JP2020135635A - 障害物検知装置、障害物検知システム、及び障害物検知プログラム - Google Patents

障害物検知装置、障害物検知システム、及び障害物検知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両に搭乗している搭乗者の快適さを考慮した障害物検知を行う。【解決手段】情報取得部4は、車両1の状態を表す数値である車両状態情報と車両1の搭乗者の状態を示す搭乗者状態情報とを取得する。快適度合い算出部5は、搭乗者状態情報を用いて搭乗者の快適度合いを表す数値を算出する。障害物検知部6は、車両1の状態と搭乗者の快適度合いとを用いて障害物を検知する。【選択図】図1

Description

この発明は、障害物検知装置、障害物検知システム、及び障害物検知プログラムに関するものである。
車両の自動運転では、道路上にある障害物を検知して回避する必要がある。従来の障害物検知装置は、例えば、ジャイロセンサが検出する車両の姿勢角の角速度が所定の閾値以上である場合、車両の下の路面が大きく荒れているものと判断し、そのときの路面を障害物として検出していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−211827号公報
従来の障害物検知装置は、障害物検知時に、車両に搭乗している搭乗者の快適さを考慮していないという課題があった。例えば、路面荒れによる車両の揺れを不快に感じるか否かは個人差がある。そのため、従来の障害物検知装置が障害物として検知した路面荒れを搭乗者が不快に感じる場合、車両はその路面荒れを回避することが望ましい。一方、上記路面荒れを搭乗者が不快に感じない場合、車両はその路面荒れを回避する必要がない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車両に搭乗している搭乗者の快適さを考慮した障害物検知を行うことを目的とする。
この発明に係る障害物検知装置は、車両の状態を表す数値である車両状態情報と車両の搭乗者の状態を示す搭乗者状態情報とを取得する情報取得部と、搭乗者状態情報を用いて搭乗者の快適度合いを表す数値を算出する快適度合い算出部と、車両の状態と搭乗者の快適度合いとを用いて障害物を検知する障害物検知部とを備えるものである。
この発明によれば、車両の状態と搭乗者の快適度合いとを用いて障害物を検知するようにしたので、車両に搭乗している搭乗者の快適さを考慮した障害物検知を行うことができる。
実施の形態1に係る障害物検知システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る障害物検知装置による障害物検知動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る障害物検知装置による障害物回避動作の一例を示すフローチャートである。 図4A、図4B、及び図4Cは、実施の形態1に係る障害物検知装置による回避モードの例を示す図である。 実施の形態1に係る障害物検知装置による速度制限モードの例を示す図である。 実施の形態1に係る障害物検知システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る障害物検知装置の変形例を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る障害物検知システムの構成例を示すブロック図である。障害物検知システムは、車両1に搭載された障害物検知装置3と、車外に設けられたサーバ装置10とを含む。図1では1台の車両1に搭載された1つの障害物検知装置3のみが示されているが、サーバ装置10は、複数の車両1に搭載された複数の障害物検知装置3との間で通信可能である。
車両1には、センサ類2と、障害物検知装置3とが搭載されている。センサ類2は、例えば、車両1の傾きを検出するジャイロセンサ、車両1の加速度を検出する加速度センサ、又は車両1の速度を検出する速度センサのうちの少なくとも1つを含む。また、センサ類2は、車両1の搭乗者の顔を撮像するカメラ、搭乗者の心拍数を測定する心拍計、又は搭乗者の呼吸パターンを測定する呼吸センサのうちの少なくとも1つを含む。搭乗者は、車両1に搭乗している搭乗者全員であってもよいし、車両1に搭乗している搭乗者のうちの少なくとも1人であってもよい。
