JP2020136889A - シート取り忘れ報知装置及び原稿送り装置並びに画像形成装置 - Google Patents

シート取り忘れ報知装置及び原稿送り装置並びに画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】排出トレイに排出されたシートが見えない或いは見えづらいことがあっても、ユーザーによるシートの取り忘れを効果的に防止することができるシート取り忘れ報知装置及び原稿送り装置並びに画像形成装置を提供する。【解決手段】シートが排出された後に、排出トレイ上のシートの有無を検知する排出トレイセンサがシート有を検知した場合に排出トレイからのシートの取り忘れを報知するシート取り忘れ報知装置及び原稿送り装置並びに画像形成装置は、シートの大きさに応じてシートの取り忘れの報知パターンを異ならせる報知制御手段を備える。【選択図】図12A

Description

本発明は、シート取り忘れ報知装置及び原稿送り装置並びに複写機、複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
シート取り忘れ報知装置を備えた原稿送り装置や画像形成装置では、シートが排出された後に、排出トレイ上のシートの有無を検知する排出トレイセンサがシート有を検知した場合に排出トレイからのシートの取り忘れを報知する構成が従来から知られている(例えば特許文献1,2参照)。
詳しくは、特許文献1には、排出トレイに原稿が存在している状態で、次の原稿読取のジョブが指示された場合に原稿の取り忘れの表示を行う技術が開示されている。また、特許文献2には、原稿載置部に原稿がセットされた場合に、原稿排出部の原稿の有無を判断し、原稿の有無に応じて原稿排出部に光を照射するランプの点灯、消灯、点滅を制御する技術が開示されている。
ところで、原稿送り装置等の構造によっては、排出トレイに排出されたシートが排出トレイの少なくとも一部を隠蔽する筐体に隠れて、排出されたシートが見えない或いは見えづらいことがある。そうすると、ユーザーはシートを取り忘れし易い。このことは、シートの排出方向における長さやシートの排出方向に直交する幅方向の幅が小さいシート、小サイズのシートで特に顕著となる。
これについて、原稿送り装置を例にとって、シートを原稿Gとし、排出トレイを原稿排出トレイ162として、図21Aから図21Dを参照しながら以下に説明する。
図21Aは、A3縦サイズの原稿Gが原稿排出トレイ162に排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。図21Bは、A4横サイズの原稿Gが原稿排出トレイ162に排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。図21Cは、A5縦サイズの原稿Gが原稿排出トレイ162に排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。図21Dは、A5横サイズの原稿Gが原稿排出トレイ162に排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。
図21Aに示すように、A3縦サイズの原稿Gが原稿排出トレイ162に排出された場合には、ユーザーは原稿Gが大きい分、原稿Gの一部が筐体160aに隠蔽されても原稿Gを視認し易い。これに対し、図21B及び図21Cに示すように、A4横サイズ、A5縦サイズの原稿Gが原稿排出トレイ162に排出された場合には、原稿Gが小さい分、原稿Gの大部分が筐体160aに隠蔽されてユーザーはそのままの姿勢では原稿Gを視認し難い。また、図21Dに示すように、A5横サイズの原稿Gが原稿排出トレイ162に排出された場合には、原稿G全体が筐体160aに隠蔽されてユーザーはそのままの姿勢では原稿Gを全く視認することができない。
この点に関し、特許文献1,2に記載の技術は、排出されたシートが見えない或いは見えづらい場合での課題を何ら考慮していない。
特開2010−259010号公報 特開2012−231305号公報
そこで、本発明は、排出トレイに排出されたシートが見えない或いは見えづらいことがあっても、ユーザーによるシートの取り忘れを効果的に防止することができるシート取り忘れ報知装置及び原稿送り装置並びに画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るシート取り忘れ報知装置は、シートが排出された後に、排出トレイ上の前記シートの有無を検知する排出トレイセンサがシート有を検知した場合に前記排出トレイからの前記シートの取り忘れを報知するシート取り忘れ報知装置であって、前記シートの大きさに応じて前記シートの取り忘れの報知パターンを異ならせる報知制御手段を備えることを特徴とする。また、本発明に係る原稿送り装置は、前記本発明に係るシート取り忘れ報知装置を備え、前記シートは原稿であることを特徴とする。また、本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係るシート取り忘れ報知装置又は前記本発明に係る原稿送り装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、排出トレイに排出されたシートが見えない或いは見えづらいことがあっても、ユーザーによるシートの取り忘れを効果的に防止することが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を透視的に示す正面図である。 図1に示す画像形成装置の一例の外観を示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置における表示部の初期画面を示す平面図である。 図1に示す画像形成装置における制御系のシステムブロック図である。 図1に示す原稿送り装置を示す斜視図である。 図1に示す原稿送り装置の平面図である。 図1に示す原稿送り装置の正面図である。 図1に示す原稿送り装置の側面図である。 光源収納部近傍を示す拡大底面図である。 原稿排出トレイに対する光源の位置関係を模式的に示す側面図である。 図1に示す原稿送り装置の断面図である。 記憶部に予め記憶された原稿選択用の第1テーブルを示す図表である。 記憶部に予め記憶された原稿計測用の第2テーブルを示す図表である。 排出方向において原稿が所定の基準大きさ範囲の下限値よりも小さい場合での光源の第1報知パターンの一例を示すタイミングチャートである。 排出方向において原稿が所定の基準大きさ範囲の下限値よりも小さい場合での光源の第1報知パターンの他の例を示すタイミングチャートである。 排出方向及び幅方向において原稿が所定の基準大きさ範囲内にある場合での光源の第2報知パターンの一例を示すタイミングチャートである。 排出方向及び幅方向において原稿が所定の基準大きさ範囲の上限値よりも大きい場合での光源の第3報知パターンの一例を示すタイミングチャートである。 排出方向及び幅方向において原稿が所定の基準大きさ範囲の上限値よりも大きい場合での光源の第3報知パターンの他の例を示すタイミングチャートである。 光源の動作中に排出トレイセンサがオフした場合での光源の報知パターンを示すタイミングチャートである。 排出方向において原稿排出トレイ上に異なる定型サイズの原稿が混在する場合での報知制御の一例を説明するための説明図である。 幅方向において原稿排出トレイ上に異なる定型サイズの原稿が混在する場合での報知制御の他の例を説明するための説明図である。 原稿排出トレイ上に過去のジョブの原稿が存在して異なる定型サイズの原稿が混在する場合での報知制御の一例を説明するための説明図である。 原稿排出トレイ上に過去のジョブの原稿が存在して異なる定型サイズの原稿が混在する場合での報知制御他の例を説明するための説明図である。 原稿排出トレイ上に過去のジョブの原稿が存在して異なる定型サイズの原稿が混在する場合での報知制御のさらに他の例を説明するための説明図である。 