 第1流路
40b、50b 第2流路
40c、50c 第3流路
42 誘導用送風機
44、54 霜落下部
45、55 衝突部材
61 三方弁
67 捕集部用配管(加熱部)
100、101、102、103、104 冷却装置
S 伝熱表面

Claims (16)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出された冷媒を凝縮する凝縮器と、
    前記凝縮器により凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、
    冷媒に熱を伝える伝熱表面を含み、前記膨張弁によって膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、
    前記蒸発器の前記伝熱表面に空気を送る冷却用送風機と、
    前記蒸発器に対して前記冷却用送風機の送風方向下流の空気の流路に設けられ、空気に含まれる固体の霜を捕集する第1捕集部と、
    前記第1捕集部とは別個に配置され、空気を冷却することにより空気に含まれる水蒸気を凝縮させて捕集する第2捕集部とを備える、冷却装置。
  2. 前記第2捕集部は、前記第1捕集部に対して空気の流れの下流側に配置されている、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記第1捕集部と前記第2捕集部とのうちの少なくとも一方は、網目状の部材を含む、請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記第1捕集部と前記第2捕集部とは、共に、網目状の部材を含み、
    前記第1捕集部の網目の大きさは、前記第2捕集部の網目の大きさよりも小さい、請求項3に記載の冷却装置。
  5. 前記第2捕集部には、前記第2捕集部を冷却するための冷却媒体が流通する捕集部用配管が設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却装置。
  6. 前記捕集部用配管を流通する前記冷却媒体は、前記凝縮器から流出され前記膨張弁により膨張された冷媒を含む、請求項5に記載の冷却装置。
  7. 前記蒸発器に冷媒を流出入させるための蒸発器用配管をさらに備え、
    前記捕集部用配管には、冷媒の流れに対して前記蒸発器の上流側において前記蒸発器用配管から分岐された冷媒が流入され、前記蒸発器の下流側において前記蒸発器用配管から流出した冷媒が前記蒸発器から流出した冷媒と合流するように構成されており、
    冷媒の流れに対して前記第2捕集部の下流側に設けられ、前記捕集部用配管に流れる冷媒の流量を制御する捕集部用弁をさらに備える、請求項6に記載の冷却装置。
  8. 前記第1捕集部と前記第2捕集部とのうちの少なくとも一方を加熱する加熱部をさらに備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の冷却装置。
  9. 前記加熱部は、前記凝縮器から流出された冷媒により前記第1捕集部と前記第2捕集部とのうちの少なくとも一方を加熱するように構成されている、請求項8に記載の冷却装置。
  10. 冷媒の流れに対して前記凝縮器の下流側に設けられ、冷却時に、前記凝縮器から流出する冷媒を前記第1捕集部と前記第2捕集部とのうちの少なくとも一方側を介して前記蒸発器に流通させ、除霜時に、前記凝縮器から流出する冷媒を、前記第1捕集部と前記第2捕集部とを介さずに、前記蒸発器に流通させる三方弁をさらに備える、請求項9に記載の冷却装置。
  11. 前記蒸発器に対して空気の流れの上流側に配置され、空気が流通する第1流路と、
    前記蒸発器に対して空気の流れの下流側に配置され、冷却対象に冷却風を流すための第2流路と、
    前記第2流路から分岐するように設けられ、前記蒸発器から流出する冷却風の一部を、前記蒸発器に対して空気の流れの上流側に流すための第3流路とをさらに備え、
    前記第1捕集部と前記第2捕集部とは、前記第3流路に配置されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の冷却装置。
  12. 前記冷却風の一部を、前記第1捕集部と前記第2捕集部とに誘導する誘導用送風機をさらに備える、請求項11に記載の冷却装置。
  13. 前記蒸発器に対して空気の流れの下流側に設けられ、重力により固体の霜を前記第3流路側に落下させる霜落下部をさらに備える、請求項11または12に記載の冷却装置。
  14. 前記霜落下部の近傍に設けられ、固体の霜が衝突することにより、固体の霜を前記第3流路側に落下させる衝突部材をさらに備える、請求項13に記載の冷却装置。
  15. 前記第1捕集部と前記第2捕集部とが配置される流路の下面には、前記第1捕集部に捕集された固体の霜と前記第2捕集部に凝縮された水蒸気とを排出するための排出部が設けられており、
    前記下面は、前記第1捕集部と前記第2捕集部とが配置されている部分から、前記排出部に向かって、下方に傾斜するように構成されている、請求項1〜14のいずれか1項に記載の冷却装置。
  16. 前記蒸発器は、複数設けられており、
    前記蒸発器に対して冷媒の流れの上流側と下流側とには、各々、冷媒温度調整用膨張弁が配置されており、
    前記複数の蒸発器のうちの除霜が行われる前記蒸発器には、前記冷媒温度調整用膨張弁が調整されることにより、高温の冷媒が流入され、
    除霜が行われる前記蒸発器以外の前記蒸発器には、前記冷媒温度調整用膨張弁が調整されることにより、低温の冷媒が流入される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の冷却装置。


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