JP2020145335A - 回路基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板において、金属板と基板との間に形成される接合層を薄くしつつ、金属板と基板との間の高い接合強度を得る。【解決手段】図1(b)(c)に示されるように、この基板10の上に、反応金属層11、酸化防止層12が順次成膜される(反応金属層成膜工程)。反応金属層11は、高温下で基板10を構成する材料、金属板20を構成する材料(Cu)と反応層や合金を形成するような金属で構成され、この材料としては例えばチタン(Ti)が用いられる。その後、基板10と別体の金属板20を準備し(図1(d))、これを基板10における反応金属層11等が形成された側と密着させ、図1(e)に示されるように、厚さ方向に圧力を印加すると共に加熱するホットプレスを行う(ホットプレス工程)。【選択図】図1

Description

本発明は、絶縁性の基板に、銅を主成分とする金属板が接合された回路基板の製造方法に関する。
大電流で動作するパワー半導体素子等は回路基板上に搭載されて用いられ、この回路基板は、絶縁性で高い機械的強度をもつ絶縁性基板の上に、配線パターンとなる金属板が接合されて構成される。金属板は、搭載するパワー半導体素子の動作時における放熱のためにも用いられる。
一般的に、絶縁性基板を構成する材料としては、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化珪素等の、絶縁性、機械的強度が高いセラミックス材料が用いられる。金属板を構成する材料としては、導電率、熱伝導率が高い銅あるいはその合金が用いられる。パワー半導体素子を搭載したこのような回路基板が用いられた機器においては、パワー半導体素子の動作時にはその発熱により温度が上昇し、停止時には温度が室温に近づくという動作が繰り返されるため、この回路基板には多数回の冷熱サイクルが印加される。前記のような絶縁性基板を構成する材料と金属板を構成する材料の熱膨張係数は大きく異なるため、この冷熱サイクルに際しては、熱膨張の差に起因して回路基板の変形、反りが発生し、このために金属板が絶縁性基板から剥離するおそれがある。このため、回路基板における金属板と絶縁性基板との間の接合強度が高いことが要求される。
一般的には、このような異なる物質同士を高い接合強度で接合するためには、ろう材が用いられている。この場合、バインダ(有機材料)とろう材を構成する金属粒子とが混合されたろう材ペーストが基板上に塗布され、ろう材を溶融させた後で金属板と絶縁性基板の間で固化させることによって、接合が行われる。ろう材(ろう材を構成する金属材料)の種類は、金属板や絶縁性基板よりも融点が十分に低く、かつろう材が溶融した後で固化して形成された接合層によって、金属板と絶縁性基板との間の接合強度が安定して十分に高くなるように選定される。
これに対し、例えば特許文献1には、上記のような金属板と絶縁性基板との間の接合のためにろう材等の接合のための層を特に設けずに、銅で構成された金属板とセラミックス基板とを接合する直接接合法(ダイレクトボンディングカッパー:DBC)が記載されている。DBCにおいては、銅で構成された金属板とセラミックス基板を密着させて所定の高温とすることにより、金属板を構成する銅と、金属板中に僅かに含有される酸素との共晶液相を発生させ、この液相がろう材と同様に接合のために機能する。ただし、上記のように塗布による厚いろう材を用いる場合とは異なり、実質的には接合層の厚さは無視できる程度となり、実質的には絶縁性基板と金属板が直接接合される。この接合法は、セラミックス基板がアルミナ等の酸化物である場合には特に有効である。しかしながら、近年は、放熱特性の向上のために、より高い熱伝導率をもつ窒化物系(窒化アルミニウム、窒化珪素等)のセラミックス材料で構成された絶縁性基板(セラミックス基板)が広く用いられている。このような窒化物系のセラミックス基板においては、表面における共晶液相の濡れ性が低くなるために、DBCで一様な高い接合強度を得ることが困難であった。
一方、例えば特許文献2には、活性金属であるTiを含有した活性金属ろう材を用いて金属板とセラミックス基板とを接合する技術が記載されている。この技術においては、Tiから形成されるTiNが接合に寄与する。また、活性金属ろう材にはAg、Cuが含まれ、溶融、固化後の接合層は主に主にAg−Cu合金で構成される。DBCの場合には実質的には接合層は存在しないのに対し、この場合には、このような接合層が金属板とセラミックス基板の間に形成される。窒化物で構成されたセラミックス基板との接合の際には、まずTiが優先的にセラミックス基板側に拡散してTiNが形成された上で上記の接合層が形成されることによって、一様な接合が得られる。このため、DBCとは異なり、このような活性金属ろう材を用いた場合には、窒化物系のセラミックス基板に対しても強固な接合を行うことができる。