通常の原稿取り忘れ報知動作の制御の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る原稿取り忘れ報知動作の制御の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る原稿取り忘れ報知動作の制御の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る原稿取り忘れ報知動作の制御の一例を示すフローチャートである。 A3縦サイズの原稿が原稿排出トレイに排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。 A4横サイズの原稿が原稿排出トレイに排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。 A5縦サイズの原稿が原稿排出トレイに排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。 A5横サイズの原稿が原稿排出トレイに排出された場合でのユーザーによる視認状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を透視的に示す正面図である。図2は、図1に示す画像形成装置100の一例の外観を示す斜視図である。図3は、図1に示す画像形成装置100における表示部122の初期画面120aを示す平面図である。また、図4は、図1に示す画像形成装置100における制御系のシステムブロック図である。なお、図1及び図2において、符号Xは、横方向(左右方向)を、符号Yは、幅方向(前後方向)を、符号Zは、高さ方向(上下方向)を示している。
画像形成装置100は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能を有する複合機であり、画像読取装置102によって読み取られた原稿G(シート)の画像を外部に送信する。また、画像形成装置100は、画像読取装置102にて読み取った原稿Gの画像又は外部から受信した画像をカラー若しくは単色で用紙(記録材)に画像形成する。
画像読取部130の上側には、画像読取部130に対して開閉自在に支持された原稿送り装置160〔自動原稿搬送装置(ADF)〕が設けられている。画像読取装置102は、原稿送り装置160を備えている。原稿送り装置160は、1枚又は複数枚の原稿Gを1枚ずつ順に搬送する。画像読取装置102は、原稿送り装置160により1枚又は複数枚の原稿のうち1枚ずつ搬送される原稿Gを読み取る。画像読取装置102は、原稿Gを載置する原稿載置台130a(原稿セット台)と、原稿載置台130a上に載置された原稿を読み取る載置原稿読取機能とを備えている。画像形成装置100は、原稿送り装置160が開かれると、画像読取部130の上方の原稿載置台130aが開放され、原稿を手置きで置くことができるようになっている。また、原稿送り装置160は、原稿Gを載置する原稿載置トレイ161(載置トレイ)と、外部に排出された原稿Gを積載する原稿排出トレイ162(排出トレイ)とを備えている。画像読取装置102は、原稿送り装置160にて搬送された原稿Gを読み取る搬送原稿読取機能を備えている。原稿送り装置160は、原稿載置トレイ161に載置された原稿Gを画像読取部130における原稿読取部130b上に搬送する。画像読取部130は、走査光学系130cを走査して原稿載置台130aに載置された原稿を読み取るか又は原稿送り装置160にて搬送される原稿Gを読み取って画像データを生成する。
画像形成装置100は、光走査装置1、現像装置2、感光体ドラム3、ドラムクリーニング装置4、帯電器5、中間転写ベルト7、定着装置12、用紙搬送路S、給紙カセット18、用紙排出トレイ141(胴内排出トレイ)を備えている。
画像形成装置100では、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像、又は、単色(例えば、ブラック)を用いたモノクロ画像に応じた画像データが扱われる。画像形成装置100の画像転写部50には、4種類のトナー像を形成するための現像装置2、感光体ドラム3、ドラムクリーニング装置4及び帯電器5が4つずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ及びイエローに対応付けられ、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
光走査装置1は、感光体ドラム3の表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置2は、感光体ドラム3の表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム3の表面にトナー像を形成する。ドラムクリーニング装置4は、感光体ドラム3の表面の残留トナーを除去及び回収する。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。上述した一連の動作によって、各感光体ドラム3の表面に各色のトナー像が形成される。
感光体ドラム3の上側には、中間転写ベルト7を介して中間転写ローラ6が配置されている。中間転写ベルト7は、転写駆動ローラ7a及び転写従動ローラ7bに張架され、矢符Cの方向へ周回移動する。画像形成装置100では、ベルトクリーニング装置9によって残留トナーを除去及び回収し、各感光体ドラム3の表面に形成された各色のトナー像を順次転写して重ね合わせて、中間転写ベルト7の表面にカラーのトナー像を形成する。
2次転写部11の転写ローラ11aは、中間転写ベルト7との間にニップ域が形成されており、用紙搬送路Sを通じて搬送されてきた用紙をニップ域に挟み込んで搬送する。用紙は、ニップ域を通過する際に、中間転写ベルト7の表面のトナー像が転写されて定着装置12に搬送される。
定着装置12は、用紙を挟んで回転する定着ローラ31及び加圧ローラ32を備えている。定着装置12は、定着ローラ31及び加圧ローラ32の間にトナー像が転写された用紙を挟み込んで加熱及び加圧し、トナー像を用紙に定着させる。
給紙カセット18は、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのカセットであり、光走査装置1の下側に設けられている。用紙は、用紙ピックアップローラ16によって給紙カセット18から引き出されて、用紙搬送路Sに搬送される。用紙搬送路Sに搬送された用紙は、2次転写部11や定着装置12を経由し、排出ローラ17に搬送され、用紙排出トレイ141に排出される。用紙搬送路Sには、搬送ローラ13、レジストローラ14及び排出ローラ17が配置されている。搬送ローラ13は、用紙の搬送を促す。レジストローラ14は、用紙を一旦停止させて、用紙の先端を揃える。レジストローラ14は、一旦停止した用紙を中間転写ベルト7上のカラートナー像とタイミングに合わせて搬送する。中間転写ベルト7上のカラートナー像は、中間転写ベルト7と転写ローラ11aとの間のニップ域で用紙に転写される。
なお、図1では、給紙カセット18が1つとされているがこれに限定されず、複数の給紙カセット18を設けた構成とし、それぞれに異なる種類の用紙を積載してもよい。
また、画像形成装置100は、用紙の表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、用紙を排出ローラ17から用紙反転経路Srに逆方向に搬送する。画像形成装置100は、逆方向に搬送された用紙の表裏を反転し、レジストローラ14に再度導く。また、画像形成装置100は、レジストローラ14に導かれた用紙を表面と同様にして裏面に画像形成し、用紙排出トレイ141に搬出する。
