JP2020142850A - 収容箱 - Google Patents

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明成 高橋
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Abstract

【課題】折り曲げられた1枚の板材で構成され、収容空間を仕切る隔壁部を有する収容箱を提供すること。【解決手段】一対の主仕切片71,72に、1つ以上の切れ込みスリット83a,83bが形成されている。一対の上底板片13,14各々に、底スリット81a,81bが形成されている。前記一対の副仕切片73,74各々に、前記底スリット81a,81bに連なる縦スリット82a,82bが形成されている。前記一対の第2対向側板23,24片各々に、前記底スリット81a,81bの延長部分であるスリット延長部81c,81dが形成されている。前記一対の主仕切片71,72の一部が、前記底スリット81a,81bを貫通している。前記切れ込みスリット83a,83bの延長線上の部分と前記縦スリット82a,82bとが係合し、前記縦スリット82a,82bの延長線上の部分と前記切れ込みスリット83a,83bとが係合する。【選択図】図1

Description

本発明は、収容空間を仕切る壁を有する収容箱に関する。
物品の保管または運搬に用いられる収容箱として、段ボール箱が知られている。前記段ボール箱は、折り曲げられた1枚の段ボールで構成される。そのため、前記段ボール箱は、使用前後において展開されることにより、薄くコンパクトな状態で保管または搬送が可能である。
また、前記収容箱の内部の収容空間が、仕切部材で仕切られる場合がある。一般に、前記仕切部材は、前記収容箱とは別の部材で構成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−6955号公報
ところで、前記収容箱が、前記収容空間を仕切る隔壁部とともに、折り曲げられた1枚の板材で構成されれば、前記収容箱が展開されたときに、前記収容箱を構成する部材の取り扱いが容易である。
本発明の目的は、折り曲げられた1枚の板材で構成され、収容空間を仕切る隔壁部を有する収容箱を提供することにある。
本発明の一の局面に係る収容箱は、折り曲げられた1枚の板材で構成された直方体状の箱である。前記収容箱は、収容空間を囲む4つの側板片を含む側板部とそれぞれ前記4つの側板片に連なる4つの底板片を含み前記側板部が形成する下方の開口を塞ぐ底板部と前記収容空間を複数に仕切る隔壁部とを有する。前記4つの底板片は、それぞれ前記4つの側板片のうちの互いに対向する2つに連なる一対の下底板片と、それぞれ前記4つの側板片のうちの残りの2つに連なり前記一対の下底板片の上に重なる一対の上底板片と、を含む。前記隔壁部は、それぞれ前記一対の下底板片に連なり、前記一対の下底板片との境界線で折り曲げられて重なった状態で前記収容空間内に立設する一対の主仕切片と、それぞれ前記一対の上底板片に連なり、前記一対の上底板片との境界線で折り曲げられた状態で前記一対の主仕切片と直交する方向に沿って前記収容空間内に立設する一対の副仕切片と、を含む。前記一対の主仕切片に、前記一対の主仕切片の先端から前記一対の下底板片へ向けて切れ込む1つ以上の切れ込みスリットが形成されている。前記一対の上底板片各々に、前記一対の副仕切片各々との境界から前記一対の第2側板片各々との境界に亘る底スリットが形成されている。前記一対の副仕切片各々に、前記底スリットに連なり前記一対の副仕切片各々が起立する方向に沿う縦スリットが形成されている。前記一対の第2対向側板片各々に、前記底スリットの延長部分であるスリット延長部が形成されている。重なって立設する前記一対の主仕切片の一部が、前記一対の上底板片各々の前記底スリットを貫通している。前記一対の主仕切片における前記切れ込みスリットの延長線上の部分と前記一対の副仕切片の前記縦スリットとが係合し、前記一対の副仕切片における前記縦スリットの延長線上の部分と前記一対の主仕切片の前記切れ込みスリットとが係合する状態で、前記隔壁部が前記収容空間を格子状に区画する。
