JP2023137078A - 表示装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが入力したデータの表示が一定時間経過後に消去されるモードにおいて、データの入力後、ユーザの操作により一定時間経過後もデータの表示を可能とすること。【解決手段】ユーザによる表示するデータの入力を受け付ける操作受付部と、一定時間経過後に前記データの表示を消去する一時書込モードから、前記データの表示を消去しない書込固定モードに書込モードを変更するための前記ユーザによる操作が実行されたか否かを判断する判断部と、前記判断部が、前記書込モードを変更する操作が実行されたと判断した場合に、前記データの表示を前記一時書込モードによる表示から前記書込固定モードによる表示に切替える表示制御部と、を有することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、表示装置、及びプログラムに関する。
タッチパネル式のディスプレイ等にユーザが専用の電子ペンや手などの入力手段でストロークを書込み、いくつかのストロークで形成される手書きデータを表示する電子黒板などの表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが、一定時間経過すると消える筆記媒体を用いて書込んだ内容をカメラで撮影することにより取得した画像を表示装置に描画する技術が公開されている。
しかしながら、従来の技術では、ユーザが入力したデータの表示が一定時間経過後に消去されるモードにおいて、一定時間経過後もデータを表示するためには、ユーザがデータを入力する前にモードを切替える必要があった。
本発明の実施形態は、上記課題に鑑み、ユーザが入力したデータの表示が一定時間経過後に消去されるモードにおいて、データの入力後、ユーザの操作により一定時間経過後もデータの表示を可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、ユーザによる表示するデータの入力を受け付ける操作受付部と、一定時間経過後に前記データの表示を消去する一時書込モードから、前記データの表示を消去しない書込固定モードに書込モードを変更するための前記ユーザによる操作が実行されたか否かを判断する判断部と、前記判断部が、前記書込モードを変更する操作が実行されたと判断した場合に、前記データの表示を前記一時書込モードによる表示から前記書込固定モードによる表示に切替える表示制御部と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、ユーザが入力したデータの表示が一定時間経過後に消去されるモードにおいて、データの入力後に、ユーザの操作により一定時間経過後もデータを表示することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る表示装置、及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム概要>
図1は、本発明の実施形態に係る表示システムの概略図の一例を示す図である。表示システム1は、例えば、インターネット等の通信ネットワーク4に接続する表示装置2(2a、2b)、及びサーバ装置3を含み、表示装置2a及び表示装置2b等の間で、リモート会議等を行うためのシステムである。表示装置2のディスプレイには、会議資料などを表示させることが可能であり、更に、ユーザは、電子ペン又は手などの入力手段で表示装置2のディスプレイ上に手書きで描画を行うことができる。ここで、ユーザがディスプレイに電子ペン又は手などの入力手段を押しつけてから連続的に移動させた後、ディスプレイから離すという一連の操作をストロークという。ストロークは、入力手段により入力される座標の軌跡に基づいてディスプレイに表示される情報である。ユーザが、1つ以上のストロークを有する手書きで入力した(又は書込んだ、描画した)データを書込データとよぶ。ユーザが表示装置2aのディスプレイに入力した書込データは、通信ネットワーク4を介してサーバ装置3に送信される。サーバ装置3は受信した書込データを表示装置2bに送信し、表示装置2bは、受信した書込データをディスプレイに表示することにより、リモート会議の拠点間で書込データを同時に閲覧することが可能である。また、ユーザがディスプレイにデータを入力する書込モードとして、一時書込モードと確定書込みモードがある。一時書込モード(マーカーモードと呼んでも良い)では、書込データは予め定めた一定時間が経過すると表示が消えて、書込データは保存されない。一方、確定書込モード(ペンモード又は書込固定モードと呼んでも良い)では、書込データの表示が消えることがなく、書込データは保存される。ここで、一時書込モードで書込まれるような一定時間経過後に表示が消去される書込データを一時書込データ、確定書込モードで書込まれるような一定時間経過後でも表示が消去されない書込データを確定書込データとよぶ。ただし、確定書込モード及び確定書込データは、会議終了時において必ず保存されるものとは限らず、一定時間経過後に表示が消去されないこと意味し、「確定書込」は「書込固定」、「書込表示固定」、「書込長時間表示」等とよんでもよい。書込モードは、表示システム1において通信ネットワーク4に接続された複数の表示装置2の間で同じ書込モードになるように同期させてもよいし、非同期(同期させない)としてもよい。
<システム概要>
