JP2020134157A - Plc用リレーの故障診断回路 - Google Patents

Plc用リレーの故障診断回路 Download PDF

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Abstract

【課題】診断信号送信回路及び診断信号受信回路の故障を診断することのできるPLC用リレーの故障診断回路を提供する。【解決手段】故障診断回路(10)は、直列に接続されたリレーA(20A)及びリレーB(20B)と、出力点(21)へ診断信号を送信する診断信号送信回路(31)と、入力点(22)から信号を受信する送信回路診断回路(32)と、検出点A(25A)から信号を受信する診断信号受信回路A(35A)と、検出点Aへ信号Aを送信する受信回路診断回路A(36A)と、検出点B(25B)から信号を受信する診断信号受信回路B(35B)と、検出点Bへ信号Bを送信する受信回路診断回路B(36B)と、送信回路診断回路、診断信号受信回路A、及び診断信号受信回路Bの受信結果に基づいて、診断信号送信回路、診断信号受信回路A、診断信号受信回路B、リレーA、及びリレーBの故障を診断する制御部(38)と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、PLC(Programmable Logic Controller)に用いられるリレーの故障を診断する回路に関する。
従来、電源からの出力を負荷側回路に供給するリレー回路において、リレーの故障を診断する回路がある(特許文献1参照)。特許文献1に記載の回路では、リレーの接点の一方に診断信号発生部を接続し、リレーの接点の他方に診断信号を検波する検波部を接続し、検波部からの出力を判定部で判定している。
特開2010−140803号公報
ところで、特許文献1に記載の回路では、診断信号発生部(診断信号送信回路)及び検波部(診断信号受信回路)の故障を診断することができない。このため、診断信号発生部又は検波部が故障している場合に、リレーの故障を正しく診断することができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、診断信号送信回路及び診断信号受信回路の故障を診断することのできるPLC用リレーの故障診断回路を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の手段は、PLC用リレーの故障診断回路であって、
電源に接続される端子Aと、
負荷に接続される端子Bと、
前記端子Aと前記端子Bとの間に直列に接続されたリレーA及びリレーBと、
前記リレーAと前記リレーBとの間の出力点に接続され、前記出力点へ診断信号を送信する診断信号送信回路と、
前記リレーAと前記リレーBとの間の入力点に接続され、前記入力点から信号を受信する送信回路診断回路と、
前記端子Aと前記リレーAとの間の検出点Aに接続され、前記検出点Aから信号を受信する診断信号受信回路Aと、
前記検出点Aに接続され、前記検出点Aへ信号Aを送信する受信回路診断回路Aと、
前記端子Bと前記リレーBとの間の検出点Bに接続され、前記検出点Bから信号を受信する診断信号受信回路Bと、
前記検出点Bに接続され、前記検出点Bへ信号Bを送信する受信回路診断回路Bと、
前記リレーA、前記リレーB、前記診断信号送信回路、前記受信回路診断回路A、及び前記受信回路診断回路Bを制御し、前記送信回路診断回路、前記診断信号受信回路A、及び前記診断信号受信回路Bの受信結果に基づいて、前記診断信号送信回路、前記診断信号受信回路A、前記診断信号受信回路B、前記リレーA、及び前記リレーBの故障を診断する制御部と、
を備える。
上記構成によれば、端子Aが電源に接続され、端子Bが負荷に接続される。端子Aと端子Bとの間には、リレーA及びリレーBが直列に接続されている。このため、リレーA及びリレーBが閉にされることにより、端子Aから端子Bへ電力を供給することができる。
ここで、診断信号送信回路は、リレーAとリレーBとの間の出力点に接続され、出力点へ診断信号を送信する。送信回路診断回路は、リレーAとリレーBとの間の入力点に接続され、入力点から信号を受信する。このため、制御部は、リレーA及びリレーBを開にし、診断信号送信回路により診断信号を送信させ、送信回路診断回路により診断信号を受信させることにより、診断信号送信回路及び送信回路診断回路が正常であるか否か診断することができる。
診断信号受信回路Aは、端子AとリレーAとの間の検出点Aに接続され、検出点Aから信号を受信する。受信回路診断回路Aは、検出点Aに接続され、検出点Aへ信号Aを送信する。このため、制御部は、リレーAを開にし、受信回路診断回路Aにより信号Aを送信させ、診断信号受信回路Aにより信号Aを受信させることにより、受信回路診断回路A及び診断信号受信回路Aが正常であるか否か診断することができる。同様にして、制御部は、受信回路診断回路B及び診断信号受信回路Bが正常であるか否か診断することができる。
