JP2020135986A - 接続部品、被接続部品、接続構造及び接続方法 - Google Patents

接続部品、被接続部品、接続構造及び接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】挿抜回路基板部の筐体内回路基板の横方向の挿抜と、接続用の接続用ピン数が増えた場合の筐体内の冷却が妨げられる程度の低減と、の両立。【解決手段】接続部品は、第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材が前記第一回路基板及び前記第二回路基板に平行な向きに挿入され得る隙間が形成され、前記挿入により接続対象の前記第一接続端子に接続される、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の回路基板の挿抜構造に関する。
電子機器の筐体内に設置された筐体内回路基板に設けられたコネクタに挿抜回路基板を挿抜する方法には、挿抜回路基板を上下移動により挿抜する方法と、横方向移動により挿抜する方法とがある。ここで、本明細書において、筐体内回路基板の上方を「上向き」とする。また、上向きに垂直な方向を「横方向」とする。上下移動により挿抜する方法は、一般に筐体の天板を開けて挿抜を行うため手間がかかる。一方、横方向移動により挿抜する方法は、一般に筐体の側面に設けられた穴から挿抜回路基板の挿抜を行うため、挿抜を行うために天板を開ける必要はない。そのため、横方向移動により挿抜する方法は、一般に、上下移動により挿抜する方法と比較して、挿抜回路基板の筐体内回路基板への挿抜が容易である。
挿抜回路基板を筐体の横方向移動により挿抜を行う一般的方法としては、次の二つの方法が知られている。
一つ目は、挿抜回路基板に設けられた第一のコネクタを挿抜するための第二のコネクタを設置したバックパネルを設け、第一のコネクタの各端子をバックパネルに設けられた配線を介して筐体内回路基板に接続する方法である。
二つ目は、バックパネルを用いず、筐体内回路基板にライトアングルタイプのコネクタを実装し、そのコネクタと挿抜回路基板に設置された第二のコネクタ挿抜することで、挿抜回路基板を横方向に挿抜する方法である。ライトアングルタイプのコネクタは市販されており、例えば、特許文献1にも開示がある。
図1は、上記二つ目の一般的方法の適用例を表す概念図である。図1に表すY軸に平行な方向が前述の横方向である。
筐体内回路基板14は、図示されない筐体内に設置された筐体内回路基板である。挿抜回路基板17は、筐体内回路基板14に接続される挿抜回路基板である。
筐体内回路基板14にはライトアングルタイプのコネクタであるコネクタ15が設けられている。コネクタ15の面16には図示されない接続用ピンが設置されている。接続用ピンの各々はコネクタ15内の配線を介して、筐体内回路基板14に設けられた図示されない配線に接続されている。
挿抜回路基板17にはライトアングルタイプのコネクタであるコネクタ18が設けられている。コネクタ18の面19には図示されない接続用ピンが設置されている。接続用ピンの各々はコネクタ18内の配線を介して、挿抜回路基板17に設けられた図示されない配線に接続されている。
挿抜回路基板17の筐体内回路基板14への接続は、コネクタ18のコネクタ15への接続により、面19に設けられた接続用ピンの各々が面16に設けられた接続対象の接続用ピンに接続されることにより行われる。
実開平3−002581号公報
背景技術の項で説明した、筐体の横方向への挿抜を行う一つ目の一般的方法は、筐体内にバックパネルを設けることにより筐体内の冷却用気流が妨げられ、冷却が妨げられる。
一方、図1に表す方法においては、筐体内回路基板14に設けられた配線と挿抜回路基板17に設けられた配線との接続本数を増やすためには、コネクタ15及び18の各々の接続用ピンの数を増やす必要がある。ここで、コネクタ15の接続用ピンは面16に設けられている。また、コネクタ18の接続用ピンは面19に設けられている。そのため、コネクタ15及び18の各々の接続用ピンの数を増やすためには、面16及び19の面積を増やす必要がある。
ここで、図1に表す構成においては、筐体内回路基板14を冷却するための冷却用気流は、Y方向に設定される。その理由は、冷却用気流がZ方向に設定されると冷却用気流が筐体内回路基板14により妨げられ、X方向に設定されると冷却用気流が挿抜回路基板17により妨げられるためである。
しかしながら、前述のように接続用ピンの数が増えると、面16及び19の面積が増える。この面積の増加は、Y方向の冷却用気流をより妨げる方向の増加である。そのため、接続用ピンの数が増えると、筐体内回路基板14の冷却が妨げられる。
このように、背景技術の項で説明した、筐体の横方向への挿抜を行う二つ目の一般的方法においては、コネクタの接続用ピン数を増やすことにより挿抜回路基板の挿抜の方向と直交する方向へコネクタが張り出す。そしてこれにより、筐体内の風流が妨げられ、冷却が妨げられ得る。
すなわち、筐体の横方向への挿抜を行う一般的方法は、接続用の接続用ピン数が増えることにより筐体内の冷却がより妨げられる程度が高いという欠点を有する。
本発明は、挿抜回路基板の筐体内回路基板の横方向の挿抜と、接続用の接続用ピン数が増えた場合の筐体内の冷却が妨げられる程度の低減と、を両立し得る接続部品等を提供する。
本発明の接続部品は、第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材が前記第一回路基板及び前記第二回路基板に平行な向きに挿入され得る隙間が形成され、前記挿入により接続対象の前記第一接続端子に接続される、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を備える。
本発明の接続部品等は、挿抜回路基板の筐体内回路基板の横方向の挿抜と、接続用の接続用ピン数が増えた場合の筐体内の冷却が妨げられる程度の低減と、を両立し得る。
