JP2020151377A - 蒸煮装置 - Google Patents

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JP2020151377A JP2019055336A JP2019055336A JP2020151377A JP 2020151377 A JP2020151377 A JP 2020151377A JP 2019055336 A JP2019055336 A JP 2019055336A JP 2019055336 A JP2019055336 A JP 2019055336A JP 2020151377 A JP2020151377 A JP 2020151377A
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優太郎 山田
貴昭 日比
Takaaki Hibi
貴昭 日比
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Shigeru Yasuda
茂 安田
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Abstract

【課題】蒸し麺や即席麺の生産における蒸煮の工程においてより効率的に蒸煮をする装置を開発することを目的とする。【解決手段】麺線群を蒸煮するための蒸煮装置であって、麺線群が三段に搬送されるようにコンベアを設置し、上段及び中段においてそれぞれ麺線群に蒸気を供給するための蒸気供給機構と、当該蒸気供給領域をその他の領域と区切る仕切り部と、前記蒸気供給後に麺線群に水分を供給する水分供給機構を設け、下段において搬送される麺線群に蒸気を供給するための第三蒸気供給機構と、前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構と、当該蒸気回収機構による回収蒸気を再加熱する回収蒸気再加熱機構と、当該回収蒸気再加熱機構により再加熱された蒸気を前記第三蒸気供給機構に供給する供給機構、とを有する三段式蒸煮装置、とする。【選択図】図1

Description

本発明は麺線蒸煮装置及び蒸煮方法に関するものである。より具体的には、生麺を蒸煮するのに適した麺線蒸煮装置及び蒸煮方法に関するものである。
蒸し麺や即席麺は高速度に大量に生産される。蒸し麺や即席麺の製造方法としては、一般には、小麦粉・そば粉・澱粉等の原材料を入れ、練水(食塩、かんすい、増粘多糖類等を溶解したもの)を給水し、混ねつし、ドウと称される麺生地を調製する。そして、調製後の麺生地(ドウ)を熟成後、圧延機により麺帯に調製し複合する。
複合後のめん帯を複数の圧延機により圧延後の麺帯を切刃ロールにより切出し、コンベア上に積層させて搬送する。次いでコンベア上に積層された麺線群は搬送されつつトンネル型の蒸煮装置を通過することにより蒸煮される。蒸煮後の麺線群は蒸し麺と呼ばれ、包装され市場に流通する。また、この蒸し麺の着味等を経て乾燥工程に移って油熱や熱風により乾燥することによって即席麺塊が完成する。
ここで、生麺を蒸煮する工程においては、トンネル型の蒸器を用いて連続的に大量の麺線群を処理していく場合が多い。この工程においては、高速で連続する麺線群を蒸し上げていく必要があるため多量の蒸気を必要としていた。また、この蒸しの工程において不十分であると、蒸し麺自体の食感も生っぽさが残り、また、その後、油熱乾燥や熱風乾燥によって即席麺塊を完成させた場合でもこれを湯戻しして喫食する際に、いわゆる生っぽさが残ってしまう。このように、蒸しの工程は蒸し麺や即席麺の製造においては極めて重要な工程である。
このために使用する蒸気の量も多く、この蒸気の発生のため多くのエネルギーを消費していた。そこで、本蒸煮の工程において蒸煮の効率をより高めることによって使用する蒸気の量を低減させ、エネルギーをより効率的に使用することができれば、生産のコストを下げまた、排出蒸気を減らすことで環境にもより配慮できることとなる。
一般にトンネル型の蒸煮装置における麺等の蒸煮の効率を高めるための方法として種々の先願技術が開示されている。例えば、以下の特許文献1や特許文献2が挙げられる。
特開2010−17167 特開2002−51717
これらの先行技術はいずれも優れた発明であるが、上記の特許文献1は効率的に蒸しを行うことができるが、構造が複雑になるという点が指摘される。また、特許文献2に記載の方法は、パッキンによる密閉を維持することが必要であるため、精度が要求されるという点が指摘される。
