JP7351148B2 - 排気通路 - Google Patents

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本発明は、排気通路に関する。
内燃機関の排気管には、排ガス中の酸素濃度を検出するためのセンサが設けられている。内燃機関の運転制御では、例えば検出された酸素濃度に応じて吸入空気量や燃料噴射量が調整されて、空燃比が制御される。
各気筒から出る排ガスは、エキゾーストマニホールドを経て一つの排気管に流入する。排ガスの流れは下流方向への指向性が高く、排気管断面内で偏りが生じやすいため、センサに到達するまでに撹拌するための機構を設けることが検討されている。
特許文献1には、排気流を分散する分散板として、2つのプレートを組み合わせた分散板が開示されている。
特許文献2には、排ガスセンサと排ガス浄化部との間に配設される排ガス撹拌部として、複数のブレードから構成された翼型形状のフィンが開示されている。
また特許文献3には、第1の排気管と第2の排気管との間に孔を備えた突起部を設けることが開示されている。特許文献3によれば、排気が当該突起部近傍を通過するときに乱流となって、排気が拡散されると記載されている。
特開2016-79962号公報 特開2015-55227号公報 特開2014-126009号公報
上記特許文献1~3の分散板等はいずれも開口率が小さいため、圧力損失が大きくなりやすいという問題があった。また特許文献1~2の分散板等は、複数のプレートを使用するため、製造コストや信頼性の点で不利なものであった。また、特許文献3の突起部は、孔とセンサの配置によっては、センサへのガス当たり流量が低下してセンサの応答性が悪化する場合があった。
本発明はこのような問題を解決するものであり、圧力損失を抑制しながら、高い撹拌効果を有する排気通路を提供するものである。
本実施形態にかかる排気通路は、
排気管と、
前記排気管の内面と円周方向の一部の範囲で連続して設けられ、排気管の延在方向に傾き排気管の下流側ほど断面積が小さくなるテーパ部を有する突出部と、を備えることを特徴とする。
本発明により、圧力損失を抑制しながら、高い撹拌効果を有する、排気通路を提供できる。
本実施形態に係る排気通路の一例を示す模式的な斜視図である。 突出部により排気が撹拌される機構を説明するための模式的な斜視図である。 排ガス流量の分布を示す図である。 突出部の中心角の違いによる圧力損失とミキシング効果との関係を示すグラフである。 突出部の一例を示す模式的な、(A)正面図、(B)上面図、(C)側面図である。 図5の例に示す突出部の模式的な斜視図である。 突出部の別の一例を示す斜視図である。 突出部の別の一例を示す斜視図である。 排気通路の別の一例を示す模式的な斜視図である。
以下、実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。なお、本明細書においては、排気管の軸方向(延在方向)の下流向きにX軸をとり、X軸に垂直な面をYZ面(単に断面ともいう)とする。
図1の例に示す排気通路10は、内燃機関用に好適に用いられる排気通路であって、排気管11(11A,11B)と、突出部20とを備えている。図5及び図6に示されるように、突出部20は、少なくとも排気管の延在方向に傾くテーパ部22を有し、排気管11と内接する内接部21を有していてもよい。前記テーパ部22は、排気管11の下流側ほど断面積が小さくなる形状を有している。ここでテーパ部の断面とは、排気管の軸に対して垂直な円弧状の断面をいい、テーパ部の断面積とは、円弧と、円弧の端点と排気管の中心とを結んだ線により構成される扇形の面積をいう。また当該扇形の中心角をθ(図5(A)参照)とする。本実施形態の排気通路は、圧力損失を抑制しながら、高い撹拌効果を有する。このことについて図2を参照して説明する。
図2は突出部により排ガスが撹拌される機構を説明するための模式的な斜視図である。図2中の(A)及び(B)は各々排気通路を通過する排ガスのXY断面を模式的に示すものである。
図2の例に示すように、排ガスは上流から下流に流れる際に、突出部20のテーパ部22を通過する(図2(A))。テーパ部22は下流側ほど断面積が小さくなる構造を有しているため、下流に進むにしたがってテーパ部22の気体がテーパ部外に押し出されて矢印に示す気流が発生する。この気流はテーパ部22全域で連続的に生じて旋回流となり、突出部通過後においても管内全体で排ガスの撹拌が進む(図2(B))。その結果、排ガスの面均一性向上し、センサによる測定精度が向上する。また、本実施形態の排気通路は、テーパ部においても比較的開口部が大きくまた、前述する旋回流が管内全体に広がるため、圧力損失の増加を抑制することができる。
図3は、突出部の有無による排ガス流量の分布の違いを示す図である。図3に示す通り、突出部有する本実施形態の排気通路では、排ガス流量の面均一性が向上している。特に、圧力損失の抑制効果に優れる点から、突出部の断面積を排気管の断面積の50%以下とすることが好ましい。
図5及び図6は、突出部の一例を示す模式的である。突出部20は、図5及び図6の例に示すように、下流側ほど断面積が小さくなるテーパ部22を有している。テーパ部22の形状は、下流側ほど断面積が小さくなる形状であれば特に限定されず、例えば、図6及び図7の例のように直線型であってもよく、図8のように曲線(半円型や、放物線型)であってもよい。また、テーパ部の先端は、図7の例のように先端まで直線的な形状であってもよく、図6のように先端を切断して閉じたたような台形状の形状であってもよく、図8の例のように開口していてもよい。いずれの形状であっても圧力損失を抑制しながら、高い撹拌効果を有する。突出部20は、排気管11と接続するための内接部21を有していてもよい。
次に、突出部をX軸方向に見た時の正面図(図5(A))の中心角θと撹拌効果の関係を説明する。図4は、突出部の中心角の違いによる圧力損失とミキシング効果との関係を示すグラフである。
図4に示されるように、中心角θが大きくなるほどミキシング効果が向上する一方、圧力損失が増大する傾向がみられる。中心角θが180度を超えると、ミキシング効果の向上に対して圧力損失の上昇が顕著になっている。一方、中心角が90度未満の範囲では、十分なミキシング効果が得られない場合がある。本実施形態においては、ミキシング効果と圧力損失の抑制とのバランスの観点から、中心角θが90~180度の範囲内であることが特に好ましい。
本実施形態において、排気管11内に突出部20を設ける方法は特に限定されない。例えば図1の例のように、上流側の排気管11Aと下流側の排気管11Bとの間に、突出部20が設けられた接続具23を用いて突出部20が設けられていてもよい。また、排気管11に突出部20を溶接してもよい。
また、図9の例に示されるように、排気管11は、突出部20の下流側にセンサ30を取り付けるためのセンサ取付部31を有していてもよい。センサ取付部31の形状は、センサ30に応じて適宜調整すればよい。センサ30は、排気管内の酸素濃度を測定可能なセンサが好ましく、例えば、A/Fセンサ、Oセンサなどが挙げられる。
上記本実施形態の排気通路は、上述のとおり圧力損失を抑制しながら高い撹拌効果を有するものであり、例えば内燃機関の排気通路として好適に用いることができる。本実施形態で用いる突出部は、1ピースで比較的単純な構造であるため、信頼性が高く、また製造コストを抑えることもできる。
10 排気通路、 11(11A,11B) 排気管、 20 突出部、 21 内接部、 22 テーパ部、 23 接続具、 30 センサ、 31 センサ取付部。