そして、制御部は、診断信号送信回路、診断信号受信回路A、及び診断信号受信回路Bが正常であると判定した上で、リレーA及びリレーBの故障を診断することができる。例えば、制御部は、リレーA及びリレーBを開にし、診断信号送信回路により診断信号を送信させ、診断信号受信回路A及び診断信号受信回路Bにより診断信号を受信させることにより、リレーA及びリレーBがそれぞれ閉固着しているか否か診断することができる。
リレーA及びリレーBの故障を正しく診断するためには、診断信号送信回路が正常であることが必要となる。
この点、第2の手段では、前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記送信回路診断回路により前記診断信号を受信した場合に、前記診断信号送信回路が正常であると診断する。こうした構成によれば、リレーAが開にされているため、端子Aや受信回路診断回路AからリレーAを介して送信回路診断回路へ信号が入力されることを抑制することができる。そして、診断信号送信回路により診断信号を送信させ、送信回路診断回路により診断信号を受信した場合は、診断信号送信回路及び送信回路診断回路が正常に動作していると推定できるため、診断信号送信回路が正常であると診断することができる。
第3の手段では、前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記送信回路診断回路により前記診断信号を受信しなかった場合に、前記診断信号送信回路又は送信回路診断回路が故障していると診断する。こうした構成によれば、診断信号送信回路又は送信回路診断回路が故障していると診断することもできる。
リレーAの故障を正しく診断するためには、診断信号受診回路Aが正常であることが必要となる。
この点、第4の手段では、前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Aにより前記信号Aを送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記信号Aを受信した場合に、前記診断信号受信回路Aが正常であると診断する。こうした構成によれば、リレーA及びリレーBが開にされているため、診断信号送信回路や受信回路診断回路BからリレーA及びリレーBを介して診断信号受信回路Aへ信号が入力されることを抑制することができる。そして、受信回路診断回路Aにより信号Aを送信させ、診断信号受信回路Aにより信号Aを受信した場合は、受信回路診断回路A及び診断信号受信回路Aが正常に動作していると推定できるため、診断信号受信回路Aが正常であると診断することができる。
第5の手段では、前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Aにより前記信号Aを送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記信号Aを受信しなかった場合に、前記受信回路診断回路A又は前記診断信号受信回路Aが故障していると診断する。こうした構成によれば、受信回路診断回路A又は診断信号受信回路Aが故障していると診断することもできる。
第6の手段では、前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Bにより前記信号Bを送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記信号Bを受信した場合に、前記診断信号受信回路Bが正常であると診断する。こうした構成によれば、第4の手段と同様に、診断信号受信回路Bが正常であると診断することができる。
第7の手段では、前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Bにより前記信号Bを送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記信号Bを受信しなかった場合に、前記受信回路診断回路B又は前記診断信号受信回路Bが故障していると診断する。こうした構成によれば、第5の手段と同様に、受信回路診断回路B又は診断信号受信回路Bが故障していると診断することができる。
第8の手段では、前記制御部は、前記診断信号送信回路、前記診断信号受信回路A、及び前記診断信号受信回路Bが正常であると判定されたことを条件として、前記リレーA及び前記リレーBの故障を診断する。こうした構成によれば、診断信号送信回路、診断信号受信回路A、及び診断信号受信回路Bが正常な状態で、リレーA及びリレーBの故障を診断することができるため、リレーA及びリレーBの故障を正しく診断することができる。
第9の手段では、前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記診断信号を受信した場合に、前記リレーAが閉固着していると診断し、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記診断信号を受信した場合に、前記リレーBが閉固着していると診断し、前記リレーA及び前記リレーBの一方が閉固着していると診断した場合に、他方を強制的に開にする。