図1は、本発明の実施形態に係る表示システムの概略図の一例を示す図である。表示システム1は、例えば、インターネット等の通信ネットワーク4に接続する表示装置2(2a、2b)、及びサーバ装置3を含み、表示装置2a及び表示装置2b等の間で、リモート会議等を行うためのシステムである。表示装置2のディスプレイには、会議資料などを表示させることが可能であり、更に、ユーザは、電子ペン又は手などの入力手段で表示装置2のディスプレイ上に手書きで描画を行うことができる。ここで、ユーザがディスプレイに電子ペン又は手などの入力手段を押しつけてから連続的に移動させた後、ディスプレイから離すという一連の操作をストロークという。ストロークは、入力手段により入力される座標の軌跡に基づいてディスプレイに表示される情報である。ユーザが、1つ以上のストロークを有する手書きで入力した(又は書込んだ、描画した)データを書込データとよぶ。ユーザが表示装置2aのディスプレイに入力した書込データは、通信ネットワーク4を介してサーバ装置3に送信される。サーバ装置3は受信した書込データを表示装置2bに送信し、表示装置2bは、受信した書込データをディスプレイに表示することにより、リモート会議の拠点間で書込データを同時に閲覧することが可能である。また、ユーザがディスプレイにデータを入力する書込モードとして、一時書込モードと確定書込みモードがある。一時書込モード(マーカーモードと呼んでも良い)では、書込データは予め定めた一定時間が経過すると表示が消えて、書込データは保存されない。一方、確定書込モード(ペンモード又は書込固定モードと呼んでも良い)では、書込データの表示が消えることがなく、書込データは保存される。ここで、一時書込モードで書込まれるような一定時間経過後に表示が消去される書込データを一時書込データ、確定書込モードで書込まれるような一定時間経過後でも表示が消去されない書込データを確定書込データとよぶ。ただし、確定書込モード及び確定書込データは、会議終了時において必ず保存されるものとは限らず、一定時間経過後に表示が消去されないこと意味し、「確定書込」は「書込固定」、「書込表示固定」、「書込長時間表示」等とよんでもよい。書込モードは、表示システム1において通信ネットワーク4に接続された複数の表示装置2の間で同じ書込モードになるように同期させてもよいし、非同期(同期させない)としてもよい。
本発明の実施形態において、表示装置2は、一時書込モードでユーザが入力した書込データに対して、一定時間経過後も書込データを表示させることが可能である。そのために、表示装置2は、例えば、ユーザが書込データを入力した際に、書込データの付近に書込確定ボタンを予め定めた一定時間だけ表示する。更に、表示装置2は、ユーザによる書込確定ボタンの押下を検出すると、書込データを一時書込データから確定書込データに変換することにより、一定時間が経過しても表示が消去されないようにすることが可能である。
なお、図1に示す表示システム1のシステム構成は一例である。図1では、表示システム1に含まれる表示装置2は2台としているが、表示システム1に含まれる表示装置2は任意の台数(1台も含む)であってよい。或いは、サーバ装置3が存在せず、複数の表示装置2が直接通信する構成、又は1台の表示装置2が単独で存在する構成であってもよい。更に、通信ネットワーク4には、例えば、移動体通信、又は無線LAN等の無線通信による接続区間が含まれていても良い。
<ハードウェア構成例>
図2は、本発明の実施形態に係る表示装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されているように、表示装置2は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、SSD(Solid State Drive)204、ネットワークI/F205、及び、外部機器接続I/F(Interface)206を備えている。
図2は、本発明の実施形態に係る表示装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されているように、表示装置2は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、SSD(Solid State Drive)204、ネットワークI/F205、及び、外部機器接続I/F(Interface)206を備えている。
これらのうち、CPU201は、表示装置2全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201やIPL(Initial Program Loader)等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。SSD204は、表示装置用のプログラム等の各種データを記憶する。ネットワークコントローラ205は、通信ネットワーク4との通信を制御する。外部機器接続I/F206は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ230、外付け機器(マウス220、マイク240、スピーカ250、カメラ260)である。
また、表示装置2は、キャプチャデバイス211、GPU212、ディスプレイコントローラ213、接触センサ214、センサコントローラ215、電子ペンコントローラ216、近距離通信回路219、及び近距離通信回路219のアンテナ219a、電源スイッチ222及び選択スイッチ類223を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス211は、外付けのPC(Personal Computer)270のディスプレイに対して映像情報を静止画または動画として表示させる。GPU(Graphics Processing Unit)212は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ213は、GPU212からの出力画像をディスプレイ280等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。接触センサ214は、ディスプレイ280上に電子ペン290やユーザの手H等が接触したことを検知する。センサコントローラ215は、接触センサ214の処理を制御する。