JP2020152122A - 車両情報表示装置、車両情報表示装置の制御方法、車両情報表示装置の制御プログラム - Google Patents
車両情報表示装置、車両情報表示装置の制御方法、車両情報表示装置の制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができるようにする。【解決手段】瞬間燃費又は瞬間電費を表示する車両情報表示装置1において、瞬間燃費又は瞬間電費を表示する表示部3と、表示部3の表示を制御する制御部4とを備える。制御部4は、瞬間燃費又は瞬間電費を表示部3で表示し、燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費又は瞬間電費の表示を切り替える。【選択図】図5
Description
本発明は、車両情報表示装置、車両情報表示装置の制御方法、車両情報表示装置の制御プログラムに関し、特に瞬間燃費、瞬間電費の表示に適用することができる。
従来、車両では、エコドライブを図る観点より、瞬間燃費を表示する構成が提供されている。
図1は、この瞬間燃費の表示例を示す図である。図1(A)は、例えばセグメント表示の画像表示パネルを使用した文字表示による表示例であり、瞬間燃費の表示であることを示す表示(Inst.)に続いて、瞬間燃費値の表示(40.0km/L)が設けられる。
また図1(B)は、アナログメータ形式による表示例であり、円弧形状により瞬間燃費値の指標(0、5、10、……)が配置され、指針Kにより瞬間燃費値を指し示すように形成される。
また図1(C)は、バーグラフ表示による表示例であり、直線状に指標(0、20、40)が配置され、この指標に沿って配置されたバーグラフBの長さを変化させて、このバーグラフの右端部で瞬間燃費値を指し示すように形成される。なおこの表示では、左端上部に現在時刻(16:10)が表示され、右端上部に車内温度(25℃)が表示される。
図1は、この瞬間燃費の表示例を示す図である。図1(A)は、例えばセグメント表示の画像表示パネルを使用した文字表示による表示例であり、瞬間燃費の表示であることを示す表示(Inst.)に続いて、瞬間燃費値の表示(40.0km/L)が設けられる。
また図1(B)は、アナログメータ形式による表示例であり、円弧形状により瞬間燃費値の指標(0、5、10、……)が配置され、指針Kにより瞬間燃費値を指し示すように形成される。
また図1(C)は、バーグラフ表示による表示例であり、直線状に指標(0、20、40)が配置され、この指標に沿って配置されたバーグラフBの長さを変化させて、このバーグラフの右端部で瞬間燃費値を指し示すように形成される。なおこの表示では、左端上部に現在時刻(16:10)が表示され、右端上部に車内温度(25℃)が表示される。
この表示の制御に供するコントローラにおいては、燃料供給量から求められる燃費によりこれらの表示を形成する。また例えば下り坂で燃料の供給が停止している場合(以下、燃料カット時と呼ぶ)、燃料供給時に想定される燃費値の上限値により、又はいわゆるレンジオーバーの表示により瞬間燃費値を表示する。
これにより文字表示による表示(図1(A))においては、燃料供給時に想定される燃費値の上限値が40.0km/Lである場合、燃料カット時、40.0km/Lの上限値により瞬間燃費値を表示し、又は99.9km/L、−−.−km/Lによるレンジオーバーの表示により瞬間燃費を表示する。またアナログメータ形式による表示(図1(B))、バーグラフ表示による表示(図1(C))では、燃料カット時、上限値の指標を指し示すように瞬時燃費値を表示する。
これにより文字表示による表示(図1(A))においては、燃料供給時に想定される燃費値の上限値が40.0km/Lである場合、燃料カット時、40.0km/Lの上限値により瞬間燃費値を表示し、又は99.9km/L、−−.−km/Lによるレンジオーバーの表示により瞬間燃費を表示する。またアナログメータ形式による表示(図1(B))、バーグラフ表示による表示(図1(C))では、燃料カット時、上限値の指標を指し示すように瞬時燃費値を表示する。
図2は、このような瞬間燃費の表示に係る処理手順を示すフローチャートである。この場合、この表示の制御に供するコントローラにおいては、燃料が供給されている場合には、この供給燃料量から求められる瞬間燃費値を表示する(SP1−SP2−SP3−SP5)。また燃料カット時、燃料供給時に想定される燃費の上限値により、又はいわゆるレンジオーバーの表示により瞬間燃費を表示する(SP1−SP2−SP4−SP5)。
特許文献1には、このような車両における駆動状態の表示に関する工夫が提案されている。
ところで燃料カットの状態では燃料を消費していないことにより、瞬間燃費値は∞km/Lとなるものの、従来の瞬間燃費の表示においては、上限値又はレンジオーバーにより瞬間燃費値が表示されることになる。これにより従来の瞬時燃費の表示では、燃料カット時、燃費に関する車両の状態を正しく把握できない問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる車両情報表示装置、車両情報表示装置の制御方法、車両情報表示装置の制御プログラムを提案することを目的とする。
係る課題を解決するため、請求項1の発明は、
瞬間燃費又は瞬間電費を表示する車両情報表示装置において、
前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を表示する表示部と、
前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
瞬間燃費又は瞬間電費を表示する車両情報表示装置において、
前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を表示する表示部と、
前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
