JP2020146741A - 圧延方法および圧延装置 - Google Patents
圧延方法および圧延装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020146741A JP2020146741A JP2019048258A JP2019048258A JP2020146741A JP 2020146741 A JP2020146741 A JP 2020146741A JP 2019048258 A JP2019048258 A JP 2019048258A JP 2019048258 A JP2019048258 A JP 2019048258A JP 2020146741 A JP2020146741 A JP 2020146741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- rolled
- type
- hole
- rolls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
Description
パスラインに沿って往復移動する被圧延材料を圧延する圧延方法であって、
前記被圧延材料を圧延する孔型を軸方向に複数形成した一対の圧延ロールを有し、該一対の圧延ロールを一定方向に回転して被圧延材料を第1方向に送る種類の第1種の圧延機および該第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料を送る種類の第2種の圧延機の一方の種類の圧延機の圧延ロールを、何れか一つの孔型が前記パスラインに一致する圧延位置に位置させると共に、他方の種類の圧延機の圧延ロールを前記パスラインから退避する退避位置に位置させたもとで、前記被圧延材料を圧延位置に位置する一方の種類の圧延機における圧延ロールの孔型に通過させて圧延する第1工程と、
前記他方の種類の圧延機の圧延ロールを、何れか一つの孔型が前記パスラインに一致する圧延位置に位置させると共に、一方の種類の圧延機の圧延ロールを前記パスラインから退避する退避位置に位置させたもとで、前記被圧延材料を圧延位置に位置する他方の種類の圧延機における圧延ロールの孔型に通過させて圧延する第2工程とを、
前記パスラインに一致させる孔型が前記被圧延材料のパススケジュールに基づく順となるように行う際に、圧延位置に位置する全ての孔型に被圧延材料を通過させる毎に該被圧延材料の孔型に対する送込み方向を反転することで、一方の種類の圧延機における圧延ロールの孔型に対して常に同じ方向から被圧延材料を送り込むと共に、他方の種類の圧延機における圧延ロールの孔型に対して常に同じ方向から被圧延材料を送り込んで圧延するようにしたことを要旨とする。
これによれば、圧延位置に移動した圧延ロールの孔型に被圧延材料を通過させる毎に、被圧延材料の送込み方向を反転するようにしたので、第1種の圧延機および第2種の圧延機の各圧延ロールの孔型には常に同一方向から被圧延材料が送り込まれるから、被圧延材料の1パス毎に圧延ロールを反転させる必要はなく、圧延ロールの回転方向の切替えのための時間を削減でき、生産性を高めることができる。また、圧延ロールの回転方向を反転するための減速→停止→加速の切替動作が不要となるので、エネルギーロスを削減して省エネを図り得ると共に、圧延ロールの支持部分等に対する負荷を小さく抑えることができ、機械寿命を延ばすことができる。
パスラインに沿って往復移動する被圧延材料を圧延する圧延装置であって、
前記被圧延材料を圧延する孔型を軸方向に複数形成した一対の圧延ロールを有し、該圧延ロールを一定方向に回転して被圧延材料を第1方向に送ると共に前記圧延ロールの軸方向に移動可能な種類の第1種の圧延機と、
前記第1種の圧延機の圧延ロールを、何れか一つの前記孔型が前記パスラインに一致する圧延位置と、前記パスラインから退避する退避位置とに移動する第1シフト手段と、
前記第1種の圧延機に対してパスライン方向に離間して配置され、前記被圧延材料を圧延する孔型を軸方向に複数形成した一対の圧延ロールを有し、前記第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料を送るように該圧延ロールを一定方向に回転すると共に前記圧延ロールの軸方向に移動可能な種類の第2種の圧延機と、
前記第2種の圧延機の圧延ロールを、何れか一つの前記孔型が前記パスラインに一致する圧延位置と、前記パスラインから退避する退避位置とに移動する第2シフト手段とを備え、
前記第1種の圧延機の圧延ロールおよび第2種の圧延機の圧延ロールの何れか一方の圧延ロールを圧延位置に移動した場合には他方を退避位置に移動し、該圧延位置に移動した全ての圧延ロールの孔型に被圧延材料を通過させる毎に、該被圧延材料の孔型に対する送込み方向を反転することで、第1種の圧延機における圧延ロールの孔型に対する被圧延材料の送込み方向が常に同じになると共に、第2種の圧延機における圧延ロールの孔型に対する被圧延材料の送込み方向が常に同じとなるよう構成したことを要旨とする。
