JP2020137835A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
Description
前記集塵装置は、前記駆動装置の前記載置部に載置され前記ロック機構部にてロックされた前記集塵装置のロックを解除可能な操作ハンドルを有し、
前記操作ハンドルのロック解除操作が、前記ロック解除操作の後に前記集塵装置を前記載置部から持ち上げるときに前記操作ハンドルを引き上げる方向とは異なる方向に前記操作ハンドルを動かす操作である電気掃除機が提供される。
<電気掃除機の全体構成>
図1は本発明の第1実施形態の電気掃除機を示す斜視図であり、図2は第1実施形態の電気掃除機における駆動装置の上方から視た斜視図であり、図3は第1実施形態の電気掃除機における集塵装置の載置部へのロック状態を説明する断面図である。なお、図2および図3において、駆動装置11の前後左右上下の方向を矢印にて示している。
駆動装置11は、筐体11b内に電動送風機(不図示)を内蔵し、筐体11bの左右に設けられた一対の車輪11cと、筐体11bの底部に設けられた前輪(不図示)と、筐体11bの後部に設けられた排気口11dと、筐体11bの前部に設けられて集塵装置12を着脱可能に載置する載置部11eとを有する。
また、載置部11eは、次に説明する窓部11eaおよび係止凹部11ebを有している。
窓部11eaは、載置部11eの周壁部の高さ方向の中間位置に設けられており、載置部11eに載置された集塵装置12の後述する集塵容器12a内に溜まった塵埃が窓部11eaから目視できるようになっている。
図3に示すように、集塵装置12は、その外郭部を構成する集塵容器12aおよびカバー部12bと、集塵容器12a内に収納される濾過部12cと、カバー部12b内に設けられたロック機構部12dとを備える。
集塵容器12aは、上方開口部を有する有底の略円筒形に形成されており、その周壁部12aaの一部には前記空気導入口12abが設けられている。
カバー部12bは、集塵容器12aの上方開口部に取り付けられて集塵容器12aの内部の濾過部12cを覆うものであり、円環状の上壁部12baおよび円筒形の周壁部12bbを有しており、下方開口状に形成されている。
カバー部12bにおいて、周壁部12bbの一部には前記空気排出口(不図示)が設けられると共に、周壁部12bbの他部にはロック機構部12dの後述する第2移動部材12hが挿通する外側挿通孔12bcが設けられている。なお、集塵装置12が駆動装置11の載置部11eに載置された状態において、集塵容器12aの空気導入口12abは前方に配置され、図示しない空気排出口は後方に配置され、外側挿通孔12bcは右側に配置される。
濾過部12cは、集塵容器12aの上方開口部に嵌め込まれるフィルター部12caと、フィルター部12caフィルター部12caから垂れ下がるように設けられたメッシュ筒部(2点鎖線の部分)12cbとを有する。
フィルター部12caは、カップ形の保持部材内にプリーツ状のフィルター本体が保持されてなる。
メッシュ筒部12bcは、メッシュ部材が巻き付けられた外筒枠体と、外筒枠体内に設けられた内筒枠体とを有し、その外筒枠体がフィルター部12caの保持部材にされている。
除塵部12eは、フィルター部12caを貫通する軸部に連結された複数の摺動部材を有している。
圧縮部12fは、メッシュ筒部12bcの下端と連結する筒体の外周面に螺旋羽根が設けられてなる。
図4は第1実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。
図3と図4に示すように、ロック機構部12dは、集塵装置12の外郭部としてのカバー部12bに設けられた操作ハンドル12daと、駆動装置11の載置部11eの係止凹部11ebと係止可能な係止凸部12dbと、操作ハンドル12daのロック解除操作を係止凸部12dbの直線的な移動に変換する後述の移動方向変換部とを有する。
また、操作ハンドル12daが収納凹部12bf内に収納された状態において、操作ハンドル12daの上面である上外面12ddは、カバー部12bの上壁部12baの上面(露出面)12bgと略同一面内に配置される。つまり、操作ハンドル12daの上外面12ddは、カバー部12bの上壁部12baの上面12bgと同一面内に配置されてもよく、あるいは収納凹部12bf内に埋没してもよく、あるいは人の指で操作ハンドル12daが掴めない程度に上面12bgから突出してもよい。
第1移動部材12gは、第1傾斜面12gaを有する直方体形に形成されており、第1直線方向Aに移動可能に操作ハンドル12daに連結されている。
