JP2020152261A - 作業車 - Google Patents

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【課題】トリムを用いて収容空間内におけるラジエータの前後の空間を仕切るための構造を簡素化するとともに、トリム装着箇所におけるメンテナンス作業も簡素化しようとするものである。【解決手段】ラジエータ2と、ラジエータ2の吸気面2Aとは反対側の面に隣接する冷却ファンと、吸気面2Aの前面に対向する状態で装着可能な防塵網3と、が共通の収容空間内に収められ、防塵網3の上辺部に、ラジエータ2の上方における収容空間での通気を制限するためのトリム32が取り付けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、外気との熱交換で冷却水の冷却を行うラジエータと、ラジエータの吸気面とは反対側の面に隣接する冷却ファンと、が共通の収容空間内に収められた作業車に関する。
上記のように、外気との熱交換で冷却水の冷却を行うラジエータと、ラジエータの吸気面とは反対側の面に隣接する冷却ファンと、が共通の収容空間内に収められた作業車では、収容空間内におけるラジエータの前後の空間を、通気方向での上手側と下手側に区画する仕切部材が備えられている。この仕切部材の外周部には、仕切部材の周辺と収容空間の内面との間を密に閉塞するためのトリムが装着されている(特許文献1参照)。
特開2010−12998号公報(段落「0016」〜「0018」、図3〜図5参照)
上記の特許文献に示される従来技術によれば、収容空間内におけるラジエータの前後の空間を良好に区画し得る点では有用なものである。
しかしながら、この構造のものでは、トリムを取り付けるための専用の仕切部材を用いなければならない。そして、メンテナンス作業等に際しては、この仕切部材をラジエータの支持部材や防塵網に対して脱着させるための煩雑な作業が必要となり、この点で改善の余地がある。
本発明は、トリムを用いて収容空間内におけるラジエータの前後の空間を仕切るための構造を簡素化するとともに、トリム装着箇所におけるメンテナンス作業も簡素化しようとするものである。
本発明における作業車の特徴は、外気との熱交換で冷却水の冷却を行うラジエータと、前記ラジエータの吸気面とは反対側の面に隣接する冷却ファンと、前記吸気面の前面に対向する状態で装着可能な防塵網と、が共通の収容空間内に収められ、前記防塵網の上辺部に、前記ラジエータの上方における前記収容空間での通気を制限するためのトリムが取り付けられている点である。
本発明によれば、防塵網自体をトリムの取付手段に利用することができるので、トリムを取り付けるための専用の仕切部材を要さず、この点で構造の簡素化を図りやすい。
また、メンテナンス作業の際には、防塵網の取り外しを行うに伴って、必然的にトリムも防塵網とともにラジエータ周辺から取り外された状態となるので、トリムと防塵網を別々に脱着する場合に比べて、メンテナンス作業自体を簡素化し得る。
上記構成において、前記防塵網の上辺部に沿う方向における前記トリムの長さが、前記防塵網の同方向長さと同程度に設定されていると好適である。
本構成によれば、収容空間内部において最も温度が高くなりやすい帯域であるところの、収容空間の上部でトリムを用いることによって、収容空間での通気を確実に制限し易い。
そしてトリムの長さは、防塵網の同方向長さと同程度に設定されているので、防塵網の上辺部における箇所での通気制限構造を、防塵網の脱着操作を妨げることなく、簡単な構造で構成し易い。つまり、トリムの長さが防塵網の上辺部よりも短かいと、防塵網の上辺部のうち、トリムが存在していない箇所を別の遮蔽構造物によって塞ぐ必要があり、その別の遮蔽構造物を脱着する余分な手数を要する。また、トリムの長さが防塵網の上辺部よりも長いと、その長い部分が防塵網の上辺部よりも下方の横側辺部にまで回り込み、防塵網の脱着操作を行う際の邪魔物となる虞があって好ましくない。トリムの長さが防塵網の同方向長さと同程度であることにより、このような不都合を避けやすい。
上記構成において、前記ラジエータの外周部における横外側端部を起立姿勢で支持する固定フレームが備えられ、前記固定フレームに、前記防塵網の横側辺部の上下方向でのスライド移動を案内するガイドレール部が形成されていると好適である。