Claims (6)

  1. 排気管と、
    前記排気管に内接する内接部と、
    前記排気管の内面と円周方向の一部の範囲で連続して設けられ、排気管の延在方向に傾き排気管の下流側ほど断面積が小さくなるテーパ部と、を有する突出部と、を備え、
    前記テーパ部の前記排気管の軸に対して垂直な断面は、円弧状の断面であり、
    前記円弧状の断面と、当該円弧の端点と排気管の中心とを結んだ線により構成される扇形の面積を、テーパ部の断面積としたときに、
    当該テーパ部の断面積が、排気管の断面積の50%以下であり、
    前記突出部の下流側にセンサが設けられている、
    排気通路。
  2. 排気管と、
    前記排気管に内接する内接部と、
    前記排気管の内面と円周方向の一部の範囲で連続して設けられ、排気管の延在方向に傾き排気管の下流側ほど断面積が小さくなるテーパ部と、を有する突出部と、を備え、
    前記テーパ部の前記排気管の軸に対して垂直な断面は、円弧状の断面であり、
    前記円弧状の断面と、当該円弧の端点と排気管の中心とを結んだ線により構成される扇形の中心角θが、90~180度であり、
    前記突出部の下流側にセンサが設けられている、
    排気通路。
  3. 前記突出部は、前記テーパ部に通孔を穿設したものを除く、請求項1又は2に記載の排気通路。
  4. 前記テーパ部の形状が直線型である、請求項1~のいずれか一項に記載の排気通路。
  5. 前記テーパ部の形状が曲線型である、請求項1~のいずれか一項に記載の排気通路。
  6. 前記テーパ部の形状が台形状である、請求項1~のいずれか一項に記載の排気通路。
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