JP2020149149A - 表示装置、表示システム、動作モード制御方法、プログラム - Google Patents

表示装置、表示システム、動作モード制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】周辺に人が存在するか否かに応じて動作モードの遷移を制御できる表示装置を提供すること。【解決手段】表示装置2のディスプレイ3が操作されている場合にホワイトボードモードで動作する表示装置であって、表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定する人推定部51と、人が存在するか否かに応じて、動作モードを遷移させる動作モード制御部52と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、表示システム、動作モード制御方法、及び、プログラムに関する。
電子白板等の表示装置では手書き入力を受け付けて手書き情報を表示するホワイトボードアプリが動作している、このホワイトボードアプリがアクティブな状態と非アクティブな状態が存在する。アクティブとはホワイトボードアプリが動作し、アプリとして期待される動作を行うことをいう。ユーザがディスプレイを操作する場合はホワイトボードアプリがアクティブ状態となり、使用していない間は非アクティブ状態となる。
この非アクティブ状態における表示装置の振る舞いはさまざまであるが、多くはユーザの操作を待っている状態となる。一例としては、非アクティブ状態ではディスプレイを消灯しておき、ディスプレイが操作される(タッチされる)までの間この状態を続ける表示装置がある。
また、この非アクティブ状態において表示装置をデジタルサイネージとして活用する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、表示装置が操作されない状態で所定時間放置されると、サイネージアプリが自動的に起動する表示装置が記載されている。
しかしながら、従来の表示装置は、周辺に人が存在するか否かに応じて動作モードの遷移を制御できないという問題がある。すなわち、表示装置の周辺に人がいない場合も、表示装置がサイネージアプリを起動して情報を表示する場合があり、単に電力が消費されるだけになる状況が生じていた。
本発明は、上記課題に鑑み、周辺に人が存在するか否かに応じて動作モードの遷移を制御できる表示装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、表示装置のディスプレイが操作されている場合にホワイトボードモードで動作する表示装置であって、表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定する人推定部と、人が存在するか否かに応じて、動作モードを遷移させる動作モード制御部と、を有することを特徴とする。
周辺に人が存在するか否かに応じて動作モードの遷移を制御できる表示装置を提供することができる。
本実施形態の表示装置の概略的な動作を説明する図の一例である。 画像処理システムの全体構成図の一例である。 表示装置のハードウェア構成図の一例である。 表示装置の機能ブロック図の一例である。 各画像レイヤの構成図の一例である。 動作モードの制御に関する表示装置の機能を示す機能ブロック図の一例である。 スタンバイモードからサイネージモードへの遷移について説明するシーケンス図の一例である。 サイネージモードからスタンバイモードへの遷移について説明するシーケンス図の一例である。 表示システムの構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、表示装置と表示装置が行う動作モード制御方法について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
<本実施形態の表示装置の概略>
図1は、本実施形態の表示装置の概略的な動作を説明する図の一例である。まず、本実施形態の表示装置2は3つの動作モードを有している。
(i) ホワイトボードモード:ホワイトボードアプリが動作しており、ホワイトボードアプリがアクティブ状態である。以下の(ii)(iii)は非アクティブな状態である。ホワイトボードアプリは以下の(ii)(iii)のモードでも起動したままである。
(ii) サイネージモード:サイネージアプリが動作している状態。サイネージモードが終了するとサイネージアプリも終了する。
(iii) スタンバイモード:ホワイトボード及びデジタルサイネージのどちらとしても使用されない状態。スタンバイモードはディスプレイの電源が消灯される。ホワイトボードアプリは起動したままであるが、サイネージアプリは終了している。
そして、表示装置2は以下のように3つのモードを遷移させる。
・ホワイトボードモードで、ディスプレイの操作なし、かつ、周辺に人がいる場合、サイネージモードに遷移する。
・ホワイトボードモードで、ディスプレイの操作なし、かつ、周辺に人がない場合、スタンバイモードに遷移する。
・サイネージモードで、ディスプレイの操作ある場合ホワイトボードモードに遷移する。
・スタンバイモードで、ディスプレイの操作ある場合ホワイトボードモードに遷移する。
・サイネージモードで、周辺に人がいない場合スタンバイモードに遷移する。
