JP2020140904A - 光源ユニット、照明器具、及び光源ユニットの製造方法 - Google Patents

光源ユニット、照明器具、及び光源ユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長尺のLED基板を備える光源ユニットを提供するにあたり、不具合の発生を抑え、かつ作業効率の低下を抑える。【解決手段】光源ユニット8は、ベース部材5、第一LED基板1及び第二LED基板2を備える。ベース部材5は、取付面50、第一爪部51及び第二爪部52を有する。第一LED基板1は第一切欠部11を有し、第二LED基板2は第二切欠部21を有する。第第一LED基板1の端部に第一コネクタ15が設けられ、第二LED基板2の端部に第二コネクタ25が設けられている。第二LED基板2が取付面50上で長手方向D1にスライドすることで、第二爪部52が第二切欠部21の縁部分に引っ掛かり、かつ第一コネクタ15と第二コネクタ25が電気接続する。長手方向D1において、第二爪部52が第二切欠部21に挿入された状態でスライド可能な距離は、第一爪部51が第一切欠部11に挿入された状態でスライド可能な距離よりも大きい。【選択図】図4

Description

本発明は、光源ユニット、照明器具、及び光源ユニットの製造方法に関する。
特許文献1には、従来の光源ユニットが記載されている。この光源ユニットは、LED基板とこれを取り付けるベース部材を備える。
また、特許文献2には、複数のLED基板を互いの端部に設けたコネクタを介して電気接続させ、長尺のLED基板を構成することが記載されている。
特開2016−134309号公報 特開2011−49164号公報
特許文献2に記載されたような長尺のLED基板(つまりコネクタを介して互いに電気接続された複数のLED基板)を、特許文献1に記載されたような光源ユニットに取り付けようとすると、その取り付け作業においてコネクタに荷重が掛かりやすいという問題がある。
コネクタに荷重が掛かると、不具合発生の原因ともなる。また、コネクタに荷重が掛かることを抑えながら取り付け作業を行うことは、単独の作業者では容易でなく、これが作業効率低下の原因ともなる。
本発明は、長尺のLED基板を備える光源ユニットを提供するにあたり、不具合が発生することを抑え、かつ製造時の作業効率が低下することを抑えることを、目的とする。
本発明の一態様に係る光源ユニットは、第一爪部及び第二爪部を有し、かつ長尺の取付面が形成されたベース部材と、第一切欠部を有し、前記第一爪部が前記第一切欠部の縁部分に引っ掛かることで前記取付面に取り付けられる第一LED基板と、第二切欠部を有し、前記第二爪部が前記第二切欠部の縁部分に引っ掛かることで、前記取付面の長手方向において前記第一LED基板と一列に並ぶように、前記取付面に取り付けられる第二LED基板と、前記第一LED基板の端部に設けられた第一コネクタと、前記第二LED基板の端部に設けられた第二コネクタと、を備える。前記第二LED基板は、前記第一LED基板が前記取付面に取り付けられた状態で、前記取付面上で前記長手方向にスライドすることで、前記第二爪部が前記第二切欠部の縁部分に引っ掛かり、かつ前記第一コネクタと前記第二コネクタが電気接続するように構成されており、前記長手方向において、前記第二爪部が前記第二切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離は、前記第一爪部が前記第一切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離よりも、大きく設定されている。
本発明の一態様に係る照明器具は、前記光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体と、を備える。
本発明の一態様に係る光源ユニットの製造方法は、第一爪部及び第二爪部を有し、かつ長尺の取付面が形成されたベース部材の前記取付面に、第一切欠部を有しかつ第一コネクタが設けられた第一LED基板を取り付ける第一取付工程と、前記取付面に、第二切欠部を有しかつ第二コネクタが設けられた第二LED基板を取り付ける第二取付工程と、を備える。前記第一取付工程は、前記取付面上で前記第一LED基板を前記取付面の長手方向にスライドさせることで、前記第一爪部を前記第一切欠部の縁部分に引っ掛ける工程である。前記第二取付工程は、前記第一LED基板が前記取付面に取り付けられた状態で、前記取付面上で前記第二LED基板を前記長手方向にスライドさせることで、前記第二爪部を前記第二切欠部の縁部分に引っ掛け、かつ前記第一コネクタと前記第二コネクタを電気接続する工程である。前記長手方向において、前記第二爪部が前記第二切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離は、前記第一爪部が前記第一切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離よりも、大きく設定されている。
本発明の別態様に係る光源ユニットの製造方法は、第一爪部及び第二爪部を有し、かつ長尺の取付面が形成されたベース部材の前記取付面に、第一切欠部及び第一コネクタを有する第一LED基板を取り付ける第一取付工程と、前記取付面に、第二切欠部を有しかつ第二コネクタが設けられた第二LED基板を取り付ける第二取付工程と、を備える。前記第一取付工程は、前記第一爪部を変形させることによって前記第一爪部を前記第一切欠部の縁部分に引っ掛ける工程である。前記第二取付工程は、前記第一LED基板が前記取付面に取り付けられた状態で、前記取付面上で前記第二LED基板を前記取付面の長手方向にスライドさせることで、前記第二爪部を前記第二切欠部の縁部分に引っ掛け、かつ前記第一コネクタと前記第二コネクタを電気接続する工程である。
