JP2020140406A - 電子機器 - Google Patents

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紗良 秋山
山本 修
Osamu Yamamoto
修 山本
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Abstract

【課題】アンテナおよびスピーカを効率的に配置することができる電子機器を提供する。【解決手段】電子機器10は、本体筐体14と、アンテナ32と、アンテナ34と、高音スピーカ36と、低音スピーカ38と、本体筐体14の内部に設けられるスピーカ・アンテナボックス30とを有する。スピーカ・アンテナボックス30は、アンテナ32の一部、アンテナ34の一部、高音スピーカ36および低音スピーカ38を含む。スピーカ・アンテナボックス30の内部で、低音スピーカ38はアンテナ32とアンテナ34との間に配置されアンテナ32とアンテナ34とを電磁的に遮断している。スピーカ・アンテナボックス30はL字形状であって角部40を含む箇所に設けられる。アンテナ32は側壁22b,22cに沿って設けられ、アンテナ34は前壁22aに沿って設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、アンテナおよびスピーカを備えた電子機器に関する。
ノートブック型パーソナルコンピュータ(ノート型PC)のような電子機器は、WWAN(Wireless Wide Area Network)やWLAN(Wireless Local Area Network)等の各種無線通信のアンテナを搭載している(例えば特許文献1参照)。さらに、このような電子機器は、音楽や音声等の出力用のスピーカを搭載している(例えば特許文献2参照)。
ノート型PCは、マザーボードおよびキーボードなどを備えた本体筐体と、該本体筐体に対してヒンジにより開閉可能なディスプレイ筐体とを有する。ノート型PCの場合、アンテナやスピーカはディスプレイ筐体に設けることがある。
特開2013−162413号公報 特開2014−13970号公報
アンテナについてはWWAN,WLANなど複数の通信用途に応じるため、例えば4つ以上が設けられることがある。各アンテナは干渉を避けるために相互の離間距離を確保することが望ましい。また、アンテナは、薄型化が容易である反面、電波透過性材料に面して配置される必要がある。さらに、アンテナは、安定したグランドや他の電子部品に対する安定した電磁波シールド性能を確保することが望ましい。
スピーカについては音声品質を考慮して高音用と低音用とが設けられることがあり、かつステレオ音声を再生するために左右に設けられることがある。つまりノート型PCでは4つのスピーカが設けられる場合がある。このうち低音用のスピーカでは、バックチャンバとして機能する大きな空洞部を確保することが望ましい。
ところで、上記のような電子機器の筐体は、その小型化および薄型化が急速に進んでおり、特にノート型PCの場合、いわゆる大画面化・ナローベゼル化によって枠体が狭くなりつつある。従ってアンテナやスピーカをディスプレイ筐体に設けることが困難になっており、これらを本体筐体に設けることが検討されている。
しかしながら、本体筐体についてもアンテナやスピーカを設けるための十分なスペースを確保することは難しく、特に複数のアンテナの離間距離を確保しながら、しかもスピーカのバックチャンバの空間部を確保するということは難しい。
また、アンテナが4つおよびスピーカが4つ設けられていると、ノート型PCの製造組立工程においてその電気的接続が煩雑となる。
従って、上記のような電子機器では、アンテナおよびスピーカを筐体の内部で効率的に配置しつつ、通信品質や高い音質を確保できる構成が望まれている。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、アンテナおよびスピーカを効率的に配置することができる電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の内部に設けられるボックスと、前記ボックスの一部の空間を用いて構成される第1スピーカと、前記ボックスの外面上に形成される第1アンテナと、前記ボックスの外面上に形成される第2アンテナと、を備え、前記ボックス内で、前記第1スピーカは前記第1アンテナと前記第2アンテナとの間に配置され、前記第1アンテナと前記第2アンテナとを電磁的に遮断している。
