JP2020152102A - 樹脂部材、及びそれを用いた振動溶着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】振動溶着法に用いた場合、振動溶着用突起部による溶着ひけの発生を抑制するとともに、樹脂部材の溶着強度を高めることができる樹脂部材、及びそれを用いた振動溶着方法の提供。【解決手段】表面上に形成された複数の振動溶着用突起部2を備えた第1の樹脂部材1、振動溶着用突起部2を介して、第1の樹脂部材1に溶着することができる第2の樹脂部材を含む樹脂部材であって、振動溶着用突起部2は、アーモンドを長軸方向に沿って二等分した半アーモンド形状を有し、振動溶着用突起部2において、上部から見た縦断面は、楕円形の形状を有し、側面から見た縦断面は、円弧状になっている樹脂部材。【選択図】図1
Description
本発明は、自動車外装部材として好適に使用することができる振動溶着用突起部を備えた樹脂部材、及びそれを用いた振動溶着方法に関する。
自動車外装部材、例えば、スポイラーは、デザイン性が重視され、一般的には、複数の射出成形部材を接合することで作製されている。接合方法としては、接着剤等のように溶剤が不要で組付けサイクルが短いことから、振動溶着法が主に用いられている。振動溶着法では、突起部(溶着用リブ)を備えた部材を、接合する他方の部材に対して所定の圧力で押し付けた状態で、何れかの部材を振動させることで、何れかの部材に当接した溶着用リブが摩擦力で溶融して両方の部材が固着する。
従来、二つの樹脂部材を溶着させる場合、二つの樹脂部材の一方又は両方に、ライン状の溶着用リブを形成して、該溶着用リブを溶融させることで、二つの部材を溶着させていた(特許文献1及び2)。また、特許文献3には、第1部材及び第2部材を含む樹脂成形部材において、第1部材に柱状の溶着突起を形成し、第1部材及び第2部材を振動溶着にて固着させることが提案されている。
しかしながら、特許文献1及び2に記載のライン状の溶着用突起部を振動溶着に用いると、具体的にはライン状の突起部を備えた第1部材を第2部材に対して所定の圧力で押し付けた状態で、第1部材又は第2部材を振動させることで、第2部材に当接したライン状の突起部が摩擦力で溶融して第1部材と第2部材が固着した場合、第2部材の表面に筋状の押圧痕、溶着ひけが発生するという問題があった。溶着ひけは、第2部材の厚みが薄い場合に特に顕著になる。特許文献3に記載の柱状の溶着突起の場合は、溶着ひけの問題はある程度改善されるものの、依然として溶着ひけの発生を抑制することが不十分であり、溶着強度も低いという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するため、振動溶着法に用いた場合、振動溶着用突起部による溶着ひけの発生を抑制するとともに、樹脂部材間の溶着強度を高めることができる樹脂部材、及びそれを用いた振動溶着方法を提供する。
本発明は、1以上の実施形態において、表面上に形成された複数の振動溶着用突起部を備えた第1の樹脂部材、及び前記振動溶着用突起部を介して、第1の樹脂部材に溶着することができる第2の樹脂部材を含む樹脂部材であって、前記振動溶着用突起部は、アーモンドを長軸方向に沿って二等分した半アーモンド形状を有し、前記振動溶着用突起部において、上部から見た縦断面は、楕円形の形状を有し、側面から見た縦断面は、円弧状になっていることを特徴とする樹脂部材に関する。
前記振動溶着用突起部において、上部から見た縦断面は、長軸方向の両端部に角を有し尖っている略楕円形の形状を有することが好ましい。前記振動溶着用突起部において、横断面は、頂点が丸みを帯びている略三角形の形状を有することが好ましい。前記振動溶着用突起部において、長径は短径の1.5〜8.0倍であることが好ましい。また、前記振動溶着用突起部において、長径は高さの1.5〜8.0倍であることが好ましい。
前記振動溶着用突起部において、長径は5.0〜30mmであり、短径は0.5〜5.0mmであり、高さは0.5〜5.0mmであることが好ましい。前記振動溶着用突起部において、高さは短径より小さいことが好ましい。前記振動溶着用突起部において、側面からみた縦断面の曲率半径は3.0〜30mmであることが好ましい。
前記振動溶着用突起部は、第1の樹脂部材の表面上の平坦部に直接形成されていることが好ましい。