本発明は、長尺のLED基板を備える光源ユニットを提供するにあたり、不具合が発生することを抑え、かつ製造時の作業効率が低下することを抑えるという効果を奏する。
図1は、実施形態1の照明器具の斜視図である。 図2は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図3は、同上の照明器具が備える発光ユニットの正面図である。 図4A−図4Dは、同上の発光ユニットを組み立てる手順を示す概略図である。 図5A−図5Bは、同上の発光ユニットにおいてLED基板の抜け止めを行う手順を示す要部斜視図である。 図6A−図6Cは、参考例の発光ユニットを組み立てる手順を示す概略図である。 図4A−図4Dは、実施形態2の発光ユニットを組み立てる手順を示す概略図である。 図8A−図8Dは、実施形態3の発光ユニットを組み立てる手順を示す概略図である。 図9Aは、実施形態1の光源ユニットの変形例の基本構成を示す概略図であり、図9Bは、実施形態3の光源ユニットの変形例の基本構成を示す概略図であり、図9Cは、実施形態3の光源ユニットの別変形例の基本構成を示す概略図である。
(実施形態1)
図1、図2に示すように、実施形態1の照明器具9は、天井直付け型の照明器具であって、図示略の吊ボルトを用いて天井に取り付けられる平面視矩形状の器具本体85と、器具本体85に着脱自在に取り付けられる光源ユニット8を備える。
器具本体85の天井とは反対側(下側)を向く面には、光源ユニット8を収容するための矩形状の凹部852が、器具本体85の全長に亘って設けられている。器具本体85の短手方向において凹部852の両側には、凹部852の開口縁から延出した傾斜面854が設けられている。傾斜面854は、凹部852の開口縁から外側に離れた箇所ほど、天井に近づくように傾斜している。器具本体85の長手方向の両端部には、エンドキャップ856が取り付けられている。
光源ユニット8は、一直線状の外形を有する長尺のベース部材5と、同じく一直線状の外形を有する二つのLED基板1,2を備える。以下において、二つのLED基板1,2のうち符号1が付されているものを「第一LED基板」と称し、符号2が付されているものを「第二LED基板」と称する。
実施形態1においては、ベース部材5に第一LED基板1が取り付けられた後に、第二LED基板2が取り付けられる。第一LED基板1と第二LED基板2がともにベース部材5の取付面50に取り付けられた状態で、第一LED基板1と第二LED基板2は互いに電気接続される。
更に、実施形態1の光源ユニット8は、第一LED基板1と第二LED基板2を覆うようにベース部材5に装着される透光性のカバー部材81と、第一LED基板1と第二LED基板2に点灯電力を供給する電源装置83を備える。
カバー部材81は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)で形成されている。電源装置83は、ベース部材5を貫通する一対の導電性のピン84を介して、第一LED基板1と第二LED基板2の一方(実施形態1では第1LED基板1)に電気接続される。
以下においては、実施形態1の光源ユニット8が備える各構成について、更に詳しく説明する。
まず、ベース部材5について説明する。
ベース部材5は、板金に曲げ加工を施すことで、全体が断面U字状に形成されている(図2参照)。ベース部材5は、細長い矩形板状の底板部56と、底板部56の短手方向の両端から延出する一対の側板部58を備える。底板部56の正面に、第一LED基板1と第二LED基板2を取り付ける長尺の取付面50が形成されている。
第一LED基板1と第二LED基板2はともに、長手方向、短手方向及び厚さ方向を有する細長い矩形板状のプリントLED基板である。
実施形態1の光源ユニット8では、第一LED基板1と第二LED基板2がベース部材5の取付面50に取り付けられた状態で、第一LED基板1と第二LED基板2の長手方向が、ベース部材5と取付面50の長手方向D1と一致する。同様に、第一LED基板1と第二LED基板2の短手方向が、ベース部材5と取付面50の短手方向D2と一致し、第一LED基板1と第二LED基板2の厚さ方向が、ベース部材5の厚さ方向D3と一致する。長手方向D1、短手方向D2及び厚さ方向D3は、いずれもが残りの二つと直交する関係にある。
次に、第一LED基板1と、これをベース部材5に取り付けるための構造について説明する。
第一LED基板1は、ベース部材5の取付面50のうち、長手方向D1の第一側の半部領域に取り付けられる。この半部領域は、取付面50の長手方向D1の中央を基準とし、該中央よりも第一側の領域である。以下においては、理解をしやすくするために長手方向D1の第一側を「左側」と称し、これとは反対側である長手方向D1の第二側を「右側」と称する。
第一LED基板1の厚さ方向D3の一面には、複数の発光ダイオード18が、長手方向D1に沿って一列に実装されている。発光ダイオード18の配列は一列に限定されず、例えば複数列に配列されてもよいし、千鳥状に配列されてもよい。各発光ダイオード18は電圧印可により発光する性質を有していればよく、その材質と発光色は特に限定されない。各発光ダイオード18が、有機エレクトロルミネッセンス素子であってもよい。
