JP2020148093A - 係留機構及び水流発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】係留索とケーブルとが絡み合うことを防止することができる係留機構及び水流発電システムを提供する。【解決手段】一態様では、係留索及びケーブルが接続された水中機器を係留するための係留機構が提供される。この係留機構は、水底に配置される錘と、錘に接続されたポールと、ポールと係留索とを連結する連結部材と、を備えている。ポールにはケーブルを挿通するための孔が形成され、孔はポールの軸線方向に沿って延在し、連結部材と係留索との連結点がポールの軸線周りで周回可能なように、連結部材はポールに対して可動する。【選択図】図2

Description

本開示は、係留機構及び水流発電システムに関する。
従来から、係留索によって水上又は水中を浮遊する水中装置を係留する技術が知られている(例えば、下記特許文献1〜8)。特許文献1には、海流を受けてタービンを回転させることで発電する水中浮遊式発電装置を係留することが記載されている。この水中浮遊式発電装置には、2本の係留索及び送電ケーブルが接続されている。2本の係留索は、Y字状をなすように延在し、海底に配置されたシンカーに接続されている。送電ケーブルは、ケーブル保持機構に保持された状態で2本の係留索の間に沿って延在し、コネクタを介して海底に配置されたリジットケーブルに接続されている。特許文献1に記載の装置では、送電ケーブルを2本の係留索の間に保持することによって、2本の係留索と送電ケーブルを一体化し、その結果、係留索と送電ケーブルとが互いに干渉したり絡んだりすることを防止している。
特開2014−145346号公報 特開2013−227964号公報 特開2002−266743号公報 特開2003−074455号公報 特開2015−138579号公報 特開2011−132943号公報 特開2018−204558号公報 特開2018−114895号公報
この種の水中浮遊式発電装置は、海流の流れ方向の変化に応じてシンカー周りに回頭する機能を有している。特許文献1の技術では、水中浮遊式発電装置がシンカー周りに回頭すると、当該水中式発電装置と共に係留索がシンカー周りに移動して送電ケーブルに対して交差することで、係留索と送電ケーブルとが絡み合うことがある。なお、水中浮遊式発電装置が回頭しないように制御することも考えられるが、緊急時には当該制御を行うことが困難な場合がある。
したがって、係留索とケーブルとが絡み合うことを防止することができる係留機構及び水流発電システムを提供することが求められている。
一態様では、係留索及びケーブルが接続された水中機器を係留するための係留機構が提供される。この係留機構は、水底に配置される錘と、錘に接続されたポールと、ポールと係留索とを連結する連結部材と、を備えている。ポールにはケーブルを挿通するための孔が形成され、孔はポールの軸線方向に沿って延在し、連結部材と係留索との連結点がポールの軸線周りで周回可能なように、連結部材はポールに対して可動する。
上記態様に係る係留機構では、連結部材によって連結部材と係留索との接続点がポールの軸線周りで周回可能に構成されている。一方、ケーブルは、連結部材と係留索との連結点よりも内側でポールの軸線方向に沿って挿通されるので、水中機器が回頭して連結部材と係留索との連結点がポールの軸線周りに周回した場合であっても、係留索とケーブルとが交差することが防止される。その結果、係留索とケーブルとが絡み合うことを防止することができる。
一実施形態では、連結部材が、ポールを囲むように延在し、且つ、ポールに対して回転可能に設けられた環状体であってもよい。この実施形態では、環状の連結部材がポールに対して回転することによって、連結部材と係留索との連結点をポールの軸線周りに周回させることができる。
一実施形態では、ポールが、ポールからの連結部材の離脱を規制するフランジ部を有していてもよい。この実施形態では、連結部材が離脱することで、係留索がポールから外れることを防止することができる。
一実施形態では、ポールが、錘側に位置する一端と、一端の反対側に位置する他端とを有し、他端には、孔に連通する開口が形成され、開口にはケーブルが挿通可能であり、該開口は、連結部材よりも上方に配置されていてもよい。この実施形態では、水中機器が回頭して連結部材と係留索との連結点がポールの軸線周りに周回した場合であっても、係留索とケーブルとが交差することが防止される。その結果、係留索とケーブルとが絡み合うことを防止することができる。
一態様の水流発電システムは、水中機器である水流発電装置であり、水流を受けて発電する発電ポッドを有する、該水流発電装置と、上記の係留機構と、を備えている。このケーブルは、水流発電装置において発電された電力を送る送電ケーブルである。
上記態様に係る水流発電システムでは、水流発電装置の係留索とケーブルとが互いに絡むことを防止することができるので、水流発電装置の発電を安定化することができる。
本発明の一態様及び種々の実施形態によれば、係留索とケーブルとが絡み合うことを防止することができる。
