JP2020137230A - ブラシレスモータ - Google Patents

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後藤 正
Tadashi Goto
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Abstract

【課題】従来より効率を良くする【解決手段】同軸に並設された、2個の同形リング状コイル11、12と、リング状コイル11、12と同軸に配置された回転軸13と、回転軸13に固定されリング状コイル11、12同士の間に配置された円盤状のロータ14と、円環状又は周方向に分断された円環状であるとともに、回転軸13と同軸にロータ14に配設され、回転軸13の軸方向と同方向に磁化された永久磁石15と、を備え、リング状コイル11、12の永久磁石15に対向する面は、略平面状に形成されており、リング状コイル11、12と永久磁石15との隙間の距離は、全て同じであり、隙間の距離をLとし、リング状コイル11、12の略平面状に形成されている部分の外径をDa、内径をDbとし、永久磁石15の外径をDc、内径をDeとするとき、(Da−Db)≧(Dc−De)+4L、Dc<Da−2L及びDe>Db+2Lの関係が成り立つようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石と電磁コイルを利用したブラシレスモータに関するものである。
ブラシレスモータとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。これによれば、駆動制御回路の構成を単純にすることができ、効率もよくすることができる。
しかし、ブラシレスモータにおいては、さらなる高効率化が求められていた。
特開2008−312427号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来よりも効率の良いブラシレスモータを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係るブラシレスモータは、
同軸に並設された、2個の同形リング状コイルと、
前記2個のリング状コイルと同軸に配置された回転軸と、
前記回転軸に固定され、前記リング状コイル同士の間に配置された円盤状のロータと、
円環状又は周方向に分断された円環状であるとともに、前記回転軸と同軸に前記ロータに配設され、前記回転軸の軸方向と同方向に磁化された永久磁石と、を備え、
それぞれの前記リング状コイルの前記永久磁石に対向する面は、略平面状に形成されており、
それぞれの前記リング状コイルと前記永久磁石との隙間の距離は、全て同じであり、
前記隙間の距離をLとし、前記リング状コイルの前記略平面状に形成されている部分の外径をDa、内径をDbとし、前記永久磁石の外径をDc、内径をDeとするとき、(Da−Db)≧(Dc−De)+4Lの関係が成り立ち、前記永久磁石は前記リング状コイルに対し、Dc<Da−2L及びDe>Db+2Lの関係となるように配置されていることを要旨とする。
従来よりも効率を良くすることができる。
第1実施形態であるブラシレスモータを示した説明図(組立図)である。 第1実施形態であるブラシレスモータを示した説明図(断面図)である。 第2実施形態であるブラシレスモータを示した説明図(断面図)である。
以下、本発明のブラシレスモータを具現化した実施形態について、図面を用いて説明するが、本発明の技術的範囲は、もちろんこれだけに限定されるものではない。なお、周知の技術に関しては、詳細な説明を省略する。また、本明細書中で特に断りなくブラシレスモータについて上方向又は下方向という場合、図2の状態においての上下方向を指すものとする。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態であるブラシレスモータ1の構成について、図1〜図2を参照して説明する。図1は本実施形態のブラシレスモータ1を示した説明図(組立図)である。図2はブラシレスモータ1を示した説明図(断面図)である。
図1及び図2に示すように、ブラシレスモータ1は、主に第1コイル11、第2コイル12、回転軸13、ロータ14、永久磁石15で構成される。
第1コイル11は、いわゆるトロイダルコイルでリング状の無端ソレノイドである。また、後述する永久磁石15に対向する面は、略平面状に形成されている。本実施形態では、この略平面状に形成されている部分の外径がDa、内径がDbとなっている。第2コイル12は、第1コイル11と同形状のものである。第1コイル11と第2コイル12は、対向するように同軸に配置されている。第1コイル11及び第2コイル12は、ブラケット(図示せず)に固定されている。
第1コイル11及び第2コイル12は、コア(図示せず)の周囲に電線が巻き回された周知の構成である。コアは、磁束遮蔽部材として、磁性体材料で形成することが可能であり、この場合、パーマロイなどの高透磁率材料で形成されていることが好ましい。
また、コアを非磁性体部材で形成することも可能である。非磁性体部材としては、例えば、植物性樹脂、カーボン系樹脂(ガラス状カーボン、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)、カーボンファイバー等)、セラミックス(ステアタイト、アルミナ、ジルコニア等)を採用可能である。
第1コイル11及び第2コイル12の断面形状は、長方形でもいいが、図2に示すように長円が望ましい。
回転軸13は、第1コイル11及び第2コイル12と同軸に配置されて、ブラケット(図示せず)に支持されたベアリング(図示せず)によって保持されている。
ロータ14は、円盤状部材で中心軸が回転軸13の中心軸と一致するように、回転軸13に固定されている。ロータ14は、第1コイル11と第2コイル12との隙間に入り込むように配置されている。
回転軸13及びロータ14は、ブラシレスモータ1の回転を効率良く動作させるために、非磁性材により形成されることが望ましく、例えば硬質プラスチックス、セラミックス、ガラス、非磁性金属であればTi、Alの単体もしくはその合金が好ましい。
永久磁石15は、図1に示すように回転軸13を含む仮想平面で周方向に分断された円環状であり、回転軸13と同軸にロータ14に配設されている。本実施形態では、外径がDc、内径がDeとなっている。永久磁石15は、回転軸13の軸方向と同方向に磁化されている。本実施形態では、上方向がN極、下方向がS極となっている。本実施形態では、分断された円環状としたが、分断されていない完全な円環状としてもよい。
第1コイル11と永久磁石15との隙間の距離Lと、第2コイル12と永久磁石15との隙間の距離Lとは同じである。
第1コイル11及び第2コイル12と永久磁石15との大きさの関係は、(Da−Db)/2≧(De−Dc)/2+2Lで表され、すなわち、(Da−Db)≧(De−Dc)+4Lの関係が成り立っている。
また、永久磁石15は、第1コイル11及び第2コイル12に対し、Dc<Da−2L及びDe>Db+2Lの関係となるように配置されている。
このような構成とすることで、同一方向の回転であれば、電流の流れる方向を切り替える必要がなく、簡単な構造でブラシレスとすることができる。また、効率を良くすることができる。
(第2の実施形態)
つぎに、第2の実施形態であるブラシレスモータ2の構成について、図3を参照して説明する。図3はブラシレスモータ2を示した説明図(断面図)である。ブラシレスモータ1との違いは、ブラシレスモータ1はコイルが2個、ロータが1個であるのに対し、ブラシレスモータ2は、コイルが3個、ロータが2個である点である。なお、ブラシレスモータ1と同様の構成については説明を省略し、その参照符号を引用する。
図3に示すように、ブラシレスモータ2は、主に第1コイル11、11、11、回転軸13、ロータ14、14、永久磁石15、15で構成される。
第1コイル11は、ブラシレスモータ1と同様の構成であり、扁平なドーナツ型のリング状コイルである。外径がDa、内径がDbとなっている。ブラシレスモータ1では、コイルを第1コイル11、第2コイル12として説明したが、両者同様の構成であるため、本実施形態では、全て第1コイルとして説明する。3個の第1コイル11、11、11は、同軸に並配されている。3個の第1コイル11、11、11は、ブラケット(図示せず)に固定されている。
回転軸13は、3個の第1コイル11、11、11と同軸に配置されて、ブラケット(図示せず)に支持されたベアリング(図示せず)によって保持されている。
2個のロータ14、14は、円盤状部材で中心軸が回転軸13の中心軸と一致するように、回転軸13に固定されている。ロータ14、14は、第1コイル11、11、11同士の隙間に入り込むように配置されている。
永久磁石15は、ブラシレスモータ1と同様、複数の円弧状の部材が所定の間隔を空けて円環状に設けられた構成であり、回転軸13と同軸にそれぞれのロータ14に配設されている。外径がDc、内径がDeとなっている。永久磁石15は、回転軸13の軸方向と同方向に磁化されている。
また、隣り合うロータ14に配置された永久磁石15は、磁極の向きが反対になっている。すなわち、永久磁石15、15は、隣り合って対向する磁極面の磁極が同極となっている。
第1コイル11と永久磁石15との隙間の距離Lは、全て同じである。
第1コイル11と永久磁石15との大きさの関係は、(Da−Db)≧(De−Dc)+4Lの関係が成り立っている。
また、永久磁石15は、第1コイル11に対し、Dc<Da−2L及びDe>Db+2Lの関係となるように配置されている
このような構成とすることで、同一方向の回転であれば、電流の流れる方向を切り替える必要がなく、簡単な構造でブラシレスとすることができる。また、コイル二つの場合の約1.5倍の駆動力を発生させることができ、極めて効率を良くすることができる。なお、本実施形態では、第1コイル11を3個としたが、4個以上でも構わない。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
1 ブラシレスモータ(第1の実施形態)
2 ブラシレスモータ(第2の実施形態)
11 第1コイル
12 第2コイル
13 回転軸
14 ロータ
15 永久磁石