第一LED基板1の短手方向D2の両側の長辺にはそれぞれ、図3等に示すような矩形状の第一切欠部11が、長手方向D1に距離をあけて複数設けられている。各第一切欠部11は、後述の第一爪部51と一対一で対応する位置にある。
第一LED基板1の長手方向D1の右側の端部には、雌型の第一コネクタ15が一対設けられている。
図3等に示すように、第一LED基板1をベース部材5に取り付けるための複数の第一爪部51は、ベース部材5において、二列に並んで位置している。各列において、複数の第一爪部51は長手方向D1に一直線状に並んで位置する。
各第一爪部51は、板金製である底板部56の一部を切り起こすことで、L字型に形成されている。
図4Aから図4Dに示すように、各第一爪部51は、取付面50から厚さ方向D3に起立する第一スライド規制部512と、第一スライド規制部512の突先部分から右側に延長された第一離間規制部514を有する。
取付面50と、L字型である各第一爪部51との間には、右側に開口するように第一スライド溝51aが形成されている。第一スライド溝51aには、第一LED基板1の一部分が挿入される。ここでの第一LED基板1の一部分は、第一スライド溝51aと一対一で対応する第一切欠部11の右側の縁部分である。
第一スライド規制部512は、第一スライド溝51aに第一LED基板1の一部分が挿入された状態で、第一LED基板1が更に左側に向けて移動することと、第一LED基板1が短手方向D2の外側に向けて移動することを規制する。
第一離間規制部514は、第一スライド溝51aに第一LED基板1の一部分が挿入された状態で、第一LED基板1が厚さ方向D3においてベース部材5から離れることを規制する。
次に、第二LED基板2と、これをベース部材5に保持させるための構造について説明する。
図2等に示すように、第二LED基板2は、ベース部材5の取付面50のうち、右側の半部領域に取り付けられる。この半部領域は、取付面50の長手方向D1の中央を基準とし、該中央よりも右側の領域である。第二LED基板2の厚さ方向D3の一面には、複数の発光ダイオード28が、長手方向D1に沿って一列に実装されている。
第二LED基板2においても、複数の発光ダイオード28の配列は一列に限定されず、例えば複数列に配列されてもよいし、千鳥状に配列されてもよい。複数の発光ダイオード28の配列が、複数の発光ダイオード18の配列と相違してもよい。各発光ダイオード28は電圧印可により発光する性質を有していればよく、その材質と発光色は特に限定されない。各発光ダイオード28が、有機エレクトロルミネッセンス素子であってもよい。
第二LED基板2の短手方向D2の両側の長辺にはそれぞれ、図3等に示すような矩形状の第二切欠部21が、長手方向D1に距離をあけて複数設けられている。各第二切欠部21は、後述の第二爪部52に一対一で対応する位置にある。
第二LED基板2の左側の端部には、雄型の第二コネクタ25が一対設けられている。ピン状である第二コネクタ25の先端部は、第二LED基板2の左側の端縁から、外側に大きく突出している。
第二LED基板2をベース部材5に取り付けるための複数の第二爪部52は、ベース部材5において二列に並んで位置している。各列において、複数の第二爪部52は長手方向D1に一直線状に並んで位置する。
各第二爪部52は、板金製である底板部56の一部を切り起こすことで、L字型に形成されている。
各第二爪部52は、第一爪部51と同じ側に向けてL字型に曲がった外形を有する。つまり、各第二爪部52は、取付面50から厚さ方向D3に起立する第二スライド規制部522と、第二スライド規制部522の突先部分から右側に延長された第二離間規制部524を有する。
取付面50と、L字型である各第二爪部52との間には、右側に開口するように第二スライド溝52aが形成されている。第二スライド溝52aには、第二LED基板2の一部分が挿入される。ここでの第二LED基板2の一部分は、第二スライド溝52aと一対一で対応する第二切欠部21の右側の縁部分である。
第二スライド規制部522は、第二スライド溝52aに第二LED基板2の一部分が挿入された状態で、第二LED基板2が更に左側に向けて移動することと、第二LED基板2が短手方向D2の外側に向けて移動することを規制する。
第二離間規制部524は、第二スライド溝52aに第二LED基板2の一部分が挿入された状態で、第二LED基板2が厚さ方向D3においてベース部材5から離れることを規制する。
次に、実施形態1の光源ユニット8を組み立てる手順について、図4Aから図4Dの概略図に基づいて説明する。
図4Aに示すように、まず、第一LED基板1を取付面50の左側の領域に載せる。このとき、各第一爪部51は、対応する第一切欠部11に一対一で挿入される。
次いで、取付面50上において第一LED基板1を左側にスライドさせ(図4A中の白抜き矢印参照)、図4Bに示すように、第一LED基板1をそのスライド可能な範囲において最も左側の位置にまで移動させる。この位置は、各第一爪部51の第一スライド規制部512が、第一切欠部11の右側の端縁に接触し得る位置である。
第一LED基板1がこの位置にあるとき、第一離間規制部514は、取付面50との間で第一LED基板1の一部分を挟むように位置し、第一LED基板1がベース部材5から離れることを規制する。この状態で、第一爪部51は第一切欠部11の縁部分に引っ掛かる。