前記振動溶着用突起部は、長軸方向が第1の樹脂部材の長手方向に沿うように配置されており、第1の樹脂部材の長手方向において、隣接する二つの振動溶着用突起部間の距離は、振動溶着用突起部の長径の0.2〜1.5倍であることが好ましい。前記振動溶着用突起部は、長軸方向が第1の樹脂部材の長手方向に沿うように配置されており、第1の樹脂部材の幅方向において、隣接する二つの振動溶着用突起部の距離は、振動溶着用突起部の長径の0.5〜3.0倍であることが好ましい。
第2の樹脂部材は、厚みが1.5〜3.5mmであることが好ましい。
本発明の1以上の実施形態において、第1の樹脂部材が自動車外装部材のインナー部材を構成し、第2の樹脂部材が自動車外装部材のアウター部材を構成してもよい。前記自動車外装部材はスポイラーであってもよい。
本発明は、1以上の実施形態において、前記の樹脂部材を用いた振動溶着方法であって、振動溶着用突起部の長軸方向に沿って振動するように第1の樹脂部材もしくは第2の樹脂部材を振動させることを特徴とする振動溶着方法に関する。
本発明によれば、振動溶着法に用いた場合、振動溶着用突起部による溶着ひけの発生を抑制するとともに、樹脂部材間の溶着強度を高めることができる樹脂部材を提供することができる。本発明は、また、振動溶着用突起部による溶着ひけの発生を抑制するとともに、樹脂部材間の溶着強度を高めることができる樹脂部材を提供することができる振動溶着方法を提供することができる。
発明者らは、上述した課題を解決するため、鋭意検討した。その結果、振動溶着用突起部(溶着用リブとも称される。)の形状を、アーモンドを長軸方向に沿って二等分した半アーモンド形状にすることで、振動溶着方法を用い、振動溶着用突起部を備えた第1の樹脂部材を、溶融した振動溶着用突起部にて第2の樹脂部材に固着した場合に、第2の樹脂部材の表面における溶着ひけの発生を抑制できるとともに、樹脂部材の溶着強度を高め得ることを見出した。
以下、図面等に基づいて、本発明の実施の形態を具体的に説明するが、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の1以上の実施形態における第1の樹脂部材を示す部分図であり、(a)は斜視図であり、(b)は上部から見た上面図(平面視)であり、(c)横断面図であり、(e)は側面から見た縦断面図である。(d)は、(c)の横断面図における振動溶着用突起部の拡大図である。
図1(a)に示されているように、第1の樹脂部材1の表面上には、アーモンドを長軸方向に沿って二等分した半アーモンド形状を有する振動溶着用突起部2が形成されている。振動溶着用突起部2は、第1の樹脂部材1の表面から突出して、アーモンドを長軸方向に沿って二等分した半アーモンド形状を示している。振動溶着用突起部を上部から見た縦断面は、楕円形であり、好ましくは、図1(b)に示されているように、長軸方向の両端部に角を有し尖っている略楕円形の形状を有する。図1(e)に示されているように、振動溶着用突起部2を側面から見た縦断面は、円弧状になっている。第1の樹脂部材1において、振動溶着用突起部2が形成された表面が、第2の樹脂部材(図示なし)との接合面となる。振動溶着用突起部2が上述した形状を有することで、振動溶着方法を用い、振動溶着用突起部2を備えた第1の樹脂部材1を、溶融した振動溶着用突起部2にて第2の樹脂部材に固着した場合に、第2の樹脂部材の表面(非接合面)における溶着ひけの発生が抑制されるとともに、樹脂部材の溶着強度が高められる。図1(c)及び(d)に示されているように、振動溶着用突起部2の横断面は、略三角形であることが好ましい。略三角形とは、振動溶着用突起部2の横断面の頂点が丸みを帯びていることを意味する。また、第1の樹脂部材の表面から突出した二つの辺を斜辺とした場合、片斜辺、又は、両斜辺が外側に膨らんでいてもよい。
振動溶着用突起部2において、長径Lyは短径Lxの1.5〜8.0倍であることが好ましい。本明細書において、振動溶着用突起部の長径とは、第1の樹脂部材の表面上における振動溶着用突起部の底面(楕円形)の長径を意味し、振動溶着用突起部の短径とは、第1の樹脂部材の表面上における振動溶着用突起部の底面(楕円形)の短径を意味する。具体的には、振動溶着用突起部の長径及び短径は、それぞれ、振動溶着用突起部2を上部から見た縦断面(楕円形)の長径及び短径で示すことができる。振動溶着用突起部2が半アーモンド形状を有するとともに、振動溶着用突起部2の長径Lyと短径Lxが上述した範囲を満たすことで、振動溶着方法において、第1の樹脂部材もしくは第2の樹脂部材を振動溶着用突起部の長軸方向に沿うように振動させることで、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材の溶着強度をより効果的に高められるとともに、第2の樹脂部材の表面上に溶着ひけが発生することをより効果的に抑制することができる。溶着強度をより高める観点から、振動溶着用突起部2において、長径Lyは短径Lxの2.0倍以上であることがより好ましく、3.0倍以上であることがさらに好ましく、4.0倍以上であることが特に好ましい。溶着ひけの発生を抑制する効果をより高める観点から、振動溶着用突起部2において、長径Lyは短径Lxの7.0倍以下であることがより好ましく、6.0倍以下であることがさらに好ましい。