これによれば、圧延位置に移動した圧延ロールの孔型に被圧延材料を通過させる毎に、被圧延材料の送込み方向を反転するよう構成したので、第1種の圧延機および第2種の圧延機の各圧延ロールの孔型には常に同一方向から被圧延材料が送り込まれるから、被圧延材料の1パス毎に圧延ロールを反転させる必要はなく、圧延ロールの回転方向の切替えのための時間を削減でき、生産性を高めることができる。また、圧延ロールの回転方向を反転するための減速→停止→加速の切替動作が不要となるので、エネルギーロスを削減して省エネを図り得ると共に、圧延ロールの支持部分等に対する負荷を小さく抑えることができ、機械寿命を延ばすことができる。
前記第1種および第2種の圧延機は、前記圧延ロールを退避位置に移動した際に、前記パスラインに沿って移動する被圧延材料を案内する案内手段を備えていることを要旨とする。
これによれば、圧延ロールを退避位置に移動しても、案内手段によって被圧延材料を圧延位置の圧延ロールの孔型に好適に案内することができる。
前記第1種の圧延機の圧延位置と前記第2種の圧延機の圧延位置の間に、圧延位置に移動した圧延ロールの孔型に被圧延材料を送り込む送込み手段が設けられていることを要旨とする。
これによれば、同じ送込み手段によって各圧延ロールの孔型に被圧延材料を送り込むことができ、機械構成を簡単化できる。
被圧延材料を往復移動して圧延する圧延方法であって、
前記被圧延材料を圧延する孔型を軸方向に複数形成した一対の圧延ロールを有し、該一対の圧延ロールを一定方向に回転して被圧延材料を第1方向に送る種類の第1種の圧延機および該第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料を送る種類の第2種の圧延機を、一方の種類の圧延機の孔型を通過する被圧延材料が他方の種類の圧延機の圧延ロールに干渉しない関係で配置し、
前記被圧延材料を第1方向に送って、前記第1種の圧延機における圧延ロールの孔型に通過させて圧延する第1工程と、
前記被圧延材料を第2方向に送って、前記第2種の圧延機における圧延ロールの孔型に通過させて圧延する第2工程とを、
前記被圧延材料を通過させる孔型がパススケジュールに基づく順となるように行う際に、一方の種類の孔型に被圧延材料を通過させる毎に、被圧延材料を他方の種類の次に送り込む孔型のパスラインに一致する位置まで前記軸方向にシフトすると共に該被圧延材料の孔型に対する送込み方向を反転することで、一方の種類の圧延機における圧延ロールの孔型に対して常に同じ方向から被圧延材料を送り込むと共に、他方の種類の圧延機における圧延ロールの孔型に対して常に同じ方向から被圧延材料を送り込んで圧延するようにしたことを要旨とする。
これによれば、圧延ロールの孔型に被圧延材料を通過させる毎に、被圧延材料を軸方向にシフトすると共に被圧延材料の送込み方向を反転するようにしたので、第1種の圧延機および第2種の圧延機の各圧延ロールの孔型には常に同一方向から被圧延材料が送り込まれるから、被圧延材料の1パス毎に圧延ロールを反転させる必要はなく、圧延ロールの回転方向の切替えのための時間を削減でき、生産性を高めることができる。また、圧延ロールの回転方向を反転するための減速→停止→加速の切替動作が不要となるので、エネルギーロスを削減して省エネを図り得ると共に、圧延ロールの支持部分等に対する負荷を小さく抑えることができ、機械寿命を延ばすことができる。
被圧延材料を往復移動して圧延する圧延装置であって、
前記被圧延材料を圧延する孔型を軸方向に複数形成した一対の圧延ロールを有し、該圧延ロールを一定方向に回転して被圧延材料を第1方向に送る種類の第1種の圧延機と、
前記被圧延材料を圧延する孔型を軸方向に複数形成した一対の圧延ロールを有し、該圧延ロールを一定方向に回転して第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料を送る種類の第2種の圧延機とを備え、
前記第1種の圧延機および第2種の圧延機は、一方の種類の圧延機の孔型を通過する被圧延材料が、他方の種類の圧延機の圧延ロールに干渉しない関係で配置され、
前記被圧延材料を第1種の圧延機の孔型または第2種の圧延機の孔型に送り込み得るよう材料送込み方向を、前記第1方向と第2方向とで反転可能に構成されると共に、前記軸方向に移動可能な送込み手段と、
前記送込み手段を、前記第1種の圧延機の孔型または第2種の圧延機の孔型のパスラインに一致する位置に前記軸方向にシフトするシフト手段とを備え、