接触センサ214は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ280の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ280に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ280の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。接触センサ214は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のIDをセンサコントローラ215に出力し、センサコントローラ215が、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ216は、電子ペン290と通信することで、ディスプレイ280へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。近距離通信回路219は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。電源スイッチ222は、表示装置2の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類223は、例えば、ディスプレイ280の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。
更に、表示装置2は、バスライン210を備えている。バスライン210は、図2に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、接触センサ214は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ216が、電子ペン290のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン290のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
<機能について>
図3は、本発明の実施形態に係る表示装置2における機能ブロックの構成図の一例を示す図である。表示装置2は、操作受付部10、表示制御部11、判断部12、通信部13、及び制御部14を有する。これら各部は、表示装置2にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU201が実行することで実現される機能又は手段である。
図3は、本発明の実施形態に係る表示装置2における機能ブロックの構成図の一例を示す図である。表示装置2は、操作受付部10、表示制御部11、判断部12、通信部13、及び制御部14を有する。これら各部は、表示装置2にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU201が実行することで実現される機能又は手段である。
操作受付部10は、表示装置2のディスプレイ280上に電子ペン290やユーザの手H等が接触したことを検知する接触センサ214を介して、ユーザによる文字入力やボタンの押下などの操作を受け付ける。
表示制御部11は、ユーザにより入力された書込データ、又は書込データを一時書込データから確定書込データに切替えるための書込確定ボタン等を表示装置2のディスプレイ280に表示する。
判断部12は、書込データを一時書込データから確定書込データに切替えるためのユーザによる操作(例えば、書込確定ボタンの押下)が行われたか否かを判断する。また、判断部12は、現在の書込モード、及びユーザによる書込データの入力の状況に基づいて、書込確定ボタンを表示するか否かを判断する。例えば、判断部12は、書込モードが一時書込モードであり、ユーザにより最初に書込データの入力があった時に、書込確定ボタンを表示することを判断して、表示制御部11に書込確定ボタンの表示を要求する。また、判断部12は、ユーザによる最後の書込データの入力が実行されてから、書込データの入力又は書込確定ボタンの押下が無くN秒(予め定めた一定時間)が経過した場合に、書込データと書込確定ボタンの表示を消去することを判断する。
通信部13は、表示装置2が有する通信機能であり、通信ネットワーク4を介して他のサーバ装置3又は表示装置2等と情報の送受信を行う。
制御部14は、書込モードの切替を制御する。制御部14は、例えば、書込確定ボタンが押下された際に、書込モードを一時書込モードから確定書込モードに切替える。
<書込確定ボタン>
図4は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの一例を示す図である。図4に示す表示装置2に表示された表示画面100の表示領域122には、書込データ101~104、書込データ領域105、106、書込確定ボタン107~109が表示されている。
図4は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの一例を示す図である。図4に示す表示装置2に表示された表示画面100の表示領域122には、書込データ101~104、書込データ領域105、106、書込確定ボタン107~109が表示されている。
書込データ101~104は、ユーザが、電子ペン又は手などの入力手段を用いて表示装置2のディスプレイ上に手書きで入力した書込データである。
書込データ領域105、106は、予め定めた一定の距離以内の書込データをグループ化して一つの書込データとし、グループ化した書込データを含む、各辺が表示領域122の辺と平行である面積が最小の四角形の領域である。図4において、書込データ領域105及び106は、それぞれグループ化された書込データ101と102及び書込データ103と104に対応する。
