JP2020148412A - 給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】浴槽に湯を供給する際のエネルギー効率を向上させることができる給湯装置を提供する。【解決手段】給湯装置1は、ヒートポンプ25と、ヒートポンプ25によって沸かされた湯を貯めるタンク11と、湯を貯める浴槽3と、制御部60とを有し、制御部60は、ヒートポンプ25で湯を沸かしてタンク11に貯める沸上げ運転、タンク11に貯められた湯を浴槽3に供給する通常湯張運転、ヒートポンプ25で沸上げ運転よりも低い温度の湯を沸かす低温沸上げ運転、及び低温沸上げ運転が行われている際にヒートポンプ25によって沸かされた湯の温度が規定温度に達した場合に低温沸上げ運転によって沸かされた湯を浴槽3に供給するエコ湯張運転を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、給湯装置に関する。
特許文献1には、ヒートポンプによって高温水に加熱した湯をタンクに貯留する沸上げ運転と、ヒートポンプによって高温水よりも温度が低い中温水に加熱した湯を浴槽に供給する湯張運転とを行う給湯装置が提案されている。
この給湯装置では、湯張運転時にヒートポンプによって高温水よりも低い温度の中温水を生成して浴槽に供給して、給湯装置のエネルギー効率を向上させようとしている。
特許文献1に示される給湯装置では、湯張運転時に、ヒートポンプによって加熱された中温水が、タンク上部に供給されて、タンク上部の高温水と混合したうえで、浴槽に供給される。このため、ヒートポンプの起動当初において、充分に昇温していない湯が、タンク上部の高温水と混合されるため、浴槽に供給される湯の温度が目標給湯温度よりも下回ってしまうことを防止している。
しかしながら、特許文献1に示される給湯装置では、湯張運転時に、ヒートポンプによって加熱された中温水が、タンク上部に供給されて、タンク上部の高温水と混合するので、タンク上部の温水の水温が低下してしまう。このため、特許文献1に示される給湯装置では、湯張運転を行った後に沸上げ運転を行い、タンク上部の温水の温度を昇温させている。この結果、余分にエネルギーを消費してしまうため、給湯装置のエネルギー効率が低下してしまうという問題が有った。
本発明は、浴槽に湯を供給する際のエネルギー効率を向上させることができる給湯装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の給湯装置は、水と外気から吸熱した冷媒とを熱交換して水を加熱して湯を沸かすヒートポンプ(25)と、ヒートポンプによって沸かされた湯を貯めるタンク(11)と、湯を貯める浴槽(3)と、ヒートポンプによって沸かされた湯の温度を検出する湯温度検出部(27)と、制御部(60)と、を有し、制御部は、ヒートポンプで湯を沸かしてタンクに貯める沸上げ運転、タンクに貯められた湯を浴槽に供給する通常湯張運転、ヒートポンプで沸上げ運転よりも低い温度の湯を沸かす低温沸上げ運転、及び低温沸上げ運転が行われている際に湯温度検出部によって検出された湯の温度が規定温度に達した場合に低温沸上げ運転によって沸かされた湯を浴槽に供給するエコ湯張運転を行う。
これによれば、ヒートポンプによって沸かされた湯の温度が規定温度に達してから、低温沸上げ運転によって沸かされた湯が浴槽に供給される。このため、ヒートポンプの起動当初において、充分に昇温していない水をタンク内に貯留されている湯と混ぜて昇温させてから浴槽に供給する必要が無い。この結果、タンク内の湯の温度が低下することが無いので、エコ湯張運転を行った後に沸上げ運転を行う必要が無く、給湯装置のエネルギー効率の低下を抑制することができる。よって、浴槽に湯を供給する際のエネルギー効率を向上させることができる給湯装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するため、請求項2に記載の給湯装置は、水と外気から吸熱した冷媒とを熱交換して水を加熱して湯を沸かすヒートポンプ(25)と、ヒートポンプによって沸かされた湯を貯めるタンク(11)と、湯を貯める浴槽(3)と、制御部(60)と、を有し、制御部は、ヒートポンプで湯を沸かしてタンクに貯める沸上げ運転、タンクに貯められた湯を浴槽に供給する通常湯張運転、ヒートポンプで沸上げ運転よりも低い温度の湯を沸かす低温沸上げ運転、及び低温沸上げ運転を開始してから規定時間が経過した後に低温沸上げ運転によって沸かされた湯を浴槽に供給するエコ湯張運転を行う。
これによれば、低温沸上げ運転を開始してから規定時間が経過した後に、低温沸上げ運転によって沸かされた湯が浴槽に供給される。このため、ヒートポンプの起動当初において、充分に昇温していない水をタンク内に貯留されている湯と混ぜて昇温させてから浴槽に供給する必要が無い。この結果、タンク内の湯の温度が低下することが無いので、エコ湯張運転を行った後に沸上げ運転を行う必要が無く、給湯装置のエネルギー効率の低下を抑制することができる。よって、浴槽に湯を供給する際のエネルギー効率を向上させることができる給湯装置を提供することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態の給湯装置)
以下、第1実施形態の給湯装置1について図に基づいて説明する。図1に示す給湯装置1は、一般家庭で使用される一般家庭用給湯装置である。給湯装置1は、沸き上げ機能、給湯機能、湯張り機能、及び追い焚き機能を有している。
以下、第1実施形態の給湯装置1について図に基づいて説明する。図1に示す給湯装置1は、一般家庭で使用される一般家庭用給湯装置である。給湯装置1は、沸き上げ機能、給湯機能、湯張り機能、及び追い焚き機能を有している。
沸き上げ機能は、湯(換言すれば高温水)を沸かす機能である。給湯機能は、シャワー2等の温水使用側端末へ湯を供給する機能である。湯張り機能は、浴槽3に湯を貯める機能である。追い焚き機能は、浴槽3に貯められた湯を沸かし直す機能である。温水使用側端末とは、浴室のシャワー2や、台所及び洗面所の蛇口等のことである。
給湯装置1は、タンクユニット10及びヒートポンプ25を備えている。タンクユニット10は、タンク11、沸き上げ回路12、追い焚き回路13、第1給水配管14a、第2給水配管14b、給湯配管15、湯張り配管16、浴槽注湯ユニット17及び浴槽水循環回路18を有している。
タンク11は、ヒートポンプ25によって沸かされた湯を内部に貯めるものであり、縦長形状を有している。タンク11は、耐食性に優れた金属で形成されている。例えば、タンク11はステンレスで形成されている。タンク11の外周部は断熱材で覆われている。これにより、タンク11は、内部に貯えられた湯を長時間にわたって保温可能となっている。
なお、タンク11の上段部には、65〜90℃の高温水が貯められている。また、タンク11の中段部には、45〜50℃の中温水が貯められている。また、タンク11の下段部には、殆ど水道水の水温である5〜20℃の低温水が貯められている。
