JP2020133635A - 水力発電機及び吐水装置、水力発電機の製造方法 - Google Patents

水力発電機及び吐水装置、水力発電機の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】第2構造体が着脱可能に第1構造体内の空間に取付けられる場合であっても、水車に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が変わることを抑制できる水力発電機を提供する。【解決手段】本発明の水力発電機は、流入口と流出口とを連通させる空間を形成する第1構造体18と、第1構造体内の空間に取付けられる第2構造体20であって、第2構造体が第1構造体に取付けられた状態で、第1構造体と第2構造体とにより流入口から流出口までの通水路が形成される、第2構造体20と、通水路を流れる水の作用を受けて回転する水車22と、水車の運動を電力に変換する発電部26とを備え、第2構造体20は、第1構造体18に着脱可能に形成されると共に、水車22の固定シャフト24を固定する固定部20eを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、水力発電機及び吐水装置、水力発電機の製造方法に関する。
従来、特許文献1に示すように、流路中の水流の作用を受けて回転する水車と、流入口から水車に至る流路の少なくとも一部を形成すると共に流路に着脱可能に構成されているアタッチメントとを備えた発電機が知られている。このような発電機においては、アタッチメントを流路に着脱可能とするため、流路が第1の構造体により形成されるとき、着脱可能であるアタッチメントは、第1の構造体とは別の第2の構造体を形成している。この発電機においては、アタッチメントを取り替えることにより、流路の断面積を調節することができ、水車に作用する水流を調節することができる。これにより、供給される流量が変化したとしても、発電機に最適な流量を流すことができる。
特許第4556569号
しかしながら、このような発電機は、流路に取付けられたアタッチメントと、水車との位置関係がずれるおそれがあった。例えば、アタッチメントを流路に取付けた際にアタッチメントと水車との位置関係がずれるおそれがある。また、例えば、アタッチメントに水圧がかかることによりアタッチメントの位置がずれアタッチメントと水車との位置関係がずれるおそれがある。その場合、水車に作用する水流の流量が意図した流量からずれ、発電機による発電量が予定された発電量から変わってしまう懸念があった。
そこで、本発明は、第2構造体が着脱可能に第1構造体内の空間に取付けられる場合であっても、水車に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が変わることを抑制できる水力発電機を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、水力により発電する水力発電機であって、流入口と流出口とを連通させる空間を形成する第1構造体と、上記第1構造体内の空間に取付けられる第2構造体であって、上記第2構造体が上記第1構造体に取付けられた状態で、上記第1構造体と上記第2構造体とにより上記流入口から上記流出口までの通水路が形成される、上記第2構造体と、上記通水路を流れる水の作用を受けて回転する水車と、上記水車の運動を電力に変換する発電部と、を備え、上記第2構造体は、上記第1構造体に着脱可能に形成されると共に、上記水車の固定シャフトを固定する固定部を備えていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、第2構造体が、第1構造体に着脱可能に形成されると共に、水車の固定シャフトを固定する固定部を備えている。これにより、第2構造体が着脱可能に第1構造体内の空間に取付けられる場合であっても、水車に対する第2構造体の位置変化を抑制でき、通水路を形成する第2構造体と水車との位置関係のずれを抑制できる。これにより、水車に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。
本発明において、好ましくは、上記第2構造体は、上記水車に水を導入する導入口を形成する。
このように構成された本発明においては、導入口を形成する第2構造体と水車との位置関係のずれを抑制できる。これにより、導入口から水車に導入される水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることをより確実に抑制できる。
本発明において、好ましくは、上記第2構造体は、上記水車の全周を囲む収容室の壁面を形成する。
仮に第2構造体が水車の全周を囲むように形成されていない場合、水車の周囲において第2構造体と第1構造体等の壁面とが設けられ、水車の周囲において第2構造体と第1構造体の壁面との間に隙間が形成される。このような隙間により乱流が発生し、水車に作用する水流の流量が狙いの流量からずれる恐れがある。
これに対し、上述のように構成された本発明においては、第2構造体は、水車の全周を囲む収容室の壁面を形成する。これにより水車の周囲において第2構造体と第1構造体の壁面との間の隙間が形成されることを抑制できる。よって、このような隙間により乱流が発生し、水車に作用する水流の流量が所定流量からずれることをさらに抑制することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、上記第1構造体と上記第2構造体との間に設けられ上記第1構造体と上記第2構造体との間の振動を吸収する振動吸収部材を備える。
このように構成された本発明においては、第2構造体は、固定部により水車の固定シャフトを固定する。これにより、水車の回転による固定シャフトの振動が第2構造体に伝達される。このとき、第1構造体と第2構造体との間に振動吸収部材が設けられている。よって、振動吸収部材により第2構造体に伝達された振動が吸収され、振動吸収部材により、固定シャフトの振動が、第2構造体を介して、第1構造体に伝達され、水力発電機全体、配管等に伝達されることを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、水を吐水する吐水装置は、水を供給する供給流路を開閉する開閉弁と、人体を検知する検知センサと、上記検知センサの検知信号に基づいて上記開閉弁を制御する制御部と、上記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の水力発電機であって、上記開閉弁、上記検知センサ及び上記制御部が消費する電力のうち少なくとも一部の電力を生じさせる上記水力発電機と、を備えている。
