JP2020141434A - モータロータ及びこれを備えたモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】リングマグネットを有するモータロータの組立性を高めると共に、製造コストを低減する。【解決手段】モータロータ4は、ロータコア6と、ロータコア6の外周に固定されたリングマグネット7とを有し、ロータコア6の外周面とリングマグネット7の内周面との間に半径方向の隙間10が設けられる。リングマグネット7を軸方向両側から挟持することによりロータコア6に対して調心する調心機構を設ける。例えば、リングマグネット7とロータコア6とをテーパ面7a,6bを介して軸方向に係合させる。あるいは、リングマグネット7の軸方向一方側に設けられた本体部(テーパ部11a及び平板部11b)と、前記本体部から軸方向他方側に突出した凸部11cとを有する付勢部材11を設け、本体部の弾性力により凸部11cをリングマグネット7とロータコア6との間の隙間10に押し込む。【選択図】図1
Description
本発明は、リングマグネットを有するモータロータに関する。
モータロータとして、ロータコアの外周に円筒状のリングマグネットを接着により固定したものがある。このようなモータロータにおいて、ロータコアの線膨張係数がマグネットの線膨張係数よりも大きい場合、ロータコアの外周面とリングマグネットの内周面との間の隙間が過少である(あるいは0である)と、高温時におけるロータコアの膨張量がリングマグネットの膨張量よりも大きくなり、リングマグネットが破損する恐れがある。一方、ロータコアとリングマグネットとの間の隙間が過大であると、これらを高い同軸度で組み立てることが困難となり、モータ性能の低下、コギングトルクの悪化、騒音の増加等の不具合を招く。このため、ロータコアとリングマグネットとは、適切な半径隙間を確保しながら固定する必要がある。
例えば、下記の特許文献1には、ロータコア(基材)とリングマグネットとの間に複数のピンを介在させることにより、これらの間の半径方向隙間を確保する技術が示されている。
しかし、上記の場合、ロータコアとリングマグネットとの間に複数のピンを配置する作業を要するため、組立性が低下する。また、複数のピンやこれらを固定しておくための治具が必要となるため、組立に要する部品数が多くなる。特に、ロータコア及びリングマグネットを治具にセットし、これらの間に接着剤を介在させた状態で、接着剤が硬化するまで待つ必要があるため、多数の治具が必要になり、コストの増大を招く。
そこで、本発明は、リングマグネットを有するモータロータの組立性を高めると共に、製造コストを低減することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、ロータコアと、前記ロータコアの外周に固定されたリングマグネットとを有し、前記ロータコアの外周面と前記リングマグネットの内周面との間に半径方向の隙間が設けられたモータロータであって、前記リングマグネットを軸方向両側から挟持することにより前記ロータコアに対して調心する調心機構が設けられたモータロータを提供する。
このように、本発明では、従来のようにリングマグネットとロータコアとの間に複数のピンを配するのではなく、リングマグネットを軸方向両側から挟持することによりロータコアに対して調心(芯出し)するようにした。これにより、複数のピンを配置する作業が不要となるため、組立性が高められると共に、組立に要する部品数が削減されて製造コストが低減される。
具体的には、例えば、リングマグネットとロータコアとを面取り部を介して軸方向に係合させれば、面取り部がガイドとなってリングマグネットとロータコアとの相対的な半径方向位置が調整され、これにより両者の調心が行われる。
また、前記リングマグネットの軸方向一方側に設けられた本体部と、前記本体部から軸方向に突出した凸部とを有する付勢部材を設け、前記本体部の弾性力により前記凸部を前記リングマグネットと前記ロータコアとの間の隙間に押し込むことで、リングマグネットとロータコアとの間に凸部の分の半径方向隙間を確保し、これにより両者の調心を行うようにしてもよい。この場合、前記付勢部材で前記リングマグネットを前記ロータコアに対して軸方向他方側に押し込むと共に、前記リングマグネットの軸方向他方側の端部と前記ロータコアとが面取り部を介して軸方向に係合することが好ましい。これにより、リングマグネットの軸方向一方側の端部が付勢部材の凸部を介してロータコアに対して調心されると共に、リングマグネットの軸方向他方側の端部が面取り部を介してロータコアに対して調心される。