前記筐体は扁平形状で、平面視で略矩形であり、前記ボックスは平面視でL字形状であって前記筐体の角部を含む箇所に設けられ、前記角部を形成する第1辺に沿って前記第1アンテナが設けられ、前記角部を形成する第2辺に沿って前記第2アンテナが設けられていてもよい。
前記ボックスの一部の空間を用いて構成される高音出力用の第2スピーカをさらに備え、前記第1スピーカは低音出力用であり、前記ボックス内で、前記第1アンテナは前記第1スピーカと前記第2スピーカとの間に配置されていてもよい。
前記ボックスの外面、前記第1アンテナおよび前記第2アンテナは前記筐体の外縁に沿って設けられ、前記ボックスの内面には電磁波ノイズをシールド可能な材料で形成されたシールド部材が設けられていてもよい。
前記筐体は、平板と、前記平板の端部と一体的に接続されており、内側に向かって傾斜する折返し板と、を備え、前記ボックスの一部は前記平板と前記折返し板との間の隅部に入り込んでいてもよい。
前記筐体は、前記筐体の一部を構成する平板と、前記平板の端部と一体的に接続されており、内側に向かって傾斜する折返し板と、前記第1アンテナまたは前記第2アンテナの一部であって、前記折返し板を含む箇所に設けられたアンテナ素子と、を有し、前記アンテナ素子の周囲は電波透過性材料で構成されていてもよい。
また、本発明の第2態様に係る電子機器は、筺体と、前記筐体の縁に設けられたスピーカと、前記筐体の縁に設けられた第1アンテナと、前記筐体の縁に設けられた第2アンテナと、を備え、前記スピーカは前記第1アンテナと前記第2アンテナのとの間に配置され、前記第1アンテナと前記第2アンテナとを電磁的に遮断している。
さらに、本発明の第3態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の一部を構成する平板と、前記平板の端部と一体的に接続されており、内側に向かって傾斜する折返し板と、前記折返し板を含む箇所に設けられたアンテナ素子と、を有し、前記アンテナ素子の周囲は電波透過性材料で構成されている。
前記筐体の内部に設けられるボックスを備え、前記ボックスは、前記平板と前記折返し板との間の隅部に入り込む介挿部と、前記介挿部に設けられた接続端子と、を有し、前記アンテナ素子と前記接続端子とは電気的に接続されていてもよい。
本発明の上記態様によれば、電子機器の筐体の内部でアンテナ及びスピーカを効率的に配置することができる。
図1は、一実施形態に係る電子機器の平面図である。 図2は、本体筐体の内部構造を模式的に示す底面図である。 図3は、上カバー、スピーカ・アンテナボックスを裏面側から見た分解斜視図である。 図4は、スピーカ・アンテナボックスの斜視図である。 図5は、スピーカ・アンテナボックスの分解斜視図である。 図6は、図2におけるVI−VI線に沿う本体筐体の模式的な断面図である。 図7は、図2におけるVII−VII線に沿う本体筐体の模式的な断面図である。 図8は、スピーカ・アンテナボックスの変形例を示す模式平面図である。
以下に、本発明にかかる電子機器の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、一実施形態に係る電子機器10の平面図である。本実施形態では、電子機器10としてノート型PCを例示する。電子機器10は、デスクトップ型PCやタブレット型PC等でもよい。
図1に示すように、電子機器10は、キーボード装置12を有する本体筐体14と、ディスプレイ装置16を有するディスプレイ筐体18とを備える。ディスプレイ筐体18は、本体筐体14の後端部に対して左右一対のヒンジ20,20を介して回動可能に連結されている。ディスプレイ装置16は、例えば液晶ディスプレイである。ヒンジ20は、後壁22dに沿って配置されている。
図1は、ヒンジ20によってディスプレイ筐体18を本体筐体14から開いて使用形態とした電子機器10を上から見下ろした図である。以下、図1に示す使用形態とされた電子機器10のディスプレイ装置16を正面から視認する方向を基準とし、本体筐体14について手前側を前、奥側を後、厚み方向を上下、幅方向を左右と呼んで説明する。また、本体筐体14やこれに搭載される各部品について、本体筐体14を平面的に見た状態で、外周側よりも中央側を内側、中央側よりも外周側を外側と呼んで説明する。なお、これらの方向は説明の便宜上のものである。従って、製品での各部品の配置や設置姿勢等により、例えば上記の上下方向や左右方向が反転することもある。
