JP2020147235A - 電力変換器の車載構造 - Google Patents

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剛 曽田
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剛 曽田
進一 三浦
Shinichi Miura
進一 三浦
拓也 屋敷
Takuya Yashiki
拓也 屋敷
伊藤 大輔
Daisuke Ito
大輔 伊藤
善己 川口
Yoshiki Kawaguchi
善己 川口
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【課題】フロントコンパートメントに搭載された電力変換器の上ケースと下ケースの締結部のうち、衝突の衝撃が伝わってくる方向に最も近い締結部を保護する技術を提供する。【解決手段】本明細書は、電源の電力を走行用のモータの駆動電力に変換する電力変換器の車載構造を開示する。電力変換器は、車両のフロントコンパートメントにて、モータを収容するハウジングの上に固定されている。電力変換器のケース11は上ケース12と下ケース20に分割されている。下ケース20の車両側面に近い側の側面の前部に、上ケース12を固定するボルト締結部(ボルト孔22a)が設けられている。ボルト締結部(ボルト孔22a)の前方にリブ23が設けられている。ボルト締結部の前方にリブ23を設けることによってボルト締結部の強度を向上させる。【選択図】図3

Description

本明細書が開示する技術は、電源の電力を走行用のモータの駆動電力に変換する電力変換器の車載構造に関する。
特許文献1に、電力変換器の車載構造が開示されている。電力変換器は、フロントコンパートメントに搭載されている。電力変換器は、走行用のモータを収容するハウジングの上に固定されている。電力変換器のケースは、下ケースと上ケース(カバー)に分割されており、両者はボルトで相互に締結されている。特許文献1の電力変換器は、ケースの内面に絶縁膜が貼られている。絶縁膜は、車両が衝突したときにケース内部の高電圧部品とケースとの間の導通を防ぐ。
特開2014−43124号公報
電力変換器のケースが上ケースと下ケースに分かれている場合、車両が衝突したときに衝突の衝撃が伝わってくる方向に最も近い締結部に大きな衝突荷重が加わる。本明細書は、上ケースと下ケースの締結部のうち、衝突の衝撃が伝わってくる方向に最も近い締結部を保護する技術を提供する。
本明細書は、電源の電力を走行用のモータの駆動電力に変換する電力変換器の車載構造を開示する。電力変換器は、車両のフロントコンパートメントにて、モータを収容するハウジングの上に固定されている。電力変換器のケースは上ケースと下ケースに分割されている。下ケースの車両側面に近い側の側面の前部に、上ケースを固定するボルト締結部が設けられている。また、ボルト締結部の前方にリブが設けられている。下ケースの車両側面に近い側の側面の前部が、車両が衝突したときに衝突の衝撃が伝わっている方向に最も近い部位に相当する。本明細書が開示する技術は、下ケースの車両側面に近い側の側面の前部のボルト締結部の前方にリブを設けることによってボルト締結部の強度を向上させ、耐衝撃特性を高める。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
ハイブリッド車のフロントコンパートメントにおける部品レイアウトを示す斜視図である。 モータのハウジングの上に固定された電力変換器の側面図である。 下ケースの斜視図である。 下ケースの正面図である。 下ケースの左側面図である。
図面を参照して実施例の車載構造2を説明する。車載構造2は、ハイブリッド車90の電力変換器10に適用されている。図1は、ハイブリッド車90のフロントコンパートメント91におけるデバイスレイアウトを示す斜視図である。図1では、フロントコンパートメント91に搭載されているデバイスを模式化して描いてある。
フロントコンパートメント91には、エンジン95、モータハウジング30、電力変換器10などが収容されている。フロントコンパートメント91には他にも様々なデバイスが収容されているが、それらの図示と説明は省略する。