画像形成装置100は、画像形成部110と、操作装置120(操作パネル)と、画像読取部130と、排出部140と、支持部150と、原稿送り装置160と、制御部170とを備えている。排出部140は、画像形成部110と画像読取部130との間に用紙を排出する。支持部150は、画像形成部110と画像読取部130との間に空間SPを設けるように画像読取部130を支持する。
画像形成装置本体101は、略直方体形状とされている。画像形成装置本体101の上面には、画像読取部130が設けられ、画像読取部130上には、原稿送り装置160が取り付けられている。また、操作装置120は、画像読取部130に隣接しており、画像形成装置本体101の上面に設けられた画像読取部130の前面側に設けられている。ここで、前面側は、操作者が操作装置120を操作する操作側である。
(制御部)
図4に示すように、制御部170は、CPU等のマイクロコンピュータからなる処理部171と、ROM等の不揮発性メモリー、RAM等の揮発性メモリーを含む記憶部172とを有している。制御部170は、処理部171が記憶部172のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部172のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行う。
操作装置120には、ジョブ(複写ジョブ、スキャンジョブ、ファクシミリジョブ)を実行するためのジョブ実行キー(図示省略)が入力操作可能に表示される。操作装置120には表示部122が設けられている。表示部122は、制御部170の出力系に電気的に接続されている。ここで、「ジョブ」とは、ユーザーが目的の画像形成操作を行って画像形成動作が終了するまでの一連の動作を言う。なお、図3に示す初期画面120aにおいて、符号122a〜122fは、ソフトウェアキーであって、それぞれ、カラーモードを選択するカラーモードキー、コピー濃度を選択するコピー濃度キー、倍率を選択する倍率キー、原稿サイズを選択する原稿サイズキー、用紙サイズを選択する用紙キー、後述する特殊モード等の特別機能を選択する特別機能キーである。
画像形成装置100は、報知部(この例では光源180)をさらに備えている。光源180は、制御部170の出力系に電気的に接続されており、制御部170からの作動信号により、点灯又は消灯することができる。
<原稿取り忘れの報知制御>
原稿送り装置160は、シート取り忘れ報知装置を備えている。原稿送り装置160は、排出トレイセンサ191を備えている。排出トレイセンサ191は、原稿排出トレイ162上の原稿Gの有無を示す信号を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿排出トレイ162上に原稿Gが有るか否かを認識(検出)することができる。排出トレイセンサ191は、従来公知のものを用いることができ、代表的には、原稿からの光を検知する光反射型センサや、原稿の有無によりオンオフするアクチュエータを備えた光透過型センサを挙げることができる。
制御部170は、ジョブ終了後、原稿Gが排出された後(全原稿排出完了後)の所定の待ち時間経過後に、排出トレイセンサ191が原稿有を検知した場合に原稿排出トレイ162からの原稿Gの取り忘れを報知する。詳しくは、制御部170は、光源180を所定の報知パターンで動作させる。この例では、制御部170は、光源180を点灯と消灯とを繰り返す所定の点灯パターンで動作させる。なお、原稿送り装置160が制御部を備え、原稿送り装置160において原稿Gの取り忘れを報知するようにしてもよい。
図5は、図1に示す原稿送り装置160を示す斜視図である。図6は、図1に示す原稿送り装置160の平面図である。図7は、図1に示す原稿送り装置160の正面図である。図8は、図1に示す原稿送り装置160の側面図である。図9は、光源収納部168近傍を示す拡大底面図である。図10は、原稿排出トレイ162に対する光源180の位置関係を模式的に示す側面図である。また、図11は、図1に示す原稿送り装置160の断面図である。
原稿排出トレイ162は、原稿排出口163から排出方向Hに沿って排出された原稿Gを積載する。原稿送り装置160では、正面から視た横方向Xにおいて、一方の端部側(図6では、左側)に搬送部164が設けられ、他方の端部側(図6では、右側)に原稿載置トレイ161及び原稿排出トレイ162が設けられている。原稿載置トレイ161と原稿排出トレイ162とは、高さ方向Zで並べて設けられ、原稿載置トレイ161が上段に配置され、原稿排出トレイ162が下段に配置されている。つまり、原稿載置トレイ161は、搬送部164の上部に設けられた原稿挿入口165から他方の端部側へ延伸して設けられている。原稿排出トレイ162は、搬送部164の下部に設けられた原稿排出口163から他方の端部側へ延伸して設けられている。従って、原稿載置トレイ161から原稿が挿入される方向(図6では、左向き)は、原稿排出トレイ162に対する原稿Gの排出方向H(図6では、右向き)に対して、向きが逆になっている。
原稿送り装置160では、原稿載置トレイ161に載置された原稿Gを、原稿挿入口165を介して搬送部164の内部に取り入れる。そして、搬送部164の内部において、画像読取装置102で読み取られた原稿Gは、原稿排出口163に設けられた原稿排出ローラ166を介して、搬送部164から排出されて原稿排出トレイ162に積載される。この例では、排出方向Hと直交する方向は、幅方向Y(図6では、上下方向)としている。
原稿載置トレイ161は、原稿挿入口165と反対側の端部(原稿載置トレイ延伸端161a)よりも、原稿挿入口165に面する側の端部の方が、低くなるように傾斜している。すなわち、原稿載置トレイ161に原稿を載置した際、原稿Gは、自重によって、原稿挿入口165の側へ滑って移動するように傾斜が設けられている。原稿排出トレイ162は、原稿載置トレイ161と略同じように、原稿排出口163と反対側の端部(原稿排出トレイ延伸端162a)の方が、高くなるように傾斜している。
図6に示すように、原稿載置トレイ161は、平面視において、略矩形状に形成されており、切欠部167は、原稿載置トレイ161の角に対応する部分に設けられている。
画像形成装置100では、通常、ユーザーが正面の側に立って操作することを想定しており、正面の側に操作装置120(操作パネル)などが設けられている。また、原稿Gや用紙を回収する際も、正面の側から手を差し入れ易いように設計されている。
原稿載置トレイ161の下面であって、切欠部167の近傍には、光源180を収納する光源収納部168が設けられている。光源収納部168は、切欠部167に沿った原稿載置トレイ161の外縁部であって、切欠部167よりも少し奥側に設けられている。光源収納部168近傍の構造については、図9を参照しながら説明する。
原稿排出トレイ162は、原稿排出トレイ延伸端162aの側が高くなるように傾斜しており、この傾斜に基づいて傾斜面が設定されている。
図9は、原稿載置トレイ161を下方から見た状態であって、光源収納部168近傍を拡大して示している。原稿載置トレイ161の内部であって、光源収納部168に面する部分には、光源180が設けられている。また、光源収納部168には、原稿載置トレイ161の下面側の筐体160aを開口する開口部169が設けられており、光源180の一部が開口部169を介して露出している。光源180は、例えば、LEDなどの発光素子を備えており、光源180から照射された光が開口部169から出射する。原稿載置トレイ161の切欠部167は、ユーザーが、原稿載置トレイ161と原稿排出トレイ162との間に手を差し入れやすくするために設けられており、原稿Gを取り出す際に注目されやすい。そこで、その近傍に光源180を配置することで、ユーザーの視界に入りやすくなり、光の照射が容易にわかる。