上記構成によれば、制御部は、リレーA及びリレーBを開にし、診断信号送信回路により診断信号を送信させ、診断信号受信回路Aにより診断信号を受信した場合に、リレーAが閉固着していると診断する。同様にして、制御部は、リレーBの閉固着を診断する。そして、制御部は、リレーA及びリレーBの一方が閉固着していると診断した場合に、他方を強制的に開にするため、端子Aから端子Bへの電力供給を遮断することができる。
第10の手段では、前記制御部は、前記リレーAを閉にし、前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記診断信号を受信しなかった場合に、前記リレーAが開固着していると診断し、前記リレーAを開にし、前記リレーBを閉にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記診断信号を受信しなかった場合に、前記リレーBが開固着していると診断する。
上記構成によれば、制御部は、リレーAを閉にし、リレーBを開にし、診断信号送信回路により診断信号を送信させ、診断信号受信回路Aにより診断信号を受信しなかった場合に、リレーAが開固着していると診断することができる。同様にして、制御部は、リレーBの開固着を診断することができる。
PLC用リレーモジュールを示す模式図。 送信回路診断の手順を示すフローチャート。 受信回路診断の手順を示すフローチャート。 閉固着診断の手順を示すフローチャート。 開固着路診断の手順を示すフローチャート。
以下、PLCに用いられるリレーモジュールに具現化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、リレーモジュール10(PLC用リレーの故障診断回路)は、リレー20A,20B、端子15A,15B、送信回路31、受信回路35A,35B、診断回路32、36A,36B、及び制御回路38等を備えている。リレーモジュール10は、PLCに組み込まれる一体のモジュールとして形成されている。
リレー20A(リレーA)とリレー20B(リレーB)とは、端子15Aと端子15Bとの間に直列に接続されている。リレー20A,20Bは、それぞれ接点20c及びコイル20dを備えている。接点20cは、コイル20dに通電されていない状態で開となり、コイル20dに通電されている状態で閉となる。すなわち、リレー20A,20Bは常開式(ノーマリーオープン)のリレーである。
リレー20A,20Bのコイル20d一端には、それぞれ電源24A,24Bが接続されており、他端にはそれぞれスイッチ23A,23Bが接続されている。スイッチ23A,23Bのコイル20dと反対側の端部は、アースに接続されている。スイッチ23Aが閉となることで、リレー20Aのコイル20dに通電され、リレー20Aの接点20cが閉となる。スイッチ23Bが閉となることで、リレー20Bのコイル20dに通電され、リレー20Aの接点20cが閉となる。スイッチ23A,23Bの開閉は、制御回路38により制御される。
端子15A(端子A)は電源11に接続されている。端子15B(端子B)は負荷12に接続されている。負荷12の端子15Bと反対側の端部はアースに接続されている。負荷12(電気負荷)は、種々の電気機器あるいは電気回路、又はそれらの組み合わせである。
電源11は、端子15Aへ電力を供給する。電源11は、交流電源であってもよいし、直流電源であってもよい。ただし、後述する各種の診断を実行する際には、電源11は電力供給を停止する。リレー20A及びリレー20Bが閉にされることにより、端子15Aから端子15Bへ電力が供給される。これにより、端子15Bから負荷12へ電力が供給される。
送信回路31(診断信号送信回路)は、リレー20Aとリレー20Bとの間の出力点21に接続されている。送信回路31は、出力点21へ診断パルスを送信する回路である。診断パルス(診断信号)は、所定期間継続するハイレベルのパルス信号である。送信回路31は、制御回路38により制御される。
診断回路32(送信回路診断回路)は、リレー20Aとリレー20Bとの間の入力点22に接続されている。診断回路32は、入力点22から信号を受信し、ハイレベル又はローレベルの受信結果を制御回路38へ送信する回路である。診断回路32は、入力点22から受信した信号がハイレベルの場合に、ハイレベルの受信結果を制御回路38へ送信する。診断回路32は、入力点22から受信した信号がローレベルの場合に、ローレベルの受信結果を制御回路38へ送信する。なお、送信回路31及び出力点21の位置と、診断回路32及び入力点22の位置とは、互いに入れ替え可能である。
端子15Aとリレー20Aとの間の検出点25A(検出点A)には、受信回路35Aが接続されている。受信回路35A(診断信号受信回路A)は、検出点25Aから信号を受信し、ハイレベル又はローレベルの受信結果を制御回路38へ送信する回路である。