本発明によれば、折り曲げられた1枚の板材で構成され、収容空間を仕切る隔壁部を有する収容箱を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る収容箱の斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る収容箱の平面図である。 図3は、第1実施形態に係る収容箱の底面図である。 図4は、第1実施形態に係る収容箱の展開図である。 図5は、第1実施形態に係る収容箱における第1仕切片および第2仕切片と第3仕切片とが係合する部分の一部切り欠き斜視図である。 図6は、第1実施形態に係る収容箱の第1縦断面図である。 図7は、第1実施形態に係る収容箱の第2縦断面図である。 図8は、第1実施形態に係る収容箱の第3縦断面図である。 図9は、第2実施形態に係る収容箱の縦断面図である。 図10は、参考例に係る収容箱の平面図である。 図11は、参考例に係る収容箱の縦断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る収容箱10は、精密機器その他の物品が収容される箱である。収容箱10は、前記物品の保管または運搬に用いられる。
収容箱10は、折り曲げられた1枚の段ボールで構成されている。そのため、収容箱10は、使用前後において展開されることにより、薄くコンパクトな状態で保管または搬送が可能である(図4参照)。
例えば、収容箱10は、1枚の段ボール紙または1枚の段ボールプラスチックなどで構成されている。即ち、収容箱10は、いわゆる段ボール箱である。収容箱10が、1枚の厚紙で構成されてもよい。なお、前記段ボールまたは前記厚紙は、板材の一例である。
図1に示されるように、収容箱10は、底板部1と底板部1上の収容空間100を囲む4つの側板片21〜24とを有する。4つの側板片21〜24は、相互に対向する第1側板片21および第2側板片22と、相互に対向する第3側板片23および第4側板片24とを含む。
さらに、収容箱10は、一対の外フラップ31,32および一対の内フラップ41,42も有する。一対の外フラップ31,32は、第1外フラップ31および第2外フラップ32を含み、一対の内フラップ41,42は、第1内フラップ41および第2内フラップ42を含む。
図1,4,6等に示されるように、第1外フラップ31は、第1側板片21の上方の1辺を成す曲げ部である第1上曲げ部3aを介して第1側板片21と連なっている。同様に、第2外フラップ32は、第2側板片22の上方の1辺を成す曲げ部である第2上曲げ部3bを介して第2側板片22と連なっている。
図1,4,7等に示されるように、第1内フラップ41は、第3側板片23の上方の1辺を成す曲げ部である第3上曲げ部3cを介して第3側板片23と連なっている。同様に、第2内フラップ42は、第4側板片24の上方の1辺を成す曲げ部である第4上曲げ部3dを介して第4側板片24と連なっている。
一対の外フラップ31,32は、収容箱10の上部の開口を塞ぐ蓋である。図6に示されるように、一対の外フラップ31,32は、閉じられることによって収容箱10の天板部を成す。図6において、閉じられた一対の外フラップ31,32が仮想線(二点鎖線)で示されている。
一対の内フラップ41,42は、一対の外フラップ31,32の内面に重ねられることにより、一対の外フラップ31,32と第3側板片23および第4側板片24各々との間の隙間を塞ぐ。
ところで、収容箱10が、収容空間100を仕切る隔壁部とともに、折り曲げられた1枚の板材で構成されれば、収容箱10が展開されたときに、収容箱10を構成する部材の取り扱いが容易である。
収容箱10は、収容空間100を第1側板片21および第2側板片22が対向する方向において2つに仕切る二重隔壁部7aを有する。二重隔壁部7aは、重なった第1仕切片71および第2仕切片72を含む。
さらに、収容箱10は、第3仕切片73および第4仕切片74も有する。第3仕切片73および第4仕切片74は、収容空間100を第3側板片23および第4側板片24が対向する方向において仕切る。
そして、底板部1、4つの側板片21〜24、一対の外フラップ31,32、一対の内フラップ41,42、第1仕切片71、第2仕切片72、第3仕切片73および第4仕切片74は、折り曲げられた1枚の段ボールで構成されている。
図4は、収容箱10の展開図である。便宜上、図4において、スリットの内側の孔の分に斜線が付されている。また、図6は、図2に示されるA−A平面における収容箱10の断面図であり、図7は、図2に示されるB−B平面における収容箱10の断面図であり、図8は、図2に示されるC−C平面における収容箱10の断面図である。
図1〜4に示されるように、収容箱10は、底板部1および側板部2を有する。底板部1は、第1底板片11、第2底板片12、第3底板片13および第4底板片14を含む。側板部2は、第1側板片21、第2側板片22、第3側板片23および第4側板片24を含む。さらに、収容箱10は、連結部5も有する。