タンク11には水温サーミスタ群20が配置されている。水温サーミスタ群20は、7つの水温サーミスタ20a、20b、20c、20d、20e、20f、20gで構成されている。7つの水温サーミスタ20a〜20gは、タンク11の上段部から下段部に向かって順番に配置されている。各水温サーミスタ20a〜20gは、各水温サーミスタ20a〜20gが設けられているタンク11内の部位における水温を検出する。
各水温サーミスタ20a〜20gは、制御部60に接続されている。各水温サーミスタ20a〜20gの出力信号(すなわち温度情報)は、制御部60に入力される。制御部60は、各水温サーミスタ20a〜20gから出力される温度情報に基づいて、タンク11内の貯湯量を算出する。
タンク11の底面には導入口11aが設けられている。導入口11aには水道水配管21が接続されている。水道水配管21は、タンク11内に水道水(換言すれば低温水)を供給する配管である。水道水配管21には減圧弁22が設けられている。減圧弁22は、水道水の水圧が所定圧となるように調節する。減圧弁22は、断水時等における水の逆流を防止する。
タンク11の下段部には低温水配管23が接続されている。タンク11の上段部には高温水配管24bが接続されている。
ヒートポンプ25は、外気から吸熱した冷媒とタンク11下段部の水とを熱交換して、この水を加熱して、湯を沸かす装置である。ヒートポンプ25はヒートポンプサイクルを有している。
ヒートポンプサイクルは、圧縮機25a、放熱器25b、可変式減圧器25c、及び蒸発器25dを有している。圧縮機25a、放熱器25b、可変式減圧器25c、蒸発器25dは、閉回路を構成するように互いに接続されている。ヒートポンプサイクルの冷媒は二酸化炭素であり、ヒートポンプサイクルは、高圧側冷媒圧力が冷媒の臨界圧力を超える蒸気圧縮式の超臨界冷凍サイクルを構成している。
圧縮機25aは、冷媒を圧縮して放熱器25bに吐出する。放熱器25bは低温水をヒートポンプサイクルの冷媒と熱交換させて加熱する水冷媒熱交換器である。可変式減圧器25cは、放熱器25bから流出した冷媒を減圧する。蒸発器25dは、可変式減圧器25cによって減圧された冷媒と外気とを熱交換させて、この冷媒を蒸発させて、冷媒に外気の有する熱を吸熱させる。
低温水配管23には低温水サーミスタ26が設けられている。低温水サーミスタ26は、低温水配管23を通過してヒートポンプ25に流入する水の温度を検出する。低温水サーミスタ26は、ヒートポンプ25による加熱能力を調整するために利用される温度情報を検出するもので、制御部60に接続されている。制御部60では、低温水サーミスタ26の検出情報(温度情報)を利用して、可変式減圧器25cや圧縮機25aの運転を制御することで、ヒートポンプ25の加熱能力を調整する。
ヒートポンプ25は、放熱器25bの冷媒流路を流れる高温高圧の冷媒と、放熱器25bの水流路を流れる水との間で熱交換を行うことにより、水を加熱して湯を沸き上げることが可能となっている。
ヒートポンプサイクルは超臨界冷凍サイクルで構成されているので、一般的なヒートポンプサイクル(すなわち亜臨界冷凍サイクル)と比較して、湯を高温(例えば、85℃〜90℃程度)に沸き上げることができる。ヒートポンプ25は、主に、タンク11の貯湯量が不足しているときや、料金設定の安価な深夜時間帯の深夜電力を利用してタンク11内の湯を沸き上げる。
沸き上げ回路12は、タンク11の下段部から低温水を取出してヒートポンプ25で加熱し、加熱された高温水をタンク11の上段部に戻すための水回路である。具体的には、沸き上げ回路12は、タンク11の下段部の水を、低温水配管23→ヒートポンプ25→流出配管24a→高温水配管24b→タンク11の上段部の順に流すための水回路である。
低温水配管23には沸き上げ用ポンプ28が配置されている。沸き上げ用ポンプ28は、沸き上げ回路12に水を循環させるためのポンプである。
放熱器25bの出口側には、流出配管24aの上流端が接続されている。流出配管24aの下流端には、高温水配管24bが接続されている。
放熱器25bの出口側近傍の流出配管24aには、湯温度検出部である高温水サーミスタ27が設けられている。高温水サーミスタ27は、制御部60に接続されている。高温水サーミスタ27は、放熱器25bから流出した水の温度である沸上げ温度Twoを検出して、制御部60に出力する。
流出配管24aと高温水配管24bとの接続部には、バイパス配管29の上流端が接続されている。低温水配管23の途中部分には、バイパス配管29の下流端が接続されている。バイパス配管29は、高温水配管24bに流入する高温水を、タンク11をパイパスさせて、低温水配管23に流入させる配管である。つまり、バイパス配管29は、ヒートポンプ25から流出した水をヒートポンプ25に戻す配管である。
流出配管24aと高温水配管24bとの接続部には、流路切替弁30が設けられている。流路切替弁30は、流出配管24aを流れる高温水の流路を、高温水配管24bを介してタンク11の上段部へ向かう流路と、バイパス配管29へ向かう流路へ切り替える三方弁である。
追い焚き回路13は、タンク11の高温水と浴槽3の水(以下、浴槽水と言う。)とを熱交換させて、浴槽水を追焚きするための回路である。追い焚き回路13は、取出配管31、浴槽水熱交換器32、中温水配管33、追い焚き用ポンプ34、及び追い焚き回路逆止弁35を有している。
取出配管31は、タンク11上段部の高温水を、高温水配管24bを介して導出するための配管である。取出配管31の上流端は、高温水配管24bの上流端に接続されている。高温水配管24bは、タンク11の上段部から取出配管31へ高温水を導出するための配管としても機能する。
取出配管31には追い焚き回路逆止弁35が配置されている。追い焚き回路逆止弁35は、中温水配管33側の水が浴槽水熱交換器32を経由して取出配管31側へ逆流することを防止する。追い焚き回路逆止弁35は、追い焚き用ポンプ34の運転停止時に、高温水配管24b側の水が取出配管31側へ流入することを妨げる流通抵抗としても機能する。
浴槽水熱交換器32は、取出配管31で取り出したタンク11の高温水を浴槽水循環回路18の浴槽水と熱交換させる熱交換器である。浴槽水熱交換器32は、タンク11の高温水が流通する第1流通部32aと、浴槽水循環回路18の浴槽水が流通する第2流通部32bとを有し、タンク11の高温水と浴槽水循環回路18の浴槽水とが熱交換するように構成されている。
中温水配管33は、タンク11の上下方向の中間部分であり、高温水配管24bが接続されているタンク11の部位よりも下方に位置する中段部に接続されている。中温水配管33は、浴槽水熱交換器32を通過した高温水をタンク11に戻す配管である。中温水配管33には追い焚き用ポンプ34が配置されている。追い焚き用ポンプ34は、高温水配管24bから導出された高温水を、取出配管31→浴槽水熱交換器32→中温水配管33→タンク11の順に流すためのポンプである。追い焚き用ポンプ34は、浴槽水循環回路18の浴槽水を追焚きする際に用いられる。