特開平5−243725号公報 特開2015−174097号公報
このように形成される接合層(合金層)の熱伝導率は、一般的には金属板等と比べて低い。このため、回路基板としての十分な放熱特性を得るためには、この接合層を十分に薄くすることが必要であった。これに対し、上記のような活性金属ろう材(ろう材)を用いた場合には、接合層を十分に薄くすることは困難であるため、放熱効率を高くすることが困難であった。
また、この接合層自身の機械的強度は必ずしも十分ではない場合もあり、接合層自身が冷熱サイクルに際して破壊することがあった。このため、活性金属ろう材を用いた回路基板の冷熱サイクルに対する耐久性は十分ではなかった。
また、回路基板の放熱効率を高めるためには、金属板を十分に厚くする場合もある。DBCを用いた場合において、例えば0.3mm以上の厚さの金属板を強固に接合することは実際には困難であった。このため、DBCを用いた場合においても、厚い金属板を用いた場合には冷熱サイクルに対する耐久性は必ずしも十分ではなかった。
このため、金属板と基板との間に形成される接合層を薄くしつつ、金属板と基板との間の高い接合強度を得ることのできる技術が望まれた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の回路基板の製造方法は、絶縁性の基板の表面に銅(Cu)又は銅合金で構成された金属板が接合された構成を具備する回路基板の製造方法であって、前記基板、前記金属板のうちの少なくともいずれかの表面に、前記基板及び前記金属板と反応をする金属を含む反応金属層を成膜する反応金属層成膜工程と、前記反応金属層が前記基板と前記金属板との間にある形態で前記基板と前記金属板とを積層し、非酸化雰囲気中で、前記反応金属層と前記金属板及び前記基板との間で反応が生じる温度で前記基板と前記金属板の間に圧力を印加するホットプレス工程と、を具備することを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記反応金属層はチタン(Ti)を含むことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記反応金属層の厚さを0.01〜1μmの範囲とすることを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記基板はアルミナ、窒化珪素、窒化アルミニウム、ベリリアのうちのいずれかを主成分とする材料で構成されたことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記ホットプレス工程を、温度600℃以上の範囲、圧力1MPa以上の範囲で行うことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記反応金属層成膜工程において、前記反応金属層の上に、前記反応金属層とは異なる材料で構成された酸化防止層を形成することを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記酸化防止層は金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、錫(Sn)、白金(Pt)、アルミニウム(Al)のいずれかを含むことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記反応金属層成膜工程はスパッタリング法により行われることを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記ホットプレス工程において、前記金属板はスペーサを介して加圧され、前記スペーサはカーボン板、耐熱ガラス板、セラミックス板のいずれかで構成されたことを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、回路基板において、金属板と基板との間に形成される接合層を薄くしつつ、金属板と基板との間の高い接合強度を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る回路基板の製造方法を示す工程断面図である。 活性ろう材を接合に用いた場合(a)と、実施例の製造方法により接合を行った場合(b)の、回路基板の断面SEM写真である。 実施例の製造方法によりBeO基板に対して接合を行った後で金属板を剥離した後の顕微鏡写真である。