・スタンバイモードで、周辺に人がいる場合サイネージモードに遷移する。
このように、本実施形態の表示装置2は、周辺に人がいない場合はホワイトボードモード又はサイネージモードからスタンバイモードに遷移することで消費電力を低減できる。また、スタンバイモードからサイネージモードに遷移できる。
従来のサイネージ機能を有する表示装置2には、ホワイトボードモードとサイネージモードの間の状態遷移しかなく、スタンバイモードを利用することについては考慮されていない。従来の表示装置2は、一度サイネージモードに遷移すると、スタンバイモードが適切な場合(表示装置2の周辺に人が存在しない場合)にもサイネージモードで動作し続けてしまい、電力を無駄に消費してしまっていた。
<用語について>
また、表示装置2は、電子ペンや指先で画面をなぞるように動かして入力された画面における電子ペンや指先の座標(位置)をタッチパネルで取得し、この座標を連結したストロークをタッチパネルと一体のディスプレイに表示するいわゆる電子機器である。タッチパネルの方式はどのようなものでもよい。表示装置2は、電子黒板、電子ホワイトボード、電子情報ボード、電子白板、など商品によって呼称が異なっていてよい。また、表示装置2はコンピュータの機能を有するため、情報処理装置とよばれてもよい。また、いくつかの部品を組み合わせて実現されている場合に表示システムと呼ばれてもよい。タッチパネルを備えたタブレット端末も表示装置2として使用される場合がある。
デジタルサイネージとは、表示と通信にデジタル技術を活用してディスプレイやプロジェクタなどによって映像や文字を表示する情報・広告媒体をいう。情報・広告を表示するアプリをサイネージアプリという。
<システムの概要>
図2は、本実施形態の画像処理システム1の全体構成図である。なお、図2では、説明を簡略化するために、2台の表示装置2a,2b及びこれに付随する電子ペン4a,4b等を示しているだけであって、3台以上の表示装置や電子ペン等を利用してもよい。
図2に示されているように、画像処理システム1は、複数の表示装置2a,2b、複数の電子ペン4a,4b、USBメモリ5a,5b、ノートPC(Personal Computer)6a,6b、テレビ(ビデオ)会議端末7a,7b、及びPC8を有する。また、表示装置2a,2b、及びPC8は、通信ネットワーク9を介して通信可能に接続されている。更に、複数の表示装置2a,2bには、それぞれディスプレイ3a,3bが設けられている。
また、表示装置2aには、電子ペン4aによって生じたイベント(ディスプレイ3aに電子ペン4aのペン先、又は、電子ペン4aのペン尻のタッチ)による描画された画像を、ディスプレイ3aに表示させることができる。なお、電子ペン4aだけでなく、ユーザの手Ha等によって生じたイベント(拡大、縮小、ページめくり等のジェスチャ)に基づいて、ディスプレイ3a上に表示されている画像を変更させることもできる。
また、表示装置2aには、USBメモリ5aが接続可能であり、表示装置2aはUSBメモリ5aからPDF等の電子ファイルを読み出したり、表示装置2aはUSBメモリ5aに電子ファイルを記録したりすることができる。また、表示装置2aには、DisplayPort(登録商標)、DVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標。High−Definition Multimedia Interface)及びVGA(Video Graphics Array)等の規格による通信が可能なケーブル10a1を介して、ノートPC6aが接続されている。そして、表示装置2aは、ディスプレイ3aに対する接触によってイベントを発生させ、このイベントを示すイベント情報を、マウスやキーボード等の入力装置からのイベントと同様に、ノートPC6aに送信する。同じく、表示装置2aには、上記規格による通信が可能なケーブル10a2を介して、テレビ(ビデオ)会議端末7aが接続されている。なお、ノートPC6a、及びテレビ会議端末7aは、Bluetooth(登録商標)等の各種無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、表示装置2aと通信してもよい。
一方、表示装置2bが設置されている他の拠点では、上記と同様に、ディスプレイ3bを備えた表示装置2b、電子ペン4b、USBメモリ5b、ノートPC6b、テレビ会議端末7b、ケーブル10b1、ケーブル10b2が利用される。更に、ユーザの手Hb等によって生じたイベントに基づいて、ディスプレイ3b上に表示されている画像を変更させることもできる。
これにより、一の拠点で表示装置2aのディスプレイ3a上に描画された画像は、他の拠点で表示装置2bのディスプレイ3b上にも表示され、逆に他の拠点で表示装置2bのディスプレイ3b上に描画された画像は、一の拠点で表示装置2aのディスプレイ3a上に表示される。このように、画像処理システム1では、遠隔地において同じ画像を共有する遠隔共有処理を行うことができるため、遠隔地での会議等に用いると、非常に便利である。