挿抜回路基板を筐体の横方向移動により挿抜を行う一般的方法を表す概念図である。 本実施形態の筐体内回路基板及び挿抜回路基板の構成例を表す概念図である。 本実施形態の筐体内コネクタの構成例を表す概念図である。 本実施形態の挿抜回路基板の構成例を表す概念図である。 挿抜コネクタ内の配線例を表す概念図である。 挿抜回路基板部が筐体内回路基板部に挿入される様子を表す概念図(その1)である。 挿抜回路基板部が筐体内回路基板部に挿入される様子を表す概念図(その2) 挿抜回路基板部が筐体内回路基板部に挿入される様子を表す概念図(その3) 挿抜回路基板部が筐体内回路基板部に挿入される様子を表す概念図(その4) 挿抜回路基板部が筐体内回路基板部に挿入される様子を表す概念図(その5) 挿抜コネクタが筐体内コネクタに装着された装着構造を表す図である。 筐体内コネクタのバリエーション(その1)を表す概念図である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その1)である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その2)である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その3)である。 挿抜コネクタのバリエーションを表す概念図である。 接続用ピンが2行の筐体内コネクタ及び接続用パッドが2行の挿抜コネクタを表す概念図である。 筐体内コネクタのバリエーション(その2)及び挿抜コネクタのバリエーション(その2)を表す概念図である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その4)である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その5)である。 筐体内コネクタのバリエーション(その3)を表す概念図である。 筐体内コネクタのバリエーション(その4)及び挿抜コネクタのバリエーション(その3)を表す概念図である。 筐体内コネクタのバリエーション(その5)を表す概念図である。 挿抜コネクタのバリエーション(その4)を表す概念図である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その6)である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その7)である。 筐体内コネクタへの挿抜コネクタの挿入の様子を表す概念図(その8)である。 筐体内コネクタのバリエーション(その6)を表す概念図である。 挿抜コネクタのバリエーション(その5)を表す概念図である。 筐体内コネクタのバリエーション(その7)及び挿抜コネクタのバリエーション(その6)を表す概念図である。 筐体内コネクタのバリエーション(その8)及び挿抜コネクタのバリエーション(その7)を表す概念図である。 挿抜回路基板の一部である挿抜コネクタの第一の構成例を表す概念図である。 挿抜回路基板の一部である挿抜コネクタの第二の構成例を表す概念図である。 実施形態の接続部品の最小限の構成を表すブロック図である。
図2は、本実施形態の筐体内回路基板部及び挿抜回路基板部の例である筐体内回路基板部100及び挿抜回路基板部200の構成を表す概念図である。筐体内回路基板部100は、図示されない筐体内に設置されている。また、挿抜回路基板部200は、筐体内回路基板部100への矢印901に平行な方向への挿抜が予定されている。
筐体内回路基板部100は、筐体内回路基板1と筐体内コネクタ2とを備える。筐体内コネクタ2は、筐体内回路基板1の面801に固定されている。
筐体内回路基板1には図示されない配線が設けられている。当該配線の少なくとも一部は筐体内回路基板1に設置された図示されない電子部品に接続されている。当該電子部品には、例えば中央演算処理装置のような発熱部品が含まれる。そのため、筐体内回路基板1は、冷却用気流等による冷却が必要である。
筐体内コネクタ2は、下部3上に第一側部912と、第一側部912に対向する図示されない第二側部と、上部911とが形成された構成である。第一側部912と前記第二側部との間には隙間があり、その隙間に、挿抜回路基板部200の挿抜コネクタ7が備える挿抜部材8が、挿入口から挿入され得るようになっている。第一側部912の前記隙間には接続用ピン5が露出している。接続用ピン5は、例えば金属等の導体で形成されている。接続用ピン5の各々は、挿抜コネクタ7の挿抜部材8が前記隙間に挿入された際に、挿抜部材8に設けられた接続用パッド10の各々に接触するように配置されている。接続用ピン5の各々は、第一側部912及び下部の内部に設けられた導体線を通じて、筐体内回路基板1に設けられた前述の図示されない配線に接続されている。なお、接続用ピン5の形状は、円形でなくても構わない。
筐体内コネクタ2は、挿抜コネクタ7の挿入による装着が可能なものなので、レセプタであるともいえるが、ここでは、レセプタも含めた概念としてコネクタということにする。
なお、筐体内コネクタ2の詳細は、図3を参照して後述される。
挿抜回路基板部200は、挿抜回路基板6と挿抜回路基板6に固定された挿抜コネクタ7とを備える。
挿抜回路基板6には図示されない配線が設けられている。当該配線の少なくとも一部は図示されない電子部品に接続されている。
挿抜コネクタ7は、挿抜部材8と後方部材9とを備える。挿抜部材8は、所定の厚みの板状の部材である。当該厚みは、挿抜部材8が挿入口から前記隙間に挿入され得る程度のものである。なお、挿抜部材8は挿抜回路基板6と平行であり、それらの間には所定の空間が設けられている。当該空間があるので、筐体内コネクタ2に第一側部912に対向して前記第二側部があるにも拘わらず、挿抜部材8は前記隙間に挿入され得る。
挿抜部材8の表面には接続用パッド10が露出している。接続用パッド10は、例えば金属等の導体で形成されている。接続用パッド10の各々は、挿抜部材8が前記隙間に挿入された場合に、接続用ピン5の各々と接続されるように配置されている。接続用パッド10の各々は、挿抜部材8及び後方部材9に形成された図示されない配線を通じて、挿抜回路基板6に形成された前述の図示されない配線に接続されている。なお、接続用パッドの形状は円形でなくても構わない。
なお、挿抜コネクタ7の詳細は、図4及び図5を参照して後述される。
図3は、図2に表す筐体内コネクタ2の構成例を表す概念図である。図3(a)は、筐体内コネクタ2の側面図である。また図3(b)は、筐体内コネクタ2の図3(a)に表す矢印902の向きを見た場合を想定した上面図である。また、図3(c)は、筐体内コネクタ2の図3(a)に表す矢印903の向きを見た場合を想定した前面図である。ここで、筐体内コネクタ2は挿入の直前に図2に表す挿抜コネクタ7に対向する向きを前向きとする。また、図3(d)は、筐体内コネクタ2を図3(a)に表す線942に沿って切断した場合を想定した断面図である。
筐体内コネクタ2は、下部3と、第一側部912と、第二側部913と、上部911とを備える。
下部3の上面である面806は、下面である面807と、角度951をなして形成されている。面807は、図2に表すように筐体内コネクタ2が筐体内回路基板1に固定された状態では筐体内回路基板1の面801に固定される。そのため、面806は、筐体内コネクタ2が筐体内回路基板1に固定された状態では、面801と角度951をなす。
上部911と第一側部912と第二側部913と下部3の面806とで囲まれた部分には図2の説明で述べた隙間である隙間921が形成されている。隙間の前方(矢印903の逆向き)には挿入口が設けられている。なお、図3(c)においては、隙間921から下部3の面806が見えている。
第一側部912及び第二側部913の各々は、隙間921に露出した接続用ピン5を備える。接続用ピン5の説明は図2を参照して説明した通りである。
