JP2020137835A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な取り扱いをユーザーに促すことができる電気掃除機を提供すること。【解決手段】ロック機構部を有する集塵装置と、前記ロック機構部によって前記集塵装置をロックおよびロック解除可能に載置する載置部を有しかつ電動送風機を内蔵する駆動装置とを備え、前記集塵装置は、前記駆動装置の前記載置部に載置され前記ロック機構部にてロックされた前記集塵装置のロックを解除可能な操作ハンドルを有し、前記操作ハンドルのロック解除操作が、前記ロック解除操作の後に前記集塵装置を前記載置部から持ち上げるときに前記操作ハンドルを引き上げる方向とは異なる方向に前記操作ハンドルを動かす操作であることを特徴とする電気掃除機。【選択図】図4

Description

本発明は、電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機として、特許文献1には、電動送風機を内蔵する駆動装置と、塵埃を捕捉する集塵装置とを有する掃除機本体を備えたものが公知である。この掃除機本体において、駆動装置は、集塵装置を着脱可能に載置する載置部と、載置部に設けられた一対の係止凹部とを有する。また、集塵装置は、ケース部の上部の分離体に揺動可能に設けられ操作ハンドル部と、前記一対の係止凹部と係止可能な一対の係止爪部とを有し、集塵装置を駆動装置から取り外す際は、操作ハンドル部を掴んで引き上げることによって各係止爪部が揺動して各係止凹部から離脱するように構成されている。
特開2014−23859号公報
前記従来の電気掃除機の掃除機本体には、駆動装置の載置部近傍に持ち運び用のハンドルが設けられているが、ユーザーが掃除機本体を持ち運ぶ際に誤って集塵装置の操作ハンドル部を掴んで引き上げてしまい、それによって各係止爪部は各係止凹部から離脱して集塵装置が駆動装置から取り外されてしまう状況があった。
本発明は、このような事情を考慮したものであり、ユーザーが適切な取り扱いをすることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明によれば、ロック機構部を有する集塵装置と、前記ロック機構部によって前記集塵装置をロックおよびロック解除可能に載置する載置部を有しかつ電動送風機を内蔵する駆動装置とを備え、
前記集塵装置は、前記駆動装置の前記載置部に載置され前記ロック機構部にてロックされた前記集塵装置のロックを解除可能な操作ハンドルを有し、
前記操作ハンドルのロック解除操作が、前記ロック解除操作の後に前記集塵装置を前記載置部から持ち上げるときに前記操作ハンドルを引き上げる方向とは異なる方向に前記操作ハンドルを動かす操作である電気掃除機が提供される。
本発明の電気掃除機は、操作ハンドルのロック解除操作と、ロック解除操作の後に集塵装置を載置部から持ち上げるときの操作ハンドルの引き上げ操作とが、前記操作ハンドルを互いに異なる方向に動かす操作となっている。そのため、駆動装置を持ち運ぶ際にユーザーが誤って操作ハンドルを引き上げてもロック機構部のロックが解除されず、集塵装置が駆動装置から離脱することがない。
本発明の第1実施形態の電気掃除機を示す斜視図である。 第1実施形態の電気掃除機における駆動装置の上方から視た斜視図である。 第1実施形態の電気掃除機における集塵装置の載置部へのロック状態を説明する断面図である。 第1実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。 第2実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。 第3実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。
(第1実施形態)
<電気掃除機の全体構成>
図1は本発明の第1実施形態の電気掃除機を示す斜視図であり、図2は第1実施形態の電気掃除機における駆動装置の上方から視た斜視図であり、図3は第1実施形態の電気掃除機における集塵装置の載置部へのロック状態を説明する断面図である。なお、図2および図3において、駆動装置11の前後左右上下の方向を矢印にて示している。
図1〜図3に示すように、この電気掃除機1は、掃除機本体10と、掃除機本体10の管状の接続部11aと着脱可能に接続される可撓性ホース20と、可撓性ホース20の空気が流れる方向(気流方向)の上流端側に設けられたハンドル30と、ハンドル30に設けられた電源スイッチ、パワー切り替えスイッチ等を有する操作スイッチ部40と、可撓性ホース20の上流端側の接続部20aに着脱可能に接続される延長管50と、延長管50の上流端側の接続部50aに着脱可能に接続される吸込口体60とを備えたキャニスター型電気掃除機である。
掃除機本体10は、駆動装置11と、駆動装置11に着脱可能に載置される集塵装置12とを備える。
駆動装置11は、筐体11b内に電動送風機(不図示)を内蔵し、筐体11bの左右に設けられた一対の車輪11cと、筐体11bの底部に設けられた前輪(不図示)と、筐体11bの後部に設けられた排気口11dと、筐体11bの前部に設けられて集塵装置12を着脱可能に載置する載置部11eとを有する。
載置部11eは、上方開口部を有する有底の略円筒形に形成された部分であり、この略円筒形のスペースの中に集塵装置12が収まるようになっている。
また、載置部11eは、次に説明する窓部11eaおよび係止凹部11ebを有している。
窓部11eaは、載置部11eの周壁部の高さ方向の中間位置に設けられており、載置部11eに載置された集塵装置12の後述する集塵容器12a内に溜まった塵埃が窓部11eaから目視できるようになっている。
係止凹部11ebは、載置部11eの周壁部の上部における左右側設けられており、載置部11eに載置された集塵装置12の後述する係止凸部12dbと係脱可能に係合するようになっている。なお、本実施形態では、周壁部の右側の1箇所に係止凹部11ebが設けられた場合を例示している。