なお、以下では、複数の表示装置のうち任意の表示装置を示す場合には「表示装置2」と示す。複数のディスプレイのうち任意のディスプレイを示す場合には「ディスプレイ3」と示す。複数の電子ペンのうち任意の電子ペンを示す場合には「電子ペン4」と示す。複数のUSBメモリのうち任意のUSBメモリを示す場合には「USBメモリ5」と示す。複数のノートPCのうち任意のノートPCを示す場合には「ノートPC6」と示す。複数のテレビ会議端末のうち任意のテレビ会議端末を示す場合には「テレビ会議端末7」と示す。また、複数のユーザの手のうち任意の手を示す場合には「手H」と示す。複数のケーブルのうち任意のケーブルを示す場合には「ケーブル10」と示す。
また、本実施形態では、画像処理装置の一例として、表示装置を説明するが、これに限るものではなく、画像処理装置の他の例として、電子看板(デジタルサイネージ)、スポーツや天気予報等で利用されるテレストレータ、又は、遠隔画像(映像)診断装置等であってもよい。また、情報処理端末の一例として、ノートPC6を説明するが、これに限るものではなく、情報処理端末の他の例として、デスクトップ型PCやタブレット型PC、PDA、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ、ゲーム機等の画像フレームを供給可能な端末であってもよい。更に、通信ネットワークには、インターネット、LAN(Local Area Network)、携帯電話通信網等が含まれる。また、本実施形態では、記録媒体の一例として、USBメモリを説明するが、これに限るものではなく、記録媒体の他の例として、SDカード等の各種記録メディアであってもよい。
<表示装置のハードウェア構成>
図3は、表示装置2のハードウェア構成図である。図3に示されているように、表示装置2は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、SSD(Solid State Drive)204、ネットワークI/F205、及び、外部機器接続I/F(Interface)206を備えている。
これらのうち、CPU201は、表示装置2全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201やIPL(Initial Program Loader)等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。SSD204は、表示装置用のプログラム等の各種データを記憶する。ネットワークI/F205は、通信ネットワーク9との通信を制御する。外部機器接続I/F206は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ5、外付け機器(マイク240、スピーカ250、カメラ260)である。
また、表示装置2は、キャプチャデバイス211、GPU212、ディスプレイコントローラ213、接触センサ214、センサコントローラ215、電子ペンコントローラ216、近距離通信回路219、及び近距離通信回路219のアンテナ219a、電源スイッチ222及び選択スイッチ類223を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス211は、外付けのノートPC6がディスプレイ3に表示する映像情報を静止画又は動画としてディスプレイ3に表示させる。
GPU(Graphics Processing Unit)212は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ213は、GPU212からの出力画像をディスプレイ3等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。接触センサ214は、ディスプレイ3上に電子ペン4やユーザの手H等が接触したことを検知する。
センサコントローラ215は、接触センサ214の処理を制御する。接触センサ214は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ3の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ3に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ3の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。
接触センサ214は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のIDをセンサコントローラ215に出力し、センサコントローラ215が、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ216は、電子ペン4と通信することで、ディスプレイ3へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。近距離通信回路219は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。
電源スイッチ222は、表示装置2の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類223は、例えば、ディスプレイ3の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。