請求項1の構成によれば、燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費又は瞬間電費の表示を切り替えることにより、燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを正しく把握することができ、これにより燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、
前記制御部は、
文字表示により、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記文字表示による前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す文字表示に切替えることにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
前記制御部は、
文字表示により、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記文字表示による前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す文字表示に切替えることにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
請求項2の構成によれば、文字表示により瞬間燃費又は瞬間電費を表示する構成において、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
請求項3の発明は、請求項1の構成において、
前記制御部は、
指針により瞬間燃費値又は前記瞬間電費値を指し示すようにアナログメータ形式による表示により前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記アナログメータ形式による表示の指標の上限値側に、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、当該領域を指し示すように前記指針を表示することにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は瞬間電費の表示を切り替える。
前記制御部は、
指針により瞬間燃費値又は前記瞬間電費値を指し示すようにアナログメータ形式による表示により前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記アナログメータ形式による表示の指標の上限値側に、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、当該領域を指し示すように前記指針を表示することにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は瞬間電費の表示を切り替える。
請求項3の構成によれば、アナログメータ形式により瞬間燃費又は瞬間電費を表示する構成において、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
請求項4の発明は、請求項1の構成において、
前記制御部は、
バーグラフ表示により、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記バーグラフ表示の上限値側に、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、当該領域を指し示すように前記バーグラフを表示することにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
前記制御部は、
バーグラフ表示により、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記バーグラフ表示の上限値側に、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、当該領域を指し示すように前記バーグラフを表示することにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
請求項4の構成によれば、バーグラフ表示により瞬間燃費又は瞬間電費を表示する構成において、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
請求項5の発明は、瞬間燃費又は瞬間電費を表示する車両情報表示装置の制御方法において、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える。
請求項5の構成によれば、燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費又は瞬間電費の表示を切り替えることにより、燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを正しく把握することができ、これにより燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
請求項6の発明は、演算処理回路における実行により所定の処理手順を実行させる車両情報表示装置の制御プログラムにおいて、
前記処理手順は、
瞬間燃費又は瞬間電費を表示する表示ステップと、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える表示切替ステップとを備える。
前記処理手順は、
瞬間燃費又は瞬間電費を表示する表示ステップと、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える表示切替ステップとを備える。
請求項6の構成によれば、燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費又は瞬間電費の表示を切り替えることにより、燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを正しく把握することができ、これにより燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
本発明によれば、燃料カット時又は電力カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
