JP2020140301A - 障害物検出装置、及び障害物検出方法 - Google Patents

障害物検出装置、及び障害物検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想外周を想定して当該仮想外周に対する障害物の接触等を検出する障害物検出装置、及び障害物検出方法を提供する。【解決手段】本発明の障害物検出装置は、本体と、測距センサ1A,1B…と、制御部2とを有する。制御部2は、測距センサからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、その判定結果に基づいて障害物の接触を検出する。このように、本装置は、測距センサ1A,1B…の測距範囲を最小閾値、及び最大閾値により規制することで、本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、仮想外周に対する障害物の接触を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、本体外周に対し、障害物の接触等を検知する仮想外周を定めて、当該仮想外周に対する障害物の接触等を検出する障害物検出装置、及び障害物検出方法に関する。
従来、作業車などの移動体には、本体外周に対する障害物の接触等を検出し、警告や移動停止などを実行するために、接触スイッチ、超音波式、又は光学式の測距センサを実装しているものがある。一般的な超音波式の測距センサとしては、発波部により超音波を対象物に向けて発信し、対象物からの反射波を受波部で受信することで、対象物までの距離を検出するものがある。一方、一般的な光学式の測距センサとしては、投光部と受光部からなり、投光部から投光された光の対象物での反射光を受光部が受光し、受光部に到達する光量、もしくは反射角度の変化を電気信号に変換し、測距値を得るものがある。
このような超音波式、及び光学式の測距センサは、いずれもセンサの特性上、検出距離が限られているため、作業車などの移動体に実装する場合には、障害物の接触等を正確に検出するために、各種の工夫がなされている。
例えば、特許文献1では、前方左右に比較的長距離を測定するための超音波測距センサを設け、その間の位置に、超音波センサ最小測定距離の死角を補うべく、比較的近距離を測定する光学式測距センサを設けた自律走行作業車が開示されている。
特開2003−167628号公報
しかしながら、前述した特許文献1で開示された自律走行作業車は、あくまでも超音波測距センサの検出距離では検出できない最小測定距離の死角を、光学式測距センサの検出距離で補うものにすぎない。つまり、特許文献1では、作業車などの移動体の本体外周にとらわれることなく、障害物の接触等を回避したい仮想外周を定め、当該仮想外周に対する障害物の接触等を検出することは開示も示唆もされていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、仮想外周を定めて当該仮想外周に対する障害物の接触等を検出する障害物検出装置、及び障害物検出方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る障害物検出装置は、本体と、測距センサと、前記測距センサからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触を検出する制御部と、を有し、前記制御部は、前記測距センサの測距範囲を前記最小閾値、及び前記最大閾値により規制することで、前記本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出する。
本発明の第2の態様に係る障害物検出装置は、本体と、測距センサと、駆動部と、前記測距センサからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触を検出し、前記駆動部を駆動する制御部とを有し、前記制御部は、前記測距センサの測距範囲を前記最小閾値、及び前記最大閾値により規制することで、前記本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出する。
本発明の第3の態様に係る障害物検出方法は、制御部が、測距センサからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触を検出する方法であって、前記制御部は、前記測距センサの測距範囲を前記最小閾値、及び前記最大閾値により規制することで、本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出する。
本発明によれば、仮想外周を定めて当該仮想外周に対する障害物の接触等を検出する障害物検出装置、及び障害物検出方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る障害物検出装置の構成図である。 同装置による障害物検出の処理手順を示すフローチャートである。 測距値に基づく障害物の接触検出について説明する図である。 仮想外周について説明する概念図である。 本発明の第2実施形態に係る障害物検出装置の構成図である。 同装置の外観図である。 同装置による障害物の接触検出の処理手順を示すフローチャートである。 障害物の接触検出のために参照するテーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る障害物検出装置の構成図である。 本発明の第4実施形態に係る障害物検出装置の概念図である。 本発明の第5実施形態に係る障害物検出装置の概念図である。 本発明の第6実施形態に係る障害物検出装置の概念図である。 センサ駆動部と測距センサの関係を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1には、本発明の第1実施形態に係る障害物検出装置の構成を示し説明する。