そこで、本発明者らは蒸し麺や即席麺の生産における蒸煮の工程において効率的に蒸煮をする方法を開発することを目的とした。
本発明者らの種々の検討の結果、麺線群を蒸煮するため、入口部と出口部を有するトンネル型の蒸気庫を備えた蒸煮装置において、当該蒸気庫の入口部より麺線群を搬入し、搬入された麺線群が蒸気庫内で一往復を経て蒸気庫の下部まで搬送され、前記蒸気庫の出口部より麺線群が排出されるような構成とすること、すなわち、蒸気庫内において麺線群を三段で搬送されるようにすることで、蒸気を有効に利用できる方法を利用した。
次に、上段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第一蒸気供給機構を設け、当該第一蒸気供給領域をその他の領域と区切る仕切り部を設けることで、蒸気を可能な限り密閉させた空間で利用するとともに、当該第一蒸気供給後に第一水分供給機構を設けた。
次に、麺を反転させて中段に麺線を搬送し、中段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第二蒸気供給機構を設け、当該第二蒸気供給領域をその他の領域と区切る仕切り部を設けることで、上段と同様に蒸気を可能な限り密閉させた空間で利用することとした。そして、当該第二蒸気供給後に第二水分供給機構を設けた。
次に、さらに、麺線群を反転させて下段に麺線を搬送し、下段で搬送される麺線群に蒸気を付与する第三蒸気供給機構を設けた。
そして、当該第三蒸気供給機構に対する蒸気の供給源として、前記蒸気庫内から前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構と、当該蒸気回収機構による回収蒸気を再加熱する再加熱機構と、当該再加熱機構により再加熱された蒸気を前記第三蒸気供給機構に供給する供給機構を設けることとした。
このように、上記の種々の構成を採用することで蒸気を有効に利用することができるとともに、蒸気を循環、再利用することにより効率よく蒸気を使用し、省エネルギー化を実現できることを見出した。
すなわち、本願第一の発明は、
“麺線群を蒸煮するための蒸煮装置であって、
両端に入口部及び出口部を有するトンネル型の蒸気庫と、
前記入口部及び出口部からの蒸気を廃棄する蒸気廃棄機構と、
前記蒸気庫の入口部より麺線群を搬入し、搬入された麺線群が蒸気庫内で一往復を経
て蒸気庫の下段まで搬送された後、前記蒸気庫の出口部より麺線群が排出されるように、麺線群が三段に搬送されるように設けられた1又は複数のコンベアと、
上段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第一蒸気供給機構と、
当該第一蒸気供給機構を有する領域をその他の領域と区切る仕切り部と、
前記第一蒸気供給後に麺線群に水分を供給する第一水分供給機構と、
中段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第二蒸気供給機構と、
当該第二蒸気供給機構を有する領域をその他の領域と区切る仕切り部と、
前記第二蒸気供給後に水分を供給する第二水分供給機構と、
下段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第三蒸気供給機構と、
前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構と、
当該蒸気回収機構による回収蒸気を再加熱する回収蒸気再加熱機構と、
当該回収蒸気再加熱機構により再加熱された蒸気を前記第三蒸気供給機構に供給する供給機構と、を備えた三段式蒸煮装置。 “、である。
次に、前記蒸気庫内から庫内蒸気を回収する場合、当該蒸気回収はトンネル型蒸気庫の出口部から回収することが好ましい。
すなわち、本願第二の発明は、
“前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構が前記トンネル型蒸気庫の出口部に備えた請求項1に記載の三段式蒸煮装置。”、である。
次に、前記蒸気庫内から庫内蒸気を回収する場合、当該蒸気回収はトンネル型蒸気庫の側面部から回収する方法も好適である
すなわち、本願第三の発明は、
“前記前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構が前記トンネル型蒸気庫の側面部に備えた請求項1又は2に記載の三段式蒸煮装置。