〔第1実施形態〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る車両情報表示装置1を示すブロック図である。
この車両情報表示装置1は、車両のメータパネルで種々の車両情報を表示する表示装置であり、車両全体の動作を制御する車両側コントローラ2から表示に必要な車両情報を取得する。
ここでこの車両側コントローラ2から取得する車両情報は、車速、エンジン回転数、瞬時燃費値、燃料残量、水温、走行モード等の情報である。
図3は、本発明の第1実施形態に係る車両情報表示装置1を示すブロック図である。
この車両情報表示装置1は、車両のメータパネルで種々の車両情報を表示する表示装置であり、車両全体の動作を制御する車両側コントローラ2から表示に必要な車両情報を取得する。
ここでこの車両側コントローラ2から取得する車両情報は、車速、エンジン回転数、瞬時燃費値、燃料残量、水温、走行モード等の情報である。
車両情報表示装置1は、車両用表示部3、メータ制御部4を備える。
ここで車両用表示部3は、車両側コントローラ2から取得した車両情報を表示する画像表示パネルであり、この実施形態では、メータパネルにより構成される。なおメータパネルに代えて、種々の画像表示パネルを広く適用することができ、例えばドライバーが携帯して車両に持ち込んだ情報携帯端末を利用するようにしてもよい。また直視型に限らず、投射型を適用するようにしてもよい。
画像表示パネルは、DMD(Digital Mirror Device)、液晶表示パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル等、種々の構成を広く適用することができる。
ここで車両用表示部3は、車両側コントローラ2から取得した車両情報を表示する画像表示パネルであり、この実施形態では、メータパネルにより構成される。なおメータパネルに代えて、種々の画像表示パネルを広く適用することができ、例えばドライバーが携帯して車両に持ち込んだ情報携帯端末を利用するようにしてもよい。また直視型に限らず、投射型を適用するようにしてもよい。
画像表示パネルは、DMD(Digital Mirror Device)、液晶表示パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル等、種々の構成を広く適用することができる。
図4は、車両用表示部3の構成を示す平面図である。車両用表示部3は、ドライバーの正面の左側に、指針Kにより走行速度を示すアナログメータ形式の速度計C1が設けられる。またドライバーの正面の右側に、指針Kによりエンジンの回転速度を示すアナログメータ形式の回転計C2が設けられる。
なお走行速度、エンジン回転速度の表示にあっては、アナログメータ形式に限らず、棒グラフ形式により走行速度等を表示する場合、さらには数字の表示により走行速度等を表示する場合等、種々の表示形式を広く適用することができる。
なお走行速度、エンジン回転速度の表示にあっては、アナログメータ形式に限らず、棒グラフ形式により走行速度等を表示する場合、さらには数字の表示により走行速度等を表示する場合等、種々の表示形式を広く適用することができる。
また車両用表示部3は、速度計C1及び回転計C2の間に、メッセージ、マークを表示する領域C3が設けられ、この領域C3で各種の警告等を表示する。
車両用表示部3は、この領域C3に、瞬間燃費を表示する瞬間燃費表示領域A1が設けられ、この瞬間燃費表示領域A1において、文字表示により瞬間燃費が表示される。
なおこの文字表示に供する瞬間燃費表示領域A1に代えて、例えば速度計C1の左側に円形形状による瞬間燃費表示領域A2を設け、アナログメータ形式による表示により瞬間燃費を表示するようにしてもよい。
またこの領域C3に、矩形形状により瞬間燃費表示領域A3を設け、バーグラフ表示により瞬間燃費を表示するようにしてもよい。
車両用表示部3は、この領域C3に、瞬間燃費を表示する瞬間燃費表示領域A1が設けられ、この瞬間燃費表示領域A1において、文字表示により瞬間燃費が表示される。
なおこの文字表示に供する瞬間燃費表示領域A1に代えて、例えば速度計C1の左側に円形形状による瞬間燃費表示領域A2を設け、アナログメータ形式による表示により瞬間燃費を表示するようにしてもよい。
またこの領域C3に、矩形形状により瞬間燃費表示領域A3を設け、バーグラフ表示により瞬間燃費を表示するようにしてもよい。
図5は、この瞬間燃費表示領域A1、A2、A3における瞬間燃費の表示を示す平面図である。
文字表示に供する瞬間燃費表示領域A1においては、燃料カット時を除いて、瞬間燃費の表示であることを示す表示(Inst.)に続いて、瞬間燃費値の表示(40.0km/L)が設けられ、これにより文字表示により瞬間燃費が表示される(図5(A1))。
これに対して燃料カット時、瞬間燃費の表示であることを示す表示(Inst.)に続いて、燃料の供給を停止した状態であることを示す文字表示(F−CUT km/L)が設けられる(図5(A2))。
これによりこの車両情報表示装置1では、文字表示により瞬間燃費を表示するようにして、この文字表示による瞬間燃費の表示を、燃料の供給を停止した状態であることを示す文字表示に切替えることにより、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える。
このようにして、燃料カット時、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える場合にあっては、従来のように、燃料カット時、上限値又はレンジオーバーにより瞬間燃費値を表示する場合に比して、格段的に、燃料カット時における燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。これによりドライバーに対して正確な瞬間燃料消費量を提供することが可能になり、積極的な燃料カット状態の利用を図り、燃料消費の少ない走行を図ることができる