同図に示されるように、障害物検出装置は、装置全体の制御を司る制御部2を備えている。制御部2は、不図示の本体に配設された複数の測距センサ1A、1B…(以下、第1実施形態で測距センサを総称するときは符号1を用いる)と接続されている。制御部2は電源3に接続されており、当該電源3は測距センサ1A、1B…にも接続されている。このほか、制御部2は、駆動部4にも接続されている。駆動部4としては、例えば、音声や表示による警告を行うものや、ホイール等を駆動するものなど、各種のものを採用することができる。
また、第1実施形態では、測距センサ1として、アクティブ型の光学式測距センサを採用しており、各測距センサ1A,1B…は、発光部11と受光部12とを有している。一般に、アクティブ式の光学式測距センサは、三角測量の原理に基づき、障害物で反射した光が受光部上に作るスポットの位置情報を検出し、障害物までの距離を測定する。受光部にCMOSイメージセンサを用いることで、高精度の距離測定を実現している。
このような構成において、制御部2や測距センサ1には、電源3より電力が供給されている。測距センサ1では、発光部11が発光し、障害物での反射光が受光部12で受光される。そして、測距センサ1は、三角測量の原理に基づいて、位置情報を検出し、障害物までの距離を測定し、測距値を出力する。
この測距値は、リアルタイムで制御部2に送られる。そして、制御部2では、測距値が予め定められた所定範囲に入るか否かを判断し、所定範囲に入る場合には、後述する仮想外周に障害物が接触等したものとし、駆動部4を駆動制御する。この駆動部4の駆動制御としては、所定の警告表示、警告音声出力をすること、駆動中の車輪の駆動を停止することなどが想定される。但し、これには限定されない。また、制御部2は、障害物の接触等の検出結果を室内情報に反映させることも可能である。
以下、図2のフローチャートを参照して、本発明の第1実施形態に係る障害物検出装置に係る障害物検出の処理手順を詳細に説明する。
制御部2は、測距センサ1からの測距値を取得すると(S1)、測距値が最小閾値dminより小さいか否かを判定し(S2)、最小閾値dminより小さいときは(S2をYESに分岐)、ステップS1に戻り、上記処理を繰り返す。制御部2は、測距値が最小閾値dmin以上であるときは(S2をNoに分岐)、測距値が最大閾値dmaxより大きいか否かを判定し(S3)、最大閾値dmaxより大きいときは(S3をYESに分岐)、ステップS1に戻り、上記処理を繰り返す。そして、制御部2は、測距値が最大閾値dmax以下であるときは(S3をNoに分岐)、ステップS4に移行する。ステップS4では、制御部2は、測距値に基づいて障害物の接触を検出し(S4)、駆動部4を駆動する(S5)。そして、ステップS1に戻り、前述したような障害物検出を継続する。
このように、制御部2は、測距センサ1からの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下(所定範囲内)であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触等を検出し、駆動部4を駆動する。つまり、第1実施形態に係る障害物検出装置では、制御部2は、測距センサ1の測距範囲を、図3に示されるような最小閾値dmin、及び最大閾値dmaxにより規制することで、本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触等を検出することを特徴の1つとする。
ここで、図4を参照して、仮想外周について更に言及する。
同図に示されるように、この例では、本体20は、第1乃至第4の突出部20A乃至20Dを有する略十字型の平面を有しており、第1乃至第4の突出部20A乃至20Dの突出方向は、隣り合う突出部の突出方向に対して90度となっている。
ここで、測距センサ1A乃至1Hの配置は次の通りである。
測距センサ1Aは、第1の突出部20Aに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第2の突出部20Bの先端を向くように配設されており、測距センサ1Bは、第2の突出部20Bに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第1の突出部20Aの先端を向くように配設されている。
測距センサ1Cは、第2の突出部20Bに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第3の突出部20Cの先端を向くように配設されており、測距センサ1Dは、第3の突出部20Cに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第2の突出部20Bの先端を向くように配設されている。