更に、表示装置2は、バスライン210を備えている。バスライン210は、図3に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、接触センサ214は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部29に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ216が、電子ペン4のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン4のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
カメラ260はテレビ会議の際に参加者を撮像するために使用されるが、参加者に限らず表示装置の周囲の人を撮像するために使用される。カメラ260は撮像装置でなくてもよく、赤外線センサなど人検知できるセンサでもよい。また、カメラ260は周囲360度を撮像できる全天球カメラでもよい。通常の画角のカメラは比較的狭いので人の検知が困難になるおそれがあるが、全天球カメラでは広範囲の人を撮像できるので周囲の人を検知しやすい。カメラ260は人感検知センサとして使用される。
<表示装置の機能構成>
続いて、図4、図5を用いて、表示装置2の機能構成について説明する。なお、先ずは、図4を用いて、表示装置2の全体的な機能構成について説明する。図4は、表示装置2の機能ブロック図である。
表示装置2は、図4に示されているハードウェア構成及びプログラムによって、図4に示されている各機能構成を有する。表示装置2は、最初に遠隔共有処理を開始する「主催装置」となり得ると共に、既に開始されている遠隔共有処理に後から参加する「参加装置」にもなり得る。また、表示装置2は、大きく分けて、クライアント部20及びサーバ部90の両方によって構成されている。
クライアント部20及びサーバ部90はホワイトボードアプリ53の機能であり、サイネージアプリ54と表示部29を共有している。表示部29を使用するアプリの切り替えの詳細は図6にて説明する。
クライアント部20及びサーバ部90は、表示装置2の1台の筐体内で実現される機能である。そして、表示装置2が主催装置となる場合には、この表示装置2では、クライアント部20とサーバ部90が実現される。また、表示装置2が参加装置となる場合には、この表示装置2では、クライアント部20は実現されるが、サーバ部90は実現されない。即ち、図2において、表示装置2aが主催装置で、表示装置2bが参加装置となる場合、表示装置2aのクライアント部20は、同じ表示装置2a内に実現されたサーバ部90を介して、他の表示装置2bのクライアント部20と通信を行う。一方、表示装置2bのクライアント部20は、他の表示装置2a内に実現されたサーバ部90を介して、他の表示装置2aのクライアント部と通信を行う。
〔クライアント部の機能構成〕
続いて、主に図4、図5を用いて、クライアント部20の機能構成について説明する。クライアント部20は、映像取得部21、座標検知部22、自動調整部23、接触検知部24、イベント振分部25、操作処理部26、ジェスチャ処理部27、映像重畳部28、画像処理部30、及び通信制御部60を有する。
このうち、映像取得部21は、ケーブル10に接続された映像出力機器の出力画像を取得する。映像取得部21は、映像出力機器から画像信号を受信すると、この画像信号を解析して、この画像信号によって形成される映像出力機器の表示画像である画像フレームの解像度や、この画像フレームの更新頻度などの画像情報を導出し、画像取得部31に出力する。
座標検知部22は、ディスプレイ3上でユーザによって生じたイベント(ディスプレイ3上に電子ペン4又はユーザの手Hがタッチされた動作等)の座標位置を検出する。また、座標検知部22は、タッチされた面積も検出する。
自動調整部23は、表示装置2の起動時(再起動時と表現してもよい)に起動され、座標検知部22が適切な値を出力できるように、光センサ方式により座標を検知する座標検知部22がセンサーカメラの画像を処理する際のパラメータを調整する。
接触検知部24は、ユーザによって生じたイベント(ディスプレイ3上に電子ペン4のペン先又は電子ペン4のペン尻が押下(タッチ)された動作等)を検出する。
イベント振分部25は、座標検知部22によって検知されたイベントの座標位置と接触検知部24によって検出された検出結果を、ストローク描画、UI操作、及びジェスチャ操作の各イベントに振り分ける。ここで、「ストローク描画」は、ディスプレイ3上に図5に示されている後述のストローク画像(B)が表示されている場合に、ユーザがディスプレイ3上で電子ペン4を押下し、この押下した状態で電子ペン4を移動させ、最終的にディスプレイ3上から電子ペン4を離すまでのイベントである。このストローク描画により、例えば、アルファベット「S」や「T」等がディスプレイ3上に描画される。なお、この「ストローク描画」には、画像を描画するだけでなく、既に描画された画像を削除したり、描画された画像を編集したりするイベントも含まれる。
「UI操作」は、ディスプレイ3上に図5に示されている後述のUI画像(A)が表示されている場合に、ユーザが電子ペン4又は手Hによって所定の位置を押下したイベントである。このUI操作により、例えば、電子ペン4により描画される線の色や幅等が設定される。