また、載置部11eの周壁部の前部に前記接続部11aが設けられており、接続部11aの内部と載置部11eの内部スペースとが連通している。なお、接続部11aにおける載置部11e側の開口部11ecが、載置部11eに載置された集塵装置12の後述する集塵容器12aの空気導入口12abと気密に接続するようになっている。
また、筐体11bにおける載置部11e側の面には、筐体11b内の電動送風機(不図示)が収容されて排気口11dと連通している通風路(不図示)の空気流入口11fが設けられている。この空気流入口11fは、載置部11eに載置された集塵装置12の後述する集塵容器12aの空気排出口(不図示)と気密に接続するようになっている。
また、筐体11b内の後部にはコードリール(不図示)が設けられており、コードリールに巻き取られた電源コード(不図示)の先端の接続プラグ11gが筐体11bの後部から引き出し可能となっている。また、筐体11bの後部上面には、引き出した電源コードをコードリールにて巻き取るときの巻き取り開始ボタン11hが設けられている。さらに、載置部11eの周壁部における接続部11aの上方位置には、駆動装置11を持ち運ぶ際に握る略U字形のハンドル11iが設けられている。なお、駆動装置11はバッテリー駆動方式であってもよい。
<集塵装置の構成>
図3に示すように、集塵装置12は、その外郭部を構成する集塵容器12aおよびカバー部12bと、集塵容器12a内に収納される濾過部12cと、カバー部12b内に設けられたロック機構部12dとを備える。
[集塵容器]
集塵容器12aは、上方開口部を有する有底の略円筒形に形成されており、その周壁部12aaの一部には前記空気導入口12abが設けられている。
[カバー部]
カバー部12bは、集塵容器12aの上方開口部に取り付けられて集塵容器12aの内部の濾過部12cを覆うものであり、円環状の上壁部12baおよび円筒形の周壁部12bbを有しており、下方開口状に形成されている。
カバー部12bにおいて、周壁部12bbの一部には前記空気排出口(不図示)が設けられると共に、周壁部12bbの他部にはロック機構部12dの後述する第2移動部材12hが挿通する外側挿通孔12bcが設けられている。なお、集塵装置12が駆動装置11の載置部11eに載置された状態において、集塵容器12aの空気導入口12abは前方に配置され、図示しない空気排出口は後方に配置され、外側挿通孔12bcは右側に配置される。
また、カバー部12bの上壁部12baの中央位置にはロック機構部12dが収納される上方開口状の凹部12bdが設けられると共に、凹部12bdの周壁部の下部にはロック機構部12dの後述する第2移動部材12hが挿通する内側挿通孔12beが設けられている。なお、内側挿通孔12beと外側挿通孔12bcとは側方から見た場合、互いに重なる位置で開口している。
[濾過部]
濾過部12cは、集塵容器12aの上方開口部に嵌め込まれるフィルター部12caと、フィルター部12caフィルター部12caから垂れ下がるように設けられたメッシュ筒部(2点鎖線の部分)12cbとを有する。
フィルター部12caは、カップ形の保持部材内にプリーツ状のフィルター本体が保持されてなる。
メッシュ筒部12bcは、メッシュ部材が巻き付けられた外筒枠体と、外筒枠体内に設けられた内筒枠体とを有し、その外筒枠体がフィルター部12caの保持部材にされている。
また、フィルター部12caの上部にはフィルター本体を振動させてフィルター本体に付着した塵埃を落とす除塵部12eが設けられると共に、メッシュ筒部12bcの下部には集塵容器12a内の塵埃を圧縮する圧縮部12fが設けられている。
除塵部12eは、フィルター部12caを貫通する軸部に連結された複数の摺動部材を有している。
圧縮部12fは、メッシュ筒部12bcの下端と連結する筒体の外周面に螺旋羽根が設けられてなる。
この濾過部12cによれば、集塵容器12aからカバー部12bを取り外した状態において、軸部を中心に除塵部12eを手動で回動させることにより、複数の摺動部材がフィルター本体に摺動し、それによってフィルター本体が振動してフィルター本体に付着した塵埃が集塵容器12a内に落とされる。またこのとき、軸部の回動がメッシュ筒部12cbの内筒枠体を介して圧縮部12fに伝達され、それによって圧縮部12fの螺旋羽根が回動して集塵容器12a内の塵埃を圧縮する。
[ロック機構部]
図4は第1実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。
図3と図4に示すように、ロック機構部12dは、集塵装置12の外郭部としてのカバー部12bに設けられた操作ハンドル12daと、駆動装置11の載置部11eの係止凹部11ebと係止可能な係止凸部12dbと、操作ハンドル12daのロック解除操作を係止凸部12dbの直線的な移動に変換する後述の移動方向変換部とを有する。
操作ハンドル12daは、円形板状に形成されており、カバー部12bの前記凹部12bdの上部を構成する収納凹部12bf内に収納可能となっている。なお、収納凹部12bfの内部底面に、例えば、スポンジ等のクッション材12xが設けられてもよい。
また、操作ハンドル12daが収納凹部12bf内に収納された状態において、操作ハンドル12daの上面である上外面12ddは、カバー部12bの上壁部12baの上面(露出面)12bgと略同一面内に配置される。つまり、操作ハンドル12daの上外面12ddは、カバー部12bの上壁部12baの上面12bgと同一面内に配置されてもよく、あるいは収納凹部12bf内に埋没してもよく、あるいは人の指で操作ハンドル12daが掴めない程度に上面12bgから突出してもよい。
本実施形態の場合、移動方向変換部は、第1移動部材12gと、第2移動部材12hと、オルタネイト動作方式の付勢部材12iとを備える。