上記のようにして第一LED基板1を取付面50上に取り付けた後に、第二LED基板2を取付面50の右側の領域に載せる(図4B中の白抜き矢印参照)。このとき、各第二爪部52は、対応する第二切欠部21に一対一で挿入される。
次いで、取付面50上において第二LED基板2を左側にスライドさせ(図4C中の白抜き矢印参照)、図4Dに示すように、第二LED基板2をそのスライド可能な範囲において最も左側の位置にまで、移動させる。この位置は、各第二爪部52の第一スライド規制部522が、第二切欠部21の右側の端縁に接触し得る位置である。
第二LED基板2がこの位置にあるとき、第二離間規制部524は、取付面50との間で第二LED基板2の一部分を挟むように位置し、第二LED基板2がベース部材5から離れることを規制する。この状態で、第二爪部52は第二切欠部21の縁部分に引っ掛かる。
上記のようにして第二LED基板2を取付面50上に取り付けた段階で、第一LED基板1と第二LED基板2は、取付面50上において長手方向D1に一列に並ぶ。第一LED基板1の端部に実装された雌型の第一コネクタ15と、第二LED基板2の端部に実装された雄型の第二コネクタ25は、一対一で電気接続される。
第一コネクタ15と第二コネクタ25は図示の形状に限定されず、例えば第一コネクタ15が雄型、かつ第二コネクタ25が雌型でもよい。
次いで、底板部56の長手方向D1の右側の端部においてその一部565を切り起こし(図4D、図5A、図5B等参照)、第二LED基板2の右側の端に接触し得る位置で、厚さ方向D3に起立させる。起立した一部565は、第一LED基板1と第二LED基板2の抜け止めを行うストッパとして機能する。
上記のようにして組み立てられた光源ユニット8では、電気接続された第一LED基板1と第二LED基板2が、一枚の細長いLED基板のような形態で、ベース部材5に取り付けられる。
ここで、実施形態1の光源ユニット8においては、第一LED基板1が有する第一切欠部11の長手方向D1の寸法d1と、第二LED基板2が有する第二切欠部21の長手方向D1の寸法d2を、相違させている。具体的には、長手方向D1における第二切欠部21の寸法d2を、第一切欠部11の寸法d1よりも大きく設定している。
これに対して、ベース部材5が有する第一爪部51と第二爪部52の寸法形状は、互いに同一である。
したがって、第二爪部52が第二切欠部12に挿入された状態で長手方向D1にスライド可能な距離(以下「第二スライド距離」)は、第一爪部51が第一切欠部11に挿入された状態で長手方向D1にスライド可能な距離(以下「第一スライド距離」)よりも大きい。
第二スライド距離は、すなわち、第二爪部52が第二切欠部12に挿入された状態で、第二LED基板2が取付面50上において長手方向D1に移動可能な距離である。第一スライド距離は、すなわち、第一爪部51が第一切欠部11に挿入された状態で、第一LED基板1が取付面50上において長手方向D1に移動可能な距離である。
上記したように、実施形態1の光源ユニット8では、第一LED基板1を取付面50に取り付ける第一取付工程と、第二LED基板2を取付面50に取り付ける第二取付工程が、別々に実行される。そのため、取り付けの作業中において第一及び第二コネクタ15,25に荷重が掛かることが抑えられる。
これを説明するために、図6Aから図6Cには比較例を示している。比較例においては、実施形態1に対応する構成に同一符号を付している。
比較例では、第一LED基板1と第二LED基板2を電気接続したうえで取付面50に載せ、第一LED基板1と第二LED基板2を取付面50上で一緒にスライドさせている。
図6Aに示すように、第一LED基板1と第二LED基板2を電気接続した状態で取付面50上に載せようとすると、この際に、第一コネクタ15と第二コネクタ25の接触部分に大きな荷重が掛かりやすい。これを避けながら作業を進めようとすると、作業効率の低下を招くおそれがある。
また、比較例においては、図6Cに示すように、第一LED基板1と第二LED基板2を取付面50上で一緒にスライドさせるときに、第一LED基板1と第二LED基板2の互いに突き合わさった端部が取付面50から浮き上がることがある。この場合には、第一コネクタ15と第二コネクタ25の接触部分に大きな荷重が掛かり、不具合の原因となり得る。
上記の比較例に対して、実施形態1の光源ユニット8では、第一LED基板1と第二LED基板2が電気接続された長尺の光源ユニット8を提供するにあたり、不具合が発生することを抑え、かつ製造時の作業効率が低下することを抑えることができる。
加えて、実施形態1の光源ユニット8では、第二スライド距離を大きく設定しているので、取付面50上において第二LED基板2を大きな範囲でスライドさせることができる。そのため、第一LED基板1を取り付けた後の取付面50に第二LED基板2を載せるときに、ピン状の第二コネクタ25が第一コネクタ15に当たる等にして作業の障害になることが抑えられる(図4B、図4C参照)。
(実施形態2)
実施形態2の光源ユニット8について、図7Aから図7Dに基づいて説明する。実施形態2の光源ユニット8の構成のうち、実施形態1において説明した構成と同様の構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
実施形態2においては、第一LED基板1が有する第一切欠部11の寸法形状と、第二LED基板2が有する第二切欠部21の寸効寸法は、互いに同一である。これに対して、ベース部材5が有する第一爪部51と第二爪部52の寸法形状は、互いに相違している。