本発明の実施の形態に係る回路基板の製造方法について説明する。図1は、この製造方法の概要を示す工程断面図である。ここで製造される回路基板は、絶縁性の基板10の表面(図1における上面)に金属板20が接合されて構成される。図1(a)に示された基板10は、窒化珪素(SiN)、窒化アルミニウム(AlN)等の窒化物系セラミックスや、アルミナ(酸化アルミニウム:Al)、ベリリア(酸化ベリリウム:BeO)等の酸化物系セラミックスを主成分とする絶縁性のセラミックス材料で構成される。これらの材料は、いずれも、高い絶縁性、機械的強度を有するため、この上に例えば大電力で動作するパワー半導体素子(パワーMOSFET等)を搭載して好ましく用いることができる。特に、窒化珪素等の窒化物系セラミックスは、酸化物系セラミックスと比べて高い熱伝導率をもつため、これを用いた回路基板の放熱効率を高くすることができる。
この基板10の上に、パワー半導体素子の配線や放熱板として用いられる金属板20が接合される。金属板20は銅(Cu)や銅合金で構成される。図1においては、この金属板20が基板10に接合されるまでの工程が示されている。基板10の厚さは例えば数100μm以上、大きさ(縦横)は100mm程度であり、上記の材料で構成されたセラミックス基板を基板10として用いることができる。
次に、図1(b)(c)に示されるように、この基板10の上に、反応金属層11、酸化防止層12が順次成膜される(反応金属層成膜工程)。反応金属層11は、高温下で基板10を構成する材料、金属板20を構成する材料(Cu)と反応層や合金を形成するような金属で構成され、この材料としては例えばチタン(Ti)が用いられる。Tiは、基板20におけるCuと合金を形成すると共に、基板10が窒化物系の材料である場合には化合物としてTiNを、酸化物系の材料である場合には化合物としてTiOを形成するため、特に好ましく用いることができる。
反応金属層11の成膜は、例えばスパッタリング法によって行われ、その厚さは基板10や金属板20や、塗布されて使用されるろう材(活性金属ろう材)よりも大幅に薄く形成され、その厚さは例えば0.01μm〜10μmの範囲とされる。反応金属層11は、後述するように、これが基板10や金属板20と反応して接合層を形成するためのみに用いられ、接合層を薄くするためには、薄いことが好ましい。
Tiは大気中では容易に酸化するが、上記のスパッタリング法は真空中(減圧雰囲気中)で行われ、反応金属層成膜工程の間に反応金属層11が酸化することは抑制される。反応金属層成膜工程においては、スパッタリング法と同様に反応金属層11を酸化させずに薄く成膜することのできる他の方法として、真空蒸着法を用いてもよい。
また、後述するホットプレス工程が行われる前において、反応金属層11が形成された後で大気中に取り出された際に酸化することを防止するために、図1(c)に示されるように、反応金属層11の上に酸化防止層12が連続して成膜される。酸化防止層12は、反応金属層11よりも大気中で酸化しにくく、かつ高温下では酸化防止層12を通して基板20を構成する銅と反応金属層11とが反応することが可能な金属で構成され、具体的には、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、錫(Sn)、白金(Pt)、アルミニウム(Al)のいずれかを用いることができる。酸化防止層12は反応金属層11の大気中での酸化を抑制するために設けられ、接合は主に反応金属層11によって形成されるため、酸化防止層12は、反応金属層11と金属板20側との反応(合金反応)が可能となる程度に薄いことが好ましい。
酸化防止層12は、反応金属層11と同様にスパッタリング法で成膜することができるため、反応金属層11が表面に成膜された状態(図1(b))の基板10を大気中に取り出すことなく、反応金属層11の成膜(図1(b))に引き続いて真空中(減圧雰囲気中)で酸化防止層12をスパッタリング法で成膜することができる。