前記第1種の圧延機の圧延ロールおよび第2種の圧延機の圧延ロールの何れか一方の圧延ロールの孔型に前記送込み手段により送り込まれる被圧延材料を通過させる毎に、前記シフト手段により前記送込み手段を他方の圧延ロールの次に送り込む孔型のパスラインに一致する位置まで軸方向にシフトすると共に該送込み手段による材料送込み方向を反転することで、第1種の圧延機における圧延ロールの孔型に対する被圧延材料の送込み方向が常に同じになると共に、第2種の圧延機における圧延ロールの孔型に対する被圧延材料の送込み方向が常に同じとなるよう構成したことを要旨とする。
これによれば、圧延ロールの孔型に被圧延材料を通過させる毎に、被圧延材料を軸方向にシフトすると共に被圧延材料の送込み方向を反転するよう構成したので、第1種の圧延機および第2種の圧延機の各圧延ロールの孔型には常に同一方向から被圧延材料が送り込まれるから、被圧延材料の1パス毎に圧延ロールを反転させる必要はなく、圧延ロールの回転方向の切替えのための時間を削減でき、生産性を高めることができる。また、圧延ロールの回転方向を反転するための減速→停止→加速の切替動作が不要となるので、エネルギーロスを削減して省エネを図り得ると共に、圧延ロールの支持部分等に対する負荷を小さく抑えることができ、機械寿命を延ばすことができる。
次に、前述のように構成された実施例の圧延装置の作用につき、圧延方法との関係で説明する。なお、被圧延材料10を所要形状まで圧延する際のパススケジュールとして、前記第1の第1孔型24a〜第7の第1孔型24dおよび第2の第2孔型42a〜第8の第2孔型42dを用いて圧延するよう設定されている場合で説明する。
次に、別実施例に係る圧延装置について、前記実施例の構成と異なる部分についてのみ説明する。実施例では、被圧延材料10を孔型24,42に通過させる毎に、圧延機12,14を交互に圧延位置に移動するよう構成したが、別実施例の圧延装置では、2種類の圧延機12,14を定位置に位置決めした状態で、被圧延材料10を孔型24,42に通過させる毎に、該被圧延材料10を圧延ロール22,40の軸方向にシフトして次の孔型24,42に通過させるよう構成される。なお、実施例で既出の同じまたは同一機能の部材等には同じ符号を付して詳細説明は省略する。
次に、前述のように構成された別実施例の圧延装置の作用につき、圧延方法との関係で説明する。なお、被圧延材料10を所要形状まで圧延する際のパススケジュールとして、前記第1の第1孔型24a〜第7の第1孔型24dおよび第2の第2孔型42a〜第8の第2孔型42dを用いて圧延するよう設定されている場合で説明する。また、パススケジュールの順で通過させる孔型24,42に対するパスラインについて、第1パスラインPL1、第2パスラインPL2、第3パスラインPL3、第4パスラインPL4・・・と指称するものとする。
本発明は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.孔型の形状は、被圧延材料を圧延して最終的に目的の形状・寸法とし得るものであればよい。例えば、第1圧延ロールに菱型の孔型を形成すると共に、第2圧延ロールに角型の孔型を形成する構成を採用することができる。また、H鋼製品等の形鋼製品を製造し得る孔型形状であってもよい。
2.各圧延ロールに形成する孔型の数は、実施例の数に限定されるものでない。
3.圧延ロールのシフト手段は、油圧シリンダを駆動源とするものに限らず、モータとスクリュー・ナットの組合わせ等、その他公知の各種手段を用いることができる。
4.実施例では1基の駆動モータで第1および第2圧延ロールを回転駆動するよう構成したが、各圧延機毎に独立して駆動モータを備えるものであってもよい。
5.別実施例では、第1圧延機と第2圧延機とをパスライン方向に離間して配置したが、圧延ロールの軸方向に第1圧延機と第2圧延機とを並べて配置したり、第1孔型と第2孔型とが上下に離間するように第1圧延機と第2圧延機とを所定の高さだけずらして配置する等、一方の圧延機の孔型を通過する被圧延材料が他方の圧延機の圧延ロールに干渉することのない関係で配置されていればよい。
6.実施例や別実施例では、被圧延材料を第1方向に送る第1種の圧延機と、被圧延材料を第2方向に送る第2種の圧延機とを夫々1基ずつ配置した場合で説明したが、第1種の圧延機および第2種の圧延機を複数基ずつ配置する構成を採用することができる。例えば、実施例のように圧延機を圧延位置と退避位置とに移動する構成では、被圧延材料を第1方向に送る複数の第1種の圧延機を第1方向(パスライン)に沿って並ぶように圧延位置に位置させると共に、被圧延材料を第2方向に送る複数の第2種の圧延機の夫々を退避位置に位置させたもとで、第1方向に並ぶ圧延位置の全ての第1種の圧延機における第1圧延ロールの第1孔型に被圧延材料を通過した後、被圧延材料を第2方向に送る複数の第2種の圧延機を第2方向(パスライン)に沿って並ぶように圧延位置に位置させると共に、被圧延材料を第1方向に送る複数の第1種の圧延機の夫々を退避位置に位置させたもとで、第2方向に並ぶ圧延位置の全ての第2種の圧延機における第2圧延ロールの第2孔型に被圧延材料を通過する工程を繰り返すようにすればよい。この場合に、第1方向や第2方向に並ぶ複数の第1孔型や第2孔型が、パススケジュールに基づく順となっていればよい。