測距センサ1Eは、第3の突出部20Cに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第4の突出部20Dの先端を向くように配設されており、測距センサ1Fは、第4の突出部20Dに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第3の突出部20Cの先端を向くように配設されている。
測距センサ1Gは、第4の突出部20Dに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第1の突出部20Aの先端を向くように配設されており、測距センサ1Hは、第1の突出部20Aに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第4の突出部20Dの先端を向くように配設されている。
より詳細には、測距センサ1Aは、第1の突出部20Aに、発光部の出射光の出射角が第1の突出部20A及び第2の突出部20Bの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されており、測距センサ1Bは、第2の突出部20Bに、発光部の出射光の出射角が第1の突出部20A及び第2の突出部20Bの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
測距センサ1Cは、第2の突出部20Bに、発光部の出射光の出射角が第2の突出部20B及び第3の突出部20Cの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されており、測距センサ1Dは、第3の突出部20Cに、発光部の出射光の出射角が第2の突出部20B及び第3の突出部20Cの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
測距センサ1Eは、第3の突出部20Cに、発光部の出射光の出射角が第3の突出部20C及び第4の突出部20Dの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されており、測距センサ1Fは、第4の突出部20Dに、発光部の出射光の出射角が第3の突出部20C及び第4の突出部20Dの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
測距センサ1Gは、第4の突出部20Dに、発光部の出射光の出射角が第4の突出部20D及び第1の突出部20Aの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されており、測距センサ1Hは、第1の突出部20Aに、発光部の出射光の出射角が第4の突出部20D及び第1の突出部20Aの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
そして、各測距センサ1A乃至1Hは、発光部11より発光し、障害物での反射光を受光部12で受光し、三角測量の原理に基づいて、位置情報を検出し、測距値を制御部2に向けて出力するが、制御部2において、最小閾値dmin及び最大閾値dmaxにより反応する範囲が規制されている。これにより、図4において、破線で示される仮想外周21が定められ、当該仮想外周21に障害物が接触等したことを正確に検出することが可能となる。このように、仮想外周21を定めることで、第1乃至第4の突出部20A乃至20Dの間に生まれる死角22A乃至22Dでも障害物の接触等を正確に検出することができる。さらに、第1乃至第4の突出部20A乃至20Dの先に生まれる余剰スペースでも障害物の接触等を正確に検出することができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態は、障害物検出装置を全方向移動台車に適用した例である。
図5には、本発明の第2実施形態に係る障害物検出装置の構成を示し説明する。
同図に示されるように、障害物検出装置は、装置全体の制御を司る制御部32を備えている。制御部32は、複数の測距センサ31A、31B…(以下、第2実施形態で測距センサを総称するときは符号31を用いる)と接続されている。制御部32は電源33に接続されており、当該電源33は測距センサ31A、31B…にも接続されている。このほか、制御部32は、ホイール35a乃至35dを駆動するための駆動部34a乃至34dにも接続されている。ホイール35a乃至35dとしては、オム二ホイールやメカナムホイール等、各種のものを採用することができる。
また、第2実施形態でも、測距センサ31として、アクティブ型の光学式測距センサを採用しており、各測距センサ31A,31B…は、発光部41と受光部42とを有している。前述したとおり、一般に、アクティブ式の光学式測距センサは、三角測量の原理に基づき、障害物で反射した光が受光部上に作るスポットの位置情報を検出し、障害物までの距離を測定する。受光部42に、CMOSイメージセンサを用いることで、高精度の距離測定を実現している。
このような構成において、制御部32や測距センサ31には、電源33より電力が供給されている。測距センサ31では、発光部41が発光し、障害物での反射光が受光部42で受光される。そして、測距センサ31は、三角測量の原理に基づいて、位置情報を検出し、測距値を出力する。