図10では、原稿送り装置160について、原稿排出トレイ延伸端162aが設けられている側の側面から見た状態を模式的に示している。なお、図10では、図面の見易さを考慮して、原稿排出トレイ162上に積載された1枚の原稿Gを示しているが、これに限定されず、原稿排出トレイ162上には、複数の原稿Gが積載されてもよい。さらに、図10に示す原稿Gは、原稿送り装置160で搬送される原稿Gのうち、幅方向Yの長さが最大サイズの原稿Gを示している。
光源180は、切欠部167の近傍に設けられ、原稿排出トレイ162(下方)に向かって光を照らす。図10の一点鎖線は、光源180からの光が照射される範囲(照射範囲SR)を示している。なお、排出方向Hに対する照射範囲SRは、適宜設定すればよく、積載された原稿Gと原稿排出トレイ162との両方を含むように設定されていることが好ましい。
原稿送り装置160は、原稿載置センサ192(図5参照)と、サイズセンサ193(図5、図6参照)と、搬送タイミングセンサ194(図11参照)と、排出センサ195(図11参照)とをさらに備えている。
原稿載置センサ192は、原稿載置トレイ161に載置される原稿Gの有無を検知する。サイズセンサ193は、原稿載置トレイ161に載置される原稿Gのサイズを検知する。搬送タイミングセンサ194は、原稿送り装置160内に搬送される原稿Gの有無を検知する。また、排出センサ195は、原稿Gが排出されたか否かを検知する。原稿載置センサ192、サイズセンサ193、搬送タイミングセンサ194及び排出センサ195は、制御部170の入力系に電気的に接続されている。
原稿載置センサ192は、原稿載置トレイ161上の原稿Gの有無を示す信号(オンオフ信号)を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿載置トレイ161に原稿Gが載置されたか否かを認識(検出)することができる。サイズセンサ193は、原稿載置トレイ161上の原稿Gのサイズを示す信号を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿載置トレイ161上の原稿Gのサイズを認識(検出)することができる。搬送タイミングセンサ194は、原稿送り装置160内に搬送される原稿Gの有無を示す信号(オンオフ信号)を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿送り装置160内に搬送される原稿Gの有(オン)と無(オフ)との間の時間と原稿Gの搬送速度から原稿Gの排出方向Hにおけるサイズを認識(検出)することができる。また、排出センサ195は、原稿送り装置160内から外部に排出される原稿Gの有無を示す信号(オンオフ信号)を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿送り装置160内から外部に排出される原稿Gの有(オン)と無(オフ)とで原稿Gの排出を認識(検出)することができる。
原稿載置センサ192、サイズセンサ193、搬送タイミングセンサ194及び排出センサ195は、従来公知のものを用いることができる。原稿載置センサ192、原稿Gの排出方向Hにおけるサイズを検知するサイズセンサ193、搬送タイミングセンサ194、及び、排出センサ195としては、代表的には、原稿Gからの光を検知する光反射型センサや、原稿Gの有無によりオンオフするアクチュエータを備えた光透過型センサを挙げることができる。
サイズセンサ193は、複数のサイズセンサで構成されている。この例では、複数のサイズセンサ193は、第1サイズセンサ193a、第2サイズセンサ193b及び第3サイズセンサ193cの3つのサイズセンサとされている。第1サイズセンサ193aは、原稿Gの搬送方向Eにおいて第2サイズセンサ193bよりも下流側に設けられている。制御部170は、原稿載置センサ192がオンされている状態において、第1サイズセンサ193a及び第2サイズセンサ193bを用いて、原稿Gの排出方向Hにおけるサイズを、例えば、次のようにして検出する。すなわち、制御部170は、第1サイズセンサ193a及び第2サイズセンサ193bによる検知結果に基づいて定型サイズの原稿Gを検出する。制御部170は、第1サイズセンサ193a及び第2サイズセンサ193bが何れもオフのときにA4縦サイズ以下の原稿Gを検出する。制御部170は、第1サイズセンサ193aがオンで第2サイズセンサ193bがオフのときにB4縦サイズの原稿Gを検出する。また、制御部170は、第1サイズセンサ193a及び第2サイズセンサ193bが何れもオンのときにA3縦サイズの原稿Gを検出する。
また、第3サイズセンサ193cは、原稿Gの幅方向Yにおけるサイズを検知する。第3サイズセンサ193c(図6参照)としては、代表的には、原稿Gの幅方向Yにおける移動を規制するガイド部材161b,161b(図5、図6参照)の幅方向Yにおける往復移動に伴って検出値(電気抵抗値)が変化する第3サイズセンサ193c(可変抵抗器)を用いることができる。
また、搬送タイミングセンサ194は、複数の搬送タイミングセンサで構成されている。この例では、複数の搬送タイミングセンサ194は、第1搬送タイミングセンサ194a及び第2搬送タイミングセンサ194bの2つのサイズセンサとされている。第1搬送タイミングセンサ194aは、原稿Gの搬送方向Eにおいて第2搬送タイミングセンサ194bよりも上流側に設けられている。例えば、制御部170は、第1搬送タイミングセンサ194aによる原稿有(オン)の検知から第2搬送タイミングセンサ194bによる原稿Gの無(オフ)の検知までの時間と原稿Gの搬送速度とを掛け合わせた検知距離を算出する。制御部170は、得られた検知距離から、第1搬送タイミングセンサ194aの検知位置と第2搬送タイミングセンサ194bの検知位置との間の検知距離を差し引くことで原稿Gの排出方向Hにおけるサイズを検出する。検知距離は予め記憶部172に記憶されている。
また、排出センサ195は、原稿Gの排出方向Hにおいて原稿送り装置160内から原稿Gが排出される原稿排出口163の上流側近傍に設けられている。
<原稿の取り忘れの報知動作>
次に、原稿Gの取り忘れの報知動作について説明する。原稿Gの取り忘れを報知する報知手段としては、原稿Gの取り忘れを光源の点灯、アラーム音、音声のうち何れか1つ又は少なくとも2つの組み合わせにより行う態様を例示できる。この例では、原稿Gの取り忘れの報知を光源180の点灯パターンにより行う。
ところで、原稿送り装置160等の構造によっては、原稿排出トレイ162に排出された原稿Gが原稿排出トレイ162の少なくとも一部を隠蔽する筐体160aに隠れて、排出された原稿Gが見えない或いは見えづらいことがある。そうすると、ユーザーは原稿Gを取り忘れし易い。このことは、排出方向Hにおける長さや排出方向Hに直交する幅方向Yの幅が小さい原稿G、小サイズの原稿Gで特に顕著となる。ここで、筐体160aは、原稿排出トレイ162の上方に空間を介して原稿載置トレイ161(原稿セット台)が設けられた構造のものである。
この点、本実施の形態では、図4に示すように、制御部170は、報知制御手段P1を備える。報知制御手段P1は、原稿Gが排出された後に、原稿排出トレイ162上の原稿Gの有無を検知する排出トレイセンサ191が原稿有を検知した場合に原稿排出トレイ162からの原稿Gの取り忘れを報知する。そして、報知制御手段P1は、原稿Gの大きさに応じて原稿Gの取り忘れの報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせる(後述する図13A、図13B及び図14参照)。こうすることで、原稿Gの大きさが小さいときには大きいときの報知パターンPT(PT2,PT3)よりもユーザーに注意喚起させる報知パターンPT(PT1)にすることができる。これにより、原稿排出トレイ162に排出された原稿Gが見えない或いは見えづらいことがあっても、原稿排出トレイ162上に原稿Gが有ることをユーザーに分かり易く報知することができる。従って、ユーザーによる原稿Gの取り忘れを効果的に防止することができる。このことは、排出方向Hにおける長さや排出方向Hに直交する幅方向Yの幅が小さい原稿G、小サイズの原稿Gで特に有効となる。