本構成によれば、ラジエータの外周部における横外側端部を起立姿勢で支持する固定フレームにガイドレール部が形成されているので、ラジエータを支持するための固定フレームが、防塵網の支持と、防塵網を脱着する際の案内手段としても機能する。
上記構成において、前記トリムは、前記防塵網の上辺部に沿う方向に長手方向を沿わせた中空筒状に形成され、上方側から把持可能に構成されていると好適である。
本構成によれば、トリムが、防塵網の上辺部に沿う方向に長手方向を沿わせた中空筒状に形成されているので、防塵網を脱着操作する際の取っ手部材として有効利用し易い。
ユーティリティービークルを示す左側面図である。 ユーティリティービークルを示す平面図である。 運転部及び原動部を示す斜視図である。 ラジエータ部分を示す分解斜視図である。 固定フレーム及び防塵網を示す側面図である。 固定フレーム及び防塵網の一部を示す拡大平面図である。 配管支持具を示す正面図である。 配管支持具を示す断面図である。 別実施形態におけるラジエータ部分を示す正面図である。 別実施形態における配管支持具を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用した作業車の一例であるユーティリティービークルにおいて、走行機体の作業走行時における前進側の進行方向(図1,2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。
〔全体構成〕
図1乃至図3に示すように、左右一対の操向自在なタイヤ車輪で構成された前輪11と、左右一対のタイヤ車輪で構成された後輪12とを、車体フレーム1の前後に振り分けて配置してある。その前輪11と後輪12の間に、前輪11と後輪12を駆動する原動部4と、運転座席5および操縦操作部6を備えた運転部7と、を設けてある。そして、前記車体フレーム1の後部には、荷台8を車体後部に位置する横向きの水平方向軸芯xまわりで上下揺動自在に装備してある。これらの車体フレーム1、前輪11と後輪12、原動部4、運転部7、荷台8、を備えたユティリティビークルによって作業車を構成している。
車体フレーム1は、図2に示す如く、左右一対の角鋼管材を主材として前後に長く延設されたメインフレーム10、それらの左右のメインフレーム10,10上に設けられた座席支持枠50、及び平板状の運転部フロア70などによって構成されている。
〔運転部の構成〕
運転部7においては、左右のメインフレーム10上に運転部フロア70が設けられ、その前部にステアリングホイール60を備えた操縦操作部6が配設され、後部に運転座席5が配設されている。
運転座席5は、着座シート52、及び背当てシート53を備えている。左右のメインフレーム10上に立設された座席支持枠50が備えられている。座席支持枠50の前向き面及び上向き面にわたって遮蔽壁51を備えられている。
そして、遮蔽壁51の上向き面部分の上側に着座シート52が設置され、座席支持枠50の後方側に背当てシート53が固定されている。
図1,図2、および図4に示すように、運転座席5の座席支持枠50の下側空間のうち右横側部近く位置には、ラジエータ2が座席支持枠50の下側空間に潜り込む状態で配置されている。座席支持枠50の下側空間のうち左横側部近く位置には、燃料タンク54が配置されている。そして、ラジエータ2の背面側(機体内方側)に配置したラジエータファン24(冷却ファンに相当する)の吸引作用に伴って、座席支持枠50の下方側から外気が導入できるように構成されている。
〔原動部の構成〕
原動部4は、運転座席5の後方下部に設けられている。原動部4には、水冷式エンジン40と、トランスミッションケース41とを左右に振り分け配置してある。したがって、これらを前後に並べる場合に比べて原動部4の前後長が短縮される。トランスミッションケース41からの出力は、左右の後輪12、および前輪11に伝達されるように構成されている。
原動部4では、水冷式エンジン40がクランク軸軸心を機体左右方向に沿わせた横置き姿勢で左側に位置し、トランスミッションケース41が右側に位置する状態で、左右に並置されている。そして、これらの水冷式エンジン40およびトランスミッションケース41は、平面視で燃料タンク54およびラジエータ2の左右間隔幅内で、その機体後方側に配設されている。
