JP2020145185A - 積層装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】重量の増加を抑制しつつ、個々の保持部の位置調整を行う事ができる積層装置を提供する。【解決手段】カム部材71が、セパレータ付き正極11の位置を検出する正極用トラッキングカメラ150の検出結果に基づいて、移載部45の保持部40の位置調整を行うことができる。これにより、移載部45において、搬送方向と直行する方向の位置調整のために、個々の移載部45にアクチュエータを備える必要が無く、重量の増加を抑制できる。また、それぞれの保持部40に対して、個別にカム部材を設けるのではなく、共通のカム部材71を用いるため、部品点数の増加を抑制できる。【選択図】図3
Description
本発明は、積層装置に関する。
特許文献1〜3には積層装置が開示されている。特許文献1に開示された積層装置は、シート体を保持して、当該シート体を積層位置まで移動させ、当該積層位置にてシート体を解放している(いわゆるピック・アンド・プレイス)。この積層装置は、当該動作を行う前に、シート体のずれを補正している。特許文献2に開示された積層装置では、シート体を保持する保持部自体に、位置調整の機構を有している。特許文献3に開示された積層装置は、一方の搬送部のシート体を保持部で保持し、当該シート体を他の搬送部へ移動させると共に、解放することでシート体を積層するものである。
上述のように、特許文献1には、ピック・アンド・プレイスの動作の前にシート体の位置ずれを補正することが記載されている。また、特許文献2には、保持部自体が位置調整の機構を有することが記載されている。ここで、このような技術に基づいて、特許文献3に示す積層装置において、個々の保持部に特許文献2のような位置調整の機構を持たせる構造が考え得る。しなしながら、このような構成を採用した場合、次のような問題が生じる。すなわち、積層装置が保持部を多数有しているため、個々の保持部に位置調整の機構を設けてしまうと、アクチュエータが多数必要になってしまい、重量の増加が著しくなるという問題が生じる。
本発明は、重量の増加を抑制しつつ、個々の保持部の位置調整を行う事ができる積層装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る積層装置は、シート体を搬送する第1の搬送部及び第2の搬送部と、環状の経路に沿って循環し、第1の搬送部のシート体を保持部で保持し、当該シート体を第2の搬送部へ移動させて当該第2の搬送部にて解放する複数の移載部と、シート体の位置を検出する位置検出部と、保持部の位置調整を行うガイド用壁部と、を備え、ガイド用壁部は、環状の経路の一部に沿って配置され、少なくとも二以上の移載部に対し、位置検出部の検出結果に基づく位置調整がなされる。
この積層装置では、ガイド用壁部が、シート体の位置を検出する位置検出部の検出結果に基づいて、移載部の保持部の位置調整を行うことができる。ここで、少なくとも二以上の移載部の保持部は、共通のガイド用壁部によって、位置検出部の検出結果に基づく位置調整がなされる。これにより、移載部において、位置調整のために、個々の移載部にアクチュエータを備える必要が無く、重量の増加を抑制できる。また、それぞれの保持部に対して、個別にガイド用壁部を設けるのではなく、共通のガイド用壁部を用いるため、部品点数の増加を抑制できる。
積層装置において、複数の移載部は、複数のグループに分けられ、複数のグループのそれぞれの移載部の保持部の位置調整を行う複数のガイド用壁部が設けられてよい。この場合、一のグループの保持部に対するガイド用壁部が位置調整後に、元の状態に復帰することを待たず、他のグループの保持部に対するガイド用壁部が位置調整を開始することができる。従って、積層装置の動作の高速化を図ることができる。
積層装置において、ガイド用壁部は、搬送方向及びシート体が広がる方向に交差する方向への位置調整を行ってよい。この場合、当該方向へ往復動するようなガイド用壁部を設けるだけで、容易に位置調整を行うことができる。
積層装置において、ガイド用壁部は、搬送方向への位置調整を行ってよい。この場合、当該方向への位置調整が、ガイド用壁部を設けるだけで容易に可能となる。
積層装置において、ガイド用壁部は、シート体が広がる方向と直交する方向から見たときの回転方向への位置調整を行ってよい。この場合、当該方向への位置調整が、ガイド用壁部を設けるだけで容易に可能となる。
積層装置において、位置検出部は、第1の搬送部にてシート体の位置を検出し、保持部は、第1の搬送部側にて、位置調整がなされてよい。この場合、保持部は、シート体の保持の際に、位置調整がなされ得る。従って、保持部は正確にシート体を保持することができる。
積層装置において、位置検出部は、移載部の保持部で保持された状態のシート体の位置を検出し、移載部は、第2の搬送部側にて、保持部の位置調整を行ってよい。この場合、保持部は、シート体の解放の際に、位置調整をなされ得る。従って、保持部は正確にシート体を第2の搬送部側へ配置することができる。
本発明によれば、重量の増加を抑制しつつ、個々の保持部の位置調整を行う事ができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、一実施形態に係る積層装置によって製造された積層体を含む蓄電装置について説明する。図1は、蓄電装置の内部を示す断面図である。図2は、図1のII−II線断面図である。図1及び図2において、蓄電装置1は、積層型の電極組立体を有するリチウムイオン二次電池である。
蓄電装置1は、例えば略直方体形状のケース2と、このケース2内に収容された電極組立体3とを備えている。ケース2は、例えばアルミニウム等の金属により形成された、ケース本体と蓋により構成されている。ケース2の内部には、図示はしないが、例えば非水系(有機溶媒系)の電解液が注液されている。ケース2上には、正極端子4及び負極端子5が互いに離間して配置されている。正極端子4は、絶縁リング6を介してケース2に固定され、負極端子5は、絶縁リング7を介してケース2に固定されている。また、電極組立体3とケース2の内側の側面及び底面との間には絶縁フィルムが配置されており、絶縁フィルムによってケース2と電極組立体3との間が絶縁されている。図1では便宜上、電極組立体3の下端とケース2の底面との間には僅かな隙間が設けられているが、実際には電極組立体3の下端が絶縁フィルムを介してケース2の内側の底面に接触している。
電極組立体3は、複数の正極8と複数の負極9とが袋状のセパレータ10を介して交互に積層された構造を有している。正極8は、袋状のセパレータ10に包まれている。袋状のセパレータ10に包まれた状態の正極8は、セパレータ付き正極11として構成されている。従って、電極組立体3は、複数のセパレータ付き正極11と複数の負極9とが交互に積層された構造を有している。なお、電極組立体3の両端に位置する電極は、負極9である。