その後、基板10と別体の金属板20を準備し(図1(d))、これを基板10における反応金属層11等が形成された側と密着させ、図1(e)に示されるように、厚さ方向に圧力を印加すると共に加熱するホットプレスを行う(ホットプレス工程)。ここで、基板10、金属板20は、下側でホットプレス基台100、上側でスペーサ110によって挟持されて所定の圧力で加圧される。この際の雰囲気は非酸化雰囲気(例えば真空中、アルゴン中)とし、温度は600℃〜1080℃の範囲、圧力は1MPa〜100MPaの範囲が好ましい。温度、圧力が低すぎる場合には接合が困難であり、温度、圧力が高すぎる場合には塑性変形により金属板20の形状や厚さが大きく変動する。温度が1080℃を超える場合には、Cuの溶融が発生する。
これにより、図1(f)に示されるように、反応金属層11が周囲の材料と反応して形成された接合層15が形成され、これによって金属板20が基板10と接合される。なお、図1では接合層15は強調して示されているが、後述するように、実際にはこの接合層15の厚さはろう材を用いた場合に形成される接合層の厚さと比べて無視できる程度となる。
金属板20を配線として用いる場合には、図1(f)に示されるように金属板20が基板10に接合された後で、金属板20は適宜エッチングされてパターニングされる。この工程は、DBCや活性金属ろう材を用いた場合と同様に行うことができる。その後に、パワー半導体素子等を搭載する工程についても同様である。
また、図1の例では基板10の上面側に金属板20が接合されたが、下面側にも同様に他の金属板20を接合することもできる。この場合には、図1(b)(c)の反応金属層11、酸化防止層12を下面側にも同様に形成し(反応金属層形成工程)、下面側にも金属板20を設けた状態でホットプレスを行えばよい(ホットプレス工程)。この場合、上記のパターニングは、DBCや活性金属ろう材を用いた場合と同様に、上面側と下面側で個別に行うことができる。
また、上記の例では、基板10の上に反応金属層11、酸化防止層12が順次形成された上で、金属板20が接合されたが、逆に、金属板20における基板10と相対する側の面(図1においては下側の面)に反応金属層11、酸化防止層12を順次形成してもよい。この場合においても、上記と同様のホットプレス工程を行うことにより、金属板20と基板10を接合することができる。あるいは、基板10、金属板20の両者にそれぞれ反応金属層11、酸化防止層12を形成してもよい。ただし、製造工程を簡略化し、かつ形成される接合層を薄くするためには、反応金属層11、酸化防止層12は、基板10、金属板20のうちの一方にのみ形成することが好ましい。
また、前記の通り、ホットプレス工程においては、金属板20が塑性変形することがある。このような塑性変形は、回路基板の製造後、あるいはその後の熱サイクルが印加された際の回路基板の変形、反りの状態に影響を及ぼす。ホットプレス工程後の室温までの冷却時に塑性変形が生じた場合には、室温時における金属板20や接合層15の応力が低減され、この回路基板の室温時における反りを小さくすることができる。このため、ホットプレス工程の温度、圧力は、接合の状況だけでなく、このような回路基板の反りの状況に応じても設定することができる。すなわち、ホットプレス工程からの冷却時において金属板20に塑性変形を発生させることにより、回路基板の室温時における反り(変形)を小さくすることができる。
また、室温時において反応金属層11(Ti)の最表面に薄い酸化層が形成された場合でも、ホットプレス工程によって前記のように接合層15が形成されるように、ホットプレス工程の圧力、温度を設定することもできる。この場合においては、上記の酸化防止層12は不要である。また、ホットプレス工程の前に酸化層が各種の処理により除去可能な場合においても同様である。ただし、前記のように、スパッタリング法によれば酸化防止層12と反応金属層11を連続的に形成することは容易であり、これによってホットプレス工程の前における反応金属層11の酸化を確実に抑制することができるため、スパッタリング法によって反応金属層11、酸化防止層12を順次形成することが特に好ましい。例えば反応金属層11をTiとした場合には、Tiは空気中で酸化するために、酸化防止層12を形成することが好ましい。ただし、この酸化は徐々に進行するため、この状況は反応金属層成膜工程からホットプレス工程までの時間間隔にも依存する。例えば、この時間間隔が数日以上である場合には、酸化防止層12は特に有効であるが、この時間間隔が無視できる程度に短い場合には、酸化防止層12を形成しなくともよい。
例えば、DBCにおいては、金属板を構成するCuと酸素(O)の共晶液相が接合に寄与し、このOとしては、金属板中に含まれるものと、基板に含まれるものがあり、金属板中において、Oは不純物レベルで微量にのみ含まれる。このため、DBCによる接合強度は、金属板や基板の組成に影響を受け、前記のように、例えば基板が窒化物セラミックスで構成される場合には、高い接合強度を得ることが困難であった。
