JP2020151724A - 生産設備管理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】開示の技術は、金型の使用状況や金型の場所などを、簡便に把握できるようにすることで、資産価値のある金型を適切に管理できる技術を提供することを目的とする。【解決手段】開示の技術は、金型に取り付けられ、前記金型のショット数をカウントするショットカウンタを特定するショットカウンタのID又は金型のIDのイメージと前記ショット数を表示するカウンタのイメージとが含まれる画像を撮像する手順と、前記画像が撮像されたときの前記携帯端末の位置と時刻とを取得する手順と、前記画像から得られた前記IDのイメージと前記カウンタのイメージとから、前記IDと前記ショット数とを認識する手順と、認識された、前記ID及び前記ショット数、並びに前記位置及び前記時刻を含む前記金型の状況に関する情報を金型の管理装置に伝達する手順と、を前記金型の管理装置に通信可能に無線接続された携帯端末に実行させる携帯端末プログラムを提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、生産設備管理システム及びプログラムに関する。
金型とは、製品を量産するために作られる金属製の型である。金型には、金属材料を打ち抜いたり曲げたりするプレス金型、圧力を加え材料を変形させる鍛造型、高温で溶かした鉄やプラスチックを流し込んで冷やし固めて成形する鋳造型などがある。
これらの金型は、同じ形状の製品や同じ部品を作るのに適している。また、金型自体が精密に作られて、長期間の使用にも耐えるため、金型を使って製造された製品の精度は非常に高い。
また、このように精密な金型を作るには、高度な技術と熟練が必要であり、金型自体が高価であり、資産としての管理を十分行うことが必要である。
なお、金型自体の寿命は比較的長いが、徐々に摩耗してゆくため、使用回数には限界が存在し、金型の寿命がある。なお、定期的なメンテナンスを施すことにより、金型の寿命を延ばすことができるので、金型の状態を定期的に点検することが重要である。
また、国内外を含め、金型の所有者が、生産拠点に金型を貸し与えて、製品の生産を委託することも行われている。このような場合には、委託先が適切に金型を使用しているかを把握することも重要である。
金型の使用回数をショット回数と呼ぶ。金型を貸し与えた委託先においては、金型の管理が十分に行なえないことがあり、ショット回数と、製造された製品の個数が異なるようなことが発生することもある。このような場合には、委託先による金型の不正使用が行われている可能性を示唆するものである。
また、金型は、使用していないときには、所定の保管場所に保存することとなる。工場によっては、金型の個数が多い場合もある。また、古い金型を保存している場合もある。このような場合には、金型の管理が十分に行えず、金型の不正貸し出しが行われたり、誤って金型を廃棄してしまったり、金型自体の保管場所が分からなくなってしまったりすることも発生する。
従来技術としては、金型自体にデータを保持させることにより、金型の管理を行う技術が存在する。
また、金型にRFIDタグを取り付けて、金型の管理を行う技術も存在する。
特開平2−299726号公報 特開2003−164928号公報
開示の技術は、金型の使用状況や金型の場所などを、簡便に把握できるようにすることで、資産価値のある金型を適切に管理できる技術を提供することを目的とする。
開示の技術は、金型の管理装置に通信可能に無線接続された携帯端末に実行させる携帯端末プログラムであって、前記金型に取り付けられ、前記金型のショット数をカウントするショットカウンタを特定するショットカウンタのID又は金型のIDのイメージと前記ショット数を表示するカウンタのイメージとが含まれる画像を撮像する手順と、前記画像が撮像されたときの前記携帯端末の位置と時刻とを取得する手順と、前記画像から得られた前記IDのイメージと前記カウンタのイメージとから、前記IDと前記ショット数とを認識する手順と、認識された、前記ID及び前記ショット数、並びに前記位置及び前記時刻を含む前記金型の状況に関する情報を前記管理装置に伝達する手順と、を前記携帯端末に実行させる携帯端末プログラムを提供する。
他の開示の技術は、複数の金型の各々に取り付けられた各ショットカウンタの各画像を撮像する携帯端末から得られた、各金型の状況に関する情報であって、各ショットカウンタ又は各金型のID及びショット数、並びに前記各画像が撮像された時の前記携帯端末の位置及び時刻を含む、各金型の状況に関する情報を前記携帯端末から収集する手順と、取得された前記状況に関する情報を用いて、前記各金型の状況に異常を検出する手順と、前記異常を報知する手順と、を管理装置に実行させる管理装置プログラムを提供する。