障害物検知装置3は、情報取得部4、快適度合い算出部5、及び障害物検知部6を備える。また、障害物検知装置3は、情報取得部4、快適度合い算出部5、及び障害物検知部6に加えて、通信部7、回避判定部8、及び制御部9を備えてもよい。
情報取得部4は、車両1の状態を表す数値である車両状態情報と、車両1の搭乗者の状態を示す搭乗者状態情報とを、センサ類2から取得する。車両状態情報は、車両1の傾き、加速度、又は速度のうちの少なくとも1つを含む。搭乗者状態情報は、車両1の搭乗者の顔画像、心拍数、又は呼吸パターンのうちの少なくとも1つを含む。情報取得部4は、取得した車両状態情報を障害物検知部6へ出力する。また、情報取得部4は、取得した搭乗者状態情報を快適度合い算出部5へ出力する。
快適度合い算出部5は、搭乗者状態情報を用いて、搭乗者の快適度合いを表す数値を算出する。快適度合いは、例えば、「0%」から「100%」までの数値で表され、数値が大きいほど搭乗者が快適な状態である。例えば、快適度合い算出部5は、搭乗者状態情報が搭乗者の顔画像を含む場合、顔画像を用いて表情を推定し、推定した表情を快適度合いの数値に換算する。快適度合い算出部5は、搭乗者状態情報が顔画像、心拍数、又は呼吸パターンのうちの2つ以上を含む場合、2つ以上の情報を総合して快適度合いの数値を算出すればよい。なお、表情、心拍数、又は呼吸パターンを用いた快適度合いの算出には周知の技術を用いればよいため、詳細な説明を省略する。
快適度合い算出部5は、複数の搭乗者の搭乗者状態情報を情報取得部4から取得した場合、複数の搭乗者を代表するような1つの快適度合いを表す数値を算出する。複数の搭乗者を代表する数値とは、例えば、複数の搭乗者の快適度合いを表す複数の数値から求まる平均値、又は複数の搭乗者の快適度合いを表す複数の数値のうちの最も小さい数値若しくは最も大きい数値である。快適度合い算出部5は、算出した快適度合いを表す数値を、障害物検知部6へ出力する。
障害物検知部6は、情報取得部4からの車両状態情報と、快適度合い算出部5からの快適度合いを表す数値とを用いて、車両1の搭乗者が不快に感じる障害物を検知する。障害物検知部6は、車両1の状態を表す数値が閾値以上である場合に車両1が走行中の場所を障害物として検知する。例えば、車両1の傾きの変化量が閾値以上である場合、障害物検知部6は、この場所を障害物(例えば、路面の凹凸)として検知する。
障害物を不快に感じるか否かには個人差がある。例えば、路面の大きな凹凸は、車両1の傾きの変化量が大きいため、多くの搭乗者が不快に感じる。一方、砂利道のような小さな凹凸は、車両1の傾きの変化量が小さいため、快適さの感じ方に個人差がある。そこで、障害物検知部6は、障害物検知のための閾値を、所定期間において快適度合い算出部5により算出された搭乗者の快適度合いを表す数値の分布に基づいて設定する。具体例として、障害物検知部6は、車両1の傾きの変化量についての閾値を、出発地点から現在地点までの走行期間において快適度合い算出部5により算出された搭乗者の快適度合いを表す数値の分布と情報取得部4から取得した車両1の傾きの数値の分布とに基づいて設定する。搭乗者の快適度合いを表す数値の分布が大きい数値に偏っている場合、この搭乗者は、車両1の傾きの変化量が小さい障害物を不快に感じない。この場合、障害物検知部6は、情報取得部4から取得した車両1の傾きの数値の分布から相対的に大きい数値を閾値として用いて障害物を検知することにより、路面の大きな凹凸を障害物として検知し、砂利道のような小さな凹凸を障害物として検知しない。一方、搭乗者の快適度合いを表す数値の分布が小さい数値に偏っている場合、この搭乗者は、車両1の傾きの変化量が小さい障害物でも不快に感じる。この場合、障害物検知部6は、情報取得部4から取得した車両1の傾きの数値の分布から相対的に小さい数値を閾値として用いて障害物を検知することにより、路面の大きな凹凸だけでなく、砂利道のような小さな凹凸も障害物として検知することができる。