第二爪部52の全体の長手方向D1の寸法d4は、第一爪部51の全体の長手方向D1の寸法d3よりも小さい。
より詳しくは、第二スライド規制部522の長手方向D1の寸法d42が、第一スライド規制部512の長手方向D1の寸法d32よりも小さく設定されており、かつ、第二離間規制部524の長手方向D1の寸法d44が、第一離間規制部514の長手方向D1の寸法d34よりも小さく設定されている。
第二スライド規制部522の長手方向D1の寸法d42は、すなわち、第二爪部52のうち第二切欠部12に挿入される部分の長手方向D1の寸法である。第一スライド規制部512の長手方向D1の寸法d32は、すなわち、第一爪部51のうち第一切欠部11に挿入される部分の長手方向D1の寸法である。
したがって、実施形態2においても、第二スライド距離は、第一スライド距離よりも大きく設定されている。そのため、第一LED基板1を取り付けた後の取付面50に第二LED基板2を載せる段階で、ピン状の第二コネクタ25が第一コネクタ15に当たる等して作業の障害になることが抑えられる(図7B、図7C参照)。
(実施形態3)
実施形態3の光源ユニット8について、図8Aから図8Dに基づいて説明する。実施形態3の光源ユニット8の構成のうち、実施形態1において説明した構成と同様の構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
実施形態3では、長手方向D1において隣接する二つの第一爪部51が、面対称なL字型の外形を有している。二つの第一爪部51の第一離間規制部514は、互いに近づく向きに延出している。
実施形態3においては、第一爪部51が、短手方向D2の内側に向けて塑性変形することによって、第一切欠部11の縁部分に引っ掛かる。より詳しくは、第一離間規制部514が、短手方向D2の内側に向けて折れ曲がるようにかしめられることで、第一切欠部11の縁部分に引っ掛かる。
実施形態3の光源ユニット8を組み立てるには、図8Aに概略的に示すように、まず、第一LED基板1を取付面50の左側の領域に載せ、各第一爪部51を、対応する第一切欠部11に一対一で挿入する。次いで、各第一爪部51の第一離間規制部514を短手方向D2の内側に向けてかしめることで、第一LED基板1を取付面50上に取り付ける。
以上の第一取付工程を完了した時点で、変形した第一離間規制部514は、取付面50との間で第一LED基板1の一部を挟むように位置し、第一LED基板1がベース部材5から離れることを規制する。
次いで、第二取付工程を行って第二LED基板2を取付面50上に取り付け、第一コネクタ15と第二コネクタ25を電気接続した後に、ベース部材5の一部565を切り起して第一LED基板1と第二LED基板2の抜け止めを行う。
実施形態3の光源ユニット8においても、第一LED基板1を取付面50に取り付ける第一取付工程と、第二LED基板2を取付面50に取り付ける第二取付工程が、別々に実行される。そのため、作業中に第一及び第二コネクタ15,25に大きな荷重が掛かることが抑えられる。
(変形例)
次に、上記した実施形態1−3の各種の変形例について、概略図に基づいて説明する。各種変形例の構成のうち、実施形態1において説明した構成と同様の構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。また、以下の各種変形例の説明において、共通の構成については同一の符号を用いて説明する。
図9Aには、実施形態1の光源ユニット8の変形例を示している。この変形例では、光源ユニット8が、第二コネクタ25が設けられた第二LED基板2を、二つ備えている。第一LED基板1の長手方向D1の両端部には、それぞれ第一コネクタ15が設けられている。二つの第二LED基板2のうち一方の第二LED基板2の第二コネクタ25が、第一LED基板1の一端部の第一コネクタ15に電気接続され、他方の第二LED基板2の第二コネクタ25が、第一LED基板1の他端部の第一コネクタ15に電気接続される。
更に、この変形例では、光源ユニット8が、第二LED基板2に対して電気接続される第三LED基板3を更に備えている。二つの第二LED基板2のうち一方の第二LED基板2には、第二コネクタ25が設けられている端部とは反対側の端部に、雌型の第三コネクタ27が設けられている。第三LED基板3の長手方向D1の一端部には、第三コネクタ27に電気接続される第四コネクタ35が設けられている。
図9Bには、実施形態3の光源ユニット8の変形例を示している。この変形例では、光源ユニット8が、第二LED基板2に対して電気接続される第三LED基板3と、第三LED基板3に対して電気接続される第四LED基板4を更に備えている。第二LED基板2には、第二コネクタ25が設けられている端部とは反対側の端部に位置するように、雌型の第三コネクタ27が設けられている。第三LED基板3の長手方向D1の一端部には、第三コネクタ27に電気接続される第四コネクタ35が設けられている。
同様に、第三LED基板3には、第四コネクタ35が設けられている端部とは反対側の端部に位置するように、雌型の第五コネクタ37が設けられている。第四LED基板4の長手方向D1の一端部には、第五コネクタ37に電気接続される雄型の第六コネクタ45が設けられている。
