JP2020148956A - プラントシミュレレータ及びプラントシミュレータの接続方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[A]第1実施形態(図1〜図3)
図1は、第1実施形態に係るプラントシミュレータが適用された発電プラントシミュレータにおける構成管理部の動作状況を説明する説明図である。図2は、図1の発電プラントシミュレータにおける構成管理部の他の動作状況を説明する説明図である。これらの図1及び図2に示す発電プラントシミュレータシステム10は、共通ネットワーク21を介して、自らの発電プラントシミュレータ11が他の発電プラントシミュレータ群、例えば発電プラントAシミュレータ群10Aの他の発電プラントシミュレータ11A1、11A2…、及び発電プラントBシミュレータ群10Bの他の発電プラントシミュレータ11B1、11B2…に接続されて構成されている。
自らの発電プラントシミュレータ11が共通ネットワーク21を介して他の発電プラントシミュレータ11A1、11A2…、11B1、11B2…に接続された状態で、構成管理部16の処理部アドレス確認機能部17は、他の発電プラントシミュレータ11A1、11A2…、11B1、11B2…のそれぞれのシミュレーション処理部12、インストラクタ処理部13、監視・操作処理部14の起動状態と、その起動状態の各処理部12、13、14のアドレスを確認し(S11)、この確認したアドレスを、処理部アドレス確認機能部17はデータベース15に更新して記憶させる。
(1)図1及び図2に示すように、自らの発電プラントシミュレータ11を他の発電プラントシミュレータ11A1、11A2…、11B1、11B2…に共通ネットワーク21を介して接続する際に、自らの発電プラントシミュレータ11の構成管理部16におけるプラントサーバ選択機能部18、インストラクタ処理部起動停止機能部19、監視・操作処理部管理部20のそれぞれが、自らの発電プラントシミュレータ11の起動するシミュレーション処理部12、インストラクタ処理部13、監視操作処理部14のそれぞれに自動でアドレスを設定する。このため、専門技術者が、追加する発電プラントシミュレータ11の各処理部12、13、14に事前に個別にアドレスを設定する必要がない。この結果、プラントシミュレータの台数を訓練や研修の規模に合せて容易に増減することができる。
図4は、第2実施形態に係るプラントシミュレータが適用された発電プラントシミュレータにおける構成管理部のプラント構成一覧表示機能部の動作状況を説明する説明図である。また、図5は、図4の発電プラントシミュレータにおける構成管理部のシミュレータ構成変更機能部の動作状況を説明する説明図である。この第2実施形態において第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
発電プラントCシミュレータ群10Cの自らの発電プラントシミュレータ11が、共通ネットワーク21を介して、発電プラントAシミュレータ群10Aの他の発電プラントシミュレータ11A1、11A2…、及び発電プラントBシミュレータ群10Bの他の発電プラントシミュレータ11B1、11B2…に接続されている状態で、自らの発電プラントシミュレータ11の構成管理部26のプラント構成一覧表示部27は、現在動作している複数の発電プラントシミュレータ、例えば他の発電プラントシミュレータ11A1、11A2、11A3、11A4の構成状態(例えば各処理部12、13、14の起動、停止状態)をグラフィカルに一覧表示する(S21)。
図7は、第3実施形態に係るプラントシミュレータが適用された発電プラントシミュレータにおける構成管理部のシミュレーションデータ複製機能部の動作状況を説明する説明図である。この第3実施形態において第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
(3)グループM内での訓練または研修を中断しなければならなくなった場合には、発電プラントシミュレータの構成管理部32のシミュレーションデータ複製機能部35によって、同一のグループM内の他の発電プラントシミュレータ(例えば他の発電プラントシミュレータ31M1)における起動状態のシミュレーション処理部12に確保されたシミュレーションデータを、中断する自らの発電プラントシミュレータ(例えば発電プラントシミュレータ31M5)のシミュレーション処理部12に複製し、その後、自らの発電プラントシミュレータをグループMから分離させる。これにより、自分の都合がつく時間に中断時のシミュレーションデータを用いて、自らの発電プラントシミュレータ(例えば発電プラントシミュレータ31M5)により訓練または研修を再開させることができる。
また、監視・操作処理部14を停止した状態は、基本的にはその発電プラントシミュレータを使用しない場合なので、各実施形態における構成管理部16、26、32の監視・操作処理部管理部20は監視・操作処理部14の起動・停止機能を有さなくてもよく、監視・操作処理部14についてアドレスを設定する機能があればよい。
Claims (4)
- プラントの運転を訓練または研修するためのプラントシミュレータにおいて、
プラントデータを格納するプラントサーバとして機能すると共に前記プラントデータに基づいて前記プラントを模擬するシミュレーション処理部と、
前記シミュレーション処理部の初期条件設定、実行及び停止の入力を受け入れるインストラクタ処理部と、
前記プラントのプラント制御監視装置の機能を模擬して表示すると共に前記プラント制御監視装置への操作入力を模擬する入力を受け入れる監視・操作処理部と、
前記シミュレーション処理部、前記インストラクタ処理部及び前記監視・操作処理部のアドレスデータを格納するアドレスデータベースと、
