JP2020146691A - 筒状積層体製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状精度の確保を可能にした筒状積層体製造装置を提供する。【解決手段】巻き加工機9は、母材2を環状に巻き送りしてプレス加工機10に搬送する。プレス加工機10は、環状の母材2に切欠部6及び接合部7をプレス成形する。切欠部6及び接合部7が形成された母材2は、環状に巻き送られることにより、複数層の筒形状に形成される。接合加工機11は、積層された複数の層3の群を、接合部7を介してカシメ加工により、一体に固定する。【選択図】図2

Description

本発明は、筒状積層体を製造する筒状積層体製造装置に関する。
従来、母材が環状に複数層巻かれた筒状積層体を製造する筒状積層体製造装置が周知である(特許文献1等参照)。この筒状積層体の内周面には、例えば切り欠き等からなる加工形状部が形成されている。この種の筒状積層体製造装置は、例えば母材に切り欠き等の加工を入れながら、これを周状に巻き送りしていくことで、複数の層からなる筒形状積層体を製造する。
特開平6−303747号公報
しかし、前述した工法の場合、母材に切り欠き等の加工を入れた後に母材を環状に加工するので、切欠部とそれ以外とで曲率が変化し、筒状積層体の真円度や径精度を確保することができない問題があった。
本発明の目的は、形状精度の確保を可能にした筒状積層体製造装置を提供することにある。
前記問題点を解決する筒状積層体製造装置は、環状に巻き送りされた母材に、プレス加工によって加工形状部を形成するプレス加工機と、前記母材が巻き送りされて複数層の筒形状に形成された層の群を、各層の前記加工形状部の位置が合わされつつ、前記各層に形成された接合部を介して固定する接合加工機とを備えた。
本発明によれば、筒状積層体の形状精度を確保することができる。
一実施形態の筒状積層体の斜視図。 筒状積層体製造装置の構成図。 プレス加工機の概略図。 接合加工機の概略図。 プレス加工機の作動図であり、(a)が非作動時の図、(b)が作動時の図。 接合加工機の作動図であり、(a)が非作動時の図、(b)が作動時の図。 接合加工機の座部が移動した様子を示す作動図。
以下、筒状積層体製造装置の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、筒状積層体1は、母材2を環状に複数周巻き付けることにより、複数の環状の層3が積層方向(図1のZ軸方向)に積まれた筒形状をなしている。母材2は、例えば帯状の鋼板からなる。筒状積層体1の内周面には、筒状積層体1の高さ方向(図1のZ軸方向)に延びる加工形状部4が、筒状積層体1の内周面5の周方向において等間隔に複数(本例は4箇所)形成されている。加工形状部4は、母材2の一部を切り欠いて形成される切欠部6である。各層3は、各々の層3に形成された接合部7を介して上下層同士が固定されている。
図2に示すように、筒状積層体1を製造する筒状積層体製造装置8は、母材2を巻き取って環状に送る巻き加工機9と、巻き加工後の母材2をプレス加工するプレス加工機10と、プレス加工後に積層された層状の母材2を固定する接合加工機11とを備える。巻き加工機9、プレス加工機10及び接合加工機11は、一体の装置としてユニット化されている。
巻き加工機9は、複数の搬送ローラ12と、環状に加工される母材2の径に応じて可動する可動ローラ13とを備える。可動ローラ13は、母材2の径方向(図2の矢印A方向)において位置が切り替わることにより、環状に形成される母材2の径を設定する。
図3に示すように、プレス加工機10の金型部14は、固定型15と、固定型15に対して可動する可動型16とを備える。可動型16は、母材2の一部分を切断する切断部17と、母材2を所定圧によって押し出す打出部18とを備える。打出部18は、切断部17の両側に配置されるように一対設けられている。固定型15には、切断部17及び打出部18が通過できる逃げ部19が形成されている。逃げ部19は、例えば貫通孔である。プレス加工機10は、切断部17によって母材2の縁部に加工形状部4をプレス成形するとともに、一対の打出部18によって母材2に複数の接合部7をプレス加工する。切欠部6は、母材2の縁部の一部分を切り欠いた形状となっている。