図3に示されるように、第1底板片11および第2底板片12は、それらの外面に貼り付けられる粘着テープ9によって連結される。粘着テープ9は、第1底板片11および第2底板片12の境界線に沿って、第1底板片11および第2底板片12に跨がって貼り付けられる。
第1側板片21は、第1底板片11の1辺を成す曲げ部である第1底曲げ部1aを介して第1底板片11に連なっている(図4,6参照)。第2側板片22は、第2底板片12の1辺を成す曲げ部である第2底曲げ部1bを介して第2底板片12に連なっている(図4,6参照)。
図6に示されるように、第1側板片21は、第1底板片11から起立して形成されている。第2側板片22は、第2底板片12から起立して形成されている。
図2,4に示されるように、第3側板片23は、第1側板片21の縦方向の1辺を成す曲げ部である第1縦曲げ部2aを介して第1側板片21に連なっている。さらに、第3側板片23は、第2側板片22の縦方向の1辺を成す曲げ部である第2縦曲げ部2bを介して第2側板片22に連なっている。
第4側板片24は、第2側板片22における第2縦曲げ部2bに対し反対側の縦方向の1辺を成す曲げ部である第3縦曲げ部2cを介して第2側板片22に連なっている。
連結部5は、第1側板片21における第1縦曲げ部2aに対し反対側の1辺を成す曲げ部である第4縦曲げ部2dを介して第1側板片21に連なり、第4側板片24に連結される。例えば、連結部5は、接着剤または粘着テープなどによって第4側板片24に連結される。
なお、連結部5が、第4側板片24における第3縦曲げ部2cに対し反対側の縦方向の1辺を成す曲げ部である第3縦曲げ部2cを介して第4側板片24に連なっていてもよい。この場合、連結部5は、第1側板片21に連結される。
図4〜6に示されるように、第1仕切片71は、第1底板片11における第1底曲げ部1aに対し反対側の1辺を成す曲げ部である第3底曲げ部1cを介して第1底板片11に連なっている。第1仕切片71は、第1底板片11から起立して形成されている。
第1仕切片71は、収容空間100を第1側板片21および第2側板片22が対向する方向において仕切る。
第2仕切片72は、第2底板片12における第2底曲げ部1bに対し反対側の1辺を成す曲げ部である第4底曲げ部1dを介して第2底板片12に連なっている。第2仕切片72は、第2底板片12から起立して形成され、第1仕切片71に重なっている。
第2仕切片72は、重なった第1仕切片71とともに、収容空間100を第1側板片21および第2側板片22が対向する方向において仕切る。前述したように、重なった第1仕切片71および第2仕切片72が、二重隔壁部7aである。
図4,5,7,8に示されるように、第3底板片13は、第3側板片23の下方の1辺を成す曲げ部である第5底曲げ部1eを介して第3側板片23に連なっている。第3底板片13には、第1底スリット81aが形成されている(図2,4,5参照)。第1底スリット81aは、第3側板片23および第4側板片24が対向する方向に沿うスリットである。
第1底スリット81aは、二重隔壁部7aにおける第3底曲げ部1cおよび第4底曲げ部1dに沿う部分が挿入されるスリットである。第3底板片13は、第1底板片11および第2底板片12の内面における第3側板片23側の部分に重なっている。
本実施形態において、重なった第1仕切片71および第2仕切片72に、それらの上端から下方へ切れ込むスリットである複数組の切れ込みスリット83が形成されている。即ち、二重隔壁部7aに、その上端から下方へ切れ込む1つ以上の切れ込みスリット83が形成されている。
具体的には、2組の切れ込みスリット83が、二重隔壁部7aの2箇所に形成されている。2組の切れ込みスリット83は、第1切れ込みスリット83aと、第2切れ込みスリット83bとを含む。
図4,7,8に示されるように、第4底板片14は、第4側板片24の下方の1辺を成す曲げ部である第6底曲げ部1fを介して第4側板片24に連なっている。第4底板片14には、第2底スリット81bが形成されている(図2,4参照)。第2底スリット81bも、第3側板片23および第4側板片24が対向する方向に沿うスリットである。
第2底スリット81bは、二重隔壁部7aにおける第3底曲げ部1cおよび第4底曲げ部1dに沿う部分が挿入されるスリットである。第4底板片14は、第1底板片11および第2底板片12の内面における第4側板片24側の部分に重なっている。
図4,7,8に示されるように、第3仕切片73は、第3底板片13における第5底曲げ部1eに対し反対側の1辺を成す曲げ部である第7底曲げ部1gを介して第3底板片13に連なっている。
第3仕切片73は、第3底板片13から起立して形成されている。第3仕切片73は、収容空間100を第3側板片23および第4側板片24が対向する方向において仕切る。