正極8は、例えばアルミニウム箔からなる正極集電体である金属箔14と、この金属箔14の両面に形成された正極活物質層15とを有している。金属箔14は、平面視矩形状の箔本体部14aと、この箔本体部14aと一体化されたタブ14bとを有している。タブ14bは、箔本体部14aの長手方向の一端部近傍の縁から突出している。そして、タブ14bは、セパレータ10を突き抜けている。複数の正極8より延びる複数のタブ14bは、集箔された状態で導電部材12に接続(溶接)され、導電部材12を介して正極端子4に接続されている。なお、図2では、便宜上タブ14bを省略している。
正極活物質層15は、箔本体部14aの表裏両面に形成されている。正極活物質層15は、正極活物質とバインダとを含んで形成された多孔質の層である。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウムまたは硫黄等が挙げられる。複合酸化物には、例えばマンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとが含まれる。
負極9は、例えば銅箔からなる負極集電体である金属箔16と、この金属箔16の両面に形成された負極活物質層17とを有している。金属箔16は、平面視矩形状の箔本体部16aと、この箔本体部16aと一体化されたタブ16bとを有している。タブ16bは、箔本体部16aの長手方向の一端部近傍の縁から突出している。タブ16bは、導電部材13を介して負極端子5に接続されている。なお、図2では、便宜上タブ16bを省略している。
負極活物質層17は、箔本体部16aの表裏両面に形成されている。負極活物質層17は、負極活物質とバインダとを含んで形成された多孔質の層である。負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物またはホウ素添加炭素等が挙げられる。
セパレータ10は、平面視矩形状を呈している。セパレータ10の形成材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、或いはポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布または不織布等が例示される。
以上のように構成された蓄電装置1を製造する場合は、まずセパレータ付き正極11及び負極9を製作した後、セパレータ付き正極11と負極9とを交互に積層する。次いで、積層されたセパレータ付き正極11及び負極9をテープ等で固定することで電極組立体3を得る。そして、予め、蓋と正極端子4と負極端子5を組立て、導電部材12を介してセパレータ付き正極11のタブ14bを正極端子4に接続すると共に、導電部材13を介して負極9のタブ16bを負極端子5に接続した後、電極組立体3をケース2内に収容する。
次に、積層装置100について説明する。図3は、積層装置100を示す概略平面図である。図3に示すように、積層装置100は、正極搬送装置110(第1の搬送部)と、負極搬送装置120(第1の搬送装置)と、正極移載装置130と、負極移載装置140と、正極用トラッキングカメラ150(位置検出部)と、負極用トラッキングカメラ160(位置検出部)と、積層コンベア170(第2の搬送部)と、を有している。積層装置100では、セパレータ付き正極11(シート体)と負極9(シート体)とが、積層コンベア170で搬送される複数の載置台200のそれぞれに交互に積層される。
正極搬送装置110は、前工程によって製造されたセパレータ付き正極11を所定の搬送経路R1に沿って搬送する。前工程は、一例では、電極母材をダイカットして製造された正極8をセパレータで包みセパレータ付き正極11を製造するセパレータ包装システム91であってよい。セパレータ包装システム91は、製造したセパレータ付き正極11を正極搬送装置110に供給する。正極搬送装置110は、例えばベルトコンベアであってよい。図示のように、正極搬送装置110は、セパレータ包装システム91を起点としてX方向に沿って直線状に配置されている。正極搬送装置110では、例えばベルトコンベアにロータリエンコーダが設けられており、このロータリエンコーダによってベルトコンベアの搬送速度を取得することができる。
負極搬送装置120は、前工程によって製造された負極9を所定の搬送経路R2に沿って搬送する。前工程は、一例では、帯状の電極母材をダイカットして負極9を製造するダイカットシステム93であってよい。ダイカットシステム93は、製造された負極9を負極搬送装置120に供給する。負極搬送装置120は、例えばベルトコンベアであってよい。図示のように、負極搬送装置120は、ダイカットシステム93を起点としてX方向に沿って直線状に配置されている。負極搬送装置120では、例えばベルトコンベアにロータリエンコーダが設けられており、このロータリエンコーダによってベルトコンベアの搬送速度を取得することができる。図示例では、正極搬送装置110によって搬送されるセパレータ付き正極11の搬送方向と、負極搬送装置120によって搬送される負極9の搬送方向とが互いに対向している。また、正極搬送装置110と負極搬送装置120とは、Y方向に互いにずれた位置に配置されている。
正極用トラッキングカメラ150は、正極搬送装置110における搬送経路R1を搬送中のセパレータ付き正極11を撮像する。正極用トラッキングカメラ150は、正極搬送装置110の搬送経路R1に沿い、搬送経路R1上を撮影可能な位置に配置されている。一例として、正極用トラッキングカメラ150によって撮像された画像情報と、正極搬送装置110のロータリエンコーダから取得される搬送速度とに基づいて、正極搬送装置110を搬送されるセパレータ付き正極11の位置が推定され得る。なお、セパレータ付き正極11の位置には、X方向及びY方向における位置と、Z方向を回転軸としたときのセパレータ付き正極11の回転位置と、が含まれる。
負極用トラッキングカメラ160は、負極搬送装置120における搬送経路R2を搬送中の負極9を撮像する。負極用トラッキングカメラ160は、負極搬送装置120の搬送経路R2に沿った位置に配置されている。一例として、負極用トラッキングカメラ160によって撮像された画像情報と、負極搬送装置120のロータリエンコーダから取得される搬送速度とに基づいて、負極搬送装置120を搬送される負極9の位置が推定され得る。なお、負極9の位置とは、X方向及びY方向における位置と、Z方向を回転軸としたときの負極9の回転位置と、が含まれる。
正極移載装置130は、正極搬送装置110を搬送中のセパレータ付き正極11を保持する。保持されたセパレータ付き正極11は、積層コンベア170で搬送される載置台200上に移載される。図示例の正極移載装置130は、正極搬送装置110と積層コンベア170との間に配置されている。
正極移載装置130は、レール部80(環状の経路)と、レール部80に沿って移動する複数の移載部45と、を備えている。レール部80は、直線状の区間を含む循環した環状の搬送経路R3を構成する。図示例のレール部80によって構成される搬送経路R3は、トラック形状をなしており、互いに平行に配置された2カ所の直線状の区間S1,S2を含む。一方の直線状の区間S1において、レール部80の搬送経路R3は、正極搬送装置110の搬送経路R1と平行になっている。図示例では、正極移載装置130のレール部80は、平面視において左回り(反時計回り)に移載部45を移動させる。