また、障害物検知部6は、車両1の加速度の変化量が閾値以上である場合、この場所を障害物として検知してもよい。また、障害物検知部6は、車両1の速度の変化量が閾値以上である場合、この場所を障害物として検知してもよい。障害物検知部6は、これらの閾値も、傾きの変化量についての閾値と同様に、搭乗者の快適度合いを表す数値の分布に基づいて設定すればよい。
なお、障害物検知部6は、搭乗者の快適度合いを表す数値の分布に基づいて閾値を設定する以外にも、搭乗者に閾値を設定させてもよい。
障害物検知部6は、車両状態情報が傾き、加速度、又は速度のうちのいずれか1つを含む場合、傾き、加速度、又は速度のうちのいずれか1つの変化量と閾値とを比較する。これに対し、障害物検知部6は、車両状態情報が傾き、加速度、及び速度を含む場合、傾きの変化量と閾値との比較、加速度の変化量と閾値との比較、及び速度の変化量と閾値との比較を行う。そして、障害物検知部6は、傾き、加速度、及び速度のうち、2つ以上の数値が閾値以上である場合に、車両1が走行中の場所を障害物として検知する。または、障害物検知部6は、傾き、加速度、及び速度のうち、少なくとも1つの数値が閾値以上である場合に、車両1が走行中の場所を障害物として検知してもよい。
障害物検知部6は、検知した障害物に関する情報(例えば、場所)と、この障害物の検知に用いた車両1の状態を表す数値とを、障害物情報として通信部7へ出力する。障害物検知部6は、例えば、図示しないカーナビゲーション装置等から、車両1が走行中の場所を示す位置情報を取得すればよい。なお、障害物検知部6は、例えば車両1の周囲を撮像するカメラ(不図示)から撮像画像を取得し、取得した撮像画像を用いて路面上における障害物の位置及び大きさ等を検知し、検知した障害物の位置及び大きさ等を障害物情報に含めてもよい。
また、障害物検知部6は、設定した閾値を回避判定部8へ出力する。
通信部7は、サーバ装置10と無線通信を行う。通信部7は、障害物検知部6からの障害物情報を、サーバ装置10へ送信する。また、通信部7は、車両1が走行する予定の経路(以下、「走行予定経路」と称する)上に存在する障害物に関する障害物情報を、サーバ装置10から受信して回避判定部8へ出力する。走行予定経路は、例えば、図示しないカーナビゲーション装置等により設定される。
サーバ装置10は、障害物情報を、障害物検知装置3から収集して蓄積する。サーバ装置10に蓄積された障害物情報は、複数の車両1に搭載された複数の障害物検知装置3によって共有される。そして、通信部7から車両1の走行予定経路上に存在する障害物に関する障害物情報の要求があった場合、サーバ装置10は、蓄積した障害物情報の中から該当する障害物情報を抽出して車両1の通信部7へ送信する。
回避判定部8は、通信部7がサーバ装置10から受信した障害物情報に基づき、この障害物情報に含まれる車両1の状態を表す数値が、障害物検知部6により設定された閾値以上である場合、この障害物情報に含まれる障害物を車両1が回避すべき障害物と判定する。
通信部7がサーバ装置10から受信した障害物情報に含まれる障害物は、車両1とは別の車両1(以下、「他車両」と称する)に搭載された障害物検知装置3によって検知された障害物である可能性が高い。他車両の障害物検知装置3によって検知された障害物は、この他車両の搭乗者が不快に感じる障害物である。上述したように、障害物を不快に感じるか否かには個人差があるため、他車両の搭乗者が不快に感じた障害物を、同じように車両1の搭乗者が不快に感じるとは限らない。
そこで、障害物検知装置3は、他車両の搭乗者が不快に感じた障害物を、車両1の搭乗者が不快に感じると推定される場合、この障害物を回避し、車両1の搭乗者が不快に感じないと推定される場合、この障害物を回避しないようにする。具体的には、回避判定部8は、車両1の搭乗者の感性にあう閾値、つまり障害物検知部6により設定された閾値を、サーバ装置10から受信した障害物情報に含まれる他車両の状態を表す数値と比較する。回避判定部8は、他車両の状態を表す数値が閾値以上である場合、この障害物を車両1の搭乗者が不快に感じると推定されるため、この障害物を車両1が回避すべき障害物と判定する。一方、回避判定部8は、他車両の状態を表す数値が閾値未満である場合、この障害物を車両1の搭乗者が不快に感じないと推定されるため、この障害物を車両1が回避する必要のない障害物と判定する。回避判定部8は、回避すべきと判定した障害物情報を、制御部9へ出力する。