上記の付勢部材に設けた凸部は、ロータコア及びリングマグネットの双方と周方向に係合させることができる。この場合、凸部を介してロータコアとリングマグネットとが周方向で係合することで、ロータコアとリングマグネットとの相対回転を規制することができる。この場合、リングマグネットの内周面とロータコアの外周面との間の隙間に接着剤を介在させなくても、両者を固定することが可能となる。尚、リングマグネットの内周面とロータコアの外周面との間の隙間に接着剤を介在させて、固定強度を高めてもよい。
上記のモータロータとその外周に配されたモータステータとを有するモータには、磁界を検知することによりモータロータの回転角を検知する角度検知手段が設けられることがある。この場合、上記の付勢部材を、磁性体で形成すると共に、角度検知手段へ向けて延びる延在部を設けてもよい。このように、磁性体で形成された付勢部材をリングマグネットに接触させることで、付勢部材を介して磁界を発生させることができる。この付勢部材の延在部を角度検知手段に向けて延ばして角度検知手段付近に配することで、延在部を介して発生させた磁界を角度検知手段で検知しやすくなる。これにより、別途の被検知部(センサ用マグネット)を設けることなく、モータロータの回転角を高精度に検知することができる。
以上のように、本発明によれば、リングマグネットを有するモータロータの組立性が高められると共に、製造コストが低減される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すモータ1は、ハウジング2と、ハウジング2の内周に固定されたモータステータ3と、モータステータ3の内周に配され、ハウジング2に対して回転自在に取り付けられた、本発明の一実施形態に係るモータロータ4とを備える。
モータロータ4は、軸5と、軸5の外周に固定されたロータコア6と、ロータコア6の外周に固定されたリングマグネット7とを主に備える。軸5は、軸受8,9を介してハウジング2の内周面に固定される。ロータコア6は、円筒状を成し、例えば鉄で形成される。ロータコア6は、軸5の外周面5bに例えば圧入により固定される。リングマグネット7は、円筒状を成し、例えばネオジム磁石で構成される。リングマグネット7の内周面とロータコア6の外周面との間には、半径方向の隙間10が設けられ、この隙間10に接着剤Gが介在している。尚、本実施形態では、モータ1の軸方向で、ハウジング2から軸5が突出した側(図1の左側)を軸方向一方側と言い、その反対側(図1の右側)を軸方向他方側と言う。
モータロータ4には、リングマグネット7をロータコア6に対して調心する調心機構が設けられる。本実施形態では、リングマグネット7の軸方向一方側(図中左側)に設けられた付勢部材としてのプッシュナット11と、リングマグネット7の軸方向他方側(図中右側)に設けられたロータコア6のフランジ部6aとで、リングマグネット7を軸方向両側から挟持することにより、上記の調心機構が構成される。以下、この調心機構の構成を詳しく説明する。
リングマグネット7の内周面の軸方向他方側(図中右側)の端部には、面取り部として、軸方向他方側に行くにつれて拡径したテーパ面7aが設けられる。また、ロータコア6のフランジ部6aのうち、リングマグネット7のテーパ面7aと軸方向に対向する部分には、面取り部としてテーパ面6bが設けられる。ロータコア6のテーパ面6bは、リングマグネット7のテーパ面7aと同一形状(角度)を成している。リングマグネット7のテーパ面7aとロータコア6のテーパ面6bとは、全周で接触している。
プッシュナット11は、リングマグネット7の軸方向一方側(図中左側)に設けられた本体部と、本体部から軸方向他方側(図中右側)に突出した凸部11cとを有する。本体部は、軸方向他方側に行くにつれて拡径したテーパ部11aと、テーパ部11aの外径端から延びる平板部11bとを有し、平板部11bから凸部11cが突出している。プッシュナット11は、金属(例えば鉄)にプレス加工を施すことで形成される。図2に示すように、テーパ部11aには、周方向複数箇所に切り欠き部が設けられる。凸部11cは、例えば環状に形成される。凸部11cは、図1に示すように楔形の断面形状を有する。具体的に、凸部11cのうち、モータ中心から遠い側の面(図示例では外周面)は、軸方向他方側に行くにつれてモータ中心側に変位した面(図示例ではテーパ面)で構成され、モータ中心に近い側の面(図示例では内周面)は、軸方向他方側に行くにつれてモータ中心から離反する側に変位した面(図示例ではテーパ面)で構成される。