流路切替弁30がタンク11の上段部側を開けている場合、追い焚き用ポンプ34が作動することによって、ヒートポンプ25を流れる高温水、及びタンク11の上段部の高温水のそれぞれが取出配管31に流入する。
流路切替弁30がタンク11の上段部側を閉じている場合、追い焚き用ポンプ34が作動することによって、ヒートポンプ25を流れる高温水が取出配管31に流入するが、タンク11の上段部の高温水は取出配管31に流入しない。
追い焚き用ポンプ34の運転停止時には、追い焚き回路逆止弁35は、高温水配管24b側の高温水が取出配管31側へ流入することを妨げる流通抵抗となるので、高温水配管24b側の高温水は取出配管31へ殆ど流入しない。
このように、追い焚き用ポンプ34及び流路切替弁30の作動により、高温水配管24bから取出配管31へ流す高温水の流量が調整される。
高温水導出管55は、タンク11の上段部に接続されている。高温水導出管55は、タンク11の上段部の高温水を導出するための配管である。
高温水導出管55の途中部分には排出配管36が接続されている。排出配管36には逃がし弁37が配置されている。逃がし弁37は、タンク11内の圧力が所定圧以上に上昇した際に、タンク11の上段部の高温水を外部に排出する排出部である。
高温水導出管55の下流端には、中温水導出管38の下流端が接続されている。中温水導出管38の上流端は、タンク11の中段部に接続されている。中温水導出管38は、タンク11内の中段部から中温水を導出するための配管である。なお、中温水導出管38のタンク11の接続位置と、中温水配管33のタンク11の接続位置とは近接している。また、中温水配管33及び中温水導出管38のタンク11の接続位置であるタンク11の中段部における中温水の水温は、後述する低温沸上げ運転によってヒートポンプ25によって沸かされた中温水の沸上げ温度Twoと殆ど同じになっている。
高温水導出管55と中温水導出管38との合流部には、中温水混合弁39が配置されている。中温水混合弁39には、給湯配管15が接続されている。給湯配管15は、浴室のシャワー2や、台所及び洗面所の蛇口等の温水使用側端末へ導くため配管である。中温水混合弁39は、高温水導出管55から導出した高温水と中温水導出管38から導出した中温水との混合比を調節可能になっている。中温水混合弁39は、高温水と中温水との混合比の調節により、給湯配管15を流れる水の温度を調整する温度調整弁である。
中温水導出管38には中温水逆止弁40が配置されている。中温水逆止弁40は、中温水混合弁39を介して、タンク11の上段部の高温水がタンク11の中段部へ逆流することを防止する。
給湯配管15の途中部分には、湯張り配管16の上流端が接続されている。湯張り配管16は、給湯配管15を流れる温水を、浴槽戻り配管41及び浴槽往き配管47を介して、浴槽3へ導く配管である。
湯張り配管16の途中部分には、第1給水配管14aの下流端が接続されている。第1給水配管14aの上流端は、水道水配管21の減圧弁22よりも下流側に接続されている。湯張り配管16と第1給水配管14aとの接続部には風呂混合弁42が配置されている。風呂混合弁42は、中温水混合弁39にて温度調整された湯の流量と、水道水配管21から導入される水の流量との流量比を調節可能になっている。風呂混合弁42は、当該流量比の調整により、湯張り配管16の末端で出湯する温水の温度を調整する温度調整弁である。
風呂混合弁42における流量比の調整は、浴槽注湯ユニット17の浴槽サーミスタ17aの検出値に応じて行われる。浴槽サーミスタ17aは、風呂混合弁42の出口側に配置されている。浴槽サーミスタ17aは、風呂混合弁42から流出した温水の温度を検出する。
湯張り配管16の風呂混合弁42の下流側には、浴槽注湯ユニット17が設けられている。浴槽注湯ユニット17は、浴槽サーミスタ17a、浴槽用電磁弁17b、逆流防止弁17c、浴槽用流量カウンタ17d、及び2つの浴槽用逆止弁17eを有する。
浴槽用電磁弁17bは、開弁又は閉弁することによって、流路を開放又は閉塞する開閉弁である。浴槽用電磁弁17bは、浴槽3に湯張り・差し湯・足し湯をするときに開弁され、それ以外の時に閉弁される。浴槽用電磁弁17bは、浴槽用流量カウンタ17dにより検出された流量情報に基づいて、所定の流量の温水が出湯されるように制御部60で制御される。
浴槽用流量カウンタ17dは、湯張り配管16に流れる温水の流量を検出する。浴槽用電磁弁17bが開弁されて温水を出湯している場合、浴槽用流量カウンタ17dは湯張り配管16内の水の流れを検出する。
逆流防止弁17cは、給湯配管15側に浸入しようとする温水がある場合に、圧力差に応じて作動して、温水を浴槽注湯ユニット17の外部に排出する。
2つの浴槽用逆止弁17eは、浴槽水循環回路18内の水の風呂混合弁42側への逆流を防止する。
給湯配管15のうち湯張り配管16との接続部よりも下流側には、第2給水配管14bの下流端が接続されている。第2給水配管14bの上流端は、第1給水配管14aの途中部分に接続している。給湯配管15と第2給水配管14bとの合流部には給湯混合弁43が配置されている。
給湯混合弁43は、中温水混合弁39にて温度調整された温水の流量と、水道水配管21、第1給水配管14a、及び第2給水配管14bから導入される水の流量との流量比を調節可能になっている。給湯混合弁43は、当該流量比の調整により、給湯配管15の末端で出湯する温水の温度を調整する温度調整弁である。
給湯混合弁43における流量比の調整は、給湯混合弁43の出口側に設けられた給湯サーミスタ44の検出値に応じて行われる。
給湯配管15における給湯混合弁43よりも下流側には、給湯サーミスタ44、給湯用流量カウンタ45、及び給湯用逆止弁46が配置されている。
給湯サーミスタ44は、給湯配管15に流れる水の温度を検出する。給湯用流量カウンタ45は、給湯配管15に流れる水の流量を検出する。給湯配管15の末端にあるシャワー2等で出湯している場合、給湯用流量カウンタ45は、給湯配管15内の水の流量を検出する。給湯用逆止弁46は、給湯配管15の末端のシャワー2等から給湯混合弁43側への水の逆流を防止する。
浴槽水循環回路18は、浴槽3に貯められた浴槽水を浴槽水熱交換器32へ循環させて、浴槽3内の水を追焚きする水回路である。浴槽注湯ユニット17及び浴槽水循環回路18は浴槽回路を構成している。
浴槽水循環回路18は、浴槽戻り配管41及び浴槽往き配管47を有している。浴槽戻り配管41は、浴槽3内の水を追焚きする追焚運転時に、浴槽3内の水を浴槽水熱交換器32の入口側へ導く配管である。浴槽戻り配管41は、浴槽3へ注湯する湯張運転時に、浴槽水熱交換器32を経由せずに、低温の水を浴槽3へ導く配管である。
浴槽戻り配管41には浴槽水循環ポンプ48が配置されている。浴槽水循環ポンプ48は、浴槽水循環回路18に浴槽水を循環させるためのポンプである。浴槽戻り配管41のうち浴槽水循環ポンプ48と浴槽水熱交換器32との間には、湯張り配管16の下流端が接続されている。