回避判定部8は、障害物情報が傾き、加速度、又は速度のうちのいずれか1つを含む場合、傾き、加速度、又は速度のうちのいずれか1つの変化量と閾値とを比較する。これに対し、回避判定部8は、障害物情報が傾き、加速度、及び速度を含む場合、傾きの変化量と閾値との比較、加速度の変化量と閾値との比較、及び速度の変化量と閾値との比較を行う。そして、回避判定部8は、傾き、加速度、及び速度のうち、2つ以上の数値が閾値以上である場合に、車両1が回避すべき障害物と判定する。または、回避判定部8は、傾き、加速度、及び速度のうち、少なくとも1つの数値が閾値以上である場合に、車両1が回避すべき障害物と判定してもよい。
制御部9は、図示しないカーナビゲーション装置等により設定された走行予定経路に沿って、車両1の自動運転を行う。制御部9は、自動運転中、回避判定部8からの障害物情報に基づき、回避判定部8により回避すべきと判定された障害物を回避するように車両1の速度及び方向等を制御する。障害物回避方法の詳細は後述する。
次に、障害物検知装置3の動作を説明する。障害物検知装置3の動作は、図2のフローチャートに示される障害物を検知する動作と、図3のフローチャートに示される障害物を回避する動作とに大別される。
図2は、実施の形態1に係る障害物検知装置3による障害物検知動作の一例を示すフローチャートである。障害物検知装置3は、例えば、車両1が走行予定経路に沿った走行を開始すると図2のフローチャートに示される動作を開始し、車両1が目的地に到着するまでこの動作を繰り返す。
ステップST1において、情報取得部4は、センサ類2から車両状態情報と搭乗者状態情報とを取得する。
ステップST2において、快適度合い算出部5は、情報取得部4により取得された搭乗者状態情報を用いて、車両1の搭乗者の快適度合いを表す数値を算出する。
ステップST3において、障害物検知部6は、情報取得部4により取得された車両状態情報と快適度合い算出部5により算出された搭乗者の快適度合いとを用いて、車両1の搭乗者が不快に感じる障害物を検知する。障害物検知部6が障害物を検知した場合(ステップST4“YES”)、処理はステップST5へ進み、障害物検知部6が障害物を検知しなかった場合(ステップST4“NO”)、図2のフローチャートに示される動作は終了する。
ステップST5において、通信部7は、障害物検知部6により検知された障害物の情報と、この障害物の検知に用いられた車両1の状態を表す数値とを含む障害物情報を、サーバ装置10へ送信する。
なお、通信部7は、障害物が検知される都度、障害物情報をサーバ装置10へ送信してもよいし、車両1が目的地へ到着する等の所定のタイミングで障害物情報をまとめてサーバ装置10へ送信してもよい。
図3は、実施の形態1に係る障害物検知装置3による障害物回避動作の一例を示すフローチャートである。障害物検知装置3は、例えば、車両1が走行予定経路に沿った走行を開始すると図3のフローチャートに示される動作を開始する。
ステップST11において、通信部7は、車両1の走行予定経路上に存在する障害物に関する障害物情報を、サーバ装置10から受信する。車両1の走行予定経路上に複数の障害物が存在する場合、通信部7は、複数の障害物情報すべてを受信する。そして、走行予定経路上の障害物ごとに、ステップST12〜ST15の処理が行われる。
ステップST12において、回避判定部8は、通信部7により受信された障害物情報に含まれる他車両の状態を表す数値が、障害物検知部6により車両1の搭乗者用に設定された閾値以上である場合、この障害物情報に含まれる障害物を回避すべき障害物と判定する(ステップST12“YES”)。一方、回避判定部8は、通信部7により受信された障害物情報に含まれる他車両の状態を表す数値が、障害物検知部6により車両1の搭乗者用に設定された閾値未満である場合、この障害物情報に含まれる障害物を回避する必要がない障害物と判定する(ステップST12“NO”)。