また別実施例のように圧延機を移動させない構成においても、複数の第1種の圧延機を、第1孔型がパススケジュールに基づく順で上流側から下流側に第1方向に沿って並ぶように配置すると共に、複数の第2種の圧延機を、第2孔型がパススケジュールに基づく順で上流側から下流側に第2方向に沿って並ぶように配置すればよい。
12 第1圧延機
14 第2圧延機
22 第1圧延ロール
24 第1孔型(孔型)
26 第1シフト手段
28 第1トラフ(案内手段)
32 第1入側ガイド(送込み手段)
34 第1出側ガイド(送込み手段)
40 第2圧延ロール
42 第2孔型(孔型)
44 第2シフト手段
46 第2トラフ(案内手段)
50 第2入側ガイド(送込み手段)
52 第2出側ガイド(送込み手段)
64 送込み手段
PL パスライン
Claims (6)
- パスライン(PL)に沿って往復移動する被圧延材料(10)を圧延する圧延方法であって、
前記被圧延材料(10)を圧延する孔型(24,42)を軸方向に複数形成した一対の圧延ロール(22,22,40,40)を有し、該一対の圧延ロール(22,22,40,40)を一定方向に回転して被圧延材料(10)を第1方向に送る種類の第1種の圧延機(12)および該第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料(10)を送る種類の第2種の圧延機(14)の一方の種類の圧延機(12)の圧延ロール(22,22)を、何れか一つの孔型(24)が前記パスライン(PL)に一致する圧延位置に位置させると共に、他方の種類の圧延機(14)の圧延ロール(40)を前記パスライン(PL)から退避する退避位置に位置させたもとで、前記被圧延材料(10)を圧延位置に位置する一方の種類の圧延機(12)における圧延ロール(22,22)の孔型(24)に通過させて圧延する第1工程と、
前記他方の種類の圧延機(14)の圧延ロール(40,40)を、何れか一つの孔型(42)が前記パスライン(PL)に一致する圧延位置に位置させると共に、一方の種類の圧延機(12)の圧延ロール(22,22)を前記パスライン(PL)から退避する退避位置に位置させたもとで、前記被圧延材料(10)を圧延位置に位置する他方の種類の圧延機(14)における圧延ロール(40,40)の孔型(42)に通過させて圧延する第2工程とを、
前記パスライン(PL)に一致させる孔型(24,42)が前記被圧延材料(10)のパススケジュールに基づく順となるように行う際に、圧延位置に位置する全ての孔型(24,42)に被圧延材料(10)を通過させる毎に該被圧延材料(10)の孔型(24,42)に対する送込み方向を反転することで、一方の種類の圧延機(12)における圧延ロール(22,22)の孔型(24)に対して常に同じ方向から被圧延材料(10)を送り込むと共に、他方の種類の圧延機(14)における圧延ロール(40,40)の孔型(42)に対して常に同じ方向から被圧延材料(10)を送り込んで圧延するようにした
ことを特徴とする圧延方法。 - パスライン(PL)に沿って往復移動する被圧延材料(10)を圧延する圧延装置であって、
前記被圧延材料(10)を圧延する孔型(24)を軸方向に複数形成した一対の圧延ロール(22,22)を有し、該圧延ロール(22,22)を一定方向に回転して被圧延材料(10)を第1方向に送ると共に前記圧延ロール(22,22)の軸方向に移動可能な種類の第1種の圧延機(12)と、
前記第1種の圧延機(12)の圧延ロール(22,22)を、何れか一つの前記孔型(24)が前記パスライン(PL)に一致する圧延位置と、前記パスライン(PL)から退避する退避位置とに移動する第1シフト手段(26)と、
前記第1種の圧延機(12)に対してパスライン方向に離間して配置され、前記被圧延材料(10)を圧延する孔型(42)を軸方向に複数形成した一対の圧延ロール(40,40)を有し、前記第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料(10)を送るように該圧延ロール(40,40)を一定方向に回転すると共に前記圧延ロール(40,40)の軸方向に移動可能な種類の第2種の圧延機(14)と、
前記第2種の圧延機(14)の圧延ロール(40,40)を、何れか一つの前記孔型(42)が前記パスライン(PL)に一致する圧延位置と、前記パスライン(PL)から退避する退避位置とに移動する第2シフト手段(44)とを備え、