書込確定ボタン107~109は、一時書込モードでユーザが入力した書込データに対して、一定時間経過後も書込データを表示させることが可能とするために用いるボタンであり、書込データ毎に書込確定ボタンを表示する(即ち、複数の書込確定ボタンを表示する)ことが可能である。或いは、表示領域122内の全ての書込データに対応する単一の書込確定ボタンを表示する、又は表示領域122内の予め指定した領域内の書込データに対応する単一の書込確定ボタンを表示することも可能である。書込データ毎に書込確定ボタンを表示する場合は、書込データ領域から一定の間隔だけ離れた地点に書込確定ボタンを表示する。図4において、書込確定ボタン107は、書込データ領域105から一定の間隔だけ離れた左上の地点に表示されており、書込確定ボタン108は、書込データ領域106から一定の間隔だけ離れた右下の地点に表示されている。また、表示領域122内の全ての書込データに対応する書込確定ボタン109は、表示領域122内の右上の地点に表示されている。また、書込確定ボタンは、押下された後に、表示を消去してもよく、又は継続して表示してもよい。また、書込確定ボタンが押下された後に、書込モードを一時書込モードから確定書込モードに切替えてもよい。また、押下後に書込確定ボタンを消去せずに残しておく場合、書込確定ボタンを押下する毎に、書込モードに対して確定書込モードと一時書込モードを切替える、書込データに対して一時書込データと確定書込データを切替えるようにしてもよい。
<書込データの書込確定処理>
図5は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、表示装置2は、一時書込モードにおいて、ユーザが書込データを入力した際に、書込確定ボタンを表示し、書込確定ボタンの押下が無く最後の書込データの入力からN秒が経過した場合、書込データと書込確定ボタンを消去する。また、表示装置2は、ユーザが書込データを入力した後、N秒以内に書込確定ボタンがあれば、一時書込データを確定書込データに変更する。図6は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの表示処理における表示画面の一例を示す図であり、本シーケンスにおいて、表示装置2に表示される表示画面を示す。以下、図5の各ステップの処理について、図6の表示画面とともに説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、表示装置2は、一時書込モードにおいて、ユーザが書込データを入力した際に、書込確定ボタンを表示し、書込確定ボタンの押下が無く最後の書込データの入力からN秒が経過した場合、書込データと書込確定ボタンを消去する。また、表示装置2は、ユーザが書込データを入力した後、N秒以内に書込確定ボタンがあれば、一時書込データを確定書込データに変更する。図6は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの表示処理における表示画面の一例を示す図であり、本シーケンスにおいて、表示装置2に表示される表示画面を示す。以下、図5の各ステップの処理について、図6の表示画面とともに説明する。
ステップS20:表示装置2の操作受付部10は、ユーザによる手又は電子ペン等の入力手段を用いた表示装置2のディスプレイ上における手書きによる書込データを受け付け、受け付けた書込データを操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS21:表示装置2の判断部12は、書込モードが一時書込モードであり、且つ、書込確定ボタンが表示されていないことから、書込データと書込確定ボタンの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS22:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図6の表示画面110に示すように、書込データ111と書込確定ボタン112を表示する。
ステップS23:表示装置2の操作受付部10は、ステップS20における処理と同様に、ユーザによる新たな書込データを受け付け、受け付けた書込データを操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS24:表示装置2の判断部12は、書込モードが一時書込モードであり、且つ、既に書込確定ボタン112が表示されていることから、新たに受け付けた書込データの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS25:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図6の表示画面113に示すように、書込データ114を更に表示する。
ステップS26:表示装置2の操作受付部10は、ユーザによる新たな書込データを受け付け、受け付けた書込データを操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS27:表示装置2の判断部12は、書込モードが一時書込モードであり、且つ、既に書込確定ボタン112が表示されていることから、新たに受け付けた書込データの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS28:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図6の表示画面115に示すように、書込データ116を更に表示する。
ステップS29:表示装置2の判断部12は、最後に書込データを受け付けてから、N秒経過する間に、新たな書込データの入力又は書込確定ボタン112の押下を受け付けていないことを検知する。ここで、Nは予め定めた一定時間であり、例えばN=10とする。この検知結果に基づいて、判断部12は、表示されている書込データ111、114、116と書込確定ボタン112の消去を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS30:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、書込データ111、114、116と書込確定ボタン112の表示を消去する。
