JP2020146698A - 積層体の製造方法および製造装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、この出願に開示される積層鉄心の製造装置によれば、板状素体の傾きが無く整列性に優れた積層体を良好な生産性で製造することができる。
図1から図6はこの出願を実施するための実施の形態1に係る技術を説明するものであり、図1は複数の電磁鋼板で構成される積層体の製造装置を示す縦断面図、図2は積層体が適用される電動機の固定子を示す平面図、図3は複数の電磁鋼板が積層された積層ブロックを示す斜視図、図4は打抜かれた単板の電磁鋼板に接着剤が塗布された状態を示す単体平面図、図5は固着前の積層ブロックの積層状態を示す側面図、図6は整列および加熱を可能とする整列加熱機構を示す横断面図である。
以下に各工程を詳しく説明する。
図3に示すように、積層ブロック6は、前記積層ブロック6の一方の側面を形成する第1の周面SF1と、前記第1の周面SF1と隣り合い前記第1の周面SF1の延在方向と直交する方向に延在する第2の周面SF2と、前記積層ブロック6の他方の側面を形成する第3の周面SF3と、前記第3の周面SF3と隣り合い前記第3の周面SF3の延在方向と直交する方向に延在する第4の周面SF4とを有するものであって、周面SF3が弾性部材10からなる加圧要素により駆動される可動板9の加圧面9aにより加圧されて周面SF1が基準板8の基準面8aに圧接されるとともに、周面SF4が弾性部材10からなる加圧要素により駆動される可動板9の加圧面9bにより加圧されて周面SF2が基準板8の基準面8bに圧接されるものである。
積層ブロック6を構成する板状素体としての電磁鋼板2は、ケイ素鋼板からなる帯状の板状素材から打抜加工具としてのパンチ4によって打ち抜き形成され積層されるものであって、パンチ4による打ち抜き方向の圧力によって加圧され積層された複数の電磁鋼板2は圧接されて互いに密着された状態で下方に移動する。接着剤を表面に塗布した板状素体としての複数の電磁鋼板2を整列しながら加熱して互いに固着する整列固着工程において、複数の電磁鋼板2は、弾性部材10からなる加圧要素による加圧力によって整列作用を受けるととともに、パンチ4による打ち抜き方向の圧力により加圧要素による加圧力に抗して下方へ移動し、互いに圧接し密着した状態で工程内容が進捗されるものである。積層ブロック6における複数の電磁鋼板2は整列状態で互いに緩みなく密着して確実に固着される。
なお、パンチ4による打ち抜き方向の圧力によって移動する複数の電磁鋼板2により構成される積層ブロック6の移動方向は、積層ブロック6が下方向へ移動する下向きの移動に限るものではなく、パンチ4による打ち抜き方向の圧力によるものであれば何れの方向への移動であっても良い。例えば、積層ブロック6が水平方向に移動する場合において、前後方向あるいは左右方向に積層ブロック6が移動するように構成することができる。パンチ4による打ち抜き方向の圧力により積層ブロック6は加圧要素による加圧力に抗して打ち抜き方向へ移動し、複数の電磁鋼板2は互いに圧接し密着した状態で工程内容が進捗され、積層ブロック6における複数の電磁鋼板2は整列状態で互いに緩みなく密着して確実に固着されるものである。
また、図6において、可動板9は積層ブロック6の積層方向と直交する方向における2方向、ここでは積層ブロック6を基準板8の基準面8a,8bに向けて2つの可動要素によって加圧するようにしたが、これに限定されないことは勿論であり、基準板8に予め設定された複数の基準面の方向に対して、積層ブロック6の対応する所定の周面がそれぞれ当接するように前記積層ブロック6を付勢されるようにしたものであればよく、電磁鋼板2で構成される積層ブロック6の積層方向に傾きを生じない範囲で、3箇所以上から押圧してもよいものであって、可動板9からなる可動要素の数および作用のさせ方なども特に限定されるものではない。
可動板9と弾性部材10との間には、例えばセラミックまたはPEEKのような耐熱性の樹脂材質のブッシュ11が装備されており、可動板9とブッシュ11が接触するため、可動板9の持つ熱が弾性部材10に伝わることを抑制している。このことにより、弾性部材10が熱によって劣化し、加圧機能が損なわれることを抑制できる。
電動機の固定子14の製造工程を例に説明したが、これに限らず、トランスなどの積層体を成形する製造工程にも適用できる。