本体筐体14は、上カバー22と、下カバー24とで形成された薄い箱状の筐体である。本体筐体14は扁平形状で、平面視で略矩形である。上カバー22は、本体筐体14の上面および四周側面を構成したプレート状部材である。下カバー24は、本体筐体14の底面を構成したプレート状部材である。
図2は、本体筐体14の内部構造を模式的に示す底面図であり、下カバー24を取り外して本体筐体14内を上カバー22の内面側から見た図である。
図2に示すように、本体筐体14の内部には、電子回路基板26と、バッテリ装置28と、左右一対のスピーカ・アンテナボックス30L,30Rとが収納されている。さらに、電子機器10は、アンテナ(第2アンテナ)32L,32Rと、アンテナ(第1アンテナ)34L,34Rと、左右一対の高音スピーカ36L,36Rと、左右一対の低音スピーカ38L,38Rとを有する。以下、アンテナ32Lおよび32Rを代表的にアンテナ32Lとも呼び、アンテナ34Lおよび34Rを代表的にアンテナ34とも呼び、高音スピーカ36Lおよび36Rを代表的に高音スピーカ36とも呼び、低音スピーカ38Lおよび38Rを代表的に低音スピーカ38とも呼ぶ。
高音スピーカ36はツイーターであって高音出力に適し、低音スピーカ38はウーファーであって低音出力に適する。アンテナ32Lとアンテナ32Rとは配置上は左右対称で対になっているが、異なる仕様であってもよい。同様にアンテナ34Lとアンテナ34Rとは異なる仕様であってもよい。本体筐体14の内部には、さらに、図示しない冷却モジュールやハードディスク装置等が収納されている。図2中の参照符号37は、ヒンジ20が配置される凹状部である。
アンテナ32は、スピーカ・アンテナボックス30に設けられた接続端子32aと、上カバー22における側壁22bまたは22cを含み該側壁22b,22cに沿って設けられるアンテナ素子32bとを有する。アンテナ34は、スピーカ・アンテナボックス30に設けられた接続端子34aと、上カバー22における前壁(折返し板)22aを含み、該前壁22aに沿って設けられるアンテナ素子34bとを有する。上カバー22および下カバー24の大部分は、マグネシウム等の金属板やカーボン板などの電波遮蔽材で構成されているが、アンテナ素子32b,34bの周囲の電波透過部64,65(図3参照)は樹脂等の電波透過性材料で構成されている。接続端子32a,34aはそれぞれ1つでもよいし、複数でもよい。
電子機器10では、角部40L,40R(図2参照)を形成する一方の辺である前壁22aに沿ってアンテナ素子34bが設けられ、角部40L,40Rを形成する他方の辺である側壁22b,22cに沿ってアンテナ素子32bが設けられている。したがって、アンテナ32とアンテナ34とをバランスよく適度に離間して配置することができる。また、角部40が有効利用される。アンテナ素子34bは一部が側壁22b,22cまで達している。
電子回路基板26は、当該電子機器10のマザーボードである。電子回路基板26は、例えばCPU26a、電源回路26b、メモリ26c等の各種電子部品が実装されたPCB(プリント基板)である。
図3は、上カバー22、スピーカ・アンテナボックス30L,30Rを裏面側から見た分解斜視図である。
スピーカ・アンテナボックス30Lは、アンテナ32Lの一部と、アンテナ34Lの一部と、高音スピーカ36Lと、低音スピーカ38Lとを有する。スピーカ・アンテナボックス30Lは、側壁22bと前壁22aとによって形成される角部40Lを含む箇所に設けられており、側壁22bおよび前壁22aに沿ったL字形状となっている。
スピーカ・アンテナボックス30Rは、アンテナ32Rの一部と、アンテナ34Rの一部と、高音スピーカ36Rと、低音スピーカ38Rとを有する。スピーカ・アンテナボックス30Rは、側壁22cと前壁22aとによって形成される角部40Rを含む箇所に設けられており、側壁22cおよび前壁22aに沿ったL字形状となっている。
スピーカ・アンテナボックス30Lとスピーカ・アンテナボックス30Rとは略左右対称構造であることから、以下、図面上ではスピーカ・アンテナボックス30Lを例にして説明する。
スピーカ・アンテナボックス30はL字形状のボックス体42をベースに構成されている。ボックス体42は前壁22aに沿った第1延在部42aと、側壁22bに沿った第2延在部42bとから構成されている。第2延在部42bは第1延在部42aよりもやや長い。ボックス体42は、第1延在部42aおよび第2延在部42bの各端部に取付片42cを有する。取付片42cは図示しないビスによって上カバー22のボス44に固定される。スピーカ・アンテナボックス30は、キー孔群22eと重ならない位置に固定される。スピーカ・アンテナボックス30の第2延在部42bにはキーボード装置12との干渉を避ける段差部43が形成されている。