このように構成された本発明においては、例えば施工環境等に応じ水力発電機に供給される水の流量が変わる場合に、発電量の変化を抑制するため、所定流量を供給するように第2構造体が選択又は取替される場合であっても、水車に対する第2構造体の位置変化を抑制でき、通水路を形成する第2構造体と水車との位置関係のずれを抑制できる。これにより、水車に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。よって、吐水装置において第2構造体が第1構造体に着脱可能に形成される場合であっても水車の発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。
本発明において、好ましくは、流入口と流出口とを連通させる空間を形成する第1構造体と、上記第1構造体内の空間に取付けられる第2構造体であって、上記第2構造体が上記第1構造体に取付けられた状態で、上記第1構造体と上記第2構造体とにより上記流入口から上記流出口までの通水路が形成される、上記第2構造体と、上記通水路を流れる水の作用を受けて回転する水車と、上記水車の運動を電力に変換する発電部と、を備える水力発電機の製造方法であって、上記第1構造体に着脱可能に形成され、且つ上記水車の固定シャフトを固定する固定部を備え、且つそれぞれ異なる通水路形状を形成する複数の上記第2構造体の内から上記第2構造体を選択する選択工程と、上記選択工程により選択された上記第2構造体の固定部に上記水車の上記固定シャフトを固定する固定工程と、を含むことを特徴としている。
このように構成された本発明においては、選択工程により、第2構造体が、第1構造体に着脱可能に形成され、且つ水車の固定シャフトを固定する固定部を備え、且つそれぞれ異なる通水路形状を形成する複数の第2構造体の内から選択され、さらに、固定工程により、水車の固定シャフトが選択工程により選択された第2構造体の固定部に固定される。これにより、第2構造体が選択されて第1構造体内の空間に取付けられる場合であっても、水車に対する第2構造体の位置変化を抑制でき、通水路を形成する第2構造体と水車との位置関係のずれを抑制できる。これにより、水車に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。
本発明において、好ましくは、上記第1構造体と上記第2構造体のいずれか一方から他方へ突出する突出部を備え、上記突出部は上記第2構造体が上記第1構造体に取付けられた状態で、上記突出部が上記いずれか一方から他方へ突出した他方の構造体に当接すると共に、上記突出部は上記第1構造体と上記第2構造体との間の隙間が上記流入口と上記流出口との間を連通させることを抑制するように配置されている。
このように構成された本発明においては、、比較的簡易な構成により、第1構造体と第2構造体の間との間の隙間が流入口と流出口との間を連通させることを抑制することができ、流入口と流出口との間に流れを形成することを阻害する抵抗部として機能でき、流入口から流出口までの本来意図した通水路に水を無駄なく流すことができる。
本発明の水力発電機によれば、第2構造体が着脱可能に第1構造体内の空間に取付けられる場合であっても、水車に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。
本発明の第1実施形態による水力発電機を備えた吐水装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態による水力発電機の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による水力発電機の平面図である。 図3のIV−IV線に沿って見た断面図である。 図4のV−V線に沿って見た断面図である。 本発明の第1実施形態による水力発電機の製造方法における各工程を示す図である。 本発明の第2実施形態による水力発電機の断面図である。 本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体の斜視図である。 本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体の上面図である。 本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体を導入路と導出路との間の側方から見た側面図である。 本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体を導出路側から見た側面図である。
次に、図1乃至図5を参照して、本発明の第1実施形態による水力発電機を備えた吐水装置を説明する。
図1は本発明の第1実施形態による水力発電機を備えた吐水装置の概略構成図であり、図2は本発明の第1実施形態による水力発電機の分解斜視図であり、図3は本発明の第1実施形態による水力発電機の平面図であり、図4は図3のIV−IV線に沿って見た断面図であり、図5は図4のV−V線に沿って見た断面図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による水力発電機2を備えた吐水装置1は、水を吐水する吐水装置である。
吐水装置1は、水道等の給水源4から水を供給する供給流路6と、供給流路6から供給された水を吐水する吐水部8と、供給流路6を開閉する開閉弁10と、人体を検知する検知センサ12と、検知センサ12の検知信号に基づいて開閉弁10を制御する制御部14と、供給流路6に設けられる水力発電機2とを備えている。
吐水部8は、矢印F0に示すように、水を水受け部16に向けて吐水させる。吐水部8は、カウンター、壁面、便器装置、便器の手洗い器等に設けられることができる。水受け部16は、水を受けるように形成される。水受け部16は、例えば手洗い器、シンク、カウンターのボウル部、便器本体のボウル部等として形成されることができる。