図1に示すように、プッシュナット11のテーパ部11aの内径端は、軸5と軸方向で係合し、図示例では軸5に設けられた段部5aに軸方向他方側(図中右側)から当接している。プッシュナット11の凸部11cは、リングマグネット7の内周面とロータコア6の外周面との間の隙間10に軸方向一方側(図中左側)から挿入されている。図示例では、凸部11cのテーパ状外周面が、リングマグネット7の内周面の軸方向一方側の端部に設けられた角部に当接し、凸部11cのテーパ状内周面が、ロータコア6の外周面の軸方向一方側の端部に設けられた角部に当接している。プッシュナット11は、軸方向で弾性的に圧縮した状態で配されている。詳しくは、プッシュナット11のテーパ部11aが軸方向と直交する面に近づくように弾性変形し、このときの弾性反力により、凸部11cがリングマグネット7とロータコア6との間の隙間10の全周に押し込まれる。また、プッシュナット11の凸部11cの外周面でリングマグネット7が軸方向他方側に押し込まれると共に、リングマグネット7の軸方向他方側の端部とロータコア6のフランジ部6aとが軸方向に係合することにより、リングマグネット7の軸方向他方側への移動が規制される。以上により、リングマグネット7がプッシュナット11とロータコア6のフランジ部6aとで軸方向両側から挟持される。
こうしてリングマグネット7を軸方向両側から挟持することで、リングマグネット7の軸方向他方側の端部に設けられたテーパ面7aと、ロータコア6のフランジ部6aのテーパ面6bとが軸方向で係合する。これにより、テーパ面7a,6bが互いにガイドし合いながらリングマグネット7のロータコア6に対する半径方向位置が調整されて、リングマグネット7軸方向他方側の端部がロータコア6に対して調心される(第一の調心機構)。
また、リングマグネット7を軸方向両側から挟持することで、リングマグネット7の内周面とロータコア6の外周面との間の隙間10の全周にプッシュナット11の環状の凸部11cが押し込まれる。これにより、リングマグネット7のロータコア6に対する半径方向位置が調整されて、リングマグネット7とロータコア6との間の隙間10が全周で均一になり、リングマグネット7の軸方向一方側の端部がロータコア6に対して調心される(第二の調心機構)。
上記のモータロータ4は、以下の手順で組み立てられる。まず、軸5に軸方向他方側からプッシュナット11を嵌合させ、プッシュナット11のテーパ部11aの内径端を軸5の段部5aに当接させる。一方、ロータコア6の外周面に接着剤Gを塗布し、その外周にリングマグネット7を半径方向の隙間10を介して嵌合させる。
そして、リングマグネット7の内周に配したロータコア6の内周面を、軸5の外周面5bに軸方向他方側から圧入する。このとき、リングマグネット7及びロータコア6で、プッシュナット11を軸方向で圧縮しながら、プッシュナット11の凸部11cをリングマグネット7とロータコア6との間の隙間10に挿入することにより、リングマグネット7の軸方向一方側の端部がロータコア6に対して調心される(第二の調心機構)。また、リングマグネット7のテーパ面7aとロータコア6のテーパ面6aとを軸方向で係合させることで、リングマグネット7の軸方向他方側の端部がロータコア6に対して調心される(第一の調心機構)と共に、リングマグネット7がロータコア6に対して所定の軸方向位置に配される。こうして、リングマグネット7をロータコア6に対して半径方向及び軸方向で位置決めしながら、これらを軸5の軸方向所定位置に配する。この状態で、隙間10の接着剤Gを硬化させることで、モータロータ4が完成する。
上記のように、軸5に各部材を順に組み付けて、プッシュナット11とロータコア6のフランジ部6aとでリングマグネット7を軸方向両側から挟持するだけで、治具等を要することなくリングマグネット7とロータコア6とを調心することができる。これにより、従来のように、リングマグネットとロータコアとの間に複数のピンを配する必要がないため、組立性が高められると共に、組立に要する部品数が少なくなるため製造コストが低減される。