第1移動部材12gは、第1傾斜面12gaを有する直方体形に形成されており、第1直線方向Aに移動可能に操作ハンドル12daに連結されている。
ここで、第1直線方向Aとは、操作ハンドル12daが、カバー部12bの上面12bg側へ接近する接近方向および上面12bgから突出する突出方向である。図3においては第1直線方向Aは上下方向である。
また、第1移動部材12gは、カバー部12b内に設けられたリブ構造によって第1直線方向Aに移動可能に支持されている。
また、第1傾斜面12gaは、横方向から視て(図4(B)参照)、第1直線方向Aに対して45°程度の傾斜角度θ1で傾斜した面である。
第2移動部材12hは、第1移動部材12gの第1傾斜面12ga側の下端を挿入する孔部12hbを有する直方体形に形成されている。また、孔部12hbには、第1直線方向Aに移動する第1移動部材12gの第1傾斜面12gaと摺接する第2傾斜面12haを有している。
また、第2移動部材12hは、カバー部12b内に設けられたリブ構造によって、第1直線方向Aと略垂直な第2直線方向Bに移動可能に支持されている。図3においては、第2直線方向Bは左右方向である。
また、第2傾斜面12haは、横方向から視て(図4(B)参照)、第2直線方向Bに対して45°程度の傾斜角度θ2で傾斜した面である。
第2移動部材12hにおいて、第2直線方向Bの両端のうちの一方の端部、つまり、第1移動部材12gが下降したときに第2移動部材12hが移動する方向側の端部に、係止凸部12dbが連設されている。すなわち、係止凸部12dbは、第2移動部材12hのカバー部12bから外部へ突出可能な端部である(図4(A)参照)。
オルタネイト動作方式の付勢部材12iは、公知のオルタネイト動作方式のスイッチと同様の作動原理で伸長または短縮する軸部12ibを有するものである。
この付勢部材12iは、カバー部12b内に設けられたリブ構造によって、軸部12ibが第2直線方向Bに移動可能に支持されている。
また、付勢部材12iは、本体部12iaがリブ構造に固定され、本体部12iaに対して伸長または短縮動作する軸部12ibが第2移動部材12hに連結された連結片12hcに固定されている(図4(B)参照)。
このように構成されたロック機構部12dは、図3および図4(A)に示すロック状態において、第2移動部材12hの係止凸部12dbがカバー部材12bの外側挿通孔12bcから外部へ突出している。つまり、集塵装置12が駆動装置11の載置部11e内に載置された状態では、ロック機構部12dの係止凸部12dbが載置部11eの係止凹部11ebに入り込んだ(係止した)ロック状態となることができる。
このとき、集塵装置12の操作ハンドル12daはカバー部12bの収納凹部12bf内に収納されているため、操作ハンドル12daの上外面12ddはカバー部材12bの上面12bgと略同一面内に配置されてフラットな状態となっている。また、付勢部材12iは軸部12ibが本体部12ia内に入り込んだ短縮状態となっている。
図4(A)に示したロック機構部12dのロック状態を解除する際は、操作ハンドル12daを押すとクッション材12xが圧縮されて第1移動部材12gが少し押される。このとき、第1移動部材12gの第1傾斜面12gaが第2移動部材12hの第2傾斜面12haに摺接し、それによって第2移動部材12hが第2直線方向Bの係止凸部12db側へ少し移動する。これと同時に、第2移動部材12hの連結片12hcが第2直線方向Bの係止凸部12db側へ少し移動するため、付勢部材12iの軸部12ibが少し押される。
付勢部材12iはオルタネイト動作方式であるため、軸部12ibが少し押されると、図4(B)に示すように、付勢部材12iは軸部12ibが本体部12iaから延びた伸長状態となり、これによって第2移動部材12hが第2直線方向Bの係止凸部12dbとは反対側へ移動する。この結果、係止凸部12dbが駆動装置11の載置部11eの係止凹部11ebから離脱してロックが解除される。
このように、ロック機構部12dのロック解除操作は、操作ハンドル12daを押すことにより行われる。
また、第2移動部材12hが係止凸部12dbとは反対側へ移動することによって、第2移動部材12hの第2傾斜面12haが第1移動部材12gの第1傾斜面12gaに摺接し、それによって第1移動部材12gが第1直線方向Aの操作ハンドル12da側へ移動する。これにより、操作ハンドル12daはカバー部12bの上面12bgから突出するため、ユーザーは操作ハンドル12daを掴んで集塵装置12を駆動装置11の載置部11eから引き上げて取り外すことができる。
また、集塵装置12を再び駆動装置11の載置部11eに装着し、操作ハンドル12daをカバー部12bの収納凹部12bf内へ押し込む、つまり、操作ハンドル12daがカバー部12bの上面12bgに接近する方向に移動すると、図4(A)に示すように、第1移動部材12gが第1直線方向Aの第2移動部材12h側へ移動する。このとき、第1移動部材12gの第1傾斜面12gaが第2移動部材12hの第2傾斜面12haに摺接し、それによって第2移動部材12hが第2直線方向Bの係止凸部12db側へ移動し、係止凸部12dbが載置部11eの係止凹部11ebに係止してロック状態となる。またこれと同時に、第2移動部材12hの連結片12hcが第2直線方向Bの係止凸部12db側へ移動するため、付勢部材12iの軸部12ibが短縮状態となる。
このように、ロック機構部12dのロック操作も、操作ハンドル12daを押すことにより行われる。
<使用時の電気掃除機について>
次に、図1〜図4を参照しながら、使用時の電気掃除機1について説明する。