ステップST13において、制御部9は、回避判定部8により判定された回避すべき障害物を車両1が回避可能か否かを判定する。制御部9は、障害物を回避可能と判定した場合(ステップST13“YES”)、ステップST14の回避モードを実施する。一方、制御部9は、障害物を回避不可能と判定した場合(ステップST13“NO”)、ステップST15の速度制限モードを実施する。例えば、制御部9は、車両1の進行方向を変更することにより障害物を回避できる場合、又は車両1の走行予定経路の一部を変更することにより障害物を回避できる場合、回避モードを実施し、それ以外の場合、速度制限モードを実施する。
ステップST14において、制御部9は、車両1の進行方向又は走行予定経路を変更することにより、障害物を回避する。
図4A、図4B、及び図4Cは、実施の形態1に係る障害物検知装置3による回避モードの例を示す図である。図4Aの例では、片側2車線の道路において、車両1が走行している左車線の脇に障害物21が存在する。この場合、制御部9は、回避モードとして実線の矢印で示されるように車両1を左車線における障害物21とは反対の脇に寄せることにより、障害物21を回避する。図4Bの例では、片側2車線の道路において、車両1が走行している左車線の中央に障害物22が存在する。この場合、制御部9は、回避モードとして実線の矢印で示されるように車両1を左車線から右車線に車線変更することにより、障害物22を回避する。図4Cの例では、車両1が一点鎖線の矢印で示される走行予定経路を走行中であり、この走行予定経路上に障害物23が存在する。この場合、制御部9は、回避モードとして実線の矢印で示されるように走行予定経路を一部変更して障害物23が存在しない経路を走行することにより、障害物23を回避する。以上のように、車両1が障害物21,22,23を回避することにより、制御部9による自動運転中、車両1の搭乗者の快適さが保たれる。
ステップST15において、制御部9は、障害物の上を走行するときの車両1の速度を制限する。
図5は、実施の形態1に係る障害物検知装置3による速度制限モードの例を示す図である。図5の例では、車両1が走行している片側1車線の道路上に障害物24が存在する。この障害物24は、例えば、道路を横断する形にひび割れた段差である。この場合、制御部9は、図4A、図4B、又は図4Cのような回避モードを実施して障害物24を回避することができないと判定し、車両1の速度を制限する。具体的には、制御部9は、車両1の搭乗者が不快に感じない車両1の傾きの変化量及び加速度の変化量になるような速度で、障害物24上を走行する。この速度は、制御部9に対して予め与えられていてもよいし、制御部9が、快適度合い算出部5により算出された搭乗者の快適度合いを表す数値と情報取得部4により取得された車両1の状態を表す数値との対応関係に基づいて搭乗者に適した速度を設定してもよい。以上のように、車両1が障害物24上を低速走行することにより、制御部9による自動運転中、車両1の搭乗者の快適さが保たれる。
ステップST16において、制御部9は、車両1が走行予定経路の目的地に到着したか否かを判定する。車両1が目的地に到着した場合(ステップST16“YES”)、図3のフローチャートに示される動作は終了する。車両1が目的地に到着していない場合(ステップST16“NO”)、処理はステップST12へ戻る。
なお、障害物検知装置3が図2のフローチャートに示される動作と図3のフローチャートに示される動作とを並行して行う場合、障害物検知部6は、ステップST3で障害物検知部6が検知した障害物情報と、ステップST11で通信部7により受信された障害物情報とを比較することによって、障害物が無くなったか否かを判定してもよい。例えば、道路が補修されたことにより障害物が無くなった場合、障害物検知部6ではこの障害物が検知されないが、通信部7ではこの障害物に関する障害物情報が受信される。この場合、障害物検知部6は、通信部7を介してサーバ装置10へ、この障害物情報を削除するように通知する。サーバ装置10は、この通知に従って障害物情報を削除することにより、蓄積している障害物情報を最新の状態に保つことができる。
図6は、実施の形態1に係る障害物検知システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