すなわち、図2に示すように、エンジン40およびトランスミッションケース41は、燃料タンク54およびラジエータ2に対して、前後方向でも左右方向でも平面視で位置ずれした状態に配置されていて、原動部4全体の前後方向寸法を短くするように工夫されている。
エンジン40は、エンジン本体40Aの上部前側における各気筒(図示せず)に相当する部位の横側部に隣接して、エキゾーストマニホールド42が備えられている。
このエキゾーストマニホールド42は、エンジン本体40A内の各気筒に繋がる複数の排気路(図示せず)を備えた一つの円筒状の集合管部分42aを備えている。円筒状の集合管部分4aは、筒軸線方向を水平方向に沿わせた横向き姿勢で配置され、エンジン本体40Aの上部に隣接した箇所で、エンジン本体40Aの側部から突出した状態に設けられている。
集合管部分42aには、マフラー44へ向けて排気を導出するための排気用導管43が連設されている。
〔ラジエータ周辺の構造〕
図3乃至図6に示すように、ラジエータ2は、固定フレーム20を介して車体フレーム1上に固定されている。固定フレーム20は、ラジエータ2の外周部のうち、水平方向での両端部に対向する縦フレーム部21と、各端部の縦フレーム部21の下端部同士を連結する下部フレーム部22と、を備えている。
水平方向で前後に離れて位置する各縦フレーム部21,21には、図6に示すように、ラジエータ2、及びラジエータファン24を囲むファンケース25に対してボルト連結可能な連結片部21aと、後述する防塵網3をスライド移行可能に案内するガイドレール部21bと、が備えられている。各縦フレーム部21,21のうち、ラジエータ2の外周面に対向する側の面とは反対側で、かつ前記連結片部21aとガイドレール部21bとの間に相当する箇所には、前後方向の横外側へ向けて突出する遮蔽部材26が装備されている。
遮蔽部材26は、スポンジなどの弾性変形可能な素材で構成されている。この遮蔽部材26が、ラジエータ2の後方側に備えた仕切壁55の前面、及びラジエータ2の前方側に位置する遮蔽壁51の上向き面部分の後面に当て付けられて、ラジエータ2と仕切壁55の間、及びラジエータ2と遮蔽壁51の上向き面部分の間、に存在する隙間を塞ぐように構成されている。
ガイドレール部21bは、図6に示すように、板金製の縦フレーム部21の一部をU字状に屈曲させて形成してある。
このU字状のガイドレール部21bは、連結片部21aをラジエータ2及びファンケース25に対してボルト連結することにより、ラジエータ2に対する取付位置が決められる。この取付位置は、ラジエータ2の吸気面2Aに対向する状態で設けられる防塵網3の外周縁のうち、水平方向で前後に離れて位置する両端部の外周縁部分が入り込むように設定されており、ラジエータ2の吸気面2Aの延長方向に沿って形成されている。
したがって、ガイドレール部21bに防塵網3の前後に離れて位置する両端部を入り込ませた状態として、防塵網3を上下方向でスライド移動させる際の案内を行うことができる。
縦フレーム部21の下端部同士を連結する下部フレーム部22は、側面視でほぼL字状の断面形状を有した板金製のものである。この下部フレーム部22は、上端部にラジエータ2の吸気面2Aに沿う方向で三分割された係止片部分22a,22b,22cが設けられている。
係止片部分22a,22b,22cのうち、中央位置の係止片部分22bは、吸気面2Aの背面側へ向かうように折り曲げられ、両端側の係止片部分22a,22cは、逆に吸気面2Aから横外側へ離れる方向へ向かうように折り曲げられている。これらの中央位置の係止片部分22b、及び両端側の係止片部分22a,22cによって、側面視でV字状となる上拡がりの受け止め部23が構成される。
したがって、ガイドレール部21bに案内させながら防塵網3を上方から下方へ向けて差し込むと、防塵網3の下端が、中央位置の係止片部分22bと両端側の係止片部分22a,22cによって構成される受け止め部23に当接する。この係止片部分22a,22b,22cで受け止められた位置が、防塵網3の下降限界であり、防塵網3が下限位置で位置決めされた状態となる。
〔防塵網〕