前記アドレスデータベースとの間で前記アドレスデータを送受信すると共に前記シミュレーション処理部、前記インストラクタ処理部及び前記監視・操作処理部の起動、停止を含む管理を行う構成管理部と、を有し、
前記構成管理部は、自らの前記プラントシミュレータが他の前記プラントシミュレータにネットワークを介して接続したとき、前記他のプラントシミュレータにおける前記シミュレーション処理部の起動状態及びそのアドレスを確認する処理部アドレス確認機能部と、
前記自らのプラントシミュレータの前記シミュレーション処理部について、前記他のプラントシミュレータの前記シミュレーション処理部が備える前記プラントサーバの使用を選択する場合には停止させ、自らの前記シミュレーション処理部が備える前記プラントサーバの使用を選択する場合には前記アドレスデータベースを参照してアドレスを設定して起動させるプラントサーバ選択機能部と、
前記自らのプラントシミュレータにおける起動させる前記インストラクタ処理部、前記監視・操作処理部のそれぞれについて、使用を選択した前記プラントサーバを備え且つ起動状態にある前記シミュレーション処理部のアドレスに関連するアドレスを前記アドレスデータベースを参照して設定するそれぞれインストラクタ処理部起動停止機能部、監視・操作処理部管理部と、を有して構成されたことを特徴とするプラントシミュレータ。 - 前記構成管理部は、現在動作しているプラントシミュレータの構成状態を一覧表示するプラント構成一覧表示機能部と、このプラント構成一覧表示機能部により一覧表示された他の前記プラントシミュレータの構成を変更可能とするシミュレータ構成変更機能部と、を更に有することを特徴とする請求項1に記載のプラントシミュレータ。
- プラントの運転を訓練または研修するためのプラントシミュレータにおいて、
プラントデータを格納するプラントサーバとして機能すると共に前記プラントデータに基づいて前記プラントを模擬するシミュレーション処理部と、
前記シミュレーション処理部の初期条件設定、実行及び停止の入力を受け入れるインストラクタ処理部と、
前記プラントのプラント制御監視装置の機能を模擬して表示すると共に前記プラント制御監視装置への操作入力を模擬する入力を受け入れる監視・操作処理部と、
前記シミュレーション処理部、前記インストラクタ処理部及び前記監視・操作処理部の起動、停止を含む管理を行う構成管理部と、を有し、
前記構成管理部は、自らの前記プラントシミュレータが他の前記プラントシミュレータに接続された状態で、前記他のプラントシミュレータにおける起動状態の前記シミュレーション処理部内の前記プラントデータとしてのシミュレーションデータを、前記自らのプラントシミュレータの前記シミュレーション処理部に複製するシミュレーションデータ複製機能部を有して構成されたことを特徴とするプラントシミュレータ。 - プラントの運転を訓練または研修するための複数台のプラントシミュレータを、ネットワークを介して接続するプラントシミュレータの接続方法において、
前記プラントシミュレータは、プラントデータを格納するプラントサーバとして機能すると共に前記プラントデータに基づいて前記プラントを模擬するシミュレーション処理部と、前記シミュレーション処理部の初期条件設定、実行及び停止の入力を受け入れるインストラクタ処理部と、前記プラントのプラント制御監視装置の機能を模擬して表示すると共に前記プラント制御監視装置への操作入力を模擬する入力を受け入れる監視・操作処理部と、前記シミュレーション処理部、前記インストラクタ処理部及び前記監視・操作処理部のアドレスデータを格納するアドレスデータベースと、前記アドレスデータベースとの間で前記アドレスデータを送受信すると共に前記シミュレーション処理部、前記インストラクタ処理部及び前記監視・操作処理部の起動、停止を含む管理を行う構成管理部と、を有するものであり、
自らの前記プラントシミュレータを他の前記プラントシミュレータにネットワークを介して接続する際に、前記他のプラントシミュレータにおける前記シミュレーション処理部の起動状態及びそのアドレスを確認し、
前記自らのプラントシミュレータの前記シミュレーション処理部について、前記他のプラントシミュレータの前記シミュレーション処理部が備える前記プラントサーバの使用を選択する場合には停止させ、自らの前記シミュレーション処理部が備える前記プラントサーバの使用を選択する場合には前記アドレスデータベースを参照してアドレスを設定して起動させ、
前記自らのプラントシミュレータにおける起動させる前記インストラクタ処理部、前記監視・操作処理部のそれぞれについて、使用を選択した前記プラントサーバを備え且つ起動状態にある前記シミュレーション処理部のアドレスに関連するアドレスを、前記アドレスデータベースを参照して設定することを特徴とするプラントシミュレータの接続方法。
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JP2009265668A (ja) * | 2008-04-29 | 2009-11-12 | General Electric Co <Ge> | 工学プロジェクトの訓練シミュレータ |
JP2015219354A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-07 | 株式会社日立製作所 | プラント運転訓練シミュレータシステム及び方法 |
JP2018124446A (ja) * | 2017-02-01 | 2018-08-09 | 株式会社東芝 | プラントシミュレータ、プラントシミュレータシステム、プラントシミュレーション方法およびプラントシミュレーションプログラム |
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