ハイブリッド車90は、走行用に、2個のモータ31、32とエンジン95を備えている。2個のモータ31、32は、モータハウジング30に収容されている。モータハウジング30には、2個のモータ31、32の出力軸とエンジン95の出力軸を連動するギアセットも収容されている。2個のモータ31、32の出力トルクとエンジン95の出力トルクはギアセットにより合成され、車軸(すなわち駆動輪)に伝達される。
エンジン95とモータハウジング30は、車幅方向で隣り合うように連結されている。エンジン95とモータハウジング30は、車両の構造強度を担保する2本のサイドメンバ92に懸架されている。なお、図1では、一方のサイドメンバは見えていない。
モータハウジング30の上面に、電力変換器10が固定されている。電力変換器10は、フロントブラケット34とリアブラケット35を介して支持されている。電力変換器10は、不図示のメインバッテリの直流電力をモータ31、32の駆動電力に変換するデバイスである。
図2に、モータハウジング30の上に固定されている電力変換器10の側面図を示す。先に述べたように、電力変換器10は、走行用のモータ31、32を収容するモータハウジング30の上に固定されている。モータハウジング30の上面は前下がりに傾斜しており、その上に電力変換器10が前下がりの姿勢で固定されている。図2のXYZ座標系は、電力変換器10に固定の座標系であり、X軸は電力変換器10のケース11の底面に対して平行に延びており、Z軸はケース11の後面に対して平行に延びており、Y軸は車幅方向に沿って延びている。X軸の正の方向は、ハイブリッド車90の車両の前方にほぼ等しい。Y軸の正方向は、車両の左側方を向く。
電力変換器10は、フロントブラケット34とリアブラケット35によって、モータハウジング30の上面30aに固定されている。電力変換器10は、モータハウジング30の上面との間に隙間を隔てて固定されている。これは、モータハウジング30から電力変換器10に伝わる振動を抑制するためである。なお、フロントブラケット34とケース11との間には不図示の防振ブッシュが挟まれている。リアブラケット35とケース11との間にも不図示の防振ブッシュが挟まれている。ケース11の左側面には、モータハウジング30の内部のモータ31、32に電力を送るパワーケーブル27のコネクタ29が接続されている。
電力変換器10のケース11は上ケース12と下ケース20に分割されている。ケース11の左側面では、上ケース12と下ケース20は、3本のボルト13a、13b、13cで連結されている。上ケース12は開口の周囲にフランジ14を備えており、下ケース20は開口の周囲にフランジ21を備えている。上ケース12と下ケース20は、フランジ面同士を対向させてボルト13a−13cで連結されている。
下20の左側面においてフランジ21の前方にボルト孔22aが設けられており、フランジ21の車両前後方向の中央にボルト孔22bが設けられており、フランジ21の後方にボルト孔22cが設けられている。ボルト孔22a−22cのそれぞれにボルト13a−13cの夫々が挿通されて固定されている。ボルト孔22a−22cは、上ケース12を下ケース20に固定するボルト締結部に相当する。
図1に示すように、車載された電力変換器10においては、その左側が右側よりも車両側面に近い。車両の斜め前方から障害物がぶつかるように車両が衝突した場合、電力変換器10のケース11は、左斜め前方から衝撃を受ける。その場合、車両が衝突したときに衝突の衝撃が伝わってくる方向に最も近い締結部が、ケース11の左側面前部のボルト孔22aに相当する。そのボルト孔22a(ボルト締結部)に大きな衝突荷重が加わる。上ケース12と下ケース20のボルト締結部がダメージ受け、上ケース12と下ケース20が分離してしまうとケース内部の高電圧部品が露出する。ケース内部の高電圧部品には、走行用のモータ31、32の駆動電力の電圧(すなわち、100ボルト以上の電圧)が印加されており、そのような高電圧部品の露出は避けられる方がよい。そこで、実施例の車載構造2では、車両が衝突したときに衝突の衝撃が伝わってくる方向に最も近い締結部(ボルト孔22aの周辺)を補強する構造を備えている。
図1と図2の座標系を比較すると理解されるように、電力変換器10のケース11の車幅方向の側面のうち、XYZ座標系の+Y方向の側面(左側面)が、車両の側面に近い側の側面に相当する。