本発明の蒸煮装置を利用することで、蒸煮の効率をより高めることによって使用する蒸気の量を低減させることが可能となる。
本願の第一の実施態様の蒸煮装置全体の側面断面模式図である。 本願の第一の実施態様において入口部及び出口部の他の態様の蒸煮装置の側面断面模式図である。 本願の第一の実施態様において麺線群を搬送中の状態を示した蒸煮装置全体の側面断面模式図である。 本願の他の実施態様の蒸煮装置全体の側面断面模式図である。 本願の第一の実施態様において蒸気庫内の空隙スペースを部材で埋めた場合を示した側面断面模式図である。
1 蒸気庫
3 入口部
5 出口部
7 第一コンベア
9 第二コンベア
11 一次蒸気噴射管
12 加熱装置
13 二次蒸気噴射管
15 三次蒸気噴射管(回収蒸気噴射管)
18 第一蒸気供給領域
19 第一水分付与領域
20 仕切り部材
30 第二蒸気供給領域
32 第二水分付与領域
34 第三蒸気供給領域
36 回収蒸気加熱装置
37 コンベアベルト
38 第1スプロケット
40 第2スプロケット
41 第1ガイド
43 第2ガイド
45 第3ガイド
47 第3スプロケット
49 第4ガイド
51 第4スプロケット
53 蒸気回収ダクト
55 入口部ダクト
57 出口部ダクト
58 FAN
59 FM
60 空隙スペースの充填部材
M 麺線群
以下に、本発明の第一の実施態様について図面を参照しつつ説明する。
図1は本願の第一の実施態様の三段式蒸煮装置全体の側面断面模式図を示したものである。
図1に示すように、本発明の麺線蒸煮装置の第一の実施態様は、入口部3と出口部5を両端に備えたトンネル型の蒸気庫1と、当該蒸気庫1内を麺線群Mが搬送される搬送機構として、多段に設けられたコンベア(第一コンベア7、第二コンベア9)による搬送装置が備えられている。
また、蒸気庫1内には麺線群Mの蒸煮のための第一蒸気供給機構における一次蒸気噴射管11が上段側に設置されている。当該一次噴射官に供給される蒸気(以下、一次噴射官用の蒸気という。)は順次、新規に外部供給される水分より調製される蒸気を利用しており、当該一次蒸気噴射管11に供給される一次蒸気を加熱・供給するための加熱装置12が設けられている。
次に、中段において第二蒸気供給機構における二次蒸気噴射官13が設けられている。当該二次噴射官13に供給される蒸気(以下に、二次蒸気噴射管用の蒸気という。)は順次、新規に外部供給される水分より調製される蒸気を利用しており、当該二次蒸気噴射管11に供給される蒸気を加熱・供給するための加熱装置12が設けられている。
本発明の第一の実施態様においては、一次蒸気噴射官11及び二次蒸気噴射管13に供給される蒸気は、共通の加熱装置12を利用しているが、第二蒸気供給機構における二次蒸気噴射管13についての加熱装置は、一次蒸気噴射官11と別系統にしてもよいことは勿論である。
次に、下段において第三蒸気供給機構における三次蒸気噴射管15が設置されている。当該三次蒸気噴射管15は、蒸気庫から突出する出口部5に設けられた孔部から排出される蒸気を回収し、ドレイン化等した回収水分等の高温の水分を再加熱して、再加熱装置によって再度蒸気化した後に、第三蒸気供給機構における三次蒸気噴射管15より蒸気庫1内に再度供給するように設けられている。
さらに、蒸気庫1の入口部3と出口部5付近には、余分な蒸気を回収して排気する排気ダクトが設けられている。以下に上記各構成について説明する。
─蒸気庫─
(1)全体
本発明の第一実施態様の蒸煮装置の蒸気庫1は、その入口部3より麺線群Mが搬入されて1回の往復を経て上段から下段に搬送される三段式タイプの蒸煮装置である。
本第一の実施態様においては、蒸気庫1内において、蒸気庫1の入口部3から麺線群Mが搬入され、まず、コンベア上で“出口方向”に搬送される。搬入された麺線群Mは蒸気庫1の長手方向の出口側まで搬送せしめられ、該出口側で第一コンベア7が反転する際、麺線群は次の第二コンベア9に受け渡される。次に第二コンベア9に受け渡された麺線は“入口方向”に搬送され、さらに入口側で反転する際に、第一コンベア7に受け戻される。該受け戻された麺線群Mは、再度“出口側”に搬送され蒸気庫1の出口部より蒸気庫1を退出して外部に運ばれる。
蒸気庫1の材質は特に限定されないが、剛性と保温性を持ったステンレス等の素材が好適である。また、内部に充満する蒸気ができるだけ外部に漏れないように、入口部3や出口部5との接続部分等を含めて、蒸気の漏れを少なくできるよう可能な限り密閉できる構造にしておくことが好ましい。このような構造にしておくことで、一次蒸気噴出管11、二次蒸気噴出管15及び三次蒸気噴射管より供給される蒸気を蒸気庫1内に有効に充満させていくことができる。これによって、内部の麺線群Mを効果的に蒸気にさらすことができる。