電気掃除機1は使用可能な状態において、集塵装置12が駆動装置11の載置部11e内に挿入され載置されている。この状態では、集塵装置12のロック機構部12dが前記のように載置部11eに対してロック状態となっている(図3および図4(A)参照)。このとき、集塵装置12の操作ハンドル12daの上外面12ddとカバー部12bの上面12bgとは、それらの間に段差がほとんど無いフラットな連続した面となっている。したがって、掃除機本体10を持ち運ぶ際、集塵装置12の上面には手で掴める突起物が存在しないため、ユーザーは駆動装置11のハンドル11iが持ち運び用のハンドルであることを容易に認識することができる(図1参照)。これにより、ユーザーが誤って、集塵装置12の操作ハンドル12daを持って掃除機本体10を持ち運ぶ可能性を低減できる。
操作スイッチ部40の電源スイッチをONすると、駆動装置11内の電動送風機(不図示)が駆動し、吸込口体60の吸込口(不図示)に被清掃面上の塵埃を含む空気(塵埃含有空気)が吸引され、塵埃含有空気は延長管50および可撓性ホース20を介して集塵装置12の集塵容器12a内に流入する。集塵容器12a内に流入した塵埃含有空気中の比較的大きな第1の塵埃は遠心力によって集塵容器12aの内面を旋回し、第1の塵埃よりも小さい第2の塵埃を含む空気はメッシュ筒部12cbを通過してフィルター部12caに向かう。第2の塵埃はフィルター部12caにて捕捉され、フィルター部12caを通過した第2の塵埃が除去された空気はカバー部12b内から駆動装置11内に流入し、排気口11dから排出される。
電源スイッチをOFFして清掃作業の終了し、集塵装置12を駆動装置11から取り外す際は、前記のように操作ハンドル12daを押すと、操作ハンドル12daが上方へ突出するため、ユーザーは操作ハンドル12daを掴んで集塵装置12を引き上げて駆動装置11から取り外すことができる(図4(B)参照)。
このように、本実施形態によれば、操作ハンドル12daを押すことによるロック機構部12dのロック解除操作と、集塵装置12を駆動装置11から取り外す際の操作ハンドル12daの引き上げ操作とは、操作ハンドル12daを動かす方向が互いに異なっている。それに加え、駆動装置11にロック状態で装着された集塵装置12の操作ハンドル12daはユーザーが掴めない状態となっている。
したがって、本実施形態によれば、ユーザーが駆動装置11を持ち上げようとしたときに誤って操作ハンドル12daを引き上げ、それによってロック解除および集塵装置12の引き上げが行われて集塵装置12が意図せずに駆動装置11から取り外されてしまうという状況が生じない。
集塵装置12のカバー部12bを集塵容器12aから取り外した後、除塵部12eを回動させることによりフィルター部12caに付着した塵埃を振動によって集塵容器12a内に落とすことができる。このとき、圧縮部12fが回動して集塵容器12aの底部に溜まった塵埃が圧縮される。
また、集塵容器12a内の塵埃がある程度溜まり、圧縮部12fによって塵埃を圧縮しにくくなったときは、濾過部12cおよびこれと連結した圧縮部12fを集塵容器12aから取り外し、集塵容器12aを傾けて塵埃をゴミ箱へ廃棄することができる。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。なお、図5(A)および(B)において、図4(A)および(B)中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第2実施形態の電気掃除機は、集塵装置112のロック機構部112dが第1実施形態と異なる以外は、第1実施形態と同様に構成されている。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
図5(A)および(B)に示すように、第2実施形態のロック機構部112dにおいて、操作ハンドル112daは、前記第1直線方向Aと平行な軸心Pを中心として回動可能にカバー部112bに設けられている。
ロック機構部112dの移動方向変換部は、操作ハンドル112daにかつ軸心P上に連結された円柱形の軸部112gと、軸心Pを中心として回動可能に軸部112gの下端に連結されたカム部112jと、回動するカム部112jと摺接して第1直線方向Aと略垂直な第2直線方向Bに移動する移動部材112hと、操作ハンドル112daを突出方向へ付勢する付勢部材112iとを有し、係止凸部12dbが移動部材112hに連結されている。なお、軸部112g、移動部材112hおよび付勢部材112iは、カバー部112b内のリブ構造にて支持されている。
操作ハンドル112daは、外周部に複数の指掛け凹部112dfを有している。これにより、カバー部112bの収納凹部112bf内に収納された操作ハンドル112daの複数の指掛け凹部112dfに、ユーザーは指先を引っ掛けて操作ハンドル112daを軸心Pを中心として回動させることができる。なおこの場合も、操作ハンドル112daの上外面112ddは、カバー部112bの上面112bgと略同一面内に配置されている。
付勢部材112iは、軸部112gの周囲に設けられた圧縮コイルバネであり、カバー部112b内のリブ構造にて下端が支持されると共に、上端が操作ハンドル112daに当接して突出方向に付勢している。
カム部112jは、軸部112gの下端外周面の一部から突出した小カム112jaと、小カム112jaの下端に連設された大カム112jbとを有する。
移動部材112hは、軸部112gおよびカム部112jを挿通させる円形状の孔部112hbを有する直方体形に形成されている。
図5(A)に示したロック機構部112dのロック状態において、カム部112jは係止凸部12db側へ移動しており、このとき、小カム112jbが移動部材112hの孔部112hbの内周面に当接し、大カム112jaは移動部材112hの下面に引っ掛かっている。これにより、付勢部材112iの付勢力に抗して操作ハンドル112daの収納凹部112bf内の収納状態が維持されている。
このとき、集塵装置112の操作ハンドル112daはカバー部112bの収納凹部112bf内に収納されているため、操作ハンドル112daの上外面112ddはカバー部材112bの上面112bgと略同一面内に配置されてフラットな状態となっている。