検出点25Aには、診断回路36Aが接続されている。診断回路36A(受信回路診断回路A)は、検出点25AへパルスAを送信する回路である。パルスA(信号A)は、所定期間継続するハイレベルのパルス信号である。診断回路36Aは、制御回路38により制御される。
端子15Bとリレー20Bとの間の検出点25B(検出点B)には、受信回路35Bが接続されている。受信回路35B(診断信号受信回路B)は、検出点25Bから信号を受信し、ハイレベル又はローレベルの受信結果を制御回路38へ送信する回路である。
検出点25Bには、診断回路36Bが接続されている。診断回路36B(受信回路診断回路B)は、検出点25BへパルスBを送信する回路である。パルスB(信号B)は、所定期間継続するハイレベルのパルス信号である。診断回路36Bは、制御回路38により制御される。
制御回路38(制御部)は、CPU、ROM、RAM、及び入出力インターフェース等を含むマイクロコンピュータである。制御回路38は、スイッチ23A,23B(リレー20A,20B)、送信回路31、及び診断回路36A,36Bを制御する。制御回路38は、電源11から負荷12へ電力を供給させる場合にリレー20A,20Bを共に閉にし、電源11から負荷12へ電力を供給させない場合にリレー20A,20Bを共に開にする。制御回路38は、診断回路32,受信回路35A,35Bの受信結果を入力する。制御回路38は、診断回路32,受信回路35A,35Bの受信結果に基づいて、送信回路31、受信回路35A,35B、及びリレー20A,20Bの故障を診断する。具体的には、制御回路38は、送信回路診断、受信回路診断、閉固着診断、及び開固着診断を実行する。なお、制御回路38は、上位の制御装置により制御される。
図2は、送信回路診断の手順を示すフローチャートである。この一連の処理は、制御回路38により最初の診断として実行される。
まず、リレー20A,20Bに対する現在の開閉命令を記録する(S10)。リレー20A,20Bへ開命令を出力する(S11)。具体的には、スイッチ23A,23Bを開にする信号を出力する。送信回路31により診断パルスを送信させる(S12)。
続いて、診断回路32が診断パルスを受信したか否か判定する(S13)。具体的には、送信回路31により診断パルスを送信させてから所定の診断期間以内に、診断回路32がハイレベルの信号を受信したか否か判定する。この判定において、診断回路32が診断パルスを受信しなかったと判定した場合(S13:NO)、送信回路31が異常であると判定する(S14)。送信回路31により診断パルスを停止させる(S15)。送信回路31又は診断回路32が故障であると診断する(S16)。その後、この一連の処理を終了する。なお、S12の処理が実行されてからS18の処理が実行されるまでが、所定の診断期間に相当する。
一方、S13の判定において、診断回路32が診断パルスを受信したと判定した場合(S13:YES)、送信回路31が正常であると判定する(S17)。送信回路31により診断パルスを停止させる(S18)。
続いて、S10の処理で記録された開閉命令が閉命令であるか否か判定する(S19)。この判定において、記録された開閉命令が閉命令であると判定した場合(S19:YES)、リレー20A,20Bへ閉命令を出力する(S20)。具体的には、スイッチ23A,23Bを閉にする信号を出力する。その後、この一連の処理を終了する。
一方、S19の判定において、記録された開閉命令が閉命令でないと判定した場合(S19:NO)、リレー20A,20Bへ開命令を出力する(S21)。具体的には、スイッチ23A,23Bを開にする信号を出力する。その後、この一連の処理を終了する。
図3は、受信回路診断の手順を示すフローチャートである。この一連の処理は、上記送信回路診断により送信回路31が正常であると判定されていることを条件として、制御回路38により実行される。すなわち、送信回路診断により送信回路31が異常であると判定されている場合は、受信回路35A,35Bを正しく診断することができないため、受信回路診断を実行しない。
S30,31の処理は、それぞれS10,S11の処理と同一である。
診断回路36AによりパルスAを送信させる(S32)。受信回路35AがパルスAを受信したか否か判定する(S33)。具体的には、診断回路36AによりパルスAを送信させてから所定の診断期間以内に、受信回路35Aがハイレベルの信号を受信したか否か判定する。この判定において、受信回路35AがパルスAを受信しなかったと判定した場合(S33:NO)、受信回路35Aが異常であると判定する(S34)。一方、この判定において、受信回路35AがパルスAを受信したと判定した場合(S33:YES)、受信回路35Aが正常であると判定する(S35)。診断回路36AによりパルスAを停止させる(S36)。なお、S32の処理が実行されてからS36の処理が実行されるまでが、所定の診断期間に相当する。