移載部45は、レール部80の搬送経路R3を搬送されるアーム部30と、アーム部30の先端に設けられた保持部40と、を備えている。アーム部30は、保持部40の位置、すなわちX方向の位置、Y方向の位置、Z方向の位置、及び、Z方向を回転軸とした回転位置を調整し得る。アーム部30は、例えば、正極搬送装置110を搬送されるセパレータ付き正極11と同じ速度で、レール部80沿って移動する。なお、アーム部30は、正極搬送装置110よりアーム部30へセパレータ付き正極11を移すときは、前述のとおり正極搬送装置110の搬送速度と同じ速度であるが、その前後においては、アーム部30の速度と正極搬送装置110の搬送速度とは、異なる速度であってもよい。
移載部45は、正極搬送装置110を搬送されるセパレータ付き正極11を保持部40で保持する。図示例では、移載部45がレール部80の搬送経路R3のうちの一方の直線状の区間S1を搬送されているときに、保持部40によってセパレータ付き正極11が保持される。移載部45では、正極用トラッキングカメラ150によって推定されるセパレータ付き正極11の位置に基づいて、保持部40の位置が調整される。移載部45によって保持されたセパレータ付き正極11は、レール部80の搬送経路R3のうちの他方の直線状の区間S2において、積層コンベア170を搬送される載置台200上にて移載部45から解放されて、当該位置にて積層される。
負極移載装置140は、負極搬送装置120を搬送中の負極9を保持する。保持された負極9は、積層コンベア170を搬送される載置台200上に移載される。図示例の負極移載装置140は、負極搬送装置120と積層コンベア170との間に配置されている。負極移載装置140は、レール部141と、レール部141に沿って移動する複数の移載部143と、を備えている。レール部141は、直線状の区間を含む循環した搬送経路R4を構成する。図示例のレール部141によって構成される搬送経路R4は、トラック形状をなしており、互いに平行に配置された2カ所の直線状の区間S3,S4を含む。一方の直線状の区間S3において、レール部141の搬送経路R4は、負極搬送装置120の搬送経路R2と平行になっている。図示例では、負極移載装置140のレール部141は、平面視において右回り(時計回り)に移載部143を移動させる。
移載部143は、レール部141の搬送経路R4を搬送されるアーム部144と、アーム部144の先端に設けられた保持部145と、を備えている。アーム部144は、保持部145の位置、すなわちX方向の位置、Y方向の位置、Z方向の位置、及び、Z方向を回転軸とした回転位置を調整し得る。アーム部144は、例えば、負極搬送装置101を搬送される負極9と同じ速度で、レール部141に沿って移動する。
移載部143は、負極搬送装置120を搬送される負極9を保持部145で保持する。図示例では、移載部143がレール部141の搬送経路R4のうちの一方の直線状の区間S3を搬送されているときに、保持部145によって負極9が保持される。移載部143では、負極用トラッキングカメラ160によって推定される負極9の位置に基づいて、保持部145の位置が調整される。移載部143によって保持された負極9は、レール部141の搬送経路R4のうちの他方の直線状の区間S4において、積層コンベア170を搬送される載置台200上で移載部45から解放されて、当該位置にて積層される。
積層コンベア170は、複数の載置台200を所定の間隔で搬送するコンベア171を有する。コンベア171は、直線状の区間を含む循環した搬送経路R5を構成する。図示例のコンベア171によって構成される搬送経路R5は、トラック形状をなしており、互いに平行に配置された2カ所の直線状の区間S5,S6を含む。一方の直線状の区間S5において、コンベア171の搬送経路R5は、正極移載装置130の搬送経路R3(区間S2)と平行に隣り合っている。また、他方の直線状の区間S6において、コンベア171の搬送経路R5は、負極移載装置140の搬送経路R4(区間S4)と平行に隣り合っている。図示例では、コンベア171は平面視において右回り(時計回り)に移動する。コンベア171の搬送速度は、一例として、正極移載装置130の移載部45及び負極移載装置140の移載部143の移動速度と同じであってよい。
次に、図4〜図7を参照して、正極移載装置130の構成について更に詳細に説明する。図4は、正極移載装置130の概略平面図である。図5は、移載部45をX方向から見たときの図である。図6は、移載部45をY方向から見たときの図である。図7は、移載部45をZ方向から見たときの図である。なお、負極搬送装置120は、正極移載装置130と同趣旨の構成を有しているため、説明を省略する。図4に示すように、正極移載装置130は、複数の移載部45と、前述のレール部80と、押出機構70A,70Bと、レール部90と、制御部135と、を備える。正極移載装置130は、正極用トラッキングカメラ150で検出したセパレータ付き正極11の位置の検出結果に基づいて、保持部40をX方向、Y方向及び回転方向に位置調整する。
図4に示すように、移載部45は、固定子及び可動子を有するリニアモータ125により駆動する。リニアモータ125の固定子は、レール部80によって構成される。レール部80は、移載部45の移動をガイドするガイド部81と、移載部45の推進力を発生させる電磁石部82と、を備える(図5参照)。レール部80は、制御部135と接続されており、当該制御部135からの信号に基づいて電磁石部82の極性を変化させる。リニアモータ125の可動子31は、移載部45のスライド部として設けられている。従って、可動子31(第1の可動子)がレール部80との間で生じる推進力によって、当該レール部80に沿って移動することで、移載部45がレール部80に沿って移動する。なお、各移載部45は、スライド部としての可動子31とは別体の可動子60(第2の可動子)を備える。
押出機構70A,70Bは、移載部45の一部をY方向の正側へ押し出すことで、保持部40のY方向の位置調整を行うための機構である。押出機構70A,70Bは、レール部80の内側であって、移載部45を挟んで正極搬送装置110の反対側に配置されている。押出機構70A,70Bの詳細な構成については、移載部45の詳細な構成と共に行う。
レール部90は、レール部80の外周側にてトラック状に設けられている。レール部90は、移載部45の外周側の端部付近において、搬送方向と同方向に延びるように設けられている。レール部90は、保持部40が正極搬送装置110のセパレータ付き正極11を保持する際に、保持部40のZ方向の負側への移動をガイドする。また、保持部40がセパレータ付き正極11を保持した後は、レール部90は、当該保持部40のZ方向の正側への移動をガイドする。レール部90は、保持部40が積層コンベア170の載置台200へセパレータ付き正極11を載置するために解放する際に、保持部40のZ方向の負側への移動をガイドする。また、保持部40がセパレータ付き正極11を解放した後は、レール部90は、当該保持部40のZ方向の正側への移動をガイドする。レール部90の詳細な構成については、移載部45の詳細な説明と共に行う。