第3仕切片73には、第1底スリット81aと連なるスリットである第1縦スリット82aが形成されている(図4参照)。第1縦スリット82aは、二重隔壁部7aにおける第3底曲げ部1cおよび第4底曲げ部1dから上方へ延びる第1帯状部8aが挿入されるスリットである。
本実施形態において、第1帯状部8aは、重なった第1仕切片71および第2仕切片72における第1切れ込みスリット83aの延長線上の部分である。
同様に、第4仕切片74は、第4底板片14における第6底曲げ部1fに対し反対側の1辺を成す曲げ部である第8底曲げ部1hを介して第4底板片14に連なっている。
第4仕切片74は、第4底板片14から起立して形成されている。第4仕切片74は、収容空間100を第3側板片23および第4側板片24が対向する方向において仕切る。
第3仕切片73および第4仕切片74は、収容空間100を第3側板片23および第4側板片24が対向する方向において3つに区切る。即ち、二重隔壁部7a、第3仕切片73および第4仕切片74は、収容空間100を6つに区切る。
第4仕切片74には、第2底スリット81bと連なるスリットである第2縦スリット82bが形成されている(図4参照)。第2縦スリット82bは、二重隔壁部7aにおける第3底曲げ部1cおよび第4底曲げ部1dから上方へ延びる第2帯状部8bが挿入されるスリットである。
本実施形態において、第2帯状部8bは、二重隔壁部7aにおける第2切れ込みスリット83bの延長線上の部分である。
さらに、第3仕切片73における第1縦スリット82aの延長線上の部分である第3帯状部8cが、二重隔壁部7aにおける第1切れ込みスリット83aに挿入されている。同様に、第4仕切片74における第2縦スリット82bの延長線上の部分である第4帯状部8dが、二重隔壁部7aにおける第2切れ込みスリット83bに挿入されている。
従って、図5に示されるように、第3仕切片73における第1縦スリット82aおよび第1帯状部8aと、二重隔壁部7aにおける第1切れ込みスリット83aおよび第3帯状部8cとが、係合している。
従って、二重隔壁部7aと第3仕切片73とが、相互に支え合うことによって強固に起立した状態に保持される。
同様に、第4仕切片74における第2縦スリット82bおよび第2帯状部8bと、二重隔壁部7aにおける第2切れ込みスリット83bおよび第4帯状部8dとが、係合している。
従って、二重隔壁部7aと第4仕切片74とが、相互に支え合うことによって強固に起立した状態に保持される。
以上に示されるように、収容箱10は、直方体状の箱である。四角筒状の側板部2は、収容空間100を囲む4つの側板片21〜24を含む。また、底板部1は、それぞれ4つの側板片21〜24に連なる4つの底板片11〜14を含む。底板部1は、側板部2が形成する下方の開口を塞ぐ。
また、4つの仕切片71〜74は、収容空間100を複数に仕切る隔壁部7を構成している。隔壁部7は、収容空間100を格子状に区画する。
4つの底板片11〜14のうち、第1底板片11および第2底板片12は、それぞれ4つの側板片21〜24のうちの互いに対向する第1側板片21および第2側板片22に連なる一対の下底板片の一例である。また、第1側板片21および第2側板片22は、一対の第1対向側板片の一例である。
また、4つの底板片11〜14のうち、第3底板片13および第4底板片14は、それぞれ第1底板片11および第2底板片12の上に重なる一対の上底板片の一例である。第3底板片13および第4底板片14は、それぞれ4つの側板片21〜24のうちの残りの第3側板片23および第4側板片24に連なっている。第3底板片13および第4底板片14は、一対の上底板片の一例である。また、第3側板片23および第4側板片24は、一対の第2対向側板片の一例である。
隔壁部7の一部である第1仕切片71および第2仕切片72は、それぞれ第1底板片11および第2底板片12に連なり、第1底板片11および第2底板片12との境界線で折り曲げられて重なった状態で収容空間100内に立設する。第1仕切片71および第2仕切片72は、一対の主仕切片の一例である。
隔壁部7の他の一部である第3仕切片73および第4仕切片74は、それぞれ第3底板片13および第4底板片14に連なっている。第3仕切片73および第4仕切片74は、それぞれ第3底板片13および第4底板片14との境界線で折り曲げられた状態で、第1仕切片71および第2仕切片72と直交する方向に沿って収容空間100内に立設する。第3仕切片73および第4仕切片74は、一対の副仕切片の一例である。