プレス前またはプレス工程で接着剤15を表面に塗布した電磁鋼板2からなる複数の板状素体を積層した積層ブロック6に対し、積層ブロック6の前記板状素体を整列しながら加熱して積層ブロック6の電磁鋼板2からなる前記板状素体を互いに固着し積層体を得る製造方法において、前記板状素体の積層方向と直交する方向における少なくとも2方向から可動要素により前記板状素体を固定されている基準要素の基準面に向け加圧して前記積層ブロックの前記板状素体を整列させるものであり、前記積層ブロック6は、前記積層ブロック6の一方の側面を形成する第1の周面SF1と、前記第1の周面SF1と隣り合い前記第1の周面SF1の延在方向と直交する方向に延在する第2の周面SF2と、前記積層ブロック6の他方の側面を形成する第3の周面SF3と、前記第3の周面SF3と隣り合い前記第3の周面SF3の延在方向と直交する方向に延在する第4の周面SF4とを有するものであって、前記積層ブロック6の前記第1の周面SF1および前記第2の周面SF2を基準板8からなる基準部片の基準面8a,8bに当接した状態で前記第3の周面SF3および前記第4の周面SF4から加圧して前記積層ブロックの前記板状素体を整列させるものであって、前記可動要素および前記基準要素の少なくとも一方に前記可動要素および前記基準要素の少なくとも一方からの熱伝導により積層ブロック6を加熱することを特徴とする。
プレス前またはプレス工程で接着剤15を表面に塗布した電磁鋼板2からなる複数の板状素体を積層した積層ブロック6に対し、積層ブロック6の前記板状素体を整列しながら加熱して積層ブロック6の電磁鋼板2からなる前記板状素体を互いに固着し積層体を得る製造装置において、前記板状素体の積層方向と直交する方向における少なくとも2方向から前記板状素体を固定されている基準板8からなる基準要素の基準面8a,8bに向け加圧して積層ブロック6の前記板状素体を整列させる可動板9からなる可動要素を設けたものであり、積層ブロック6は、前記積層ブロック6の一方の側面を形成する第1の周面SF1と、前記第1の周面SF1と隣り合い前記第1の周面SF1の延在方向と直交する方向に延在する第2の周面SF2と、前記積層ブロック6の他方の側面を形成する第3の周面SF3と、前記第3の周面SF3と隣り合い前記第3の周面SF3の延在方向と直交する方向に延在する第4の周面SF4とを有するものであって、積層ブロック6の第1の周面SF1および第2の周面SF2を基準板8からなる基準部片の基準面8a,8bに当接した状態で第3の周面SF1および第4の周面SF4から加圧して積層ブロック6の前記板状素体を整列させる前記可動要素を設けたものであり、可動板9からなる前記可動要素および基準板8からなる前記基準要素の少なくとも一方にヒーター16からなる加熱源を設け、前記可動要素および前記基準要素の少なくとも一方からの熱伝導により積層ブロック6を加熱することを特徴とする。
この構成によれば、積層ブロックが、対向する向きから加圧されて、傾きを生じることなく、整列性のよい積層体を得ることができる。積層ブロックを効率的に加熱することができ、省電力化と装置の小型化を実現できる。
実施の形態2を図7に基づいて説明する。図7は、実施の形態2に係る複数の電磁鋼板で構成される積層体の製造装置を示す縦断面図である。
実施の形態1で示した、積層体の製造方法および製造装置と基本的な構成要素は同じであるが、本実施の形態において、整列固着工程の内部から、外部に駆動可能な機構で、電磁鋼板2の積層ブロック6の下端面を積層方向の下側から上に向かって支える、バックアップ支持機構17を備えることを特徴とする。
実施の形態1において、積層ブロック6の移動方向は下向きの移動に限らないものであるところ、実施の形態2では、下向きに移動する積層ブロック6の下端面をバックアップ支持機構17により支えることによって、積層ブロック6の整列固着工程を安定した状態で進行させようとするものである。
板状素体としての電磁鋼板2で構成される積層ブロック6は、打抜加工具としてのパンチ4による打ち抜き加工によって生じる下向きの圧力により、弾性部材10で付勢される可動板9による整列作用を受けながら、下方へ移動するとともに、積層ブロック6の下端面はバックアップ支持機構17により安定して支承されるものである。複数の電磁鋼板2で構成される積層ブロック6の整列固着工程は安定した状態で進行される。
また、積層ブロック6を支える部分は、積層ブロック6の形状に合わせた形状で成形されている。この構成によれば、たとえ、生産時に整列固着装置7に設けた弾性部材10の加圧力が低下し、積層ブロック6に面内方向に傾く力が生じた場合にも積層方向の端面が、常に支えられるため、傾きを抑制できる。
電磁鋼板2からなる板状素体は上下方向に積層されて積層ブロック6を構成し、積層ブロック6を整列しながら加熱して積層ブロック6の前記板状素体を互いに固着する工程において、水平方向に少なくとも2方向から加圧されるものであり、積層ブロック6の下端面が支持部材としてのバックアップ支持機構17により支持されていることを特徴とする。