ここで、第1直線方向Aとは、操作ハンドル12daが、カバー部12bの上面12bg側へ接近する接近方向および上面12bgから突出する突出方向である。図3においては第1直線方向Aは上下方向である。
また、第1移動部材12gは、カバー部12b内に設けられたリブ構造によって第1直線方向Aに移動可能に支持されている。
また、第1傾斜面12gaは、横方向から視て(図4(B)参照)、第1直線方向Aに対して45°程度の傾斜角度θ1で傾斜した面である。
また、第2移動部材12hは、カバー部12b内に設けられたリブ構造によって、第1直線方向Aと略垂直な第2直線方向Bに移動可能に支持されている。図3においては、第2直線方向Bは左右方向である。
また、第2傾斜面12haは、横方向から視て(図4(B)参照)、第2直線方向Bに対して45°程度の傾斜角度θ2で傾斜した面である。
この付勢部材12iは、カバー部12b内に設けられたリブ構造によって、軸部12ibが第2直線方向Bに移動可能に支持されている。
また、付勢部材12iは、本体部12iaがリブ構造に固定され、本体部12iaに対して伸長または短縮動作する軸部12ibが第2移動部材12hに連結された連結片12hcに固定されている(図4(B)参照)。
このように、ロック機構部12dのロック解除操作は、操作ハンドル12daを押すことにより行われる。
このように、ロック機構部12dのロック操作も、操作ハンドル12daを押すことにより行われる。
次に、図1〜図4を参照しながら、使用時の電気掃除機1について説明する。
電気掃除機1は使用可能な状態において、集塵装置12が駆動装置11の載置部11e内に挿入され載置されている。この状態では、集塵装置12のロック機構部12dが前記のように載置部11eに対してロック状態となっている(図3および図4(A)参照)。このとき、集塵装置12の操作ハンドル12daの上外面12ddとカバー部12bの上面12bgとは、それらの間に段差がほとんど無いフラットな連続した面となっている。したがって、掃除機本体10を持ち運ぶ際、集塵装置12の上面には手で掴める突起物が存在しないため、ユーザーは駆動装置11のハンドル11iが持ち運び用のハンドルであることを容易に認識することができる(図1参照)。これにより、ユーザーが誤って、集塵装置12の操作ハンドル12daを持って掃除機本体10を持ち運ぶ可能性を低減できる。
したがって、本実施形態によれば、ユーザーが駆動装置11を持ち上げようとしたときに誤って操作ハンドル12daを引き上げ、それによってロック解除および集塵装置12の引き上げが行われて集塵装置12が意図せずに駆動装置11から取り外されてしまうという状況が生じない。
また、集塵容器12a内の塵埃がある程度溜まり、圧縮部12fによって塵埃を圧縮しにくくなったときは、濾過部12cおよびこれと連結した圧縮部12fを集塵容器12aから取り外し、集塵容器12aを傾けて塵埃をゴミ箱へ廃棄することができる。
図5は第2実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。なお、図5(A)および(B)において、図4(A)および(B)中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第2実施形態の電気掃除機は、集塵装置112のロック機構部112dが第1実施形態と異なる以外は、第1実施形態と同様に構成されている。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
カム部112jは、軸部112gの下端外周面の一部から突出した小カム112jaと、小カム112jaの下端に連設された大カム112jbとを有する。
移動部材112hは、軸部112gおよびカム部112jを挿通させる円形状の孔部112hbを有する直方体形に形成されている。
このように、ロック機構部112dのロック解除操作は、操作ハンドル12daを回すことにより行われる。
このように、ロック機構部12dのロック操作は、操作ハンドル12daを押し回すことにより行われる。
図6は第3実施形態の集塵装置におけるロック機構部の作動原理図であって(A)はロック状態、(B)はロック解除状態である。なお、図6(A)および(B)において、図4(A)および(B)中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第3実施形態の電気掃除機は、集塵装置212のロック機構部212dが第1実施形態と異なる以外は、第1実施形態と同様に構成されている。以下、第3実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