尚、本発明の第一の実施態様においては入口部3と出口部5を蒸気庫1より突出する形態を示しているが、かならずしも当該形態に限定されるものではない。例えば、図2に示すように、突出する形態ではなく蒸気庫に単に孔部を設けて入口部3としてもよいし、同様に単に孔部を設けて出口部5としてもよいことは勿論である。
(2)第一蒸気供給領域
麺導入部より導入された麺線群はまず、第一蒸気供給領域18に移送される。当該第一蒸気供給領域18に移送された麺線群に蒸気が付与される。
当該一次蒸気供給領域には第一蒸気供給機構が設けられており、当該第一蒸気供給機構は順次、新規に外部供給される水分より調製される蒸気を利用しており、一次蒸気噴射管11に供給される蒸気を供給するための加熱機構として加熱装置12が設けられている。当該加熱装置12は、通常のボイラーや過熱器等の熱交換器を利用することができる。
第一蒸気供給領域18は、次の水分付与領域19との間で、蒸気供給領域18での蒸気処理を効率的に行う観点から仕切り部材20が次工程の水分付与領域との間に設けられている、また、仕切り部材は、第一蒸気供給領域18の下方部にも設けられている。当該仕切り部材20の隙間部分を、コンベア7とこれに搭載された麺線群Mが通過できるように配置されている。すなわち、麺線群が通過するのに必要な隙間が開けられている。通常、当該隙間の間隔は特に限定されないが、好ましくは、当該隙間の間隔は高さ方向で150mm以下である。さらに、好ましくは100mm以下である。最も好ましくは、80mm以下である。さらに、70mm以下であっても可能である。
また、当該仕切り部材20は、上段部の第一蒸気付与領域のみならず、中段部における第二蒸気付与領域においても設けられている。尚、当該仕切り部材は所定の空間を占める容積を有する部材であるので、蒸気庫内の全体容積を低減する役割も有する。
第一蒸気供給領域18においては、麺線群に蒸気を供給するための第一蒸気供給機構における第一蒸気供給管11がコンベアの上部からと下部からの両方に複数本が設けられている。
尚、本第1の実施態様の図には明示していないが、上述の第一蒸気供給管11には加熱装置12としてボイラー、ヒーター等の蒸気発生装置が適宜連結される。
次に、供給する蒸気については通常の蒸気や過熱蒸気等の種々の蒸気を含めることができる。通常蒸気でなく、過熱蒸気を利用する場合においては、過熱蒸気を麺線群に供与する態様として雰囲気とする方法や直接に吹きつける方法のいずれも可能である。但し、直接に過熱蒸気を吹き付ける態様が効果が大きく好ましい。
使用する過熱蒸気気流としては、高温のものを使用することができる。すなわち、麺線にごく近くでの温度が105℃〜200℃の範囲程度のものを使用すると好適である。さらに好ましくは、110℃〜160℃の範囲である。また、過熱蒸気流を供給する時間は、概ね5秒〜60秒程度である。
(3) 第一水分付与領域
前記第一蒸気供給領域11に続いて第一水分付与領域19が設けられている。当該第一水分付与領域においては、蒸気処理された麺線群に、水又はお湯を用いることで麺線に水分を補給する。本第一水分付与は特に第一蒸気供給領域において過熱蒸気処理した場合に有効に利用することができる。
本実施態様では水又はお湯を麺線にシャワーするタイプを示している。尚、麺線にシャワーをするタイプのみならず、例えば、水又はお湯に麺線を浸漬する態様であってもよいことはもちろんである。水分付与の時間は特に限定されないが、概ね5秒〜20秒程度であれば好ましい。また、製造される麺の食感及び風味が向上するので、シャワー又は浸漬する水又はお湯の温度はより高いものであることが好ましく、具体的には40℃以上が好ましく、特に、50℃以上が最も好ましい。これにより、過熱蒸気によって水分が失われて行くのを補うだけでなく、食感や風味を生麺により近づけることができる。この水分補給工程により、第一蒸気処理工程で蒸気流の吹き付けにより減少した麺線の水分を補うことができる。得られる食感や風味に応じて加水量は調整することができる。
尚、当該水分付与領域についても仕切り部材20が左右に麺線が通過するのに必要な隙間が開けられるように設けられている、また、下方部にも仕切り部材が設けられている。
(4) 第二蒸気供給領域
