JP2020138989A - 熱硬化性樹脂用硬化剤組成物、並びにこれを用いた熱硬化性樹脂組成物、無機強化複合樹脂組成物および成形品 - Google Patents
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Abstract
Description
上述したように、本形態に係る熱硬化性樹脂用硬化剤組成物は、第1級アミンまたは第2級アミンを分子中に有するアミン硬化剤と、フェノール性水酸基および第3級アミンを分子中に有するフェノール性水酸基含有アミン化合物と、レゾルシノールとを必須の成分として含有する。
第1級アミンまたは第2級アミンを分子中に有するアミン硬化剤としては、分子中に第1級アミンまたは第2級アミンを有する化合物であればその具体的な構造について特に制限はない。このようなアミン硬化剤を用いると、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂によって形成される架橋ネットワーク上にアミン硬化剤が導入される結果、得られる硬化物の機械強度を向上させることができる。
フェノール性水酸基および第3級アミンを分子中に有するフェノール性水酸基含有アミン化合物としては、フェノール性水酸基および第3級アミンを分子中に有する化合物であればその具体的な構造について特に制限はない。このようなアミン化合物を後述するレゾルシノールとともに用いると、上述した熱硬化性樹脂による架橋ネットワーク中に当該アミン化合物およびレゾルシノールが導入され、硬化物のガラス転移温度の低下(耐熱性の低下)が抑制される。
レゾルシノールは、下記構造式(2)で表され、1,3−ジヒドロキシベンゼン、レゾルシンとも称される化合物である。
本発明の他の形態によれば、熱硬化性樹脂と、上述した本発明の一形態に係る熱硬化性樹脂用硬化剤組成物とを含む熱硬化性樹脂組成物もまた、提供される。ここで、熱硬化性樹脂組成物に含まれる熱硬化性樹脂の具体的な構成や好ましい実施形態については上述した通りであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
・硬化促進剤
硬化促進剤としては、フェノール性水酸基を含有しない第3級アミン等が挙げられる。そのような硬化促進剤としては、例えば、3−フェニル−1,1−ジメチル尿素、3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素(DCMU)、3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,1−ジメチル尿素、2,4−ビス(3,3−ジメチルウレイド)トルエンのような尿素誘導体やイミダゾール誘導体、リン系化合物、第3級アミン、有機酸金属塩、ルイス酸、アミン錯塩等が挙げられる。上記のような硬化促進剤を用いると、本形態に係る熱硬化性樹脂組成物は、通常の硬化温度よりも低い温度で硬化するようになる。また、硬化促進剤としてトリフェニルフォスフィン、2−エチル4−メチルイミダゾールを用いた場合は、硬化性、耐熱性、電気特性、耐湿信頼性等に優れるようになる。なお、硬化促進剤の使用量は、熱硬化性樹脂組成物中0.01〜1質量%となる範囲であることが好ましい。
・アミン硬化剤以外の硬化剤
アミン硬化剤以外の硬化剤としては、酸無水物系化合物等が挙げられる。酸無水物系化合物としては、例えば、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等が挙げられる。
・熱硬化性樹脂以外の樹脂
熱硬化性樹脂以外の樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン樹脂などが挙げられる。
・難燃剤
難燃剤としては、特に限定されないが、難燃性を発揮させるために、実質的にハロゲン原子を含有しない非ハロゲン系難燃剤を含有することが好ましい。
・充填材
充填材としては、例えば、酸化チタン、ガラスビーズ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、チタン酸カリウム、硼酸アルミニウム、硼酸マグネシウム、溶融シリカ、結晶シリカ、アルミナ、窒化珪素、水酸化アルミニウムや、非繊維状補強剤等が挙げられる。また、これらは、有機物や無機物等で被覆されていてもよい。
・添加剤
添加剤としては、例えば可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤等の安定剤、帯電防止剤、導電性付与剤、応力緩和剤、離型剤、結晶化促進剤、加水分解抑制剤、潤滑剤、衝撃付与剤、摺動性改良剤、相溶化剤、核剤、強化剤、補強剤、流動調整剤、染料、増感材、着色用顔料、ゴム質重合体、増粘剤、沈降防止剤、タレ防止剤、消泡剤、カップリング剤、防錆剤、抗菌・防カビ剤、防汚剤、導電性高分子等が挙げられる。
・有機溶剤
有機溶剤としては、メチルエチルケトンアセトン、ジメチルホルムアミド、メチルイソブチルケトン、メトキシプロパノール、シクロヘキサノン、メチルセロソルブ、エチルジグリコールアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、カルビトールアセテート等の酢酸エステル類、セロソルブ、ブチルカルビトール等のカルビトール類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドンなどが挙げられる。
熱硬化性樹脂用硬化剤組成物の製造原料として、以下のものを準備した。
・α−(ジメチルアミノ)クレゾール(フェノール性水酸基および第3級アミンを分子中に有するフェノール性水酸基含有アミン化合物)
・レゾルシノール。
上記で準備した製造原料を、下記の表1に示す配合で混合することにより、実施例1〜3および比較例1〜3の熱硬化性樹脂用硬化剤組成物を製造した。
上記で製造した熱硬化性樹脂用硬化剤組成物に、主剤としてのエポキシ樹脂(ビスフェノールA型エポキシ樹脂;エポキシ当量184g/eq、粘度(25℃)10,100mPa・s)を80℃に加温したものを下記の表1に示す配合で添加し、混合することにより、実施例1〜3および比較例1〜3の熱硬化性樹脂組成物(エポキシ樹脂組成物)を製造した。なお、本実施例および比較例において、前記ビスフェノールA型エポキシ樹脂のエポキシ当量の値としては、JIS K 7236(2009)に準拠して測定される値を採用した。また、粘度の値としては、東機産業株式会社製「TV−22」にて測定される値を採用した。
(流動性の評価(ゲルタイムの測定))
上記で製造したそれぞれの熱硬化性樹脂組成物(エポキシ樹脂組成物)の製造直後に、得られたエポキシ樹脂組成物を120℃のホットプレート上に1cm3流し入れ、攪拌棒でかき混ぜながら、エポキシ樹脂組成物の流動性がなくなるまでの時間を測定した。結果を下記の表1に示す。なお、表1に示す結果については、ゲルタイムが25秒未満のときを「×」とし、25秒以上のときを「〇」とした。
上記で製造したそれぞれの熱硬化性樹脂組成物(エポキシ樹脂組成物)についてDSC測定(昇温速度:10℃/分)を実施して発熱量を測定した。一方、同じ組成物を120℃にて35秒間加熱することにより硬化させて硬化物を得て、得られた硬化物に対しても同じ条件でDSC測定を実施して発熱量を測定した。そして、硬化の前後における発熱量の値から、下記式に従って硬化度を算出した。
結果を下記の表1に示す。なお、表1に示す結果については、硬化度が98%未満のときを「×」とし、98%以上のときを「〇」とした。
上記で製造したそれぞれの熱硬化性樹脂用硬化剤組成物と、熱硬化性樹脂の主剤としてのエポキシ樹脂(ビスフェノールA型エポキシ樹脂;エポキシ当量184g/eq、粘度(25℃)10,100mPa・s)と、炭素繊維(TK Industries社製、NCF(TKI300B127T)、目付量300g/m2)とを用いて、HP−RTM(高圧レジントランスファーモールディング)によりCFRP平板を製造した。なお、製造装置としては、川崎油工株式会社製800tonプレス機およびポリマーエンジニアリング株式会社製高圧シリンダ注入機を用いた。
Claims (12)
- 第1級アミンまたは第2級アミンを分子中に有するアミン硬化剤と、
フェノール性水酸基および第3級アミンを分子中に有するフェノール性水酸基含有アミン化合物と、
レゾルシノールと、
を含み、
熱硬化性樹脂100質量部に対する前記レゾルシノールの質量割合が3〜10質量部となる量で熱硬化性樹脂と配合されて用いられる、熱硬化性樹脂用硬化剤組成物。 - 前記レゾルシノールの質量割合が3〜5質量部となる量で熱硬化性樹脂と配合されて用いられる、請求項1に記載の熱硬化性樹脂用硬化剤組成物。
- 熱硬化性樹脂と、
請求項1または2に記載の熱硬化性樹脂用硬化剤組成物と、
を含む、熱硬化性樹脂組成物。 - 前記熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂である、請求項3に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 前記レゾルシノールの配合量が前記熱硬化性樹脂100質量部に対して3〜10質量部である、請求項3または4に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 前記配合量が3〜5質量部である、請求項5に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 請求項3〜6のいずれか1項に記載の熱硬化性樹脂組成物と、
無機強化材と、
を含む、無機強化複合樹脂組成物。 - 前記無機強化材が無機繊維である、請求項7に記載の無機強化複合樹脂組成物。
- 前記無機繊維が炭素繊維である、請求項8に記載の無機強化複合樹脂組成物。
- 前記無機強化材の体積含有率が30〜85%である、請求項7〜9のいずれか1項に記載の無機強化複合樹脂組成物。
- 請求項7〜10のいずれか1項に記載の無機強化複合樹脂組成物の硬化物からなる、無機強化樹脂成形品。
- 請求項7〜10のいずれか1項に記載の無機強化複合樹脂組成物の硬化物からなる、自動車用部品。
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