また、カバー部212bの収納凹部212bfは略半球状に形成されている。
また、カバー部212bの収納凹部212bfにおける開口端縁の一部には、操作ハンドル212daの切欠き部212dzに当接する突起部212bzが設けられている。
第2移動部材212hは、第1直線方向Aに移動する第1移動部材212gの第2傾斜面212gbと摺接する第3傾斜面212haを有すると共に、第1移動部材212gの第2傾斜面212gb側の下端を挿通させる孔部212hbを有している。
付勢部材212iは、第2移動部材212hの第3傾斜面212haが第1移動部材212gの第2傾斜面212gbを押圧する方向に第2移動部材212hを付勢する圧縮コイルスプリングである。
このとき、集塵装置212の操作ハンドル212daはカバー部212bの収納凹部212bf内に収納されているため、操作ハンドル212daの上外面212ddはカバー部材212bの上面212bgと略同一面内に配置されてフラットな状態となっている。
また、ロック解除時には操作ハンドル212daは指掛け片部212dy側の端部がカバー部212bの上面212bgから突出するため、ユーザーは操作ハンドル212daを掴んで集塵装置212を駆動装置11の載置部11eから引き上げて取り外すことができる(図1、図3参照)。
このように、ロック機構部212dのロック操作は、操作ハンドル212daを押し回すことにより行われる。
1.第2実施形態(図5(A)および(B))では、付勢部材112iを有するロック機構部112dを例示したが、付勢部材112iは省略してもよい。この場合、操作ハンドル112daを回してロックを解除した後、操作ハンドル112daを掴んで手動で引き上げて集塵装置112を持ち上げる。
本発明の電気掃除機は、ロック機構部を有する集塵装置と、前記ロック機構部によって前記集塵装置をロックおよびロック解除可能に載置する載置部を有しかつ電動送風機を内蔵する駆動装置とを備え、
前記集塵装置は、前記駆動装置の前記載置部に載置され前記ロック機構部にてロックされた前記集塵装置のロックを解除可能な操作ハンドルを有し、
前記操作ハンドルのロック解除操作が、前記ロック解除操作の後に前記集塵装置を前記載置部から持ち上げるときに前記操作ハンドルを引き上げる方向とは異なる方向に前記操作ハンドルを動かす操作である。
この構成によれば、操作ハンドルにてロック解除操作を行った後、ロック解除操作とは異なる操作ハンドルの引き上げ操作を行うことで集塵装置を駆動装置の載置部から持ち上げることができる。そのため、駆動装置を持ち運ぶ際にユーザーが誤って操作ハンドルを引き上げてもロック機構部のロックが解除されず、集塵装置が駆動装置から離脱することがない。また、この構成によれば、ロック解除操作時には操作ハンドルを掴みにくい状態にしておくことにより、ユーザーが操作ハンドルを掴んで駆動装置を持ち上げるといった不適切な取り扱いを抑制することが可能となる。
この構成によれば、操作ハンドルを押すまたは回してロック解除操作を行ってからでなければ、操作ハンドルの引き上げ操作を行うことができないことをユーザーに認識させることができる。
前記集塵装置は、前記載置部に前記集塵装置が載置された状態において外部に露出する露出面を有する外郭部と、前記外郭部に設けられた前記ロック機構部とを備え、
前記ロック機構部は、前記外郭部の前記露出面側へ接近する接近方向および前記露出面から突出する突出方向に移動可能な前記操作ハンドルと、前記係止凹部と係止可能な係止凸部と、前記操作ハンドルのロック解除操作を前記係止凸部の直線的な移動に変換する移動方向変換部とを有し、
前記外郭部は、前記接近方向に移動した前記操作ハンドルを収納する収納凹部を前記露出面に有し、
前記操作ハンドルは、前記収納凹部内に収納された状態において前記外郭部の前記露出面と略同一面内に配置される外面を有するものであってもよい。
この構成によれば、ロック解除操作前の操作ハンドルは外郭部の収納凹部内に収納されて掴みにくい状態となっているため、ユーザーが操作ハンドルを掴んで駆動装置を持ち上げるといった不適切な取り扱いを抑制することができる。