一実施形態の水流発電システムの概略構成を示す図である。 一実施形態の係留機構を示す斜視図である。 軸線Zを含む断面に沿った係留機構の断面図である。 図3に示すIV−IV線に沿った断面図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は繰り返さない。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
以下の説明において、「上流」又は「下流」との語は、水流FLを基準として用いられる。また、「前」との語は、水流FLの上流側を意味し、「後」との語は、水流FLの下流側を意味する。例えば、ダウンウィンド型のタービンが用いられる場合には、発電ポッドの後部側にブレード(翼)が配置される。
図1を参照して、本実施形態の係留機構20を備える水流発電システム1について説明する。図1に示されるように、水流発電システム1は、発電装置10及び係留機構20を備えている。
発電装置10は、例えば海水中に設置されて浮遊し、海流を利用して発電を行う水流発電装置である。発電装置10は、左右に離間して配置された一対の発電ポッドである第1ポッド12A及び第2ポッド12Bと、第1ポッド12A及び第2ポッド12Bを連結するクロスビーム13とを備えている。第1ポッド12Aの後部には、発電用タービン14Aが設けられている。発電用タービン14Aには、第1ブレード16Aが取り付けられている。第2ポッド12Bの後部には、発電用タービン14Bが設けられている。発電用タービン14Bには、第2ブレード16Bが取り付けられている。以下の説明では、発電用タービン14A,14Bを、それぞれ、第1タービン14A及び第2タービン14Bという。
第1ポッド12Aは、第1タービン14Aを回転可能に支持しつつ、第1タービン14Aに適正な浮力を付与する。第2ポッド12Bは、第2タービン14Bを回転可能に支持しつつ、第2タービン14Bに適正な浮力を付与する。第1ポッド12A及び第2ポッド12Bは、円筒状をなしており、例えば、同じ大きさ及び構造を有している。
第1ポッド12A及び第2ポッド12Bの間には、これらを連結する構造体であるクロスビーム13が延在している(すなわち横断するように延びている)。クロスビーム13は、前後方向に所定の長さを有し、所定の厚みを有する。クロスビーム13は、浮遊する発電装置10の姿勢を安定させるべく、例えば翼形状をなしている。クロスビーム13の左右の両端は、例えば、第1ポッド12A及び第2ポッド12Bの胴部の略中央にそれぞれ固定されている。なお、クロスビーム13が固定される位置は、上記の位置に限られない。クロスビーム13は、ポッドの上部又は下部に固定されてもよいし、ポッドの前部又は後部に固定されてもよい。クロスビーム13は、その延在方向(すなわち横断方向)において等しい断面形状を有してもよく、延在方向において変化する断面形状を有してもよい。クロスビーム13の中央に、ポッドと同様の円筒状の物体が設けられてもよい。
発電装置10に適用される第1タービン14A及び第2タービン14Bは、いわゆるダウンウィンド型のタービンである。第1ポッド12A及び第2ポッド12Bは、海流の向きに対向した姿勢で浮遊する。したがって、発電装置10は、海流の向きに追従するようにその向きを変化させる。浮遊状態において、第1タービン14A及び第2タービン14Bの回転軸線は、略水平に維持される。なお、第1タービン14A及び第2タービン14Bは、アップウィンド型のタービンであってもよい。
発電装置10は、第1の係留索3Aを介して係留機構20に連結されている。第1の係留索3Aは、発電装置10を係留機構20に係留するためのワイヤロープといった索体である。第1の係留索3Aの一端からは、第2の係留索3B及び第3の係留索3CがY字状に分岐している。第2の係留索3Bの端部、及び、第3の係留索3Cの端部は、例えばシャックルを介して発電装置10に連結されている。
発電装置10は、これら第2の係留索3B及び第3の係留索3Cによって、異なる2点で係留されている。より詳細には、第2の係留索3Bの端部は、クロスビーム13に対して、上流側から見て左側に接続されている。第3の係留索3Cの端部は、クロスビーム13に対して、上流側から見て右側に接続されている。クロスビーム13に対する第2の係留索3Bの係留点と、クロスビーム13に対する第3の係留索3Cの係留点とは、クロスビーム13の延在方向に所定の長さ離間している。
第1の係留索3Aの他端は、係留機構20に連結されている。後述するように、第1の係留索3Aの他端は、係留機構20のポール24の軸線周りに周回可能なように係留機構20に連結されている。
また、発電装置10には、第1のケーブル4Aが接続されている。第1のケーブル4Aは、第1タービン14A及び第2タービン14Bにおいて発電された電力を送電する送電ケーブルである。第1のケーブル4Aの一端からは、第2のケーブル4B及び第3のケーブル4CがY字状に分岐している。第2のケーブル4Bの端部及び第3のケーブル4Cの端部は、第1ポッド12A及び第2ポッド12B内の発電機にそれぞれ接続されている。第1のケーブル4Aは、後述するように、係留機構20に形成された孔24hに挿通されている(図3参照)。第1のケーブル4Aの他端は、例えば後述する係留機構20の錘22内に設けられた中継器(又は変圧器等)に接続されている。中継器には、水底WBに敷設されて地上まで延びる水底ケーブル23が接続されており、この水底ケーブル23を介して、第1タービン14A及び第2タービン14Bにおいて発電された電力が地上に送電される。