振動溶着用突起部2において、長径Lyは高さLzの1.5〜8.0倍であることが好ましい。本明細書において、振動溶着用突起部の高さとは、振動溶着用突起部の頂点から振動溶着用突起部の底面までの垂直距離を意味する。具体的には、振動溶着用突起部の横断面(略三角形)の高さで示すことができる。振動溶着用突起部2の長径Lyと高さLzが上述した範囲を満たすことで、第2の樹脂部材の表面上に溶着ひけが発生することをより効果的に抑制することができるとともに、振動溶着の効率が高まる。振動溶着の効率をより高める観点から、振動溶着用突起部2において、長径Lyは高さLzの2.0倍以上であることがより好ましく、3.0倍以上であることがさらに好ましく、4.0倍以上であることが特に好ましい。溶着ひけの発生を抑制する効果をより高める観点から、振動溶着用突起部2において、長径Lyは高さLzの7.0倍以下であることがより好ましく、6.0倍以下であることがさらに好ましい。
振動溶着用突起部2において、長径、短径及び高さは、特に限定されず、樹脂部品の大きさ等に応じて適宜決めることができる。振動溶着の効率を高める観点から、振動溶着用突起部2において、長径は5.0〜30mmであり、短径は0.5〜5.0mmであり、高さは0.5〜5.0mmであることが好ましく、より好ましくは、長径は8〜20mmであり、短径は0.8〜4.0mmであり、高さは0.7〜3.5mmであり、さらに好ましくは、長径は10〜17mmであり、短径は1.2〜3.5mmであり、高さは1.0〜3.0mmである。
振動溶着用突起部2において、特に限定されないが、振動溶着の効率及び溶着強度を高める観点から、高さLzは短径Lxより小さいことが好ましく、より好ましくは、高さLzは短径Lxの0.5〜0.95倍であり、0.6〜0.9倍であることがさらに好ましい。
振動溶着用突起部2において、特に限定されないが、振動溶着の効率を高めること及び第2の樹脂部材の表面上に溶着ひけが発生することをより効果的に抑制する観点から、側面からみた縦断面(円弧)の曲率半径は3.0〜30mmであることが好ましく、5.0〜20mmであることがより好ましく、8.0〜15mmであることがさらに好ましい。
振動溶着用突起部2において、特に限定されないが、振動溶着の効率を高めること及び第2の樹脂部材の表面上に溶着ひけが発生することをより効果的に抑制する観点から、横断面の略三角形において、底辺の両端の二つの角度α及びβは、40〜80°であることが好ましく、50〜70°であることがより好ましい。なお、α及びβは、同じ値であってもよく、異なる値であってもよい。
振動溶着用突起部2において、特に限定されないが、金型に溶着リブを形成させる為の加工効率を高めること及び第2の樹脂部材の表面上に溶着ひけが発生することをより効果的に抑制する観点から、横断面の略三角形において、三角形の頂点にはフィレット等の丸みを帯びさせる事が望ましく、フィレットの曲率半径Rは、0.1〜1.0mmであることが好ましく、0.2〜0.5mmであることがより好ましい。なお、フィレットは、各溶着リブで同じ値であってもよく、異なる値であってもよい。
図2は、本発明の1以上の実施形態の第1の樹脂部材における振動溶着用突起部2の配置を示す模式的平面図である。図2に示されているように、振動溶着用突起部2は、第1の樹脂部材1の表面上に、略全体に亘って複数形成されている。溶着強度をより高め、溶着ひけが発生することをより効果的に抑制する観点から、振動溶着用突起部2は、長軸方向が第1の樹脂部材の長手方向に沿うように配置されていることが好ましい。第1の樹脂部材の長手方向及び幅方向のそれぞれにおいて、隣接する二つの振動溶着用突起部2間の距離は、同じでもよく、異なっていてもよい。溶着強度をより高め、溶着ひけが発生することをより効果的に抑制する観点から、第1の樹脂部材の長手方向における隣接する二つの振動溶着用突起部2間の距離Laは、振動溶着用突起部2の長径の0.2〜1.5倍であることが好ましく、より好ましくは0.5〜1.0倍である。また、第1の樹脂部材の幅方向における隣接する振動溶着用突起部2の距離Lbは、振動溶着用突起部2の長径の0.5〜3.0倍であることが好ましく、より好ましくは0.8〜1.5倍である。