また、他の開示の技術は、携帯端末プログラムを前記携帯端末に配信する手順と、管理装置プログラムを、管理装置にインストールする手順と、を含む、金型管理システムを製造する方法を提供する。
開示の技術によれば、金型の使用状況や金型の場所などを、簡便に把握できるようになり、資産価値のある金型を適切に管理できる技術を提供することができる。
一実施形態の構成を示す図である。 ショットカウンタの動作を示す図である。 携帯端末を用いて、ショットカウンタを撮像している図である。 携帯端末と、管理装置との接続を示す図である。 携帯端末を用いて、金型の情報を表示させる例を示した図である。 携帯端末を用いて、金型の情報を表示させる別の例を示した図である。 管理装置に格納されている金型の情報の一例を示す図である。 金型の情報を管理装置に伝達するフローを示す。 携帯端末によって、金型の情報を検索するフローを示す。 管理装置による金型の情報収集を行うフローを示す。 管理装置によって収集された金型の情報の異常を検知するフローを示す。 携帯端末及び管理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、開示の技術を説明する。
図1は、一実施形態の構成を示す図である。通常、金型は固定部120と可動部110との二つに分かれる。駆動力Fにより可動部110が固定部120に接近して、両者が密着することによって、密着された内部で、金型の有する凹凸112によって目的の製品が形成される。図1においては、可動部110にショットカウンタ130が固定されている。なお、凹凸112は、固定部120にも存在する(不図示)。固定の手法は、固定穴131及び固定穴134に固定ピンを貫通させることで固定されている。固定ピンは、ショットカウンタ130が取り外せないようになっている。
固定部120には、ショットブロック140が設置される。ショットブロック140にも、固定穴141及び固定穴144がある。固定ピンを用いることで、ショットブロック140と固定部120が結合される。なお、金型の形状によっては、ショットブロックの代用となる部分が固定部120自体に存在する場合がある。この場合には、ショットブロック140を設置する必要はない。
ショットカウンタ130には、カウントピン136が存在する。可動部110が移動することによって、カウントピンがショットブロック140に当接する。可動部110が更に固定部120に近づくと、カウントピン136がショットカウンタ130内に押し込まれるようになっている。カウントピン136が押し込まれた際に、カウンタ132がカウントアップする。ショットカウンタ130のメカニズムは、繰り返し往復移動を繰り返す可動部の機械的な振動に耐えうるように設計されている。カウンタ132は、可動部が1回往復移動するごとに1だけカウントアップするようになっている。可動部の1回の往復移動を1ショットと呼び、カウンタのカウント数をショット数とも呼ぶ。
また、ショットカウンタ130には、ショットカウンタ130に固有に割り当てられたシリアルナンバー133が刻印されている。シリアルナンバー133は、ショットカウンタ130毎にユニークに割り当てられる。したがって、シリアルナンバー133によって、ショットカウンタ130が特定できると共に、ショットカウンタ130が設置された金型の可動部110及び固定部120のセットが特定できる。
なお、可動部110と固定部120とのペアで構成される金型には、通常、金型固有の金型番号が別途設定されている。この金型番号は、金型に刻印されていたり、金型番号を付したプレートが強固に金型に接着されていたりする。この金型番号も金型を特定し、管理するために利用される。
金型にショットカウンタ130が取り付けられていれば、ショットカウンタのシリアルナンバー133と金型番号とは、1対1に対応することとなる。ショットカウンタのシリアルナンバー133と金型番号とを紐づける対応表を持つことによって、金型番号及びショットカウンタのシリアルナンバー133のいずれであっても、金型を特定することができる。
ショットカウンタのシリアルナンバー133は、ショットカウンタIDの一例である。
図2は、ショットカウンタ130の動作を示す図である。図2(a)では、カウントピン136が突出している状態である。図2(b)では、駆動力Fにより可動部110が固定部120に接近して、両者が密着するため、カウントピン136が押し込まれた状態となる。この時にカウンタの値132a「0000256」が、カウンタの値132b「0000257」にカウントアップされる。このカウントアップ値「1」は1ショットであることを示す。