開閉弁10は、供給流路6を開閉することにより、供給流路6に通水させる通水状態(吐水部8から吐水する吐水状態)と、供給流路6の通水を停止させる止水状態(吐水部8から吐水させない止水状態)とを切り替えるようになっている。開閉弁10は、制御部14と電気的に接続される。
検知センサ12は、赤外線式の人体検知センサである。検知センサ12は、人体を検知する他の検知センサ、例えば、マイクロ波を使用したドップラー式のセンサであってもよい。検知センサ12は、制御部14と電気的に接続される。
制御部14は、開閉弁10、検知センサ12、水力発電機2等と、電気的に接続され、電気信号を相互に送受信することができ、上述の各部分を電気的に操作できるようになっている。制御部14は、吐水装置1の開閉弁10及び検知センサ12等を制御することができるようなメモリ等の記憶装置(図示せず)及び演算装置(図示せず)を備えている。制御部14は、電気的に接続された任意の装置に電力を供給する機能を有する。
水力発電機2は、供給流路6を流れる水流の作用を受け、水力により発電する発電機である。水力発電機2は、開閉弁10、検知センサ12及び制御部14が消費する電力のうち少なくとも一部の電力を生成する。水力発電機2は、開閉弁10、検知センサ12、制御部14、他の電力を使用する機器等と制御部14を介して電気的に接続され、電力を供給できるようになっている。
次に、図2乃至図5を参照して、水力発電機2の詳細について説明する。
水力発電機2は、流入口18aと流出口18bとを連通させる空間を形成する第1構造体18と、第2構造体20が第1構造体18に取付けられた状態で、第1構造体18と第2構造体20とにより流入口18aから流出口18bまでの通水路が形成される、第2構造体20と、通水路を流れる水の作用を受けて回転する水車22と、水車22を支持する固定シャフト24と、水車22の回転運動を電力に変換する発電部26と、水車22と発電部26との間を水密に区画するキャンケース28とを備えている。
水車22は、通水路を流れる水の作用を受けて回転するロータを形成する。水車22の中心部分は、中空に形成され、中空な部分に固定シャフト24が挿入された状態で水車22が配置される。本実施形態の水車22は、固定シャフト式の回転子を形成している。水車22は、複数の断面翼形状の羽根部22aを外周に沿って外側端が位置するように等間隔に並べて配置している。この羽根部22aは、図5に示すような断面において、回転方向に向けて湾曲するように形成され、羽根部22aの内側端がこの外側端よりも回転方向にわずかに進んだ位置に配置されている。よって、羽根部22aは、半径方向に対して斜めに配置されている。
水車22は、水車22と接合され水車22と一体に回転するようになっているマグネット30を備えている。マグネット30は、固定シャフト24の外側において円筒状に形成されている。マグネット30の外周面は、周方向に沿ってN極とS極とが交互に現れるように磁化されている。マグネット30が後述するコイルの内側で回転することにより発電部26に起電力を生ずる。マグネット30はセラミックスにより形成されている。マグネット30は、キャンケース28により区画された通水路側に配置される。よって、マグネット30は、後述する収容室20dの上部の水中に配置され、水中で回転される。マグネット30は、キャンケース28の内周面部28cとは離間した状態で配置される。
固定シャフト24の一端は後述するように第2構造体20に固定される。固定シャフト24は、固定された状態で、水車22の回転の中心軸部を形成する。固定シャフト24の他端は、後述するキャンケース28の天面部28dに形成された凹み中に配置されており、半径方向の移動が規制されているが、天面部28dに固定されていない状態となっている。固定シャフト24は、円柱形の棒状に形成されている。固定シャフト24は、金属により形成されている。なお、固定シャフト24は、樹脂により形成されてもよい。仮に固定シャフトは、樹脂により形成される場合には、固定シャフト24が第2構造体と一体に形成されてもよい。
発電部26は、マグネット30の外周面と対向するように配置されるステータ32と、ステータ32に接続されたハーネス34とを備えている。ハーネス34はステータ32と制御部14とを電気的に接続している。なお、ハーネス34は、制御部14を介さずに開閉弁10、検知センサ12、他の電力を使用する機器等と電気的に直接に接続されていてもよい。
ステータ32は、円筒状に形成されたボビン36と、ボビン36に導線を巻くように形成されているコイル38と、コイル38の外側に設けられているヨーク40とを備えている。コイル38は、マグネット30の回転により起電力を生ずる。ヨーク40は磁性体によって形成されている。
キャンケース28は、円形の外形を有している。キャンケース28は、円筒状の外周面部28aと、環状の底面部28bと、円筒状の内周面部28cと、内周面部28cの上端より内側を覆う円盤状の天面部28dとを備えている。キャンケース28は、キャンケース28の外周面部28a、底面部28b、内周面部28c及び天面部28dにより、天面部28dの外側(大気側)の空間と、その内側(通水路側)の空間とを水密に区画する。キャンケース28の外周面部28aには、シール部29が取付けられ、シール部29によりキャンケース28と第1構造体18との間が水密にシールされる。キャンケース28の外周面部28aにはねじ部28eが形成され、このねじ部28eが第1構造体18の内周面のねじ部18cと螺合することにより、キャンケース28が第1構造体18に固定される。さらに、キャンケース28が、第2構造体20を第1構造体18内に収納するように間接的に固定でき、簡易に取付けできる。
図5に示すように、第1構造体18は、流入口18aから流出口18bまで延びる通水路の外郭を形成する。第1構造体18は、流入口18aから上方に向かって縦方向に延びる入口通水路部分18dと、流出口18bまで横方向に延びる出口通水路部分18eと、入口通水路部分18dと出口通水路部分18eとの間に円柱状空間を形成する円筒構造部18fとを備えている。なお、入口通水路部分18dは、流入口18aから横方向に延びるように形成されていてもよい。また、出口通水路部分18eは、流出口18bまで縦方向に延びるように形成されていてもよい。