第1の樹脂部材1は、用途等に応じて、形状や大きさ(長手方向及び幅方向の寸法や厚み等)を適宜決めればよい。第1の樹脂部材1は、例えば、平板状であってもよく、部分的に湾曲部や突出部(振動溶着用突起部を除く。)を有してもよい。溶着強度をより高め、溶着ひけが発生することをより効果的に抑制する観点から、振動溶着用突起部2は、第1の樹脂部材1の表面上の平坦部に直接形成されていることが好ましい。
第2の樹脂部材は、複数の振動溶着用突起部2を介して、第1の樹脂部材に溶着することができればよく、その形状や大きさは特に限定されない。例えば、第2の樹脂部材は、長手方向及び幅方向において、少なくとも第1の樹脂部材の接合面上に形成された複数の振動溶着用突起部を覆うような寸法を有すればよく、長手方向及び幅方向において、第1の樹脂部材と同様の大きさを有してもよい。軽量性の観点から、第2の樹脂部材の厚みは、3.5mm以下であることが好ましく、3.0mm以下であることがより好ましい。溶着ひけの防止及び溶着強度の観点から、第2の樹脂部材の厚みは、0.5mm以上であることが好ましく、1.0mm以上であることがより好ましく、1.5mm以上であることがさらに好ましい。
第1の樹脂部材(振動溶着用突起部を含む。)及び第2の樹脂部材は、振動溶着で接合することができる熱可塑性樹脂で構成することができる。前記熱可塑性樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の汎用熱可塑性樹脂、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、シクロオレフィンポリマー(COP)等のエンジニアリング樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリテトラフルオロエチレン、熱可塑性ポリイミド、ポリアリレート(PAR)、ポリサルホン(PSU)、ポリエーテルサルホン(PES)、液晶ポリマー(LCP)、熱可塑性ポリイミド(PI)等のスーパーエンジニアリング樹脂等を挙げることができる。
前記熱可塑性樹脂として、ポリマーアロイを用いても良い。ポリマーアロイとしては、例えば、ポリフェニレンエーテル(PPE)系アロイ、PA系アロイ、PC系アロイ、PBT系アロイ、ABSとポリオレフィンのアロイ等が挙げられる。PC系アロイとしては、例えば、ポリカーボネートとABSのアロイ、ポリカーボネートと熱可塑性ポリエステルとのアロイ、ポリカーボネートとポリプロピレンとのアロイ等が挙げられる。
上述した熱可塑性樹脂は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組みあわせて用いてもよい。
中でも、前記樹脂部材が自動車用外装部材である場合、耐熱性の観点から、樹脂部材を構成する熱可塑性樹脂としては、耐熱ABS樹脂、ポリカーボネートとABSのアロイ(PC/ABS)、ポリカーボネートとポリエチレンテレフタレートのアロイ(PC/PET)を用いることが好ましく、PC/PETを用いることがより好ましい。
前記樹脂部材は、目的や用途等に応じて、繊維状フィラー、板状フィラー、難燃剤、耐UV剤、安定剤、離型剤、顔料、軟化剤、可塑剤、界面活性剤等の添加剤を含んでいてもよい。
前記樹脂部材は、例えば、従来使用されている射出成形やプレス成形等により上述した熱可塑性樹脂や添加剤を含む熱可塑性樹脂組成物を成形することで作製することができる。
本発明の1以上の実施形態において、第1の樹脂部材が自動車外装部材のインナー部材を構成し、第2の樹脂部材が自動車外装部材のアウター部材を構成してもよい。自動車外装部材は、特に限定されず、例えば、スポイラー、リアガーニッシュ、ドアミラーカバー、ランプハウジング等が挙げられる。
本発明の1以上の実施形態において、振動溶着用突起部を備えた第1の樹脂部材を、振動溶着用突起部の先端が第2の樹脂部材に当接するように、第2の樹脂部材に対して所定の圧力で押し付けた状態で、第1の樹脂部材もしくは第2の樹脂部材が振動溶着用突起部の長軸方向に沿って振動するように、振動溶着用装置で振動を加えると、振動溶着用突起部が第2の樹脂部材と摩擦することで振動溶着用突起部が溶融して第1の樹脂部材と第2の樹脂部材が固着して一体化される。前記において、振動溶着の条件は特に限定されないが、通常の条件で行うことができる。振動溶着は、例えば、振幅0.1〜1.5mm、周波数10〜100Hz、圧力10〜30KN、溶接時間0.5〜3.0秒の条件下で行ってもよく、振幅0.5〜2.0mm、周波数210〜260Hz、圧力1〜20KN、溶接時間0.5〜2.0秒の条件下で行ってもよい。