ステップS31:表示装置2の操作受付部10は、ユーザによる新たな書込データを受け付け、受け付けた書込データを操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS32:表示装置2の判断部12は、書込モードが一時書込モードであり、且つ、書込確定ボタンが表示されていないことから、書込データと書込確定ボタンの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS33:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図6の表示画面117に示すように、書込データ118と書込確定ボタン119を表示する。
ステップS34:表示装置2の操作受付部10は、ユーザによる書込確定ボタン119の押下を受け付けて、操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS35:表示装置2の判断部12は、最後に書込データを受け付けてから、N秒以内に、書込確定ボタン112の押下を受け付けたことを検知する。この検知結果に基づいて、判断部12は、表示されている書込データ118を確定書込データとして表示し、書込確定ボタン119を消去することを要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS36:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、表示されている書込データ118を確定書込データとして表示し、書込確定ボタン119の表示を消去する。例えば、表示制御部11は、一時書込データとして表示されている書込データ118を削除した後、確定書込データとして書込データ118を書込むようにしてもよい。また、表示制御部11は、書込データ118が、一時書込データから確定書込データに変更されたことが分かるように、確定書込データとして新たに書込む書込データ118におけるストロークの色、太さ、透明度等を変更してもよい。また、表示装置2の判断部12は、書込確定ボタンの押下が検知された以降は、書込モードを確定書込モードに変更して、ユーザによる書込データは、確定書込データとして扱うようにしてもよい。
以上の処理により、表示装置2は、一時書込モード(マーカーモード)でユーザが書込データ(一時書込データ)を入力した際に、書込確定ボタンを表示する。また、表示装置2は、ユーザが最後に一時書込データを入力した後、予め定めた一定時間以内に、書込確定ボタンの押下を検知したならば、表示されている一時書込みデータを確定書込データに変更することが可能である。即ち、表示装置2は、ユーザが入力したデータの表示が一定時間経過後に消去されるモードにおいて、データの入力後に、一定時間経過後も入力したデータを表示させることが可能である。
<書込データの第2の書込確定処理>
図7は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの第2の表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、書込確定ボタンの表示に関する処理に関して、図5に示した処理と異なる表示処理について説明する。また、図8は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの第2の表示処理における表示画面の一例を示す図であり、本シーケンスにおいて、表示装置2に表示される表示画面を示す。以下、図7の各ステップの処理について、図8の表示画面とともに説明する。
図7は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの第2の表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、書込確定ボタンの表示に関する処理に関して、図5に示した処理と異なる表示処理について説明する。また、図8は、本発明の実施形態に係る書込確定ボタンの第2の表示処理における表示画面の一例を示す図であり、本シーケンスにおいて、表示装置2に表示される表示画面を示す。以下、図7の各ステップの処理について、図8の表示画面とともに説明する。
ステップS40:図5のステップS20の処理と同様に、表示装置2の操作受付部10は、ユーザによる書込データを受け付け、受け付けた書込データを操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS41:表示装置2の判断部12は、書込データの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。図5のステップS21の処理とは異なり、判断部12は、この時点では書込確定ボタンの表示を要求しない。
ステップS42:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図8の表示画面130に示すように、書込データ131を表示する。
ステップS43:表示装置2の操作受付部10は、ユーザによる新たな書込データを受け付け、受け付けた書込データを操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS44:表示装置2の判断部12は、書込データの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS45:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図8の表示画面132に示すように、書込データ133を表示する。