この測距値は、リアルタイムで制御部32に送られる。そして、制御部32では、測距値が予め定められた所定範囲に入るか否かを判断し、所定範囲に入る場合には、仮想外周に障害物が接触等したものとし、駆動部34a乃至34dを駆動制御する。駆動部34a乃至34dは、例えばホイール35a乃至35dの動作を停止する。但し、これには限定されない。また、制御部32は、障害物の接触等の検出結果を全方向移動台車が移動等の際に参照する室内情報に反映させることも可能である。
さらに、この障害物検出装置を、自律走行ロボットに適用する場合には、障害物の接触等の検出結果に基づいて、当該障害物を避けるように、あるいは当該障害物に近づくように走行を制御することも可能である。
図6には、各測距センサの本体への配置の様子を示し説明する。
この例では、本体40は、第1乃至第4の突出部に、第1乃至第4のホイルカバー50A乃至50Dが実装された略十字型の平面を有しており、第1乃至第4の突出部の突出方向は、隣り合う突出部の突出方向に対して90度となっている。これは、第1乃至第4の突出部に実装された第1乃至第4のホイルカバー50A乃至50Dの突出方向も、隣り合うホイルカバーに対して90度であることを意味する。
ここで、測距センサ31A乃至31Hの配置は次の通りである。
測距センサ31Aは、第1のホイルカバー50Aに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第2のホイルカバー50Bの先端を向くように配設され、測距センサ31Bは、第2のホイルカバー50Bに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第1のホイルカバー50Aの先端を向くように配設されている。
測距センサ31Cは、第2のホイルカバー50Bに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第3のホイルカバー50Cの先端を向くように配設され、測距センサ31Dは、第3のホイルカバー50Cに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第2のホイルカバー50Bの先端を向くように配設されている。
測距センサ31Eは、第3のホイルカバー50Cに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第4のホイルカバー50Dの先端を向くように配設され、測距センサ31Fは、第4のホイルカバー50Dに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第3のホイルカバー50Cの先端を向くように配設されている。
測距センサ31Gは、第4のホイルカバー50Dに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第1のホイルカバー50Aの先端を向くように配設され、測距センサ31Hは、第1のホイルカバー50Aに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第4のホイルカバー50Dの先端を向くように配設されている。
より詳細には、測距センサ31Aは、第1のホイルカバー50Aに、発光部の出射光の出射角が第1のホイルカバー50A及び第2のホイルカバー50Bの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設され、測距センサ31Bは、第2のホイルカバー50Bに、発光部の出射光の出射角が第1のホイルカバー50A及び第2のホイルカバー50Bの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
測距センサ31Cは、第2のホイルカバー50Bに、発光部の出射光の出射角が第2のホイルカバー50B及び第3のホイルカバー50Cの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設され、測距センサ31Dは、第3のホイルカバー50Cに、発光部の出射光の出射角が第2のホイルカバー50B及び第3のホイルカバー50Cの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
測距センサ31Eは、第3のホイルカバー50Cに、発光部の出射光の出射角が第3のホイルカバー50C及び第4のホイルカバー50Dの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設され、測距センサ31Fは、第4のホイルカバー50Dに、発光部の出射光の出射角が第3のホイルカバー50C及び第4のホイルカバー50Dの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
測距センサ31Gは、第4のホイルカバー50Dに、発光部の出射光の出射角が第4のホイルカバー50D及び第1のホイルカバー50Aの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設され、測距センサ31Hは、第1のホイルカバー50Aに、発光部の出射光の出射角が第4のホイルカバー50D及び第1のホイルカバー50Aの先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように配設されている。
そして、各測距センサ31A乃至31Hは、発光部41より発光し、障害物での反射光を受光部42で受光し、三角測量の原理に基づいて、位置情報を検出し、測距値を制御部32に向けて出力するが、制御部32において、最小閾値dmin及び最大閾値dmaxにより反応する範囲が規制されている。