これに対して、ここで反応金属層11として用いられるTiは、金属板20を構成する主成分であるCuや、基板10を構成するセラミックス材料中のN(窒化物の場合)やO(酸化物の場合)等と反応して合金層(接合層15)を形成する。このため、基板10を構成する材料が窒化物系、酸化物系のどちらであっても、安定して接合層15が形成される。
活性金属ろう材を用いた場合でも、同様に界面にTiが存在する。しかしながら、Tiの含有量は1%程度と少ないため、状況は全く異なり、上記のような薄く強固な接合層15のみによる接合は得られない。
なお、上記の例では、反応金属層11がTi(純Ti)で構成されるものとしたが、上記と同様に接合層15が形成される限りにおいて、反応金属層11がTi以外の材料を含有していてもよい。また、同様に基板10側のO、N等や金属板20側のCuと反応をすることができ、かつ上記の通りに基板10側又は金属板20側に薄く成膜が可能である限りにおいて、他の金属を反応金属層11の主成分としてもよい。
図2(a)は、窒化珪素(Si)で構成されたセラミックス基板上にAg、CuにTiが添加された活性金属ろう材を用いて銅(無酸素銅)で構成された金属板を接合して形成された回路基板の断面SEM写真である。これに対して、図2(b)は、本発明の実施例となる製造方法によって上記のセラミックス基板(基板10)に上記の金属板(金属板10)を接合して形成された回路基板の断面SEM写真である。ここでは、反応金属層11としては厚さ0.05μmのTi、酸化防止層12としては厚さ0.1μmのAgが用いられた。
活性金属ろう材を用いた図2(a)の場合には、厚さが10μm程度の接合層が基板と金属板の境界で明確に確認できるが、実施例となる図2(b)の場合には、接合層が確認できない。また、図2(b)における金属板/基板界面の凹凸は、基板表面の凹凸をそのまま反映している。すなわち、図1(f)における接合層15は実際には非常に薄くなり、1μmよりも大幅に薄くなる。あるいは、少なくともSEMで明確に確認できる程度の厚さの接合層が形成されていることはない。このため、接合層の熱伝導率によらず、回路基板の放熱効率を高くすることができる。
また、反応金属層11を構成するTiの熱伝導率は金属板20を構成するCuと比べて大幅に低い。このため、接合層15中においてTiが反応金属層11のまま厚く残存していると、接合層15の実質的な熱伝導率が低下する。一方、接合に寄与するのは反応金属層11におけるTiと金属板20のCu、基板10中の金属元素等が反応して合金化した部分だけであるため、このように合金化した部分が形成される限りにおいて、反応金属層11は薄いことが好ましく、ホットプレス工程後において反応金属層11中のTiがそのままの状態で残存した部分が少ないことが好ましい。このため、図1(c)における反応金属層11の厚さは、1μm以下とすることが好ましい。この厚さが1μmを超える場合には、回路基板の熱伝導率が低くなる。また、製造の際のスループットを向上させるためにも、スパッタリング法によって成膜される反応金属層11、酸化防止層12は薄いことが好ましい。一方、反応金属層11の厚さをスパッタリング法による成膜で制御可能な厚さの下限(例えば0.01μm程度)と設定した場合においても、強固な接合を得ることができる。また、反応金属層11の厚さが0.01μm未満である場合には、膜厚の制御が困難であるために、有効な膜厚が均一に得られないために十分な接合強度を得ることが困難となる場合がある。ただし、ろう材を塗布によって形成する場合と比べて、上記のように反応金属層11等をスパッタリング法によって成膜する場合には、これらを十分に薄くすることができる。このため、反応金属層11の厚さは0.01〜1μmの範囲とすることが好ましい。
また、ホットプレス工程を行う際には、Cuで構成された金属板20とセラミックス材料で構成された基板10の熱膨張差が大きくなるため、金属板20と基板10の間には大きな剪断歪みが発生する。この剪断歪を接合界面(接合層15)のみが受け持つことは、接合層15が薄い場合には困難であり、接合層15による高い接合強度を得ることが困難である。ホットプレス工程における圧力や温度を調整することにより、金属板20の収縮、膨張を拘束することができるため、この剪断歪を低減することができる。すなわち、上記の製造方法においては、ホットプレス工程における圧力、温度の設定が特に重要である。この際、図1(e)で用いられるスペーサ110の熱膨張係数を、基板10の熱膨張係数と近づけることで、特にこの剪断歪を低減することができる。このようなスペーサ110の材料としてCIP(Cold Isostatic Press)材カーボン板、耐熱板、基板10と同様のセラミック板を用いることが特に好ましい。