前記移動方向変換部は、第1傾斜面を有し前記第1直線方向に移動可能に前記操作ハンドルに連結された第1移動部材と、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第1傾斜面と摺接する第2傾斜面を有し前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動可能な第2移動部材と、前記第2傾斜面が前記第1傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢するオルタネイト動作方式の付勢部材とを備え、
前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されてされてもよい。
この構成によれば、突出状態の操作ハンドルを掴みながら集塵装置を駆動装置の載置部に載置した後、操作ハンドルを押す(接近方向に移動させる)ことにより、第1移動部材が第1直線方向に移動し、移動する第1移動部材の第1傾斜面に第2傾斜面が摺接して第2移動部材が第2直線方向に移動して、係止凸部が係止凹部に係止してロック状態となる。このとき、付勢部材は短縮状態となっている。
また、操作ハンドルを再度押すことにより、第1および第2移動部材を介して付勢部材が再び押されて伸長状態となり、付勢部材が伸長することにより第2移動部材が逆方向に移動して係止凸部が係止凹部から離脱してロックが解除すると共に、第2および第1移動部材を介して操作ハンドルが自動的に突出方向に移動する。これにより、操作ハンドルを引き上げて集塵装置を載置部から取り外すことができる。
前記操作ハンドルは、前記第1直線方向と平行な軸心を中心として回動可能に前記外郭部に設けられており、
前記移動方向変換部は、前記操作ハンドルにかつ前記軸心上に連結された軸部と、前記軸心を中心として回動可能に前記軸部に連結されたカム部と、回動する前記カム部と摺接して前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動する移動部材とを有し、
前記係止凸部が、前記移動部材に連結されてもよい。
この構成によれば、突出状態の操作ハンドルを掴みながら集塵装置を駆動装置の載置部に載置した後、操作ハンドルを押して(接近方向に移動させて)から軸部を中心として一方向に回すことにより、回動するカム部によって移動部材が第2直線方向に移動して、係止凸部が係止凹部に係止してロック状態となる。
また、操作ハンドルを逆方向に回すことにより、回動するカム部によって移動部材が逆方向に移動して係止凸部が係止凹部から離脱してロックが解除し、操作ハンドルを引き上げる(突出方向に移動させる)ことにより集塵装置を載置部から取り外すことができる。
この構成によれば、ロック解除操作をすると付勢部材によって操作ハンドルが自動的に突出方向に押し出されるため、引き上げ操作時にユーザーが操作ハンドルを掴みやすくなる。
前記移動方向変換部は、前記軸の軸心方向と略垂直な第1直線方向に移動可能な第1移動部材と、前記第1直線方向と略垂直な第2軸心方向に移動可能な第2移動部材と、付勢部材とを有し、
前記第1移動部材は、前記軸を中心として回動する前記操作ハンドルと摺接可能な第1傾斜面と、前記第1傾斜面の前記第1直線方向の反対側に設けられた第2傾斜面とを有し、
前記第2移動部材は、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第2傾斜面と摺接する第3傾斜面を有し、
前記付勢部材は、前記第3傾斜面が前記第2傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢し、
前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されてもよい。
この構成によれば、突出状態の操作ハンドルを掴みながら集塵装置を駆動装置の載置部に載置した後、軸を中心として操作ハンドルを一方向(接近方向)に回すことにより、付勢部材によって第2移動部材が第2直線方向に移動して、係止凸部が係止凹部に係止してロック状態となる。
また、操作ハンドルを逆方向(突出方向)に回すことにより、操作ハンドルに第1傾斜面が摺接して第1移動部材が第1直線方向に移動し、移動する第1移動部材の第2傾斜面に第3傾斜面が摺接して第2移動部材が付勢部材の付勢力に抗して逆方向に移動し、係止凸部が係止凹部から離脱してロックが解除する。よって、操作ハンドルを掴んで集塵装置を載置部から取り外すことができる。
11 駆動装置
11e 載置部
11eb 係止凹部
12、112、212 集塵装置
12b、112b、212b カバー部(外郭部)
12bf、112bf、212bf 収納凹部
12bg、112bg、212bg 外面(露出面)