これにより、図6に破線で示される仮想外周53が定められ、当該仮想外周53に障害物が接触等したことを正確に検出することが可能となる。このように、仮想外周53を定めることで、第1乃至第4のホイルカバー50A乃至50Dの間に生まれる死角51A乃至51Dでも障害物の接触を正確に検出することができる。さらに、第1乃至第4のホイルカバー50A乃至50Dの先に生まれる余剰スペース52A乃至52Dでも障害物の接触を正確に検出することができる。
以下、図7のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態に係る障害物検出装置に係る障害物検出の処理手順を詳細に説明する。
制御部32は、測距センサ31A乃至31Hからの測距値を取得すると(S11)、測距値が最小閾値dminより小さいか否かを判定し(S12)、最小閾値dminより小さいときは(S12をYESに分岐)、ステップS11に戻り、上記処理を繰り返す。
制御部32は、測距値が最小閾値dmin以上であるときは(S12をNoに分岐)、測距値が最大閾値dmaxより大きいか否かを判定し(S13)、最大閾値dmaxより大きいときは(S13をYESに分岐)、ステップS11に戻り、上記処理を繰り返す。
一方、制御部32は、測距値が、最大閾値dmax以下であるときは(S13をNoに分岐)、ステップS14に移行する。
ステップS14では、制御部32は、各測距センサ31A乃至31Hからの測距値に基づいて接触を検出する(S14)。より具体的には、制御部32は、図8に示されるようなテーブルを参照して、各測距センサ31A乃至31Hの状態の組み合わせに基づいて、障害物が接触した方向(前後、左右など)を特定する。駆動部34a乃至34dは、ホイール35a乃至35dの駆動を制御する(例えば、ホイール35a乃至35dの駆動を停止するなど)(S15)。
このように、制御部32は、測距センサ31A乃至31Hからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下(所定範囲内)であるかを判断し、判断結果に基づいて障害物が接触している方向を特定し、駆動部34を駆動する。
つまり、本実施形態に係る障害物検出装置では、制御部32は、測距センサ31の測距範囲を、最小閾値dmin、及び最大閾値dmaxにより規制することで、本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出することを特徴の1つとする。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態は、前述した第2実施形態に係る障害物検出装置と測距センサの配置が異なっている。それにより、障害物の接触等を検出する仮想外周の範囲が奥行方向に二重構造となっている。以下、詳述する。
図9には、本発明の第3実施形態に係る接触検出装置における測距センサの配置の様子を示し説明する。
同図に示されるように、本体60は、第1乃至第4の突出部に、第1乃至第4のホイルカバー60A乃至60Dが実装された略十字型の平面を有しており、第1乃至第4の突出部の突出方向は、隣り合う突出部の突出方向に対して90度となっている。これは、第1乃至第4の突出部に実装された第1乃至第4のホイルカバー60A乃至60Dの突出方向も、隣り合うホイルカバーに対して90度であることを意味する。
測距センサ61A乃至61Hの配置は次の通りである。
測距センサ61Aは、第1のホイルカバー60Aに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第2のホイルカバー60Bの先端を向くように配設され、測距センサ61Bは、第2のホイルカバー60Bに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第1のホイルカバー60Aの先端を向くように配設されている。この例では、測距センサ61Aの発光の光軸と測距センサ61Bの発光の光軸とは平行で、且つ所定間隔だけ空いており、測距センサ61Aの光軸より本体寄り、つまり内側に測距センサ61Bの発光の光軸が延びるような位置関係となっている。
測距センサ61Cは、第2のホイルカバー60Bに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第3のホイルカバー60Cの先端を向くように配設され、測距センサ61Dは、第3のホイルカバー60Cに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第2のホイルカバー60Bの先端を向くように配設されている。この例では、測距センサ61Cの発光の光軸と測距センサ61Dの発光の光軸とは平行で、且つ所定間隔だけ空いており、測距センサ61Cの光軸より本体寄り、つまり内側に測距センサ61Dの発光の光軸が延びるような位置関係となっている。
測距センサ61Eは、第3のホイルカバー60Cに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第4のホイルカバー60Dの先端を向くように配設され、測距センサ61Fは、第4のホイルカバー60Dに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第3のホイルカバー60Cの先端を向くように配設されている。この例では、測距センサ61Eの発光の光軸と測距センサ61Fの発光の光軸とは平行で、且つ所定間隔だけ空いており、測距センサ61Eの光軸より本体寄り、つまり内側に測距センサ61Fの発光の光軸が延びるような位置関係となっている。