本発明の1以上の実施形態において、振動溶着用突起部が上述した形状や寸法等を有することで、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材が振動溶着法で接合した場合、溶着強度が高いとともに、アウター部材となる第2の樹脂部材の非接合面に溶着ひけが発生することが抑制される。
以下、本発明を実施例に基づいてより具体的に説明する。なお、本発明は、下記の実施例に限定されない。
(実施例1)
<第1の樹脂部材>
PC/PETアロイ(株式会社カネカ製「HYPERITE JP−1010」、PC/PETアロイ100質量部に対してフィラー7質量部を添加したグレード)を射出成形して、図1及び図2に示す第1の樹脂部材を得た。図1は、図2において、点線で囲まれている部分の部分図である。
振動溶着用突起部2を上部から見ると、長軸方向の両端に尖った角を有する略楕円形をしている。振動溶着用突起部2において、長径Lyは11.45mm、短径Lxは2.078mm、高さLzは1.80mmであった。振動溶着用突起部2において、側面からみた縦断面(楕円形)の曲率半径は10.401mmであり、横断面の略三角形における底辺の両端の二つの角度α及びβは、いずれも、64.74°であり、頂点のフィレット曲率半径Rは0.3mmであった。
第1の樹脂部材1の長さは120mm、幅は60mm、厚みは2.0mmであった。
第1の樹脂部材1の接合面上において、振動溶着用突起部2は、その長軸方向が第1の樹脂部材1の長手方向に沿うようにして、3行配置されていた。第1行目及び第3行目において、隣接する二つの振動溶着用突起部2間の長手方向の距離Laは6.64mmであり、第2行において、隣接する二つの振動溶着用突起部2間の長手方向の距離Laは10.64mmであった。幅方向において、隣接する二つの振動溶着用突起部2間の距離は16.92mmであった。第1行目の振動溶着用突起部2と第1の樹脂部材1の端部までの幅方向の距離及び第3行目の振動溶着用突起部2と第1の樹脂部材1の端部までの幅方向の距離Lnは、いずれも、9.96mmであった。振動溶着用突起部2と第1の樹脂部材1の端部までの長手方向の距離Lm1、Lm2及びLm3は、それぞれ、10.45mm、8.2mm、10.2mmであった。
<第2の樹脂部材>
第1の樹脂部材の作製に用いた熱可塑性樹脂組成物と同様の熱可塑性樹脂組成物を射出成形して、長さが120mm、幅が60mm、厚みが3.0mmの成形体を得た。
<振動溶着>
得られた第1の樹脂部材及び第2の樹脂部材、振動溶着機(日本エマソン株式会社 ブランソン事業部製、Mシリーズ)を用いて接合した。接合は、加圧力4.5MPa、周波数200Hz、振幅1.5mm、溶接時間1.0秒の条件下で行った。
<第1の樹脂部材>
PC/PETアロイ(株式会社カネカ製「HYPERITE JP−1010」、PC/PETアロイ100質量部に対してフィラー7質量部を添加したグレード)を射出成形して、図1及び図2に示す第1の樹脂部材を得た。図1は、図2において、点線で囲まれている部分の部分図である。
振動溶着用突起部2を上部から見ると、長軸方向の両端に尖った角を有する略楕円形をしている。振動溶着用突起部2において、長径Lyは11.45mm、短径Lxは2.078mm、高さLzは1.80mmであった。振動溶着用突起部2において、側面からみた縦断面(楕円形)の曲率半径は10.401mmであり、横断面の略三角形における底辺の両端の二つの角度α及びβは、いずれも、64.74°であり、頂点のフィレット曲率半径Rは0.3mmであった。
第1の樹脂部材1の長さは120mm、幅は60mm、厚みは2.0mmであった。