「ジェスチャ操作」は、ディスプレイ3上に図5に示されている後述のストローク画像(B)が表示されている場合に、ユーザが手Hでディスプレイ3上をタッチしたり移動させたりするイベントである。このジェスチャ操作により、例えば、ユーザがディスプレイ3に手Hをタッチさせた状態で手Hを移動させることで、画像の拡大(若しくは縮小)、表示領域の変更、又は、ページ切り換え等を行うことができる。
操作処理部26は、イベント振分部25によってUI操作と判断されたものから、イベントが発生されたUIの要素にしたがって、各種操作を実行する。このUIの要素としては、例えば、ボタン、リスト、チェックボックス、テキストボックスが挙げられる。ジェスチャ処理部27は、イベント振分部25によってジェスチャ操作と判断されたものに対応した操作を実行する。
映像重畳部28は、後述の表示重畳部36で重畳された画像を映像として表示部29に対して表示する。表示部29はディスプレイ3により実現される表示機能を示す。また、映像重畳部28は、映像出力機器(ノートPC6等)からの映像に対して、他の映像出力機器(テレビ会議端末7等)から送られて来た映像をピクチャーインピクチャーする。更に、映像重畳部28は、ピクチャーインピクチャーされて表示部29の一部に表示された映像を、表示部29の全体に表示させるための切り替えを行う。
画像処理部30は、図5に示されているような各画像レイヤの重畳処理等を行う。この画像処理部30は、画像取得部31、ストローク処理部32、UI画像生成部33、背景生成部34、レイアウト管理部35、表示重畳部36、ページ処理部37、ファイル処理部40、ページデータ記憶部300、及び遠隔ライセンス管理テーブル310を有している。
このうち、画像取得部31は、映像取得部21で取得された映像から、各フレームを画像として取得する。画像取得部31は、この画像のデータを、ページ処理部37に出力する。この画像は、図5に示されている映像出力機器(ノートPC6等)からの出力画像(C)に相当する。
ストローク処理部32は、イベント振分部25によって割り振られたストローク描画に係るイベントに基づいて、画像を描画したり、描画された画像を削除したり、描画された画像を編集する。このストローク描画による画像は、図5に示されているストローク画像(B)に相当する。また、このストローク描画に基づいた画像の描画、削除、編集の各結果は、後述の操作データとして、データ管理部80に記憶される。
UI画像生成部33は、表示装置2に予め設定されているUI(ユーザインターフェース)画像を生成する。このUI画像は、図5に示されているUI画像(A)に相当する。
背景生成部34は、ページ処理部37がページデータ記憶部300から読み出したページデータのうちのメディアデータを、ページ処理部37から受信する。背景生成部34は、この受信したメディアデータを表示重畳部36に出力する。また、このメディアデータによる画像は、図5に示されている背景画像(D)に相当する。背景画像(D)のパターンは、無地、グリッド表示等である。
レイアウト管理部35は、表示重畳部36に対して、画像取得部31、ストローク処理部32、及びUI画像生成部33(又は背景生成部34)から出力された各画像のレイアウトを示すレイアウト情報を管理している。これにより、レイアウト管理部35は、表示重畳部36に対して、出力画像(C)及びストローク画像(B)を、UI画像(A)及び背景画像(D)中のどの位置に表示させるか又は非表示にさせるかを指示することができる。
表示重畳部36は、レイアウト管理部35から出力されたレイアウト情報に基づき、画像取得部31、ストローク処理部32、及びUI画像生成部33(背景生成部34)から出力された各画像のレイアウトを行う。
ページ処理部37は、ストローク画像(B)のデータと出力画像(C)のデータを、1つのページデータにまとめてページデータ記憶部300に記憶する。ストローク画像(B)のデータは、ストローク配列データ(各ストロークデータ)としてページデータの一部を成す。出力画像(C)のデータは、メディアデータとしてページデータの一部を成す。そして、このメディアデータは、ページデータ記憶部300から読み出されると、背景画像(D)のデータとして取り扱われる。
また、ページ処理部37は、一旦記憶されたページデータのうちのメディアデータを、背景生成部34を介して表示重畳部36に送信することで、映像重畳部28が背景画像(D)をディスプレイ3に再表示させることができる。また、ページ処理部37は、ページデータのうちのストローク配列データ(各ストロークデータ)を、ストローク処理部32に戻すことで、ストロークの再編集ができる状態にすることができる。更に、ページ処理部37は、ページデータを削除したり複製したりすることもできる。
即ち、ページ処理部37がページデータ記憶部300にページデータを記憶する時点でディスプレイ3上に表示されている出力画像(C)のデータは、一旦、ページデータ記憶部300に記憶され、その後にページデータ記憶部300から読み出される際には、背景画像(D)を示すメディアデータとして読みされる。そして、ページ処理部37は、ページデータ記憶部300から読み出したページデータのうち、ストローク画像(B)を示すストローク配列データを、ストローク処理部32に出力する。また、ページ処理部37は、ページデータ記憶部300から読み出したページデータのうち、背景画像(D)を示すメディアデータを、背景生成部34に出力する。