診断回路36BによりパルスBを送信させる(S37)。受信回路35BがパルスBを受信したか否か判定する(S38)。具体的には、診断回路36BによりパルスBを送信させてから所定の診断期間以内に、受信回路35Bがハイレベルの信号を受信したか否か判定する。この判定において、受信回路35BがパルスBを受信しなかったと判定した場合(S38:NO)、受信回路35Bが異常であると判定する(S39)。一方、この判定において、受信回路35BがパルスBを受信したと判定した場合(S38:YES)、受信回路35Bが正常であると判定する(S40)。診断回路36BによりパルスBを停止させる(S41)。なお、S37の処理が実行されてからS41の処理が実行されるまでが、所定の診断期間に相当する。
続いて、受信回路35A又は受信回路35Bが異常であるか否か判定する(S42)。この判定において、受信回路35A又は受信回路35Bが異常であると判定した場合(S42:YES)、受信回路35A,35B、及び診断回路36A,36Bのいずれかが故障であると診断する(S43)。その後、この一連の処理を終了する。
一方、S42の判定において、受信回路35A及び受信回路35Bのいずれも異常でない(いずれも正常である)と判定した場合(S42:NO)、S44の処理へ進む。
S44〜S46の処理は、それぞれS19〜S21の処理と同一である。その後、この一連の処理を終了する。
図4は、閉固着診断の手順を示すフローチャートである。この一連の処理は、上記送信回路診断により送信回路31が正常であると判定されていること、及び上記受信回路診断により受信回路35A,35Bが正常であると判定されていることを条件として、制御回路38により実行される。すなわち、送信回路31が異常であると判定されている場合、又は受信回路35A,35Bのいずれかが異常であると判定されている場合は、リレー20A,20Bの閉固着を正しく診断することができないため、閉固着診断(リレー20A,20Bの故障診断)を実行しない。
S50〜S52の処理は、それぞれS10〜S12の処理と同一である。
受信回路35Aが診断パルスを受信したか否か判定する(S53)。この判定において、受信回路35Aが診断パルスを受信したと判定した場合(S53:YES)、リレー20Aが閉固着であると判定する(S54)。一方、この判定において、受信回路35Aが診断パルスを受信しなかったと判定した場合(S53:NO)、リレー20Aが正常であると判定する(S55)。
続いて、受信回路35Bが診断パルスを受信したか否か判定する(S56)。この判定において、受信回路35Bが診断パルスを受信したと判定した場合(S56:YES)、リレー20Bが閉固着であると判定する(S57)。一方、この判定において、受信回路35Bが診断パルスを受信しなかったと判定した場合(S56:NO)、リレー20Bが正常であると判定する(S58)。送信回路31により診断パルスを停止させる(S59)。
続いて、リレー20A又はリレー20Bが閉固着であるか否か判定する(S60)。この判定において、リレー20A又はリレー20Bが閉固着であると判定した場合(S60:YES)、リレー20A,20Bへ開命令を出力する(S61)。すなわち、リレー20A及びリレー20Bの一方が閉固着していると診断した場合に、他方を強制的に開にする。リレー20A,20Bが閉固着故障であると診断する(S62)。その後、この一連の処理を終了する。
一方、S60の判定において、リレー20A及びリレー20Bのいずれも閉固着でないと判定した場合(S60:NO)、S63の処理へ進む。
S63〜S65の処理は、それぞれS19〜S21の処理と同一である。その後、この一連の処理を終了する。
図5は、開固着診断の手順を示すフローチャートである。この一連の処理は、上記送信回路診断により送信回路31が正常であると判定されていること、及び上記受信回路診断により受信回路35A,35Bが正常であると判定されていることを条件として、制御回路38により実行される。すなわち、送信回路31が異常であると判定されている場合、又は受信回路35A,35Bのいずれかが異常であると判定されている場合は、リレー20A,20Bの開固着を正しく診断することができないため、開固着診断(リレー20A,20Bの故障診断)を実行しない。
S70の処理はS10の処理と同一である。リレー20Aへ閉命令を出力し、リレー20Bへ開命令を出力する(S71)。送信回路31により診断パルスを送信させる(S72)。
受信回路35Aが診断パルスを受信したか否か判定する(S73)。この判定において、受信回路35Aが診断パルスを受信したと判定した場合(S73:YES)、リレー20Aが正常であると判定する(S74)。一方、この判定において、受信回路35Aが診断パルスを受信しなかったと判定した場合(S73:NO)、リレー20Aが開固着であると判定する(S75)。
続いて、リレー20Aへ開命令を出力し、リレー20Bへ閉命令を出力する(S76)。
受信回路35Bが診断パルスを受信したか否か判定する(S77)。この判定において、受信回路35Bが診断パルスを受信したと判定した場合(S77:YES)、リレー20Bが正常であると判定する(S78)。一方、この判定において、受信回路35Bが診断パルスを受信しなかったと判定した場合(S77:NO)、リレー20Bが開固着であると判定する(S79)。送信回路31により診断パルスを停止させる(S80)。