浴槽3の湯張運転時に浴槽用電磁弁17bが開弁されると、風呂混合弁42によって所望の温度に調整された温水が、浴槽戻り配管41から浴槽3へ供給されるとともに、浴槽往き配管47から浴槽3へ供給される。
浴槽往き配管47は、湯張運転として注湯運転や追焚運転を実施する際に、浴槽水熱交換器32で熱交換された水を浴槽3内に導く配管である。
浴槽戻り配管41には、浴槽3側から順に、水位センサ50、追焚きサーミスタ52及び浴槽水循環ポンプ48が設けられている。浴槽往き配管47には、浴槽水熱交サーミスタ53が配置されている。
浴槽水循環ポンプ48は、浴槽3内の水を追焚きする際に、浴槽3内の水を、浴槽戻り配管41→浴槽水熱交換器32→浴槽往き配管47→浴槽3の順に流すポンプである。浴槽水循環ポンプ48は、浴槽3の水を浴槽水熱交換器32へ供給するとともに、浴槽水熱交換器32を通過した水を浴槽3に戻す浴槽循環ポンプである。
水位センサ50は、浴槽3内の水位を検出する水位検出部である。水位センサ50は、浴槽戻り配管41内の水圧を検出する圧力センサである。浴槽3内の水位上昇に伴って、浴槽戻り配管41内の水圧(静圧)が上昇する。したがって、水位センサ50が検出した水圧に基づいて、浴槽3内の水位を算出することができる。水位センサ50は、フロート式の水位計であってもよい。
追焚きサーミスタ52は、浴槽戻り配管41を流れる水の温度を検出する温度センサである。浴槽戻り配管41には、湯張運転における追焚運転や湯張運転を行う際に、浴槽水熱交換器32を通過していない水が流れる。このため、追焚きサーミスタ52は、追焚き運転時に、浴槽水熱交換器32を通過する前の浴槽3内の水温を検出し、注湯時に、浴槽水熱交換器32を通過する前の水温を検出することになる。
追焚きサーミスタ52は、浴槽水循環ポンプ48の運転により浴槽3から浴槽水熱交換器32に供給される水の温度(すなわち浴槽3内の浴槽水の温度)を検出可能となっており、制御部60に接続されている。制御部60は、追焚きサーミスタ52で検出した温度を利用して、浴槽3内の水の温度を取得する。
浴槽水熱交サーミスタ53は、浴槽水熱交換器32の出口温度を検出する温度センサである。浴槽戻り配管41には、追焚運転時や湯張運転時に、浴槽水熱交換器32を通過した後の水が流れる。このため、浴槽水熱交サーミスタ53は、追焚運転時及び湯張運転時のいずれの場合も、浴槽水熱交換器32を通過した後の水の温度を検出することになる。
浴槽水熱交サーミスタ53は、浴槽水熱交換器32における熱交換能力を調整するために利用される温度情報を検出するものであり、制御部60に接続されている。制御部60は、浴槽水熱交サーミスタ53で検出した温度情報を利用して、追い焚き用ポンプ34の回転数を制御する。これにより、浴槽水熱交換器32における熱交換能力が調整される。
浴槽3には浴槽アダプタ3aが配置されている。浴槽アダプタ3aは、浴槽戻り配管41及び浴槽往き配管47を浴槽3に固定するための部材である。浴槽アダプタ3aは、浴槽3における水の出入口である。追焚運転時には、浴槽3内の浴槽水が浴槽アダプタ3aを介して浴槽水熱交換器32側へ取り出される。湯張運転時には、湯が浴槽アダプタ3aを介して浴槽3内に供給される。
浴槽3には浴槽栓3bが配置されている。浴槽栓3bは、浴槽3の排出穴3cを閉塞する。浴槽3の排出穴3cは、図示しない排水路に連通している。浴槽栓3bが排出穴3cから抜かれた際に、浴槽3内の水が排出穴3cを通じて排水路に排出される。
給湯装置1の電子制御部である制御部60について説明する。制御部60は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、記憶部として各種メモリ(ROM、RAM、EEPROM等)が内蔵されている。制御部60の各種メモリには、予め設定された制御プログラムや更新可能な制御プログラムが記憶されている。
制御部60の入力側には、各サーミスタ17a、20、26、27、44、52、53、各流量カウンタ17d、45、水位センサ50等の給湯用のセンサ群が接続されている。制御部60は、メインリモコン61及び浴室リモコン62等と双方向に通信可能にする通信部を有している。
制御部60の出力側には、圧縮機25a、可変式減圧器25c、各混合弁39、42、43、浴槽用電磁弁17b、流路切替弁30、各循環ポンプ28、34、48等の各種制御機器が接続されている。制御部60は、給湯用のセンサ群の検出情報や各リモコン61、62からの操作信号等に基づいて、各種制御機器を制御する。
メインリモコン61及び浴室リモコン62は、ユーザが、制御部60に対して、沸上げ運転、追焚運転、湯張運転等の各種運転の実行を要求するための操作部である。
メインリモコン61は、浴室以外の場所(台所等)に配置されており、給湯装置1全体を操作するための操作部である。浴室リモコン62は、浴室内に配置されており、主に風呂機能を操作するための操作部である。
各リモコン61、62には、図示しない操作スイッチ、図示しない表示部、及び図示しないスピーカが設けられている。表示部及びスピーカは、作業者に対して各種情報を報知する報知部である。
ユーザは、メインリモコン61又は浴室リモコン62を操作することにより、後述する湯張運転の各種設定を行うことができる。この各種設定には、浴槽3に注湯される湯の設定温度である湯張り設定温度、湯張運転のモードを通常湯張りモード又はエコ湯張りモードのいずれかから選択すること、浴槽3に湯張りされる目標湯張り量が含まれる。また、ユーザは、メインリモコン61又は浴室リモコン62を操作することにより、湯張運転を開始させることができる。更に、ユーザは、メインリモコン61又は浴室リモコン62を操作することにより、エコ湯張りモードによる湯張運転を予約することができる。
次に、上記構成における作動を説明する。制御部60は、所定の時間帯(例えば時間帯別電灯制度の夜間時間帯)に沸上げ運転を実行する。すなわち、制御部60は、いわゆる深夜電力を利用して沸上げ運転を実行する。
制御部60は、ユーザが湯を使用することによってタンク11内の湯が不足する可能性がある場合も、追加の沸上げ運転を実行する。この場合には、制御部60は、非深夜電力を利用して追加の沸上げ運転を実行する。制御部60は、追加の沸上げ運転を実行することによってタンク11内の残湯量が所定量以上になった場合、追加の沸上げ運転を停止する。
沸上げ運転時には、制御部60は、圧縮機25aを稼働させるとともに、流出配管24aを流れる水が、高温水配管24bを介してタンク11の上段部へ向かう流路となるように流路切替弁30を制御する。その後、制御部60は、予め設定された湯量またはタンク11の全量分の湯がタンク11の上段部側に貯湯されるように、ヒートポンプ25、及び沸き上げ用ポンプ28を運転する。