第1仕切片71および第2仕切片72に形成された第1切れ込みスリット83aおよび第2切れ込みスリット83bは、それぞれ第1仕切片71および第2仕切片72の先端から第1底板片11および第2底板片12へ向けて切れ込むスリットである。
第1底スリット81aは、第3底板片13における第3仕切片73との境界から第3側板片23との境界に亘って形成されている。同様に、第2底スリット81bは、第4底板片14における第4仕切片74との境界から第4側板片24との境界に亘って形成されている。
第3仕切片73に形成された第1縦スリット82aは、第1底スリット81aに連なり、第3仕切片73が起立する方向に沿うスリットである。同様に、第4仕切片74に形成された第2縦スリット82bは、第2底スリット81bに連なり、第4仕切片74が起立する方向に沿うスリットである。
また、図4に示されるように、第3側板片23には、第1底スリット81aの延長部分である第1スリット延長部81cが形成されている。同様に、第4側板片24には、第2底スリット81bの延長部分である第2スリット延長部81dが形成されている。
重なって立設する第1仕切片71および第2仕切片72の一部が、第3底板片13の第1底スリット81aを貫通している。また、重なって立設する第1仕切片71および第2仕切片72の他の一部が、第4底板片14の第2底スリット81bを貫通している。
第1スリット延長部81cが形成されていることにより、第1仕切片71および第2仕切片72の一部を第3底板片13の第1底スリット81aに容易に貫通させることができる。同様に、第2スリット延長部81dが形成されていることにより、第1仕切片71および第2仕切片72の他の一部を第4底板片14の第2底スリット81bに容易に貫通させることができる。
第1仕切片71および第2仕切片72における切れ込みスリット83の延長線上の第1帯状部8aおよび第2帯状部8bと、第3仕切片73の第1縦スリット82aおよび第4仕切片74の第2縦スリット82bとが係合している。
さらに、第3仕切片73における第1縦スリット82aの延長線上の第3帯状部8cおよび第4仕切片74における第2縦スリット82bの延長線上の第4帯状部8dと、第1仕切片71および第2仕切片72における切れ込みスリット83とが係合している。
そして、上記の係合により起立状態に保持された隔壁部7が、収容空間100を格子状に区画している。
収容箱10は、収容空間100を区切る二重隔壁部7a、第3仕切片73および第4仕切片74を有するため、複数の物品を分別して収容することができる。また、収容箱10は、1枚の板材で構成されるため、使用前後において展開されたときに、部品数が少なく、取り扱いが容易である。
[第2実施形態]
次に、図9を参照しつつ、第2実施形態に係る収容箱10Aについて説明する。図9において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
以下、収容箱10Aにおける収容箱10と異なる点について説明する。収容箱10Aにおいて、重なった第1仕切片71および第2仕切片72のことを第1二重隔壁部7bと称する。
収容箱10Aにおいて、第1二重隔壁部7bには、1つの切れ込みスリット83が形成されている。そして、第1二重隔壁部7bにおける切れ込みスリット83の延長線上の第5帯状部8eが、第3仕切片73の第1縦スリット82aおよび第4仕切片74の第2縦スリット82bに挿入されている。
即ち、収容箱10Aにおいて、第3仕切片73および第4仕切片74は、重なっている。重なった第3仕切片73および第4仕切片74は、収容空間100を第3側板片23および第4側板片24が対向する方向において2つに区切る第2二重隔壁部7cを成している。
収容箱10Aにおいて、第1二重隔壁部7bおよび第2二重隔壁部7cは、収容空間100を4つに区切る。
そして、第3仕切片73における第1縦スリット82aの延長線上の第3帯状部8cおよび第4仕切片74における第2縦スリット82bの延長線上の第4帯状部8dが、第1二重隔壁部7bにおける切れ込みスリット83に挿入されている。
収容箱10Aが採用される場合も、収容箱10が採用される場合と同様の効果が得られる。
[参考例]
次に、図10および図11を参照しつつ、参考例に係る収容箱10Bについて説明する。図10および図11において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
以下、収容箱10Bにおける収容箱10と異なる点について説明する。収容箱10Bは、収容箱10から第3仕切片73、第4仕切片74および切れ込みスリット83が省略された構成を有している。