図3(d)に表すように、第一側部912に形成された接続用ピン5は、第一側部912及び下部3の内部に形成された導線51に接続されている。導線51の端部61は面807から露出している。端部61は、図2に表す筐体内回路基板1に形成された図示されない配線に接続され得る。また、第二側部913に形成された接続用ピン5は、第二側部913及び下部3の内部に形成された導線52に接続されている。導線52の端部62は面807から露出している。端部62は、図2に表す筐体内回路基板1に形成された図示されない配線に接続され得る。
図4は、図2に表す挿抜回路基板部200の構成例を表す概念図である。図4(a)は、挿抜回路基板部200の側面図である。また、図4(b)は、挿抜回路基板部200の図4(a)に表す矢印902の向きを見た場合を想定した上面図である。また、図4(c)は、挿抜回路基板部200の図4(a)に表す矢印904の向きを見た場合を想定した前面図である。ここで、挿抜回路基板部200は図2に表す筐体内回路基板部100への挿入の際に筐体内回路基板部100に対向する向きを前向きとする。
挿抜回路基板部200は、挿抜回路基板6と挿抜コネクタ7とを備える。挿抜回路基板6の説明は図2を参照して述べた通りである。
挿抜コネクタ7は、図2を参照して説明したように、挿抜部材8及び後方部材9を備える。
挿抜部材8は、図3に表す隙間921に挿入され得る厚みの板状の部材である。
挿抜部材8は、挿抜回路基板6に、挿抜回路基板6に対して平行になるように後方部材9により固定されている。挿抜部材8と挿抜回路基板6との間には空間922が存在する。挿抜部材8が図3に表す隙間921に挿入された場合には、図3に表す第二側部913が空間922に収まる。
挿抜部材8の下面である面811は、挿抜部材8の上面である面813と角度951をなして形成されている。図4に表す角度951は、図3に表す角度951と同じ大きさである。
挿抜部材8は接続用パッド10を備える。接続用パッド10の各々は、挿抜部材8の側面である面814及び815の各々から露出している。面814から露出している接続用パッド10の各々は、図3に表す隙間921に挿抜部材8が挿入された場合に、図3に表す第一側部912から隙間921に露出した接続用ピン5の各々と接触することが想定されている。一方、面815から露出している接続用パッド10の各々は、図3に表す隙間921に挿抜部材8が挿入された場合に、図3に表す第二側部913から隙間921に露出した接続用ピン5の各々と接触することが想定されている。
接続用パッド10の各々は、挿抜部材8及び後方部材9の内部に形成された図示されない配線を通じて、挿抜回路基板6に形成された図示されない配線に接続されている。
図5は、図4に表す挿抜コネクタ7内の配線例を表す概念図である。図5(a)は、挿抜コネクタ7の図4に表す面814の側を見た場合を想定した側面図である。また、図5(b)は、挿抜コネクタ7の図5(a)に表す矢印902の向きを見た場合を想定した後面図である。ここで、挿抜コネクタ7は、挿抜部材8が在る向きの逆向きを後ろ向きとする。
図5に表すように挿抜部材8の面814から露出する接続用パッド10の各々は、挿抜部材8の内部に設けられた接続対象の配線11に接続されている。なお、図5(a)には図示されない、図4に表す面815から露出する接続用パッド10の各々も、その接続用パッド10と重なり合う、面814から露出する接続用パッド10とともに、同じ、配線11に接続されている。
配線11の各々は、後方部材9の内部に形成された接続対象の導体12に接続されている。導体12の端部13は、図5(b)に表す面816から露出している。端部13の各々は、図4に表す挿抜回路基板6に形成された図示されない配線に接続されることが想定された部分である。
次に、図6乃至図10を参照して、図2に表す挿抜回路基板部200が筐体内回路基板部100に挿入される動作について説明する。なお、挿抜回路基板部200を筐体内回路基板部100から抜き取る操作は、挿入する操作の逆であり、その説明は省略される。
図6乃至図10は、挿抜回路基板部200が筐体内回路基板部100に挿入される様子を表す概念図である。
まず、図6に表すように、挿抜回路基板部200の挿抜コネクタ7が備える挿抜部材8の先端部931が、筐体内回路基板部100の筐体内コネクタ2に設けられた挿入口の下部932に向かうように挿抜回路基板部200の上下方向が定められる。そして、挿抜回路基板部200は、先端部931が挿入口の下部932に挿入されるよう、挿抜回路基板部200を矢印901の向きに移動させられる。
すると、図7に表すように、挿抜部材8の先端部931は、挿入口の下部に挿入されるとともに、筐体内コネクタ2の備える下部3の上面である面806に接触する。
挿抜回路基板部200を矢印901の向きにさらに移動させると、挿抜部材8の面811は下部3の面806上を滑り、図8に表す状態になる。挿抜回路基板部200を矢印901の向きにさらに移動させると、挿抜部材8の面811は下部3の面806上をさらに滑り、図9に表す状態になる。
挿抜回路基板部200を矢印901の向きにさらに移動させると、挿抜部材8の面811は下部3の面806上をさらに滑るが、図10に表すように挿抜部材8の上面が、筐体内コネクタ2の上部911の下面につき当たるとそれ以上は移動できなくなる。図10に表す状態が、挿抜回路基板部200の筐体内回路基板部100への挿入が完了した状態である。この状態では、挿抜コネクタ7の挿抜部材8が備える接続用パッド10の各々は、筐体内コネクタ2の備える接続用ピンの各々に接触している。
以上をまとめると、挿抜回路基板部200の筐体内回路基板部100への装着を行う場合は、まず、図6及び図7に表すように、挿抜コネクタ7の挿抜部材8の先端部931を筐体内コネクタ2に設けられた挿入口の下部932に挿入する。そして、図8乃至図10に表すように、挿抜部材8の面811を下部3の面806上を滑らせて装着を行う。
このような装着方法を用いることにより、挿抜部材8が備える接続用パッド10の各々は、挿抜回路基板部200の筐体内回路基板部100への装着完了時に接触する接続用ピン5以外の接続用ピン5には、装着の過程において接触しない。そのため、図6乃至図10に表す装着方法は、接続用パッド10が対象外の接続用ピン5に接触することにより生じる、筐体内回路基板1又は挿抜回路基板6に設けられた図示されない素子の不具合を抑え得る。当該不具合は、例えば、電力が供給されるべきでない接続用パッド10に電力供給用の接続用ピン5が接触することによる、その接続用パッド10と接続された挿抜回路基板6の電子部品の動作不良である。
図11は、図10に表す、挿抜コネクタ7が筐体内コネクタ2に装着された構造である装着構造510を表す図である。図18に表す装着構造510は、図10に表す矢印902の向きを見た場合を想定した上面図である。
図11に表すように装着構造510の厚みは薄くなっている。ここで、厚みは、図11に表す矢印901に垂直な方向の長さである。