続いて、リレー20A又はリレー20Bが開固着であるか否か判定する(S81)。この判定において、リレー20A又はリレー20Bが開固着であると判定した場合(S81:YES)、リレー20Bへ開命令を出力する(S82)。リレー20A,20Bが開固着故障であると診断する(S83)。その後、この一連の処理を終了する。
一方、S81の判定において、リレー20A及びリレー20Bのいずれも開固着でないと判定した場合(S81:NO)、S84の処理へ進む。
S84〜S86の処理は、それぞれS19〜S21の処理と同一である。その後、この一連の処理を終了する。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・受信回路35Aは、端子15Aとリレー20Aとの間の検出点25Aに接続され、検出点25Aから信号を受信する。診断回路36Aは、検出点25Aに接続され、検出点25AへパルスAを送信する。このため、制御回路38は、リレー20Aを開にし、診断回路36AによりパルスAを送信させ、受信回路35AによりパルスAを受信させることにより、診断回路36A及び受信回路35Aが正常であるか否か診断することができる。同様にして、制御回路38は、診断回路36B及び受信回路35Bが正常であるか否か診断することができる。
・制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bを開にし、送信回路31により診断パルスを送信させ、診断回路32により診断パルスを受信した場合に、送信回路31が正常であると診断する。こうした構成によれば、リレー20Aが開にされているため、端子15Aや診断回路36Aからリレー20Aを介して診断回路32へ信号が入力されることを抑制することができる。そして、送信回路31により診断パルスを送信させ、診断回路32により診断パルスを受信した場合は、送信回路31及び診断回路32が正常に動作していると推定できるため、送信回路31が正常であると診断することができる。
・制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bを開にし、送信回路31により診断パルスを送信させ、診断回路32により診断パルスを受信しなかった場合に、送信回路31又は診断回路32が故障していると診断する。こうした構成によれば、送信回路31又は診断回路32が故障していると診断することもできる。
・制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bを開にし、診断回路36AによりパルスAを送信させ、受信回路35AによりパルスAを受信した場合に、受信回路35Aが正常であると診断する。こうした構成によれば、リレー20A及びリレー20Bが開にされているため、送信回路31や診断回路36Bからリレー20A及びリレー20Bを介して受信回路35Aへ信号が入力されることを抑制することができる。そして、診断回路36AによりパルスAを送信させ、受信回路35AによりパルスAを受信した場合は、診断回路36A及び受信回路35Aが正常に動作していると推定できるため、受信回路35Aが正常であると診断することができる。
・制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bを開にし、診断回路36AによりパルスAを送信させ、受信回路35AによりパルスAを受信しなかった場合に、診断回路36A又は受信回路35Aが故障していると診断する。こうした構成によれば、診断回路36A又は受信回路35Aが故障していると診断することもできる。
・制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bを開にし、診断回路36BによりパルスBを送信させ、受信回路35BによりパルスBを受信した場合に、受信回路35Bが正常であると診断する。こうした構成によれば、受信回路35Bが正常であると診断することができる。
・制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bを開にし、診断回路36BによりパルスBを送信させ、受信回路35BによりパルスBを受信しなかった場合に、診断回路36B又は受信回路35Bが故障していると診断する。こうした構成によれば、診断回路36B又は受信回路35Bが故障していると診断することができる。
・制御回路38は、送信回路31、受信回路35A、及び受信回路35Bが正常であると判定されたことを条件として、リレー20A及びリレー20Bの故障を診断する。こうした構成によれば、送信回路31、受信回路35A、及び受信回路35Bが正常な状態で、リレー20A及びリレー20Bの故障を診断することができるため、リレー20A及びリレー20Bの故障を正しく診断することができる。
