JP2020140934A - 移動体用照灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】光路上に液晶素子を配置することによって光束を制御する移動体用照灯を小型化する。【解決手段】入射光を2つの偏光に分離し、偏光の両方を利用する移動体用照灯100であって、偏光の一方の第1光路S1上に配置された液晶素子14aと、偏光の他方の第2光路S2上に配置された液晶素子14bと、入射光を偏光に分離するビームスプリッタ12と、を備え、ビームスプリッタ12は、金属格子層からなるワイヤーグリッド構造を有する移動体用照灯100とする。【選択図】図1
Description
本発明は、移動体用照灯に関する。
近年、自動車の前照灯として対向車や前走車等の状況に応じて配光のパターンを制御することが可能な配光可変灯(ADB:Adoptive Driving Beam)が採用されている。特に、迅速に光束を透過又は遮断することができる液晶素子を使用した配光可変灯が知られている。
例えば、光源から出射された光を偏光された2つの部分光路に分離し、第1部分光路上に第1液晶マスク、第1偏光フィルタ及び第1レンズを配置し、第2部分光路上に第2液晶マスク、第2偏光フィルタ及び第2レンズを配置し、第1レンズと第2レンズとを異なる焦点距離とした自動車前照灯が開示されている(特許文献1)。
ところで、液晶素子によって配光パターンを変更できる移動体用照灯は自動車を含めて様々な用途に適用することが予想されている。特許文献1の自動車前照灯は、第1部分光路と第2部分光路が平行に配置されるため、両部分光路を取り囲むためのスペースを必要とするため大型化する点で問題となる。したがって、移動体用照灯を小型化することが必要とされている。
本発明の1つの態様は、入射光を2つの偏光に分離し、前記偏光の両方を利用する移動体用照灯であって、前記偏光の一方の光路である第1光路上に配置され、液晶素子を含み当該偏光を反射する第1の反射型光学素子と、前記偏光の他方の光路である第2光路上に配置され、液晶素子を含み当該偏光を反射する第2の反射型光学素子と、前記入射光を前記偏光に分離するビームスプリッタと、を備え、前記ビームスプリッタは、金属格子層からなるワイヤーグリッド構造を有することを特徴とする移動体用照灯である。
ここで、前記第1の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子及び前記第2の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子の少なくとも一方は内部に反射層を含む反射型液晶素子であることが好適である。
また、前記第1の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子及び前記第2の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子の少なくとも一方は透過型液晶素子であり、前記透過型液晶素子の背面に反射層が配置されていることが好適である。
また、前記液晶素子は、VA方式であることが好適である。
また、前記第1光路上及び前記第2光路上の少なくとも一方に前記液晶素子に対する視角補償板が配置されていることが好適である。
また、前記液晶素子は、複屈折方式であることが好適である。
また、前記液晶素子は、低温ポリシリコン層からなる駆動素子によって液晶が駆動されることが好適である。
また、光路上に偏光吸収層が配置されていることが好適である。
また、前記ビームスプリッタは、前記入射光を2つに分離する第1の偏光ビームスプリッタ、偏光吸収層、第2の偏光ビームスプリッタが連続して配置された構成を有することが好適である。
また、前記偏光吸収層は、シリコン(Si)又はゲルマニウム(Ge)を含む吸収体からなるワイヤーグリッド偏光子を含むことが好適である。
また、前記偏光吸収層は、2色性染料で染色した延伸PVA層からなることが好適である。
本発明によれば、光路上に液晶素子を配置することによって光束を制御する移動体用照灯を小型化することができる。
本発明の実施の形態における移動体用照灯100は、図1に示すように、光源10、ビームスプリッタ12、液晶素子14(14a,14b)、レンズ16を含んで構成される。