障害物検知装置3における通信部7は、通信装置33である。障害物検知装置3における情報取得部4、快適度合い算出部5、障害物検知部6、回避判定部8、及び制御部9の機能は、メモリ32に格納されるプログラムを実行するプロセッサ31により実現される。情報取得部4、快適度合い算出部5、障害物検知部6、回避判定部8、及び制御部9の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ32に格納される。プロセッサ31は、メモリ32に格納されたプログラムを読みだして実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、障害物検知装置3は、プロセッサ31により実行されるときに、図2及び図3のフローチャートで示されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ32を備える。また、このプログラムは、情報取得部4、快適度合い算出部5、障害物検知部6、回避判定部8、及び制御部9の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
サーバ装置10は、プロセッサ101、メモリ102、及び通信装置103により構成される。プロセッサ101は、通信装置103を介して障害物検知装置3から障害物情報を収集し、収集した障害物情報をメモリ102に蓄積する。また、プロセッサ101は、メモリ102に蓄積している障害物情報を読み出し、読み出した障害物情報を通信装置103を介して障害物検知装置3へ送信する。このようなサーバ装置10の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。プロセッサ101は、メモリ102に格納されたプログラムを読みだして実行することにより、障害物情報を障害物検知装置3から収集して蓄積すると共に蓄積済みの障害物情報を障害物検知装置3へ送信する機能を実現する。即ち、サーバ装置10は、プロセッサ101により実行されるときに、障害物情報を障害物検知装置3から収集して蓄積すると共に蓄積済みの障害物情報を障害物検知装置3へ送信するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。また、このプログラムは、障害物情報を障害物検知装置3から収集して蓄積すると共に蓄積済みの障害物情報を障害物検知装置3へ送信する手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
ここで、プロセッサ31,101とは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、又はマイクロプロセッサ等のことである。
メモリ32,102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク又はフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
以上のように、実施の形態1に係る障害物検知システムは、障害物検知装置3と、サーバ装置10とを備える。障害物検知装置3は、情報取得部4と、快適度合い算出部5と、障害物検知部6とを備える。情報取得部4は、車両1の状態を表す数値である車両状態情報と車両1の搭乗者の状態を示す搭乗者状態情報とを取得する。快適度合い算出部5は、搭乗者状態情報を用いて搭乗者の快適度合いを表す数値を算出する。障害物検知部6は、車両1の状態と搭乗者の快適度合いとを用いて障害物を検知する。サーバ装置10は、障害物検知装置3により検知された障害物とこの障害物の検知に用いられた車両1の状態を表す数値とを含む障害物情報を障害物検知装置3から収集して蓄積する。この構成により、障害物検知装置3は、車両1に搭乗している搭乗者の快適さを考慮した障害物検知を行うことができる。また、サーバ装置10が障害物情報を収集して蓄積することにより、複数の車両間で障害物情報を共有することができる。
また、実施の形態1の障害物検知部6は、快適度合い算出部5により算出された搭乗者の快適度合いを表す数値の分布に基づいて閾値を設定し、車両1の状態を表す数値がこの閾値以上である場合に車両1が走行中の場所を障害物として検知する。この構成により、障害物検知部6は、車両1に搭乗している搭乗者の快適さを考慮した閾値を用いて、障害物検知を行うことができる。