第1の樹脂部材1の接合面上において、振動溶着用突起部2は、その長軸方向が第1の樹脂部材1の長手方向に沿うようにして、3行配置されていた。第1行目及び第3行目において、隣接する二つの振動溶着用突起部2間の長手方向の距離Laは6.64mmであり、第2行において、隣接する二つの振動溶着用突起部2間の長手方向の距離Laは10.64mmであった。幅方向において、隣接する二つの振動溶着用突起部2間の距離は16.92mmであった。第1行目の振動溶着用突起部2と第1の樹脂部材1の端部までの幅方向の距離及び第3行目の振動溶着用突起部2と第1の樹脂部材1の端部までの幅方向の距離Lnは、いずれも、9.96mmであった。振動溶着用突起部2と第1の樹脂部材1の端部までの長手方向の距離Lm1、Lm2及びLm3は、それぞれ、10.45mm、8.2mm、10.2mmであった。
<第2の樹脂部材>
第1の樹脂部材の作製に用いた熱可塑性樹脂組成物と同様の熱可塑性樹脂組成物を射出成形して、長さが120mm、幅が60mm、厚みが3.0mmの成形体を得た。
<振動溶着>
得られた第1の樹脂部材及び第2の樹脂部材、振動溶着機(日本エマソン株式会社 ブランソン事業部製、Mシリーズ)を用いて接合した。接合は、加圧力4.5MPa、周波数200Hz、振幅1.5mm、溶接時間1.0秒の条件下で行った。
(実施例2〜3)
第2の樹脂部材の厚みを表1に示す値になるようにした以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
第2の樹脂部材の厚みを表1に示す値になるようにした以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例1)
振動溶着用突起部12の形状を図3に示すライン状にし、振動溶着用突起部12を、図3(c)に示す配置になるように第1の樹脂部材11の接合面上に形成した以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
振動溶着用突起部12の形状を図3に示すライン状にし、振動溶着用突起部12を、図3(c)に示す配置になるように第1の樹脂部材11の接合面上に形成した以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例2〜3)
第2の樹脂部材の厚みを表1に示す値になるようにした以外は、比較例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
第2の樹脂部材の厚みを表1に示す値になるようにした以外は、比較例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例4)
振動溶着用突起部22の形状を図4に示すドット状にし、振動溶着用突起部22を、図4(d)に示す配置になるように第1の樹脂部材21の接合面上に形成した以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
振動溶着用突起部22の形状を図4に示すドット状にし、振動溶着用突起部22を、図4(d)に示す配置になるように第1の樹脂部材21の接合面上に形成した以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例5〜6)
第2の樹脂部材の厚みを表1に示す値になるようにした以外は、比較例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
第2の樹脂部材の厚みを表1に示す値になるようにした以外は、比較例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(実施例4)
PC/PETアロイ(株式会社カネカ製「HYPERITE JP−F3151」、PC/PETアロイ100質量部に対してフィラー15質量部添加したグレード)を用いた以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
PC/PETアロイ(株式会社カネカ製「HYPERITE JP−F3151」、PC/PETアロイ100質量部に対してフィラー15質量部添加したグレード)を用いた以外は、実施例1と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(実施例5〜6)
第2の樹脂部材の厚みを表2に示す値になるようにした以外は、実施例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
第2の樹脂部材の厚みを表2に示す値になるようにした以外は、実施例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例7)
振動溶着用突起部12の形状を図3に示すライン状にし、振動溶着用突起部12を、図3(c)に示す配置になるように第1の樹脂部材11の接合面上に形成した以外は、実施例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