ロック機構部112dのロック状態を解除する際は、操作ハンドル112daを軸心Pを中心として回動させることにより、図5(B)に示すように、カム部112jが係止凸部12dbとは反対側へ回動する。この間、小カム112jaが移動部材112hの孔部112hbの内周面に摺接するため、移動部材112hは第2直線方向Bの係止凸部12dbとは反対側へ移動する。この結果、係止凸部12dbが駆動装置11の載置部11eの係止凹部11ebから離脱してロックが解除される(図1、図3参照)。
このように、ロック機構部112dのロック解除操作は、操作ハンドル12daを回すことにより行われる。
カム部112jが中心角度180°近くまで回動すると、付勢部材112iによって操作ハンドル112da、軸部112gおよびカム部112jが第1直進方向Aの操作ハンドル112da側へ移動する。これにより、小カム112jaが移動部材112hの孔部112hb内から出ると共に、大カム112jbが孔部112hb内に移動する。また、カム部112jがカバー部112b内のリブ構造に引っ掛かって軸部112gが抜け止めされる。なお、大カム112jbが移動部材112hの孔部112hb内にスムーズに移動できるよう、カム部112jと移動部材112hとの摺接面は滑らかにカーブしてもよい。
このようにして操作ハンドル112daはカバー部112bの上面112bgから突出するため、ユーザーは操作ハンドル112daを掴んで集塵装置112を駆動装置11の載置部11eから引き上げて取り外すことができる(図1、図3参照)。
また、集塵装置112を再び駆動装置11の載置部11eに装着し、操作ハンドル112daをカバー部112bの収納凹部112bf内へ押し込む、つまり、操作ハンドル112daがカバー部112bの上面112bgに接近する方向に移動すると、カム部112jの小カム112jaが移動部材112hの孔部112hb内に移動する。その後、操作ハンドル112daを軸心Pを中心として回動させると、図5(A)に示すように、小カム112jaによって移動部材112hが第2直進方向Bの係止凸部12db側へ移動する。これにより、係止凸部12dbが載置部11eの係止凹部11ebに係止してロック状態となる(図3参照)。
このように、ロック機構部12dのロック操作は、操作ハンドル12daを押し回すことにより行われる。
(第3実施形態)
図6は第3実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。なお、図6(A)および(B)において、図4(A)および(B)中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第3実施形態の電気掃除機は、集塵装置212のロック機構部212dが第1実施形態と異なる以外は、第1実施形態と同様に構成されている。以下、第3実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
図6(A)および(B)に示すように、第3実施形態のロック機構部212dにおいて、円板形の操作ハンドル212daは、前記第1直線方向Aと略垂直な軸212dxを中心として回動可能にカバー部212bに設けられている。
また、カバー部212bの収納凹部212bfは略半球状に形成されている。
また、操作ハンドル212daは、軸212dxの軸心方向と直交する方向の一端に操作ハンドル212daを掴みやすくする折れ片状の指掛け片部212dyが設けられると共に、指掛け片部212dyとは反対側の他端には切欠き部212dzが設けられている。なお、軸212dxを中心に操作ハンドル212daが回動したときに指掛け片部212dyおよび切欠き部212dz側の端部はカバー部212bに当たらないよう湾曲している。
また、カバー部212bの収納凹部212bfにおける開口端縁の一部には、操作ハンドル212daの切欠き部212dzに当接する突起部212bzが設けられている。
図6(A)に示すように、この操作ハンドル212daも、ロック機構部212dがロック状態のときには、操作ハンドル212daの上外面212ddとカバー部212bの上面212bgとが略同一面内に配置されている。このとき、操作ハンドル212daの指掛け片部212dyが収納凹部212bf内に収納されると共に、切欠き部212dzが突起部212bzに当接することによって操作ハンドル212daの軸212dxを中心とする回動方向が規定されている。すなわち、操作ハンドル212daの外面212ddの指掛け片部212dy側を押しても操作ハンドル212daが回らないようになっている。
ロック機構部212dの移動方向変換部は、軸212dxの軸心方向と略垂直な第1直線方向Aに移動可能な第1移動部材212gと、第1直線方向Aと略垂直な第2軸心方向Bに移動可能な第2移動部材212hと、付勢部材212iとを有し、係止凸部12dbが第2移動部材212hに連結されている。なお、第1移動部材212g、第2移動部材212hおよび付勢部材212iは、カバー部212b内のリブ構造にて支持されている。
第1移動部材212gは、軸212dxを中心として回動する操作ハンドル212daと摺接可能な第1傾斜面212gaと、第1傾斜面212gaの第1直線方向Aの反対側に設けられた第2傾斜面212gbとを有する。
第2移動部材212hは、第1直線方向Aに移動する第1移動部材212gの第2傾斜面212gbと摺接する第3傾斜面212haを有すると共に、第1移動部材212gの第2傾斜面212gb側の下端を挿通させる孔部212hbを有している。
付勢部材212iは、第2移動部材212hの第3傾斜面212haが第1移動部材212gの第2傾斜面212gbを押圧する方向に第2移動部材212hを付勢する圧縮コイルスプリングである。
このように構成されたロック機構部212dは、図3および図6(A)に示すロック状態において、付勢部材212iによって付勢された第2移動部材212hは第2直線方向Bの係止凸部12db側へ移動している。