第2延在部42bには第1スピーカ孔42dおよび第2スピーカ孔42e(図4および図5参照)が形成されている。第1スピーカ孔42dはボックス体42におけるL字屈曲部に近い箇所の下面に形成され、第2スピーカ孔42eは第2延在部42bの端部に近い箇所の上面に形成されている。スピーカ・アンテナボックス30には、電子回路基板26と接続するためのケーブル45が設けられている。ケーブル45の先端のコネクタ45aの数は少なく、例えば1〜4程度である。
図4はスピーカ・アンテナボックス30の斜視図であり、図5はスピーカ・アンテナボックス30の分解斜視図である。
図4および図5に示すように、高音スピーカ36は第1スピーカ孔42dを内側から塞ぐように設けられおり、その出力振動体(例えばコーン)は上方を向いている。高音スピーカ36から出力される音は第1スピーカ孔42dを通り、さらに上カバー22に設けられた小孔群46(図1参照)を通る。こうして高音スピーカ36の音は上カバー22の上面からユーザに向かって直接的に発せられ、聴き取りやすい。高音スピーカ36は比較的ディスプレイ筐体18に近く、ディスプレイ装置16を見ているユーザは画像との一体感や臨場感が感じられる。
低音スピーカ38は第2スピーカ孔42eを内側から塞ぐように設けられおり、その出力振動体は下方を向いている。低音スピーカ38から出力される音は第2スピーカ孔42eを通り、さらに下カバー24に設けられた小孔群(図示せず)を通る。こうして低音スピーカ38の音は本体筐体14の下側から発せられるが、低音は指向性が低いためユーザは十分に聴き取り可能である。また、低音スピーカ38の出力振動体は低周波で振動することからある程度の大きい面積が必要であり、本体筐体14にもそれに対応した孔が必要であるが、下面に形成することにより意匠上で目立たない。
第1スピーカ孔42dは高音スピーカ36で塞がれ、第2スピーカ孔42eは低音スピーカ38で塞がれていることから、スピーカ・アンテナボックス30は密封型スピーカを形成している。ただし、仕様によっては例えばバックロードホーン型やバスレフ型にしてもよい。高音スピーカ36および低音スピーカ38とボックス体42との間にはゴムなどの樹脂弾性体などでできた吸振体もしくは制振体を配置してもよい。高音スピーカ36および低音スピーカ38は、それぞれボックス体42の一部の空間を用いて構成される。
第2延在部42bにおける高音スピーカ36の上下位置にはクッション48aおよびクッション48bが貼り付けられている。クッション48aは四角枠形状で、第1スピーカ孔42dを囲うように設けられている。クッション48bはクッション48aと外形が等しい矩形であり、平面視でクッション48aと等しい位置に設けられている。
第2延在部42bにおける低音スピーカ38の上下位置にはクッション50aおよびクッション50bが貼り付けられている。クッション50aは四角枠形状で、第2スピーカ孔42eを囲うように設けられている。クッション50bはクッション50aと外形が等しい矩形であり、平面視でクッション50aと等しい位置に設けられている。
クッション48a,48b,50b,50bは、例えば、スポンジ、ポリウレタン、ポロン(登録商標)などである。クッション48a,48b,50b,50bは、個々の樹脂発泡部が独立したものにすると音漏れを防止できる。クッション48aおよび50bはボックス体42と上カバー22との間に介在し、クッション48bおよび50bはボックス体42と下カバー24との間に介在し、それぞれボックス体42を弾性的に支持している。すなわち、ボックス体42はクッション48a,48bと、クッション50a,50bと、2つの取付片42cとによって支持される。低音スピーカ38は2つの取付片42cから適度に離れた箇所に設けられていることから主にクッション50a,50bによって支持されている。低音スピーカ38は低周波の音を出力するため出力振動体の振幅が大きくなる傾向があるが、クッション50a,50bによって略フローティング状態となっており、振動が本体筐体14に伝達することが抑制される。したがってユーザは振動を感じることがなく、しかも音質が向上する。
ボックス体42には、さらにクッション51およびクッション53が設けられていてもよい。クッション51はクッション48a,48b〜クッション50a,50bの間で第2延在部42bの三方(上面、下面および外面)を覆い、同様にクッション53は第1延在部42aの三方を覆うように構成される。ただし、接続端子32a,34aは露出されるようにする。以下の説明ではクッション51および53は省略する。
