JP2020133574A - インテークマニホールド - Google Patents

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正明 渥美
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正明 渥美
邦峰 前田
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邦峰 前田
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【課題】吸気がサージタンクから分岐管へ流れる際の圧力損失を低減できるインテークマニホールドを提供する。【解決手段】インテークマニホールド11は、一方向に延びるサージタンク12と、サージタンク12における長手方向Xの一端側に接続されて吸気をサージタンク12内に導入する導入管13と、長手方向Xに並び且つ長手方向Xと直交する方向に延びるようにサージタンク12に接続された複数の分岐管14とを備える。導入管13は、長手方向Xに対して斜めになるように分岐管14側とは反対側に延びており、サージタンク12内の第1面22における最も導入管13側に位置する第1分岐管17と導入管13との間の位置には、導入管13からサージタンク12内に導入される吸気をサージタンク12内における第2面23側に導く壁部21が突出するように設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のインテークマニホールドに関する。
従来、この種のインテークマニホールドとして、例えば特許文献1に示すものが知られている。こうしたインテークマニホールドは、一方向に延びるサージタンクと、サージタンクにおける長手方向の一端部とスロットル装置とを接続する接続管(導入管)と、サージタンクの長手方向に並び且つサージタンクの長手方向と直交する方向に延びるようにサージタンクに設けられた複数の吸気管(分岐管)とを備えている。そして、吸気は、スロットル装置から、接続管、サージタンク、複数の吸気管を経てエンジンにおける複数の吸気ポートに供給される。
特開2009−191632号公報
ところで、上述のようなインテークマニホールドでは、接続管からサージタンクに対して吸気が流れ込む方向と、複数の吸気管の延びる方向とが略直交しているため、吸気がサージタンクから吸気管へ流れる際の圧力損失が大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされた。その目的は、吸気がサージタンクから分岐管へ流れる際の圧力損失を低減できるインテークマニホールドを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するインテークマニホールドは、一方向に延びるサージタンクと、前記サージタンクにおける長手方向の一端側に接続され、スロットル装置側から供給される吸気を前記サージタンク内に導入する導入管と、前記長手方向に並び且つ前記長手方向と交差する方向に延びるように前記サージタンクに接続され、前記サージタンク内の前記吸気を分配する複数の分岐管とを備え、前記導入管は、前記長手方向に延びるかまたは前記長手方向に対して斜めになるように前記分岐管側とは反対側に延びており、前記サージタンク内の前記分岐管側の面における最も前記導入管側に位置する前記分岐管と前記導入管との間の位置または前記導入管内の前記サージタンク側の端部における前記分岐管側の面には、前記導入管から前記サージタンク内に導入される前記吸気を前記サージタンク内における前記分岐管側とは反対側に導く壁部が突出するように設けられていることを要旨とする。
この構成によれば、サージタンク内に導入される吸気を壁部によってサージタンク内における分岐管側とは反対側に導くことができる。このため、サージタンク内から分岐管内に進入する吸気の流れ方向と分岐管の延びる方向とのなす角度を小さくすることができる。したがって、吸気がサージタンクから分岐管へ流れる際の圧力損失を低減できる。
本発明によれば、吸気がサージタンクから分岐管へ流れる際の圧力損失を低減できる。
一実施形態のインテークマニホールドの側断面模式図。 図1の2−2線矢視断面拡大図。 壁部の斜視図。 実施例における分岐管毎の圧力損失と比較例における分岐管毎の圧力損失とを比較したグラフ。 変更例のインテークマニホールドの要部を示す断面図。 変更例のインテークマニホールドの要部を示す断面図。 変更例のインテークマニホールドの要部を示す断面図。
以下、インテークマニホールドの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、内燃機関のインテークマニホールド11は、一方向に延びる略直方体状をなす中空のサージタンク12と、サージタンク12における長手方向Xの一端面に接続された導入管13と、長手方向Xに並び且つ長手方向Xと直交(交差)する方向である直交方向Zに延びるようにサージタンク12に接続された複数(本例では4つ)の分岐管14とを備えている。サージタンク12、導入管13、及び各分岐管14は、一体形成され、互いに連通している。
導入管13は、長手方向Xに対して斜めになるように分岐管14側とは反対側に延びており、スロットル装置15側から供給される吸気をサージタンク12内に導入する。すなわち、導入管13は、サージタンク12とスロットル装置15とを連結している。スロットル装置15は、導入管13へ供給される吸気量を調整するスロットルバルブ16を有している。