移動体用照灯100は、自動車等の移動体に搭載され、移動体の移動方向を照らす前照灯等に利用される。特に、車両に取り付けられたカメラやその他のセンシングにより対向車や前走車等の位置状況等に応じて配光のパターンを制御することが可能な配光可変灯(ADB)として機能する。これにより対向車等へ照射を遮光し、眩しさを防ぎつつ、道路や通行人など照射部はハイビームに近い視界を得ることができる。
光源10は、移動体用照灯100から照射される光を出力する部材である。光源10は、例えば、発光ダイオード(LED)、レーザダイオード(LD)、ハロゲンランプ、高圧水銀ランプ(HID)等とすることができる。光源10は、偏光されていない光からなる略平行で拡散しない光束を出力する。
ビームスプリッタ12は、光源10からの光束を2つに分離する光学素子である。すなわち、ビームスプリッタ12に入射した光の一部は反射され、残りの一部は透過する。本実施の形態において、ビームスプリッタ12は、光源10から入射された光を互いに直交する偏光成分に分離できる偏光ビームスプリッタとする。ビームスプリッタ12は、金属格子層からなるワイヤーグリッド偏光子を含んで構成することができる。
ワイヤーグリッド偏光子は、基板上のワイヤーの単一の周期的な配列である。そのワイヤーの周期が光の波長の概ね半分より大きいときには、グリッドは、回折格子として振る舞う。配線の周期が光の波長の概ね半分より小さいときには、グリッドは、偏光子として振る舞う。ワイヤーグリッド偏光子は、金属ナノワイヤーをグリッド状に配置した偏光子である。ワイヤーグリッドを構成する材料としては、例えば、アルミニウム、銀、銅、クロム、チタン、ニッケル、タングステン及び鉄などの金属又はこれらの合金が使用できる。ワイヤーグリッド偏光子は、例えば、高さ数10〜数100nmのアルミニウムを100nm程度のピッチで細線状に並べて配置した構成とすることができる。ワイヤーグリッド偏光子は、グリッドの長手方向と直交する方向に振動する光は透過し、グリッドの長手方向と平行な方向に振動する光は反射する。
ワイヤーグリッド偏光子は吸収層を備えることができる。吸収層は、偏光板が設けられた視認側から入射する光の少なくとも一部を吸収する特性を有する吸収層とする。吸収層は、シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)が挙げられ、例えば、アモルファスシリコン層とすることができる。
移動体用照灯100では、ビームスプリッタ12は、光源10から出射される光の光路に対して45°傾斜して配置される。ビームスプリッタ12は、光源10から入射された光を紙面に垂直な偏光成分(図中、ドット印で示す)に分離して45°に反射させて第1光路S1に出射すると共に、光源10から入射された光を紙面に平行な偏光成分(図中、ライン印で示す)に分離して光の入射方向に沿った第2光路S2に透過させる。ただし、このような構成に限定されるものではなく、ビームスプリッタ12は光源10から入射された光の偏光成分を異なる方向に分離するものであればよい。
液晶素子14は、液晶層の配向状態を電界によって制御することで、入射偏光の状態を変化させることができる反射型液晶素子である。液晶素子14は、特に限定されるものではないが、VA方式、TN−ECB方式等の駆動タイプとすることができる。液晶素子14は、内部に反射層を備え、駆動素子によって電極に印加される電圧を調整することにより、液晶層における液晶の配向状態を制御し、液晶素子から反射された光がビームスプリッタ12を透過する状態と透過しない状態とに切り替えることができる。なお、液晶素子14は、低温ポリシリコン層によって液晶の駆動素子を構成することが好適である。
液晶素子14は、多数の液晶セル(画素)を二次元マトリックス上に配置し、それぞれの液晶セル(画素)を入射する光を反射する状態と反射しない状態との間で遷移させることができる構成とすることが好適である。したがって、液晶素子14によって第1光路S1の光の反射率及び第2光路S2の光の反射率を制御して自由な形状及び強度の光として出射させることができる。