制御部135は、正極移載装置130の各種制御を行うための装置である。制御部135は、正極用トラッキングカメラ150、レール部80、及び押出機構70A,70Bと電気的に接続されている。従って、制御部135は、正極用トラッキングカメラ150で検出したセパレータ付き正極11の位置の検出結果に基づいて、保持部40をX方向、Y方向及び回転方向に位置調整するために必要な制御を行う。
次に、図5〜図7を参照して、移載部45及びその周辺構造について詳細に説明する。なお、図5〜図7は、移載部45が正極搬送装置110からセパレータ付き正極11を保持するときの姿勢を示している。よって、XYZ方向を用いた説明は、当該姿勢を基準として行うものとする。図5に示すように、移載部45は、可動子31及び保持部40に加え、アーム部30を構成する部材を備える。アーム部30は、主に、保持部40を支持する軸部41及びシリンダ部42と、シリンダ部42と可動子31とを連結する連結部材43と、を有する。
可動子31は、レール部80のガイド部81を取り囲むスライド部33を有する。スライド部33は、ガイド部81と当接するローラ(不図示)を複数備えている。スライド部33は、Y方向の負側の端部に永久磁石部34を備えている。永久磁石部34は、レール部80の電磁石部82と対向する位置に配置される。これにより、永久磁石部34が電磁石部82の極性の変化に伴って推進力を受けると、スライド部33は、ガイド部81が延びる方向に沿って移動する。
保持部40は、可動子31からY方向の正側へ離間した位置に配置される。保持部40は、吸着パッドによって構成されている。吸着パッドの一例は、負圧により吸着を行うものであり、この場合、保持部40の下面には、小径の吸引孔が多数開口し、また、保持部40は、不図示の配管にて負圧源に接続されている。なお、吸着パッドは、負圧ではなく、静電気などを利用するものであってもよい。よって、保持部40は、下面にセパレータ付き正極11を吸着させることで保持する。また、保持部40は、吸着力の発生を停止させることで、セパレータ付き正極11を解放する。保持部40は、矩形状の形状を有しているが、形状は特に限定されるものではない。
軸部41は、保持部40の上面に固定され、保持部40の上面よりZ方向の正側へ延びる。シリンダ部42は、軸部41をZ方向にスライド可能、且つ軸部41の軸線に対し回転可能に支持する。連結部材43は、シリンダ部42から可動子31へ向かってY方向の負側に延びる。また、連結部材43はシリンダ部42に接続され、可動子31の上面側に接続される。
以上のような構成により、図11(b)に示すように、可動子31がX方向に移動すると、保持部40は、軸部41、及び連結部材43を介して可動子31の動きに追従する。従って、制御部135は、正極用トラッキングカメラ150とロータリエンコーダの検出結果に基づいて、可動子31を移動させることによって、X方向の保持部40の位置を調整する。
次に、保持部40をY方向へ移動させるための構造について説明する。図5は、可動子31が、区間S1上にある状態を示す。図5に示すように、可動子31の上面には、支持部材36が設けられている。支持部材36は、可動子31の上面に固定された状態で、Y方向の正側へ向かって延びる。支持部材36の上面には、Y方向へガイドを行うガイド部37が設けられている。ガイド部37には、前述の連結部材43がY方向にスライド可能に設けられる。支持部材36のY方向の正側の端部付近は、シリンダ部42とバネ部材38を介して連結されている。連結部材43からは、Y方向の負側へ向かって支持部材44が延びている。支持部材44のY方向の負側の先端部には、ローラよりなるカムフォロア46が設けられている。カムフォロア46は、可動子31よりも高い位置に配置されている。カムフォロア46は、押出機構70AによってY方向の正側へ押し出される部分である。
押出機構70Aは、カム部材71(ガイド用壁部)と、カム部材71の駆動力を発生する駆動部72と、駆動部72の駆動力をカム部材71へ伝達する伝達部73と、を備える。押出機構70Aは、区間S1に隣接して配置され、カム部材71は、区間S1に沿って延びている。具体的には、図9に示す如く、カム部材71は、Y方向を幅方向として、X方向の延びる長尺な板部材であり、搬送方向の平行な平坦面と、搬送方向における上流側には、Y方向の負側に傾斜するテーパ面を備える(図4も参照)。カム部材71は、駆動部72の動作によって、Y方向へ往復移動することができる。カム部材71は、X方向及びZ方向への移動は規制されている。カム部材71がY方向の正側へ移動すると、カムフォロア46と接触し、当該カムフォロア46をY方向の正側へ押し出すことができる。カム部材71は、カムフォロア46を押し出した後、元の位置へ戻る。
図9を参照して、カム部材71の動作についてより詳細に説明する。正極用トラッキングカメラ150によって正極11(説明のため、図9では正極11を省略している)が検出された後、カムフォロア46は保持部40と共にカム部材71へ近接するように移動を継続する(位置PG1a)。このときのカム部材71は位置PG4aに配置されている。カムフォロア46がカム部材71のテーパ面71aに接触すると、当該カムフォロア46は、テーパ面71aによってカム部材71の平坦面71bまで案内される(位置PG2a)。そして、駆動部72は、カムフォロア46が平坦面71bまで到達すると、カム部材71をY方向の正側へ移動させる(位置PG5a)。これにより、カムフォロア46は保持部40と共に押し出される(位置PG3a)。
以上のような構成及び動作により、図8(a)に示す状態から図8(b)に示す状態となると、カム部材71が、カムフォロア46をY方向の正側へ押し出す。これにより、カムフォロア46、支持部材44、連結部材43及び軸部41を介して、保持部40がY方向の正側へ移動する。このとき、連結部材43は、ガイド部37に沿ってスライドする。従って、制御部135は、正極用トラッキングカメラ150の検出結果に基づいて、押出機構70Aを制御してカム部材71を移動させることによって、Y方向の保持部40の位置を調整することができる。制御部135は、保持部40が必要な調整量だけ移動するように、カム部材71の移動量を制御する。このとき、バネ部材38は伸ばされた状態となっている。従って、カム部材71がカムフォロア46を押している状態が解除されたら、バネ部材38の復元力によって、保持部40が元の位置に復帰する。
なお、カム部材71は、カムフォロア46とは別部材として独立して設けられた部材である。従って、一の移載部45がカム部材71とは異なる位置へ移動し、他の移載部45がカム部材71とY方向に対向する位置まで到着した場合、カム部材71は、新たな移載部45のカムフォロア46を押し出すことができる。これにより、複数の移載部45の保持部は、共通のカム部材71によって、正極用トラッキングカメラ150の検出結果に基づく位置調整がなされる。