また、実施の形態1に係る障害物検知装置3は、通信部7と、回避判定部8を備える。通信部7は、障害物検知部6により検知された障害物とこの障害物の検知に用いられた車両1の状態を表す数値とを含む障害物情報をサーバ装置10へ送信し、車両1が走行する経路上に存在する障害物に関する障害物情報をサーバ装置10から受信する。回避判定部8は、通信部7により受信された障害物情報に含まれる他車両の状態を表す数値が、障害物検知部6により設定された閾値以上である場合、この障害物情報に含まれる障害物を回避すべき障害物と判定する。障害物検知部6は、快適度合い算出部5により算出された搭乗者の快適度合いを表す数値の分布に基づいて上記閾値を設定する。この構成により、回避判定部8は、他車両の搭乗者が不快に感じた障害物を、自車両の搭乗者が不快に感じるか否か、つまり回避すべきか否かを判定することができる。
また、実施の形態1に係る障害物検知装置3は、制御部9を備える。制御部9は、回避判定部8により判定された回避すべき障害物の上を車両1が走行する場合に車両1の速度を制限する制御を行う。この構成により、制御部9は、障害物を車線変更等によって回避することができない場合でも、速度を抑えて障害物上を走行することによって搭乗者を不快にさせないことが可能となる。
なお、車両1の車種によって車体重量及びサスペンション等の性能が異なるため、同じ障害物であっても車種ごとに車両の傾き等の変化量、つまり車両の状態を表す数値に差が生じる場合がある。そのため、図3のステップST12において回避判定部8が他車両により検知された障害物情報に含まれる他車両の状態を表す数値を判定に用いる場合、この他車両の車種が車両1の車種と異なると、判定精度が低下する可能性がある。
そこで、障害物検知装置3の通信部7は、図2のステップST5において障害物情報をサーバ装置10へ送信する際、車両1の車種情報を障害物情報と併せて送信してもよい。この場合、サーバ装置10は、車種情報と障害物情報とを対応付けて蓄積する。そして、障害物検知装置3の通信部7は、図3のステップST11において走行予定経路上に存在する障害物に関する障害物情報をサーバ装置10から受信する際、車両1と同じ又は類似する車種情報を持つ障害物情報を受信する。この構成により、回避判定部8は、図3のステップST12において、回避すべき障害物か否かの判定を精度よく行うことが可能となる。
なお、実施の形態1では、サーバ装置10が障害物情報を蓄積する構成であったが、障害物検知装置3が障害物情報を蓄積する構成であってもよい。
ここで、図7に、実施の形態1に係る障害物検知装置3の変形例を示す。図7に示される障害物検知装置3は、障害物検知部6、回避判定部8、及び通信部7に代えて、障害物検知部6a、回避判定部8a、及び記憶部40を備える構成である。
障害物検知部6aは、情報取得部4により取得された車両状態情報と快適度合い算出部5により算出された搭乗者の快適度合いとを用いて、車両1の搭乗者が不快に感じる障害物を検知する。障害物検知部6aは、検知した障害物の情報(例えば、場所)と、この障害物の検知に用いられた車両1の状態を表す数値とを含む障害物情報を、記憶部40に記憶させる。
回避判定部8aは、車両1の走行予定経路上に存在する障害物に関する障害物情報を、記憶部40から読み出す。回避判定部8aは、読み出した障害物情報に含まれる車両1の状態を表す数値が、障害物検知部6aにより設定された閾値以上である場合、この障害物情報に含まれる障害物を回避すべき障害物と判定する。
このように、障害物検知装置3は、図7に示される構成である場合にも、車両1に搭乗している搭乗者の快適さを考慮した障害物検知を行うことができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 車両、2 センサ類、3 障害物検知装置、4 情報取得部、5 快適度合い算出部、6,6a 障害物検知部、7 通信部、8,8a 回避判定部、9 制御部、10 サーバ装置、21〜24 障害物、31,101 プロセッサ、32,102 メモリ、33,103 通信装置、40 記憶部。