移動体用照灯100では、2つの液晶素子14a,14bが設けられる。液晶素子14aは、ビームスプリッタ12によって分離された偏光の一方の第1光路S1上に配置される。液晶素子14bは、ビームスプリッタ12によって分離された偏光の他方の第2光路S2上に配置される。液晶層の電圧制御により、入射偏光に対して液晶素子14bの液晶層に位相差が発現していないとき、液晶素子14bの中の反射層で反射され液晶素子の前面から出射した光は、入射した光の偏光方向と同じ方向である。第1光路S1に沿って液晶素子14aに入射した光は、液晶素子14aの前面から出射しても紙面に垂直な偏光成分を有する光のままであり、ビームスプリッタ12で反射するのでレンズ16へは入射されない。また、第2光路S2に沿って液晶素子14bに入射した光も、液晶素子14bの前面から出射しても紙面に平行な偏光成分を有する光のままであり、ビームスプリッタ12で反射されずレンズ16へは入射されない。
液晶層への電圧制御によって液晶素子14に1/2波長の位相差を発現させたとき、液晶素子14の中の反射層で反射され液晶素子の前面から出射する。当該出射した光は、入射した光の偏光方向から90度回転した偏光方向を有する光となる。すなわち、第1光路S1に沿って液晶素子14aに入射した光は、液晶素子14aの前面から出射すると紙面に平行な偏光成分(図中、ライン印で示す)を有する光となり、ビームスプリッタ12を透過してレンズ16へ入射される。また、第2光路S2に沿って液晶素子14bに入射した光は、液晶素子14bの前面から出射すると紙面に垂直な偏光成分(図中、ドット印で示す)を有する光となり、ビームスプリッタ12で45°に反射されてレンズ16へ入射される。
また、液晶層への電圧制御により中間的な配向状態にすることにより入射光が変化しない状態と90度回転させたときの中間状態を作り出すこともできる。この場合レンズ16に入射される光の明るさも中間状態となる。
レンズ16は、透過する光を拡大投影させる光学素子である。
移動体用照灯100では、光源10と液晶素子14とを制御することによって光の照射位置、照射範囲及び照射強度を適切に変更することができる。例えば、移動体用照灯100を自動車の前照灯として搭載した場合、対向車、前走車等や歩行者等の状況に応じて、対向車や前走者には照射せず、歩行者等には照射するといった配光のパターンを制御することが可能な配光可変灯(ADB)として利用することができる。これにより対向車への眩しさを抑えることができ、一方で道路や歩行者への視認性を高くすることができる。
また、移動体用照灯100を小型化することができ、これに伴って製造コストを低減するだけでなく、軽量化、少電力化することができる。また、液晶素子14の開口率の向上によって光源10からの光の利用効率を向上させることができる。
[変形例1]
図2は、変形例1における移動体用照灯102の構成を示す。移動体用照灯102は、移動体用照灯100における液晶素子14a,14bを反射型光学素子18a,18bに置き換えた構成である。
図2は、変形例1における移動体用照灯102の構成を示す。移動体用照灯102は、移動体用照灯100における液晶素子14a,14bを反射型光学素子18a,18bに置き換えた構成である。
反射型光学素子18aは、第1光路S1上に配置される。反射型光学素子18aは、液晶素子18cと、液晶素子18cの背面に配置された反射板18dとの組み合わせからなる。液晶素子18cは、入射する光の偏光状態を変化させることができる透過型液晶素子である。液晶素子18cは、特に限定されるものではないが、VA方式、TN−ECB方式等の駆動タイプとすることができる。液晶素子18cは、駆動素子によって電極に印加される電圧を調整することによって液晶層の配向状態を変化させ、偏光された入射光を制御し、ビームスプリッタ12を透過する状態と透過しない状態とに切り替える。なお、液晶素子18cは、低温ポリシリコン層によって液晶の駆動素子を構成することが好適である。反射板18dは、液晶素子18cを透過した光を反射させる。
液晶素子18cは、多数の液晶セル(画素)を二次元マトリックス上に配置し、それぞれの液晶セル(画素)を入射する光を透過する状態と透過しない状態との間で遷移させることができる構成とすることが好適である。液晶素子18cと反射板18dを組み合わせることによって、第1光路S1の光を自由な形状及び強度の光として出射させることができる。
反射型光学素子18bは、第2光路S2上に配置される。反射型光学素子18bは、反射型光学素子18aと同様に、液晶素子18eと液晶素子18eの背面に配置された反射板18fとの組合せからなる。液晶素子18eは、液晶素子18cと同様に透過型液晶素子である。すなわち、液晶素子18eと反射板18fを組み合わせることによって、第2光路S2の光を自由な形状及び強度の光として出射させることができる。