このとき、集塵装置212の操作ハンドル212daはカバー部212bの収納凹部212bf内に収納されているため、操作ハンドル212daの上外面212ddはカバー部材212bの上面212bgと略同一面内に配置されてフラットな状態となっている。
ロック機構部212dのロック状態を解除する際は、操作ハンドル212daの突起部212bz側の上外面212ddを押すことにより、操作ハンドル212daを軸212dxを中心として回動させる。これにより、図6(B)に示すように、操作ハンドル212daの切欠き部212dz側の端部が収納凹部212bfの底部側へ移動すると共に、操作ハンドル212daの折り返し212dy側の端部が収納凹部212bfから外部へ突出する。また、操作ハンドル212daの切欠き部212dz側の端部が第1移動部材212gの第1傾斜面212gaに摺接し、これによって第1移動部材212gが第1直線方向Aの第2移動部材212h側へ移動する。
また、移動する第1移動部材212gの第2傾斜面212gbが第2移動部材212hの第3傾斜面212haに摺接し、これによって第2移動部材212hは付勢部材212iの付勢力に抗して第2直線方向Bの係止凸部12dbとは反対側へ移動する。この結果、係止凸部12dbが駆動装置11の載置部11eの係止凹部11ebから離脱してロックが解除される(図1、図3参照)。
このように、ロック機構部212dのロック解除操作は、操作ハンドル212daを押し回すことにより行われる。
また、ロック解除時には操作ハンドル212daは指掛け片部212dy側の端部がカバー部212bの上面212bgから突出するため、ユーザーは操作ハンドル212daを掴んで集塵装置212を駆動装置11の載置部11eから引き上げて取り外すことができる(図1、図3参照)。
また、集塵装置212を再び駆動装置11の載置部11eに装着し、図6(A)に示すように、操作ハンドル212daの指掛け片部212dy側の端部をカバー部212bの収納凹部212bf内へ押し込む、つまり、操作ハンドル212daの指掛け片部212dy側の端部がカバー部212bの上面212bgに接近する方向に移動すると、操作ハンドル212daの切欠き部212dz側の端部が第1移動部材212gから離れる。これにより、付勢部材212iにて付勢されている第2移動部材212hが係止凸部12db側へ移動し、このとき第2移動部材212hの第3傾斜面212haが第1移動部材212gの第2傾斜面212gbに摺接する。この結果、第1移動部材212gが操作ハンドル212da側へ移動し、かつ、係止凸部12dbが載置部11eの係止凹部11ebに係止してロック状態となる(図3参照)。
このように、ロック機構部212dのロック操作は、操作ハンドル212daを押し回すことにより行われる。
(他の実施形態)
1.第2実施形態(図5(A)および(B))では、付勢部材112iを有するロック機構部112dを例示したが、付勢部材112iは省略してもよい。この場合、操作ハンドル112daを回してロックを解除した後、操作ハンドル112daを掴んで手動で引き上げて集塵装置112を持ち上げる。
2.第1〜第3実施形態では、集塵装置の操作ハンドルの上外面とカバー部の上面とが平坦な略同一面内に配置された場合を例示したが、操作ハンドルの上外面とカバー部の上面とは湾曲した略同一面内に配置されてもよい。このようにすれば、駆動装置の筐体の湾曲した外面と集塵装置の上面とを連続した面に構成してデザイン性を高めることができる。
3.第1実施形態(図1)では、集塵装置12の周囲を包囲する載置部11eを駆動装置11に設けた場合を例示したが、集塵装置12の周囲を包囲しないオープンタイプの載置部を有する駆動装置(例えば、特許文献1参照)にも集塵装置12を対応させることができる。この場合、駆動装置のオープンタイプの載置部に係止凹部を2箇所形成する。また、集塵装置は、第1〜第3実施形態で説明したロック機構部をベースとして2つの係止凸部が2つの係止凹部に対して係脱するように構成する。このとき、2つの係止凸部は、平面的に視て、例えばV字方向のように互いに接近または離間する直線方向に往復移動する。
4.第1実施形態(図1)では、濾過部12cのフィルター部12caを除塵する除塵部12eと、集塵容器12a内の塵埃を圧縮する圧縮部12fとを有する集塵装置12を例示したが、除塵部12eおよび圧縮部12fは省略されてもよい。
(まとめ)
本発明の電気掃除機は、ロック機構部を有する集塵装置と、前記ロック機構部によって前記集塵装置をロックおよびロック解除可能に載置する載置部を有しかつ電動送風機を内蔵する駆動装置とを備え、
前記集塵装置は、前記駆動装置の前記載置部に載置され前記ロック機構部にてロックされた前記集塵装置のロックを解除可能な操作ハンドルを有し、
前記操作ハンドルのロック解除操作が、前記ロック解除操作の後に前記集塵装置を前記載置部から持ち上げるときに前記操作ハンドルを引き上げる方向とは異なる方向に前記操作ハンドルを動かす操作である。
この構成によれば、操作ハンドルにてロック解除操作を行った後、ロック解除操作とは異なる操作ハンドルの引き上げ操作を行うことで集塵装置を駆動装置の載置部から持ち上げることができる。そのため、駆動装置を持ち運ぶ際にユーザーが誤って操作ハンドルを引き上げてもロック機構部のロックが解除されず、集塵装置が駆動装置から離脱することがない。また、この構成によれば、ロック解除操作時には操作ハンドルを掴みにくい状態にしておくことにより、ユーザーが操作ハンドルを掴んで駆動装置を持ち上げるといった不適切な取り扱いを抑制することが可能となる。
本発明の電気掃除機は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
・前記ロック解除操作が、前記操作ハンドルを押す操作または回す操作または押し回す操作であってもよい。