Claims (10)

  1. 車両の状態を表す数値である車両状態情報と前記車両の搭乗者の状態を示す搭乗者状態情報とを取得する情報取得部と、
    前記搭乗者状態情報を用いて前記搭乗者の快適度合いを表す数値を算出する快適度合い算出部と、
    前記車両の状態と前記搭乗者の快適度合いとを用いて障害物を検知する障害物検知部とを備える障害物検知装置。
  2. 前記車両状態情報は、前記車両の傾き、加速度、又は速度のうちの少なくとも1つを含み、
    前記搭乗者状態情報は、前記搭乗者の顔画像、心拍数、又は呼吸パターンのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
  3. 前記障害物検知部は、前記快適度合い算出部により算出された前記搭乗者の快適度合いを表す数値の分布に基づいて閾値を設定し、前記車両の状態を表す数値が前記閾値以上である場合に前記車両が走行中の場所を障害物として検知することを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
  4. 前記障害物検知部により検知された障害物と前記障害物の検知に用いられた前記車両の状態を表す数値とを含む障害物情報を記憶する記憶部と、
    前記車両が走行する経路上に存在する障害物に関する障害物情報を前記記憶部から取得し、取得した前記障害物情報に含まれる前記車両の状態を表す数値が、前記障害物検知部により設定された前記閾値以上である場合、前記障害物情報に含まれる障害物を回避すべき障害物と判定する回避判定部とを備えることを特徴とする請求項3記載の障害物検知装置。
  5. 前記回避判定部により判定された前記回避すべき障害物の上を前記車両が走行する場合に前記車両の速度を制限する制御を行う制御部を備えることを特徴とする請求項4記載の障害物検知装置。
  6. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の障害物検知装置と、
    前記障害物検知装置により検知された障害物と前記障害物の検知に用いられた車両の状態を表す数値とを含む障害物情報を前記障害物検知装置から収集して蓄積するサーバ装置とを備えることを特徴とする障害物検知システム。
  7. 前記障害物検知装置は、
    前記障害物検知部により検知された障害物と前記障害物の検知に用いられた前記車両の状態を表す数値とを含む障害物情報を前記サーバ装置へ送信し、前記車両が走行する経路上に存在する障害物に関する障害物情報を前記サーバ装置から受信する通信部と、
    前記通信部により受信された障害物情報に含まれる他車両の状態を表す数値が、前記障害物検知部により設定された閾値以上である場合、前記障害物情報に含まれる障害物を回避すべき障害物と判定する回避判定部とを備え、
    前記障害物検知部は、前記快適度合い算出部により算出された前記搭乗者の快適度合いを表す数値の分布に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする請求項6記載の障害物検知システム。
  8. 前記回避判定部により判定された前記回避すべき障害物の上を前記車両が走行する場合に前記車両の速度を制限する制御を行う制御部を備えることを特徴とする請求項7記載の障害物検知装置。
  9. 前記サーバ装置は、前記障害物検知装置から、前記障害物検知装置が搭載されている車両の車種情報を前記障害物情報と併せて収集して蓄積し、
    前記通信部は、自車両と同じ又は類似する車種情報を持つ障害物情報を前記サーバ装置から受信することを特徴とする請求項7記載の障害物検知システム。
  10. 車両の状態を表す数値である車両状態情報と前記車両の搭乗者の状態を示す搭乗者状態情報とを取得する情報取得手順と、
    前記搭乗者状態情報を用いて前記搭乗者の快適度合いを表す数値を算出する快適度合い算出手順と、
    前記車両の状態と前記搭乗者の快適度合いとを用いて障害物を検知する障害物検知手順とを、コンピュータに実行させるための障害物検知プログラム。
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