移動体用照灯102では、光源10と液晶素子18c,18eとを制御することによって光の照射位置、照射範囲及び照射強度を適切に変更することができる。例えば、移動体用照灯102を自動車の前照灯として搭載した場合、対向車、前走車等や歩行者等の状況に応じて配光のパターンを制御することが可能な配光可変灯(ADB)として利用することができる。
また、移動体用照灯102を小型化することができ、これに伴って製造コストを低減することができる。また、液晶素子18c,18eの開口率の向上によって光源10からの光の利用効率を向上させることができる。
[変形例2]
図3は、変形例2における移動体用照灯104の構成を示す。移動体用照灯104では、移動体用照灯100の構成に加えて、ビームスプリッタ12と液晶素子14aとの間に視角補償板20aが配置され、ビームスプリッタ12と液晶素子14bとの間に視角補償板20bが配置される。
図3は、変形例2における移動体用照灯104の構成を示す。移動体用照灯104では、移動体用照灯100の構成に加えて、ビームスプリッタ12と液晶素子14aとの間に視角補償板20aが配置され、ビームスプリッタ12と液晶素子14bとの間に視角補償板20bが配置される。
例えば、液晶素子14a,14bがVA方式である場合、視角補償板20a,20bはネガティブCプレートと呼ばれる負の一軸フィルムを含むことが好適である。また、視角補償板20a,20bは、ネガティブCプレートにポジティブAプレートと呼ばれる正の一軸フィルムを組み合わせてもよい。
このように、液晶素子14aと視角補償板20aとを組み合わせること、又は、液晶素子14bと視角補償板20bとを組み合わせることによって、移動体用照灯104から照射される光のコントラストを向上させることができる。
[変形例3]
図4は変形例3における移動体用照灯106の構成を示す。移動体用照灯106ではビームスプリッタ12として偏光吸収層が配置されている。
図4は変形例3における移動体用照灯106の構成を示す。移動体用照灯106ではビームスプリッタ12として偏光吸収層が配置されている。
図5(a)は、変形例3におけるビームスプリッタ12の一例を示す。ビームスプリッタ12は、ワイヤーグリッド偏光子12aとワイヤーグリッド偏光吸収層が付いたワイヤーグリッド偏光子12bを組み合わせてなる。ワイヤーグリッド偏光吸収層が付いたワイヤーグリッド偏光子12bは反射ワイヤーグリッド部12baとワイヤーグリッド偏光吸収層部12bbからなり、ワイヤーグリッド偏光吸収層部12bbが12aの側になるように貼り合わせてある。このような構造とすることにより、ワイヤーグリッド偏光子からの漏れ光を防ぎ、より照射部と非照射部のコントラストの高いADB移動体用照灯が実現できる。
図5(b)は、変形例3におけるビームスプリッタ12の別例を示す。ビームスプリッタ12は、ワイヤーグリッド偏光子12aと第2のワイヤーグリッド偏光子12cの間に2色性染料で染色した延伸PVA層12dが挟持された構造となっている。これによりワイヤーグリッド偏光子12a,12cからの漏れ光を防ぎ、照射部と非照射部のコントラストがより高い移動体用照灯を実現することができる。またワイヤーグリッド偏光子12a,12cの偏光特性を向上させることは難しいが、偏光特性が十分でないワイヤーグリッド偏光子12a,12cを使用しても、コントラストの高いADB移動体用照灯を実現することができる。
図5(c)は、変形例3におけるビームスプリッタ12の別例を示す。ビームスプリッタ12は、異なる屈折率異方性を有する層を積層した反射偏光子12eと第2の異なる屈折率異方性を有する層を積層した反射偏光子12fの間に2色性染料で染色した延伸PVA層12dが挟持された構造となっている。異なる屈折率異方性を有する層を積層した反射偏光子としては住友スリーエム社製のDBEFなどがある。異なる屈折率異方性を有する層を積層した反射偏光子12e,12fは、偏光分離特性は優れるが、液晶表示体に単独で使用しても十分なコントラストが得られない。そこで、図5(c)のような構造とすることにより、異なる屈折率異方性を有する層を積層した反射偏光子12e,12fを用いて光利用効率が高くコントラストの高いADB移動体用照灯を実現することができる。