[第1実施形態]
本実施の形態おいて、報知制御手段P1は、原稿Gの排出方向Hにおける長さに応じて報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせる。こうすることで、原稿Gの排出方向Hにおける長さが小さいときには大きいときの報知パターンPT(PT2,PT3)よりもユーザーに注意喚起させる報知パターンPT(PT1)にすることができる。これにより、排出された原稿Gが排出方向Hで見えない或いは見えづらいことがあっても、ユーザーによる原稿Gの取り忘れを効果的に防止することができる。
本実施の形態において、報知制御手段P1は、原稿Gの排出方向Hに直交する幅方向Yにおける幅に応じて報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせる。こうすることで、原稿Gの幅方向Yにおける幅が小さいときには大きいときの報知パターンPT(PT2,PT3)よりもユーザーに注意喚起させる報知パターンPT(PT1)にすることができる。これにより、排出された原稿Gが幅方向Yで見えない或いは見えづらいことがあっても、ユーザーによる原稿Gの取り忘れを効果的に防止することができる。
本実施の形態において、報知制御手段P1は、原稿Gの排出方向Hにおける長さと原稿Gの排出方向Hに直交する幅方向Yにおける幅との組み合わせに応じて報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせる。こうすることで、原稿Gの排出方向H及び幅方向Yにおける長さ及び幅が小さいときには大きいときの報知パターンPT(PT2,PT3)よりもユーザーに注意喚起させる報知パターンPT(PT1)にすることができる。これにより、排出された原稿Gが排出方向H及び幅方向Yで見えない或いは見えづらいことがあっても、ユーザーによる原稿Gの取り忘れを効果的に防止することができる。
本実施の形態において、制御部170は、サイズ検出手段P2をさらに備える。サイズ検出手段P2は、原稿載置トレイ161上に載置された原稿Gの定型サイズを検出する。報知制御手段P1は、サイズ検出手段P2にて検出した原稿Gの定型サイズに応じて報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせる。こうすることで、別途原稿Gの大きさを検出する手段を設けることなく、既存のサイズセンサ193(第1サイズセンサ193a及び第2サイズセンサ193b)を用いて報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせることができる。
図12Aは、記憶部172に予め記憶された原稿選択用の第1テーブルTB1を示す図表である。第1テーブルTB1には、原稿Gの定型サイズ及びその寸法並びに報知パターンPT(PT1〜PT3)が記憶されている。制御部170は、サイズ検出手段P2にて検出した原稿Gの定型サイズから第1テーブルTB1を参照して報知パターンPT(第1報知パターンPT1から第3報知パターンPT3)のうち何れか1つを選択する。この例では、原稿GのA3縦、B4縦のサイズ検知を第3報知パターンPT3に対応させている。原稿GのA4横、A4縦のサイズ検知を第2報知パターンPT2に対応させている。また、原稿GのA5横、B5縦、A5縦のサイズ検知を第1報知パターンPT1に対応させている。
本実施の形態において、制御部170は、計測手段P3を備える。計測手段P3は、原稿Gの排出方向Hにおける寸法を計測する。また、計測手段P3は、原稿Gの幅方向Yにおける寸法を計測する。報知制御手段P1は、計測手段P3にて計測した原稿Gの寸法に応じて報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせる。こうすることで、別途原稿Gの大きさを検出する手段を設けることなく、排出方向Hでは既存の搬送タイミングセンサ194(第1搬送タイミングセンサ194a及び第2搬送タイミングセンサ194b)を用いて、また、幅方向Yでは原稿Gの幅方向Yの位置を規制するガイド部材161b,161bの位置を検知する既存のサイズセンサ193(第3サイズセンサ193c)を用いて、報知パターンPT(PT1〜PT3)を異ならせることができる。
図12Bは、記憶部172に予め記憶された計測用の第2テーブルTB2を示す図表である。第2テーブルTB2には、排出方向H及び幅方向Yにおける原稿Gの長さ及び幅、その寸法並びに報知パターンPT(PT1〜PT3)が記憶されている。制御部170は、計測手段P3にて検出した排出方向H及び幅方向Yにおける原稿Gの長さ及び幅から第2テーブルTB2を参照して複数の報知パターンPT(第1報知パターンPT1から第3報知パターンPT3)のうち何れか1つを選択する。この例では、原稿Gの長さ310.0mm以上で幅233.5mm以上を第3報知パターンPT3に対応させている。原稿Gの長さ310.0mm以上で幅233.5mm未満、原稿Gの長さ230.0mm以上310.0未満で幅196.0以上、原稿Gの長さ230.0mm未満で幅277.0mm以上を第2報知パターンPT2に対応させている。また、原稿Gの長さ230.0mm以上310.0未満で幅196.0未満、原稿Gの長さ230.0mm未満で幅277.0mm未満を第1報知パターンPT1に対応させている。
図13A及び図13Bは、それぞれ、排出方向Hにおいて原稿Gが所定の基準大きさ範囲の下限値よりも小さい場合での光源180の第1報知パターンPT1の一例及び他の例を示すタイミングチャートである。図14は、排出方向H及び幅方向Yにおいて原稿Gが所定の基準大きさ範囲内にある場合での光源180の第2報知パターンPT2の一例を示すタイミングチャートである。図15A及び図15Bは、排出方向H及び幅方向Yにおいて原稿Gが所定の基準大きさ範囲の上限値よりも大きい場合での光源180の第3報知パターンPT3の一例及び他の例を示すタイミングチャートである。
図14に示す第2報知パターンPT2(第2点灯パターン)は、光源180の所定のオン時間t21(500msec)での点灯と、所定のオフ時間t22(500msec)での消灯との所定の点滅回数i(iは1又は2以上の整数、i=3回)の点滅を所定の間隔t23(1000msec)で所定の繰り返し回数m21(m21は2以上の整数)(3回)繰り返す動作時間Ts2(11.0sec)のパターンである。
排出方向Hにおいて原稿Gが所定の基準大きさ範囲の下限値よりも小さい場合、原稿送り装置160等の構造により、原稿Gが残されているのが分かり難い。このため、制御部170は、図13Aに示す第1報知パターンPT1(第1点灯パターン)のように、間隔t13を間隔t23と同じとし、光源180の動作時間Ts1を、図14に示す第2報知パターンPT2の動作時間Ts2(11.0sec)よりも大きく(15.00secに)する態様、及び/又は、光源180の点滅周期(t11+t12)を、図14に示す第2報知パターンPT2の点滅周期(t21+t22)(1000msec)よりも小さく(500msecに)する態様を例示できる。こうすることで、原稿排出トレイ162上に原稿Gが有ることをユーザーに分かり易く報知することができる。
なお、制御部170は、図13Bに示す第1報知パターンPT1のように、図13Aに示す第1報知パターンPT1において、光源180の動作時間Ts1の動作が終了した後、一定時間Ta経過後(1min後)に、光源180を再動作させるようにしてもよい。
また、制御部170は、幅方向Yにおいて原稿Gが所定の基準大きさ範囲の下限値よりも小さい場合も、原稿送り装置160等の構造により、原稿Gが残されているのが分かり難い。このため、排出方向Hにおいて原稿Gが所定の基準大きさ範囲の下限値よりも小さい場合と同様の光源180の動作制御を行ってもよい。