図4に示すように、接合加工機11は、層状に複数周積み重ねられた層3の群を載置する座部20と、機械的な衝撃を接合部7に与えて各層3を固定するヘッド部21とを備える。ヘッド部21は、座部20に対して上下方向に移動する。接合加工機11は、カシメ加工によって層3の群を一体に固定するカシメ機である。ヘッド部21には、カシメ加工において、上下層同士で位置決めされた接合部7に上方から押圧する力を加える棒状のツール22が一対形成されている。接合加工機11は、積層された複数の層3の群を、各層3の加工形状部4の位置が合わされながら、各層3に各々形成された接合部7を介して固定する。
図1に戻り、筒状積層体製造装置8は、接合加工機11による接合加工時、母材2の各層3を筒状積層体1の径方向に整列させる位置決め機構23を備える。この位置決め機構23は、環状に巻かれた母材2の内径側に位置する支持部24と、支持部24に対して可動する押当部25とを備える。支持部24は、母材2の内周に沿った円弧状に形成されるとともに、位置が動かないように固定されている。押当部25は、母材2の外周に沿った円弧状に形成されている。押当部25は、母材2の径方向(図1の矢印B方向)において位置が切り替わることにより、支持部24とともに複数の層3を径方向に位置決めする。
次に、図5〜図7を用いて、本実施形態の筒状積層体製造装置8の作用について説明する。
図5(a)に示すように、帯状の母材2は、巻き加工機9によって環状に巻かれながらプレス加工機10に搬送される。図5(b)に示すように、母材2が所定量搬送されると、母材2の搬送が一旦停止され、プレス加工機10の可動型16が下方に作動することで母材2がプレス加工される。このプレス加工時、切断部17によって母材2に切欠部6が形成され、打出部18によって一対の接合部7が形成される。プレス加工機10は、環状に巻かれながら搬送されてくる母材2に対し、周方向に等間隔で切欠部6が形成されるように、母材2のプレス加工を周期的に繰り返す。
図6(a)、(b)の各々の部分拡大図に示すように、接合部7は、母材2の片方の面側が穴形状となったボス状の突起からなる。ボス状の突起をなす接合部7は、凸部27及び凹部28を有した形状となっている。接合部7は、例えば円筒状の突起であって、切欠部6の両側に一対配置されている。接合部7の凹部28は、開口が円形状となっている。
図6(a)に示すように、プレス加工された母材2が複数周巻かれて層状とされた後、接合加工機11は、この層状の母材2に対してカシメ加工を実行する。カシメ加工は、例えば母材2が1周分積層される度に毎回実施されることが好ましい。また、カシメ加工時、最下層の層3の接合部7は、座部20の上面に複数形成された溝30に各々嵌合される。なお、積層加工時、母材2は、位置決め機構23によって径方向の位置が整列される。本例の場合、母材2の内周面が支持部24によって支持された状態において、可動式の押当部25を母材2の外周に押し当てて、各層3を径方向において整列させる。
図6(b)に示すように、接合加工機11は、カシメ加工時、座部20上に層状の母材2を乗せ、ヘッド部21を下方に作動させる。このとき、ヘッド部21のツール22を、最上層に位置する接合部7の凹部28に挿し込んで上から押し込むことにより、積層方向に並ぶ接合部7同士を固定する。これにより、上の層3の接合部7の凸が、下の層3の凹にきつく嵌め込まれ、層3の群が一体に固定される。
図7に示すように、接合加工機11は、座部20に載置される層3の数が増加していくにつれて、座部20が下方に移動する。すなわち、層3が順次積層されていくにつれて、接合加工機11の座部20が下方に移動することにより、座部20の高さ方向の位置が調整される。そして、一連の巻き工程、プレス工程及びカシメ加工が実施されることにより、複数の層3が積層方向に連なった筒状積層体1が製造される。
上記実施形態の筒状積層体製造装置8によれば、以下のような効果を得ることができる。
母材2が環状に巻かれた後に、プレス加工によって母材2に切欠部6を形成するようにした。このため、母材2に切欠部6を形成する形状とする場合であっても、切欠部6とそれ以外の箇所とで母材2の曲率が大きく変わることがない。よって、母材2が複数周巻かれて製造される筒状積層体1において、形状精度を確保することができる。従って、プレス加工後も筒状積層体1の真円度を保つことができる。また、カシメ点を1周あたりn点とし、カシメピッチをPmmとした場合、カシメピッチPをNC(Numerical Control)制御によって均一に保つことにより、周長n×P、直径n×P/πの円形状の筒状積層体1を得ることができる。