10 光源、12 ビームスプリッタ、12a ワイヤーグリッド偏光子、12b ワイヤーグリッド偏光吸収層が付いたワイヤーグリッド偏光子、12ba 12bの反射ワイヤーグリッド部、12bb 12bのワイヤーグリッド偏光吸収層部、12c 第2のワイヤーグリッド偏光子、12d 2色性染料で染色した延伸PVA層、12e 異なる屈折率異方性を有する層を積層した反射偏光子、12f 第2の異なる屈折率異方性を有する層を積層した反射偏光子、14(14a,14b) 液晶素子、16 レンズ、18(18a,18b) 反射型光学素子、18c,18e 液晶素子、18d,18f 反射板、20(20a,20b) 視角補償板、100,102,104,106 移動体用照灯。
Claims (11)
- 入射光を2つの偏光に分離し、前記偏光の両方を利用する移動体用照灯であって、
前記偏光の一方の光路である第1光路上に配置され、液晶素子を含み当該偏光を反射する第1の反射型光学素子と、
前記偏光の他方の光路である第2光路上に配置され、液晶素子を含み当該偏光を反射する第2の反射型光学素子と、
前記入射光を前記偏光に分離するビームスプリッタと、を備え、
前記ビームスプリッタは、金属格子層からなるワイヤーグリッド構造を有することを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項1に記載の移動体用照灯であって、
前記第1の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子及び前記第2の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子の少なくとも一方は内部に反射層を含む反射型液晶素子であることを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項1又は2に記載の移動体用照灯であって、
前記第1の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子及び前記第2の反射型光学素子に含まれる前記液晶素子の少なくとも一方は透過型液晶素子であり、
前記透過型液晶素子の背面に反射層が配置されていることを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動体用照灯であって、
前記液晶素子は、VA方式であることを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項4に記載の移動体用照灯であって、
前記第1光路上及び前記第2光路上の少なくとも一方に前記液晶素子に対する視角補償板が配置されていることを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動体用照灯であって、
前記液晶素子は、複屈折方式であることを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の移動体用照灯であって、
前記液晶素子は、低温ポリシリコン層からなる駆動素子によって液晶が駆動されることを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の移動体用照灯であって、
光路上に偏光吸収層が配置されていることを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項8に記載の移動体用照灯であって、
前記ビームスプリッタは、前記入射光を2つに分離する第1の偏光ビームスプリッタ、偏光吸収層、第2の偏光ビームスプリッタが連続して配置された構成を有することを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項8又は9に記載の移動体用照灯であって、
前記偏光吸収層は、シリコン(Si)又はゲルマニウム(Ge)を含む吸収体からなるワイヤーグリッド偏光子を含むことを特徴とする移動体用照灯。 - 請求項8又は9に記載の移動体用照灯であって、
前記偏光吸収層は、2色性染料で染色した延伸PVA層からなることを特徴とする移動体用照灯。
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JP2019037644A JP2020140934A (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | 移動体用照灯 |
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