ステップS46:表示装置2の判断部12は、最後に書込データを受け付けてから、N秒経過する間に、新たな書込データの入力を受け付けていないことを検知する。ここで、Nは予め定めた一定時間であり、例えばN=10とする。この検知結果に基づいて、判断部12は、書込確定ボタンの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS47:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図8の表示画面134に示すように、書込確定ボタン135を表示する。
ステップS48:表示装置2の操作受付部10は、ユーザによる新たな書込データを受け付け、受け付けた書込データを操作情報として表示装置2の判断部12に送信する。
ステップS49:表示装置2の判断部12は、書込確定ボタンを表示してから、M秒経過する前に、新たな書込データの入力を受け付けたことを検知する。ここで、Mは予め定めた一定時間であり、例えばM=10とする。この検知結果に基づいて、判断部12は、書込データの表示と書込確定ボタン135の消去を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS50:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図8の表示画面136に示すように、書込データ137を表示し、書込確定ボタン135を消去する。
ステップS51:ステップS46の処理と同様に、表示装置2の表示制御部11は、最後に書込データを受け付けてから、N秒経過する間に、新たな書込データの入力を受け付けていないことを検知する。この検知結果に基づいて、判断部12は、書込確定ボタンの表示を要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS52:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、図8の表示画面138に示すように、書込確定ボタン139を表示する。
ステップS53:表示装置2の判断部12は、書込確定ボタンを表示してから、M秒経過する間に、新たな書込データの入力又は書込確定ボタン139の押下を受け付けていないことを検知する。この検知結果に基づいて、判断部12は、表示されている書込データ131、133、137と書込確定ボタン139を消去することを要求するメッセージを表示制御部11に送信する。
ステップS54:表示装置2の表示制御部11は、判断部12から受信した要求メッセージに基づいて、表示されている書込データ131、133、137と書込確定ボタン139を消去する。
以上の処理により、表示装置2は、一時書込モード(マーカーモード)でユーザが一時書込データを入力した後、N秒の間、新たな書込データの入力を検知しないならば、書込確定ボタンを表示する。更に、表示装置2は、続いてM秒の間、新たな一時書込データの入力又は書込確定ボタンの押下が無いならば、全ての一時書込データと書込確定ボタンの表示を消去する。なお、本シーケンスにおいても、図5で示した処理と同様に、表示装置2は、書込確定ボタンの押下を受け付けた場合、表示されている一時書込データを確定書込データに変更することが可能である。即ち、表示装置2は、ユーザが入力したデータの表示が一定時間経過後に消去されるモードにおいて、データの入力後に、一定時間経過後も入力したデータを表示させることが可能である。
<書込モード非同期時の書込確定処理>
図9は、本発明の実施形態に係る書込モード非同期時におけるデータ表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、サーバ装置3を介して拠点間で会議等を実施する際に、各拠点における表示装置2の間(ここでは例として2拠点間の表示装置2aと表示装置2bの間)で書込モードを同期させない場合の処理について説明する。以下、図9の各ステップの処理について説明する。
図9は、本発明の実施形態に係る書込モード非同期時におけるデータ表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、サーバ装置3を介して拠点間で会議等を実施する際に、各拠点における表示装置2の間(ここでは例として2拠点間の表示装置2aと表示装置2bの間)で書込モードを同期させない場合の処理について説明する。以下、図9の各ステップの処理について説明する。
ステップS60:表示装置2aの操作受付部10は、図5のステップS20で示した処理と同様に、一時書込モード(マーカーモード)において、ユーザによる手又は電子ペン等の入力手段を用いた表示装置2のディスプレイ上における手書きによる書込データを受け付ける。
ステップS61:表示装置2aの表示制御部11は、図5のステップS22で示した処理と同様に、一時書込データと書込確定ボタンを表示する。本シーケンスでは、判断部12による確定書込ボタンの表示に関する処理の説明は省略するが、判断部12の処理に基づいて、表示制御部11は書込確定ボタンを表示する。
ステップS62:表示装置2aの通信部13は、一時書込データの表示を要求するメッセージをサーバ装置3に送信する。要求メッセージは、一時書込データに関する情報(表示位置、ストロークの色、太さ、透明度等含む。
ステップS63:サーバ装置3は、受信した要求メッセージを表示装置2bの通信部13に送信する。
ステップS64:表示装置2bの表示制御部11は、受信した要求メッセージに基づいて、一時書込データを表示する。
ステップS65:表示装置2aの操作受付部10は、ユーザによる書込確定ボタンの押下を検出する。
ステップS66:表示装置2aの表示制御部11は、一時書込データと書込確定ボタンの表示を消去する。
ステップS67:表示装置2aの通信部13は、一時書込データの消去を要求するメッセージをサーバ装置3に送信する。