装着構造510を冷却するためには、筐体内回路基板1及び挿抜回路基板6により冷却用の冷却用気流が妨げられないようにするために、冷却用気流の向きは矢印901に平行な方向に設定される。そのような場合に、装着構造510が薄いことは、冷却用気流が妨げられるのを防ぐ観点から有利である。なお、装着構造510の厚みは、筐体内コネクタ2における下部3、第一側部912、第二側部913や、挿抜コネクタ7における、挿抜部材8及び後方部材9の厚みをさらに薄くすることにより、さらに、薄くすることが可能である。その場合は、冷却用の冷却用気流が装着構造510により妨げられるのを一層防ぐことができ、装着構造の冷却はさらに効果的に行われ得る。
図12は、図2に表す筐体内コネクタ2のバリエーションを表す概念図である。なお、図12に表す挿抜コネクタ7は、図2に表すものと同じである。
図12に表す筐体内コネクタ2は、図2に表す筐体内コネクタ2と、最左方にある接続用ピン5である接続用ピン5sの、形状及び矢印901に垂直な方向の位置(重心位置)が異なる点のみが異なる。接続用ピン5sは、他の接続用ピン5と異なり細長い形状であり、形状の違いにより重心位置が他の接続用ピン5と異なる。接続用ピン5sは、形状と重心位置とのうち一方のみが他の接続用ピン5aと異なる場合も想定され得る。
次に、図12に表す筐体内コネクタ2への挿抜コネクタ7の挿入の様子を、図12乃至図15を参照して説明する。
図12及び図13に表すように、挿抜部材8の先端部931が矢印901の向きに移動し挿入口の下部932に挿入され、面811が面806に接触する点は、図6及び図7に表す場合と同様である。
その後、挿抜部材8の矢印901の向きへのさらなる移動により、挿抜部材8の面811は下部3の面806上を滑る。挿抜部材8は図14に表す位置まで筐体内コネクタ2に挿入されると、挿抜部材8が備える接続用パッド10のうち最左方のものは筐体内コネクタ2が備える接続用ピン5sに接触する。図14に表す状態では、接続用パッド10のうち最左方のもの以外は、接続用ピン5に接触していない。
その後、挿抜部材8の面811は下部3の面806上をさらに滑り、図15に表す挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着が完了した状態になる。この状態では、挿抜コネクタ7の接続用パッド10の各々は、筐体内コネクタ2の接続対象の接続用ピン5に接続されている。
図12乃至図15に表す、筐体内コネクタ2、及び、挿抜コネクタ7のコネクタを2への接続方法を用いることにより、接続用ピン5sの最左方の接続用パッド10への接続を他の接続に先立ち行うことができる。
例えば、接続用ピン5sが筐体内コネクタ2から挿抜コネクタ7への電力供給用の接続用ピン5である場合は、図12乃至図15に表す筐体内コネクタ2及び接続方法により、プリチャージが可能になる。当該プリチャージは、最左方の接続用パッド10に接続された図2に表す挿抜回路基板6が備える図示されない所定の電子回路に、他の接続用ピン5と接続用パッド10とが接続される前に、電力を供給するものである。
このように、接続用ピン5の形状や位置を変えることにより、挿抜コネクタ7が筐体内コネクタ2に装着される過程での、接続用ピン5の各々の接続対象の接続用パッド10への接続の順番を変えることが可能である。なお、接続用ピン5の形状や位置を変えることにより、ある接続用ピンが装着の過程で接続対象の接続用パッド10に接続され、装着が完了したときには接続されていないようにすることも可能である。
挿抜コネクタ7が筐体内コネクタ2に装着される過程での、接続用ピン5の各々の接続対象の接続用パッド10への接続の順番を変えることは、図16に表す構成によっても可能である。図16に表す構成は、挿抜コネクタ7が備える接続用パッド10の一部の形状や矢印901に垂直な方向の位置(重心位置)を変えるものである。図16の例では、最左方の接続用パッド10である接続用パッド10sが楕円形状である。図16の例の挿抜コネクタ7を用いた場合も、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着の過程で、最左方の接続用パッド10が最左方の接続用ピン5に、他の接続用パッド10の接続対象の接続用ピン5への接続に先立ち、接続され得る。
ある接続用ピン5が装着の過程で接続対象の接続用パッド10に接続され、その後、装着が完了したときには接続されていないようにすることも、一部の接続用パッド10の形状や位置を変えることにより可能である。
挿抜コネクタ7が筐体内コネクタ2に装着される過程での、接続用ピン5の各々の接続対象の接続用パッド10への接続の順番を変えることは、次によっても可能である。すなわち、当該構成は、筐体内コネクタ2が備える接続用ピン5の一部の形状と位置及び挿抜コネクタ7が備えるその接続用ピン5の接続対象の接続用パッド10の形状や位置との、双方を変えた構成である。ある接続用ピンが装着の過程で接続対象の接続用パッド10に接続され、その後、装着が完了したときには接続されていないようにすることについても同様である。
筐体内コネクタ2が備える接続用ピン及び挿抜コネクタ7が備える接続用パッド、の各々の横方向の並びの数(以下、文字の横方向の並びの数の類推により「行数」ということにする。)は複数であっても構わない。
図17は、接続用ピンが二行の筐体内コネクタ2及び接続用パッドが二行の挿抜コネクタ7を表す概念図である。筐体内コネクタ2は、一番目の横方向の配列の接続用ピンである接続用ピン5aと二番目の横方向の配列の接続用ピンである接続用ピン5bとを備える。また、挿抜コネクタ7は、一番目の横方向の配列の接続用パッドである接続用パッド10aと二番目の横方向の配列の接続用パッドである接続用パッド10bとを備える。
図17に表す挿抜コネクタ7を筐体内コネクタ2に面811が面806上を滑るように装着させる場合には、その装着の過程において、接続用パッド10aが接続用ピン5bに接触する。従い、接続用パッド10a及び接続用ピン5bには、装着の過程において接触しても問題が生じないものを用いる。例えば、筐体内コネクタ2が備える電力供給用の接続用ピンが、挿抜コネクタ7が備える電力の供給を受ける接続用パッド以外の接続用パッドに接触することが問題である場合は、次のようにすればよい。すなわち、その場合は、電力供給用の接続用ピンを接続用ピン5aから選択し、電力の供給を受ける接続用パッドをその接続用ピン5aと接触する接続用パッド10aとすればよい。
あるいは、図示は省略するが、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着の過程において、接続用パッド10aの通過経路に接続用ピン5bが存在しないように、接続用ピン5b及び接続用パッド10bの配置を設定しても構わない。あるいは、筐体内コネクタ2及び挿抜コネクタ7の各々の角度951の調整により接続用パッド10aの通過経路に接続用ピン5bが存在しないようにしても構わない。