以下に、上記の製造方法によって実際に回路基板を製造し、金属板の接合強度を測定した結果について説明する。ここで、基板10の大きさは190mm×138mm×0.32mmとされ、金属板20の大きさは190mm×138mmとされた。
初めに、反応金属層11としてTiを用い、その膜厚を変えてホットプレス条件は一定として接合強度を測定した。Tiの成膜はDCスパッタリングにより行い、そのパワーは400Wとし、成膜時間のみを変えて複数種類の膜厚を設定した。酸化防止層12は膜厚0.1μmのAgとされ、反応金属層11、酸化防止層12は図1のとおり、基板10側に形成された。ホットプレス条件は800℃、10MPaとされた。金属板20は0.3mmの銅(無酸素銅)板、基板10はSiNとされ、スペーサ110はCIP材カーボン板とされた。Tiの膜厚は、成膜前後の重量から算出された。接合強度は、接合後の構造(回路基板)における金属板20を2mm角のサイズにエッチング加工し、その表面に銅のワイヤをハンダ付けし、銅ワイヤを鉛直方向に引っ張って剥離する荷重を測定し、面積(4mm)で割ることで、算出した。結果を表1に示す。
この結果より、反応金属層11がない(膜厚0μm)場合と比べて、反応金属層11を形成することにより、一様に20N/mm以上の高い接合強度が得られることが確認できる。
次に、ホットプレスの条件(温度、圧力)を変えて、接合強度を測定した。ここで、反応金属層(Ti)の膜厚は0.05μm、酸化防止層12は膜厚0.1μmのAgとされ、反応金属層11、酸化防止層12は図1のとおり、基板10側に形成された。金属板20は0.3mm厚の銅板、基板10はSiNとされ、スペーサ110はCIP材カーボン板とされた。結果を表2に示す。
この結果より、ホットプレス工程を温度600℃以上、圧力1MPa〜100MPaで行うことにより、一様に20N/mm以上の高い接合強度が得られることが確認できる。
また、基板10として、ベリリア(BeO)を用いて同様に回路基板を形成した。反応金属層11として0.05μmのTi、酸化防止層12として0.05μmのAgを用い、ホットプレスを850℃、10MPaで行った。基板10の材料が異なるために、上記と同様の接合強度の測定は困難であったが、上記のような剥離後の界面の写真を図3に示す。ここでは、基板10を構成するBeO自身が破壊されているため、少なくとも接合強度が基板10の破壊強度を超えていることが確認できる。このため、上記の製造方法は、BeO基板を用いた場合においても有効である。
上記の製造方法における基板10としては、SiN,BeOの他に、Al、AlN等を用いることができる。これらの材料は、いずれも高い絶縁性をもち、回路基板の材料として好ましく用いられる。また、構成元素として、反応金属層11と反応をするO、Nが含まれる。
これに対応して、反応金属層11を構成する材料としては、上記のTiの他に、Zrを用いることもできる。Zrも、Tiと同様にスパッタリング法によって上記の範囲の膜厚で容易に製膜することができる。
また、金属板20として、上記の例では純銅(無酸素銅)製のものが用いられたが、少なくとも銅を主成分とするものであれば上記の製造方法が同様に有効であることは明らかである。このため、銅合金を上記の金属板20として用いることができる。
10 基板
11 反応金属層
12 酸化防止層
15 接合層
20 金属板
100 ホットプレス基台
110 スペーサ
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の回路基板の製造方法は、絶縁性の基板の表面に銅(Cu)又は銅合金で構成された金属板が接合された構成を具備する回路基板の製造方法であって、前記基板、前記金属板のうちの少なくともいずれかの表面に、前記基板及び前記金属板と反応をする金属を含む反応金属層を成膜する反応金属層成膜工程と、前記反応金属層が前記基板と前記金属板との間にある形態で前記基板と前記金属板とを積層し、非酸化雰囲気中で、前記反応金属層と前記金属板及び前記基板との間で反応が生じる温度で前記基板と前記金属板の間に圧力を印加するホットプレス工程と、を具備することを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