これにより、タンク11の下段部の水は、低温水配管23→放熱器25b→流出配管24a→高温水配管24b→タンク11の上段部の順に流れる。そして、タンク11の下段部の水は、放熱器25bを通過する際に、所定の貯湯沸き上げ温度(例えば、65〜90℃)となるように沸き上げられ、タンク11の上段部側へ貯湯される。
制御部60は、例えば、各リモコン61、62から給湯運転の実行を要求する要求信号を受けた場合、給湯運転を実行する。
給湯運転時には、制御部60は、給湯配管15の末端に配設される給湯栓等を開弁させる。この際の給水圧力によりタンク11内の水が給湯配管15側へ押し出され、各配管を介してタンク11からの水及び水道水配管21からの水が各混合弁39、43で混合されて所望の温度(給湯設定温度)に調整される。その後、各混合弁39、43で温度調整された水が、給湯配管15の末端のシャワー2等へ供給される。
制御部60は、例えば、各リモコン61、62から湯張運転の実行を要求する要求信号を受けた場合、湯張運転を実行する。
以下に、湯張運転について説明する。制御部60に電源が投入されると湯張運転処理が開始し、ステップS11の処理に進む。
ステップS11において、制御部60は、ユーザのメインリモコン61又は浴室リモコン62の操作により、湯張運転の開始の信号が投入されたと判断した場合には(ステップS11:YES)、プログラムをステップS12に進める。一方で、制御部60は、湯張運転の信号が投入されていないと判断した場合には(ステップS11:NO)、ステップS11の処理を繰り返す。
ステップS12において、制御部60は、エコ湯張りモードであると判断した場合には(ステップS12:YES)、プログラムをステップS31に進める。一方で、制御部60は、通常湯張りモードであると判断した場合には(ステップS12:NO)、プログラムをステップS21に進める。
ステップS21において、制御部60は、タンク11内の温水を温度調整したうえで浴槽3に供給する通常湯張運転を実行する。まず、制御部60は、浴槽用電磁弁17bを開弁させる。すると、給水圧力によりタンク11内の温水が、中温水混合弁39で混合されて給湯配管15側へ押し出され、風呂混合弁42に供給される。そして、この温水と、水道水配管21から供給された水とが風呂混合弁42で混合される。制御部60は、浴槽サーミスタ17aによって検出された湯張り配管16に流れる温水の温度が、ユーザが設定した湯張り設定温度となるように、風呂混合弁42を制御する。そして、風呂混合弁42で温度調整された水が、浴槽水循環回路18を介して浴槽3へ供給される。ステップS21が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS22に進める。
ステップS22において、制御部60は、浴槽3に供給された温水が設定された目標湯張り量に達したと判断した場合には(ステップS22:YES)、湯張りが完了したと判断し、プログラムをステップS23に進める。一方で、制御部60は、浴槽3に供給された温水が設定された目標湯張り量に達していないと場合には(ステップS22:NO)、プログラムをステップS21に戻す。制御部60は、水位センサ50によって検出された浴槽3内の水位及び浴槽用流量カウンタ17dにより検出された流量情報の少なくとも一方に基づいて、浴槽3に供給された温水の量を検出する。
ステップS23において、制御部60は、浴槽用電磁弁17bを閉弁させて、通常湯張運転を終了させる。ステップS26が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS11に戻す。
ステップS31において、制御部60は、浴槽用電磁弁17bを閉弁した状態を維持させて、プログラムをステップS32に進める。
ステップS32において、制御部60は、ヒートポンプ25で温水をある程度まで昇温させる始動運転を実行する。まず、制御部60は、流出配管24aを流れる水がバイパス配管29へ向かう流路となるように流路切替弁30を制御する。そして、制御部60は、ヒートポンプ25の圧縮機25aを稼働させるとともに、沸き上げ用ポンプ28を稼働させる。これにより、沸き上げ用ポンプ28→放熱器25b→流出配管24a→バイパス配管29→低温水配管23→沸き上げ用ポンプ28の順に水が循環し、この水が放熱器25bによって加熱される。つまり、ヒートポンプ25の放熱器25bから流出した水が、バイパス配管29を介して、ヒートポンプ25の放熱器25bに戻されて再加熱される。
この始動運転によって、ヒートポンプ25の始動時に、充分に加熱されていない水がタンク11の中段部に導入されることが防止され、タンク11に貯留されている温水の温度の低下が防止される。ステップS32が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS33に進める。
ステップS33において、制御部60は、高温水サーミスタ27によって検出された放熱器25bから流出した水の温度である沸上げ温度Twoが第1規定温度Aよりも高いと判断した場合には(ステップS33:YES)、プログラムをステップS34に進める。一方で、制御部60は、沸上げ温度Twoが第1規定温度A以下であると判断した場合には(ステップS33:NO)、プログラムをステップS32に戻す。なお、第1規定温度Aは、後述する第2規定温度Bよりも所定温度(例えば1〜3℃)低い温度である。
ステップS34において、制御部60は、沸上げ運転よりも低い温度で湯を沸かして、この湯をタンク11の中段部に供給する低温沸上げ運転を実行する。具体的には、制御部60は、流出配管24aを流れる水が取出配管31へ向かう流路となるように流路切替弁30を制御するとともに、追い焚き用ポンプ34を稼働させる。これにより、沸き上げ用ポンプ28→放熱器25b→流出配管24a→取出配管31→中温水配管33→タンク11→低温水配管23→沸き上げ用ポンプ28の順に水が循環し、この水が放熱器25bによって加熱される。
ステップS34においては、制御部60は、高温水サーミスタ27によって検出された沸上げ温度Twoが、貯湯沸き上げ温度(例えば、65〜90℃)よりも低い第2規定温度Bとなるように、沸き上げ用ポンプ28を制御する。つまり、ステップS34における沸き上げ用ポンプ28の吐出流量が、沸上げ運転時における沸き上げ用ポンプ28の吐出流量よりも大きくなるように、沸き上げ用ポンプ28が制御される。第2規定温度Bは、湯張り設定温度よりも所定温度(例えば2〜3℃)高い温度である。ステップS34が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS35に進める。
ステップS35において、制御部60は、高温水サーミスタ27によって検出された沸上げ温度Twoが、第2規定温度B以上である(第2規定温度Bに達した)と判断した場合には(ステップS35:YES)、プログラムをステップS36に進める。一方で、制御部60は、沸上げ温度Twoが第2規定温度Bよりも低い(第2規定温度Bに達していない)と判断した場合には(ステップS35:NO)、プログラムをステップS34に戻す。