図9Cには、実施形態3の光源ユニット8の別変形例を示している。別変形例では、光源ユニット8が、第二コネクタ25が設けられた第二LED基板2を、二つ備えている。第一爪部51をかしめることで図示略のベース部材5に取り付けられた第一LED基板1の長手方向D1の両端部には、それぞれ第一コネクタ15が設けられている。二つの第二LED基板2のうち一方の第二LED基板2の第二コネクタ25が、第一LED基板1の一端部の第一コネクタ15に電気接続され、他方の第二LED基板2の第二コネクタ25が、第一LED基板1の他端部の第一コネクタ15に電気接続される。
更に、別変形例では、光源ユニット8が、第二LED基板2に対して電気接続される第三LED基板3を更に備えている。二つの第二LED基板2のうち一方の第二LED基板2には、第二コネクタ25が設けられている端部とは反対側の端部に、雌型の第三コネクタ27が設けられている。第三LED基板3の長手方向D1の一端部には、第三コネクタ27に電気接続される第四コネクタ35が設けられている。
別変形例においては、長手方向D1に一列に並んだ第一、第二及び第三LED基板1,2,3のうち、第一爪部51でベース部材5にかしめ固定される第一LED基板1が、長手方向D1の両端を除いた位置にある。そのため、第一、第二及び第三LED基板1,2,3がそれぞれ熱膨張を生じても、全体の熱膨張の起点として機能する第一LED基板1が両端に位置しないことで、熱膨張の影響は抑えられる。
なお、上記した実施形態及び変形例はそれぞれ一例に過ぎず、上記した実施形態及び変形例の構成を更に変更することも可能であるし、上記した実施形態及び変形例の構成を適宜に組み合わせることも可能である。例えば、実施形態1のように第一切欠部(11)と第二切欠部(21)で互いに寸法を相違させ、かつ実施形態2のように第一スライド規制部512と第二スライド規制部522で互いに寸法を相違させることも可能である。
(態様)
第1の態様の光源ユニット(8)は、ベース部材(5)、第一LED基板(1)、第二LED基板(2)、第一コネクタ(15)及び第二コネクタ(25)を備える。ベース部材(5)は、第一爪部(51)及び第二爪部(52)を有し、かつ長尺の取付面(50)が形成されている。第一LED基板(1)は、第一切欠部(11)を有し、第一爪部(51)が第一切欠部(11)の縁部分に引っ掛かることで取付面(50)に取り付けられる。第二LED基板(2)は、第二切欠部(21)を有し、第二爪部(52)が第二切欠部(21)の縁部分に引っ掛かることで、取付面(50)の長手方向(D1)において第一LED基板(1)と一列に並ぶように、取付面(50)に取り付けられる。第一コネクタ(15)は、第一LED基板(1)の端部に設けられている。第二コネクタ(25)は、第二LED基板(2)の端部に設けられている。第二LED基板(2)は、第一LED基板(1)が取付面(50)に取り付けられた状態で、取付面(50)上で長手方向(D1)にスライドすることで、第二爪部(52)が第二切欠部(21)の縁部分に引っ掛かり、かつ第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)が電気接続するように構成されている。長手方向(D1)において、第二爪部(52)が第二切欠部(21)に挿入された状態でスライド可能な距離は、第一爪部(51)が第一切欠部(11)に挿入された状態でスライド可能な距離よりも、大きく設定されている。
第1の態様の光源ユニット(8)によれば、第一LED基板(1)を取付面(50)に取り付けた後に、第二LED基板(2)を簡単な作業で取付面(50)に取り付け、かつ第一LED基板(1)に電気接続することができる。第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)は取付面(50)上で電気接続されるので、作業中において第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)に大きな荷重が掛かることが抑えられる。加えて、第1の態様の光源ユニット(8)では、第二LED基板(2)を取り付ける際に第二コネクタ(25)が第一コネクタ(15)に当たる等して作業の障害になることが抑えられる。そのため、第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)に不具合が発生することが抑えられ、かつ作業効率の低下が抑えられる。
第2の態様の光源ユニット(8)は、第1の態様において下記の構成を更に備える。第2の態様の光源ユニット(8)では、長手方向(D1)において、第二切欠部(21)は第一切欠部(11)よりも大きな寸法を有する。
第2の態様の光源ユニット(8)によれば、第一切欠部(11)と第二切欠部(21)の寸法に基づいて、取付面(50)上で第一LED基板(1)がスライド可能な距離と、第二LED基板(2)がスライド可能な距離を相違させることができる。
第3の態様の光源ユニット(8)は、第1又は第2の態様において下記の構成を更に備える。第3の態様の光源ユニット(8)では、長手方向(D1)において、第二爪部(52)のうち第二切欠部(21)に挿入される部分の寸法は、第一爪部(51)のうち第一切欠部(11)に挿入される部分の寸法よりも小さい。
第3の態様の光源ユニット(8)によれば、第一爪部(51)と第二爪部(52)の寸法に基づいて、取付面(50)上で第一LED基板(1)がスライド可能な距離と、第二LED基板(2)がスライド可能な距離を相違させることができる。