また、図5に示すように、押出機構70Aの上段側には、当該押出機構70Aとは独立して動作可能な押出機構70Bが設けられている。押出機構70で位置調整が行われる場合、カムフォロア46は、図5にて仮想線で示すような高い位置に配置される。従って、複数の移載部45が、二つのグループに分けることで、二つのグループのそれぞれの移載部45の保持部40に対して、押出機構70A,70Bがそれぞれ位置調整を行うことができる。例えば、複数の移載部45に対して、連続する番号を並び順に従って付した場合、偶数番の移載部45の位置調整が押出機構70Aによってなされ、奇数番の移載部45の位置調整が押出機構70Bによってなされてよい。ただし、複数の移載部45が三つ以上のグループに分けられ、カム部材71が三段以上設けられてもよい。グループ分けを行った場合、隣り合う移載部45同士は、互いに異なるグループに属していることが好ましい。これにより、一のカム部材71があるグループの保持部40の位置調整を行った後、速やかに他のカム部材71が、次のグループの保持部40の位置調整を行うことができる。または、移載部45のグループ分けを行わず、一つのカム部材71で位置調整を行ってもよい。
次に、保持部40をZ方向へ移動させるための構造について説明する。図5及び図6に示すように、軸部41及びシリンダ部42とX方向に隣り合う位置には、上下方向に延びる支持部材51が設けられている。支持部材51のZ方向の負側の端部からは、保持部40の上部を、回動可能に支持する屈曲部52が延びている。また、支持部材51のZ方向の正側の端部からは、ローラ54を軸支する支持片53が延びている。ローラ54は、Y方向に回転軸が延びるように支持片53に支持されている。ローラ54は、レール部90の上面に配置されている。従って、ローラ54は、移載部45が搬送方向に移動するに従い、レール部90上で支持されながら、当該レール部90の上面に沿って移動する。レール部90の上面の高さに変動がある場合、ローラ54は、当該変動に従ってZ方向へ移動する。支持部材51は、シリンダ部42に対してガイド部55を介して接続されている。従って、ローラ54がZ方向へ移動すると、支持部材51がガイド部55でガイドされながらZ方向に移動し、それに伴って、屈曲部52及び軸部41と共に、保持部40がZ方向に移動する。
以上のような構成により、図10に示すように、保持部40がZ方向に移動する。すなわち、ローラ54が、レール部90の上面90aから、傾斜した上面90bを経由して、低い上面90cへ移動すると、ローラ54は、上面90a,90b,90cの高さ位置に追従して、Z方向へ移動する。ローラ54は、上面90cへ移動すると、上面90aよりもZ方向の負側へ移動する。これにより、支持部材51及び軸部41を介して、保持部40がZ方向の負側へ移動する。このとき、支持部材51は、ガイド部55に沿ってスライドする。保持部40がセパレータ付き正極11を保持する直前、及びセパレータ付き正極11を解放する直前の段階では、保持部40がZ方向の負側へ下ろされる必要がある。従って、当該箇所にて、レール部90の上面の高さが低くなる箇所を設けておく。保持部40のセパレータ付き正極11の保持または解放が完了したら、保持部40はZ方向の正側へ移動する必要がある。従って、当該箇所にて、レール部90の上面の高さが元の位置に戻る(高くなる)箇所を設けておく。
次に、保持部40を回転方向に移動させるための構造について説明する。図6及び図7に示すように、軸部41の上端部には、レバー部材56が固定されている。また、レバー部材56のY方向の負側の端部には、YZ方向に広がる支持片57が設けられる。支持片57には、カムフォロア58が設けられる。一方、可動子31と別体の可動子60は、可動子31と同趣旨のスライド部61及び永久磁石部62を有する。さらに、可動子60は、支持部材63からZ方向の正側へ立ち上がるカム部材64を備える。カム部材64は、カムフォロア58とX方向に対向するようにYZ方向に広がる。カム部材64がカムフォロア58に押し付けられると、レバー部材56が軸部41と共に、当該軸部41周りに回転する。これにより、軸部41に連結された保持部40も回転する。
以上のような構成により、図11に示すように、保持部40が回転する。すなわち、図11(a)に示すように、保持部40がX方向に対して傾斜している。このとき、可動子60が可動子31側へ近づくと、カム部材64がレバー部材56のカムフォロア58に近づく。そして、図11(b)に示すように、カム部材64がカムフォロア58と接触しながらさらに可動子31側へ近づくと、レバー部材56の先端部がX方向の負側へ移動する。これに伴い、軸部41を介して保持部40が回転移動する。制御部135は、正極用トラッキングカメラ150の検出結果に基づいて、可動子31、60を制御してカム部材64及びカムフォロア58を相対的に移動させることによって、回転方向の保持部40の位置を調整することができる。制御部135は、保持部40が必要な調整量だけ回転移動するように、可動子31、60の相対的な移動量を制御する。
次に、本実施形態に係る積層装置100の作用・効果について説明する。
積層装置100では、移載部45が、セパレータ付き正極11を正極搬送装置110から積層コンベア170への移動を行う。この移載部45は、固定子及び可動子31を有するリニアモータ125によって駆動する。すなわち、移載部45は、セパレータ付き正極11の移動のための動作をリニアモータ125によって行っている。この構成により、移載部45は、搬送方向の前後の位置する他の移載部45との間隔を変更可能であり、個別の位置調整が可能である。その一方、移載部45は、正極用トラッキングカメラ150とロータリエンコーダの検出結果に基づく保持部40の位置調整をリニアモータ125の動作によって行う。このように、移載部45は、保持部40の位置調整のためのアクチュエータを個別に有さなくとも、セパレータ付き正極11の移動のために用いられているリニアモータ125を用いることで、保持部40の位置調整を行うことができる。これにより、重量の増加を抑制しつつ、個々の保持部40の位置調整を行う事ができる。
積層装置100において、移載部45は、リニアモータ125の動作によって、セパレータ付き正極11の平面視における回転方向への保持部40の位置調整を行う。これにより、移載部45は、回転方向の位置調整を行うための個別のアクチュエータを、個々の移載部45に設けることなく、回転方向へ保持部40を位置調整することができる。従って、個々の移載部45の重量増を抑制することが出来る。
積層装置100において、移載部45は、保持部40に連結されて当該保持部40を移動させる可動子31と、可動子31とは別体の可動子60と、を備え、可動子31と可動子60との相対移動によって、回転方向への保持部40の位置調整を行う。これにより、可動子60を用い、可動子31の動きに応じて動作することで、個々の移載部に個別のアクチュエータを設けなくても、適切なタイミングで位置調整を行うことができる。
積層装置100において、移載部45は、リニアモータ125の動作によって、搬送方向(X方向)への保持部40の位置調整を行う。これにより、移載部45は、搬送方向へシート体を搬送できるリニアモータ125を用いて、直接、搬送方向への保持部40の位置調整を行うことができる。