4つの分岐管14は、サージタンク12における導入管13が接続された面と隣接する面に接続されている。4つの分岐管14は、サージタンク12の長手方向Xに等間隔で並んでおり、一端側がサージタンク12に接続されるとともに他端側が内燃機関の4つの吸気ポート(図示略)にそれぞれ接続されている。
したがって、スロットル装置15側から供給される吸気は、導入管13、サージタンク12、各分岐管14を介して内燃機関の各吸気ポート(図示略)に供給される。この場合、4つの分岐管14は、サージタンク12内の吸気を4つの吸気ポート(図示略)に分配する。なお、4つの分岐管14は、吸気の上流側となる導入管13側から順に、第1分岐管17、第2分岐管18、第3分岐管19、第4分岐管20とされている。
図1及び図2に示すように、サージタンク12内の分岐管14側の面における最も導入管13側に位置する分岐管14である第1分岐管17と導入管13との間の位置には、導入管13からサージタンク12内に導入される吸気をサージタンク12内における分岐管14側とは反対側に導く壁部21が突出するように設けられている。
サージタンク12内において、壁部21が設けられた面は第1面22とされ、第1面22と対向する面は第2面23とされ、第1面22と第2面23との間にあって長手方向Xと直交方向Z(分岐管14の延びる方向)との両方と直交する幅方向Yで対向する二つの面は共に第3面24とされ、導入管13が接続された面と対向する面は第4面25とされている。
壁部21は、サージタンク12内の幅方向Yの一杯まで延びている。すなわち、壁部21は、二つの第3面24同士を連結するように延びており、先端面26が第2面23と対向している。壁部21における分岐管14側の面である下流面27は、第4面25と対向している。壁部21における導入管13との対向面である上流面28は、サージタンク12内の第1面22に対して傾斜している。
すなわち、壁部21の上流面28は、サージタンク12の長手方向Xにおいて導入管13から遠ざかるほど第1面22からの突出高さが高くなるように傾斜している。この場合、上流面28の第1面22に対する傾斜角度は、30〜60度程度に設定することが好ましい。
図3に示すように、壁部21の上流面28は、幅方向Yの中央部が最も窪むように円弧状に湾曲している。すなわち、上流面28は、幅方向Yに延びる円弧に沿うように湾曲している。この場合、上流面28は、R200以上の円弧に沿うように湾曲していることが好ましい。
次に、インテークマニホールド11の作用について説明する。
図1に示すように、スロットル装置15側から導入管13に供給された吸気は、サージタンク12に流れ込む。このとき、導入管13は特にサージタンク12の長手方向Xに対して斜めになるように分岐管14側とは反対側に延びているため、導入管13からサージタンク12内に流れ込む吸気は分岐管14側に偏り易くなる。分岐管14側に偏りながらサージタンク12内に流れた吸気は、壁部21の上流面28によって分岐管14側とは反対側の第2面23側に導かれる。このとき、上流面28は幅方向Yの中央部が最も窪むように円弧状に湾曲しているため、上流面28上を流れる吸気の流れは湾曲した上流面28によって整えられる。
引き続き、壁部21の上流面28によって第2面23側に導かれた吸気は、第2面23に沿ってサージタンク12内の奥に向かって流れた後、第4面25に当たってUターンするように流れる向きを変える。引き続き、吸気は、サージタンク12内における第2面23側寄りの位置で旋回されることによって流れの偏りが解消されながら、第1〜第4分岐管17〜20にそれぞれ流れ込む。
このとき、吸気は、その流れがほぼ均一になった状態で第1〜第4分岐管17〜20にそれぞれ流れ込むため、第1〜第4分岐管17〜20の間での吸気の流入量のバラツキが抑制される。すなわち、サージタンク12内の吸気が第1〜第4分岐管17〜20に対してほぼ均等に分配される。
さらにこのとき、第1〜第4分岐管17〜20に向かって流れる吸気の向きと第1〜第4分岐管17〜20の延びる方向とのなす角度が小さく抑えられるので、吸気がサージタンク12内から第1〜第4分岐管17〜20内へそれぞれ流れる際の圧力損失が低減される。そして、サージタンク12内から第1〜第4分岐管17〜20へ流れ込んだ吸気は、速やかに内燃機関の各吸気ポート(図示略)に供給される。
次に、実施例及び比較例について説明する。
(実施例)
上記実施形態のインテークマニホールド11を実施例とした。
(比較例)
上記実施形態のインテークマニホールド11から壁部21を省略したインテークマニホールドを比較例とした。
<圧力損失の測定>
上記した実施例及び比較例において、吸気がサージタンク12内から第1〜第4分岐管17〜20内へそれぞれ流れる際の圧力損失を測定して比較した。結果を図4のグラフに示す。図4では、無色の棒グラフが比較例を示し、網掛けの棒グラフが実施例を示している。