ステップS36において、制御部60は、ヒートポンプ25で沸き上げた湯を優先的に浴槽3に供給するエコ湯張運転を実行する。具体的には、制御部60は、浴槽用電磁弁17bの開弁と閉弁を繰り返す。そして、制御部60は、追焚きサーミスタ52及び浴槽水熱交サーミスタ53の少なくとも一方によって検出された温水の温度、つまり、浴槽3に流入する温水の温度が、湯張り設定温度となるように、風呂混合弁42を制御する。これにより、風呂混合弁42から流出した温水が、浴槽戻り配管41を介して浴槽3へ供給されるとともに、浴槽往き配管47を介して浴槽3へ供給される。
なお、ステップS36においては、通常湯張運転よりも湯の浴槽3への供給量を抑えるため、浴槽用電磁弁17bは数秒開いた後に数秒閉じることが繰り返され、湯が断続的に浴槽3に供給される。このため、通常湯張運転のように、浴槽用電磁弁17bが常時開いている場合と比較して、浴槽用電磁弁17bが設けられている湯張り配管16を流れる湯の流量が少なくなり、ヒートポンプ25から供給される温水の流量が少なくなる。ある期間における浴槽用電磁弁17bが開いている期間の割合であるデューティー比は、ヒートポンプ25を最大の出力で稼働させた場合に、浴槽3に流入する温水の温度が湯張り設定温度を下回らない値に設定される。
また、ステップS36においては、制御部60は、高温水サーミスタ27によって検出された沸上げ温度Twoが、第2規定温度Bとなるように、沸き上げ用ポンプ28が制御される。つまり、ステップS34における沸き上げ用ポンプ28の吐出流量が、沸上げ運転時における沸き上げ用ポンプ28の吐出流量よりも大きくなるように、沸き上げ用ポンプ28が制御され、低温沸上げ運転が続行される。
なお、中温水導出管38のタンク11の接続位置と、中温水配管33のタンク11の接続位置とは近接しているので、中温水配管33からタンク11の中段部に流入した温水は、タンク11内に貯湯されている温水とあまり混ざること無く、中温水導出管38から流出する。つまり、中温水配管33を流通する温水の温度と、中温水導出管38に流入する温水の温度は、殆ど変化しない。
ステップS36においては、タンク11内の中温水が中温水導出管38から流出した分の水道水が、水道水配管21及び減圧弁22を介してタンク11内に供給される。ステップS36が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS37に進める。
ステップS37において、制御部60は、浴槽3に供給された温水が設定された目標湯張り量に達したと判断した場合には(ステップS37:YES)、プログラムをステップS38に進める。一方で、制御部60は、浴槽3に供給された温水が設定された目標湯張り量に達していないと場合には(ステップS37:NO)、プログラムをステップS36に戻す。
ステップS38において、制御部60は、浴槽用電磁弁17bを閉弁させるとともに、圧縮機25a、沸き上げ用ポンプ28、及び追い焚き用ポンプ34を停止させて、エコ湯張運転を終了させる。ステップS38が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS11に戻す。
浴槽3への湯張りが完了した場合には、制御部60は、所定時間毎に、浴槽水循環ポンプ48を作動させて浴槽3内の水を浴槽水循環回路18内に循環させる。そして、制御部60は、追焚きサーミスタ52で浴槽3内の水の温度を検知し、保温の必要(つまり追焚き動作の必要)があるか監視する。
制御部60は、浴槽3内の水の温度が設定温度よりも低下した場合、自動的に追焚き運転を実行する。制御部60は、各リモコン61、62からの追焚運転の実行を要求する要求信号を受けた場合も、追焚き運転を実行する。
追焚き運転時には、制御部60は、まず、浴槽水循環ポンプ48を運転させ、浴槽3内の水を浴槽水循環回路18内に取り込んで浴槽水熱交換器32に循環させる。その状態で、制御部60は、取出配管31とタンク11の上段部とが連通するように流路切替弁30を制御し、追い焚き用ポンプ34を運転させる。
これにより、ヒートポンプ25から直接供給される水と、タンク11内の水とが、取出配管31を通じて浴槽水熱交換器32に流れる。この際、浴槽水熱交換器32では、浴槽3からの低温水が、タンク11からの高温水と熱交換して加熱され、温度上昇する。タンク11からの水は、浴槽水熱交換器32を通過して温度低下した後、中温水配管33を通じてタンク11に戻る。
更に、制御部60は、追焚き運転時に、浴槽3から流出して浴槽水熱交換器32を通過した水の温度を浴槽水熱交サーミスタ53で検出する。そして、浴槽水熱交サーミスタ53で検出した検出温度に基づいて、浴槽3から流出して浴槽水熱交換器32を通過した水の温度が、設定温度に応じて決定される目標温度となるように、追い焚き用ポンプ34の回転数を制御する。これにより、浴槽3内の水の温度が設定温度まで上昇する。
制御部60は、料金設定の安価な夜間時間帯の電力(いわゆる深夜電力)を利用してタンク11内の湯を沸き上げてタンク11内を湯で満杯にする。
以上の説明から明らかなように、エコ湯張運転では、ヒートポンプ25によって沸かされた湯の沸上げ温度Twoが第2規定温度Bに達してから(図2のステップS35でYESと判断)、低温沸上げ運転によって沸かされた湯が浴槽3に供給される。
これによれば、低温沸上げ運転によって、沸上げ温度Twoが貯湯沸き上げ温度(例えば、65〜90℃)よりも低い第2規定温度Bとなるように沸き上げられた湯が浴槽3に供給される。このため、給湯装置1のエネルギー効率を向上させることができ、省エネルギーを図ることができる。
また、ヒートポンプ25の起動当初において、充分に昇温していない水をタンク11内に貯留されている湯と混ぜて昇温させてから浴槽3に供給する必要が無い。このため、タンク11内の湯の温度が低下することが無いので、エコ湯張運転を行った後に沸上げ運転を行う必要が無く、給湯装置1のエネルギー効率の低下を抑制することができる。よって、浴槽3に湯を供給する際のエネルギー効率を向上させることができる給湯装置1を提供することができる。
エコ湯張運転において、浴槽用電磁弁17bが常時開くと、一度に大量の湯が浴槽3に供給されて、ヒートポンプ25の加熱能力が追いつかず、浴槽3に供給される湯の温度が湯張り設定温度を下回ってしまうおそれが有る。これを回避するためには、タンク11の上段部に貯められている高温水を利用することが考えられるが、タンク11の上段部に貯められている高温水を利用すると、湯張運転の後に沸上げ運転を行う必要が有り、給湯装置1のエネルギー効率が低下してしまう。
そこで、図2のステップS36のエコ湯張運転において、制御部60は、エコ湯張運転では通常湯張運転よりも湯張り配管16を流れる湯の流量が少なくなるように、浴槽用電磁弁17bを制御する。