積層装置100において、正極用トラッキングカメラ150は、正極搬送装置110にてセパレータ付き正極11の位置を検出し、移載部45は、正極搬送装置110側にて、保持部40の位置調整を行う。この場合、移載部45は、セパレータ付き正極11の保持の際に、保持部40の位置調整を行うことができる。従って、保持部40は正確にセパレータ付き正極11を保持することができる。
また、積層装置100では、カム部材71が、セパレータ付き正極11の位置を検出する正極用トラッキングカメラ150の検出結果に基づいて、移載部45の保持部40の位置調整を行うことができる。ここで、複数の移載部45の保持部40は、共通のカム部材71によって、正極用トラッキングカメラ150の検出結果に基づく位置調整がなされる。これにより、移載部45において、搬送方向と直行する方向の位置調整のために、個々の移載部45にアクチュエータを備える必要が無く、重量の増加を抑制できる。また、それぞれの保持部40に対して、個別にカム部材を設けるのではなく、共通のカム部材71を用いるため、部品点数の増加を抑制できる。
積層装置100において、複数の移載部45は、複数のグループに分けられ、複数のグループのそれぞれの移載部45の保持部40の位置調整を行う複数のカム部材71(押出機構70Aのカム部材71と押出機構70Bのカム部材71)が設けられる。さらに、異なるグループに属する移載部45を、搬送方向に交互に配置することで、一のグループの保持部40に対する押出機構70Aのカム部材71が位置調整後に、元の状態に復帰することを待たず、他のグループの保持部40に対する押出機構70Bのカム部材71が位置調整を開始することができる。従って、積層装置100の動作の高速化を図ることができる。
積層装置100において、カム部材71は、搬送方向及びセパレータ付き正極11が広がる方向に交差する方向(すなわちY方向)への位置調整を行ってよい。この場合、当該Y方向へ往復動するようなカム部材71を設けるだけで、容易に位置調整を行うことができる。
積層装置100において、正極用トラッキングカメラ150は、正極搬送装置110にてセパレータ付き正極11の位置を検出し、保持部40は、正極搬送装置110側にて、Y方向の位置調整がなされる。この場合、保持部40は、セパレータ付き正極11の保持の際に、Y方向の位置調整がなされ得る。従って、保持部40は正確にセパレータ付き正極11を保持することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、正極搬送装置110側にて、X方向、Y方向、及び回転方向への保持部40の位置調整がなされた。これに代えて、積層コンベア170側にて、X方向、Y方向、及び回転方向への保持部40の位置調整を行ってよい。例えば、図12に示す構成を採用してもよい。図12に示すように、カメラ151が移載部45に設けられる。カメラ151は、保持部40で保持された状態のセパレータ付き正極11の位置を検出する。移載部45は、積層コンベア170側にて、保持部40のX方向及び回転方向の位置調整を行う。積層コンベア170側に、押出機構70A、70Bが設けられる。これにより、保持部40は、積層コンベア170側にて、Y方向の位置調整がなされる。なお、図面では、一つの移載部45のみにカメラ151が設けられているが、他の移載部45にもカメラが設けられる。なお、X方向、Y方向、及び回転方向への保持部40の位置調整は、全てが正極搬送装置110側及び積層コンベア170側の一方でなされなくともよく、位置調整を方向によって、正極搬送装置110側及び積層コンベア170側で分けて行ってもよい。また、正極搬送装置110側及び積層コンベア170側の両方にて、同じ方向の位置調整がなされてもよい。
図12に示す積層装置100において、カメラ151は、保持部40で保持された状態のセパレータ付き正極11の位置を検出し、移載部45は、積層コンベア170側にて、保持部40のX方向及び回転方向の位置調整を行う。この場合、移載部45は、セパレータ付き正極11の解放の際に、保持部40の位置調整を行うことができる。従って、保持部40は正確にセパレータ付き正極11を積層コンベア170側へ配置することができる。
図12に示す積層装置100において、カメラ151は、移載部45の保持部40で保持された状態のセパレータ付き正極11の位置を検出し、保持部40は、積層コンベア170側にて、Y方向の位置調整がなされる。この場合、保持部40は、セパレータ付き正極11の解放の際に、Y方向の位置調整をなされ得る。従って、保持部40は正確にセパレータ付き正極11を積層コンベア170側へ配置することができる。
また、保持対象となるシート体は、電極に限らず、図13に示すように、正極、負極、セパレータを組み合わせた積層シート体20が保持されてもよい。この場合、積層コンベア170の他方側には、負極搬送装置120及び負極移載装置140に相当する構成は不要である。
なお、回転方向の位置調整は、必ずしも別体の可動子60を用いなくともよい。例えば、回転方向の位置調整を行う場所に、搬送路に対してY方向またはZ方向に往復動可能なカム部材を配置しておき、可動子31が当該カム部材へカムフォロア58へ押し当てるように移動してよい。このように、カム部材を用いて、回転方向の位置調整を行うことも可能である。
ガイド用壁部を構成する部材の形状や動作は図9に示したものに限定されない。例えば、ガイド用壁部を構成する部材として、図14及び図15に示すものを採用してもよい。図14を参照して、ガイド用壁部としてのガイド部材271の動作について説明する。正極用トラッキングカメラ150によって正極11が検出された後、案内ローラ246は保持部40と共にガイド部材271へ近接するように移動を継続する(位置PG1b)。このときのガイド部材271は位置PG4bに配置されている。案内ローラ246がガイド部材271とラップする位置まで到達すると、駆動部72はガイド部材271をY方向の正側へ移動させ、平坦面71bを案内ローラ246に接触させる(位置PG2b、位置PG5b)。そして、駆動部72は、更にガイド部材271をY方向の正側へ移動させ(位置PG6b)、案内ローラ246を保持部40と共に押し出す(位置PG3b)。
また、別の実施形態として、図15を参照して、ガイド用壁部としてのカム部材371の動作について説明する。正極用トラッキングカメラ150によって正極11が検出された後、カムフォロア46は保持部40と共にカム部材371へ近接するように移動を継続する(位置PG1c)。その一方、駆動部72は、カム部材371をY方向の正側へ移動させて、位置PG4cから位置PG5cへ配置を変更する。そして、カムフォロア46がカム部材371のテーパ面371aに接触すると(位置PG2c)、当該カムフォロア46は、テーパ面371aによってカム部材371の平坦面371bまで案内される(位置PG3c)。このとき、カムフォロア46と接触した後は、カム部材371の位置は位置PG5cで固定されており、復帰するまで移動は行われない。
また、上述の実施形態では、カム部材を用いてY方向の位置調整のみを行っていた。これに代えて、カム部材を用いて、Z方向の位置合わせを行ってもよい。すなわち、カム部材がZ方向の正側から下方へ向かって、軸部41を押し出すことで、保持部40をZ方向に位置合わせしてよい。