振動溶着用突起部12の形状を図3に示すライン状にし、振動溶着用突起部12を、図3(c)に示す配置になるように第1の樹脂部材11の接合面上に形成した以外は、実施例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例8〜9)
第2の樹脂部材の厚みを表2に示す値になるようにした以外は、比較例7と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
第2の樹脂部材の厚みを表2に示す値になるようにした以外は、比較例7と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例10)
振動溶着用突起部22の形状を図4に示すドット状にし、振動溶着用突起部22を、図4(d)に示す配置になるように第1の樹脂部材21の接合面上に形成した以外は、実施例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
振動溶着用突起部22の形状を図4に示すドット状にし、振動溶着用突起部22を、図4(d)に示す配置になるように第1の樹脂部材21の接合面上に形成した以外は、実施例4と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
(比較例11〜12)
第2の樹脂部材の厚みを表2に示す値になるようにした以外は、比較例10と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
第2の樹脂部材の厚みを表2に示す値になるようにした以外は、比較例10と同様にして、第1の樹脂部材、第2の樹脂部材、及びそれらの接合体を得た。
実施例及び比較例の接合体において、溶着ひけを下記のように評価し、その結果を下記表1及び2に示した。また、実施例及び比較例の接合体において、溶着強度を評価するために下記のように曲げ試験を行い、その結果を下記表1及び2に示した。
(溶着ひけ)
表面粗さ測定器(小阪研究所製、触針式表面粗さ測定器 FE-3FK)を用いて、溶着リブ直上部に生じる凸状の溶着ヒケ部分の高さを測定し、溶着ひけを評価した。
表面粗さ測定器(小阪研究所製、触針式表面粗さ測定器 FE-3FK)を用いて、溶着リブ直上部に生じる凸状の溶着ヒケ部分の高さを測定し、溶着ひけを評価した。
(曲げ試験)
ASTM D790に規定の曲げ試験用の曲げ治具を用いて、温度23℃、相対湿度50%の環境下で、曲げ試験を実施した。支点間距離は、80mmで、3点曲げ試験を行い、振動溶着用突起部の接合が外れた際のストロークと荷重値を比較した。曲げ試験装置は、島津製作所製オートグラフ AG−2000Dを用いた。
ASTM D790に規定の曲げ試験用の曲げ治具を用いて、温度23℃、相対湿度50%の環境下で、曲げ試験を実施した。支点間距離は、80mmで、3点曲げ試験を行い、振動溶着用突起部の接合が外れた際のストロークと荷重値を比較した。曲げ試験装置は、島津製作所製オートグラフ AG−2000Dを用いた。
実施例1〜3と比較例1〜3の対比、及び、実施例4〜6と比較例7〜9の対比から分かるように、第1の樹脂部材が半アーモンド形状の振動溶着用突起部を有する場合、従来のライン状の振動溶着用突起部に比べて、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材の溶着強度が高かった。特に、第2の樹脂部材の厚みが薄いほど、第1の樹脂部材が半アーモンド形状の振動溶着用突起部の方が接合体の溶着強度を高める効果が顕著であった。また、実施例1〜3と比較例4〜6の対比、及び、実施例4〜6と比較例10〜12の対比から分かるように、第1の樹脂部材が半アーモンド形状の振動溶着用突起部を有する場合、従来のドット状の振動溶着用突起部に比べて、第2の樹脂部材の非接合面に溶着ひけが発生することが抑制され、外観が良好であった。特に、第1の樹脂部材が半アーモンド形状の振動溶着用突起部を有する場合、第2の樹脂部材の厚みが薄くても、効果的に溶着ひけが発生することを抑制され、外観が良好であった。
1、11、21 第1の樹脂部材
2、12、22 振動溶着用突起部
2、12、22 振動溶着用突起部
Claims (15)
- 表面上に形成された複数の振動溶着用突起部を備えた第1の樹脂部材、及び前記振動溶着用突起部を介して、第1の樹脂部材に溶着することができる第2の樹脂部材を含む樹脂部材であって、