これによれば、通常湯張運転のように、浴槽用電磁弁17bが常時開いている場合と比較して、ヒートポンプ25から供給される湯の流量が少なくなる。このため、エコ湯張運転において、ヒートポンプ25の加熱能力が追いつかず、浴槽3に供給される湯の温度が湯張り設定温度を下回ってしまうことを抑制することができる。また、タンク11の上段部に貯められている高温水を利用することに起因する給湯装置1のエネルギー効率の低下を抑制することができる。
また、浴槽用電磁弁17bは、開弁又は閉弁する開閉弁である。そして、図2のステップS36のエコ湯張運転において、制御部60は、浴槽用電磁弁17bの開弁と閉弁を繰り返すことによって、湯を断続的に浴槽3に供給する。
これによれば、既存の開閉弁を用いて、ヒートポンプ25から供給される湯の流量を少なくすることができる。このため、新たにリニア弁を追加すること無く、既存の開閉弁を用いて、エコ湯張運転を実現することができる。
また、給湯装置1は、通常湯張運転とエコ湯張運転とを選択可能なリモコン61、62を有する。
これによれば、ユーザは、リモコン61、62を操作することによって、通常湯張運転とエコ湯張運転のいずれかを選択することができる。ユーザが、素早く浴槽3に湯を貯めることを欲する場合には、リモコン61、62を操作することによって、通常湯張運転を選択することができる。一方で、ユーザが、給湯装置1の消費電力を抑えることを欲する場合には、リモコン61、62を操作することによって、エコ湯張運転を選択することができる。
また、給湯装置1は、ヒートポンプ25から流出した水をヒートポンプ25に戻すバイパス配管29を有する。そして、制御部60は、低温沸上げ運転を行う前に、図2のステップS32において、ヒートポンプ25から流出した水を、バイパス配管29を介してヒートポンプ25に戻す始動運転を行う。
これによれば、ヒートポンプ25の始動時に、加熱されていない水がタンク11の中段部に導入されることが防止され、タンク11に貯留されている温水の温度の低下が防止される。このため、温度が低下したタンク11内の温水を昇温させるための沸上げ運転を行う必要が無く、給湯装置1のエネルギー効率の低下を抑制することができる。
また、給湯装置1は、タンク11の上段部に接続され、ヒートポンプ25によって沸かされた湯が流通してタンク11の上段部に流入させる高温水配管24bを有している。そして、給湯装置1は、タンク11の中段部に接続され、ヒートポンプ25によって沸かされた湯が流通してタンク11の中段部に流入させる中温水配管33を有している。そして、給湯装置1は、タンク11の中段部に接続され、タンク11に貯留された湯を導出する中温水導出管38を有している。そして、低温沸上げ運転においては、ヒートポンプ25によって沸かされた湯が中温水配管33を流通してタンク11の中段部に流入する。そして、エコ湯張運転においては、タンク11に貯留された湯が中温水導出管38から導出されて浴槽3に供給される。
これによれば、中温水配管33及び中温水導出管38がタンク11の中段部に接続され、中温水導出管38のタンク11の接続位置と、中温水配管33のタンク11の接続位置とは近接している。このため、エコ湯張運転において、中温水配管33からタンク11の中段部に流入した温水は、タンク11内に貯湯されている温水とあまり混ざること無く、中温水導出管38から流出する。つまり、中温水配管33を流通する温水の温度と、中温水導出管38に流入する温水の温度は、殆ど変化しない。
また、中温水配管33及び中温水導出管38は、タンク11の中段部に接続されている。このため、低温沸上げ運転によってヒートポンプ25によって沸かされた中温水の沸上げ温度Twoと、タンク11の中段部における湯の水温は、殆ど同一となっている。
これらのことから、エコ湯張りモードにおいてヒートポンプ25によって沸かされた湯が、タンク11内を流通する際に、温度が変化してしまうことが抑制される。よって、浴槽3に所望の湯張り設定温度の湯を供給することができる。
また、エコ湯張運転によるタンク11の中段部の湯の温度の低下が抑制され、ひいては、タンク11内全体の湯の温度の低下が抑制される。このため、エコ湯張運転を行った後に沸上げ運転を行う必要が無く、給湯装置1のエネルギー効率の低下を抑制することができる。
(第2実施形態)
以下に、図3に示すフローチャートを用いて、第2実施形態の給湯装置1について、第1実施形態の給湯装置1と異なる点について説明する。第2実施形態の給湯装置1の制御部60は、図3に示す第2実施形態の湯張運転処理を実行する。
以下に、図3に示すフローチャートを用いて、第2実施形態の給湯装置1について、第1実施形態の給湯装置1と異なる点について説明する。第2実施形態の給湯装置1の制御部60は、図3に示す第2実施形態の湯張運転処理を実行する。
第2実施形態の湯張運転処理では、ステップS35において、制御部60は、低温沸上げ運転が開始してから規定時間が経過したと判断した場合に(ステップS35:YES)、プログラムをステップS36に進める。一方で、制御部60は、低温沸上げ運転が開始してから規定時間が経過していないと判断した場合に(ステップS35:NO)、プログラムをステップS34に戻す。なお、規定時間は、低温沸上げ運転が開始してから、ヒートポンプ25が沸かす湯の温度が湯張り設定温度(40〜42℃)よりも所定温度(例えば2〜3℃)高い温度となる時間に設定されている。
以上の説明から明らかなように、低温沸上げ運転を開始してから規定時間が経過した後に(図3のステップS35でYESと判断)、低温沸上げ運転によって沸かされた湯が浴槽3に供給される。
これによれば、ヒートポンプ25の起動当初において、充分に昇温していない水をタンク11内に貯留されている湯と混ぜて昇温させてから浴槽3に供給する必要が無い。このため、タンク11内の湯の温度が低下することが無いので、エコ湯張運転を行った後に沸上げ運転を行う必要が無く、給湯装置1のエネルギー効率の低下を抑制することができる。よって、浴槽3に湯を供給する際のエネルギー効率を向上させることができる給湯装置1を提供することができる。
その他の第2実施形態の給湯装置1の構成および作動は第1実施形態の給湯装置1と同様である。従って、第2実施形態の給湯装置1は、第1実施形態の給湯装置1と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
以上説明した実施形態では、エコ湯張運転において、ヒートポンプ25によって沸かされた湯は、タンク11の中段部を介して、浴槽3に供給されている。エコ湯張運転において、ヒートポンプ25によって沸かされた湯が、タンク11を介さずに、浴槽3に直接供給される実施形態であってもよい。
以上説明した実施形態では、エコ湯張運転において、ヒートポンプ25によって沸かされた湯は、タンク11の中段部を介して、浴槽3に供給されている。エコ湯張運転において、ヒートポンプ25によって沸かされた湯が、タンク11を介さずに、浴槽3に直接供給される実施形態であってもよい。