第1構造体18の円筒構造部18f内の円柱状空間に、第2構造体20が取付けられる。第1構造体18の円筒構造部18fの内周面は、第2構造体20の外周面と概ね合致するように形成される。よって、第1構造体18の円筒構造部18fの内径は、第2構造体20の外径とほぼ同じ且つわずかに大きく形成されている。第1構造体18は、樹脂により形成されている。
第2構造体20は、円筒状の外周面を形成する。よって、第2構造体20は、第1構造体18の円筒構造部18f内の円柱状空間内に嵌合するように取付けられる。第2構造体20は、第2構造体20が第1構造体18内に配置された状態で、キャンケース28を第1構造体18に螺合させることにより比較的簡易に取付けられる。第2構造体20は、キャンケース28を第1構造体18から取り外すことにより比較的簡易に取外可能である。このように、第2構造体20は第1構造体18に着脱可能に形成されている。
第2構造体20は、水を通水する通水路を形成している。第2構造体20は、第2構造体20が第1構造体18に取付けられた状態で、第1構造体18と第2構造体20とにより流入口18aから流出口18bまでの通水路が形成されるように形成されている。第2構造体20は、通水路の水車22に対して流入口18a側において、水車22に水を導入する導入路20aを形成する。導入路20aは、第2構造体20内においてノズル形状に形成されている。導入路20aの下流端に形成された導入口20hは、水車22に水を導入するように水を吐出する噴射部を形成している。導入路20aは、全部又は一部が第2構造体20とキャンケース28とにより囲まれた流路として形成されていてもよい。導入路20aは、開口径が絞られた状態で水車22の羽根部22aの直前まで形成されている。導入路20aは第1構造体18の入口通水路部分18dからの供給流量に対し、所定流量を水車22に送出するように流路を絞っている。後述するように、水車22の固定シャフト24が第2構造体20の固定部20eに固定され、水車22と導入路20aとの相対的な位置関係が変わりにくくなっている。よって、導入路20aの下流端に形成された導入口20hと羽根部22a(回転中の羽根部22a)との距離が変わりにくくなり、この距離が変わることにより導入路20aから羽根部22aに作用する水流が変化しにくくなる。従って、水車22の羽根部22aに作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制できる。
また、第2構造体20は、通水路の水車22に対して流出口18b側において水車22から水を導出する導出路20bを形成する。導出路20bは、第2構造体20とキャンケース28とにより囲まれた流路として形成されている。導出路20bは、全部又は一部が第2構造体20内部に形成されていてもよい。
また、第2構造体20は、導入路20aと導出路20bとの間において水車22が配置される円柱状の収容室20dを形成している。収容室20dは、水車22の全周を囲むように形成され、水車22の外形よりもわずかに大きく形成されている。収容室20dは、円柱状の内部空間を形成している。第2構造体20は、水車22の全周を囲む収容室20dの壁面20gを形成している。第2構造体20は、樹脂により形成されている。
第2構造体20は、さらに、水車の固定シャフト24を固定する固定部20eを備えている。固定部20eは、収容室20dの中央部の底面に形成されている。固定シャフト24は、第2構造体20の固定部20eに圧入されて固定される。第2構造体20は、自身の外周面の全周にわたって溝部20fを形成している。
第2構造体20は、シンプルな円柱形状の外形を形成している。第2構造体20は、取替可能ユニットとして構成されている。第2構造体20は、それぞれほぼ同じ円形を形成し且つそれぞれ異なる通水路形状を形成する複数の第2構造体20の内から選択可能に形成されている。また、第2構造体20は、異なる通水路形状を形成する他の第2構造体20と取替可能に形成されている。このように異なる通水路形状を形成する第2構造体20を準備し、異なる通水路形状を形成する第2構造体20から意図する第2構造体20を選択して適用する。このように第2構造体20を選択することにより、施工現場の環境により供給流路6からの洗浄水の供給流量が変化する場合に、供給流量に応じた通水路形状の第2構造体20を取付け、水車22に作用する水流の流量を水車22に最適な予定の流量(意図した流量)とすることができる。このように予定の流量の水流が水車22に作用することにより、発電部26は当初予定された発電量を発電することができる。このように、供給流量の異なる現場に応じて、第2構造体20を選択する又は取り替えることにより、水力発電機2の水車22及び発電部26を変更(交換)又は調整せずに、特定の水車22及び発電部26を使用することができる。よって、供給流量に応じて多品種の水車及び発電部26を製造する必要を抑制することができる。また、仮に水車22及び発電部26を変更又は調整しなければならない場合でも、変更する水車22及び発電部26の種類が増えることを抑制することができる。また、異なる通水路形状の第2構造体20の選択により、第2構造体20により下流側の流路の水圧をコントロールすることも可能となる。例えば、選択可能な第2構造体20の通水路形状は、通水路の断面積が異なるような通水路形状に形成されることができる。また、例えば、選択可能な第2構造体20の通水路形状は、水車22より上流側に流入する水の内の一部を水車22を介さずに水車22より下流側に流すバイパス流路をさらに備えるような通水路形状に形成されることができる。
水力発電機2は、さらに、第1構造体18と第2構造体20との間に設けられ第1構造体18と第2構造体20との間の振動を吸収する振動吸収部材である第2構造体シール部42を備える。第2構造体シール部42は、環状に形成されるゴム状の部材である。第2構造体シール部42は、第2構造体20の溝部20fに取付られた状態で、第1構造体18の内周面と接触する。よって、第2構造体シール部42は、第2構造体20と第1構造体18との間の接触部を構成する。第2構造体シール部42は、振動を吸収する機能を有している。第2構造体20が固定部20eを備えるので、固定シャフト24からの振動が第2構造体20まで伝達されるものの、第2構造体シール部42により、この振動が第1構造体18に伝達されにくく又は弱められた振動が伝達されるようにすることができる。