また、カム部材を用いて、X方向及び回転方向の保持部40の位置調整を行ってもよい。例えば、図16に示すような変形例に係る積層装置400の移載部450が採用されてよい。図16は、変形例に係る積層装置400の移載部450の構成を示す概略構成図である。図16に示すように、積層装置400の移載部450は、保持部40のY軸方向の位置合わせを行うカム部材401及びY軸方向位置調整機構402と、保持部40のX軸方向の位置合わせを行うカム部材403及びX軸方向位置調整機構404と、保持部40の回転方向の位置合わせを行うカム部材406及び回転方向位置調整機構407と、を備える。
図17及び図18を参照して、積層装置400の移載部450の詳細な構成について説明する。まず、移載部450の保持部40とリニアモータ125の可動子31との接続構造について説明する。可動子31には、ガイド部材413を介してベース部材411が接続される。ベース部材411は、可動子31の上側に配置されて、Y軸方向に延びる部材である。なお、ガイド部材413は、ベース部材411をX軸方向にスライド可能に、当該ベース部材411を支持する。なお、ガイド部材413は、ベース部材411のY軸方向への動きは拘束する。ベース部材411には、ガイド部材414を介して接続部材412が接続される。接続部材412は、ベース部材411の上側に配置されて、Y軸方向に延びる部材である。なお、ガイド部材414は、スライド部412aを介して接続部材412をY軸方向にスライド可能に、当該接続部材412を支持する。なお、ガイド部材414は、接続部材412のX軸方向の動きは拘束する。接続部材412のY軸方向の正側の端部には、軸部41が接続される。軸部41の下端には、保持部40が設けられている。
次に、保持部40のY軸方向の位置合わせを行うカム部材401及びY軸方向位置調整機構402について説明する。Y軸方向位置調整機構402は、上述の接続部材412と、上述のガイド部材414と、カムフォロア416と、バネ部材417と、を備える。カムフォロア416は、接続部材412のY軸方向の負側の端部に設けられる。バネ部材417は、ベース部材411と軸部41とを連結する。カム部材401は、カムフォロア416に対してY軸方向の負側の位置において、X軸方向に延びるように設けられる。カム部材401は、図示されない駆動部からの駆動力により、カムフォロア416をY軸方向の正側へ押し出す。なお、カムフォロア416は、カムフォロア46と同趣旨の構成を有する。また、カム部材401は、カム部材71と同趣旨の構造を有する。
以上のようなY軸方向位置調整機構402により、図19に示すような保持部40のY軸方向の位置調整が行われる。まず、セパレータ付き正極11にY軸方向のずれがないときの状態を図19(a)に示す。これに対し、セパレータ付き正極11にY軸方向のずれが生じることにより、図19(a)に示す状態から、保持部40をY軸方向の正側へ所定量だけ移動させる必要が生じた場合、カム部材401が、当該所定量に応じた移動量で、Y軸方向の正側に移動する。この場合、図19(b)に示すように、カムフォロア416がY軸方向の正側に押し出され、接続部材412がガイド部材414にガイドされてY軸方向の正側へ移動する。これにより、保持部40が、接続部材412及び軸部41と共にY軸方向の正側へ移動する。なお、カム部材401が図19(a)に示す状態に戻ると、保持部40、軸部41、接続部材412、及びカムフォロア416は、バネ部材417の弾性力により、図19(a)に示す位置に復帰する。また、セパレータ付き正極11にY軸方向の負側のずれが生じていた場合、カム部材401が図19(a)に示す状態から、Y軸方向の負側に移動する。これにより、保持部40は、バネ部材417の弾性力により、Y軸方向の負側に移動する。
次に、図17及び図18に戻り、保持部40のX軸方向の位置合わせを行うカム部材403及びX軸方向位置調整機構404について説明する。X軸方向位置調整機構404は、接続部材421と、ガイド部材422と、スライド部材423と、カムフォロア424と、スライド部材426と、バネ部材427と、を備える。
接続部材421は、可動子31に接続され、Y軸方向の負側へ延びる部材である。接続部材421は、ベース部材411及びガイド部材413に対してX軸方向の正側に配置される。ガイド部材422は、接続部材421のY軸方向の負側の端部付近における上面に設けられる。ガイド部材422は、スライド部材423をY軸方向へスライド可能に支持し、X軸方向へのスライド部材423の移動を規制する。スライド部材423は、ガイド部材422に沿ってY軸方向にスライドする部材である。スライド部材423は、X軸方向の正側へ向かうに従ってY軸方向の正側へ向かうように傾斜した傾斜面423aを有する。カムフォロア424は、スライド部材423のY軸方向の負側の端部に設けられている。カムフォロア424は、カム部材403によって押し出される部材である。
スライド部材426は、スライド部材423の移動に伴ってX軸方向へスライドする部材である。スライド部材426は、ベース部材411のY軸方向における負側の端部に設けられる。スライド部材426は、Y軸方向における正側へ向かうに従ってX軸方向の正側へ向かって傾斜する傾斜面426aを有する。スライド部材426の傾斜面426aは、スライド部材423の傾斜面423aと接触する。バネ部材427は、ベース部材411と接続部材421とを連結する。
カム部材403は、カムフォロア424に対してY軸方向の負側の位置において、X軸方向に延びるように設けられる。カム部材403は、図示されない駆動部からの駆動力により、カムフォロア424をY軸方向の正側へ押し出す。なお、カムフォロア424は、カムフォロア46と同趣旨の構成を有する。また、カム部材403は、カム部材71と同趣旨の構造を有する。
以上のようなX軸方向位置調整機構404により、図20に示すような保持部40のX軸方向の位置調整が行われる。なお、図20では、X軸方向位置調整機構404の動作を明確にするために、Y軸方向位置調整機構402及び回転方向位置調整機構407の構造の一部を省略している。まず、セパレータ付き正極11にX軸方向のずれがないときの状態を図20(a)に示す。これに対し、セパレータ付き正極11にX軸方向のずれが生じることにより、図20(a)に示す状態から、保持部40をX軸方向の負側へ所定量だけ移動させる必要が生じた場合、カム部材403が、当該所定量に応じた移動量で、Y軸方向の正側に移動する。この場合、図20(b)に示すように、カムフォロア424がY軸方向の正側に押し出され、スライド部材423がガイド部材422にガイドされてY軸方向の正側へ移動する。ここで、スライド部材426は、傾斜面426aにてスライド部材423の傾斜面423aと接触している。従って、スライド部材426は、スライド部材423がY軸方向の正側へ移動することに伴い、傾斜面423a,426aを介して、X軸方向の負側へ向かう力を付与され、X軸方向の負側へ移動する。これにより、保持部40が、ベース部材411、接続部材412及び軸部41と共にX軸方向の負側へ移動する。なお、カム部材403が図20(a)に示す状態に戻ると、保持部40、ベース部材411、接続部材412及び軸部41、スライド部材423,426及びカムフォロア424は、バネ部材427の弾性力により、図20(a)に示す位置に復帰する。また、セパレータ付き正極11にX軸方向の正側のずれが生じていた場合、カム部材403が図20(a)に示す状態から、Y軸方向の負側に移動する。これにより、保持部40は、バネ部材427の弾性力により、X軸方向の正側に移動する。