図3は、携帯端末200を用いて、ショットカウンタ130を撮像している図である。携帯端末には、撮像されたショットカウンタ130xが表示されており、ショットカウンタ130xのカウンタ132x及びシリアルナンバー133xが撮像されている。なお、カウンタ132x及びシリアルナンバー133xが1つの画像に撮像されることが望ましい。なぜなら、カウンタ132xの画像とシリアルナンバー133xとが、異なる画像によって取得される場合には、携帯端末200の不正な操作によって、異なるショットカウンタのカウンタ132xの画像とがシリアルナンバー133xの画像とがペアリングされるように撮像を行うことも可能となる。なお、異なるショットカウンタのカウンタ132xの画像とシリアルナンバー133xの画像とが異なる画像とならざるを得ない場合には、両者の画像の撮像時刻の間隔があまりにも長い場合には、それ察知するなどの対策を施せばよい。或いは、二つの画像が撮像されている様子の動画を不定期に取得するなどして、不正が行われていないかを、目視チェックするか、AIを利用して監視するなどの方法も採用することが望ましい。動画を撮像する指示は、携帯端末によってランダムに行われてもよいし、携帯端末からのデータを収集する管理装置の指示によって行われてもよい。
また、シリアルナンバー133の代わりに、金型番号(不図示)の画像を撮像するようにしてもよい。なお、金型番号は、ショットカウンタ130とは離れた位置に存在する場合があるため、上述した複数の画像を撮像した場合の対処が必要となる場合がある。
なお、携帯端末200には、カウンタ132xの画像とシリアルナンバー133xの画像とから、文字認識の技術を用いて、カウント値とシリアルナンバーとを認識する機能が装備されている。文字認識技術においては、利用されるショットカウンタ130の機種に応じて最適化された文字認識が行えるよう、AIを用いた学習済みの認識モデルを用いることが望ましい。学習は、携帯端末200から得られた画像を管理装置にて収集して、学習させるようにしてもよい。
図4は金型管理システムであり、携帯端末200と、管理装置300との接続を示す図である。携帯端末は、種々の無線技術を用いて管理装置300と通信を行うことができる。また、携帯端末200は、GPS及びその他の位置取得手段を用いて、携帯端末200の位置を取得することができる。画像が撮像されたときに取得された位置は、金型の位置の情報として用いることができる。また、画像が撮像されたときに取得された時刻は、金型の画像を撮像して得られた金型の状況を示す情報の取得された時刻として用いることができる。
図5は、携帯端末200を用いて、金型の情報を表示させる例を示した図である。金型の数が増えてゆくと、使用したい金型の保管位置などの金型の情報を確認するのにも多くの労力と時間がかかることがある。
図5は、検索機能を利用して、金型の保管位置や、金型の状況を表示させる画面の例である。図5(a)は、検索用の画面である。検索には、金型により作成される製品名、金型番号の一部、ショットカウンタ130のシリアル番号の一部、部品名などが利用できるようにすることが望ましい。図5(a)では、検索文字として、製品名である「子供用スプーン」が入力されている。
図5(b)は、その検索結果である。検索により、4つの金型が検索結果として出力されている。検索結果が多ければ、検索結果をスクロール表示できるようにしてもよい。操作者は、検索結果から、表示タッチパネル操作して、目的の金型の欄をタッチするなどして、金型を指定できるようにすることが望ましい。図5(b)では、No1の「子供用スプーン先」の金型が、操作者により選択される。
図5(c)は、No1の「子供用スプーン先」の金型の情報が表示されている。操作者は、金型の存在場所(金型の位置)を知るためには、「保管位置」或いは「装着マシン」の欄を調べればよい。この例の場合には、金型は、A棟第7機のマシンに装着されており、保管位置には存在しないことが分かる。また、ショット数を参照することによって、金型の状態がメンテナンス時期に来ているか、金型の寿命の時期が近いかなどが分かる。或いは、そのような情報を、放置するようにしてもよい。金型ID或いはショットカウンタIDの項目を確認することによって、探し当てた金型が、確かに目的の金型であるか否かを確認できる。
このようにして、携帯端末200を利用して、金型の使用する現場において、適切な金型を探すことや、金型の状態を確認することが容易に行える。
なお、表示される情報は、携帯端末200内にあるデータベースに格納されていてもよいし、管理装置300内にあるデータベースに問い合わせるようにしてもよい。