前記第1種の圧延機(12)の圧延ロール(22,22)および第2種の圧延機(14)の圧延ロール(40,40)の何れか一方の圧延ロール(22,22/40,40)を圧延位置に移動した場合には他方を退避位置に移動し、該圧延位置に移動した全ての圧延ロール(22,22/40,40)の孔型(24,42)に被圧延材料(10)を通過させる毎に、該被圧延材料(10)の孔型(24,42)に対する送込み方向を反転することで、第1種の圧延機(12)における圧延ロール(22,22)の孔型(24)に対する被圧延材料(10)の送込み方向が常に同じになると共に、第2種の圧延機(14)における圧延ロール(40,40)の孔型(42)に対する被圧延材料(10)の送込み方向が常に同じとなるよう構成した
ことを特徴とする圧延装置。 - 前記第1種および第2種の圧延機(12,14)は、前記圧延ロール(22,22,40,40)を退避位置に移動した際に、前記パスライン(PL)に沿って移動する被圧延材料(10)を案内する案内手段(28,46)を備えている請求項2記載の圧延装置。
- 前記第1種の圧延機(12)の圧延位置と前記第2種の圧延機(14)の圧延位置の間に、圧延位置に移動した圧延ロール(22,22,40,40)の孔型(24,42)に被圧延材料(10)を送り込む送込み手段(64)が設けられている請求項2または3記載の圧延装置。
- 被圧延材料(10)を往復移動して圧延する圧延方法であって、
前記被圧延材料(10)を圧延する孔型(24,42)を軸方向に複数形成した一対の圧延ロール(22,22,40,40)を有し、該一対の圧延ロール(22,22,40,40)を一定方向に回転して被圧延材料(10)を第1方向に送る種類の第1種の圧延機(12)および該第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料(10)を送る種類の第2種の圧延機(14)を、一方の種類の圧延機(12,14)の孔型(24,42)を通過する被圧延材料(10)が他方の種類の圧延機(12,14)の圧延ロール(22,40)に干渉しない関係で配置し、
前記被圧延材料(10)を第1方向に送って、前記第1種の圧延機(12)における圧延ロール(22,22)の孔型(24)に通過させて圧延する第1工程と、
前記被圧延材料(10)を第2方向に送って、前記第2種の圧延機(14)における圧延ロール(40,40)の孔型(42)に通過させて圧延する第2工程とを、
前記被圧延材料(10)を通過させる孔型(24,42)がパススケジュールに基づく順となるように行う際に、一方の種類の孔型(24,42)に被圧延材料(10)を通過させる毎に、被圧延材料(10)を他方の種類の次に送り込む孔型(24,42)のパスライン(PL1,PL2,PL3,PL4・・・)に一致する位置まで前記軸方向にシフトすると共に該被圧延材料(10)の孔型(24,42)に対する送込み方向を反転することで、一方の種類の圧延機(12)における圧延ロール(22,22)の孔型(24)に対して常に同じ方向から被圧延材料(10)を送り込むと共に、他方の種類の圧延機(14)における圧延ロール(40,40)の孔型(42)に対して常に同じ方向から被圧延材料(10)を送り込んで圧延するようにした
ことを特徴とする圧延方法。 - 被圧延材料(10)を往復移動して圧延する圧延装置であって、
前記被圧延材料(10)を圧延する孔型(24)を軸方向に複数形成した一対の圧延ロール(22,22)を有し、該圧延ロール(22,22)を一定方向に回転して被圧延材料(10)を第1方向に送る種類の第1種の圧延機(12)と、
前記被圧延材料(10)を圧延する孔型(42)を軸方向に複数形成した一対の圧延ロール(40,40)を有し、該圧延ロール(40,40)を一定方向に回転して第1方向とは逆の第2方向に被圧延材料(10)を送る種類の第2種の圧延機(14)とを備え、
前記第1種の圧延機(12)および第2種の圧延機(14)は、一方の種類の圧延機(12)の孔型(24)を通過する被圧延材料(10)が、他方の種類の圧延機(14)の圧延ロール(40,40)に干渉しない関係で配置され、
前記被圧延材料(10)を第1種の圧延機(12)の孔型(24)または第2種の圧延機(14)の孔型(42)に送り込み得るよう材料送込み方向を、前記第1方向と第2方向とで反転可能に構成されると共に、前記軸方向に移動可能な送込み手段(32,34,50,52,64)と、
前記送込み手段(32,34,50,52,64)を、前記第1種の圧延機(12)の孔型(24)または第2種の圧延機(14)の孔型(42)のパスライン(PL1,PL2,PL3,PL4・・・)に一致する位置に前記軸方向にシフトするシフト手段とを備え、