図18は、接続用ピン及び接続用パッドの数を図17に表す場合よりも増やした筐体内コネクタ2及び挿抜コネクタ7を表す概念図である。
図18に表す筐体内コネクタ2は、図17に表すものと比較すると、接続用ピンが二行のままで、接続用ピンの数が図17に表す場合より横方向に増加されている。図18に表す筐体内コネクタ2は、また、下部3及び第一側部912の形状が、図17に表すものと異なっている。また、筐体内コネクタ2は、より横長になっている。
また、図18に表す挿抜コネクタ7は、図17に表す場合と比較すると、接続用パッドの行数が2のままで、接続用パッドの数が図17に表す場合より横方向に増加されている。図18に表す筐体内コネクタ2は、また、挿抜部材8の形状が図17に表すものと異なっている。また、挿抜部材8は、より横長になっている。
次に、図18乃至図20を参照して、図18に表す挿抜回路基板部200を筐体内回路基板部100に装着する様子を説明する。
まず、図18に表す位置から挿抜回路基板部200を矢印901の向きに移動させて、挿抜部材8の先端部931を挿入口から挿入する。そして、挿抜回路基板部200をさらに矢印の向きに移動させると、図19に表すように、挿抜部材8の面811は下部3の面806に接触する。
挿抜回路基板部200をさらに矢印の向きに移動させると、図20に表すように、筐体内コネクタ2の接続用ピン5a及び5bの各々は、挿抜コネクタ7の接続対象の接続用パッド10a又は10bに接続される。そして、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着、すなわち、挿抜回路基板部200の筐体内回路基板部100への装着、が完了する。
図20に表す筐体内コネクタ2と挿抜コネクタ7との組合せは、図17に表す挿抜コネクタ7を筐体内コネクタ2に装着した場合と比較して、筐体内コネクタ2と挿抜コネクタ7との組合せの幅(図に垂直な方向の長さ)と高さは同程度である。そして、同組合せの左右(矢印901に平行な方向)の長さは、図20に表す場合の方が長い。ここで、前述のように、筐体内回路基板部100が設置される図示されない筐体内を冷却するための冷却用気流は、矢印901に平行な方向に設定される。そのため、図20に表す場合の方が、前記組合せが長くなっても、冷却用気流は余り妨げられない。そのため、筐体内コネクタ2及び挿抜コネクタ7は、接続用ピン及び接続用パッドの数を増やしても、その増やす向きが矢印901に平行な向きであれば、冷却用気流は余り妨げられない。
一方、発明の解決すべき課題の項で説明した図1に表す構造は、接続用ピンの数を増やすとコネクタの冷却用気流に垂直な方向の図2に表す面16の面積が増えるので、本実施形態の場合より冷却用気流がより妨げられる。
すなわち、本実施形態の筐体内コネクタ2と挿抜コネクタ7との組合せは、接続用の接続用ピンの数の増加にともなう、冷却用気流の一層の妨げを低減する効果を奏する。
図18乃至図20に表す挿抜コネクタ7と組み合わせる筐体内コネクタ2の下部3及び第一側部912の形状は、図21に表すようなものであっても構わない。これらの形状は、第一側部912と前記第二側部との隙間が、挿抜部材8を挿入でき、さらに、挿抜部材8の面811を下部3の面806上を滑らせることにより、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着が行えるものであればよい。
図18乃至図20に表す挿抜コネクタ7及び筐体内コネクタ2の形状は、図22に表すようなものであっても構わない。挿抜コネクタ7及び筐体内コネクタ2を図22に表すような形状にした場合には、挿抜コネクタ7を筐体内コネクタ2に装着した場合に、筐体内コネクタ2と挿抜コネクタ7の組合せの高さを低く抑えることができる。これらの組合せの高さは、より低い方が、筐体内回路基板1が設置された図示されない筐体内を冷却するための冷却用気流への影響が少ない。従い、図22に表す挿抜コネクタ7及び筐体内コネクタ2の形状は、冷却用気流による筐体内の冷却に、より有利に働く。
挿抜コネクタ7を筐体内コネクタ2に装着する過程において、接続用パッド10が接続対象の接続用ピン5以外の接続用ピン5に接触しにくくするように、筐体内コネクタ2及び挿抜コネクタ7に、装着用のガイド機構を設けても構わない。当該ガイド機構は、図2に表す筐体内回路基板部100に設置される筐体内コネクタ2に設けられるガイド溝と、挿抜回路基板部200に設置される挿抜コネクタ7の設けられるガイドピンとの組合せである。当該ガイド機構は、図23乃至図30を参照して以下に説明される。
図23は、当該ガイド溝を設けた筐体内コネクタ2の構成を表す概念図である。図23(a)は、筐体内コネクタ2の側面図である。図23(b)は、筐体内コネクタ2の図23(a)に表す矢印903の向きを見た場合を想定した上面図である。また、図23(c)は、筐体内コネクタ2の図23(a)に表す矢印902の向きを見た場合を想定した正面図である。正面の定義は前述の通りである。
筐体内コネクタ2の第一側部912の隙間921側には、ガイド溝21(ガイド溝21a及び21b)が形成されている。ガイド溝21は、筐体内コネクタ2に挿入される挿抜コネクタ7に設けられる、次に説明するガイドピンが、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着の過程において通過する溝である。
図24は、当該ガイドピンが設けられた挿抜コネクタ7を備える挿抜回路基板部200の構成を表す概念図である。図24(a)は、挿抜回路基板部200の側面図である。図24(b)は、挿抜回路基板部200の図24(a)に表す矢印903の向きを見た場合を想定した上面図である。図24(c)は、挿抜回路基板部200の図24(a)に表す矢印904の向きを見た場合を想定した正面図である。正面の定義は前述の通りである。
挿抜回路基板部200に設けられた挿抜コネクタ7の挿抜部材8の面814には、面814から突出するガイドピン81が設けられている。
次に、図25乃至図27は、図23に表す筐体内コネクタ2に図24に表す挿抜コネクタ7を装着する方法を表す図である。
まず、図25に表すように、筐体内コネクタ2のガイド溝21bの高さと挿抜コネクタ7のガイドピン81の高さを合わせ、挿抜コネクタ7を矢印901の向きに移動させる。すると、挿抜コネクタ7の挿抜部材8は、筐体内コネクタ2の図23(c)に表す隙間921に挿入される。その際に、ガイドピン81は、ガイド溝21bに挿入される。
挿抜コネクタ7を矢印901の向きにさらに移動させると、挿抜部材8の挿入はさらに進み、図26に表す状態になる。