図3に、下ケース20を斜め下方からみた斜視図を示す。図3において、Z軸が紙面下方向を向いていることに留意されたい。図3の紙面の上方は、電力変換器10が車両に搭載された状態における下方に相当し、下ケース20の下面20aが見えている。下ケース20の左側面20bには、モータハウジング30の内部のモータ31、32に電力を送るパワーケーブル27のコネクタ29(図2参照)を接続するコネクタ接続開口28が設けられている。また、図2で説明したように、下ケース20(電力変換器10)に固定されたXYZ座標系における+X方向は、車両前方に相当する。下ケース20の前面20cにはいくつかの突起が設けられている。いくつかの突起のうち、左側面20bとフランジ21に最も近い突起を突起24と称する。突起24の一部はフランジ21とつながっている。
下ケース20は、車載された状態における車両側面に近い側(+Y方向側)の側面(左側面20b)の前部(車両前方側の部位)に、上ケース12を固定するボルト締結部(ボルト孔22a)が設けられているとともに、ボルト締結部(ボルト孔22a)の車両前方にリブ23が設けられている。リブ23を設けることで、車両が衝突したときに衝突の衝撃が伝わってくる方向に最も近い締結部(ボルト孔22aの周辺)の強度が向上する。
図4に下ケース20の正面図を示し、図5に下ケース20の左側面図(前部のみ)を示す。図4、図5と比較して図3では下ケース20の詳細な構造は省略してある。図3とともに、図4、図5を参照しつつリブ23について説明する。なお、図4、図5では、理解を助けるために、リブ23をグレーで示してある。図4に示されているように、下ケース20を正面から見ると(車両前方側からみると)、リブ23は概ね三角形状をなしている。
リブ23は、下ケース20の前面20cから突出する突起24と、フランジ21の間にまたがるように設けられている。リブ23が突起24とフランジ21の間にまたがっているので、下ケース20の左前方の角におけるフランジ21の部位の強度が向上する。下ケース20の左前方の角におけるフランジ21の部位は、ボルト孔22a(ボルト締結部)の前方に位置する。下ケース20の左前方の角におけるフランジ21の部位の強度が向上することで、結果的に、車両が衝突したときに衝突の衝撃が伝わってくる方向に最も近い締結部(ボルト孔22aの周辺)の強度が向上する。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。補強のためのリブが設けられる下ケースの部位は、左前方の角部に限定されない。本明細書が開示する車載構造は、車載された電力変換器の下ケースの車両側面に近い側の側面の前部に、上ケースを固定するボルト締結部が設けられているとともに、ボルト締結部の前方にリブが設けられていればよい。すなわち、電力変換器がフロントコンパートメントにて車幅方向の右寄りに配置されている場合、リブは、下ケースの右側面の前部に設けられる。
本明細書が開示する車載構造は、ハイブリッド車以外にも、エンジンを備えない電気自動車、走行用モータの電源として燃料電池を備えている自動車に適用されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:車載構造
10:電力変換器
11:ケース
12:上ケース
13a−13c:ボルト
14、21:フランジ
20:下ケース
22a−22c:ボルト孔
23:リブ
24:突起
30:モータハウジング
31、32:モータ
90:ハイブリッド車
91:フロントコンパートメント

Claims (1)

  1. 電源の電力を走行用のモータの駆動電力に変換する電力変換器の車載構造であり、
    前記電力変換器は、車両のフロントコンパートメントにて、前記モータを収容するハウジングの上に固定されており、
    前記電力変換器のケースは上ケースと下ケースに分割されており、
    前記下ケースの車両側面に近い側の側面の前部に、上ケースを固定するボルト締結部が設けられているとともに、前記ボルト締結部の前方にリブが設けられている、電力変換器の車載構造。
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