図6は、携帯端末200を用いて、金型の情報を表示させる別の例を示した図である。図6(a)は、携帯端末200を用いて、金型のショットカウンタ130を撮像した様子を示している。携帯端末は、撮像された画像から、ショットカウンタ130のシリアルナンバー133を認識する。認識されたシリアルナンバー133をキーにして、金型が検索される。図6(b)は、検索結果を示した図である。撮像されたショットカウンタ130が装着された金型の金型名、金型ID、保管位置、装着マシンが表示されている。表示される情報は、これらに限られるものではない。
金型が、装着マシンに設置されていない場合には、装着マシンの欄は、空欄となることが望ましい。なお、金型をマシンに装着するときに、携帯端末200を用いて、操作者が装着マシンのプレートなどを撮像して装着マシンを携帯端末200に識別させるか、操作者が装着するマシンを入力して、金型と装着マシンを紐づけるようにすることが望ましいい。また、金型を装着マシンから取り外す場合は、取り外した旨を、携帯端末から操作者が入力するようにすることが望ましい。
例えば、使用している金型による部品の製造が一段落し、金型を保管位置に戻すときには、まず操作者は、ショットカウンタ130を携帯端末200で撮像する。携帯端末200は、認識されたシリアルナンバーを基に、図6(b)の情報を表示する。操作者は、金型の保管位置に基づいて、金型を保管位置に戻すと共に、金型を保管位置に戻した旨を携帯端末200に入力する。携帯端末200には、金型を保管位置に戻したことを入力するためのタッチボタンが表示されるようにしてもよい(不図示)。
なお、定時に携帯端末200でショットカウンタ130を撮像して、ショット数を管理装置300に送信する必要がある場合には、認識されたカウント値が自動的に、シリアルナンバー133と共に管理装置300に送信されるようにしてもよい。
図7は、管理装置300に格納されている、金型の情報の一例を示す図である。管理装置300に格納された金型の情報は管理装置300の表示画面に表示される。図7に示す表には、異常情報の欄が設けられている。例えば、No2の金型は、「現場所」と「登録場所」の相違が明らかになったため、「場所相違」が表示されており、金型が本来の場所にないことが報知されている。そして、アクション欄には、場所相違となっている理由確認のために既に電話をかけており、回答待ちの状態であることが分かる。
また、No3の金型は、異常情報としてショット数減が格納されており、これは、ショット数の時間的推移が減少していることを示している。通常、ショット数は、時間と共に減少することはない。ショット数が減少していることは、計測ミスが発生しているか、何らかの不正行為が発生していることを推認させる。このため、ショット数減の報知がなされている。特に委託先に貸し出された金型の場合には、生産予定数量よりも多くの商品を金型により製造し、余剰の製品を製造してしまうなどの不正が行われていることを発見できる場合がある。アクション欄には、検査員が派遣される予定が格納されている。
また、No4の金型では、定期的にショット数を管理装置に送信し報告することが義務付けられているにもかかわらず、その報告が行われず、遅延していることが報知されている。アクション欄には、情報の取得指示が行われたことが格納されている。
このような報知は、あらかじめ定められた規則との照合によって、自動的になされることが望ましい。また、アクション欄は、自動的な電話発信、SMS(電話網でのショートメッセージ)、メール発信などが自動的になされるよう、設定されていることが望ましい。なお、人を介することが必要なアクションについては、報知のときに、人的なアクションが必要であることを促す報知がなされるようにすることが望ましい。このような設定は、携帯端末200から取得される情報を基に、設定された条件と比較するプログラムを動作させるようにすればよい。
図8は、金型の情報を管理装置300に伝達するフローを示している。以下にフローを説明する。
[S802]携帯端末200により、ショットカウンタ130の画像が撮像される。処理は、ステップS804に移る。撮像は、管理装置300からの強制的な指示により携帯端末200の操作者に報知されてもよい。例えば、不正行為が疑われる場合や、カウント値の異常値が管理端末によって取得されている場合に、管理装置から、画像を取得するべき旨が報知される。
[S804]撮像されたカウンタ132の画像と、シリアルナンバー133の画像とから、カウント値とシリアルナンバーが認識される。処理は、ステップS806に移る。
[S806]認識にエラーがあるか否かがチェックされる。エラーがあれば(YES)ステップS802に戻る。エラーが無ければ(NO)ステップS808に移る。
[S808]画像が取得されたときの時刻及び位置が取得される。処理は、ステップS810に移る。
[S810]以上のステップで取得された、金型の情報が、携帯端末200から管理装置300に送信される。
以上の手順によって、金型の情報が、携帯端末200から管理装置300に送信される。