測距センサ61Gは、第4のホイルカバー60Dに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第1のホイルカバー60Aの先端を向くように配設され、測距センサ61Hは、第1のホイルカバー60Aに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第4のホイルカバー60Dの先端を向くように配設されている。この例では、測距センサ61Gの発光の光軸と測距センサ61Hの発光の光軸とは平行で、且つ所定間隔だけ空いており、測距センサ61Gの光軸より本体寄り、つまり内側に測距センサ61Hの発光の光軸が延びるような位置関係となっている。
これにより、二重の仮想外周が定められ、当該仮想外周に障害物が接触等したことを正確に検出することが可能となる。このように、仮想外周を定めることで、第1乃至第4のホイルカバー60A乃至60Dの間に生まれる死角でも障害物の接触を正確に検出することができるようになる。例えば測距センサ61Aのセンサ検出領域で障害物が検出されなかった場合でも、その内側の測距センサ61Bのセンサ検出領域で確実に障害物を検出することが可能となる。この例では、二重の仮想外周を定める例を示したが、より複数の仮想外周を定めることも可能である。
<第4実施形態>
前述した本発明の第1乃至第3実施形態に係る障害物検出装置は、仮想外周を定めて当該仮想外周への障害物の接触を検出するものであったが、本発明の第4実施形態に係る障害物検出装置及び方法は、本体の高さ方向にも仮想外周を定めて、障害物の接触を検出するものである。
以下、図10(a)、図10(b)を参照して、本発明の第4実施形態に係る障害物検出装置における測距センサの配置を説明する。
図10(a)に示されるように、障害物の接触を回避したい本体101が円柱形状である場合には、本体101の下部に、当該本体101を取り囲むように、複数の測距センサ100a乃至100hを配設する。各測距センサの発光の光軸方向は、本体101の外周に沿った上方向となる。前述したように、各測距センサの検出範囲は調整することができるので、本体101に合致した高さまでを検出範囲とすることが可能である。このような測距センサの配置により、円柱形状の本体101の外周に仮想外周を定め、当該仮想外周への障害物の接触を正確に検出することが可能となる。
実際には、図10(b)に示されるように、環状のフレーム102に測距センサ100a乃至100hを配置した測距ユニットを、本体101の下部に配設することで、簡易に仮想外周を定めることが可能となる。この障害物駆動装置を、本体と、当該本体に装着可能なサービスユニットとからなる自律走行ロボットに採用する場合には、本体側に測距ユニットを装着すればよい。また、いかなる高さを検出範囲とするかは、サービスユニットの本体への装着時に当該サービスユニットから本体に送られるサービスユニットの本体外周に基づいて設定することが可能である。換言すれば、サービスユニットの仮想外周に合わせて測距ユニットの検出範囲は適宜変更可能となる。
<第5実施形態>
前述した本発明の第4実施形態に係る障害物検出装置は、本体の高さ方向にも仮想外周を定めて障害物の接触を検出するものであったが、本発明の第5実施形態に係る障害物検出装置及び方法は、高さが一部異なる、換言すれば、一部が高さ方向に突出している本体に合わせて、仮想外周を定めて、障害物の接触を検出するものである。
以下、図11(a)、図11(b)を参照して、本発明の第5実施形態に係る障害物検出装置における測距センサの配置を説明する。
図11(a)に示されるように、障害物の接触を回避したい本体201が基本的には円柱形状で、上方の一部に高さのことなる突出部分202がある場合には、本体201の下部に、当該本体201を取り囲むように、複数の測距センサ200a乃至200hを配設する。各測距センサの発光の光軸方向は、本体201の外周に沿った上方向となる。前述したように、各測距センサの検出範囲は調整することができるので、本体201に合致した高さまでを検出範囲とすることが可能である。即ち、突出部分202に仮想外周を定める測距センサ200c乃至200gは、測距センサ200a、200b、200hよりも高い位置まで検出可能なように、測距範囲を広く取ればよいことになる。このような測距センサの配置により、本体201への障害物の接触を正確に検出できる。
実際には、図11(b)に示されるように、環状のフレーム203に測距センサ200a乃至200hを配置した測距ユニットを、本体201の下部に配設することで、簡易に仮想外周を定めることが可能となる。この障害物駆動装置を、本体と、当該本体に装着可能なサービスユニットとからなる自律走行ロボットに採用する場合には、本体側に測距ユニットを装着すればよい。また、いかなる高さを検出範囲とするかは、サービスユニットの本体への装着時に、当該サービスユニットから本体に送られるサービスユニットの本体外周に基づいて設定することが可能である。換言すれば、サービスユニットの仮想外周に合わせて測距ユニットの検出範囲は適宜変更可能となる。
<第6実施形態>