この構成によれば、操作ハンドルを押すまたは回してロック解除操作を行ってからでなければ、操作ハンドルの引き上げ操作を行うことができないことをユーザーに認識させることができる。
・前記駆動装置は、前記載置部に係止凹部を有し、
前記集塵装置は、前記載置部に前記集塵装置が載置された状態において外部に露出する露出面を有する外郭部と、前記外郭部に設けられた前記ロック機構部とを備え、
前記ロック機構部は、前記外郭部の前記露出面側へ接近する接近方向および前記露出面から突出する突出方向に移動可能な前記操作ハンドルと、前記係止凹部と係止可能な係止凸部と、前記操作ハンドルのロック解除操作を前記係止凸部の直線的な移動に変換する移動方向変換部とを有し、
前記外郭部は、前記接近方向に移動した前記操作ハンドルを収納する収納凹部を前記露出面に有し、
前記操作ハンドルは、前記収納凹部内に収納された状態において前記外郭部の前記露出面と略同一面内に配置される外面を有するものであってもよい。
この構成によれば、ロック解除操作前の操作ハンドルは外郭部の収納凹部内に収納されて掴みにくい状態となっているため、ユーザーが操作ハンドルを掴んで駆動装置を持ち上げるといった不適切な取り扱いを抑制することができる。
・前記接近方向および前記突出方向が同一の第1直線方向であり、
前記移動方向変換部は、第1傾斜面を有し前記第1直線方向に移動可能に前記操作ハンドルに連結された第1移動部材と、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第1傾斜面と摺接する第2傾斜面を有し前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動可能な第2移動部材と、前記第2傾斜面が前記第1傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢するオルタネイト動作方式の付勢部材とを備え、
前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されてされてもよい。
この構成によれば、突出状態の操作ハンドルを掴みながら集塵装置を駆動装置の載置部に載置した後、操作ハンドルを押す(接近方向に移動させる)ことにより、第1移動部材が第1直線方向に移動し、移動する第1移動部材の第1傾斜面に第2傾斜面が摺接して第2移動部材が第2直線方向に移動して、係止凸部が係止凹部に係止してロック状態となる。このとき、付勢部材は短縮状態となっている。
また、操作ハンドルを再度押すことにより、第1および第2移動部材を介して付勢部材が再び押されて伸長状態となり、付勢部材が伸長することにより第2移動部材が逆方向に移動して係止凸部が係止凹部から離脱してロックが解除すると共に、第2および第1移動部材を介して操作ハンドルが自動的に突出方向に移動する。これにより、操作ハンドルを引き上げて集塵装置を載置部から取り外すことができる。
・前記接近方向および前記突出方向が同一の第1直線方向であり、
前記操作ハンドルは、前記第1直線方向と平行な軸心を中心として回動可能に前記外郭部に設けられており、
前記移動方向変換部は、前記操作ハンドルにかつ前記軸心上に連結された軸部と、前記軸心を中心として回動可能に前記軸部に連結されたカム部と、回動する前記カム部と摺接して前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動する移動部材とを有し、
前記係止凸部が、前記移動部材に連結されてもよい。
この構成によれば、突出状態の操作ハンドルを掴みながら集塵装置を駆動装置の載置部に載置した後、操作ハンドルを押して(接近方向に移動させて)から軸部を中心として一方向に回すことにより、回動するカム部によって移動部材が第2直線方向に移動して、係止凸部が係止凹部に係止してロック状態となる。
また、操作ハンドルを逆方向に回すことにより、回動するカム部によって移動部材が逆方向に移動して係止凸部が係止凹部から離脱してロックが解除し、操作ハンドルを引き上げる(突出方向に移動させる)ことにより集塵装置を載置部から取り外すことができる。
・前記移動方向変換部が、前記操作ハンドルを前記突出方向へ付勢する付勢部材をさらに有するものであってもよい。
この構成によれば、ロック解除操作をすると付勢部材によって操作ハンドルが自動的に突出方向に押し出されるため、引き上げ操作時にユーザーが操作ハンドルを掴みやすくなる。
・前記操作ハンドルは、軸を介して前記外郭部に回動可能に設けられており、
前記移動方向変換部は、前記軸の軸心方向と略垂直な第1直線方向に移動可能な第1移動部材と、前記第1直線方向と略垂直な第2軸心方向に移動可能な第2移動部材と、付勢部材とを有し、
前記第1移動部材は、前記軸を中心として回動する前記操作ハンドルと摺接可能な第1傾斜面と、前記第1傾斜面の前記第1直線方向の反対側に設けられた第2傾斜面とを有し、
前記第2移動部材は、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第2傾斜面と摺接する第3傾斜面を有し、
前記付勢部材は、前記第3傾斜面が前記第2傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢し、
前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されてもよい。
この構成によれば、突出状態の操作ハンドルを掴みながら集塵装置を駆動装置の載置部に載置した後、軸を中心として操作ハンドルを一方向(接近方向)に回すことにより、付勢部材によって第2移動部材が第2直線方向に移動して、係止凸部が係止凹部に係止してロック状態となる。