ボックス体42は、第1延在部42aから第2延在部42bにかけて天板52aと、底板52bと、内板52cと、外板52dと、傾斜板52eとを備え、さらに第1延在部42aおよび第2延在部42bの端部は端板52fで塞がれており、密封された箱形状である。取付片42cは端板52fに設けられている。天板52aは上カバー22の内側面に対向し、底板52bは下カバー24の内側面に対向する。底板52bは天板52aよりも幅が狭い。内板52cは第1延在部42aから第2延在部42bに沿ってボックス体42の内側面を塞ぐL字形状の板である。同様に外板52dはボックス体42の外側に設けられたL字形状の板である。傾斜板52eは底板52bと外板52dとを接続する傾斜した板である。
第1延在部42aは天板52a、底板52b、内板52c、外板52dおよび傾斜板52eによる略五角形断面である。ただし、外板52dは狭いためこれを無視すると略台形断面ともいえる。第2延在部42bにおける第1延在部42aとの接続部、つまりL字屈曲部近傍は略五角形断面であるが、後方に向かって傾斜板52eが狭くなっており、後方端部は天板52a、底板52b、内板52cおよび外板52dによる略矩形断面となっている。
ボックス体42は、例えば底板52b、内板52c、外板52dおよび傾斜板52eとからなる上面が開口した有底体に対して天板52aを接着または溶着などにより固定することにより密封構造としている。
ボックス体42には、天板52aおよび底板52bの内側縁に沿い、やや内側にはみ出しながらシールド部材54が設けられている(図6参照)。シールド部材54は、端板52fも囲っている。シールド部材54は、電磁波ノイズをシールド可能であって、且つ柔軟性を有する材料、例えば導電性クッション状部材で形成されている。導電性クッション状部材としては、例えば、銅に錫めっきを施した材料で形成したスポンジや、ポリエチレン等の樹脂にカーボンを練り込んだスポンジ等を挙げられる。
接続端子32aは第2延在部42bにおける外凹部56aに設けられ、接続端子34aは第1延在部42aにおける外凹部56bに設けられている。第2延在部42bにおける高音スピーカ36と接続端子32aとの間は仕切板57で仕切られている。仕切板57は高音スピーカ36と低音スピーカ38とを仕切り、音質を向上させる。第2延在部42bは仕切板57の位置により、高音スピーカ36のチャンバもまかなうことができる。
図6は、図2におけるVI−VI線に沿う本体筐体14の模式的な断面図である。図6に示すように、前壁22aは上カバー22の前端部から斜め下方に向かう折り返し板である。このように前壁22aが傾斜していることにより鋭角的なイメージがあり意匠上の効果があり、さらに前壁22aに設けられたアンテナ素子34bが目立たなくなる。また、前壁22aは上カバー22の上面板22fと一体的に構成されており、上方からは上カバー22と下カバー24との接続部が目立たなくなる。アンテナ素子34bの周囲は電波透過部65で構成されていることから、該アンテナ素子34bは広い角度範囲に対して電波の送受信が可能である。
前壁22aと傾斜板52eとはほぼ平行になっており、その間の隙間は狭い。前壁22aと上面板22fとは鋭角に接続された隅部58を形成している。隅部58は上下を上面板22fと前壁22aとで挟まれた領域である。ボックス体42は、第1延在部42aにおける外板52dと、傾斜板52eのほぼ全部と、天板52aの前方端部とからなる介挿部59が隅部58に入り込んでいる。
接続端子34aは金属のスプリング34aaを備えている。スプリング34aaは先端が湾曲したフック状の板ばねであり、前方に突出しており、その先端がアンテナ素子34bに対して弾性的に接触している。接続端子34aは図示しないアンテナ基板や配線を介して電子回路基板26に接続されている。外板52dにはアンテナ34の一部として、アンテナ素子34cを設けてもよい。アンテナ素子34cは、例えばめっきや印刷によって外板52dに対してアンテナパターンを形成することにより得られる。アンテナ素子34cを設ける場合、アンテナ素子34bは省略してもよい。スプリング34aaはアンテナ素子34bから内側に向かって突出して接続端子34aに接触していてもよい。