収容箱10Bにおいて、第1底スリット81aは、第3底板片13における第5底曲げ部1eに対し反対側の端から第5底曲げ部1eへ向けて切れ込んで形成されている。同様に、第2底スリット81bは、第4底板片14における第6底曲げ部1fに対し反対側の端から第6底曲げ部1fへ向けて切れ込んで形成されている。
収容箱10Bにおいて、二重隔壁部7aにおける第3底曲げ部1cおよび第4底曲げ部1dに沿う部分が、第3底板片13および第4底板片14によって支えられている。これにより、二重隔壁部7aが、第3底板片13および第4底板片14によって起立した状態に保持される。
収容箱10Bは、収容空間100を第3側板片23および第4側板片24が対向する方向において区分する必要がない場合に採用される。収容箱10Bが採用される場合も、収容箱10が採用される場合と同様の効果が得られる。
但し、収容箱10、10Aが採用される場合、収容箱10Bが採用される場合よりも、第1仕切片71および第2仕切片72がより強固に起立した状態に保持される。
1 :底板部
1a :第1底曲げ部
1b :第2底曲げ部
1c :第3底曲げ部
1d :第4底曲げ部
1e :第5底曲げ部
1f :第6底曲げ部
1g :第7底曲げ部
1h :第8底曲げ部
2a :第1縦曲げ部
2b :第2縦曲げ部
2c :第3縦曲げ部
2d :第4縦曲げ部
3a :第1上曲げ部
3b :第2上曲げ部
3c :第3上曲げ部
3d :第4上曲げ部
5 :連結部
7a :二重隔壁部
7b :第1二重隔壁部
7c :第2二重隔壁部
8a :第1帯状部
8b :第2帯状部
8c :第3帯状部
8d :第4帯状部
8e :第5帯状部
9 :粘着テープ
10 :収容箱
10A :収容箱
10B :収容箱
11 :第1底板片
12 :第2底板片
21 :第1側板片
22 :第2側板片
23 :第3側板片
24 :第4側板片
31 :第1外フラップ
32 :第2外フラップ
41 :第1内フラップ
42 :第2内フラップ
13 :第3底板片
14 :第4底板片
71 :第1仕切片
72 :第2仕切片
73 :第3仕切片
74 :第4仕切片
81a :第1底スリット
81b :第2底スリット
82a :第1縦スリット
82b :第2縦スリット
83 :切れ込みスリット
83a :第1切れ込みスリット
83b :第2切れ込みスリット
100 :収容空間

Claims (2)

  1. 折り曲げられた1枚の板材で構成され、収容空間を囲む4つの側板片を含む側板部とそれぞれ前記4つの側板片に連なる4つの底板片を含み前記側板部が形成する下方の開口を塞ぐ底板部と前記収容空間を複数に仕切る隔壁部とを有する直方体状の収容箱であって、
    前記4つの底板片は、
    それぞれ前記4つの側板片のうちの互いに対向する一対の第1対向側板片に連なる一対の下底板片と、
    それぞれ前記4つの側板片のうちの残りの一対の第2対向側板片に連なり前記一対の下底板片の上に重なる一対の上底板片と、を含み、
    前記隔壁部は、
    それぞれ前記一対の下底板片に連なり、前記一対の下底板片との境界線で折り曲げられて重なった状態で前記収容空間内に立設する一対の主仕切片と、
    それぞれ前記一対の上底板片に連なり、前記一対の上底板片との境界線で折り曲げられた状態で前記一対の主仕切片と直交する方向に沿って前記収容空間内に立設する一対の副仕切片と、を含み、
    前記一対の主仕切片に、前記一対の主仕切片の先端から前記一対の下底板片へ向けて切れ込む1つ以上の切れ込みスリットが形成されており、
    前記一対の上底板片各々に、前記一対の副仕切片各々との境界から前記一対の第2対向側板片各々との境界に亘る底スリットが形成されており、
    前記一対の副仕切片各々に、前記底スリットに連なり前記一対の副仕切片各々が起立する方向に沿う縦スリットが形成されており、
    前記一対の第2対向側板片各々に、前記底スリットの延長部分であるスリット延長部が形成されており、
    重なって立設する前記一対の主仕切片の一部が、前記一対の上底板片各々の前記底スリットを貫通し、
    前記一対の主仕切片における前記切れ込みスリットの延長線上の部分と前記一対の副仕切片の前記縦スリットとが係合し、前記一対の副仕切片における前記縦スリットの延長線上の部分と前記一対の主仕切片の前記切れ込みスリットとが係合する状態で、前記隔壁部が前記収容空間を格子状に区画する、収容箱。
  2. 折り曲げられた1枚の段ボールで構成されている、請求項1に記載の収容箱。
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