また、操作ハンドルを逆方向(突出方向)に回すことにより、操作ハンドルに第1傾斜面が摺接して第1移動部材が第1直線方向に移動し、移動する第1移動部材の第2傾斜面に第3傾斜面が摺接して第2移動部材が付勢部材の付勢力に抗して逆方向に移動し、係止凸部が係止凹部から離脱してロックが解除する。よって、操作ハンドルを掴んで集塵装置を載置部から取り外すことができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電気掃除機
11 駆動装置
11e 載置部
11eb 係止凹部
12、112、212 集塵装置
12b、112b、212b カバー部(外郭部)
12bf、112bf、212bf 収納凹部
12bg、112bg、212bg 外面(露出面)
12d、112d、212d ロック機構部
12da、112da、212da 操作ハンドル
12db 係止凸部
12dd、112dd、212dd 上外面
12g、212g 第1移動部材
12ga、212ga 第1傾斜面
12h 移動部材
12ha、212bg 第2傾斜面
12i カム部
112g 軸部
112i、212i 付勢部材
212dx 軸
212h 第2移動部材
212ha 第3傾斜面
A 第1直線方向
B 第2直線方向
P 軸心

Claims (7)

  1. ロック機構部を有する集塵装置と、前記ロック機構部によって前記集塵装置をロックおよびロック解除可能に載置する載置部を有しかつ電動送風機を内蔵する駆動装置とを備え、
    前記集塵装置は、前記駆動装置の前記載置部に載置され前記ロック機構部にてロックされた前記集塵装置のロックを解除可能な操作ハンドルを有し、
    前記操作ハンドルのロック解除操作が、前記ロック解除操作の後に前記集塵装置を前記載置部から持ち上げるときに前記操作ハンドルを引き上げる方向とは異なる方向に前記操作ハンドルを動かす操作であることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記ロック解除操作が、前記操作ハンドルを押す操作または回す操作または押し回す操作である請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記駆動装置は、前記載置部に係止凹部を有し、
    前記集塵装置は、前記載置部に前記集塵装置が載置された状態において外部に露出する露出面を有する外郭部と、前記外郭部に設けられた前記ロック機構部とを備え、
    前記ロック機構部は、前記外郭部の前記露出面側へ接近する接近方向および前記露出面から突出する突出方向に移動可能な前記操作ハンドルと、前記係止凹部と係止可能な係止凸部と、前記操作ハンドルのロック解除操作を前記係止凸部の直線的な移動に変換する移動方向変換部とを有し、
    前記外郭部は、前記接近方向に移動した前記操作ハンドルを収納する収納凹部を前記露出面に有し、
    前記操作ハンドルは、前記収納凹部内に収納された状態において前記外郭部の前記露出面と略同一面内に配置される外面を有する請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記接近方向および前記突出方向が同一の第1直線方向であり、
    前記移動方向変換部は、第1傾斜面を有し前記第1直線方向に移動可能に前記操作ハンドルに連結された第1移動部材と、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第1傾斜面と摺接する第2傾斜面を有し前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動可能な第2移動部材と、前記第2傾斜面が前記第1傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢するオルタネイト動作方式の付勢部材とを備え、
    前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されている請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記接近方向および前記突出方向が同一の第1直線方向であり、
    前記操作ハンドルは、前記第1直線方向と平行な軸心を中心として回動可能に前記外郭部に設けられており、
    前記移動方向変換部は、前記操作ハンドルにかつ前記軸心上に連結された軸部と、前記軸心を中心として回動可能に前記軸部に連結されたカム部と、回動する前記カム部と摺接して前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動する移動部材とを有し、
    前記係止凸部が、前記移動部材に連結されている請求項3に記載の電気掃除機。
  6. 前記移動方向変換部が、前記操作ハンドルを前記突出方向へ付勢する付勢部材をさらに有する請求項5に記載の電気掃除機。
  7. 前記操作ハンドルは、軸を介して前記外郭部に回動可能に設けられており、
    前記移動方向変換部は、前記軸の軸心方向と略垂直な第1直線方向に移動可能な第1移動部材と、前記第1直線方向と略垂直な第2軸心方向に移動可能な第2移動部材と、付勢部材とを有し、
    前記第1移動部材は、前記軸を中心として回動する前記操作ハンドルと摺接可能な第1傾斜面と、前記第1傾斜面の前記第1直線方向の反対側に設けられた第2傾斜面とを有し、
    前記第2移動部材は、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第2傾斜面と摺接する第3傾斜面を有し、
    前記付勢部材は、前記第3傾斜面が前記第2傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢し、
    前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されている請求項3に記載の電気掃除機。
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