Claims (2)

  1. 同軸に並設された、2個の同形リング状コイルと、
    前記2個のリング状コイルと同軸に配置された回転軸と、
    前記回転軸に固定され、前記リング状コイル同士の間に配置された円盤状のロータと、
    円環状又は周方向に分断された円環状であるとともに、前記回転軸と同軸に前記ロータに配設され、前記回転軸の軸方向と同方向に磁化された永久磁石と、を備え、
    それぞれの前記リング状コイルの前記永久磁石に対向する面は、略平面状に形成されており、
    それぞれの前記リング状コイルと前記永久磁石との隙間の距離は、全て同じであり、
    前記隙間の距離をLとし、前記リング状コイルの前記略平面状に形成されている部分の外径をDa、内径をDbとし、前記永久磁石の外径をDc、内径をDeとするとき、(Da−Db)≧(Dc−De)+4Lの関係が成り立ち、前記永久磁石は前記リング状コイルに対し、Dc<Da−2L及びDe>Db+2Lの関係となるように配置されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 同軸に並設された、N個(N≧3)の同形リング状コイルと、
    前記N個のリング状コイルと同軸に配置された回転軸と、
    前記回転軸に固定され、前記リング状コイル同士の間に配置されたN−1個の円盤状のロータと、
    円環状又は周方向に分断された円環状であるとともに、前記回転軸と同軸に前記ロータのそれぞれに配設され、前記回転軸の軸方向と同方向に磁化された永久磁石と、を備え、
    隣り合う前記ロータに配置された前記永久磁石は、磁極の向きが反対になっており、
    それぞれの前記リング状コイルの前記永久磁石に対向する面は、略平面状に形成されており、
    それぞれの前記リング状コイルと前記永久磁石との隙間の距離は、全て同じであり、
    前記隙間の距離をLとし、前記リング状コイルの前記略平面状に形成されている部分の外径をDa、内径をDbとし、前記永久磁石の外径をDc、内径をDeとするとき、(Da−Db)≧(Dc−De)+4Lの関係が成り立ち、前記永久磁石は前記リング状コイルに対し、Dc<Da−2L及びDe>Db+2Lの関係となるように配置されていることを特徴とするブラシレスモータ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072010A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Shin Etsu Chem Co Ltd アキシャルギャップ型コアレス回転機
JP2011130531A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ

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