特に、本実施形態では、リングマグネット7の軸方向他方側の端部が、テーパ面7a,6bを介してロータコア6に対して調心される(第一の調心機構)と共に、リングマグネット7の軸方向一方側の端部が、プッシュナット11の凸部11cを介してロータコア6に対して調心される(第二の調心機構)。このように、ロータコア6の軸方向両端がそれぞれロータコア6に対して調心されることで、これらの同軸度をより一層高めることができる。
本発明は上記の実施形態に限られない。以下、本発明の他の実施形態を説明するが、上記の実施形態と同様の点については重複説明を省略する。
図3〜図6に示す実施形態では、プッシュナット11の凸部11cを、リングマグネット7及びロータコア6の双方と周方向で係合させている。具体的には、図5に示すように、リングマグネット7の内周面に複数の軸方向溝7bを設けると共に、ロータコア6の外周面に、リングマグネット7の軸方向溝7bと半径方向に対向する複数の軸方向溝6cを設ける。本実施形態では、図3に示すように、軸方向溝7bはリングマグネット7の全長に設けられ、軸方向溝6cは、ロータコア6の軸方向一方側の端部から延びて軸方向中間部で止まっている。軸方向溝7b、6cは、例えば同径の円筒面で構成される。
プッシュナット11の凸部11cは、図6に示すように、周方向に離間した複数箇所(好ましくは3箇所以上)に設けられ、図示例では、周方向等間隔の6箇所に設けられる。各凸部11cは球面状を成している。この凸部11cを、軸方向溝7b,6cの間に軸方向一方側から押し込むことにより、軸方向溝7b,6cの間隔、すなわち、リングマグネット7とロータコア6との間の隙間10が所定幅に規定され、リングマグネット7とロータコア6とが調心される。また、凸部11cと、軸方向溝7b,6cとが周方向両方向に係合することで、凸部11cを介してリングマグネット7とロータコア6とが周方向に係合し、これらの相対回転が規制される。
本実施形態では、プッシュナット11とロータコア6のフランジ部6aとでリングマグネット7を軸方向両側から挟持することでリングマグネット7のロータコア6に対する半径方向位置(調心)及び軸方向位置を規定するだけでなく、上記のように、リングマグネット7のロータコア6に対する周方向位置も規定する。これにより、リングマグネット7のロータコア6に対する位置が完全に規定されるため、これらの間の隙間10に接着剤を介在させることなく両者を固定することができる。尚、本実施形態の構成において、隙間10に接着剤を介在させて固定力を高めてもよい。
図7に示す実施形態では、ハウジング2に、モータロータ4の回転角を検知する角度検知手段12が設けられる。この角度検知手段12は、磁界を検知することでモータロータ4の回転角を検知するものである。図示例では、プッシュナット11に、角度検知手段12へ向けて延びる延在部11dが設けられている。図示例では、延在部11dが、平板部11bの外径端から軸方向一方側(図中左側)に延び、その先端が角度検知手段12の近傍に配される。プッシュナット11は、磁性体(例えば鉄)で形成されている。これにより、図7に矢印で示すように、リングマグネット7から発生した磁界が、プッシュナット11の延在部11dを介して角度検知手段12へ達し、ステータ3のコイルに至る。このように、リングマグネット7とステータ3との間に発生する磁界を、プッシュナット11の延在部11dを介して角度検知手段12へ誘導することで、角度検知手段12で磁界を検知しやすくなり、モータロータ4の回転角の検知精度を高めることができる。
以上の実施形態では、リングマグネット7のテーパ面7aとロータコア6のテーパ面6bとを軸方向に係合させているが、これに限られない。例えば、リングマグネット7及びロータコア6のうちの一方のテーパ面を省略して角部を設け、この角部を他方に設けられたテーパ面と軸方向に係合させることによっても、両者を調心することができる。また、調心するための面取り部は、テーパ面に限らず、例えば断面円弧状の凸曲面であってもよい。