図9は、携帯端末200によって、金型の情報を検索するフローを示している。以下に、フローを説明する。
[S902]金型に関する情報の一部が携帯端末200に入力されると、携帯端末200が入力された情報によって、金型のデータベースを検索する。処理はステップS904に移る。
[S904]検索された金型が、携帯端末200に表示される。処理はステップS906に移る。
[S906]表示された金型の検索結果が、操作者によって選択されると、選択された金型が特定される。処理は、ステップS908に移る。
[S908]特定された金型の保管位置等の金型の情報が表示される。操作者は、例えば、金型の保管位置の情報によって、所望の金型を迅速に入手することができる。
以上の手順によって、現場における金型の管理が適切に行えると共に、目的の金型を迅速に入手することができる。また、使用が一段落した金型を適切な保管位置に戻すことができる。
図10は、管理装置300による金型の情報収集を行うフローを示す。以下に、そのフローを説明する。
[S1002]管理装置300は、所定の時刻までに、金型の情報が取得できたか否かをチェックする。なお、この処理は、携帯端末200によって行われることも可能である。処理はステップS1004に移る。
[S1004]管理装置300は、適切な携帯端末に向けて、金型の情報を取得するべきことを報知する。なお、この処理は、携帯端末200によって行われることも可能である。処理はステップS1006に移る。
[S1006]操作者が操作する携帯端末200によって、ショットカウンタ130の画像が撮像され、金型の種々の情報が取得される。取得された金型の情報は、管理装置300に送信される。
以上の手順によって、管理装置300によって、適切に金型の情報が収集される。
図11は、管理装置300によって、収集された金型の情報の異常を検知するフローを示す。以下にそのフローを説明する。なお、このフローは、一連のフローとして記述されているが、それぞれの判断手順が単独に動作してもよいし、複数同時に動作してもよい。或いは、重畳して動作してもよい。
[S1102]ショット数(カウント値)が規定値を超えている金型を検出したか否かがチェックされる。YESの場合は、ステップS1110に移る。他の場合は、ステップS1104に移る。
[S1104]金型の所在地が所定の位置と異なるか否かがチェックされる。YESの場合は、ステップS1110に移る。NOの場合は、ステップS1106に移る。
[S1106]金型のショット数が所定の予測値と異なるか否かがチェックされる。YESの場合は、ステップS1110に移る。NOの場合は、ステップS1108に移る。
[S1108]所定のスケジュールで金型の情報が取得できない頻度が所定頻度を超えているか否かがチェックされる。(或いは、所定の時刻までに金型の情報が取得できていないかがチェックされてもよい。)YESの場合は、ステップS1110に移る。NOの場合は、処理を終了する。このチェック結果は、確認結果の一例である。
[S1110]それぞれの状況を報知し、その異常を解決するよう端末の操作者に促す。
以上の手順によって、金型の適切な管理が担保される。
図12は、携帯端末及び管理装置のハードウェア構成を示す図である。携帯端末及び管理装置は、CPU1202、ROM1204、RAM1206、通信インタフェース1208、表示インタフェース1209、外部記憶インタフェース1210、入力インタフェース1212、音響インタフェース1214を含む。
CPU1202は、実施形態のプログラム(携帯端末プログラム、管理端末プログラム)を実行するために、種々のハードウェアと協調して動作する。ROM1204及びRAM1206は、プログラム及びデータを保存する。通信インタフェース1208は、携帯端末200と管理装置300のそれぞれの通信処理を行う。通信媒体としては、電話網、インターネット、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(登録商標)等の様々な通信媒体を取り扱うことが可能である。
表示インタフェース1209は、操作者に対する情報の提示、報知、入力ボタン、アイコンなどを表示する表示装置を制御する。外部記憶インタフェース1210は、外部メモリ1211と、データの授受を行う。外部メモリ1211には、USBメモリ、DVD−ROMなどのnon-transitoryな媒体とのデータ交換を行う。
入力インタフェース1212は、タッチパネル、キーボード、マウス、ボタンなどからの情報を取得する。
音響インタフェースは、音の入力、音の出力を行う。音による報知、音声による入力なども行える。
以上、開示の技術について説明した。個々のフローにおける手順は、矛盾の無い限り順番を入れ換えることができる。また、同時に実行することもできる。個々の実施形態は排他的なものでは無く、一部の実施形態を他の実施形態と組み合わせることも当然に開示の技術に含まれる。