本第一の実施態様においては、第一水分付与領域によってシャワーした後、麺線群は、
麺線群は次の第2コンベア9に受け渡される。第2コンベア9に受け渡された麺線は第1スプロケット38によって反転して中段に移行し“逆方向”に搬送される。当該逆方向に搬送時において第二蒸気供給領域30において、二回目の蒸気処理を付与する。これによって第一蒸気処理工程における効果をさらに増強することができる。
当該第二次蒸気供給領域には第二蒸気供給機構が設けられており、当該第一蒸気供給機構は順次、新規に外部供給される水分より調製される蒸気を利用しており、二次蒸気噴射管13に供給される蒸気を供給するための加熱機構として加熱装置12が設けられている。当該加熱装置12は、通常のボイラーや過熱器等の熱交換器を利用することができる。尚、本発明の第一実施態様においては当該加熱機構は第一蒸気の供給と兼用されている。
当該第二蒸気供給領域30への入口部においては、蒸気処理を効率的に行う観点から仕切り部材20が設けられており、当該仕切り部材の隙間部分をコンベアを搭載した麺線群が通過するように構成されている。また、第二蒸気供給領域30の出口部においても次の第二水分付与領域32との間で仕切り部材が設けられている。当該仕切り部材の隙間部分を、コンベアに搭載された麺線群が通過できる態様となっている。
このように蒸気供給領域を仕切ることで蒸気の熱を揮散させることなく、比較的小空間に保持することができるため、蒸煮効率を向上させ、蒸気を有効に利用することができる。
次に、供給する蒸気については通常の蒸気や過熱蒸気等の種々の蒸気を含めることができる。通常蒸気でなく、過熱蒸気を利用する場合において、過熱蒸気を麺線群に供与する態様として雰囲気とする方法や直接に吹きつける方法のいずれも可能であるが、直接に過熱蒸気を吹き付ける態様が効果が大きく好ましい。
使用する過熱蒸気気流としては、高温のものを使用することができる。すなわち、麺線にごく近くでの温度が105℃〜200℃の範囲程度のものを使用すると好適である。さらに好ましくは、110℃〜160℃の範囲である。また、過熱蒸気流を供給する時間は、概ね5秒〜60秒程度である。
第二蒸気供給領域30における蒸気の温度や時間は、第一蒸気供給領域18での場合と同様である。このような第一蒸気処理工程→温水シャワー→第二蒸気処理工程の工程を経ることで麺線群に蒸気よる太麺の湯戻し時の復元効果等を付与することできる。
使用する蒸気気流の温度、処理時間については第一蒸気供給領域18の場合と同様である。
(5) 第二水分付与領域
前記第二蒸気供給領域30に続いて第二水分付与領域32が設けられている。当該第二水分付与領域32においては、蒸気処理された麺線群にさらに、水又はお湯を用いることで麺線に水分を補給する。本第一水分付与は特に第二蒸気供給領域30において過熱蒸気処理した場合に有効に利用することができる。
本領域においても第一水分付与領域19の場合と同様に水分をシャワー又は浸漬等により付与する。水分付与の時間と温度等については、第一水分付与領域19の場合と同様である。
(6) 第三蒸気供給領域
本第一の実施態様においては、第二水分付与領域に続いて麺線群が第2コンベア9によって反転して、下段に移行する。そして、下段に移行後に第三蒸気供給領域23が設けられている。本第三蒸気供給領域においては主として通常の蒸気が供給される。当該第三蒸気供給領域(飽和蒸気供給領域)34において蒸気を付与することにより麺の食感の調整が可能となる。本実施態様ではコンベアの下部に蒸気供給管25が設けられている。蒸気供給時間については特に限定されないが、概ね20秒〜50秒程度である。
第三蒸気供給領域の三次蒸気噴射管15には、当該飽和蒸気噴射管15に供給される蒸気を供給するための再加熱機構として加熱装置36が設けられている。蒸気庫1から突出する出口部5に設けられた孔部から排出される蒸気を回収し、ドレイン化した回収水分等の高温の水分を加熱して、再度蒸気化した後に、第三蒸気噴射管15より蒸気庫1内に再度供給するように設けられている。当該再加熱装置36は、通常のボイラーや過熱器等の熱交換器を利用することができる。このように、第三蒸気噴射管15及び再加熱機構を利用して蒸気の一部の循環を実施することができる。
尚、当該飽和蒸気処理工程についても、蒸気を効率的に付与する観点からコンベア仕切り部材20が次工程の間に設けられている。当該仕切り部材20の隙間部分を、コンベア9とこれに搭載された麺線群が通過できるように配置されている。但し、第三蒸気供給領域における仕切り部材20についてはこれを設けない態様であってもよい。