ステップS68:サーバ装置3は、受信した要求メッセージを表示装置2bの通信部13に送信する。
ステップS69:表示装置2bの表示制御部11は、一時書込データの表示を消去する。
ステップS70:表示装置2aの表示制御部11は、ステップS66で消去した一時書込データを確定書込データ(一定時間経過後も消去されない)として表示する。ここで、一時書込データから確定書込データに変更されたことが分かるように、確定書込データにおけるストロークの色、太さ、透明度等をステップS61で表示した一時書込データにおける情報と異なる情報を指定してもよい。
ステップS71:表示装置2の通信部13は、確定書込データの表示を要求するメッセージをサーバ装置3に送信する。要求メッセージは、確定書込データに関する情報(表示位置、ストロークの色、太さ、透明度等)を含む。
ステップS72:サーバ装置3は、受信した要求メッセージを表示装置2bの通信部13に送信する。
ステップS73:表示装置2bの表示制御部11は、受信した要求メッセージに基づいて、確定書込データ(一定時間経過後も消去されない)を表示する。
以上の処理により、表示装置2は、各拠点における表示装置2の間で書込モードを同期させない場合に、一時書込みモードにおいて、データの入力後に、一定時間経過後も入力したデータを表示させることが可能である。また、3台以上の表示装置2が存在する場合についても同様に、サーバ装置3が要求メッセージを受信した表示装置2以外の全ての表示装置2に同様に要求メッセージを送信する。
<書込モード同期時の書込確定処理>
図10は、本発明の実施形態に係る書込モード同期時におけるデータ表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、サーバ装置3を介して拠点間で会議等を実施する際に、各拠点における表示装置2の間(ここでは例として2拠点間の表示装置2aと表示装置2bの間)で書込モードを同期する場合の処理について説明する。以下、図10の各ステップの処理について、図9における処理と異なる点を中心に説明する。
図10は、本発明の実施形態に係る書込モード同期時におけるデータ表示処理に関するシーケンスの一例を示す図である。本シーケンスでは、サーバ装置3を介して拠点間で会議等を実施する際に、各拠点における表示装置2の間(ここでは例として2拠点間の表示装置2aと表示装置2bの間)で書込モードを同期する場合の処理について説明する。以下、図10の各ステップの処理について、図9における処理と異なる点を中心に説明する。
開始時点において、表示装置2aと表示装置2bの書込モードは、一時書込モード(マーカーモード)となっている。ステップS75~S88は、図9のステップS60~S73と同様の処理を実行する。
ステップS89:表示装置2aの制御部14は、書込モードを一時書込モードから確定書込モードに切替える。
ステップS90:表示装置2aの通信部13は、書込モードの一時書込モードから確定書込モードへの切替を要求するメッセージをサーバ装置3に送信する。
ステップS91:サーバ装置3は、受信した要求メッセージを表示装置2bの通信部13に送信する。
ステップS92:表示装置2bの制御部14は、書込モードを一時書込モードから確定書込モードに切替える。この時点で、表示装置2aと表示装置2bの両方において、書込モードが一時書込モードから確定書込モードとなる。
ステップS93:表示装置2aの操作受付部10は、確定書込モード(ペンモード)において、ユーザによる手又は電子ペン等の入力手段を用いた表示装置2のディスプレイ上における手書きによる書込データを受け付ける。
ステップS94:表示装置2aの表示制御部11は、確定書込データを表示する。
ステップS95:表示装置2aの通信部13は、確定書込データの表示を要求するメッセージをサーバ装置3に送信する。要求メッセージは、確定書込データに関する情報(表示位置、ストロークの色、太さ、透明度等含む。
ステップS96:サーバ装置3は、受信した要求メッセージを表示装置2bの通信部13に送信する。
ステップS97:表示装置2bの表示制御部11は、受信した要求メッセージに基づいて、確定書込データを表示する。
以上の処理により、表示装置2は、各拠点における表示装置2の間で書込モードを同期させる場合に、一時書込みモードにおいて、データの入力後に、一定時間経過後も入力したデータを表示させることが可能である。また、3台以上の表示装置2が存在する場合についても同様に、サーバ装置3が要求メッセージを受信した表示装置2以外の全ての表示装置2に同様に要求メッセージを送信する。
<変形例>
変形例として、確定書込ボタンを押下する操作は、ユーザが表示装置2のマイク240から入力した音声を用いた音声認識により実行してもよく、又は表示装置2のマウス220によるクリックにより実行してもよい。或いは、確定書込ボタンの押下以外の操作により、一時書込データと確定書込データの切替、又は書込モードの切替を実行してもよい。例えば、電子ペン290やユーザの手H等による接触センサ214を介したジェスチャ操作(予め定めた特定の操作)、又は前述の入力した音声を用いた音声認識やマウスによるジェスチャ操作等により、一時書込データと確定書込データの切替、又は書込モードの切替を実行してもよい。
変形例として、確定書込ボタンを押下する操作は、ユーザが表示装置2のマイク240から入力した音声を用いた音声認識により実行してもよく、又は表示装置2のマウス220によるクリックにより実行してもよい。或いは、確定書込ボタンの押下以外の操作により、一時書込データと確定書込データの切替、又は書込モードの切替を実行してもよい。例えば、電子ペン290やユーザの手H等による接触センサ214を介したジェスチャ操作(予め定めた特定の操作)、又は前述の入力した音声を用いた音声認識やマウスによるジェスチャ操作等により、一時書込データと確定書込データの切替、又は書込モードの切替を実行してもよい。