次に、図17及び図18に戻り、保持部40の回転方向の位置合わせを行うカム部材406及び回転方向位置調整機構407について説明する。回転方向位置調整機構407は、接続部材431と、回転部材432と、カムフォロア433と、バネ部材434と、を備える。回転方向位置調整機構407は、Y軸方向位置調整機構402及びX軸方向位置調整機構404よりも高い位置に設けられている。
接続部材431は、回転部材432と、カムフォロア433とを接続する部材である。回転部材432は、軸部41の上端に設けられた円柱状の部材である。回転部材432は、軸部41に固定されているため、回転力を付与されることにより、軸部41を介して保持部40を回転させる。接続部材431のY軸方向の正側の端部は、回転部材432及び軸部41の中心軸から偏心した位置にて、回転部材432に接続される。カムフォロア433は、接続部材431のY軸方向の負側の端部に接続される。カムフォロア433は、カム部材406によって押し出される部材である。バネ部材434は、接続部材412と接続部材431とを連結する。
カム部材406は、カムフォロア433に対してY軸方向の負側の位置において、X軸方向に延びるように設けられる。カム部材406は、図示されない駆動部からの駆動力により、カムフォロア433をY軸方向の正側へ押し出す。なお、カムフォロア433は、カムフォロア46と同趣旨の構成を有する。また、カム部材406は、カム部材71と同趣旨の構造を有する。
以上のような回転方向位置調整機構407により、図21に示すような保持部40の回転方向の位置調整が行われる。まず、セパレータ付き正極11に回転方向のずれがないときの状態を図21(a)に示す。これに対し、セパレータ付き正極11に回転方向のずれが生じることにより、図21(a)に示す状態から、保持部40を回転方向へ所定量だけ移動させる必要が生じた場合、カム部材406が、当該所定量に応じた移動量で、Y軸方向の正側に移動する。この場合、図21(b)に示すように、カムフォロア433がY軸方向の正側に押し出され、接続部材431がY軸方向の正側に移動する。ここで、接続部材431は、回転部材432に偏心した状態で接続されている。従って、回転部材432は、接続部材431がY軸方向の正側へ移動することに伴い、当該方向へ回転する(図21においては紙面時計回り)。これにより、保持部40が、回転部材432及び軸部41と共に回転方向へ移動する。なお、カム部材406が図21(a)に示す状態に戻ると、保持部40、軸部41、回転部材432、接続部材443、及びカムフォロア433は、バネ部材434の弾性力により、図21(a)に示す位置に復帰する。また、セパレータ付き正極11に回転方向(図21における紙面反時計回り)のずれが生じていた場合、カム部材406が図21(a)に示す状態から、Y軸方向の負側に移動する。これにより、保持部40は、バネ部材434の弾性力により、回転方向(図21における紙面反時計回り)に移動する。
以上より、積層装置400において、カム部材401は、Y軸方向(搬送方向及びシート体が広がる方向に交差する方向)への位置調整を行ってよい。この場合、当該Y軸方向へ往復動するようなカム部材401を設けるだけで、容易に位置調整を行うことができる。
また、積層装置400において、カム部材403は、搬送方向であるX軸方向への位置調整を行ってよい。この場合、当該X軸方向への位置調整が、カム部材403を設けるだけで容易に可能となる。
また、積層装置400において、カム部材406は、Z軸方向(シート体が広がる方向と直交する方向)から見たときの回転方向への位置調整を行ってよい。この場合、当該回転方向への位置調整が、カム部材406を設けるだけで容易に可能となる。
また、X方向及び回転方向への位置調整は、必ずしもリニアモータ125を用いなくともよく、リニアモータ125によらない公知の方法を採用してもよい。
9…負極(シート体)、11…セパレータ付き正極(シート体)、20…積層シート体(シート体)、31…可動子(第1の可動子)、40…保持部、45…移載部、60…可動子(第2の可動子)、71…カム部材(ガイド用壁部)、80…レール部(環状の経路)、100,400…積層装置、110…正極搬送装置(第1の搬送部)、120…負極搬送装置(第1の搬送部)、125…リニアモータ、150…正極用トラッキングカメラ(位置検出部)、160…負極用トラッキングカメラ(位置検出部)、170…積層コンベア(第2の搬送部)、401,403,406…カム部材(ガイド用壁部)。
Claims (7)
- シート体を搬送する第1の搬送部及び第2の搬送部と、
環状の経路に沿って循環し、前記第1の搬送部の前記シート体を保持部で保持し、当該シート体を前記第2の搬送部へ移動させて当該第2の搬送部にて解放する複数の移載部と、
前記シート体の位置を検出する位置検出部と、
前記保持部の位置調整を行うガイド用壁部と、を備え、
前記ガイド用壁部は、前記環状の経路の一部に沿って配置され、少なくとも二以上の前記移載部に対し、前記位置検出部の検出結果に基づく位置調整がなされる、積層装置。 - 複数の前記移載部は、複数のグループに分けられ、
前記複数のグループのそれぞれの前記移載部の前記保持部の位置調整を行う複数の前記ガイド用壁部が設けられる、請求項1に記載の積層装置。 - 前記ガイド用壁部は、搬送方向及びシート体が広がる方向に交差する方向への位置調整を行う、請求項1又は2に記載の積層装置。
- 前記ガイド用壁部は、搬送方向への位置調整を行う、請求項1〜3の何れか一項に記載の積層装置。
- 前記ガイド用壁部は、前記シート体が広がる方向と直交する方向から見たときの回転方向への位置調整を行う、請求項1〜4の何れか一項に記載の積層装置。
- 前記位置検出部は、前記第1の搬送部にて前記シート体の位置を検出し、
前記保持部は、前記第1の搬送部側にて、位置調整がなされる、請求項1〜5の何れか一項に記載の積層装置。 - 前記位置検出部は、前記移載部の保持部で保持された状態の前記シート体の位置を検出し、
前記保持部は、前記第2の搬送部側にて、位置調整がなされる、請求項1〜6の何れか一項に記載の積層装置。
Applications Claiming Priority (2)
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Cited By (2)
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-
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