なお、各ケーブルが設けられる形態は上記形態に限られない。例えば、第1のケーブル4A、第2のケーブル4B及び第3のケーブル4Cが、始動時のための給電ケーブルと一体になっていてもよい。第1タービン14Aに接続された第2のケーブル4Bが給電ケーブルであり、第2タービン14Bに接続された第3のケーブル4Cが送電ケーブルであってもよい。また、第1のケーブル4Aは、係留機構20に形成された孔24hを通過して係留機構20の外部に取り出され、その他端が水底WBに設けられた中継器に接続されていてもよい。第1のケーブル4Aは、発電装置10へ制御信号を送信する通信ケーブルを含んでもよい。
一実施形態では、第1のケーブル4Aの一端側には、浮力を有するフロート20fが設けられていてもよい。フロート20fの浮力によって、第1のケーブル4A、第2のケーブル4B及び第3のケーブル4Cが、第1の係留索3A、第2の係留索3B及び第3の係留索3Cよりも水面WS側に浮上して配置される。
次いで、図2及び図3を参照して、一実施形態に係る係留機構について説明する。図2は一実施形態の係留機構20を示す斜視図であり、図3は軸線Zを含む断面に沿った係留機構20の断面図である。
係留機構20は、錘22、ポール24及び連結部材26を備えている。錘22は、例えばアンカー又はシンカーといった支持具であり、水底WBに設置されている。錘22は、例えば直方体形状を有しており、その内部には、第1のケーブル4Aが通過可能な通路22pが形成されている。通路22pは、一端及び他端を有している。通路22pの一端は錘22の上面に形成されており、通路22pの他端は錘22の側面に形成されていてもよい。
錘22には、ポール24が接続されている。ポール24は、錘22側に位置する一端24aと当該一端24aの反対側に位置する他端24bとを有しており、一端24aが錘22に固定されている。ポール24は、円柱形状を有しており、一端24aと他端24bとの間で軸線Z方向に延在している。ポール24は、例えば金属製の剛体である。
ポール24には、第1のケーブル4Aを挿通可能な孔24hが形成されている。孔24hは、軸線Z方向に沿って延在しており、ポール24の他端24b側に開口25を提供している。開口25は、孔24hに連通している。一端24a側の孔24hの端部は、通路22pの一端に対面するように設けられており、孔24hは通路22pに連通している。第1のケーブル4Aは、開口25から孔24h及び通路22p内に挿通されている。第1のケーブル4Aは、孔24h内においてZ方向に延在している。第1のケーブル4Aの他端は、例えば通路22p内に設けられた中継器に接続されている。
また、ポール24には、連結部材26が取り付けられている。連結部材26は、平面視において略楕円形状を有する環状体であり、ポール24を囲むように延在している。連結部材26には、チェーン28及びシャックル30を介して第1の係留索3Aの他端が接続されている。すなわち、連結部材26は、ポール24と第1の係留索3Aとを連結している。連結部材26の内周とポール24の外周面との間には、連結部材26のポール24に対する回転を許容する隙間が形成されている。したがって、連結部材26は、ポール24に対して回転可能である。
一実施形態では、ポール24の他端24b側には、連結部材26のポール24からの離脱を規制するフランジ部24fが設けられてもよい。フランジ部24fは、軸線Z方向において、連結部材26よりも上方に配置されている。フランジ部24fは、例えば円形の平面形状を有しており、連結部材26の内径の最小値よりも大きな径を有している。したがって、フランジ部24fの径は、ポール24の径よりも大きい。このようなフランジ部24fを備えることによって、連結部材26がポール24から抜けることが防止される。
以下、図4を参照して、係留機構20の動作について説明する。図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。
図4に示すように、海流の向きが変化するなどして発電装置10がR方向に回頭した場合には、第1の係留索3Aの張力によって、連結部材26の内周面がポール24の外周面に対して摺動しながら、連結部材26がポール24に対して回転する。これに伴い、連結部材26と第1の係留索3Aとの連結点Cは、ポール24の周囲において、軸線Z周りでR方向に移動する。すなわち、連結部材26は、連結点Cが軸線Zを中心とする仮想円32に沿って周回可能なようにポール24に対して可動する。なお、図4に示す実施形態のように、チェーン28及びシャックル30といった金物を介して連結部材26と第1の係留索3Aとが連結されている場合は、第1の係留索3Aと金物との接続位置が連結点Cとなる。連結部材26と第1の係留索3Aとが直接連結される場合には、連結部材26と第1の係留索3Aとの接続位置が連結点Cとなる。
図4に示すように、係留機構20では、連結部材26と第1の係留索3Aとの連結点Cが軸線Zの周りを周回可能に構成されているので、発電装置10が回頭した場合であっても、第1の係留索3Aに捩れが生じることが防止される。一方、第1のケーブル4Aは、仮想円32よりも内側の孔24h内でZ方向に延在しているので、連結点Cがポール24の周囲を周回した場合であっても、第1の係留索3Aが第1のケーブル4Aに対して交差することがない。したがって、係留機構20によれば、第1のケーブル4Aと第1の係留索3Aとが絡み合うことが防止される。