すなわち、実施の形態1に示した積層ブロック6を整列しながら加熱する工程には、積層ブロックが、積層方向に対して垂直な少なくとも2方向から加圧されているのに加えて、積層ブロックの下端面にバックアップを備えて、下から支持されていることを特徴とする。
これにより、実施の形態1と同様の効果に加え、たとえ、生産時に弾性部材の加圧力が低下し、積層体に傾く力が生じた場合にも積層方向の端面が、常に支えられるため、傾きを抑制でき、更に整列性に優れた積層体を製造することができる。
基準板8からなる前記基準要素は上下方向に電磁鋼板2からなる前記板状素体を積層した積層ブロック6の周面に水平方向から基準面8a,8bを当接するものであり、弾性部材10からなる前記加圧要素により駆動される可動板9からなる前記可動要素は積層ブロック6の周面に水平方向から当接し前記積層ブロックにおける前記板状素体を加圧して整列させるものであり、積層ブロック6の下端面を支持する支持部材としてのバックアップ支持機構17が設けられていることを特徴とする。
これにより、実施の形態1と同様の効果に加え、たとえ、生産時に弾性部材の加圧力が低下し、積層体に傾く力が生じた場合にも積層方向の端面が、常に支えられるため、傾きを抑制できる積層体の製造装置を得ることができる。
図8は、実施の形態3に係る複数の電磁鋼板で構成される積層体の製造方法を示す図である。実施の形態3に係る電磁鋼板で構成される積層体の製造方法は実施の形態1で示した、積層体の製造方法と基本的な構成要素は同じであるが、本実施の形態3においては、プレス工程と整列固着工程との間に電磁鋼板2の積層ブロック6を予熱する予熱源18を設ける。加熱対象の積層ブロック6の熱容量が大きく、昇温に時間を要する場合あるいは接着剤15の種類によって、硬化に時間を要する場合がある。
積層ブロック6を整列しながら加熱して積層ブロック6の電磁鋼板2からなる前記板状素体を互いに固着する工程の前に、予熱源18により積層ブロック6を予熱する工程を含むことを特徴とする。
実施の形態1に示す薄板の電磁鋼板2をプレスで打ち抜くプレス工程と、積層ブロック6を整列しながら加熱する工程の間に、積層ブロックを予熱する工程を含むことを特徴とする。
これにより、実施の形態1と同様の効果に加え、熱容量が大きく、昇温に時間を要する場合あるいは硬化時間が長い場合でも積層ブロックを整列固着する工程の前に昇温できるため、整列固着工程で与える熱を、積層ブロックの昇温で奪われることなく、接着剤の硬化のために利用でき、効率的に固着できる。
積層ブロック6を整列しながら加熱し積層ブロック6の電磁鋼板2からなる前記板状素体を互いに固着する前に、積層ブロック6を予熱する予熱源18を設けたことを特徴とする。
これにより、実施の形態1と同様の効果に加え、熱容量が大きく、昇温に時間を要する場合あるいは硬化時間が長い場合でも積層ブロックを整列固着する工程の前に昇温できるため、整列固着工程で与える熱を、積層ブロックの昇温で奪われることなく、接着剤の硬化のために利用でき、効率的に固着できる積層体の製造装置を得ることができる。
Claims (17)
- 接着剤を表面に塗布した複数の板状素体を積層した積層ブロックに対し、前記積層ブロックを整列しながら加熱して前記積層ブロックの前記板状素体を互いに固着し積層体を得る製造方法において、前記板状素体の積層方向と直交する方向における少なくとも2方向から可動要素により前記板状素体を基準要素の基準面に向け加圧して前記積層ブロックの前記板状素体を整列させることを特徴とする積層体の製造方法。
- 前記積層ブロックは、前記積層ブロックの一方の側面を形成する第1の周面と、前記第1の周面と隣り合い前記第1の周面の延在方向と直交する方向に延在する第2の周面と、前記積層ブロックの他方の側面を形成する第3の周面と、前記第3の周面と隣り合い前記第3の周面の延在方向と直交する方向に延在する第4の周面とを有するものであって、前記積層ブロックの前記第1の周面および前記第2の周面を前記基準要素の基準面に当接した状態で前記第3の周面および前記第4の周面から加圧して前記積層ブロックの前記板状素体を整列させることを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法。
- 前記積層ブロックは、打抜加工具により板材から打ち抜き形成され積層された前記板状素体によって構成されるものであって、前記板状素体に加えられる打ち抜き方向の圧力により前記板状素体は前記可動要素による加圧力に抗して打ち抜き方向に移動され互いに固着されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層体の製造方法。