第4の態様の光源ユニット(8)は、第1から第3のいずれか一つの態様において下記の構成を更に備える。第4の態様の光源ユニット(8)において、第一爪部(51)は、自身の塑性変形によって第一切欠部(11)の縁部分に引っ掛かるように構成されている。
第4の態様の光源ユニット(8)によれば、第一LED基板(1)を長手方向(D1)にスライドさせずとも取付面(50)上に取り付けることができる。
第1の態様の照明器具(9)は、第1から第4のいずれか一つの態様の光源ユニット(8)と、光源ユニット(8)を支持する器具本体(85)を備える。
第1の態様の照明器具(9)によれば、長尺の光源ユニット(8)を備えた照明器具(9)を提供するにあたり、不具合が発生することを抑え、かつ製造時の作業効率が低下することを抑えることができる。
第1の態様の光源ユニットの製造方法は、第一取付工程と第二取付工程を備える。第一取付工程では、第一爪部(51)及び第二爪部(52)を有し、かつ長尺の取付面(50)が形成されたベース部材(5)の取付面(50)に、第一切欠部(11)を有しかつ第一コネクタ(15)が設けられた第一LED基板(1)を、取り付ける。第二取付工程では、取付面(50)に、第二切欠部(21)を有しかつ第二コネクタ(25)が設けられた第二LED基板(2)を、取り付ける。第一取付工程は、取付面(50)上で第一LED基板(1)を長手方向(D1)にスライドさせることで、第一爪部(51)を第一切欠部(11)の縁部分に引っ掛ける工程である。第二取付工程は、第一LED基板(1)が取付面(50)に取り付けられた状態で、取付面(50)上で第二LED基板(2)を長手方向(D1)にスライドさせることで、第二爪部(52)を第二切欠部(21)の縁部分に引っ掛け、かつ第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)を電気接続する工程である。長手方向(D1)において、第二爪部(52)が第二切欠部(21)に挿入された状態でスライド可能な距離は、第一爪部(51)が第一切欠部(11)に挿入された状態でスライド可能な距離よりも、大きく設定されている。
第1の態様の光源ユニットの製造方法によれば、第一取付工程の後に、第二LED基板(2)を簡単な作業で取付面(50)に取り付け、かつ第一LED基板(1)に電気接続することができる。第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)は取付面(50)上で電気接続されるので、作業中において第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)に大きな荷重が掛かることが抑えられる。加えて、第1の態様の光源ユニットの製造方法では、第二LED基板(2)を取り付ける際に第二コネクタ(25)が第一コネクタ(15)に当たる等して作業の障害になることが抑えられる。そのため、第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)に不具合が発生することが抑えられ、かつ作業効率の低下が抑えられる。
第2の態様の光源ユニットの製造方法は、第1の態様において下記の構成を更に備える。第2の態様の光源ユニットの製造方法では、長手方向(D1)において、第二切欠部(21)は第一切欠部(11)よりも大きな寸法を有する。
第2の態様の光源ユニットの製造方法によれば、第一切欠部(11)と第二切欠部(21)の寸法に基づいて、取付面(50)上で第一LED基板(1)がスライド可能な距離と、第二LED基板(2)がスライド可能な距離を相違させることができる。
第3の態様の光源ユニットの製造方法は、第1又は第2の態様において下記の構成を更に備える。第2の態様の光源ユニットの製造方法では、長手方向(D1)において、第二爪部(52)のうち第二切欠部(21)に挿入される部分の寸法は、第一爪部(51)のうち第一切欠部(11)に挿入される部分の寸法よりも小さい。
第3の態様の光源ユニットの製造方法によれば、第一爪部(51)と第二爪部(52)の寸法に基づいて、取付面(50)上で第一LED基板(1)がスライド可能な距離と、第二LED基板(2)がスライド可能な距離を相違させることができる。
第4の態様の光源ユニットの製造方法は、第一取付工程と、第二取付工程を備える。第一取付工程では、第一爪部(51)及び第二爪部(52)を有し、かつ長尺の取付面(50)が形成されたベース部材(5)の取付面(50)に、第一切欠部(11)を有しかつ第一コネクタ(15)が設けられた第一LED基板(1)を、取り付ける。第二取付工程では、取付面(50)に、第二切欠部(21)を有しかつ第二コネクタ(25)が設けられた第二LED基板(2)を、取り付ける。第一取付工程は、第一爪部(51)を変形させることによって第一爪部(51)を第一切欠部(11)の縁部分に引っ掛ける工程である。第二取付工程は、第一LED基板(1)が取付面(50)に取り付けられた状態で、取付面(50)上で第二LED基板(2)を長手方向(D1)にスライドさせることで、第二爪部(52)を第二切欠部(21)の縁部分に引っ掛け、かつ第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)を電気接続する工程である。