一般的な筐体において隅部58のような箇所はデッドスペースとなるが、電子機器10ではボックス体42の一部が入り込むことによって有効利用されている。すなわち、ボックス体42の内部空洞の容積を大きくすることができ、低音スピーカ38の音質を向上させることができる。また、接続端子34aとアンテナ素子34bとの距離が狭まり、スプリング34aaを短くすることができる。
ボックス体42の内板52cにはシールド部60が設けられている。シールド部60は、電磁波ノイズをシールド可能な材料、例えば導電性を持った金属板、またはメッキ層として形成されている。シールド部60はボックス体42のアンテナが形成されていない面、つまり内板52cに設けられる。シールド部60は、さらに天板52aの内側縁、底板52bの内側縁および端板52fにも設けられるとよい。
上記の通り、シールド部材54は天板52aおよび底板52bの内側縁に沿って設けられている。シールド部材54は天板52aと上面板22fとの間、および底板52bと下カバー24との間で適度に圧縮されてボックス体42を弾性的に支持するとともに、シールド部60と上面板22fおよび下カバー24とを電気的に導通させる。つまりシールド部60はグランドされる。
従って、ボックス体42は、CPU26a等の電磁波発生源に対してアンテナ34がシールド部材54およびシールド部60によって電磁波シールドされた状態で本体筐体14の内部に設置されている。シールド部60はグランド強化のために補助グランド線62により上面板22fと接続してもよい。
図7は、図2におけるVII−VII線に沿う本体筐体14の模式的な断面図である。図7では仕切板57を省略している。図7に示すように、側壁22bは上面板22fの端部から下方に立設する縦壁22baと、該縦壁22baの下端からさらに斜め下方に向かう傾斜壁(折返し板)22bbとから構成されている。アンテナ素子32bは縦壁22baと傾斜壁22bbとの間に設けられている。アンテナ素子32bの周囲は電波透過部64で構成されていることから、該アンテナ素子32bは広い角度範囲に対して電波の送受信が可能である。傾斜壁22bbと傾斜板52eとはほぼ平行になっており、その間の隙間は狭い。
図7における接続端子32a、スプリング32aa、アンテナ素子32bは、図6における接続端子34a、スプリング34aa、アンテナ素子34bに相当し、同様の作用がある。図7におけるアンテナ素子34cのように、外板52dにはアンテナ素子32cを設けてもよい。
図7に示すように、上面板22fと傾斜壁22bbとの間には隅部58が存在する。ボックス体42は第2延在部42bにおける外板52dと、傾斜板52eのほぼ全部と、天板52aの前方端部とからなる介挿部59が隅部58に入り込んでいて、デッドスペースが有効利用されている。また、外板52dとアンテナ素子32bとが接近し、スプリング32aaを短くすることができる。第2延在部42bにおいても第1延在部42aと同様に内板52cにシールド部60が設けられており、該シールド部60はシールド部材54によって上面板22fおよび下カバー24と電気的に接続されており、電磁波のシールド作用がある。
第2延在部42bにおいて高音スピーカ36が設けられる箇所は上下にクッション48aおよび48bが設けられており、それぞれ上面板22fおよび下カバー24との間で適度に圧縮されている。また、図示を省略するが、低音スピーカ38が設けられる箇所は上下にクッション50aおよび50bが設けられており、それぞれ上面板22fおよび下カバー24との間で適度に圧縮されている。これにより第2延在部42bが適切に支持される。
このように構成される電子機器10のスピーカ・アンテナボックス30では、低音スピーカ38がアンテナ32の少なくとも一部とアンテナ34の少なくとも一部との間に配置されている。したがって、アンテナ32とアンテナ34とが適度に離間して配置され相互干渉が少ない。また、その間に設けられる低音スピーカ38には金属部が含まれており、アンテナ32とアンテナ34とを電磁的に遮断することができ、一種のアイソレータとなる。また、アンテナ32とアンテナ34との遮断には、特に他の機器は不要である。
また、スピーカ・アンテナボックス30においてアンテナ32およびアンテナ34が設けられる箇所はほとんどが空洞であり、低音スピーカ38のバックチャンバとして機能し、音質が向上する。
スピーカ・アンテナボックス30において第1延在部42aはアンテナ素子34bに沿って長く延在しており、内板52cに設けられたシールド部60(図6参照)がアンテナ素子34bに対する電磁シールドとなる。また、第1延在部42aはアンテナ素子34bに応じて長くなっていることから、低音スピーカ38のバックチャンバ容量を相当に大きく確保することができる。