以上説明した実施形態では、浴槽用電磁弁17bは開閉弁である。浴槽用電磁弁17bとして、流路の開口面積をリニアに調整するリニア弁を用いた実施形態であってもよい。この実施形態では、図2や図3のステップS36のエコ湯張運転において、制御部60は、浴槽用電磁弁17bの流路を絞った状態で開弁する。この実施形態では、ステップS36において、浴槽用電磁弁17bの絞り開度は、ヒートポンプ25を最大の出力で稼働させた場合に、浴槽3に流入する温水の温度が湯張り設定温度を下回らない値に設定されている。
この実施形態もまた、通常湯張り運転のように、浴槽用電磁弁17bが常時開いている場合と比較して、ヒートポンプ25から供給される温水の流量が少なくなる。このため、エコ湯張運転において、ヒートポンプ25の加熱能力が追いつかず、浴槽3に供給される湯の温度が湯張り設定温度を下回ってしまうことを抑制することができる。また、タンク11の上段部に貯められている高温水を利用することに起因する給湯装置1のエネルギー効率の低下を抑制することができる。
3 浴槽
11 タンク
25 ヒートポンプ
27 高温水サーミスタ(湯温度検出部)
60 制御部
11 タンク
25 ヒートポンプ
27 高温水サーミスタ(湯温度検出部)
60 制御部
Claims (8)
- 水と外気から吸熱した冷媒とを熱交換して前記水を加熱して湯を沸かすヒートポンプ(25)と、
前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯を貯めるタンク(11)と、
前記湯を貯める浴槽(3)と、
前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯の温度を検出する湯温度検出部(27)と、
制御部(60)と、を有し、
前記制御部は、前記ヒートポンプで前記湯を沸かして前記タンクに貯める沸上げ運転、前記タンクに貯められた前記湯を前記浴槽に供給する通常湯張運転、前記ヒートポンプで前記沸上げ運転よりも低い温度の前記湯を沸かす低温沸上げ運転、及び前記低温沸上げ運転が行われている際に前記湯温度検出部によって検出された前記湯の温度が規定温度に達した場合に前記低温沸上げ運転によって沸かされた前記湯を前記浴槽に供給するエコ湯張運転を行う給湯装置。 - 水と外気から吸熱した冷媒とを熱交換して前記水を加熱して湯を沸かすヒートポンプ(25)と、
前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯を貯めるタンク(11)と、
前記湯を貯める浴槽(3)と、
制御部(60)と、を有し、
前記制御部は、前記ヒートポンプで前記湯を沸かして前記タンクに貯める沸上げ運転、前記タンクに貯められた前記湯を前記浴槽に供給する通常湯張運転、前記ヒートポンプで前記沸上げ運転よりも低い温度の前記湯を沸かす低温沸上げ運転、及び前記低温沸上げ運転を開始してから規定時間が経過した後に前記低温沸上げ運転によって沸かされた前記湯を前記浴槽に供給するエコ湯張運転を行う給湯装置。 - 前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯が前記浴槽に流入する流路に設けられた浴槽用電磁弁(17b)を有し、
前記浴槽用電磁弁は、前記エコ湯張運転では前記通常湯張運転よりも前記流路を流れる前記湯の流量を少なくする請求項1又は2に記載の給湯装置。 - 前記浴槽用電磁弁は、開弁又は閉弁する開閉弁であり、
前記制御部は、前記エコ湯張運転において、前記浴槽用電磁弁の開弁と閉弁を繰り返すことによって、前記湯を断続的に前記浴槽に供給する請求項3に記載の給湯装置。 - 前記浴槽用電磁弁は、前記湯が前記浴槽に流入する流路の開口面積を調整するリニア弁であり、
前記制御部は、前記エコ湯張運転において、前記浴槽用電磁弁によって前記流路を絞る請求項3に記載の給湯装置。 - 前記通常湯張運転と前記エコ湯張運転とを選択可能な操作部(61、62)を有する請求項1ないし5のいずれか1つに記載の給湯装置。
- 前記ヒートポンプから流出した水を前記ヒートポンプに戻すバイパス配管(29)を有し、
前記制御部は、前記低温沸上げ運転を行う前に、前記ヒートポンプから流出した水を、前記バイパス配管を介して前記ヒートポンプに戻す始動運転を行う請求項1ないし6のいずれか1つに記載の給湯装置。 - 前記タンクの上段部に接続され、前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯が流通して前記タンクの上段部に流入させる高温水配管(24b)と、
前記タンクの前記上段部よりも下方の中段部に接続され、前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯が流通して前記タンクの前記中段部に流入させる中温水配管(33)と、
前記タンクの前記中段部に接続され、前記タンクに貯留された前記湯を導出する中温水導出管(38)と、を有し、
前記沸上げ運転においては、前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯が前記高温水配管を流通して前記タンクの上段部に流入し、
前記低温沸上げ運転においては、前記ヒートポンプによって沸かされた前記湯が前記中温水配管を流通して前記タンクの前記中段部に流入し、
前記エコ湯張運転においては、前記タンクに貯留された前記湯が前記中温水導出管から導出されて前記浴槽に供給される請求項1ないし7のいずれか1つに記載の給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019046872A JP2020148412A (ja) | 2019-03-14 | 2019-03-14 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019046872A JP2020148412A (ja) | 2019-03-14 | 2019-03-14 | 給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020148412A true JP2020148412A (ja) | 2020-09-17 |
Family
ID=72429353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019046872A Pending JP2020148412A (ja) | 2019-03-14 | 2019-03-14 | 給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020148412A (ja) |
-
2019
- 2019-03-14 JP JP2019046872A patent/JP2020148412A/ja active Pending
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