12d、112d、212d ロック機構部
12da、112da、212da 操作ハンドル
12db 係止凸部
12dd、112dd、212dd 上外面
12g、212g 第1移動部材
12ga、212ga 第1傾斜面
12h 移動部材
12ha、212bg 第2傾斜面
12i カム部
112g 軸部
112i、212i 付勢部材
212dx 軸
212h 第2移動部材
212ha 第3傾斜面
A 第1直線方向
B 第2直線方向
P 軸心
Claims (7)
- ロック機構部を有する集塵装置と、前記ロック機構部によって前記集塵装置をロックおよびロック解除可能に載置する載置部を有しかつ電動送風機を内蔵する駆動装置とを備え、
前記集塵装置は、前記駆動装置の前記載置部に載置され前記ロック機構部にてロックされた前記集塵装置のロックを解除可能な操作ハンドルを有し、
前記操作ハンドルのロック解除操作が、前記ロック解除操作の後に前記集塵装置を前記載置部から持ち上げるときに前記操作ハンドルを引き上げる方向とは異なる方向に前記操作ハンドルを動かす操作であることを特徴とする電気掃除機。 - 前記ロック解除操作が、前記操作ハンドルを押す操作または回す操作または押し回す操作である請求項1に記載の電気掃除機。
- 前記駆動装置は、前記載置部に係止凹部を有し、
前記集塵装置は、前記載置部に前記集塵装置が載置された状態において外部に露出する露出面を有する外郭部と、前記外郭部に設けられた前記ロック機構部とを備え、
前記ロック機構部は、前記外郭部の前記露出面側へ接近する接近方向および前記露出面から突出する突出方向に移動可能な前記操作ハンドルと、前記係止凹部と係止可能な係止凸部と、前記操作ハンドルのロック解除操作を前記係止凸部の直線的な移動に変換する移動方向変換部とを有し、
前記外郭部は、前記接近方向に移動した前記操作ハンドルを収納する収納凹部を前記露出面に有し、
前記操作ハンドルは、前記収納凹部内に収納された状態において前記外郭部の前記露出面と略同一面内に配置される外面を有する請求項1または2に記載の電気掃除機。 - 前記接近方向および前記突出方向が同一の第1直線方向であり、
前記移動方向変換部は、第1傾斜面を有し前記第1直線方向に移動可能に前記操作ハンドルに連結された第1移動部材と、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第1傾斜面と摺接する第2傾斜面を有し前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動可能な第2移動部材と、前記第2傾斜面が前記第1傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢するオルタネイト動作方式の付勢部材とを備え、
前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されている請求項3に記載の電気掃除機。 - 前記接近方向および前記突出方向が同一の第1直線方向であり、
前記操作ハンドルは、前記第1直線方向と平行な軸心を中心として回動可能に前記外郭部に設けられており、
前記移動方向変換部は、前記操作ハンドルにかつ前記軸心上に連結された軸部と、前記軸心を中心として回動可能に前記軸部に連結されたカム部と、回動する前記カム部と摺接して前記第1直線方向と略垂直な第2直線方向に移動する移動部材とを有し、
前記係止凸部が、前記移動部材に連結されている請求項3に記載の電気掃除機。 - 前記移動方向変換部が、前記操作ハンドルを前記突出方向へ付勢する付勢部材をさらに有する請求項5に記載の電気掃除機。
- 前記操作ハンドルは、軸を介して前記外郭部に回動可能に設けられており、
前記移動方向変換部は、前記軸の軸心方向と略垂直な第1直線方向に移動可能な第1移動部材と、前記第1直線方向と略垂直な第2軸心方向に移動可能な第2移動部材と、付勢部材とを有し、
前記第1移動部材は、前記軸を中心として回動する前記操作ハンドルと摺接可能な第1傾斜面と、前記第1傾斜面の前記第1直線方向の反対側に設けられた第2傾斜面とを有し、
前記第2移動部材は、前記第1直線方向に移動する前記第1移動部材の前記第2傾斜面と摺接する第3傾斜面を有し、
前記付勢部材は、前記第3傾斜面が前記第2傾斜面を押圧する方向に前記第2移動部材を付勢し、
前記係止凸部が、前記第2移動部材に連結されている請求項3に記載の電気掃除機。
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