文字表示に供する瞬間燃費表示領域A1においては、燃料カット時を除いて、瞬間燃費の表示であることを示す表示(Inst.)に続いて、瞬間燃費値の表示(40.0km/L)が設けられ、これにより文字表示により瞬間燃費が表示される(図5(A1))。
これに対して燃料カット時、瞬間燃費の表示であることを示す表示(Inst.)に続いて、燃料の供給を停止した状態であることを示す文字表示(F−CUT km/L)が設けられる(図5(A2))。
これによりこの車両情報表示装置1では、文字表示により瞬間燃費を表示するようにして、この文字表示による瞬間燃費の表示を、燃料の供給を停止した状態であることを示す文字表示に切替えることにより、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える。
このようにして、燃料カット時、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える場合にあっては、従来のように、燃料カット時、上限値又はレンジオーバーにより瞬間燃費値を表示する場合に比して、格段的に、燃料カット時における燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。これによりドライバーに対して正確な瞬間燃料消費量を提供することが可能になり、積極的な燃料カット状態の利用を図り、燃料消費の少ない走行を図ることができる
なお図2(B)との対比により図5(B)により示すように、アナログメータ形式による表示により瞬間燃費を表示する場合、このアナログメータ形式による表示の指標の上限値側に、燃料の供給を停止した状態であることを示す領域AR1を表示するようにして、燃料カット時、この領域AR1を指し示すように指針Kを表示することにより、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える。
また図2(C)との対比により図5(C)に示すように、バーグラフ表示により、瞬間燃費を表示する場合、このバーグラフ表示の上限値側に、燃料の供給を停止した状態であることを示す領域AR1を表示するようにして、燃料カット時、この領域AR1を指し示すようにバーグラフBを表示することにより、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える。
なお瞬間燃費の表示、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示への切り替えにあっては、これらの例に限らず、種々の構成を広く適用することができる。
なお瞬間燃費の表示、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示への切り替えにあっては、これらの例に限らず、種々の構成を広く適用することができる。
メータ制御部4は、内蔵の演算処理回路による制御プログラムの実行により、瞬間燃費を表示する表示部である車両用表示部3の表示を制御する制御部である。メータ制御部4は、車両からの電源の供給開始により動作を開始し、図示しないメモリに記録された画像データにより車両用表示部3の表示を制御し、これにより図4について上述した、速度計C1、回転計C2、瞬間燃費等を表示する。
この瞬間燃費の表示において、メータ制御部4は、車両側コントローラ2から通知される瞬間燃費値を判定することにより、燃料カット状態か否か判定し、燃料カット状態で無い場合、車両側コントローラ2から通知された瞬間燃費値により瞬間燃費を表示する。
これに対して、燃料カット状態であると判定される場合、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える。
なおこの燃料カットの判定にあっては、車両側コントローラ2から燃料カット状態であることを示すステータスの通知を受け付けて実行するようにしてもよく、さらにはい車両側コントローラ2から瞬間燃料消費量の通知を受け付けるようにして、この瞬間燃料消費量の判定により実行するようにしてもよい。
また瞬間燃費にあっては、車両側コントローラ2から瞬間燃料消費量、車速の通知を受け付けるようにして、メータ制御部4側で計算により求めるようにしてもよい。
これに対して、燃料カット状態であると判定される場合、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替える。
なおこの燃料カットの判定にあっては、車両側コントローラ2から燃料カット状態であることを示すステータスの通知を受け付けて実行するようにしてもよく、さらにはい車両側コントローラ2から瞬間燃料消費量の通知を受け付けるようにして、この瞬間燃料消費量の判定により実行するようにしてもよい。
また瞬間燃費にあっては、車両側コントローラ2から瞬間燃料消費量、車速の通知を受け付けるようにして、メータ制御部4側で計算により求めるようにしてもよい。
図6は、この瞬間燃費の表示に係るメータ制御部4による処理手順を示すフローチャートである。
メータ制御部4は、燃料が供給されている場合には、この供給燃料量による瞬間燃費値を表示する(SP11−SP12−SP13−SP15)。また燃料カット時、この瞬間燃費の表示を、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に切り替える(SP11−SP12−SP14−SP15)。
メータ制御部4は、燃料が供給されている場合には、この供給燃料量による瞬間燃費値を表示する(SP11−SP12−SP13−SP15)。また燃料カット時、この瞬間燃費の表示を、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に切り替える(SP11−SP12−SP14−SP15)。
以上の構成によれば、燃料カット時、燃料の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間燃費の表示を切り替えることにより、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
また文字表示により瞬間燃費を表示するようにして、燃料の供給を停止した状態であることを示す文字表示に切替えることにより、文字表示による瞬間燃費の表示において、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