表示重畳部36は、 画像取得部31からの出力画像(C)、ストローク処理部32からのストローク画像(B)、UI画像生成部33からのUI画像(A)、及び、背景生成部34からの背景画像(D)を、レイアウト管理部35によって指定されたレイアウトにしたがって重畳する。これにより、図5に示されているように、各画像が重なってもユーザが見える順に、UI画像(A)、ストローク画像(B)、出力画像(C)、及び背景画像(D)の各レイアの構成となっている。
また、表示重畳部36は、図5に示されている画像(C)と画像(D)を切り替えて、画像(A)及び画像(B)に対して排他的に重畳することも可能である。例えば、当初、画像(A)、画像(B)及び画像(C)が表示されている状態で、表示装置2と映像出力機器(ノートPC6等)との間のケーブル10が抜かれた場合には、レイアウト管理部35の指定によって、画像(C)を重畳対象から外し、画像(D)を表示させることができる。この場合に、また、表示重畳部36は、表示の拡大、表示の縮小、表示領域の移動処理も行う。
〔サーバ部の機能構成〕
サーバ部90は、各表示装置2に設けられており、いずれの表示装置2であっても、サーバ部としての役割を果たすことができる。そのため、サーバ部90は、通信制御部70、及びデータ管理部80を有している。
通信制御部70は、同じ表示装置2内のクライアント部20における通信制御部70、及び通信ネットワーク9を介して他の表示装置2内のクライアント部20における通信制御部70との通信を制御する。データ管理部80は、操作データや画像データ等を管理する。
<動作モードの制御に関する表示装置の機能>
図6は、動作モードの制御に関する表示装置2の機能を示す機能ブロック図の一例である。表示装置2は図4に示した表示部29、ホワイトボードアプリ53、サイネージアプリ54、動作モード制御部52、及び、人推定部51を有している。
まず、カメラ260は繰り返し周辺を撮像しており、撮像して得られた画像データを人推定部51に送出する。人推定部51は画像処理を行い、画像データに人が写っているか否かを推定する。例えば、ディープラーニングなどの機械学習で生成した識別器を用いて、人が写っているか否かの分類を行えばよい。機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し、新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、更に、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
動作モード制御部52は、ユーザによってディスプレイ3上に電子ペン4のペン先、電子ペン4のペン尻、又は、手Hが押下(タッチ)された動作等のイベントが生じたか否かを座標検知部22から取得する。以下単に「ディスプレイの操作」の検出と称する。動作モード制御部52は、周辺の人の検知結果及びディスプレイ3の操作の検出結果に応じて、動作モードを制御する。
図1にて説明したように、ホワイトボードアプリ53は動作モードに関係なく起動しているので座標検知部22が有効である。なお、図6では座標検知部22がディスプレイ3の操作を検出しているが、ディスプレイ3の操作はハード的には接触センサ214により検出される。したがって、ホワイトボードアプリ53は動作モードに関係なく起動するのでなく、ホワイトボードモードでなければ終了してもよい。
A.まず、ディスプレイ3の操作が検出されたか否かが優先され、ディスプレイ3の操作が検出された場合、ホワイトボードアプリ53をアクティブにする。したがって、ホワイトボードモードになる。
B.ディスプレイ3の操作が検出されず、周辺に人がいる場合、サイネージアプリ54を起動する。したがって、サイネージモードになる。
C.ディスプレイ3の操作が検出されず、周辺に人がいない場合、表示部29を消灯する。したがって、スタンバイモードになる。サイネージアプリ54が起動している場合は終了させる。表示部29を消灯するとはLEDや陰極管などの表示部の光源をOFFにすることをいう。図4に示したクライアント部20やサーバ部90は動作しているので、表示装置2はディスプレイ3の操作を検出できる。
なお、ホワイトボードモードにおいてサイネージアプリ54は停止するのでなくバックグラウンドで動作していてもよい。サイネージモードにおいてホワイトボードアプリ53はバックグラウンドで動作するのでなく終了していてもよい。スタンバイモードにおいてサイネージアプリ54は停止するのでなくバックグラウンドで動作していてもよい。スタンバイモードにおいてホワイトボードアプリ53はバックグラウンドで動作するのでなく終了していてもよい。
<動作手順>
図7,図8を用いて、動作モードの遷移例について説明する。まず、図7は、スタンバイモードからサイネージモードへの遷移について説明するシーケンス図の一例である。
S1:ユーザが表示装置2に近づいたとする。
S2:カメラ260などの人感検知センサがユーザを検出するので、人推定部51は周辺に人がいると推定する。
S3:動作モード制御部52は、定期的に、人の検知結果、及び、ディスプレイ3の操作の検出結果を取得する。そして、人の検知結果及びディスプレイ3の操作の検出結果に応じて以下のように動作モードを制御する。
・すでにホワイトボードモードである場合
S4:すでにホワイトボードモードであり、ユーザが検知されたので、動作モード制御部52はホワイトボードモードを継続する。