発明は、添付の特許請求の範囲及びその均等物により保護される。
110 可動部
120 固定部
130 ショットカウンタ
131 固定穴
132 カウンタ
133 シリアルナンバー
134 固定穴
136 カウントピン
140 ショットブロック
141 固定穴
144 固定穴
200 携帯端末
300 管理装置

Claims (9)

  1. 金型の管理装置に通信可能に無線接続された携帯端末に実行させる携帯端末プログラムであって、
    前記金型に取り付けられ、前記金型のショット数をカウントするショットカウンタを特定するショットカウンタのID又は金型のIDのイメージと前記ショット数を表示するカウンタのイメージとが含まれる画像を撮像する手順と、
    前記画像が撮像されたときの前記携帯端末の位置と時刻とを取得する手順と、
    前記画像から得られた前記IDのイメージと前記カウンタのイメージとから、前記IDと前記ショット数とを認識する手順と、
    認識された、前記ID及び前記ショット数、並びに前記位置及び前記時刻を含む前記金型の状況に関する情報を前記管理装置に伝達する手順と、
    を前記携帯端末に実行させる携帯端末プログラム。
  2. 前記伝達する手順は、
    前記認識する手順で、認識に異常が発生した場合、又は前記管理装置からの指示があった場合に、前記画像を前記管理装置に送信する手順を含む、
    請求項1に記載の携帯端末プログラム。
  3. 認識された前記IDに基づいて、前記金型の保管位置を表示する手順、
    を更に前記携帯端末に実行させる請求項1又は2に記載の携帯端末プログラム。
  4. 金型の検索を受け付け、検索結果を表示タッチパネルに表示する手順と、
    前記表示タッチパネルを操作する操作者からの検索結果の選択指示に基づいて、選択された第1の金型を特定する手順と、
    前記第1の金型の特定に応答して、前記第1の金型の保管される位置又は前記第1の金型の画像が撮像された前記携帯端末の位置を表示する手順と、
    を更に前記携帯端末に実行させる請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の携帯端末プログラム。
  5. 第2の金型の状況に関する情報が、あらかじめ定められた時刻までに前記管理装置に伝達されたか否かの確認結果を得る手順と、
    前記確認結果が否定的である場合、前記第2の金型の状況に関する情報を取得するよう、報知する手順と、
    を更に前記携帯端末に実行させる請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の携帯端末プログラム。
  6. 前記確認結果を得る手順は、
    前記管理装置において行われた確認による前記確認結果を受信する手順を含む、
    請求項5に記載の携帯端末プログラム。
  7. 複数の金型の各々に取り付けられた各ショットカウンタの各画像を撮像する携帯端末から得られた、各金型の状況に関する情報であって、各ショットカウンタ又は各金型のID及びショット数、並びに前記各画像が撮像された時の前記携帯端末の位置及び時刻を含む、各金型の状況に関する情報を前記携帯端末から収集する手順と、
    取得された前記状況に関する情報を用いて、前記各金型の状況に異常を検出する手順と、
    前記異常を報知する手順と、
    を管理装置に実行させる管理装置プログラム。
  8. 前記異常を報知する手順は、
    前記各金型の状況に関する情報から、ショット数が規定値を超えている金型を検出すること、金型の存在する位置が所定の位置とは異なる金型を検出すること、ショット数が所定のショット数の予測値と乖離している金型を検出すること、所定のスケジュールで前記状況に関する情報が得られない頻度が所定の頻度を超えている金型を検出すること、のうち少なくともいずれか1つを検出した場合に異常と判断する手順を含む、
    請求項7に記載の管理装置プログラム。
  9. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の前記携帯端末プログラムを前記携帯端末に配信する手順と、
    請求項7又は8に記載の前記管理装置プログラムを、前記管理装置にインストールする手順と、
    を含む、金型管理システムを製造する方法。
JP2019050147A 2019-03-18 2019-03-18 生産設備管理システム及びプログラム Pending JP2020151724A (ja)

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