前述した本発明の第4実施形態に係る障害物検出装置は、本体の高さ方向にも仮想外周を定めて障害物の接触を検出するものであったが、本発明の第5実施形態に係る障害物検出装置及び方法は、球形の本体に合わせて、仮想外周を定めて、障害物の接触を検出するものである。
以下、図12(a)乃至図12(c)を参照して、本発明の第5実施形態に係る障害物検出装置における測距センサの配置を説明する。
図12(a)に示されるように、障害物の接触を回避したい本体302が球形である場合には、本体302の下部に、出射光の光軸が本体302に接しないように出射角度を調整して、複数の測距センサ300a乃至300hを配設する。本体302の上方にも、出射光の光軸が本体302に接しないように出射角度を調整して、複数の測距センサ301a乃至301hを配設する。前述したように、各測距センサ300a乃至300h、301a乃至301hの検出範囲は調整することができるので、本体302の外周に合致した範囲を検出範囲とすることが可能である。このような測距センサの配置により、本体302の外に仮想外周を定め、当該仮想外周への障害物の接触を正確に検出できる。
実際には、図12(b)に示されるように、環状のフレーム303に測距センサ300a乃至300hを配置して測距ユニットとし、本体302の下部に当該測距ユニットを配設する。同様に、図12(c)に示されるように、環状のフレーム304に測距センサ301a乃至301hを配置して測距ユニットとし、本体302の上部に当該測距ユニットを配設する。これにより、簡易に仮想外周を定めることが可能となる。尚、球形の途中までの測距で十分な場合には、下部に測距ユニットを設けるだけでよい。
この障害物駆動装置を、本体と、当該本体に装着可能なサービスユニットとからなる自律走行ロボットに採用する場合には、本体とサービスユニットの双方に測距ユニットを装着すればよい。また、いかなる高さを検出範囲とするかは、サービスユニットの本体への装着時に当該サービスユニットから本体に送られるサービスユニットの本体外周に基づいて設定することが可能である。換言すれば、サービスユニットの仮想外周に合わせて測距ユニットの検出範囲は適宜変更可能となる。
また、第2乃至第4の実施形態の障害物検出装置において、図13に示されるように測距ユニットに実装される各測距センサ402の傾斜角度を、制御部400の制御の下、センサ駆動部401による駆動により調整可能としてもよい。この場合、例えば、先に図12(a)に示したような球形の直径の大きさが変更になった場合には、測距センサの傾斜角をそれに合わせて変更すれば対応することができる。
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が奏される。
本体と、測距センサ1と、駆動部4と、測距センサ1からの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触を検出し、駆動部4を駆動する制御部2とを有し、制御部2は、測距センサ1の測距範囲を前記最小閾値、及び前記最大閾値により規制することで、本体の外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出する障害物検出装置が提供される。従って、本体外周に死角等が存在する場合でも、仮想外周を定めることで、障害物の接触等を正確に検出し、しかるべき挙動を起こすことが可能となる。
ここで、測距センサ1は発光部11と受光部12を有し、本体は、少なくとも2つの突出した第1及び第2の突出部を有し、測距センサ1は、第1の突出部に、発光部11の出射光の光軸方向が第2の突出部の先端を向くように、配設されてよい。従って、第1の突出部と第2の突出部の間に生まれる死角を仮想外周により網羅し、当該仮想外周への障害物の接触等を正確に検出することが可能となる。
さらに、測距センサ1は発光部11と受光部12を有し、本体は、少なくとも2つの突出した第1及び第2の突出部を有し、測距センサ1は、第1の突出部に、発光部11の出射光の出射角が第1及び第2の突出部の先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように、配設されてよい。従って、第1の突出部と第2の突出部の間に生まれる死角に加えて、第1及び第2の突出部の先の余剰スペースについても、仮想外周で網羅し、当該仮想外周への障害物の接触等を正確に検出することが可能となる。
また、測距センサは第1及び第2の測距センサ61A、61Bからなり、第1及び第2の測距センサはそれぞれが発光部と受光部を有し、本体60は、第1乃至第4の突出部60A乃至60Cを有する略十字型の平面を有しており、第1乃至第4の突出部の突出方向は、隣り合う突出部の突出方向に対して90度であり、第1の測距センサ61Aは、第1の突出部60Aに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第2の突出部60Bの先端を向くように、配設されており、第2の測距センサ61Bは、第2の突出部60Bに、発光部の出射光の光軸方向が隣り合う第1の突出部60Aの先端を向くように、且つ発光の光軸が第1の測距センサ61Aの発光の光軸と平行で所定間隔隔てて本体60寄りを延びるように配設されてよい。この場合、本体外周の周りに二重の仮想外周を定めることが可能となり、より高精度に障害物の接触等を検出することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、測距センサとしては、前述した光学式の測距センサに限定されず、超音波式の測距センサについても、同様に採用可能であることは勿論である。