これに対し、排出方向H及び/又は幅方向Yにおいて原稿Gが所定に基準大きさ範囲の上限値より大きい場合は、原稿Gが残されているのが見た目でわかり易い。このため、制御部170は、図15Aを示す第3報知パターンPT3(第3点灯パターン)のように、間隔t33を間隔t23よりも小さくし、光源180の動作時間Ts3を、図14に示す第2報知パターンPT2の動作時間Ts2(10.0sec)よりも小さく(8secに)する態様、及び/又は、図15Bを示す第3報知パターンPT3のように、間隔t33を間隔t23よりも大きくし、光源180の点滅周期(t31+t32)を、図14に示す第2報知パターンPT2の点滅周期(t21+t22)(1000msec)よりも大きく(1500msecに)する態様を例示できる。或いは、制御部170は、光源180を動作しないという制御も可能である。こうすることで、原稿排出トレイ162上に原稿Gが排出方向H及び/又は幅方向Yにおいて原稿Gが所定に基準大きさ範囲の上限値より大きいことをユーザーに知らせることができる。
図16は、光源180の動作中に排出トレイセンサ191がオフした場合での光源180の報知パターンPTを示すタイミングチャートである。図16では、報知パターンPTとして第2報知パターンPT2を例示しているが、第1報知パターンPT1及び第3報知パターンPT3も同様である。
図16に示すように、制御部170は、光源180の動作中において、排出トレイセンサ191がオフすれば(原稿Gが原稿排出トレイ162から取り除かれれば)、光源180の動作を終了する。また、再度、原稿排出トレイ162に原稿Gが置かれたり、一定時間経過したりしても、光源180を再動作させない。
[第2実施形態]
本実施の形態において、報知制御手段P1は、原稿Gの排出方向Hにおける筐体160aにおける原稿載置トレイ161の長さL(図5参照)に基づく基準値を基準にして報知パターンPT(PT1〜PT3)の切り替え閾値を決定する。こうすることで、各種の筐体160a(原稿載置トレイ161)の長さLに適切に合わせて適正な報知パターンを決定することができる。
本実施の形態において、報知制御手段P1は、原稿Gの排出方向Hに直交する幅方向Yにおける筐体160aにおける原稿載置トレイ161の幅W(図5参照)に基づく基準値を基準にして報知パターンの切り替え閾値を決定する。こうすることで、各種の筐体160a(原稿載置トレイ161)の幅Wに適切に合わせて適正な報知パターンを決定することができる。
長さLに基づく基準値及び幅Wに基づく基準値は、何れも予め記憶部172に記憶されている。
−筐体の長さ基準−
排出方向Hにおける筐体160aの長さとして、例えば、制御部170は、原稿載置トレイ161の長さLを290mmとすると、
・長さLより大きい第1長さサイズの原稿Gを判別し、第1長さサイズの原稿Gの報知パターンPTとして第3報知パターンPT3を選択する。
また、制御部170は、
・長さLの所定の第1割合r1(r1は0より大きく1未満の実数、80%)未満(L×r1=232mm)の小さい第2長さサイズの原稿Gを判別し、第2長さサイズの原稿Gの報知パターンPTとして第1報知パターンPT1を選択する。
また、制御部170は、
・長さL以下且つ長さLの第1割合r1以上の第3長さサイズの原稿Gを判別し、第3長さサイズの原稿Gの報知パターンPTとして第2報知パターンPT2を選択する。
なお、制御部170は、排出方向Hにおける筐体160aの長さとして、排出方向Hにおける原稿排出トレイ162の長さに基づく基準値を用いるようにしてもよい。
−筐体の幅基準−
幅方向Yにおける筐体160aの幅として、例えば、制御部170は、原稿載置トレイ161の特定位置(ガイド部材161b,161bの最大間隔)の幅Wを310mmとすると、
・幅Wより大きい第1幅サイズの原稿Gを判別し、第1幅サイズの原稿Gの報知パターンPTとして第3報知パターンPT3を選択する。
また、制御部170は、
・幅Wの所定の第2割合(r2は0より大きく1未満の実数、70%)未満(W×r2=217mm)の小さい第2幅サイズの原稿Gを判別し、第2幅サイズの原稿Gの報知パターンPTとして第1報知パターンPT1を選択する。
また、制御部170は、
・幅W以下且つ幅Wの第2割合r2以上の第3幅サイズの原稿Gを判別し、第3幅サイズの原稿Gの報知パターンPTとして第2報知パターンPT2を選択する。
なお、制御部170は、幅方向Yにおける筐体160aの幅として、幅方向Yにおける原稿排出トレイ162の幅に基づく基準値に用いるようにしてもよい。
[第3実施形態]
本実施の形態において、制御部170は、サイズ混在検出手段P4と、記憶制御手段P5とをさらに備える。サイズ混在検出手段P4は、原稿排出トレイ162上に排出される異なる定型サイズの原稿Gの混在を検出する。記憶制御手段P5は、混在した原稿Gのサイズを記憶部に記憶する。
ところで、原稿排出トレイ162上に異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合、原稿Gを取り除くときには、より大きいサイズ(A3サイズ等の大サイズ)の原稿Gのみ取り除かれ、見えづらいより小さいサイズ(A4サイズ、A5サイズ等の小サイズ)の原稿Gが取り忘れてられてしまう可能性がある。
この点、報知制御手段P1は、サイズ混在検出手段P4にて混在を検出した場合に、記憶部172に記憶した原稿Gのサイズのうち、原稿Gの排出方向Hにおける最も短い長さの原稿Gに対応する報知パターンで報知する。ここで、排出方向Hにおいて最も小さい原稿Gがより大きい原稿Gよりもユーザーに注意喚起させる報知パターンPTにすることで、混在した原稿Gに排出方向Hにおいて小さい原稿Gが含まれていることをユーザーに注意喚起させることができる。これにより、原稿排出トレイ162上に異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合において、排出方向Hにおいて見えづらいより小さいサイズの原稿Gの取り忘れを効果的に防止することができる。
図17Aは、排出方向Hにおいて原稿排出トレイ162上に異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合での報知制御の一例を説明するための説明図である。
図17Aに示すように、制御部170は、例えば、A3縦、B4縦、A4横サイズが混載した原稿G(サイズセンサ193により検知した検知サイズはA3縦サイズ)の場合、搬送タイミングセンサ194にて検出したA3縦、B4縦、A4横サイズの累積情報を記憶部172に記憶する。制御部170は、排出方向Hにおいて記憶部172に記憶した累積情報から最小の原稿長であるA4サイズを特定する。制御部170は、図12Aに示す第1テーブルTB1を参照して最小の原稿長であるA4サイズに対応する第2報知パターンPT2を選択する。
また、本実施の形態において、報知制御手段P1は、サイズ混在検出手段P4にて混在を検出した場合に、記憶部172に記憶した原稿Gのサイズのうち、原稿Gの排出方向Hに直交する幅方向Yにおける最も短い幅の原稿Gに対応する報知パターンで報知する。ここで、幅方向Yにおいて最も小さい原稿Gがより大きい原稿Gよりもユーザーに注意喚起させる報知パターンPTにすることで、混在した原稿Gに幅方向Yにおいて小さい原稿Gが含まれていることをユーザーに注意喚起させることができる。これにより、原稿排出トレイ162上に異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合において、幅方向Yにおいて見えづらいより小さいサイズの原稿Gの取り忘れを効果的に防止することができる。
図17Bは、幅方向Yにおいて原稿排出トレイ162上に異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合での報知制御の他の例を説明するための説明図である。