次に、本第一の実施態様では、前記第三蒸気供給領域34での処理の後、続いて蒸気の供給がない状態で麺線群をコンベア上で搬送する。次いで、麺排出部5より麺線群は排出される。
─蒸気噴射管から供給される蒸気温度─
本発明における一次蒸気噴射管11、二次蒸気噴射官13及び再加熱蒸気用の第三蒸気噴射管(回収蒸気噴射管)15から、麺線群Mに供給される蒸気温度は特に限定されない。但し、本発明では、麺線群を対象としているため、積極的に過熱蒸気を使用せずに、通常の蒸気での処理を実施する場合でも湿り度を減らした乾き蒸気を利用することが好ましい。
すなわち、麺線群Mは、複数(何本もの)の細い麺線が入り組んだ状態で搬送される。当該麺線を蒸煮する際には、上記の保有する熱量が大きいことが好ましい。すなわち、飽和蒸気が保有する熱量の全熱は、顕熱と潜熱の和であるが、乾き度を高くすることによって、潜熱を多く含んだ形とすることで、全熱の量を高めることが好ましい。
本発明の場合、上述のように麺線に実際に接触させる蒸気については、100℃程度の蒸気であって乾き度の高い蒸気が好ましい。このため、第一蒸気噴射管より供給された蒸気が麺線群まで到達する間に温度低下が起こり得るため、蒸気噴射管での蒸気温度を100℃以上の蒸気(100℃〜120℃程度、好ましくは103℃〜115℃程度)としておくと好適である。尚、100℃より大きな蒸気温度とするためには、基本的には過熱蒸気とする必要がある。
また、蒸気噴射管より供給される蒸気温度と実際に麺線群を加熱する蒸気の温度を調整することが好ましい。
─麺線群を搬送する搬送機構─
図1に示す本発明の第一の実施態様においては、麺線群Mを搬送する搬送機構として、
第一コンベア7と第二コンベア9が設置されている。本発明における搬送機構(コンベア部)は搬入された麺線群が蒸気庫1の長手(長さ)方向において1回の略水平方向の往復を伴いつつ蒸気庫内の上段から下段に向けて搬送するように多段に設置されている。
次に、コンベアベルト36は蒸気の通気性等の観点からネットコンベアが好ましく、例えば、金属メッシュ等の通孔性のコンベアベルトが好ましい。第一の実施態様においては、全体は示さないが、第一コンベア7はスプロケット(第1スプロケット38、第2スプロケット40)及びガイド(第1ガイド41、第2ガイド43、第3ガイド45)によって無端状に循環している。
具体的には、図1及び図3に示すように第一コンベア7のコンベアベルト36は、入口部の第1ガイド21に支持されて入口部3内を斜め上方向に上昇した後、水平に出口側に移動する。さらに第1スプロケット38に巻きかけられて反転した後、入口側に移動した後、さらに同軸の第2スプロケット40の外径側に巻きかけられて反転した後、出口側に移動した後、出口部手前で第三ガイド45に支持された後、斜め下方向に移動して、蒸気庫を退出する。
そして、図示しない複数のスプロケット及びガイドを経て、再度入口まで移動する。このように無端状で循環している。また、スプロケットの回転動力部は、図示しない外部スプロケットに連結されており、前記コンベアベルトの循環が行われている。
次に、第二コンベア9については、蒸気庫1内に設置され第3スプロケット47で巻きかけられた後に、第4ガイド49に支持され、入口方向に移動する。そして、同軸の第2スプロケット40の内径側に巻きかけられて反転する。さらに、出口方向に進行し第4スプロケット51に巻きかけられて上昇し、再度第3スプロケット47まで移動する。このようにして無端状に循環している。
尚、本第一の実施態様では、2台のコンベアを設置した場合を示したが、これに限定されず、1台又は3台以上のコンベアを設置してもよいことはもちろんである。また、コンベアベルトの態様も上記に限定されるものではないことは勿論である。
─第一及び二次蒸気噴射管と三次蒸気噴射管が別系統─
本発明の第一の実施態様においては、前記一次蒸気又は二次蒸気の供給のための配管経路と、回収した蒸気を再利用する前記三次蒸気の供給のための配管経路が合流しない別系統により構成されている態様を示している。
この点、従来までのタイプであると、再利用するために回収した蒸気の再加熱分と、新規な蒸気が配管の途中で合流する系統の場合も多い。本発明においては、新規蒸気を利用する一次及び二次蒸気配管と、回収蒸気を再利用する三次蒸気配管を別系統とすることが可能である。新規蒸気と回収蒸気を同系統とした場合、蒸気同士が合流する際にお互いの圧力が拮抗しあうためスムースに合流することが困難な場合がある。