第4の態様の光源ユニットの製造方法によれば、第一取付工程の後に、第二LED基板(2)を簡単な作業で取付面(50)に取り付け、かつ第一LED基板(1)に電気接続することができる。第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)は取付面(50)上で電気接続されるので、作業中において第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)に大きな荷重が掛かることが抑えられる。加えて、第4の態様の光源ユニットの製造方法では、第二LED基板(2)を取り付ける際に第二コネクタ(25)が第一コネクタ(15)に当たる等して作業の障害となることが抑えられる。そのため、第一コネクタ(15)と第二コネクタ(25)に不具合が発生することが抑えられ、かつ作業効率の低下が抑えられる。
1 第一LED基板
11 第一切欠部
15 第一コネクタ
2 第二LED基板
21 第二切欠部
25 第二コネクタ
5 ベース部材
50 取付面
51 第一爪部
52 第二爪部
8 光源ユニット
85 器具本体
9 照明器具
D1 長手方向

Claims (9)

  1. 第一爪部及び第二爪部を有し、かつ長尺の取付面が形成されたベース部材と、
    第一切欠部を有し、前記第一爪部が前記第一切欠部の縁部分に引っ掛かることで前記取付面に取り付けられる第一LED基板と、
    第二切欠部を有し、前記第二爪部が前記第二切欠部の縁部分に引っ掛かることで、前記取付面の長手方向において前記第一LED基板と一列に並ぶように、前記取付面に取り付けられる第二LED基板と、
    前記第一LED基板の端部に設けられた第一コネクタと、
    前記第二LED基板の端部に設けられた第二コネクタと、を備え、
    前記第二LED基板は、
    前記第一LED基板が前記取付面に取り付けられた状態で、前記取付面上で前記長手方向にスライドすることで、前記第二爪部が前記第二切欠部の縁部分に引っ掛かり、かつ前記第一コネクタと前記第二コネクタが電気接続するように構成されており、
    前記長手方向において、前記第二爪部が前記第二切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離は、前記第一爪部が前記第一切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離よりも、大きく設定されている
    光源ユニット。
  2. 前記長手方向において、前記第二切欠部は前記第一切欠部よりも大きな寸法を有する
    請求項1の光源ユニット。
  3. 前記長手方向において、前記第二爪部のうち前記第二切欠部に挿入される部分の寸法は、前記第一爪部のうち前記第一切欠部に挿入される部分の寸法よりも小さい
    請求項1又は2の光源ユニット。
  4. 前記第一爪部は、自身の塑性変形によって前記第一切欠部の縁部分に引っ掛かるように構成されている
    請求項1から3のいずれか一項の光源ユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか一項の光源ユニットと、
    前記光源ユニットを支持する器具本体と、を備える
    照明器具。
  6. 第一爪部及び第二爪部を有し、かつ長尺の取付面が形成されたベース部材の前記取付面に、第一切欠部を有しかつ第一コネクタが設けられた第一LED基板を取り付ける第一取付工程と、
    前記取付面に、第二切欠部を有しかつ第二コネクタが設けられた第二LED基板を取り付ける第二取付工程と、を備え、
    前記第一取付工程は、前記取付面上で前記第一LED基板を前記取付面の長手方向にスライドさせることで、前記第一爪部を前記第一切欠部の縁部分に引っ掛ける工程であり、
    前記第二取付工程は、前記第一LED基板が前記取付面に取り付けられた状態で、前記取付面上で前記第二LED基板を前記長手方向にスライドさせることで、前記第二爪部を前記第二切欠部の縁部分に引っ掛け、かつ前記第一コネクタと前記第二コネクタを電気接続する工程であり、
    前記長手方向において、前記第二爪部が前記第二切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離は、前記第一爪部が前記第一切欠部に挿入された状態でスライド可能な距離よりも、大きく設定されている
    光源ユニットの製造方法。
  7. 前記長手方向において、前記第二切欠部は前記第一切欠部よりも大きな寸法を有する
    請求項6の光源ユニットの製造方法。
  8. 前記長手方向において、前記第二爪部のうち前記第二切欠部に挿入される部分の寸法は、前記第一爪部のうち前記第一切欠部に挿入される部分の寸法よりも小さい
    請求項6又は7の光源ユニットの製造方法。
  9. 第一爪部及び第二爪部を有し、かつ長尺の取付面が形成されたベース部材の前記取付面に、第一切欠部及び第一コネクタを有する第一LED基板を取り付ける第一取付工程と、
    前記取付面に、第二切欠部を有しかつ第二コネクタが設けられた第二LED基板を取り付ける第二取付工程と、を備え、
    前記第一取付工程は、前記第一爪部を変形させることによって前記第一爪部を前記第一切欠部の縁部分に引っ掛ける工程であり、
    前記第二取付工程は、前記第一LED基板が前記取付面に取り付けられた状態で、前記取付面上で前記第二LED基板を前記取付面の長手方向にスライドさせることで、前記第二爪部を前記第二切欠部の縁部分に引っ掛け、かつ前記第一コネクタと前記第二コネクタを電気接続する工程である
    光源ユニットの製造方法。
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