その後、挿抜コネクタ7をさらに矢印901の向きに移動させると、挿抜部材8の面811は、下部3の面806に乗り上げて進む。この際に、ガイドピン81はガイド溝21a内を進む。そして、図27に表すように、筐体内コネクタ2の接続用ピン5aの各々は挿抜コネクタ7の接続対象の接続用パッド10aに接続される。また、筐体内コネクタ2の接続用ピン5bの各々は挿抜コネクタ7の接続対象の接続用パッド10bに、接続される。そして、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着が完了する。
なお、筐体内コネクタ2のガイド溝は、図28に表すように、筐体内コネクタ2の第一側部912と第二側部913の双方の隙間921の側に設けられていても構わない。その場合において、ガイドピンは、図29に表すように、挿抜コネクタ7の挿抜部材8の面814及び815の双方に設けられていても構わない。図29に表すガイドピン81の各々は、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着により、図28に表すガイド溝21bの各々及びガイド溝21aの各々に挿入可能なものである。
筐体内コネクタ2の両側部にガイド溝21を設け、挿抜コネクタ7の挿抜部材8の両側面にガイドピン81を設け、ガイドピン81がガイド溝21を移動できるようにする。それにより、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着はよりスムーズになる。
挿抜コネクタ7は複数のガイドピンを備え、各々が筐体内コネクタ2に挿入可能であっても構わない。
図30は、三つのガイドピンを備える挿抜コネクタ7とそれらのガイドピンを挿入可能なガイド溝を備える筐体内コネクタ2とを表す概念図である。
図30に表す挿抜コネクタ7の挿抜部材8は、面814に、ガイドピン81乃至83を備える。一方、筐体内コネクタ2のガイド溝21は、ガイド溝21a乃至21dからなっている。挿抜コネクタ7を筐体内コネクタ2に装着する際に、ガイドピン81乃至83の各々は、ガイド溝21b乃至21dのうちの挿入対象のものに挿入される。そして、挿抜部材8の面811が下部3の面806に当たると、それ以降は、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への更なる挿入により、ガイドピン81乃至83は、いずれも、ガイド溝21aを移動し、挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着が完了する。
本実施形態の筐体内コネクタは、複数の前記隙間を備え、挿抜コネクタ7は、前記隙間に挿入され得る複数の挿抜部材8を備えていても構わない。
図31は、二枚の挿抜部材8を備える挿抜コネクタ7と、二つの隙間921を備える筐体内コネクタ2とを表す斜視概念図である。挿抜コネクタ7の筐体内コネクタ2への装着は、挿抜部材8の各々を挿入対象の隙間921に挿入することにより行われる。なお、図示はされないが、図31に表す挿抜部材8の各々は、他の図に表す挿抜部材8と同様に接続用パッドを備えている。また、図31に表す隙間921の各々には、他の図に表す筐体内コネクタ2と同様に接続用ピンが露出している。
図31に表す構造は、挿抜部材8及び隙間921の数が一つの場合と比較して、筐体内コネクタ2及び挿抜コネクタ7の組合せのX方向の厚みが増大する。X方向は、筐体内回路基板部100が設置される図示されない筐体内を冷却する冷却用気流の方向であるZ方向に垂直な方向である。そのため、筐体内の冷却の観点からは、不利な構図である。しかしながら、図31に表す方法は、筐体内コネクタ2及び挿抜コネクタ7のZ方向の長さに制限がある場合には、接続用ピン及び接続用パッドの数を増やすために有効である。
[効果]
本実施形態の挿抜回路基板部200が備える挿抜コネクタは、筐体内回路基板への挿抜方向に並ぶ接続用パッドを備える板状の挿抜部材を備える。一方、本実施形態の筐体内回路基板が備える筐体内コネクタには、前記挿抜部材の挿抜が可能な隙間が設けられており、その隙間には、前記接続用パッドに接続し得る接続用ピンが露出している。前記接続用ピン及び接続用パッドの数を増やす場合には、前記挿抜部材及び前記隙間の挿抜方向の長さを長くすればよい。この場合、挿抜方向は、挿抜回路基板に平行な方向である。そして、筐体内を冷却するための冷却用気流は、挿抜回路基板により妨げられないようにするため、挿抜方向に設定される。そのため、本実施形態の挿抜コネクタ及び筐体内コネクタは、ピン及び接続用パッドの数が増えても、冷却用気流への影響が少ない。
本実施形態の挿抜コネクタは挿抜部材の下端面が第一斜面になっており、また、筐体内コネクタの前記隙間の下端面が第二斜面になっている場合がある。その場合、第一斜面を第二者面上を滑らせる方法で、挿抜コネクタの筐体内コネクタへの装着を行い得る。この装着方法により、装着の過程で各接続用パッドが接続対象でないピンに接触するのを防ぐことができる。
本実施形態の挿抜コネクタはガイドピンを備え、前記挿抜の際に、前記ガイドピンが前記隙間の側面に設けられたガイド溝を移動する場合がある。その場合は、前記第一斜面を前記第二斜面に沿って移動させることによる挿抜コネクタの筐体内コネクタへの装着がより容易になる。そのため、この場合は、装着の過程で各接続用パッドが接続対象でないピンに接触するのを防ぐことが一層容易になる。
本実施形態の挿抜コネクタは、前記ガイド溝を移動し得る前記ガイドピンを前記挿抜部材の両方の面に複数備える場合がある。その場合は、前記ガイドピンの前記ガイド溝内の移動がスムーズになる。
本実施形態の挿抜コネクタは、前記ガイド溝を移動し得る前記ガイドピンを前記挿抜部材の一方の面に複数備える場合がある。その場合は、前記挿抜の過程で各接続用パッドが接続対象でないピンに接触するのを防ぐことが一層容易になる。
前記挿抜コネクタが備える前記接続用パッドの並びの数(行数)及び前記筐体内コネクタが備える前記ピンの並びの数(行数)は複数の場合がある。その場合、前記挿抜コネクタ及び筐体内コネクタは、前記接続用パッドの数及び前記ピンの数を前記行数に応じて増やすことができる。
前記挿抜コネクタは、複数の前記隙間に挿入可能な前記複数の前記挿抜部材を備える場合がある。その場合は、前記複数に応じた、前記接続用ピン及び前記接続用パッドの数の増加が可能である。
挿抜コネクタ7は挿抜回路基板6の一部であっても構わない。
図32は、挿抜回路基板6の一部である挿抜コネクタ7の第一の構成例を表す概念図である。図32(a)は、挿抜回路基板6の一部である挿抜コネクタ7を挿抜する前の、筐体内回路基板部100及び挿抜回路基板部200の様子を表す概念図である。図32(b)は、図32(a)は、挿抜回路基板6の一部である挿抜コネクタ7を挿抜する前の、筐体内回路基板部100及び挿抜回路基板部200の様子を表す概念図である。
挿抜コネクタ7は、挿抜回路基板6の一部(左下端部)に形成されている。挿抜回路基板6における挿抜コネクタ7の上方には、空間923が設けられている。接続用パッド10a及び10bの各々は、挿抜回路基板6に設けられた図示されない配線に接続されている。