防塵網3は、図3及び図5に示すように、ラジエータ2の吸気面2Aに対向する位置に装着可能で、扁平板状の金属製のメッシュ部材により通気可能に構成された網状本体30と、その網状本体30の上部に溶接固定された支持板31と、が備えられている。この支持板31は、網状本体30の上辺部分の全体にわたる水平方向幅を有し、網状本体30の上部を補強する役割も果たしている。
支持板31は、網状本体30の板面に沿う下部面31aと、それよりも少しラジエータ2の吸気面2Aから離れる側へ屈曲された上部面31bと、を備えている。下部面31aが網状本体30に溶接固定され、上部面31bは上端側ほど網状本体30から離れるように傾斜している。この上部面31bに対して、中空筒状のトリム32の嵌め込み部32aが嵌合されている。
図4及び図5に示すように、網状本体30には、支持板31が溶接固定された部位よりも上方側に、支持板31が溶接固定された部位よりも下方側の板面と面一で上方へ延出された上方延出部30aが存在する。この上方延出部30aは、網状本体30の板面に沿う方向において、端部側部分を除く中央部分にのみ存在している。このように中央部分で上方延出部30aが上方へ突出していると、防塵網3をガイドレール部21bに差し込む際に、上方延出部30aを補助的に利用することができる。つまり、トリム32を設けた支持板31の上端部は網状本体30の板面の延長線上から大きく外れているので、トリム32を掴んで押し下げても、その押し下げ力が網状本体30の板面に平行な方向では伝わりにくいが、上方延出部30aを押し下げれば、網状本体30の板面に平行な方向での押し下げ力を伝えることができる。
上記のように、防塵網3の上部にトリム32を取り付けることにより、防塵網3をトリム32の取付部材として活用することができる。
そして、中空筒状のトリム32が防塵網3の上部に取り付けられることにより、このトリム32を、防塵網3の上部を上方側から把持するための把持部として利用することができるので、メンテナンス時にガイドレール部21bに対して防塵網3の挿抜操作を行い易い。
〔配管支持具〕
図3、図7、及び図8に示すように、運転座席5の背当てシート53の背部に、原動部4と運転部7とを区画する隔壁71が設けられている。隔壁71は、背当てシート53を支持する後部壁72と、その後部壁72の背面側に貼り合わせ状態で設けられる遮熱プレート45と、を備えている。
遮熱プレート45は、原動部4側から運転部7側への輻射熱の伝達を遮るためのもので、原動部4と運転座席5の下側の空間とを区画している。
隔壁71のうち、原動部4に面する背面側には、ラジエータ2に対して冷却水を給排するためのウォーターホース27等を支持させる配管支持具33が設けられている。
配管支持具33は、図7及び図8に示すように、棒状部材の下部側をフック状に屈曲させて形成したフック部34aと、棒状部材の上端部をリング状に曲げてボルト挿通可能に形成した孔部34bと、を備えたホースガイドロッド34を備えている。そして、このホースガイドロッド34と、ホースガイドロッド34の孔部34bに挿通可能な連結ボルト35と、で構成された配管支持具33を用いて、ウォーターホース27を隔壁71に固定している。
隔壁71のうち、後部壁72の背部側で、原動部4に面して位置する遮熱プレート45には、鍵穴状の係止孔46が形成されている。係止孔46は、ホースガイドロッド34の孔部34bの存在箇所を挿入可能な丸孔部46aと、ホースガイドロッド34のうち、孔部34bとフック部34aの中間に位置する直杆部34cを挟み込み可能な矩形孔部46bを備えている。
したがって、孔部34bに連結ボルト35を挿通して、後部壁72にボルト連結すると、ホースガイドロッド34の直杆部34cが鍵穴状の係止孔46内に位置して、係止孔46によって両側から挟み込まれた状態となる。これによって、ホースガイドロッド34はウォーターホース27を吊り上げるように支持し、かつ、ウォーターホース27の長さ方向でのずれ動きも規制した状態で支持する。
ウォーターホース27の外周にはカバーシート36が巻き付けてあり、かつ、カバーシート36を抱き込み状態に維持する留め具37が備えられている。配管支持具33のホースガイドロッド34は、カバーシート36ごとウォーターホース27を支持するように、カバーシート36の外側から抱き込んでいる。