以上、種々の実施形態に係る係留機構及び水流発電システムについて説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形態様を構成可能である。
例えば、上記実施形態においては、左右二つの発電ポッドをクロスビーム13によって連結した発電装置10を用いる場合について説明したが、発電装置10はこのように構成されるものに限られない。例えば、発電装置10は、左右二つの発電ポッドの間に中央ポッドを備えていてもよいし、一つの発電ポッドを備えて構成されていてもよい。また、三つ以上の発電ポッドを備えるものであってもよい。
また、上記実施形態では、係留機構20によって係留される対象物が発電装置10であったが、係留索及びケーブルが接続された水中機器であれば係留機構20によって係留される対象物は水流発電装置に限定されない。例えば、係留機構20は、水面又は水中で作業するロボットを係留してもよい。なお、水中機器とは、水面又は水中を浮遊する装置を意味している。
また、第1のケーブル4A、第2のケーブル4B及び第3のケーブル4Cは、発電した電力を送電する送電ケーブルに限定されず、制御信号を送受信するためのケーブルであってもよい。上記実施形態では、発電装置10が、第2の係留索3B及び第3の係留索3Cによって異なる2点で係留されているが、発電装置10は1点で係留されていてもよい。
例えば、第2のケーブル4B及び第3のケーブル4Cを備えずに、第1の係留索3Aが発電装置10に直接接続されていてもよい。また、発電装置10には、第2のケーブル4B及び第3のケーブル4Cが接続されているが、第1のケーブル4Aが発電装置10に直接接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、チェーン28及びシャックル30といった金物を介して連結部材26と第1の係留索3Aとが連結されているが、一実施形態では、第1の係留索3Aが連結部材26に対して直接接続されていてもよい。さらに、上記実施形態においては、水流発電装置が海に設置される場合について説明したが、水流発電システム1は、河川や湖などの水中に設置される場合もある。この場合であっても、水流による発電が可能であれば、上記実施形態に係る水流発電システム1と同様な作用効果を得ることができる。
1 水流発電システム
3A 第1の係留索
3B 第2の係留索
3C 第3の係留索
4A 第1のケーブル(送電ケーブル)
4B 第2のケーブル
4C 第3のケーブル
10 発電装置(水中機器)
12A 第1ポッド(発電ポッド)
12B 第2ポッド(発電ポッド)
20 係留機構
22 錘
24 ポール
24a 一端
24b 他端
24f フランジ部
24h 孔
25 開口
26 連結部材
C 連結点
WB 水底
Z 軸線

Claims (5)

  1. 係留索及びケーブルが接続された水中機器を係留するための係留機構であって、
    水底に配置される錘と、
    前記錘に接続されたポールと、
    前記ポールと前記係留索とを連結する連結部材と、
    を備え、
    前記ポールには前記ケーブルを挿通するための孔が形成され、前記孔は前記ポールの軸線方向に沿って延在し、
    前記連結部材と前記係留索との連結点が前記ポールの軸線周りで周回可能なように、前記連結部材は前記ポールに対して可動する、係留機構。
  2. 前記連結部材が、前記ポールを囲むように延在し、且つ、前記ポールに対して回転可能に設けられた環状体である、請求項1に記載の係留機構。
  3. 前記ポールが、前記ポールからの前記連結部材の離脱を規制するフランジ部を有している、請求項1又は2に記載の係留機構。
  4. 前記ポールが、前記錘側に位置する一端と、前記一端の反対側に位置する他端とを有し、前記他端には、前記孔に連通する開口が形成され、
    前記開口には前記ケーブルが挿通可能であり、該開口は、前記連結部材よりも上方に配置されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の係留機構。
  5. 前記水中機器である水流発電装置であり、水流を受けて発電する発電ポッドを有する、該水流発電装置と、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の係留機構と、
    を備え、
    前記ケーブルが、前記水流発電装置において発電された電力を送る送電ケーブルである、水流発電システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003074455A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Hideo Masubuchi 潮流海流発電装置
JP2014514211A (ja) * 2011-05-06 2014-06-19 タイダルストリーム リミテッド 水中タービン係留装置

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