記反応金属層はチタン(Ti)を含むことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記反応金属層の厚さを0.01〜0.13μmの範囲とすることを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記基板はアルミナ、窒化珪素、窒化アルミニウム、ベリリアのうちのいずれかを主成分とする材料で構成されたことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記ホットプレス工程を、温度600℃以上の範囲、圧力1MPa以上の範囲で行うことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記反応金属層成膜工程において、前記反応金属層の上に、前記反応金属層とは異なる材料で構成された酸化防止層を形成することを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記酸化防止層は金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、錫(Sn)、白金(Pt)、アルミニウム(Al)のいずれかを含むことを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法において、前記反応金属層成膜工程はスパッタリング法により行われることを特徴とする。
本発明の回路基板の製造方法は、前記ホットプレス工程において、前記金属板はスペーサを介して加圧され、前記スペーサはカーボン板、耐熱ガラス板、セラミックス板のいずれかで構成されたことを特徴とする。

Claims (9)

  1. 絶縁性の基板の表面に銅(Cu)又は銅合金で構成された金属板が接合された構成を具備する回路基板の製造方法であって、
    前記基板、前記金属板のうちの少なくともいずれかの表面に、前記基板及び前記金属板と反応をする金属を含む反応金属層を成膜する反応金属層成膜工程と、
    前記反応金属層が前記基板と前記金属板との間にある形態で前記基板と前記金属板とを積層し、非酸化雰囲気中で、前記反応金属層と前記金属板及び前記基板との間で反応が生じる温度で前記基板と前記金属板の間に圧力を印加するホットプレス工程と、
    を具備することを特徴とする回路基板の製造方法。
  2. 前記反応金属層はチタン(Ti)を含むことを特徴とする請求項1に記載の回路基板の製造方法。
  3. 前記反応金属層の厚さを0.01〜1μmの範囲とすることを特徴とする請求項2に記載の回路基板の製造方法。
  4. 前記基板はアルミナ、窒化珪素、窒化アルミニウム、ベリリアのうちのいずれかを主成分とする材料で構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の回路基板の製造方法。
  5. 前記ホットプレス工程を、温度600℃以上の範囲、圧力1MPa以上の範囲で行うことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の回路基板の製造方法。
  6. 前記反応金属層成膜工程において、前記反応金属層の上に、前記反応金属層とは異なる材料で構成された酸化防止層を形成することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の回路基板の製造方法。
  7. 前記酸化防止層は金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、錫(Sn)、白金(Pt)、アルミニウム(Al)のいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の回路基板の製造方法。
  8. 前記反応金属層成膜工程はスパッタリング法により行われることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の回路基板の製造方法。
  9. 前記ホットプレス工程において、前記金属板はスペーサを介して加圧され、前記スペーサはカーボン板、耐熱ガラス板、セラミックス板のいずれかで構成されたことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の回路基板の製造方法。
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