- 前記可動要素および前記基準要素の少なくとも一方からの熱伝導により前記積層ブロックを加熱することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の積層体の製造方法。
- 前記板状素体は上下方向に積層されて前記積層ブロックを構成し、前記積層ブロックを整列しながら加熱して前記積層ブロックの前記板状素体を互いに固着する工程において、水平方向に少なくとも2方向から加圧されることを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の積層体の製造方法。
- 前記積層ブロックを整列しながら加熱して前記積層ブロックの前記板状素体を互いに固着する工程において、前記積層ブロックの下端面が支持されていることを特徴とする請求項5に記載の積層体の製造方法。
- 前記積層ブロックを整列しながら加熱して前記積層ブロックの前記板状素体を互いに固着する工程の前に、前記積層ブロックを予熱する工程を含むことを特徴とする請求項1から請求項6までの何れか1項に記載の積層体の製造方法。
- 前記接着剤として熱硬化性物質を用いるものであり、前記接着剤についての熱硬化工程を含むことを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の積層体の製造方法。
- 前記板状素体は電磁鋼板からなるものであり、前記積層ブロックは回転電機の固定子に用いられる積層体として製造されることを特徴とする請求項1から請求項8までの何れか1項に記載の積層体の製造方法。
- 接着剤を表面に塗布した複数の板状素体を積層した積層ブロックに対し、前記積層ブロックを整列しながら加熱して前記積層ブロックの前記板状素体を互いに固着し積層体を得る製造装置において、前記板状素体の積層方向と直交する方向における少なくとも2方向から前記板状素体を基準要素の基準面に向け加圧して前記積層ブロックの前記板状素体を整列させる可動要素を設けたことを特徴とする積層体の製造装置。
- 前記積層ブロックは、前記積層ブロックの一方の側面を形成する第1の周面と、前記第1の周面と隣り合い前記第1の周面の延在方向と直交する方向に延在する第2の周面と、前記積層ブロックの他方の側面を形成する第3の周面と、前記第3の周面と隣り合い前記第3の周面の延在方向と直交する方向に延在する第4の周面とを有するものであって、前記積層ブロックの前記第1の周面および前記第2の周面に前記基準面を当接する前記基準要素と、加圧要素により駆動され前記第3の周面および前記第4の周面から前記積層ブロックにおける前記板状素体を加圧して整列させる前記可動要素を設けたことを特徴とする請求項10に記載の積層体の製造装置。
- 板材から前記板状素体を打ち抜き形成して積層し前記積層ブロックを構成する打抜加工具を備え、前記打抜加工具によって前記板状素体に加えられる打ち抜き方向の圧力により前記可動要素による加圧力に抗して前記板状素体を打ち抜き方向に移動させ互いに固着させることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の積層体の製造装置。
- 前記基準要素および前記可動要素の少なくとも一方に加熱要素を設け、前記基準要素および前記可動要素の少なくとも一方からの熱伝導により前記積層ブロックを加熱することを特徴とする請求項10から請求項12までの何れか1項に記載の積層体の製造装置。
- 前記加熱要素が設けられた前記基準要素および前記可動要素の少なくとも一方と、前記加熱要素との間に熱遮蔽部材を設けたことを特徴とする請求項13に記載の積層体の製造装置。
- 前記基準要素は上下方向に前記板状素体を積層した前記積層ブロックの周面に水平方向から基準面を当接するものであり、加圧要素により駆動される前記可動要素は前記積層ブロックの周面に水平方向から当接し前記積層ブロックにおける前記板状素体を加圧して整列させるものであることを特徴とする請求項10から請求項14までの何れか1項に記載の積層体の製造装置。
- 前記積層ブロックの下端面を支持する支持部材を設けたことを特徴とする請求項15に記載の積層体の製造装置。
- 前記積層ブロックを整列しながら加熱して前記積層ブロックの前記板状素体を互いに固着する前に、前記積層ブロックを予熱する予熱源を設けたことを特徴とする請求項10から請求項16までの何れか1項に記載の積層体の製造装置。
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