スピーカ・アンテナボックス30はL字形状であり、前壁22aおよび側壁22b又は22cに沿って配置されていることから、角部40が位置決めされて安定する。
スピーカ・アンテナボックス30にはさらに高音スピーカ36が設けられている。したがって、アンテナ32の少なくとも一部,アンテナ34の少なくとも一部,高音スピーカ36および低音スピーカ38が一体的なユニットとなり、本体筐体14への取り付けが容易である。スピーカ・アンテナボックス30は、2つの取付片42cだけで本体筐体14に取り付けることができる。高音スピーカ36はアンテナ34よりもさらに奥に設けられ、ディスプレイ筐体18に近いレイアウトとなる。
スピーカ・アンテナボックス30によれば、2か所の取付片42cを上カバー22に固定するだけでアンテナ32,34、高音スピーカ36および低音スピーカ38の位置決めがなされる。つまり、アンテナ32の接続端子32aとアンテナ素子32bとの間、アンテナ34の接続素子34aとアンテナ素子34bとの間、高音スピーカ36と小孔群46(図1参照)との間、および低音スピーカ38と低音用の出力孔(図示せず)との間の相対的位置決めがそれぞれ自動的に行われる。また、アンテナ32,34、高音スピーカ36および低音スピーカ38の信号線はケーブル45(図3参照)にまとめられており、その先端のコネクタ45aは1〜3程度であることから、該ケーブル45の配索と電子回路基板26への接続が容易である。これらにより、生産工程における電子機器10の組立性が向上する。
仕様によっては、スピーカ・アンテナボックス30は、高音スピーカ36および低音スピーカ38を低音から高音まで出力可能な1つのスピーカで置き換えてもよい。この場合、該スピーカは低音スピーカ38の位置、つまりアンテナ32とアンテナ34との間に配置するとよい。
また、電子機器10のスピーカ・アンテナボックス30は、隅部58に入り込む介挿部59を備え、該介挿部59には接続端子32a,34aが設けられている。アンテナ素子32a,34bと接続端子32a,34aとはスプリング32aa、34aaにより電気的に接続されている。これにより、隅部58が有効利用されるとともに、アンテナ素子32a,34bと接続端子32a,34aとを近い位置で接続させることができる。アンテナ素子32a,34bと接続端子32a,34aとの電気的接続はスプリング32aa、34aaに限らず、例えばスクリューやポゴピンなどを用いてもよい。
なお、アンテナ32とアンテナ34との相互干渉防止を目的とし、低音スピーカ38のチャンバ容量が特に必要ない場合には、図8に示すようなボックス群66を用いてもよい。ボックス群66は、スピーカ・アンテナボックス30に代わって設けられるもので、第1ボックス66a、第2ボックス66b、第3ボックス66cおよび第4ボックス66dから構成されており、それぞれは独立的なものであって取付片42cで上カバー22に取り付けられる。
第1ボックス66aは、上記の第1延在部42aに相当するもので、アンテナ34の一部である接続端子34aを備えている。第2ボックス66b、第3ボックス66cおよび第4ボックス66dは上記の第2延在部42bに相当する。第2ボックス66bは低音スピーカ38を備え、第3ボックス66cはアンテナ32の一部である接続端子32aを備え、第4ボックス66dは高音スピーカ36を備えている。この場合、シールド部60は少なくとも第1ボックス66aおよび第3ボックス66cに設ければよい。このようなボックス群66では、上記のスピーカ・アンテナボックス30と同様に、アンテナ32とアンテナ34との間に低音スピーカ38が設けられていることから、適度な距離が確保されて相互干渉が抑制される。また、アンテナ32とアンテナ34とは低音スピーカ38の金属部によって電磁的に遮断される。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 電子機器
12 キーボード装置
14 本体筐体(筐体)
16 ディスプレイ装置
18 ディスプレイ筐体
22 上カバー
22a 前壁(第2辺、折返し板)
22b,22c 側壁(第1辺)
22f 上面板(平板)
22ba 縦壁
22bb 傾斜壁
24 下カバー
30,30L,30R スピーカ・アンテナボックス(ボックス)
32,32L,32R アンテナ(第1アンテナ)
32a,34a 接続端子
32b,32c,34b,34c アンテナ素子
32aa,34aa スプリング