〔他の実施形態の1〕
上記の実施形態では、ラジエータ2の左右方向における端部では、トリム32を設けずに、縦フレーム部21の横外側に、スポンジなどの遮蔽部材26を直接的に装着した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限られるものではない。例えば図9に示すように、縦フレーム部21の横外側に、適宜形状の板状充填材28を設けて、その板状充填材28の横外側に、別のトリム38を設けるようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔他の実施形態の2〕
上記の実施形態では、防塵網3として、網状本体30の上部に別の支持板31を溶接固定し、その支持板31にトリム32を装着した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限られるものではない。例えば、支持板31を用いずに、網状本体30の上部に、直接トリム32を装着するようにしてもよい。この場合、網状本体30の全体が平板状のものであっても良いし、支持板31を用いた場合のように、上部をラジエータ2から離れる側へ屈曲させた構造のものであっても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔他の実施形態の3〕
上記の実施形態では、運転座席5の下側空間に設けたラジエータ2の吸気面2Aに対して設けた防塵網3を対象としてトリム32を設けた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限られるものではない。例えば、トリム32を取り付ける対象の防塵網3としては、例えば機体前部のボンネット内に設けられたラジエータ2の吸気面2Aに対して設けたものであっても良いことは勿論である。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔他の実施形態の4〕
上記の実施形態では、配管支持具33として、一箇所のフック部34aや一箇所の孔部34bを備えたホースガイドロッド34を用いた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限られるものではない。例えば、図10に示すように、一本の棒状部材に、複数箇所のフック部34aや複数箇所の孔部34bを備えたホースガイドロッド34を用いたものであってもよい。
この場合、遮熱プレート45に設ける係止孔46としては、鍵穴状のものではなく、単なる丸孔状の丸孔部46aを、ホースガイドロッド34の孔部34bに対応させて複数箇所設ければ良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
本発明は、ユーティリティービークルに限られるものではなく、芝刈り機や運搬車、あるいは農作業機などの、各種の作業車に適用可能である。
1 車体フレーム
2 ラジエータ
2A 吸気面
3 防塵網
20 固定フレーム
21b ガイドレール部
24 冷却ファン
32 トリム

Claims (4)

  1. 外気との熱交換で冷却水の冷却を行うラジエータと、
    前記ラジエータの吸気面とは反対側の面に隣接する冷却ファンと、
    前記吸気面の前面に対向する状態で装着可能な防塵網と、が共通の収容空間内に収められ、
    前記防塵網の上辺部に、前記ラジエータの上方における前記収容空間での通気を制限するためのトリムが取り付けられている作業車。
  2. 前記防塵網の上辺部に沿う方向における前記トリムの長さが、前記防塵網の同方向長さと同程度に設定されている請求項1記載の作業車。
  3. 前記ラジエータの外周部における横外側端部を起立姿勢で支持する固定フレームが備えられ、
    前記固定フレームに、前記防塵網の横側辺部の上下方向でのスライド移動を案内するガイドレール部が形成されている請求項1又は2記載の作業車。
  4. 前記トリムは、前記防塵網の上辺部に沿う方向に長手方向を沿わせた中空筒状に形成され、上方側から把持可能に構成されている請求項1〜3のいずれか一項記載の作業車。
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