このため、図1に示すように一次及び二次蒸気の供給のための配管経路と、前記回収蒸気の供給のための配管経路が合流しない別系統で構成されていることが好ましい。
─蒸気回収機構─
本発明の第一の実施態様においては、前述の第三蒸気供給領域において三次蒸気噴射管15に蒸気を供給するための蒸気回収機構を設けている。当該蒸気回収機構によって蒸気庫内より排気される蒸気を有効利用することができる。これによって、省エネルギー化を実現することができる。また、排気する蒸気を減らすことも可能である。
本発明の第一の実施態様においては、蒸気庫1から突出する出口部5に設けられた孔部から排出される蒸気を回収するための蒸気回収ダクト53が設けられており、当該ダクト53より蒸気庫1より排出される蒸気を回収する。
尚、当該回収ダクト53には、蒸気ドレインを生じさせるために例えば、特開2015-752
89のようなドレイン生成回収装置を利用しても良い。
また、当該ドレイン化した回収水分を利用・加熱して、再度蒸気化した後に、第三蒸気噴射管15(回収蒸気噴射管)より蒸気庫1内に再度供給するように構成されている。
─入口部ダクト及び出口部ダクト─
本発明の第一の実施形態においては入口側に排気用の入口部ダクト55が設置されている。入口部ダクト55によって入口部3付近の気体を吸引する。麺線の搬送のための第一コンベア7による搬送によって麺線とともに供給される蒸気も運ばれるために、入口部3付近の蒸気密度が減少し、温度の低下が起こる場合がある。
このため、入口部ダクト55により入口部3付近の気体等を吸引することができる。これらによって、第一コンベア7の進行方向に運ばれる蒸気を入口部まで戻して、入口部付近の蒸気密度を高めるとともに温度を低下させずに維持することができる。
本発明においては、蒸煮対象の麺線群Mを効率的に行うことと目的としているため、蒸気供給部分において効率的な蒸煮を行う必要がある。そこで、上述のようにコンベア上の麺線が通過するトンネル型の蒸煮装置において蒸気を吸引することで入口付近の蒸気の密度と温度を上げる方法が有効である。
また、本発明の第一の実施形態においては出口部ダクト57も設けられている。本発明における出口部ダクト57の意義は、上述のようにコンベアとともに搬送される蒸気を出口側付近まで引き付けることによって出口部付近の蒸気密度を高め、温度を高めることを目的とする。
尚、これらの出口部ダクト57を用いることで蒸気庫の出口部5付近、例えば、出口部5付近の温度は98℃以上であることが好ましい。また、さらに好ましくは99℃以上である。このように出口部5の近傍まで温度高めておくことで蒸煮効率を高めることができる。また、蒸気庫の長さを最小限に抑えることができ、スペースを有効に利用することができる。
─その他の態様─
上述の本発明の第一の実施態様においては、出口部5より蒸気を吸引して当該上記を再加熱して二次蒸気として利用するタイプであったが、蒸気庫1より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構については出口部5より吸引するタイプに限定されず、例えば、図4に示すように、蒸気庫1の出口部側の壁部に孔部を設けて当該孔部から蒸気を回収する方法も可能である。
─蒸気庫の体積減少方法─
次に本発明においては、蒸気をより効率的に利用する方法として、蒸気庫内の容積を減らすために空隙スペースを閉鎖する(埋める)方法も有効である。すなわち、例えば、図5に示すように蒸気庫の下方部の空隙スペースを埋めるような部材60、例えば、密閉された板状体等を挿入する方法などが挙げられる。このように、蒸気庫の容積を減少せしめることで蒸気を有効に利用することができる。
尚、空隙スペースについては、上記に限定されず、例えば、上段部の一次蒸気噴射官の上部や他の空壁スペースのように他の部分であってもよいことはもちろんである。
これらの空隙スペースを部材で埋めることで蒸気庫内の体積を減らして蒸気を有効に利用することができる。
─麺線群の動きについて─
切り出されてコンベア上で搬送される麺線群Mは、図1及び図3を参照して以下のようして蒸煮される。本発明は切り出されて蒸煮前の麺線群Mが搬送されてくるが、一般的には本蒸煮装置の入口部3の手前に別の搬送コンベア(図示しない)が配置され、蒸煮前の麺線群が搬送されてくるような態様が想定される。当該コンベアから受け渡された麺線群Mは、トンネル型の入口部3内に運ばれ入口部3のコンベアの進行方向である斜め上方向に運ばれ、入口部3から蒸気庫に搬送される。