またアナログメータ形式による瞬間燃費の表示において、指標の上限値側に、燃料の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、当該領域を指し示すように指針を表示することにより、アナログメータ形式による瞬間燃費の表示において、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
またバーグラフ表示による瞬間燃費の表示において、バーグラフ表示の上限値側に、燃料の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、この領域を指し示すようにバーグラフを表示することにより、バーグラフ表示により瞬間燃費を表示する構成において、燃料カット時においても、燃費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
〔第2実施形態〕
この実施形態では、車両情報表示装置は、いわゆる電気自動車の車両情報表示装置に適用して、瞬間電費を表示する。
ここで瞬間燃費は、エンジンによる車両における瞬間燃費に対応する車両情報であり、たとえば1KWの電力により走行可能な走行距離により表される。この瞬間電費にあっても、瞬間燃費と同様に、下り坂等で電力の供給を停止する場合(電力カット時)に、電費に関する車両の状態を正しく把握することが困難になる。
この実施形態では、車両情報表示装置は、いわゆる電気自動車の車両情報表示装置に適用して、瞬間電費を表示する。
ここで瞬間燃費は、エンジンによる車両における瞬間燃費に対応する車両情報であり、たとえば1KWの電力により走行可能な走行距離により表される。この瞬間電費にあっても、瞬間燃費と同様に、下り坂等で電力の供給を停止する場合(電力カット時)に、電費に関する車両の状態を正しく把握することが困難になる。
これによりこの実施形態においては、第1実施形態について上述したと同様に、瞬間電費を表示するようにして、電力カット時、電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間電費の表示を切り替える。
電気自動車において、瞬間電費を表示する場合にあっても、電力カット時、電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、瞬間電費の表示を切り替えることにより、電力カット時、電費に関する車両の状態を正しく把握することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態では、メータパネルで車両情報を表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、後付けのメータにより車両情報を表示する場合、ドライバーの携帯する携帯情報端末により車両情報を表示する場合等に広く適用することができる。
1 車両情報表示装置
2 車両側コントローラ
3 車両表表示部
4 メータ制御部
2 車両側コントローラ
3 車両表表示部
4 メータ制御部
Claims (6)
- 瞬間燃費又は瞬間電費を表示する車両情報表示装置において、
前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を表示する表示部と、
前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える
車両情報表示装置。 - 前記制御部は、
文字表示により、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記文字表示による前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す文字表示に切替えることにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える
請求項1に記載の車両情報表示装置。 - 前記制御部は、
指針により前記瞬間燃費値又は前記瞬間電費値を指し示すようにアナログメータ形式による表示により前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記アナログメータ形式による表示の指標の上限値側に、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、当該領域を指し示すように前記指針を表示することにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える
請求項1に記載の車両情報表示装置。 - 前記制御部は、
バーグラフ表示により、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費を前記表示部で表示し、
前記バーグラフ表示の上限値側に、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す領域を表示し、当該領域を指し示すように前記バーグラフを表示することにより、
燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える
請求項1に記載の車両情報表示装置。 - 瞬間燃費又は瞬間電費を表示する車両情報表示装置の制御方法において、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える
車両情報表示装置の制御方法。 - 演算処理回路における実行により所定の処理手順を実行させる車両情報表示装置の制御プログラムにおいて、
前記処理手順は、
瞬間燃費又は瞬間電費を表示する表示ステップと、
燃料カット時又は電力カット時、燃料又は電力の供給を停止した状態であることを示す表示に、前記瞬間燃費又は前記瞬間電費の表示を切り替える表示切替ステップとを備える
車両情報表示装置の制御プログラム
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