・制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bを開にし、送信回路31により診断パルスを送信させ、受信回路35Aにより診断パルスを受信した場合に、リレー20Aが閉固着していると診断する。同様にして、制御回路38は、リレー20Bの閉固着を診断する。そして、制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bの一方が閉固着していると診断した場合に、他方を強制的に開にするため、端子15Aから端子Bへの電力供給を遮断することができる。
・制御回路38は、リレー20Aを閉にし、リレー20Bを開にし、送信回路31により診断パルスを送信させ、受信回路35Aにより診断パルスを受信しなかった場合に、リレー20Aが開固着していると診断することができる。同様にして、制御回路38は、リレー20Bの開固着を診断することができる。
なお、上記の実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・図5のS82の処理において、制御回路38はリレー20A,20Bへ開命令を出力してもよい。すなわち、制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bの一方が開固着していると診断した場合に、他方を強制的に開にしてもよい。
・図5のS73,S75において、リレー20Aが開固着であると判定した場合に、制御回路38は、リレー20Bへ開命令を出力して開固着診断を終了してもよい。すなわち、制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bの一方が開固着であると判定した場合に、他方の開固着を判定することなく、他方を強制的に開にしてもよい。
・図4のS53,S54において、リレー20Aが閉固着であると判定した場合に、制御回路38は、リレー20Bへ開命令を出力して閉固着診断を終了してもよい。すなわち、制御回路38は、リレー20A及びリレー20Bの一方が閉固着であると判定した場合に、他方の閉固着を判定することなく、他方を強制的に開にしてもよい。
・制御回路38は、リレー20A(20B)を開にし、リレー20B(リレー20A)を閉にして、診断回路36A(36B)によりパルスA(パルスB)を送信させ、受信回路35A(35B)によりパルスA(パルスB)を受信した場合に、受信回路35A(35B)が正常であると診断してもよい。
・制御回路38は、図4の閉固着診断及び図5の開固着診断を、図2の送信回路診断及び図3の受信回路診断よりも先に実行することもできる。そして、送信回路診断により送信回路31又は診断回路32が故障であると診断された場合に、閉固着診断の結果及び開固着診断の結果を無効化してもよい。同様に、受信回路診断により受信回路35A又は診断回路36Aが故障であると診断された場合に、リレー20Aの閉固着診断の結果及び開固着診断の結果を無効化してもよい。また、受信回路診断により受信回路35B又は診断回路36Bが故障であると診断された場合に、リレー20Bの閉固着診断の結果及び開固着診断の結果を無効化してもよい。
・リレー20A,20Bは、電磁スイッチに限らず、半導体スイッチであってもよい。リレー20A,20Bは、常開式(ノーマリーオープン)に限らず、常閉式(ノーマリークローズ)であってもよい。
・端子15Aに負荷12及びアースを接続し、端子15Bに電源11を接続してもよい。
10…リレーモジュール(PLC用リレーの故障診断回路)、11…電源、12…負荷、15A…端子(端子A)、15B…端子(端子B)、20A…リレー(リレーA)、20B…リレー(リレーB)、21…出力点、22…入力点、25A…検出点(検出点A)、25B…検出点(検出点B)、31…送信回路(診断信号送信回路)、32…診断回路(送信回路診断回路)、35A…受信回路(診断信号受信回路A)、35B…受信回路(診断信号受信回路B)、36A…診断回路(受信回路診断回路A)、36B…診断回路(受信回路診断回路B)、38…制御回路(制御部)。

Claims (10)

  1. 電源に接続される端子Aと、
    負荷に接続される端子Bと、
    前記端子Aと前記端子Bとの間に直列に接続されたリレーA及びリレーBと、
    前記リレーAと前記リレーBとの間の出力点に接続され、前記出力点へ診断信号を送信する診断信号送信回路と、
    前記リレーAと前記リレーBとの間の入力点に接続され、前記入力点から信号を受信する送信回路診断回路と、
    前記端子Aと前記リレーAとの間の検出点Aに接続され、前記検出点Aから信号を受信する診断信号受信回路Aと、
    前記検出点Aに接続され、前記検出点Aへ信号Aを送信する受信回路診断回路Aと、
    前記端子Bと前記リレーBとの間の検出点Bに接続され、前記検出点Bから信号を受信する診断信号受信回路Bと、
    前記検出点Bに接続され、前記検出点Bへ信号Bを送信する受信回路診断回路Bと、