蒸気庫1内に搬送された麺線群Mは蒸気庫の上段において入口部→出口部の方向(順方向)での搬送中に、メッシュ状のコンベアベルト27の下部に設けられた一次蒸気噴射管11からの蒸気により蒸煮される。このように蒸気庫1の上部側において蒸煮することによって、その後、蒸気庫1内に上部から下方部に渡って蒸気が充満していくため、このように充満していく蒸気に晒されつつ、麺線群Mが出口方向と入口方向を交互に搬送されることによって麺線群Mの蒸煮が進行する。
具体的には、麺線群Mは以下のように搬送される。すなわち、第一コンベア7で入口部3から蒸気庫1へ搬入され、蒸気庫1内を出口方向に搬送された麺線群は、第一コンベア7が第1スプロケット38で反転する際に麺線群も反転して第二コンベア9上に落下し受け渡される。第二コンベア9上に落下した麺線群Mは入口方向に搬送され、さらに、第2スプロケット40の内径側において反転して、第一コンベア7上に再び落下し受け渡される。
第一コンベア7に落下した麺線は再び入口方向に搬送されることになる。第一コンベア7の入口方向に搬送される麺線群は蒸気庫1の出口部5まで搬送された後、外部に排出される。
排出後の蒸煮された麺線群Mは、別途設置されたコンベア(図面には省略)によってさらに運ばれて、任意の工程、すなわち、着味、引っぱり、カット、フライ等の任意の工程に移る。
─麺線群─
本麺線蒸煮装置の蒸煮対象となる食品は麺線である。通常、麺線群の蒸煮においては、
カットされた状態ではなく、一本一本の麺線が長くつながった状態のまま複数の麺線群が図3に示すように蒸煮される。
従って、例えば、即席麺の製造ラインの場合、複数の麺線が繋がった状態で搬送されるため、上述の第一コンベア7から第二コンベア9への受け渡しや第二コンベア9から第一コンベア7への受け渡しにおいてスムースに麺線群の移載をすることができる。また、搬送される麺線群Mが蒸気を運ぶことより、庫内を蒸気がこもる状態にすることができる。
尚、本発明の蒸煮装置により蒸煮された麺線群Mは、種々の用途が可能である。例えば、蒸煮後の麺線をカットして、包装して蒸煮麺(蒸し麺)として利用することができる。また、蒸し後に、引張り、着味、カット、リテーナ充填等の工程を経て、フライや熱風乾燥することによってフライ麺塊や熱風乾燥麺塊とすることができる。

Claims (3)

  1. 麺線群を蒸煮するための蒸煮装置であって、
    両端に入口部及び出口部を有するトンネル型の蒸気庫と、
    前記入口部及び出口部からの蒸気を廃棄する蒸気廃棄機構と、
    前記蒸気庫の入口部より麺線群を搬入し、搬入された麺線群が蒸気庫内で一往復を経て蒸気庫の下段まで搬送された後、前記蒸気庫の出口部より麺線群が排出されるように、麺線群が三段に搬送されるように設けられた1又は複数のコンベアと、
    上段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第一蒸気供給機構と、
    当該第一蒸気供給機構を有する領域をその他の領域と区切る仕切り部と、
    前記第一蒸気供給後に麺線群に水分を供給する第一水分供給機構と、
    中段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第二蒸気供給機構と、
    当該第二蒸気供給機構を有する領域をその他の領域と区切る仕切り部と、
    前記第二蒸気供給後に水分を供給する第二水分供給機構と、
    下段で搬送される麺線群に蒸気を供給するための第三蒸気供給機構と、
    前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構と、
    当該蒸気回収機構による回収蒸気を再加熱する回収蒸気再加熱機構と、
    当該回収蒸気再加熱機構により再加熱された蒸気を前記第三蒸気供給機構に供給する供給機構と、を備えた三段式蒸煮装置。
  2. 前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構を前記トンネル型蒸気庫の出口部に備えた請求項1に記載の三段式蒸煮装置。
  3. 前記前記蒸気庫内より庫内蒸気を回収する蒸気回収機構を前記トンネル型蒸気庫の側面部に備えた請求項1又は2に記載の三段式蒸煮装置。
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