また、以上の実施形態では、リングマグネット7の軸方向他方側の端部を面取り部(テーパ面7a,6b)を介してロータコア6に対して調心する第一の調心機構と、リングマグネット7の軸方向一方側の端部をプッシュナット11の凸部11cを介してロータコア6に対して調心する第二の調心機構の双方を設けた場合を示したが、これらの一方の調心機構のみでリングマグネット7とロータコア6とを十分に調心することができるのであれば、他方の調心機構を省略してもよい。
1 モータ
2 ハウジング
3 モータステータ
4 モータロータ
5 軸
6 ロータコア
6a フランジ部
6b テーパ面
7 リングマグネット
7a テーパ面
10 隙間
11 プッシュナット(付勢部材)
11a テーパ部(本体部)
11b 平板部(本体部)
11c 凸部
G 接着剤
2 ハウジング
3 モータステータ
4 モータロータ
5 軸
6 ロータコア
6a フランジ部
6b テーパ面
7 リングマグネット
7a テーパ面
10 隙間
11 プッシュナット(付勢部材)
11a テーパ部(本体部)
11b 平板部(本体部)
11c 凸部
G 接着剤
Claims (8)
- ロータコアと、前記ロータコアの外周に固定されたリングマグネットとを有し、前記ロータコアの外周面と前記リングマグネットの内周面との間に半径方向の隙間が設けられたモータロータであって、
前記リングマグネットを軸方向両側から挟持することにより前記ロータコアに対して調心する調心機構が設けられたモータロータ。 - ロータコアと、前記ロータコアの外周に固定されたリングマグネットとを有し、前記ロータコアの外周面と前記リングマグネットの内周面との間に半径方向の隙間が設けられたモータロータであって、
前記リングマグネットと前記ロータコアとが面取り部を介して軸方向に係合したモータロータ。 - ロータコアと、前記ロータコアの外周に固定されたリングマグネットとを有し、前記ロータコアの外周面と前記リングマグネットの内周面との間に半径方向の隙間が設けられたモータロータであって、
前記リングマグネットの軸方向一方側に設けられた本体部と、前記本体部から軸方向他方側に突出した凸部とを有する付勢部材を設け、
前記本体部の弾性力により前記凸部を前記リングマグネットと前記ロータコアとの間の隙間に押し込むモータロータ。 - 前記付勢部材で前記リングマグネットを前記ロータコアに対して軸方向他方側に押し込むと共に、前記リングマグネットの軸方向他方側の端部と前記ロータコアとが面取り部を介して軸方向に係合した請求項3に記載のモータロータ。
- 前記凸部を、前記ロータコア及び前記リングマグネットの双方と周方向に係合させた請求項3又は4に記載のモータロータ。
- 前記リングマグネットの内周面と前記ロータコアの外周面との間の隙間に接着剤が介在していない請求項5に記載のモータロータ。
- 前記リングマグネットの内周面と前記ロータコアの外周面との間の隙間に接着剤が介在した請求項1〜5の何れか1項に記載のモータロータ。
- 請求項3〜7の何れか1項に記載のモータロータと、前記モータロータの外周に配されたモータステータと、磁界を検知することにより前記モータロータの回転角を検知する角度検知手段とを備えたモータであって、
前記付勢部材が、磁性体で形成されると共に、前記角度検知手段へ向けて延びる延在部を有するモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019033013A JP2020141434A (ja) | 2019-02-26 | 2019-02-26 | モータロータ及びこれを備えたモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020141434A true JP2020141434A (ja) | 2020-09-03 |
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ID=72265304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019033013A Pending JP2020141434A (ja) | 2019-02-26 | 2019-02-26 | モータロータ及びこれを備えたモータ |
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