1A〜1H…測距センサ
2…制御部
3…電源
4…駆動部
11…発光部
12…受光部
20…筐体
31A、31B…測距センサ
32…制御部
33…電源
34a〜34d…駆動部
35a〜35d…ホイール。

Claims (9)

  1. 本体と、
    測距センサと、
    前記測距センサからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触を検出する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記測距センサの測距範囲を前記最小閾値、及び前記最大閾値により規制することで、前記本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出する
    障害物検出装置。
  2. 本体と、
    測距センサと、
    駆動部と、
    前記測距センサからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触を検出し、前記駆動部を駆動する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記測距センサの測距範囲を前記最小閾値、及び前記最大閾値により規制することで、前記本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出する
    障害物検出装置。
  3. 前記測距センサは発光部と受光部を有し、
    前記本体は、少なくとも2つの突出した第1及び第2の突出部を有し、
    前記測距センサは、前記第1の突出部に、前記発光部の出射光の光軸方向が前記第2の突出部の先端を向くように、配設される
    請求項1又は請求項2に記載の障害物検出装置。
  4. 前記測距センサは複数あり、各測距センサは発光部と受光部を有し、
    前記本体は、第1乃至第4の突出部を有する略十字型の平面を有しており、前記第1乃至第4の突出部の突出方向は、隣り合う突出部の突出方向に対して90度であり、
    前記測距センサの1つは、前記第1の突出部に、前記発光部の出射光の光軸方向が隣り合う前記第2の突出部の先端を向くように、配設されており、
    前記測距センサの他の1つは、前記第2の突出部に、前記発光部の出射光の光軸方向が隣り合う前記第1の突出部の先端を向くように、配設される
    請求項1又は請求項2に記載の障害物検出装置。
  5. 前記測距センサは発光部と受光部を有し、
    前記本体は、少なくとも2つの突出した第1及び第2の突出部を有し、
    前記測距センサは、前記第1の突出部に、前記発光部の出射光の出射角が前記第1及び第2の突出部の先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように、配設される
    請求項1又は請求項2に記載の障害物検出装置。
  6. 前記測距センサは複数あり、各測距センサは発光部と受光部を有し、
    前記本体は、第1乃至第4の突出部を有する略十字型の平面を有しており、前記第1乃至第4の突出部の突出方向は、隣り合う突出部の突出方向に対して90度であり、
    前記測距センサの1つは、前記第1の突出部に、前記発光部の出射光の出射角が前記第1及び第2の突出部の先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように、配設されており、前記測距センサの他の1つは、前記第2の突出部に、前記発光部の出射光の出射角が前記第1及び第2の突出部の先端を結んだ線分に対して所定角度だけ外側を向くように、配設される
    請求項1又は請求項2に記載の障害物検出装置。
  7. 前記測距センサは複数あり、各測距センサは発光部と受光部を有し、
    前記本体は、第1乃至第4の突出部を有する略十字型の平面を有しており、前記第1乃至第4の突出部の突出方向は、隣り合う突出部の突出方向に対して90度であり、
    前記測距センサの1つは、前記第1の突出部に、前記発光部の出射光の光軸方向が隣り合う前記第2の突出部の先端を向くように、配設されており、
    前記測距センサの他の1つは、前記第2の突出部に、前記発光部の出射光の光軸方向が隣り合う前記第1の突出部の先端を向くように、且つ発光の光軸が前記第1の測距センサの発光の光軸と平行で所定間隔隔てて本体寄りを延びるように配設される
    請求項1又は請求項2に記載の障害物検出装置。
  8. 前記測距センサを駆動するセンサ駆動部を有し、
    前記センサ駆動部により、前記測距センサの傾斜角を調整する
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の障害物検出装置。
  9. 制御部が、測距センサからの測距値が最小閾値以上で最大閾値以下であるかを判定し、判定結果に基づいて障害物の接触を検出する方法であって、
    前記制御部は、前記測距センサの測距範囲を前記最小閾値、及び前記最大閾値により規制することで、本体外周の外に障害物の接触を回避したい仮想外周を定め、前記仮想外周に対する障害物の接触を検出する
    障害物検出方法。
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