次に、図5により、上述した本発明の第1実施形態による水力発電機2中の水の流れを簡単に説明する。
矢印F1に示すように、第1構造体18、第2構造体20及びキャンケース28により形成される通水路において、水は、流入口18aから入口通水路部分18dに流入する。続いて、矢印F2に示すように、水は、導入路20aから水車22の羽根部22aに作用する。矢印F3に示すように、水車22に流入した水は、水車22に回転力を生じさせ、水車22から流出する。流出した水は、導出路20bから出口通水路部分18eを通って流出口18bに流れる。
次に、図6により、上述した本発明の第1実施形態による水力発電機の製造方法を説明する。
図6は本発明の第1実施形態による水力発電機の製造方法における各工程を示す図である。ここで、図6において、Sは各工程を示している。以下においては水力発電機の製造方法の概略を分かりやすく説明するため、第2構造体シール部42の取付等については説明を省略している。
先ず、図6の工程S1に示すように、水力発電機の製造者は、流入口18aと流出口18bとを連通させる空間を形成する第1構造体18を準備する。
工程S2に示すように、通水路を流れる水の作用を受けて回転する水車22を準備する。
工程S3に示すように、水車22の運動を電力に変換する発電部26を準備する。
工程S4に示すように、第1構造体18に着脱可能に形成され、且つ水車22の固定シャフト24を固定する固定部20eを備え、且つそれぞれ異なる通水路形状を形成する複数の第2構造体20を準備する。この工程S4は、製造時において既に、複数の第2構造体20が準備されている場合には、製造時においては省略されて工程S5が実行される。
工程S5に示すように、複数の第2構造体20の内から第2構造体20を選択する。
工程S6に示すように、S5により選択された第2構造体20の固定部20eに水車22の固定シャフト24を固定する。
工程S7に示すように、S6により固定シャフトが固定された第2構造体20を第1構造体18に配置する。
工程S8に示すように、S6により固定シャフトが固定された第2構造体20に水車22を配置する。
工程S9に示すように、S7及びS8により第2構造体20及び水車22が第1構造体18に配置された状態で第1構造体18にキャンケース28を取付けると共に、発電部26を取付ける。このようにして水力発電機2が製造される。なお、このように製造された水力発電機2を、準備された他の機器と共に取付けることにより吐水装置1が製造される。
上述した本発明の第1実施形態による水力発電機2によれば、第2構造体20が、第1構造体18に着脱可能に形成されると共に、水車22の固定シャフトを固定する固定部を備えている。これにより、第2構造体20が着脱可能に第1構造体18内の空間に取付けられる場合であっても、水車22に対する第2構造体20の位置変化を抑制でき、通水路を形成する第2構造体20と水車22との位置関係のずれを抑制できる。これにより、水車22に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。
また、上述した本発明の第1実施形態による水力発電機2によれば、導入路20a及び導入口20hを形成する第2構造体20と水車22との位置関係のずれを抑制できる。これにより、導入路20aから水車22に導入される水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることをより確実に抑制できる。
仮に第2構造体20が水車22の全周を囲むように形成されていない場合、水車22の周囲において第2構造体20と第1構造体18等の壁面とが設けられ、水車22の周囲において第2構造体20と第1構造体18の壁面との間に隙間が形成される。このような隙間により乱流が発生し、水車22に作用する水流の流量が狙いの流量からずれる恐れがある。
これに対し、上述した本発明の第1実施形態による水力発電機2によれば、第2構造体20は、水車22の全周を囲む収容室20dの壁面20gを形成する。これにより水車22の周囲において第2構造体20と第1構造体18の壁面との間の隙間が形成されることを抑制できる。よって、このような隙間により乱流が発生し、水車22に作用する水流の流量が所定流量からずれることをさらに抑制することができる。
また、上述した本発明の第1実施形態による水力発電機2によれば、第2構造体20は、固定部20eにより水車22の固定シャフト24を固定する。これにより、水車22の回転による固定シャフト24の振動が第2構造体20に伝達される。このとき、第1構造体18と第2構造体20との間に第2構造体シール部42が設けられている。よって、第2構造体シール部42により第2構造体20に伝達された振動が吸収され、第2構造体シール部42により、固定シャフト24の振動が、第2構造体20を介して、第1構造体18に伝達され、水力発電機全体、配管等に伝達されるおそれを抑制することができる。
また、上述した本発明の第1実施形態による水力発電機2を備えた吐水装置1によれば、例えば施工環境等に応じ水力発電機に供給される水の流量が変わる場合に、発電量の変化を抑制するため、所定流量を供給するように第2構造体20が選択又は取替される場合であっても、水車22に対する第2構造体20の位置変化を抑制でき、通水路を形成する第2構造体20と水車22との位置関係のずれを抑制できる。これにより、水車22に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。よって、吐水装置1において第2構造体20が第1構造体18に着脱可能に形成される場合であっても水車22の発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。