前記第1種の圧延機(12)の圧延ロール(22,22)および第2種の圧延機(14)の圧延ロール(40,40)の何れか一方の圧延ロール(22,22/40,40)の孔型(24,42)に前記送込み手段(32,34,50,52,64)により送り込まれる被圧延材料(10)を通過させる毎に、前記シフト手段により前記送込み手段(32,34,50,52,64)を他方の圧延ロール(22,40)の次に送り込む孔型(24,42)のパスライン(PL1,PL2,PL3,PL4・・・)に一致する位置まで軸方向にシフトすると共に該送込み手段(32,34,50,52,64)による材料送込み方向を反転することで、第1種の圧延機(12)における圧延ロール(22,22)の孔型(24)に対する被圧延材料(10)の送込み方向が常に同じになると共に、第2種の圧延機(14)における圧延ロール(40,40)の孔型(42)に対する被圧延材料(10)の送込み方向が常に同じとなるよう構成した
ことを特徴とする圧延装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048258A JP7163225B2 (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 圧延方法および圧延装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048258A JP7163225B2 (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 圧延方法および圧延装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020146741A true JP2020146741A (ja) | 2020-09-17 |
JP7163225B2 JP7163225B2 (ja) | 2022-10-31 |
Family
ID=72431181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019048258A Active JP7163225B2 (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 圧延方法および圧延装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7163225B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS561701U (ja) * | 1979-06-15 | 1981-01-09 | ||
JPS57206513A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-17 | Toyo Sekkei:Kk | Automatic material handling device in rolling mill |
JPH07323324A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-12-12 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延設備 |
JPH09141307A (ja) * | 1995-11-16 | 1997-06-03 | Ono Roll Kk | 溝圧延機 |
JP2003200209A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-15 | Nippon Steel Corp | 二重可逆シフティング圧延設備における圧延材の位置制御方法 |
JP2014195816A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | Jfeスチール株式会社 | 圧延スタンド用パスライン芯合せ装置および圧延スタンドのパスライン芯合せ方法 |
-
2019
- 2019-03-15 JP JP2019048258A patent/JP7163225B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS561701U (ja) * | 1979-06-15 | 1981-01-09 | ||
JPS57206513A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-17 | Toyo Sekkei:Kk | Automatic material handling device in rolling mill |
JPH07323324A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-12-12 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延設備 |
JPH09141307A (ja) * | 1995-11-16 | 1997-06-03 | Ono Roll Kk | 溝圧延機 |