前記振動溶着用突起部は、アーモンドを長軸方向に沿って二等分した半アーモンド形状を有し、
前記振動溶着用突起部において、上部から見た縦断面は、楕円形の形状を有し、側面から見た縦断面は、円弧状になっていることを特徴とする樹脂部材。 - 前記振動溶着用突起部において、上部から見た縦断面は、長軸方向の両端部に角を有し尖っている略楕円形の形状を有する請求項1に記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部において、横断面は、頂点が丸みを帯びている略三角形の形状を有する請求項1又は2に記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部において、長径は短径の1.5〜8.0倍である請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部において、長径は高さの1.5〜8.0倍である請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部において、長径は5.0〜30mmであり、短径は0.5〜5.0mmであり、高さは0.5〜5.0mmである請求項1〜5のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部において、高さは短径より小さい請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部において、側面からみた縦断面の曲率半径は3.0〜30mmである請求項1〜7のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部は、第1の樹脂部材の表面上の平坦部に直接形成されている請求項1〜8のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部は、長軸方向が第1の樹脂部材の長手方向に沿うように配置されており、第1の樹脂部材の長手方向において、隣接する二つの振動溶着用突起部間の距離は、振動溶着用突起部の長径の0.2〜1.5倍である請求項1〜9のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記振動溶着用突起部は、長軸方向が第1の樹脂部材の長手方向に沿うように配置されており、第1の樹脂部材の幅方向において、隣接する二つの振動溶着用突起部の距離は、振動溶着用突起部の長径の0.5〜3.0倍である請求項1〜10のいずれかに記載の樹脂部材。
- 第2の樹脂部材は、厚みが1.5〜3.5mmである請求項1〜11のいずれかに記載の樹脂部材。
- 第1の樹脂部材が自動車外装部材のインナー部材を構成し、第2の樹脂部材が自動車外装部材のアウター部材を構成する請求項1〜12のいずれかに記載の樹脂部材。
- 前記自動車外装部材はスポイラーである請求項13に記載の樹脂部材。
- 請求項1〜14のいずれかに記載の樹脂部材を用いた振動溶着方法であって、
振動溶着用突起部の長軸方向に沿って振動するように第1の樹脂部材もしくは第2の樹脂部材を振動させることを特徴とする振動溶着方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048599 | 2019-03-15 | ||
JP2019048599 | 2019-03-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020152102A true JP2020152102A (ja) | 2020-09-24 |
Family
ID=72557370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020024552A Pending JP2020152102A (ja) | 2019-03-15 | 2020-02-17 | 樹脂部材、及びそれを用いた振動溶着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020152102A (ja) |
-
2020
- 2020-02-17 JP JP2020024552A patent/JP2020152102A/ja active Pending
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