また、上述した本発明の第1実施形態による水力発電機2の製造方法によれば、選択工程により、第2構造体20が、第1構造体18に着脱可能に形成され、且つ水車22の固定シャフト24を固定する固定部20eを備え、且つそれぞれ異なる通水路形状を形成する複数の第2構造体20の内から選択され、さらに、固定工程により、水車22の固定シャフト24が選択工程により選択された第2構造体20の固定部20eに固定される。これにより、第2構造体20が選択されて第1構造体18内の空間に取付けられる場合であっても、水車22に対する第2構造体20の位置変化を抑制でき、通水路を形成する第2構造体20と水車22との位置関係のずれを抑制できる。これにより、水車22に作用する水流の流量が所定流量からずれることを抑制でき、発電量が予定された発電量から変わることを抑制できる。
次に、図7乃至図11により、本発明の第2実施形態による水力発電機を説明する。第2実施形態は、本発明による水力発電機の第2構造体の第2構造体シール部材を第1突出部に変更し且つ第2突出部及び第3突出部を設けた例である。図7は本発明の第2実施形態による水力発電機の断面図であり、図8は本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体の斜視図であり、図9は本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体の上面図であり、図10は本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体を導入路と導出路との間の側方から見た側面図であり、図11は本発明の第2実施形態による水力発電機において固定シャフトが取付けられた状態の第2構造体を導出路側から見た側面図である。図7は、本発明の第2実施形態による水力発電機において、第1実施形態の図4の断面に相当する断面図を示している。
第2実施形態による水力発電機102は、上述した第1実施形態による水力発電機2と構造がほぼ同じであるため、本発明の第2実施形態の第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様な部分については図面に同じ参照符号を付して説明を省略する。
第2実施形態による水力発電機102は、第1構造体18と、第2構造体120が第1構造体18に取付けられた状態で、第1構造体18と第2構造体120とにより流入口18aから流出口18bまでの通水路が形成される第2構造体120と、水車22と、発電部26と、キャンケース28とを備えている。発電部26はマグネット30を備え、マグネット30は水車22と接合され水車22と一体に回転するようになっている。
第1構造体18の円筒構造部18f内の円柱状空間に、第2構造体120が取付けられる。第1構造体18の円筒構造部18fの内周面は、第2構造体120の外周面120cと概ね合致するように形成される。第1構造体18の円筒構造部18fの内径は、第2構造体120の外径とほぼ同じ又はわずかに大きく形成されている。
第2実施形態における第2構造体120の後述する第1突出部120i、第2突出部120j、第3突出部120k以外の構造(例えば通水路、固定部20e等の構造)は、第1実施形態における第2構造体20の構造と、同様であるので説明を省略する。
第2構造体120は、円筒状の外周面120cを形成する。よって、第2構造体120は、第1構造体18の円筒構造部18f内の円柱状空間内に嵌合するように取付けられる。第2構造体120は、第2構造体120が第1構造体18内に配置された状態で、キャンケース28を第1構造体18に螺合させることにより比較的簡易に取付けられる。第2構造体120は、キャンケース28を第1構造体18から取り外すことにより比較的簡易に取外可能である。このように、第2構造体120は第1構造体18に着脱可能に形成されている。第2構造体120は、樹脂により形成されている。
第2構造体120は、さらに、第2構造体120の外面から突出する第1突出部120iを備えている。第1突出部120iは、第2構造体の外周面120cの全周にわたって環状に形成されている。第1突出部120iは、外周面120cよりもさらに外方に突出するように形成されている。第1突出部120iは、外周面120cの全周のうち、導入路20a側の領域においては高さ方向の第2構造体120の中央よりも上部側の上部側突出部120lを形成し、導出路20b側の領域においては高さ方向の第2構造体120の中央よりも下部側の下部側突出部120mを形成する。第1突出部120iは、導入路20a側の領域及び導出路20b側の領域においては外周面120cに沿って水平方向に延びている。第1突出部120iは、導入路20a側の領域と導出路20b側の領域との間において第2構造体120の中央よりも上部側から下部側に斜めに延びるように形成されている。上部側突出部120lは、導入路20aよりも上方側に配置され、下部側突出部120mは導出路20bよりも下方側に配置されている。よって、第1突出部120iは円筒構造部18fの内周面と当接することにより、ほぼ同じ高さに形成される導入路20aと導出路20bとが直接流体連通することを抑制できる。よって、第1構造体18と第2構造体120の間との間の隙間が流入口18aと流出口18bとの間をバイパスするように連通させることを抑制することができる。
第1突出部120iは、第2構造体120と共に一体に形成される。第1突出部120iは、樹脂により形成される。第1突出部120iは、樹脂により形成されるので、一定程度の弾性を有している。第2構造体120が第1構造体18に取付けられた状態で、第2構造体120の第1突出部120iが第1構造体18の円筒構造部18fの内周面に当接する。このとき、第1突出部120iは、突出部分が潰れるようにしてゴムのシール部材と同種のシール機能を奏することができる。
第2構造体120は、さらに、第2構造体120の外面から突出する第2突出部120jと、第2構造体120の外面から突出する第3突出部120kとを備えている。