図4のグラフから、第1〜第4分岐管17〜20の全てにおいて、実施例の方が比較例に比べて圧力損失が低くなっていることが分かる。また、第1〜第4分岐管17〜20の全てにおいて、実施例の方が比較例に比べて圧力損失のバラツキが小さくなっていることが分かる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)インテークマニホールド11において、サージタンク12内の第1面22における第1分岐管17と導入管13との間の位置には、導入管13からサージタンク12内に導入される吸気をサージタンク12内における第2面23側に導く壁部21が突出するように設けられている。この構成によれば、サージタンク12内に導入される吸気を壁部21によってサージタンク12内における分岐管14側とは反対側の第2面23側に導くことができる。このため、サージタンク12内から分岐管14内に進入する吸気の流れ方向と分岐管14の延びる方向とのなす角度を小さくすることができる。したがって、吸気がサージタンク12から分岐管14へ流れる際の圧力損失を低減できる。因みに、上述の比較例のインテークマニホールドのように壁部21が存在しないと、サージタンク12内から分岐管14内に進入する吸気の流れ方向と分岐管14の延びる方向とのなす角度は直角に近い大きな角度となってしまう。この結果、吸気がサージタンク12から分岐管14へ流れる際の圧力損失が大きくなる。
(2)インテークマニホールド11において、導入管13は長手方向Xに対して斜めになるように分岐管14側とは反対側に延びており、壁部21は、サージタンク12内の第1面22における第1分岐管17と導入管13との間の位置に配置されている。この構成によれば、サージタンク12内における導入管13からの吸気が多く流れる位置に壁部21が配置されているので、サージタンク12内に導入される吸気を壁部21によってサージタンク12内における分岐管14側とは反対側の第2面23側に効果的に導くことができる。
(3)インテークマニホールド11において、壁部21における導入管13との対向面である上流面28は、導入管13から遠ざかるほどサージタンク12内の第1面22からの突出高さが高くなるように傾斜している。この構成によれば、導入管13からの吸気を上流面28に沿って円滑に流すことができる。
(4)インテークマニホールド11において、壁部21の上流面28は、幅方向Yの中央部が最も窪むように円弧状に湾曲している。この構成によれば、上流面28に沿う吸気の流れを整えることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・図5に示すように、壁部21は、導入管13内のサージタンク12側の端部における分岐管14側の面に配置してもよい。
・図6に示すように、壁部21の上流面28は、導入管13から遠ざかるほどサージタンク12内の第1面22からの突出高さが高くなるように湾曲していてもよい。
・図7に示すように、導入管13は、サージタンク12の長手方向Xに真っ直ぐに延びていてもよい。
・壁部21における上流面28は、必ずしも湾曲している必要はない。すなわち、上流面28は、平面であってもよい。
・壁部21における上流面28は必ずしも斜面である必要はない。すなわち、上流面28は、サージタンク12内の第1面22に対して垂直な面であってもよい。
・分岐管14の数は、複数であれば適宜変更してもよい。
11…インテークマニホールド、12…サージタンク、13…導入管、14…分岐管、15…スロットル装置、21…壁部、28…対向面としての上流面、X…長手方向、Y…幅方向。

Claims (4)

  1. 一方向に延びるサージタンクと、
    前記サージタンクにおける長手方向の一端側に接続され、スロットル装置側から供給される吸気を前記サージタンク内に導入する導入管と、
    前記長手方向に並び且つ前記長手方向と交差する方向に延びるように前記サージタンクに接続され、前記サージタンク内の前記吸気を分配する複数の分岐管とを備え、
    前記導入管は、前記長手方向に延びるかまたは前記長手方向に対して斜めになるように前記分岐管側とは反対側に延びており、
    前記サージタンク内の前記分岐管側の面における最も前記導入管側に位置する前記分岐管と前記導入管との間の位置または前記導入管内の前記サージタンク側の端部における前記分岐管側の面には、前記導入管から前記サージタンク内に導入される前記吸気を前記サージタンク内における前記分岐管側とは反対側に導く壁部が突出するように設けられていることを特徴とするインテークマニホールド。
  2. 前記導入管は、前記長手方向に対して斜めになるように前記分岐管側とは反対側に延びており、
    前記壁部は、前記サージタンク内の前記分岐管側の面における最も前記導入管側に位置する前記分岐管と前記導入管との間の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインテークマニホールド。
  3. 前記壁部における前記導入管との対向面は、前記導入管から遠ざかるほど前記サージタンク内の前記分岐管側の面からの高さが高くなるように傾斜または湾曲していることを特徴とする請求項2に記載のインテークマニホールド。
  4. 前記対向面は、幅方向の中央部が最も窪むように円弧状に湾曲していることを特徴とする請求項3に記載のインテークマニホールド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114183285A (zh) * 2021-10-29 2022-03-15 东风商用车有限公司 一种发动机端面导流进气管结构

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