S4−2:ホワイトボードモードにおいて周辺に人がいてもディスプレイの操作が一定時間、検出されない場合、動作モード制御部52はサイネージモードに遷移する。
・すでにサイネージモードである場合
S5:すでにサイネージモードであり、ユーザが検知されたので、動作モード制御部52はサイネージモードを継続する。
S5−2:サイネージモードでディスプレイ3の操作が検出されるとホワイトボードモードに遷移する。
・スタンバイモードである場合
S6:スタンバイモードの状態でユーザが検知されたので、動作モード制御部52はサイネージモードに遷移すると判断する。
S7:このため、動作モード制御部52はサイネージアプリ54を起動させる。
図8は、サイネージモードからスタンバイモードへの遷移について説明するシーケンス図の一例である。
S11:ユーザが表示装置2から離れる。
S12:カメラ260などの人感検知センサがユーザを検出しなくなるので、人推定部51は周辺に人がいないと推定する。
S13:動作モード制御部52は、定期的に、人の検知結果、及び、ディスプレイ3の操作の検出結果を取得する。そして、人の検知結果及びディスプレイの操作の検出結果に応じて以下のように動作モードを制御する。
・すでにホワイトボードモードである場合
S14:すでにホワイトボードモードであり、ユーザが検知されないので、動作モード制御部52はホワイトボードモードを継続する。
S14−2:ホワイトボードモードでディスプレイ3の操作が一定時間、検出されなければ、やがてスタンバイモードに遷移する。
・サイネージモードである場合
S15:サイネージモードであり、ユーザが検知されないので、動作モード制御部52はスタンバイモードに遷移すると判断する。
S16:このため、動作モード制御部52はサイネージアプリ54を終了し、表示部29を消灯にする。
・すでにスタンバイモードである場合
S17:すでにスタンバイモードの状態でユーザが検知されないので、動作モード制御部52はスタンバイモードを継続する。
<人推定部の変形例>
本実施形態では人推定部51が、カメラ260などの人感検知センサの検出結果を利用して周辺に人が存在するか否かを推定したが、このようなハードウェアを使用せずに、現在の時刻から周辺に人が存在するか否かを推定してもよい。この場合、表示装置2には、予め周辺に人がいる時間帯が設定されている。例えば、オフィスや工場等で使用される場合は就業時間が設定される。表1は、このような時間帯が設定された時間帯設定情報の一例である。
Figure 2020149149
表1の時間帯設定情報には、「人がいる時間帯」として「9時〜18時」が設定されている。「人がいる時間帯」はサイネージモードの有効時間である。「人がいる時間帯」は複数に分けて設定されてもよいし、ユーザが任意の時間帯を設定できる。時間帯設定情報は、例えば人推定部51が少なくとも参照できるように記憶されているか又はネットワークを介して外部から送信される。
なお、時間帯設定情報を使用する場合、図7,図8のシーケンス図は実際に人が接近するか離れるか判断されるステップS1,S11が不要になる。しかし、人推定部51は時間帯設定情報と現在の時刻に基づいて人が存在するか否かの推定結果をステップS2,S12で動作モード制御部52に送出すればよく、全体の手順は同様でよい。
<表示装置の変形例>
表示装置2としては図2に示したディスプレイ3を有する形態の他、プロジェクタを利用したものがある。図9を用いて表示システムを説明する。
図9は、表示システムの構成例を示す図である。図9では、通常のホワイトボード4130の上辺にプロジェクタ4110が設置されている。このプロジェクタ4110が表示装置2に相当する。通常のホワイトボード4130とは、タッチパネルと一体のフラットパネルディスプレイではなく、ユーザがマーカで直接、手書きするホワイトボードである。なお、ホワイトボードは黒板でもよく、映像を投影するだけの広さの平面であればよい。
プロジェクタ4110は超短焦点の光学系を有しており、10cm程度から歪みの少ない映像をホワイトボード4130に投影できる。この映像は、無線又は有線で接続されたPC400ー1から送信されてもよいし、プロジェクタ4110が記憶していてもよい。
ユーザは専用の電子ペン2500を使ってホワイトボード4130に手書きする。電子ペン2500は、ユーザが手書きのためにホワイトボード4130に押しつけるとスイッチがONになり発光する発光部を例えば先端部に有している。光の波長は近赤外や赤外なのでユーザの目には見えない。プロジェクタ4110はカメラを有しており、発光部を撮像して画像を解析し電子ペン2500の方向を特定する。また、電子ペン2500は発光と共に音波を発信しており、プロジェクタ4110は音波の到達時間により距離を算出する。方向と距離により電子ペン2500の位置を特定できる。電子ペン2500の位置にはストロークが描画(投影)される。
プロジェクタ4110はメニュー4300を投影するので、ユーザが電子ペン2500でボタンを押下すると、プロジェクタ4110が電子ペン2500の位置とスイッチのON信号により押下されたボタンを特定する。例えば、保存ボタン4310が押下されると、ユーザが手書きしたストローク(座標の集合)がプロジェクタ4110で保存される。プロジェクタ4110は、予め定められたサーバ4120又はUSBメモリ2600等に手書き情報を保存する。手書き情報はページごとに保存されている。画像データではなく座標のまま保存されるので、ユーザが再編集することができる。