挿抜コネクタ7を筐体内コネクタ2に挿入する際には、筐体内コネクタ2の隙間(図3に表す隙間921に相当)に挿抜部材8が挿入される。その際に、筐体内コネクタ2の上部911は、挿抜回路基板6の空間923に挿入される。
それにより、挿抜コネクタ7は、図32(b)に表すように、筐体内コネクタ2に装着される。
図33は、挿抜回路基板6の一部である挿抜コネクタ7の第にの構成例を表す概念図である。図32(a)は、挿抜回路基板6の一部である挿抜コネクタ7を挿抜する前の、筐体内回路基板部100及び挿抜回路基板部200の様子を表す概念図である。図32(b)は、図32(a)は、挿抜回路基板6の一部である挿抜コネクタ7を挿抜する前の、筐体内回路基板部100及び挿抜回路基板部200の様子を表す概念図である。
図33に表す挿抜コネクタ7の上方には、図32の挿抜コネクタ7の上方にある空間が存在しない。また、図33に表す筐体内コネクタ2の上部は911は、筐体内コネクタ2の上方を覆っておらず。下部3の左端部近傍の上方のみに存在する。
挿抜コネクタ7を筐体内コネクタ2に挿入した場合には、挿抜回路基板6の左端部が、筐体内コネクタ2の上部911の右端部に接触する。それにより、挿抜コネクタ7は、図33(b)に表すように、筐体内コネクタ2に装着される。
図34は、実施形態の接続部品の最小限の構成である接続部品2xの構成を表すブロック図である。
接続部品2xには、隙間921xが形成されている。隙間921xには、第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材が前記第一回路基板及び前記第二回路基板に平行な向きに挿入され得る。
接続部品2xは、第二接続端子10xを備える。第二接続端子10xは、前記挿入により接続対象の前記第一接続端子に接続される、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続されている。
前記第一接続端子の並びは前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向である。第二接続端子10xは、前記第一接続端子と接続されるので、その並びは、同様に、前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向である。
そのため、前記第一接続端子及び第二接続端子10xの端子数の増加は、前記方向に前記第一接続端子の設置範囲及び第二接続端子10xの設置範囲を前記方向に拡大する必要はあるが、前記方向に垂直な方向に拡大する必然性はない。
ここで、前記第二回路基板が設置される筐体内を冷却する冷却用気流の向きは、前記第一及び第二回路基板による気流の妨げを避けるため、前記方向に設定される。前記第一接続端子の設置範囲及び第二接続端子10xの設置範囲を前記方向に垂直な方向に拡大しない場合は、前記冷却用気流の前記第一接続端子の設置範囲及び第二接続端子10xの設置範囲による阻害は少ない。
また、前記方向は、前記第一回路基板が挿抜回路基板部200であり第二回路基板が筐体内回路基板である場合には、前記筐体についての横方向である。
そのため、接続部品2xは、挿抜回路基板部200である前記第一回路基板の筐体内回路基板である前記第二回路基板の横方向の挿抜と、接続端子数が増えた場合の筐体内の冷却が妨げられる程度の低減とを両立し得る。
そのため、接続部品2xは、前記構成により、[発明の効果]の項に記載した効果を奏する。
ここで、接続部品2xは、例えば、図2、3、6乃至23、25乃至28、30及び31に表す筐体内コネクタ2である。
また、隙間921xは、例えば、図343、28及び31に表す隙間921である。
また、接続部品2xは、例えば、図2、3、6乃至23、25乃至28、30及び31に表す筐体内コネクタ2である。
また、第二接続端子10xは、例えば、図2、3、6乃至10及び12乃至16に表す接続用ピン5、並びに、図17乃至23、25乃至28及び30に表す接続用ピン5a及び5b、である。
また、前記第一回路基板は、例えば、図2、4、6乃至11、17乃至22、24、29及び31に表す挿抜回路基板6である。
また、前記第一接続端子の並びは、例えば、図2、4乃至10、12乃至16及び23に表す接続用パッド10、並びに、図17乃至22、24乃至27、29及び30に表す接続用パッド10a及び10b、の横方向の並び(行)である。
また、前記第二回路基板は、例えば、図2、6乃至11、17乃至22及び31に表す筐体内回路基板1である。
また、前記挿抜部材は、例えば、図2、4乃至22、24乃至27及び29乃至31に表す挿抜部材8である。
また、前記第一回路基板及び前記第二回路基板に平行な向きは、例えば、図2、6乃至11及び図17乃至22に表す矢印901に平行な方向である。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記1)
第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材が前記第一回路基板及び前記第二回路基板に平行な向きに挿入され得る隙間が形成され、
前記挿入により接続対象の前記第一接続端子に接続される、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を備える、
接続部品。
(付記2)
前記挿抜部材の前記隙間からの抜取りが行い得る、付記1に記載された接続部品。
(付記3)
前記挿抜部材が板状である、付記1又は付記2に記載された接続部品。
(付記4)
前記挿抜部材の前記第一接続端子が形成されていない面である第一面が前記挿入により前記隙間の前記第二接続端子が形成されていない面である第二面に接触し、前記第一面の前記第二面への接触が維持された前記挿入が行われ得る、付記1乃至付記3のうちのいずれか一に記載された接続部品。
(付記5)
前記第一面は、前記挿抜部材の下面の少なくとも一部であり、前記第二面は、前記隙間の下面の少なくとも一部である、付記4に記載された接続部品。
(付記6)
前記第一面は、前記挿抜部材の下面の前記挿抜部材の先端部近傍を含む部分であり、前記第二面は、前記隙間の最奥部近傍を含む部分である、付記4又は付記5に記載された接続部品。
(付記7)
前記挿抜部材の側面は凸部を備え、前記隙間の側面は溝を備え、前記凸部が前記溝内を移動することにより、前記第一面の前記第二面への接触が行われ得る、付記4乃至付記6のうちのいずれか一に記載された接続部品。
(付記8)
前記凸部の数が複数であり、前記溝は前記複数の入口を備え、前記入口の各々から前記溝に入った前記凸部の各々が前記溝内を移動することにより、前記接触が行われ得る、付記7に記載された接続部品。
(付記9)
前記凸部が、前記溝を移動することにより前記接続が行われ得る、付記7又は付記8に記載された接続部品。
(付記10)
前記第一接続端子のうちの少なくとも一つは、他の前記第一接続端子と、形状及び前記挿入の方向に垂直な方向の重心位置のうちの少なくとも一方が異なる、付記1乃至付記9のうちのいずれか一に記載された接続部品。