図17Bに示すように、制御部170は、例えば、B4縦、A4縦、A5横サイズが混載した原稿(サイズセンサ193により検知した検知サイズはB4縦サイズ)の場合、搬送タイミングセンサ194にて検出したB4縦、A4縦、A5横サイズの累積情報を記憶部172に記憶する。制御部170は、幅方向Yにおいて記憶部172に記憶した累積情報から最小の原稿幅であるA5サイズを特定する。制御部170は、図12Aに示す第1テーブルTB1を参照して最小の原稿幅であるA5サイズに対応する第1報知パターンPT1を選択する。
ところで、原稿排出トレイ162上に過去のジョブの原稿Gが存在して異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合、原稿Gを取り除くときには、より大きいサイズ(A3サイズ等の大サイズ)の原稿Gのみ取り除かれ、見えづらいより小さいサイズ(A4サイズ、A5サイズ等の小サイズ)の原稿Gが取り忘れてられてしまう可能性がある。
本実施の形態において、記憶制御手段P5は、ジョブ後に、排出トレイセンサ191が原稿有を検知した場合に、以降のジョブにおいて排出トレイセンサ191が原稿無を検知するまでジョブ毎に原稿排出トレイ162上に排出された原稿Gのサイズを記憶部172に記憶する。報知制御手段P1は、ジョブ開始前に、排出トレイセンサ191が原稿有を検知した場合には、記憶制御手段P5にて記憶部172にジョブ毎に記憶した原稿Gのサイズに応じた報知パターンPT(PT1〜PT3)で報知する。
ここで、報知制御手段P1は、排出方向Hにおいて最も小さい原稿Gがより大きい原稿Gよりもユーザーに注意喚起させる報知パターンPT(第1報知パターンPT1)にすることで、混在した原稿Gに排出方向Hにおいて小さい原稿Gが含まれていることをユーザーに注意喚起させることができる。これにより、原稿排出トレイ162上に過去のジョブの原稿Gが存在して異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合において、排出方向Hにおいて見えづらいより小さいサイズの原稿Gの取り忘れを効果的に防止することができる。
また、報知制御手段P1は、排出方向Hにおいてユーザーが十分視認できるとみなせるサイズの原稿G(例えばA3サイズ)が含まれている場合には原稿Gの取り忘れを報知しないことで、不要な報知を抑制することができ、それだけ消費電力を低く抑えることができる。
図18Aから図18Cは、原稿排出トレイ162上に過去のジョブの原稿Gが存在して異なる定型サイズの原稿Gが混在する場合での報知制御の一例、他の例及びさらに他の例を説明するための説明図である。
図18Aに示す例において、例えば、前々回がA4横サイズ、前回がA5横サイズ、今回がA3縦サイズのジョブの場合、制御部170は、累積ジョブの中で最小サイズの原稿Gの報知パターンPT、この例では、最小サイズであるA5サイズに対応する第1報知パターンPT1を選択する。
また、図18Bに示す例において、例えば、3回前がA4横サイズ、前々回がA5横サイズのジョブの後、原稿排出トレイ162からユーザーにより原稿Gが取り除かれた場合は、制御部170は、累積情報(記憶部172に記憶されているサイズの累積情報)を破棄する。そして、制御部170は、前回がA4横サイズ、今回がA3縦サイズのジョブの場合、最小サイズの原稿Gの報知パターンPT、この例では、最小サイズであるA4サイズに対応する第2報知パターンPT2を選択する。
また、図18Cに示す例において、例えば、前々回がA4横サイズ、前回がA3縦サイズ、今回がA5横サイズのジョブの場合、制御部170は、累積ジョブの中に第3報知パターンPT3に対応するサイズ(A3縦サイズ、B4縦サイズ)を含んでいれば、他ジョブのサイズに関係なく、第3報知パターンPT3を選択する。
<原稿取り忘れ報知動作の制御例>
次に、原稿取り忘れ報知動作の制御例について、図19に示す通常の報知制御例を説明した後、図20A及び図20Bに示す本実施の形態に係る報知制御例を説明する。
−通常の報知制御例−
図19は、通常の原稿取り忘れ報知動作の制御の一例を示すフローチャートである。
通常の報知動作では、図19に示すように、制御部170は、ジョブが開始され、最終の原稿Gの排出が完了すると(S11:Yes)、排出トレイセンサ191がオンしているか否かを判断する(S12)。制御部170は、排出トレイセンサ191がオフしている場合には(S12:No)、処理を終了する一方、オンしており(S12:Yes)、かつ、所定の待ち時間が経過していない場合には(S13:No)、S12,S13の処理を繰り返す。一方、制御部170は、所定の待ち時間が経過すると(S13:Yes)、光源180の第2報知パターンPT2での報知動作を開始する(S14)。制御部170は、所定の動作時間が経過しておらず(S15:No)、かつ、排出トレイセンサ191がオンしている場合には(S16:Yes)、所定の動作時間が経過するか(S15:Yes)、排出トレイセンサ191がオフすると(S16:No)、光源180の動作を終了する(S17)。
−本実施の形態に係る報知制御例−
図20Aから図20Cは、本実施の形態に係る原稿取り忘れ報知動作の制御の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る報知動作では、図20Aに示すように、制御部170は、ジョブが開始され、最終の原稿Gの排出が完了すると(S21:Yes)、排出トレイセンサ191がオンしているか否かを判断する(S22)。制御部170は、排出トレイセンサ191がオフしている場合には(S22:No)、処理を終了する一方、オンしている場合において(S22:Yes)、所定の第1待ち時間が経過すると(S23:Yes)、原稿Gが基準大きさ範囲外か基準大きさ範囲内かを判断する(S24〜S38)。つまり、制御部170は、原稿Gが基準大きさ範囲の下限値より小さい場合には(S24:Yes)、光源180の第1報知パターンPT1での報知動作を開始し、図20Bに示すフローチャートに移行する(S25)。また、制御部170は、原稿Gが基準大きさ範囲の上限値より大きい場合には(S24:No、S26:Yes)、光源180の第3報知パターンPT3での報知動作を開始し、図20Bに示すフローチャートに移行する(S27)。また、制御部170は、原稿Gが基準大きさ範囲内の場合には(S24:No、S26:No)、光源180の第2報知パターンPT2での報知動作を開始し、図20Bに示すフローチャートに移行する(S28)。
図20Bに示すように、制御部170は、排出トレイセンサ191がオンしており(S29:Yes)、所定の動作時間が経過していない場合には(S30:No)、S29,S30の処理を繰り返す。一方、制御部170は、排出トレイセンサ191がオフすると(S29:No)、図20Aに示すフローチャートに移行し、処理を終了する。また、制御部170は、排出トレイセンサ191がオンし(S29:Yes)、所定の動作時間が経過すると(S30:Yes)、光源180の動作を終了し(S31)、図20Cに示すフローチャートに移行する。
図20Cに示すように、制御部170は、原稿Gが基準大きさ範囲の下限値より小さいか否かを判断し(S32)、小さい場合には(S32:Yes)、排出トレイセンサ191がオンしているか否かを判断する(S33)。一方、制御部170は、原稿Gが基準大きさ範囲の下限値以上の場合には(S32:No)、又は、排出トレイセンサ191がオフしている場合には(S33:No)、図20Aに示すフローチャートに移行し、処理を終了する。また、制御部170は、排出トレイセンサ191がオンしている場合において(S33:Yes)、所定の第2待ち時間が経過していない場合には(S34:No)、S33に移行する。制御部170は、所定の第2待ち時間が経過した場合には(S34:Yes)、光源180の第1報知パターンPT1での報知動作を開始する(S35)。ここで、第2待ち時間は第1待ち時間と同じでもよいし、第1待ち時間よりも大きくしてもよい。制御部170は、所定の動作時間が経過するまで(S36:No)、S33〜S36の処理を繰り返し、所定の動作時間が経過すると(S36:Yes)、光源180の動作を終了し(S37)、S33〜S37の処理を繰り返す。