    前記リレーA、前記リレーB、前記診断信号送信回路、前記受信回路診断回路A、及び前記受信回路診断回路Bを制御し、前記送信回路診断回路、前記診断信号受信回路A、及び前記診断信号受信回路Bの受信結果に基づいて、前記診断信号送信回路、前記診断信号受信回路A、前記診断信号受信回路B、前記リレーA、及び前記リレーBの故障を診断する制御部と、
    を備えるPLC用リレーの故障診断回路。
  2. 前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記送信回路診断回路により前記診断信号を受信した場合に、前記診断信号送信回路が正常であると診断する、請求項1に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  3. 前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記送信回路診断回路により前記診断信号を受信しなかった場合に、前記診断信号送信回路又は前記送信回路診断回路が故障していると診断する、請求項1又は2に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  4. 前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Aにより前記信号Aを送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記信号Aを受信した場合に、前記診断信号受信回路Aが正常であると診断する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  5. 前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Aにより前記信号Aを送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記信号Aを受信しなかった場合に、前記受信回路診断回路A又は前記診断信号受信回路Aが故障していると診断する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  6. 前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Bにより前記信号Bを送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記信号Bを受信した場合に、前記診断信号受信回路Bが正常であると診断する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  7. 前記制御部は、前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記受信回路診断回路Bにより前記信号Bを送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記信号Bを受信しなかった場合に、前記受信回路診断回路B又は前記診断信号受信回路Bが故障していると診断する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  8. 前記制御部は、前記診断信号送信回路、前記診断信号受信回路A、及び前記診断信号受信回路Bが正常であると判定されたことを条件として、前記リレーA及び前記リレーBの故障を診断する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  9. 前記制御部は、
    前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記診断信号を受信した場合に、前記リレーAが閉固着していると診断し、
    前記リレーA及び前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記診断信号を受信した場合に、前記リレーBが閉固着していると診断し、
    前記リレーA及び前記リレーBの一方が閉固着していると診断した場合に、他方を強制的に開にする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
  10. 前記制御部は、
    前記リレーAを閉にし、前記リレーBを開にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Aにより前記診断信号を受信しなかった場合に、前記リレーAが開固着していると診断し、
    前記リレーAを開にし、前記リレーBを閉にし、前記診断信号送信回路により前記診断信号を送信させ、前記診断信号受信回路Bにより前記診断信号を受信しなかった場合に、前記リレーBが開固着していると診断する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のPLC用リレーの故障診断回路。
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