第2突出部120jは、第2構造体の外周面120cの全周の一部(例えば全周の4分の1)にわたって円弧状に形成されている。第2突出部120jは、外周面120cよりもさらに外方に突出するように形成されている。第2突出部120jは、下部側突出部120mと反対側の半円内の外周面に形成される。第2突出部120jは、上部側突出部120lと平行且つ線状に水平方向に延びている。第2突出部120jは、線状の突出部に限られず、点状の突出部であってもよい。また、第2突出部120jは、複数部分に分かれた突出部であってもよい。第2突出部120jは、下部側突出部120mよりもさらに下方側に形成される。第2突出部120jは、導入路20aより下方側に形成されている。第2突出部120jは、導入路20aの側方側において下部側突出部120mとほぼ同じ高さに配置されていてもよい。
第2突出部120jは、第2構造体120と共に一体に形成される。第2突出部120jは、樹脂により形成され、一定程度の弾性を有している。第2構造体120が第1構造体18に取付けられた状態で、第2構造体120の第2突出部120jが第1構造体18の円筒構造部18fの内周面に当接する。このとき、第2突出部120jは、第1構造体18と第2構造体120との間の隙間が流入口18aと流出口18bとの間を連通させることを抑制するように配置され、水車22を経ない水の流れ(水車22をバイパスするような水の流れ)を阻害する。換言すると、流入口18aから水車22を経て流出口18bまで水を無駄なく流すことができ、発電効率向上に寄与する。
第3突出部120kは、第2構造体の外周面120cの全周の一部(例えば全周の4分の1)にわたって円弧状に形成されている。第3突出部120kは、外周面120cよりもさらに外方に突出するように形成されている。第3突出部120kは、上部側突出部120lと反対側の半円内の外周面に形成される。第3突出部120kは、下部側突出部120mと平行且つ線状に水平方向に延びている。第3突出部120kは、線状の突出部に限られず、点状の突出部であってもよい。また、第3突出部120kは、複数部分に分かれた突出部であってもよい。第3突出部120kは、上部側突出部120lよりもさらに上方側に形成される。第3突出部120kは、導出路20bより上方側に形成されている。第3突出部120kは、上部側突出部120lとほぼ同じ高さに配置されていてもよい。
第3突出部120kは、第2構造体120と共に一体に形成される。第3突出部120kは、樹脂により形成され、一定程度の弾性を有している。第2構造体120が第1構造体18に取付けられた状態で、第2構造体120の第3突出部120kが第1構造体18の円筒構造部18fの内周面に当接する。
第2実施形態における第2構造体120は、第1実施形態における第2構造体20と同様に、取替可能ユニットとして構成されている。第2構造体120は、それぞれほぼ同じ円形を形成し且つそれぞれ異なる通水路形状を形成する複数の第2構造体120の内から選択可能に形成されている。また、第2構造体120は、異なる通水路形状を形成する他の第2構造体120と取替可能に形成されている。このように異なる通水路形状を形成する第2構造体120を準備し、異なる通水路形状を形成する第2構造体120から意図する第2構造体120を選択して適用する。このように第2構造体120を選択することにより、施工現場の環境により供給流路6からの洗浄水の供給流量が変化する場合に、供給流量に応じた通水路形状の第2構造体120を取付け、水車22に作用する水流の流量を水車22に最適な予定の流量(意図した流量)とすることができる。このように予定の流量の水流が水車22に作用することにより、発電部26は当初予定された発電量を発電することができる。このように、供給流量の異なる現場に応じて、第2構造体120を選択する又は取り替えることにより、水力発電機102の水車22及び発電部26を変更(交換)又は調整せずに、特定の水車22及び発電部26を使用することができる。よって、供給流量に応じて多品種の水車及び発電部26を製造する必要を抑制することができる。また、仮に水車22及び発電部26を変更又は調整しなければならない場合でも、変更する水車22及び発電部26の種類が増えることを抑制することができる。また、異なる通水路形状の第2構造体120の選択により、第2構造体120により下流側の流路の水圧をコントロールすることも可能となる。例えば、選択可能な第2構造体120の通水路形状は、通水路の断面積が異なるような通水路形状に形成されることができる。また、例えば、選択可能な第2構造体120の通水路形状は、水車22より上流側に流入する水の内の一部を、水車22を介さずに水車22より下流側に流すバイパス流路をさらに備えるような通水路形状に形成されることができる。
第2構造体120を第1構造体18に取付ける場合に、第1突出部120iは、第2構造体120と一体に形成されているので、第2構造体120の第1突出部120iが第1構造体18の内周面に対してずれる又はよれる等してシール機能が低下する不良をより抑制できる。また、第1突出部120iは、第2構造体120と一体に成形されるため、第2構造体120に対して第2構造体シール部を取り付ける工程が不要となる。更には、第2構造体120を第1構造体18に挿入する際の摩擦によって外れてしまう心配もなく、第2構造体120と第1構造体18との組立性がより向上できる機能を奏する。
本発明の一実施形態においては、第2構造体120の外周面において、第1突出部120i、第2突出部120j及び第3突出部120kが設けられている。このような構造によれば、第2構造体120を第1構造体18に取付ける場合に、第1突出部120iは、第2突出部120j及び第3突出部120kとの組合せにより、第2構造体120と第1構造体18との組立性をより向上できる。例えば、第2構造体120を第2構造体120の下方から第1構造体18に挿入するように取付ける場合に、先ず、外周面120cの下部の第2突出部120jと下部側突出部120mとが比較的速いタイミングにおいて(比較的近い挿入深さにおいて)円筒構造部18fの内周面に当接する。第2突出部120jが省略されている場合と比較して、挿入時に第2構造体120の中心に対し相対する位置から反発力が生じることで、第2構造体120が中心軸方向に対して傾いたり、第1構造体18に対して中心より偏って配置されたりすることを抑制できる。よって、第1突出部120i、第2突出部120j及び第3突出部120kにより、第2構造体120と第1構造体18との組立性がより向上できる機能を奏する。