また、図9又は図10の変形例として、表示装置2bにおいても、例えば、図9のステップS62~S64で、一時書込データに加えて確定書込ボタンを表示し、例えば、図9のステップS67~S69で、確定書込ボタンの表示を消去するようにしてもよい。また、表示装置2aにおけるユーザによる書込データの入力とは別に、表示装置2bにおける別のユーザが同時に書込データの入力を行なってもよく、この時、ユーザ毎の書込データに対して確定書込ボタンを表示してもよいし、全ユーザの書込データに対して共通の確定書込ボタンを表示するようにしてもよい。
以上、本発明を実施するための幾つかの形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図3の機能ブロックの構成図の一例は、表示システム1および表示装置2による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。表示システム1および表示装置2における処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、表示システム1および表示装置2は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
1 表示システム
2 表示装置
3 サーバ装置
4 通信ネットワーク
10 操作受付部
11 表示制御部
12 判断部
13 通信部
14 制御部
2 表示装置
3 サーバ装置
4 通信ネットワーク
10 操作受付部
11 表示制御部
12 判断部
13 通信部
14 制御部
Claims (10)
- ユーザによる表示するデータの入力を受け付ける操作受付部と、
一定時間経過後に前記データの表示を消去する一時書込モードから、前記データの表示を消去しない書込固定モードに書込モードを変更するための前記ユーザによる操作が実行されたか否かを判断する判断部と、
前記判断部が、前記書込モードを変更する操作が実行されたと判断した場合に、前記データの表示を前記一時書込モードによる表示から前記書込固定モードによる表示に切替える表示制御部と、
を有する表示装置。 - 前記表示制御部は、前記書込モードを変更するためのボタンを表示し、
前記判断部は、前記ユーザによる前記ボタンの押下に基づいて、前記書込モードを変更するか否かを判断する請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示制御部は、複数の前記データに対応する複数の前記ボタンを表示する請求項2に記載の表示装置。
- 前記表示制御部は、予め定めた範囲内に表示された複数の前記データに対して一つの前記ボタンを表示する請求項2に記載の表示装置。
- 前記判断部は、前記データが入力されてから予め定めた時間以内に前記ボタンの押下を受け付けたか否かに基づいて、前記書込モードを変更するか否かを判断する請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記表示制御部は、前記データを入力した前記ユーザごとに、前記ボタンを表示する請求項2に記載の表示装置。
- 前記表示制御部は、全ての前記ユーザが入力した前記データに対して一つの前記ボタンを表示する請求項2に記載の表示装置。
- 前記表示制御部は、前記一時書込モードによる表示と前記書込固定モードによる表示において、色、太さ、及び透明度の少なくとも一つが異なるように前記データを表示する請求項1に記載の表示装置。
- 前記操作受付部は、前記判断部が前記書込モードを変更する前記操作として、前記ユーザの音声による操作、又はマウスによる操作を受け付ける、請求項1に記載の表示装置。
- ユーザによる表示するデータの入力を受け付ける操作受付ステップ、
一定時間経過後に前記データの表示を消去する一時書込モードから、前記データの表示を消去しない書込固定モードに書込モードを変更するための前記ユーザによる操作が実行されたか否かを判断する判断ステップ、
前記判断ステップが、前記書込モードを変更する操作が実行されたと判断した場合に、前記データの表示を前記一時書込モードによる表示から前記書込固定モードによる表示に切替える表示制御ステップ、
を表示装置に実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022043088A JP2023137078A (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | 表示装置、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022043088A JP2023137078A (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | 表示装置、及びプログラム |
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JP2023137078A true JP2023137078A (ja) | 2023-09-29 |
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JP2022043088A Pending JP2023137078A (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | 表示装置、及びプログラム |
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-
2022
- 2022-03-17 JP JP2022043088A patent/JP2023137078A/ja active Pending
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