(その他の実施の形態)
以上説明した例では、本実施の形態に係るシート取り忘れ報知装置を原稿送り装置160に備えるようにしたが、本実施の形態に係るシート取り忘れ報知装置を画像形成装置本体101に備えるようにしてもよい。この場合、シートは用紙に対応し、排出トレイは用紙排出トレイ141に対応する。この場合、筐体としては、画像読取部130の下方に空間SPを介して用紙排出トレイ114が設けられた構造のものを例示できる
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、係る実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
101 画像形成装置本体
102 画像読取装置
160 原稿送り装置
161 原稿載置トレイ(載置トレイ)
162 原稿排出トレイ(排出トレイ)
170 制御部
171 処理部
172 記憶部
180 光源
191 排出トレイセンサ
192 原稿載置センサ
193 サイズセンサ
193a 第1サイズセンサ
193b 第2サイズセンサ
194 搬送タイミングセンサ
194a 第1搬送タイミングセンサ
194b 第2搬送タイミングセンサ
195 排出センサ
E 搬送方向
G 原稿(シート)
H 排出方向
P1 報知制御手段
P2 サイズ検出手段
P3 計測手段
P4 サイズ混在検出手段
P5 記憶制御手段
PT 報知パターン
PT1 第1報知パターン
PT2 第2報知パターン
PT3 第3報知パターン
TB1 第1テーブル
TB2 第2テーブル
X 横方向
Y 幅方向
Z 高さ方向

Claims (13)

  1. シートが排出された後に、排出トレイ上の前記シートの有無を検知する排出トレイセンサがシート有を検知した場合に前記排出トレイからの前記シートの取り忘れを報知するシート取り忘れ報知装置であって、
    前記シートの大きさに応じて前記シートの取り忘れの報知パターンを異ならせる報知制御手段を備えることを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  2. 請求項1に記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記報知制御手段は、前記シートの排出方向における長さに応じて前記報知パターンを異ならせることを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  3. 請求項1に記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記報知制御手段は、前記シートの排出方向に直交する幅方向における幅に応じて前記報知パターンを異ならせることを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  4. 請求項1に記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記報知制御手段は、前記シートの排出方向における長さと前記シートの排出方向に直交する幅方向における幅との組み合わせに応じて前記報知パターンを異ならせることを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記シートを載置する載置トレイと、
    前記載置トレイ上に載置された前記シートの定型サイズを検出するサイズ検出手段と
    を備え、
    前記報知制御手段は、前記サイズ検出手段にて検出した前記シートの定型サイズに応じて前記報知パターンを異ならせることを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  6. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記シートの寸法を計測する計測手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、前記計測手段にて計測した前記シートの寸法に応じて前記報知パターンを異ならせることを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記報知制御手段は、前記シートの排出方向における前記排出トレイの少なくとも一部を隠蔽する筐体の長さに基づく基準値を基準にして前記報知パターンの切り替え閾値を決定することを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  8. 請求項1から請求項6までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記報知制御手段は、前記シートの排出方向に直交する幅方向における前記排出トレイの少なくとも一部を隠蔽する筐体の幅に基づく基準値を基準にして前記報知パターンの切り替え閾値を決定することを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記排出トレイ上に排出される異なる定型サイズの前記シートの混在を検出するサイズ混在検出手段と、混在した前記シートのサイズを記憶部に記憶する記憶制御手段とをさらに備え、
    前記報知制御手段は、前記サイズ混在検出手段にて前記混在を検出した場合に、前記記憶部に記憶した前記シートのサイズのうち、前記シートの排出方向における最も短い長さのシートに対応する前記報知パターンで報知することを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  10. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    前記排出トレイ上に排出される異なる定型サイズの前記シートの混在を検出するサイズ混在検出手段と、混在した前記シートのサイズを記憶部に記憶する記憶制御手段とをさらに備え、
    前記報知制御手段は、前記サイズ混在検出手段にて前記混在を検出した場合に、前記記憶部に記憶した前記シートのサイズのうち、前記シートの排出方向に直交する幅方向における最も短い幅のシートに対応する前記報知パターンで報知することを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  11. 請求項1から請求項10までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置であって、
    ジョブ後に、前記排出トレイセンサがシート有を検知した場合に、以降のジョブにおいて前記排出トレイセンサがシート無を検知するまでジョブ毎に前記排出トレイ上に排出された前記シートのサイズを記憶部に記憶する記憶制御手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、ジョブ開始前に、前記排出トレイセンサがシート有を検知した場合には、前記記憶制御手段にて前記記憶部にジョブ毎に記憶した前記シートのサイズに応じた前記報知パターンで報知することを特徴とするシート取り忘れ報知装置。
  12. 請求項1から請求項11までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置を備え、前記シートは原稿であることを特徴とする原稿送り装置。
  13. 請求項1から請求項11までの何れか1つに記載のシート取り忘れ報知装置又は請求項12に記載の原稿送り装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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