JP2003200209A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-15 | Nippon Steel Corp | 二重可逆シフティング圧延設備における圧延材の位置制御方法 |
JP2014195816A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | Jfeスチール株式会社 | 圧延スタンド用パスライン芯合せ装置および圧延スタンドのパスライン芯合せ方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7163225B2 (ja) | 2022-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101505930B (zh) | 用于切割纸卷的机器 | |
CN110757005B (zh) | 一种用于板材分区切割的激光切割设备及切割方法 | |
CN105408058A (zh) | 在机床中使用的工件支撑件 | |
KR20110128347A (ko) | 플런저 타입 라미나 플로 냉각 장치 | |
JP2020146741A (ja) | 圧延方法および圧延装置 | |
MX2008015709A (es) | Laminador de mandril retenido para tubos sin soldadura. | |
US2495387A (en) | Mill | |
US771611A (en) | Swaging-mill. | |
JPH0760301A (ja) | ガイドレス圧延方法 | |
EP2776185B1 (en) | Drawing device for metal products such as bars, round pieces or metal wire | |
US8459081B2 (en) | Continuously smoothly adjustable and self-aligning variable width roll forming apparatus | |
KR20140126089A (ko) | 스프링 포밍머신용 직선 이송 툴 | |
JP4881036B2 (ja) | 抜き加工装置 | |
RU2655871C2 (ru) | Система и способ разрезания на мерные длины длинномерного проката, выходящего из разных ручьев прокатного стана | |
KR101417228B1 (ko) | 압연 장치 | |
RU2374016C2 (ru) | Отделочный моноблок для агрегата для прокатки заготовок, предназначенного для производства высококачественной катанки | |
US20020023471A1 (en) | Reversible guideless rolling mill | |
CN217017978U (zh) | 一种精轧机出口板坯导向机构 | |
EP3450038A1 (en) | Rolling stand for a rolling mill and universal rolling mill comprising said rolling stand | |
CN117299947B (zh) | 一种滚动式连续冲孔设备 | |
EP2616194B1 (en) | Apparatus for high productivity rolling, particularly for milling section bars or rods | |
CN110538870B (zh) | 一种金属异型长材冷成型的加工装置及加工工艺及产品 | |
WO2023042233A1 (en) | Rolling apparatus, plant and method | |
JPH08132138A (ja) | スリッティングラインにおける矯正用テンション装置 | |
JP2002066616A (ja) | 可逆ガイドレス圧延装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220928 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221019 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7163225 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |