JP2020138555A - 乗物用シート - Google Patents

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【課題】部品点数の増加を抑えた簡潔な構造で着座面と反対の裏面側にコネクタを取付けて異音等の発生を抑制した乗物用シートを提供する。【解決手段】シートクッション2は、クッション材であるクッションパッド10と、クッションパッド10を被覆する表皮材であるクッションカバー20と、クッションパッド10とクッションカバー20の間に配設されたシートヒータと、シートヒータに対して給電する右配線31及び左配線32配線と、を有する。右配線31及び左配線32配線の間には硬質樹脂製のコネクタ33が設けられている。クッションカバー20の一部にはコネクタ33を包み込んだ状態でクッションパッド10の裏側面12に配置される幅広部44b2が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、乗物用シートに関する。
従来からシートクッションの着座面の反対側である裏面側に電気配線のコネクタが取付けられた乗物用シートが知られている。下記特許文献1には、シートクッションの裏面側に配置されたばね部材にコネクタが取付けられた乗物用シートが開示されている。
特開2015−141747号公報
上記特許文献1に記載される乗物用シートにおいては、コネクタがシートクッションの裏面側にむき出し状態で配設されている。これによって、シートクッションの裏面側がフロア等の他の部材に近接すると、コネクタがこの他の部材に接触して異音等を発生させるおそれがあった。異音等の発生を抑制するためにコネクタをフェルト等の緩衝部材で覆うことも行われるが、その場合は部品点数が増加するとともにフロアへの乗物用シート取付け作業性が低下するという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものである。部品点数の増加を抑えた簡潔な構造で着座面と反対の裏面側にコネクタを取付けて異音等の発生を抑制した乗物用シートを提供することを課題とする。
本発明の第1発明は、乗物用シートであって、クッション材であるパッド体と、該パッド体を被覆する表皮材であるカバーと、前記パッド体の内部又は表面部に配設された電気部品と、該電気部品に対して給電する配線と、を有し、該配線の一部にはコネクタが設けられており、前記カバーの一部には前記コネクタを包み込んだ状態で前記パッド体の着座面と反対側の裏面側に配置される延長部が設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、カバーの一部に設けられた延長部によってコネクタが包み込まれた状態でパッド体の裏面側に配置されているので、フェルト等の緩衝部材を必要とせず部品点数の増加を抑えた簡潔な構造で異音等の発生を抑制することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記延長部は、前記パッド体に設けられた前記着座面側から前記裏面側に貫通する貫通孔の周縁部の一部を覆った状態で前記裏面側に延びている部材の一部に設けられていることを特徴とする。
第2発明によれば、カバーの貫通孔の周縁部の一部を覆う部材の一部が延長部として兼用できるのでカバーの構造がより簡潔になる。
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記延長部には孔が設けられて該孔に前記配線の一部が通されて支持されていることを特徴とする。
第3発明によれば、コネクタにつながる配線が孔に通されることによって延長部に支持されるため、コネクタが乗物の振動により移動するのを抑制することができる。
本発明の第4発明は、上記第1発明ないし上記第3発明のいずれかにおいて、前記延長部はカーペット部材によって形成されていることを特徴とする。
第4発明によれば、カーペット部材はファブリック部材に比べてかさ高で緩衝性が高いので異音等の発生をより着実に抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかる自動車用シートの斜視図である。 上記実施形態にかかる自動車用シートのクッションパッドの斜視図である。 上記実施形態にかかる自動車用シートのシートクッションを裏面側から見た平面図である。 図3のIV部分を拡大して示す図である。 図4のV−V線で切断して示す断面図である。 図4のVI−VI線で切断して示す断面図である。 図4に対応する図で、左裏部44bを折り返す前の状態を示す。
図1〜図7に本発明の一実施形態である自動車用シート1を示す。各図中、矢印により自動車用シート1が自動車のフロアFに取付けられた時の自動車及び自動車用シート1の各方向を示す。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1に示すように、自動車用シート1は、3人掛けベンチシートであり、車室の幅と略同じ左右方向長さを有している。自動車用シート1は、着座乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、着座乗員の背部を支持するシートバック3と、を備えている。シートクッション2とシートバック3は、シートクッション2の後端部に対してシートバック3の下端部が当接されるとともに、シートクッション2に対してシートバック3が立設された状態でフロアFに対して取付けられて自動車用シート1が構成されている。シートバック3は、通常のもので、ポリウレタン樹脂の発泡体であるバックパッドを表皮材であるバックカバーで被覆した構造とされている。シートクッション2の上側の面及びシートバック3の前側の面が、着座乗員の身体が当接する着座面である。ここで、自動車用シート1が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
図1及び図2に示すように、シートクッション2は、左右一対の左右座席部2Sと、左右座席部2Sの間に配置される中央座席部2Cと、を有している。また、シートクッション2は、クッション材であるクッションパッド10と、クッションパッド10の着座乗員側の表面を覆う表皮材であるクッションカバー20と、クッションパッド10とクッションカバー20との間に配置されたシートヒータ30と、を有している。ここで、クッションパッド10とクッションカバー20とシートヒータ30とが、それぞれ、特許請求の範囲の「パッド体」と「カバー」と「電気部品」に相当する。
図2及び図3に示すように、クッションパッド10は、着座乗員側の面である表側面11と、着座乗員と反対側の面である裏側面12と、を有する。クッションパッド10は、ポリウレタン樹脂を発泡成形したウレタン発泡体から形成されており、その密度は例えば0.045±0.005g/cm3程度に設定されている。表側面11には、横断面が上方に開口した略U字状の溝が複数形成されている。具体的には、左右座席部2Sの左右において略前後方向に延びる一対の側縦溝11aと、各側縦溝11a間を左右に連結する前横溝11b及び後横溝11cと、中央座席部2Cの左右において前後方向に延びる一対の中縦溝11dと、が形成されている。前横溝11bは、上面視で後方に開口を有する略V字状に形成され、後横溝11cは左右方向に延びて形成されている。側縦溝11aと中縦溝11dとの間の後端部側には、上下方向に貫通する横断面が矩形状の側貫通孔11eが形成されている。各側貫通孔11eは、対向する辺が左右方向又は前後方向に一致するように配置されている。各側貫通孔11eは、後述するようにその周縁部のクッションパッド10をクッションカバー20の一部で覆った状態でその中に図示しないシートベルトのバックルを配置するためのものである。表側面11の後端部側には、上方に向かって突出する突出壁部11fが形成されている。一対の中縦溝11dの間の部分と突出壁部11fの境界部分には上面視で左右方向に延びる矩形状の中貫通孔11gが形成されている。中貫通孔11gの前側の裏側面12には、図6に示すように、下方に向かって開口する凹部11hが設けられている。裏側面12は、フロアFの形状に対応した形状に形成されている。クッションパッド10の前後左右の外周縁部の内側には、剛性を保つように枠状のワイヤフレーム(図示せず)がインサート成形されている。ここで、側貫通孔11eが、特許請求の範囲の「貫通孔」に相当する。
図1及び図2に示すように、クッションカバー20は複数のパーツが端末部同士で縫製されることにより一体化されて下方に開口を有する袋状に形成された部材である。複数のパーツは、具体的には、クッションパッド10の各側縦溝11a間において、前横溝11bより前側の部分に対応する側前部21、前横溝11bと後横溝11cの間の部分に対応する側中部22、後横溝11cの後側の部分に対応する側後部23、がある。さらに、複数のパーツには、シート幅方向外側の側縦溝11aよりシート幅方向外側の部分に対応する側外部24、中縦溝11d間の部分に対応する中央部25、シート幅方向内側の側縦溝11aと中縦溝11d間の部分に対応する側内部26、がある。加えて、複数のパーツには、突出壁部11fに対応する後部27がある。これらの、各パーツが端末部同士で縫製されて一体化されるとともに、各縫製ラインがクッションパッド10の各溝部に対応するように配置されてクッションパッド10に対して取付けられている。具体的には、各縫製ライン部分に配設された吊り部材がクッションパッド10の各溝部の底に配設されたインサートワイヤに対して係止されることにより取付けられる。図5に示すように、中央部25と後部27との間の縫製ラインには吊り布28が、その上端部が同時に縫製されることにより取付けられている。吊り布28の下端部には、硬質な樹脂板29が取付けられており、樹脂板29を中貫通孔11gに上から通して中貫通孔11gの周縁の裏側面12に係止させることにより、中央部25と後部27の縫製ラインを裏側面12の方向に吊り込んでいる。これによって、樹脂板29はその上面がクッションパッド10の裏側面12に当接して配置され、樹脂板29の下面には面ファスナー29aがフック面を下側にして取付けられている。側前部21、側中部22、側後部23、側外部24、中央部25、側内部26、後部27は、いずれもファブリックの裏面側に薄肉のウレタンスラブパッドがラミネートされた面状体で形成されている。
図1及び図3に示すように、クッションカバー20の側内部26の後部側には、クッションパッド10の側貫通孔11eの上側開口に沿った矩形状の穴26aが設けられている。そして、右側の穴26aの周縁部のクッションカバー20に対して横断面が矩形状で上下方向に延びる筒状の右孔壁被覆部40の上端部側が縫製により取付けられている。また、左側の穴26aの周縁部のクッションカバー20に対して横断面が矩形状で上下方向に延びる筒状の左孔壁被覆部50の上端部側が縫製により取付けられている。右孔壁被覆部40と左孔壁被覆部50は、いずれも4つのカーペット製のパーツを縫製することにより形成されており、クッションカバー20の一部をなしている。
詳しくは、図4に示すように、右孔壁被覆部40は、帯状の前部材41と、帯状の後部材42と、帯状の右部材43と、帯状の左部材44と、が縫製により一体化されて形成されている。前部材41は、右側の側貫通孔11eの前側周縁部に当接する矩形状の前孔部41aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に当接する台形状の前裏部41bと、を有する。後部材42は、右側の側貫通孔11eの後側周縁部に当接する矩形状の後孔部42aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に当接する台形状の後裏部42bと、を有する。右部材43は、右側の側貫通孔11eの右側周縁部に当接する矩形状の右孔部43aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に当接する台形状の右裏部43bと、を有する。左部材44は、右側の側貫通孔11eの左側周縁部に当接する矩形状の左孔部44aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に対向する変則形状の左裏部44bと、を有する。左裏部44bは、図7に示すように、右側の前後方向の長さの短い矩形状の幅狭部44b1と、左側の前後方向の長さの長い矩形状の幅広部44b2と、からなる。幅広部44b2には、後側の左右方向略中央部に矩形状の角穴44b21が形成され、前側の左方には円形の丸穴44b22が形成されている。前孔部41aと、後孔部42aと、右孔部43aと、左孔部44aとは、端末部が縫製により一体化されて上下方向に延びる角筒状に形成され右側の側貫通孔11eの周縁部を覆うように配置されている。前裏部41bと、後裏部42bと、右裏部43bと、は裏側面12に当接した状態で先端部側がクッションパッド10の裏側面12にリング状係止部材等で係止されている。ここで、幅広部44b2が、特許請求の範囲の「延長部」に相当する。また、左部材44が、特許請求の範囲の「貫通孔の周縁部の一部を覆った状態で裏面側に延びている部材」に相当する。さらに、丸穴44b22が、特許請求の範囲の「孔」に相当する。
図4に示すように、左孔壁被覆部50は、帯状の前部材51と、帯状の後部材52と、帯状の右部材53と、帯状の左部材54と、が縫製により一体化されて形成されている。前部材51は、左側の側貫通孔11eの前側周縁部に当接する矩形状の前孔部51aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に当接する台形状の前裏部51bと、を有する。後部材52は、左側の側貫通孔11eの後側周縁部に当接する矩形状の後孔部52aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に当接する台形状の後裏部52bと、を有する。右部材53は、左側の側貫通孔11eの右側周縁部に当接する矩形状の右孔部53aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に対向する台形状の右裏部53bと、を有する。左部材54は、左側の側貫通孔11eの左側周縁部に当接する矩形状の左孔部54aと、側貫通孔11eの下側開口から折り返されて裏側面12に当接する台形状の左裏部54bと、を有する。前孔部51aと、後孔部52aと、右孔部53aと、左孔部54aと、は端末部が縫製により一体化されて上下方向に延びる角筒状に形成され左側の側貫通孔11eの周縁部を覆うように配置されている。前裏部51bと、後裏部52bと、左裏部54bとは、裏側面12に当接した状態で先端部側がクッションパッド10の裏側面12にリング状係止部材等で係止されている。
図1及び図2に示すように、クッションパッド10の表側面11における左右の各側縦溝11aの間と、クッションカバー20の側前部21、側中部22及び側後部23との間には面状のシートヒータ30が配置されている。図3に示すように、右側のシートヒータ30からクッションパッド10の裏側面12に導かれた右配線31と、左側のシートヒータ30からクッションパッド10の裏側面12に導かれた左配線32とは、裏側面12の左右方向中央部でコネクタ33によって接続されている。コネクタ33は、硬質樹脂製のものである。右配線31又は左配線32は、図示しない分岐配線を有しており、この分岐配線が電源に連結されることで左右のシートヒータ30に対して給電が行われるようになっている。ここで、右配線31と左配線32が、特許請求の範囲の「配線」に相当する。
クッションカバー20の左裏部44bと右裏部53bに対する右配線31、左配線32及びコネクタ33の取付け手順について説明する。図7に示すように、クッションパッド10の凹部11hの開口部上に左部材44の左裏部44bを展開した状態で、右部材53の右裏部53bを先端部側から角穴44b21に上側から通し、左裏部44bの下側の面に当接させた状態で固定する。この固定は、接着や粘着で行ってもよいし、面ファスナーを用いてもよい。次に、左配線32をコネクタ33の側から丸穴44b22に下側から通し左裏部44bの幅広部44b2の上側において、右配線31とコネクタ33で接続する。この状態で幅広部44b2の前端部側を凹部11hの開口部と反対側(クッションパッド10の側)に向かって折り返し面ファスナー29aに係合させて固定する。このとき、幅広部44b2を構成するカーペットは面ファスナー29aのフック面に対して係合可能であるので幅広部44b2に面ファスナーのループ面を取付けておく必要はない。こうして図5及び図6に示すように、コネクタ33が幅広部44b2によって上下から包み込まれて凹部11hの中に配置される。
以上のように構成される上記実施形態は、以下のような作用効果を奏する。自動車用シート1は、クッションカバー20の一部に設けられた左部材44の幅広部44b2によって硬質樹脂製のコネクタ33が上下から包み込まれた状態でクッションパッド10の裏側面12に配置されている。これによって、コネクタ33をフェルト等の緩衝部材で覆う必要がなく部品点数の増加を抑えた簡潔な構造でコネクタ33とフロアFが接触することによる異音等の発生を抑制することができる。
また、幅広部44b2が設けられた左裏部44bは、クッションパッド10の側貫通孔11eの周縁部の一部を覆った状態で前記裏面側に延びている左部材44の一部として形成されている。これによって、クッションパッド10の側貫通孔11eの周縁部の一部を覆う部材がコネクタ33を上下から包み込む部材として兼用できるのでクッションカバー20の構造がより簡潔になる。さらに、幅広部44b2には丸穴44b22が設けられてこの丸穴44b22にコネクタ33によって接続された左配線32が通されて支持されている。これによって、コネクタ33が乗物の振動等によって移動するのを抑制することができる。加えて、幅広部44b2が設けられた左部材44は、ファブリック部材に比べてかさ高で緩衝性が高いカーペット部材によって形成されているので、異音等の発生をより着実に抑制することができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、自動車用シート1のシートクッション2に本発明を適用したが、シートバック3に本発明を適用することもできる。さらに、飛行機、船、電車等に搭載の乗物用シートに適用してもよい。
2.上記実施形態においては、クッションパッド10の側貫通孔11eの周縁部を覆う右孔壁被覆部40の一部を利用して、コネクタ33を包み込んでクッションパッド10の裏側面12に配置するように構成した。しかし、これに限らず、クッションカバー20の端末部を延長してその部分でコネクタ33を包み込んでクッションパッド10の裏側面12に配置するように構成してもよい。
3.上記実施形態においては、電気部品をシートヒータ30としたが、これに限らず、着座センサ等のセンサ類であってもよいし、空調機能を担う送風機であってもよい。給電のための配線を有してそのコネクタが着座面と反対側の面に配置されるものであればその種類は問わない。
1 自動車用シート(乗物用シート)
2 シートクッション
10 クッションパッド(パッド体)
11 表側面
11e 側貫通孔(貫通孔)
12 裏側面
20 クッションカバー(カバー)
30 シートヒータ(電気部品)
31 右配線(配線)
32 左配線(配線)
33 コネクタ
40 右孔壁被覆部
44 左部材
44a 左孔部
44b 左裏部
44b2 幅広部(延長部)
44b22 丸穴(孔)
F フロア

Claims (4)

  1. 乗物用シートであって、
    クッション材であるパッド体と、該パッド体を被覆する表皮材であるカバーと、前記パッド体の内部又は表面部に配設された電気部品と、該電気部品に対して給電する配線と、を有し、
    該配線の一部にはコネクタが設けられており、前記カバーの一部には前記コネクタを包み込んだ状態で前記パッド体の着座面と反対側の裏面側に配置される延長部が設けられている乗物用シート。
  2. 請求項1において、前記延長部は、前記パッド体に設けられた前記着座面側から前記裏面側に貫通する貫通孔の周縁部の一部を覆った状態で前記裏面側に延びている部材の一部に設けられている乗物用シート。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記延長部には孔が設けられて該孔に前記配線の一部が通されて支持されている乗物用シート。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記延長部はカーペット部材によって形成されている乗物用シート。
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