なお、変形例として第2構造体120の外周面において、第1突出部120iのみが設けられ、第2突出部120j及び第3突出部120kが省略されていてもよい。第2構造体120の外周面において、第1突出部120iのみが設けられ、第2突出部120j及び第3突出部120kが省略される場合にも、一定程度、第2構造体120と第1構造体18との組立性が向上できる。例えば、第2構造体120を第2構造体120の下方から第1構造体18に挿入するように取付ける場合に、最終的には下部側突出部120mと、上部側突出部120lと、が夫々円筒構造部18fの内周面に当接する。これにより、挿入時に第2構造体120の中心に対し相対する位置から反発力が生じることで、第2構造体120が中心軸方向に対して傾いたり、第1構造体18に対して中心より偏って配置されたりすることを抑制できる。つまり、第2構造体120を当初予定された位置に予定した姿勢で比較的正確に取付けることができ、組立性がより向上できる。
なお、第1突出部120iのみが設けられている場合であっても、最終的には上部突出部と下部突出部が互いに反発しあい、第2構造体120の姿勢が修正でき、より簡単な構造で第2構造体120を当初予定した位置に正確且つ簡単に取付けできる。
また、さらなる変形例として、第2構造体120の外周面において、第1突出部120iに加えて、第2突出部120j又は第3突出部120kのいずれかのみが設けられていてもよい。第1突出部120iに加えて、第2突出部120j又は第3突出部120kのいずれかのみが設けられている場合であっても、第2構造体120の姿勢がさらに修正でき、比較的簡単な構造で第2構造体120を当初予定した位置に正確且つ簡単に取付けでき、組立性がより向上できる。
さらなる変形例として、第1突出部120i、第2突出部120j及び第3突出部120kのうちのいずれか又はこれらの全部若しくは一部の組合せが第1構造体18の円筒構造部18f側に設けられ、円筒構造部18fから内側に突出するように形成されていてもよい。例えば、第1突出部120i、第2突出部120j及び第3突出部120kが円筒構造部18fに形成されている場合には、第1突出部120i、第2突出部120j及び第3突出部120kと外周面120cとが当接され、シール機能、組立性向上機能等がそれぞれ奏される。
上述した本発明の第2実施形態による水力発電機102によれば、比較的簡易な構成により、第1構造体18と第2構造体120の間との間の隙間が流入口18aと流出口18bとの間を連通させることを抑制することができ、流入口18aと流出口18bとの間に流れを形成することを阻害する抵抗部として機能でき、流入口18aから流出口18bまでの本来意図した通水路に水を無駄なく流すことができる。
1 吐水装置
2 水力発電機
6 供給流路
10 開閉弁
12 検知センサ
14 制御部
18 第1構造体
20 第2構造体
20a 導入路
20d 収容室
20e 固定部
22 水車
24 固定シャフト
26 発電部
102 水力発電機
120 第2構造体
120c 外周面
120i 第1突出部
120j 第2突出部
120k 第3突出部

Claims (7)

  1. 水力により発電する水力発電機であって、
    流入口と流出口とを連通させる空間を形成する第1構造体と、
    上記第1構造体内の空間に取付けられる第2構造体であって、上記第2構造体が上記第1構造体に取付けられた状態で、上記第1構造体と上記第2構造体とにより上記流入口から上記流出口までの通水路が形成される、上記第2構造体と、
    上記通水路を流れる水の作用を受けて回転する水車と、
    上記水車の運動を電力に変換する発電部と、
    を備え、
    上記第2構造体は、上記第1構造体に着脱可能に形成されると共に、上記水車の固定シャフトを固定する固定部を備えていることを特徴とする水力発電機。
  2. 上記第2構造体は、上記水車に水を導入する導入口を形成する、請求項1に記載の水力発電機。
  3. 上記第2構造体は、上記水車の全周を囲む収容室の壁面を形成する、請求項1又は2に記載の水力発電機。
  4. さらに、上記第1構造体と上記第2構造体との間に設けられ上記第1構造体と上記第2構造体との間の振動を吸収する振動吸収部材を備える、請求項1乃至3の何れか1項に記載の水力発電機。
  5. 水を吐水する吐水装置であって、
    水を供給する供給流路を開閉する開閉弁と、
    人体を検知する検知センサと、
    上記検知センサの検知信号に基づいて上記開閉弁を制御する制御部と、
    上記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の水力発電機であって、上記開閉弁、上記検知センサ及び上記制御部が消費する電力のうち少なくとも一部の電力を生じさせる上記水力発電機と、を備えた吐水装置。
  6. 流入口と流出口とを連通させる空間を形成する第1構造体と、
    上記第1構造体内の空間に取付けられる第2構造体であって、上記第2構造体が上記第1構造体に取付けられた状態で、上記第1構造体と上記第2構造体とにより上記流入口から上記流出口までの通水路が形成される、上記第2構造体と、
    上記通水路を流れる水の作用を受けて回転する水車と、
    上記水車の運動を電力に変換する発電部と、を備える水力発電機の製造方法であって、 上記第1構造体に着脱可能に形成され、且つ上記水車の固定シャフトを固定する固定部を備え、且つそれぞれ異なる通水路形状を形成する複数の上記第2構造体の内から上記第2構造体を選択する選択工程と、
    上記選択工程により選択された上記第2構造体の固定部に上記水車の上記固定シャフトを固定する固定工程と、を含む製造方法。
  7. さらに、上記第1構造体と上記第2構造体とのいずれか一方から他方へ突出する突出部を備え、上記突出部は上記第2構造体が上記第1構造体に取付けられた状態で、上記いずれか一方から他方へ突出した他方の構造体に当接すると共に、上記突出部は上記第1構造体と上記第2構造体との間の隙間が上記流入口と上記流出口との間を連通させることを抑制するように配置されている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の水力発電機。
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