(付記11)
前記第二接続端子のうちの少なくとも一つは、他の前記第二接続端子と、形状及び前記挿入の方向に垂直な方向の重心位置のうちの少なくとも一方が異なる、付記1乃至付記10のうちのいずれか一に記載された接続部品。
(付記12)
前記挿抜部材の数が第二の複数である、付記1乃至付記11のうちのいずれか一に記載された接続部品。
(付記13)
第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材を備え、
前記挿抜部材の、前記第二回路基板に設けられた部材に設けられた隙間への、前記方向に平行な向きの挿入により、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子の各々が、接続対象の前記第一接続端子に接続され得る、
被接続部品。
(付記14)
前記挿抜部材が、前記第一回路基板の一部である、付記13に記載された被接続部品。
(付記15)
前記一部が前記第一回路基板の端部である、付記14に記載された被接続部品。
(付記16)
前記挿抜部材と、前記挿抜部材以外の前記第一回路基板との間に空間が設けられている、付記14又は付記15に記載された被接続部品。
(付記17)
第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材を備える第一接続部品と、
前記方向に平行な向きに挿入され得る隙間が形成されており、前記挿入により、前記第一接続端子に接続され、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を備える第二接続部品と、
を備える接続構造。
(付記18)
第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材を、前記方向に平行な向きに、第二回路基板に設置された部材の隙間に挿入し、
前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を、接続対象の前記第一接続端子に接続する、
接続方法。
(付記19)
前記接続が、前記挿抜部材の前記第一接続端子が形成されていない面である第一面が前記挿入により前記隙間の前記第二接続端子が形成されていない面である第二面に接触し、前記第一面の前記第二面への接触が維持された前記挿入により行われる、付記18に記載された接続方法。
(付記20)
前記第一接続端子の一部の、他の前記第一接続端子より早い、接続対象の前記第二接続端子への前記接続を行う、付記18又は付記19に記載された接続方法。
1 筐体内回路基板
10、10a、10b、10s 接続用パッド
10x 第二接続端子
100 筐体内回路基板部
11 配線
12 導体
14 筐体内回路基板
15、18 コネクタ
16、19、801、806、807、811、813、814、815、816 面
17 挿抜回路基板
2 筐体内コネクタ
2x 接続部品
200 挿抜回路基板部
21、21a、21b、21c、21d ガイド溝
3 下部
5、5a、5b、5s 接続用ピン
51、52 導線
6 挿抜回路基板
13、61、62 端部
7 挿抜コネクタ
8 挿抜部材
81、82、83 ガイドピン
9 後方部材
901、902、903 矢印
911 上部
912 第一側部
913 第二側部
921、921x 隙間
922 空間
951 角度
931 先端部
932 下部

Claims (10)

  1. 第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材が前記第一回路基板及び前記第二回路基板に平行な向きに挿入され得る隙間が形成され、
    前記挿入により接続対象の前記第一接続端子に接続される、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を備える、
    接続部品。
  2. 前記挿抜部材の前記第一接続端子が形成されていない面である第一面が前記挿入により前記隙間の前記第二接続端子が形成されていない面である第二面に接触し、前記第一面の前記第二面への接触が維持された前記挿入が行われ得る、請求項1に記載された接続部品。
  3. 前記第一面は、前記挿抜部材の下面の前記挿抜部材の先端部近傍を含む部分であり、前記第二面は、前記隙間の最奥部近傍を含む部分である、請求項2に記載された接続部品。
  4. 前記挿抜部材の側面は凸部を備え、前記隙間の側面は溝を備え、前記凸部が前記溝内を移動することにより、前記第一面の前記第二面への接触が行われ得る、請求項2又は請求項3に記載された接続部品。
  5. 前記凸部の数が複数であり、前記溝は前記複数の入口を備え、前記入口の各々から前記溝に入った前記凸部の各々が前記溝内を移動することにより、前記接触が行われ得る、請求項4に記載された接続部品。
  6. 前記第一接続端子のうちの少なくとも一つは、他の前記第一接続端子と、形状及び前記挿入の方向に垂直な方向の重心位置のうちの少なくとも一方が異なるか
    前記第二接続端子のうちの少なくとも一つは、他の前記第二接続端子と、形状及び前記挿入の方向に垂直な方向の重心位置のうちの少なくとも一方が異なるか、
    の少なくともいずれかである、請求項1乃至請求項5のうちのいずれか一に記載された接続部品。
  7. 第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材を備え、
    前記挿抜部材の、前記第二回路基板に設けられた部材に設けられた隙間への、前記方向に平行な向きの挿入により、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子の各々が、接続対象の前記第一接続端子に接続され得る、
    被接続部品。
  8. 前記挿抜部材が、前記第一回路基板の一部である、請求項7に記載された被接続部品。
  9. 第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材を備える第一接続部品と、
    前記方向に平行な向きに挿入され得る隙間が形成されており、前記挿入により、前記第一接続端子に接続され、前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を備える第二接続部品と、
    を備える接続構造。
  10. 第一回路基板に設けられた第一配線に接続された第一接続端子の並びが前記第一回路基板及び第二回路基板に平行な方向に形成された挿抜部材を、前記方向に平行な向きに、第二回路基板に設置された部材の隙間に挿入し、
    前記第二回路基板に設けられた第二配線に接続された第二接続端子を、接続対象の前記第一接続端子に接続する、
    接続方法。
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