本実施形態に適用された場合、プロジェクタ4110は映像のインタフェースから映像を取り込み、電子ペン2500が手書きに使用されているか否か(発光の有無、通信の有無)に応じてホワイトボードを操作中か非操作を判断する。したがって、プロジェクタ4110が使用された表示装置2であっても、スタンバイモードからサイネージモード、又は、サイネージモードからスタンバイモードに遷移できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、他の拠点と通信している場合に、他の拠点の動作モードを考慮して自拠点の動作モードを制御してよい。例えば、自拠点と他拠点のうち主催者端末を優先して同期させることなどが考えられる。
また、図4、図6などの構成例は、表示装置2の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。また、表示装置2の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 画像処理システム
2 表示装置
3 ディスプレイ
4 電子ペン
51 人推定部
52 動作モード制御部
53 ホワイトボードアプリ
54 サイネージアプリ
90 サーバ部
特許第6139854号公報

Claims (10)

  1. 表示装置のディスプレイが操作されている場合にホワイトボードモードで動作する表示装置であって、
    表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定する人推定部と、
    人が存在するか否かに応じて、動作モードを遷移させる動作モード制御部と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 情報をディスプレイに表示するサイネージモードで動作している場合に、
    前記人推定部が表示装置の周辺に人が存在しないと推定した場合、前記動作モード制御部はサイネージモードを終了し、ディスプレイを消灯するスタンバイモードに遷移させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. ディスプレイを消灯するスタンバイモードで動作している場合に、
    前記人推定部が表示装置の周辺に人が存在すると推定した場合、前記動作モード制御部はスタンバイモードを終了し、情報をディスプレイに表示するサイネージモードに遷移させることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. ホワイトボードモードで動作している場合に、
    ディスプレイの操作が検出されず、前記人推定部が表示装置の周辺に人が存在すると推定した場合、前記動作モード制御部はホワイトボードモードを終了し、情報をディスプレイに表示するサイネージモードに遷移させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. ホワイトボードモードで動作している場合に、
    ディスプレイの操作が検出されず、前記人推定部が表示装置の周辺に人が存在しないと推定した場合、前記動作モード制御部はホワイトボードモードを終了し、ディスプレイを消灯するスタンバイモードに遷移させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記人推定部は、人感検知センサにより表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記人推定部は、予め設定されているサイネージモードの有効時間と現在の時刻とに基づいて表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 表示装置が操作されている場合にホワイトボードモードで動作する表示システムであって、
    表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定する人推定部と、
    人が存在するか否かに応じて、動作モードを遷移させる動作モード制御部と、
    を有することを特徴とする表示システム。
  9. 表示装置のディスプレイが操作されている場合にホワイトボードモードで動作する表示装置が行う動作モード制御方法であって、
    人推定部が、表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定するステップと、
    動作モード制御部が、人が存在するか否かに応じて、動作モードを遷移させるステップと、
    を有することを特徴とする動作モード制御方法。
  10. 表示装置のディスプレイが操作されている場合にホワイトボードモードで動作する情報処理装置を、
    表示装置の周辺に人が存在するか否かを推定する人推定部と、
    人が存在するか否かに応じて、動作モードを遷移させる動作モード制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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