母材2は、帯状である。プレス加工機10は、母材2の一つひとつの層3において、筒形状の層3の周方向に沿って切欠部6を複数形成する。よって、帯材が環状に積層された筒状をなし、かつ内側に複数の切欠部6を有する筒状積層体1を、高い形状精度で製造することができる。
接合加工機11は、母材2が1周分積層される度に、接合部7による各層3の固定を実行する。このように、母材2が1周分積層される度にカシメ工程を行うようにすれば、接合部7をより確実に固定することが可能となる。
接合加工機11は、座部20の位置が母材2の厚さに応じて調整される。よって、母材2が何周も重ねられて積層方向に厚くなっても、接合加工機11による各層3の固定を実行することができる。
筒状積層体製造装置8に位置決め機構23を設けたので、母材2の各層3の固定を接合加工機11によって行う場合に、この固定を精度よく行うことができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・切欠部6は、筒状積層体1の内周面5に設けられることに限らず、例えば筒状積層体1の外周面に形成されてもよい。
・切欠部6及び接合部7は、各々別のプレス工程で製造されてもよい。
・加工形状部4は、切欠部6に限定されず、例えば孔や穴等の他の形状としてもよい。
・加工形状部4は、母材2の縁部に形成されず、母材2の幅方向の中心等の他の位置に設けてもよい。
・カシメ加工は、例えば母材2がある程度(例えば5巻き程度)巻かれた際に実施されてもよい。この場合、母材2がある程度巻かれてからカシメが行われるので、効率よく各層3のカシメを実行することができる。
・接合部7は、複数設けられることに限定されず、1つでもよい。
・接合部7は、切欠部6から離れた位置に配置されてもよい。
・接合部7は、ボス形状の突起に限定されず、母材2の上下層を係止することができる形状であればよい。
・母材2は、鋼板に限定されず、例えば樹脂材でもよい。
・母材2は、帯状に限定されず、円柱や四角柱等の他の形状としてもよい。
・位置決め機構23は、装置から省略されてもよい。
・筒状積層体1は、円筒形状に限定されず、例えば四角状等の他の筒形状としてもよい。
・筒状積層体1は、例えば電機部品の鉄心などとしてもよい。また、筒状積層体1は、母材2を積層してなる種々の機器や物品であればよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記筒状積層体製造装置において、前記接合加工機は、プレス加工後の前記母材を載置する座部と、機械的な衝撃を前記接合部に与えて前記各層を固定するヘッド部とを備え、前記座部は、前記母材の厚さに応じて位置が調整される。
(ロ)前記筒状積層体製造装置において、前記接合加工機によって前記母材が加工される場合に、前記母材の各層を前記筒状積層体の径方向に整列させる位置決め機構を備える。
(ハ)環状に巻き送りされた母材に、プレス加工機によって加工形状部を形成するプレス工程と、前記母材が巻き送りされて複数層の筒形状に形成された前記層の群を、各層の前記加工形状部の位置が合わされつつ、前記各層に形成された接合部を介して接合加工機により固定する接合工程とを備えた筒状積層体製造方法。
1…筒状積層体、2…母材、3…層、4…加工形状部、6…切欠部、7…接合部、8…筒状積層体製造装置、10…プレス加工機、11…接合加工機、14…金型部。

Claims (3)

  1. 環状に巻き送りされた母材に、プレス加工によって加工形状部を形成するプレス加工機と、
    前記母材が巻き送りされて複数層の筒形状に形成された層の群を、各層の前記加工形状部の位置が合わされつつ、前記各層に形成された接合部を介して固定する接合加工機と
    を備えた筒状積層体製造装置。
  2. 前記母材は、帯材であり、
    前記プレス加工機は、前記母材の一つひとつの層において、筒形状の前記層の前記周方向に沿って前記加工形状部を複数形成する
    請求項1に記載の筒状積層体製造装置。
  3. 前記接合加工機は、前記母材が1周分積層される度、又は前記母材が数周以上巻かれた場合に、前記接合部による前記各層の固定を実行する
    請求項1又は2に記載の筒状積層体製造装置。
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