34,34L,34R アンテナ(第2アンテナ)
36,36L,36R 高音スピーカ
38,38L,38R 低音スピーカ
40,40L,40R 角部
42 ボックス体
42a 第1延在部
42b 第2延在部
48a,48b,50a,50b,51,53 クッション
52a 天板
52b 底板
52c 内板(内面)
52d 外板
52e 傾斜板
52f 端板
54 シールド部材
57 仕切板
58 隅部
59 介挿部
60 シールド部
64,65 電波透過部

Claims (9)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられるボックスと、
    前記ボックスの一部の空間を用いて構成される第1スピーカと、
    前記ボックスの外面上に形成される第1アンテナと、
    前記ボックスの外面上に形成される第2アンテナと、
    を備え、
    前記ボックス内で、前記第1スピーカは前記第1アンテナと前記第2アンテナとの間に配置され、前記第1アンテナと前記第2アンテナとを電磁的に遮断していることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記筐体は扁平形状で、平面視で略矩形であり、
    前記ボックスは平面視でL字形状であって前記筐体の角部を含む箇所に設けられ、
    前記角部を形成する第1辺に沿って前記第1アンテナが設けられ、
    前記角部を形成する第2辺に沿って前記第2アンテナが設けられていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器において、
    前記ボックスの一部の空間を用いて構成される高音出力用の第2スピーカをさらに備え、
    前記第1スピーカは低音出力用であり、
    前記ボックス内で、前記第1アンテナは前記第1スピーカと前記第2スピーカとの間に配置されていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記ボックスの外面、前記第1アンテナおよび前記第2アンテナは前記筐体の外縁に沿って設けられ、
    前記ボックスの内面には電磁波ノイズをシールド可能な材料で形成されたシールド部材が設けられていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記筐体は、
    平板と、
    前記平板の端部と一体的に接続されており、内側に向かって傾斜する折返し板と、
    を備え、
    前記ボックスの一部は前記平板と前記折返し板との間の隅部に入り込んでいることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記筐体は、
    前記筐体の一部を構成する平板と、
    前記平板の端部と一体的に接続されており、内側に向かって傾斜する折返し板と、
    前記第1アンテナまたは前記第2アンテナの一部であって、前記折返し板を含む箇所に設けられたアンテナ素子と、
    を有し、
    前記アンテナ素子の周囲は電波透過性材料で構成されていることを特徴とする電子機器。
  7. 筐体と、
    前記筐体の縁に設けられたスピーカと、
    前記筐体の縁に設けられた第1アンテナと、
    前記筐体の縁に設けられた第2アンテナと、
    を備え、
    前記スピーカは前記第1アンテナと前記第2アンテナとの間に配置され、前記第1アンテナと前記第2アンテナとを電磁的に遮断していることを特徴とする電子機器。
  8. 筐体と、
    前記筐体の一部を構成する平板と、
    前記平板の端部と一体的に接続されており、内側に向かって傾斜する折返し板と、
    前記折返し板を含む箇所に設けられたアンテナ素子と、
    を有し、
    前記アンテナ素子の周囲は電波透過性材料で構成されていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8に記載の電子機器において、
    前記筐体の内部に設けられるボックスを備え、
    前記ボックスは、
    前記平板と前記折返し板との間の隅部に入り込む介挿部と、
    前記介挿部に設けられた接続端子と、
    を有し、
    前記アンテナ素子と前記接続端子とは電気的に接続されていることを特徴とする電子機器。
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