JP2020133230A - 建具 - Google Patents
建具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020133230A JP2020133230A JP2019027449A JP2019027449A JP2020133230A JP 2020133230 A JP2020133230 A JP 2020133230A JP 2019027449 A JP2019027449 A JP 2019027449A JP 2019027449 A JP2019027449 A JP 2019027449A JP 2020133230 A JP2020133230 A JP 2020133230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- operation unit
- opening
- lock mechanism
- cylinder lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
Description
障子1は、上框、下框11及び左右縦框を四周組にし、内周にガラス等のパネル体12が装着されたものである。障子1は、建物の開口部に設けられた枠体(枠)0に対して開閉自在となるよう配置されている。枠体0は、上枠、下枠10及び左右縦枠を四周組にしてなるものである。枠体0の下枠10から、障子1の戸先側である下框11が室外側へ突出することで、障子1が開かれる。障子1の開口は、障子1が半開可能状態のとき、図2に示される通り、開口が制限されて半開までしかならないものである。障子1の下框11の室内側見付面には、開口制限ストッパー2が取り付けられている。
開口制限ストッパー2は、操作部21と、枠体0と障子1とをつなぐ制限アーム22とを有する。操作部21は、障子1を半開可能状態及び全開可能状態に切り替えるために操作されるものである。操作部21の操作は、右及び左方向への移動により行われる。操作部21が右方に移動されていることにより、図1及び図2に示されるように、障子1は半開可能状態に切り替えられている。操作部21が右方に留められている間は、障子1は半開可能状態に保持され、図2に示される通り、障子1の下框11は、制限アーム22により、枠体0の下枠10につながれており、障子1の開口は半開までに制限される。言い換えると、制限アーム22は、下枠10と下框11とをつなぐものであり、障子1が半開可能状態のとき、制限アーム22と障子1とは連結状態にある。操作部21の左方向への移動は、障子1が半開可能状態のとき、操作部21の左側に設けられているロック機構3に、操作部21がロック機構3に当接することとなり、不可となる。
開口制限ストッパー2のロック機構3は、規制部材31と、シリンダ錠32と、固定部33とを有する。規制部材31は、図4(a)(b)に示される通り、平面視長方形状、正面視略L字状をなしている。規制部材31の下部には、図4(b)に示される通り、右方向に突出する略直方体状の当接部31aが設けられている。当接部31aは、操作部21が左方向に移動されようとすると、当接部31aの右側端部が操作部21に当接して、操作部21の左方向への移動を妨げることとなる。規制部材31の上部には、室内側見付面に、図4(b)に示される通り、シリンダ錠32の錠穴が露出して設けられている。シリンダ錠32は、図4(a)に示される通り、規制部材31の室外側見付面に重なって取り付けられている。シリンダ錠32が施錠されているとき、規制部材31の当接部31aがシリンダ錠32よりも右方となる位置に固定される。すなわち、ロック機構3は、操作部21に当接して操作部21の左方への移動を妨げる、障子1の半開可能状態を保持する位置に固定される。シリンダ錠32の室外側見付面には、図4(a)に示される通り、固定部33が重なって取り付けられている。固定部33は、図4(a)(b)に示される通り、平面視長方形状、正面視略L字状をなしている。固定部33は、障子1の下框11の室内側見付面に、ネジ33a,33aでネジ止めされている。固定部33のネジ33a,33aは、図4(a)(b)に示される通り、固定部33の室内側見付面に規制部材31が重なることから、規制部材31により隠蔽されている。
半開可能状態の障子1の下框11は、図2、図6及び図7に示される通り、開口制限ストッパー2の制限アーム22により、障子1が開閉されるとき、常に枠体0の下枠10とにつながれている。すなわち、障子1と制限アーム22とは連結状態となっている。
制限アーム22は、図5(a)(b)に示される通り、障子1が閉じられているときに見たとき、横長の略平板状の形状をなし、左側端部に支持軸22aを、右側端部にピン22bを有する。制限アーム22の支持軸22aは、下枠10と係合する。制限アーム22のピン22bは、下框11のレール部11aと係合する。
下框11のレール部11aは、図5(a)(b)に示される通り、略直方体の箱状の形状をなす。レール部11aの下面には、左右方向に婉曲して延びた空間である、溝部Rが設けられている。溝部Rは、下方と、右側端部の室内側とが開口されている。溝部Rに沿って、制限アーム22のピン22bは摺動可能である。溝部Rの右側端部の室内側には、図5(b)に示される通り、操作部21のスライド部21aが重なっている。
操作部21のスライド部21aは、図5(a)(b)に示される通り、下框11のレール部11a内部に取り付けられ、正面視横長の略長方形状をなし、平面視して左側が開口した略コの字の形状をなす。スライド部21aの移動は、操作部21の移動と連動し、左右方向に移動自在である。障子1が半開可能状態のとき、スライド部21aの左方への移動は、操作部21の左方への移動がロック機構3に妨げられるために、不可となっている。スライド部21aが左方へ移動されず、溝部Rの右側端部の室内側に重なっているあいだは、溝部Rの右側端部の開口が塞がれることとなり、溝部Rの開口は下面のみとなる。そのため、制限アーム22のピン22bは、図6及び図7に示される通り、溝部Rのみに沿って摺動する。すなわち、制限アーム22のピン22bは、障子1が開閉されているとき、溝部Rにおいて、下框11のレール部11aと係合し続け、制限アーム22と障子1とは常に連結状態となる。
全開可能状態の障子1が、半開可能状態の障子1と異なる点は、ロック機構3のシリンダ錠32が解錠され、ロック機構3の規制部材31が、シリンダ錠32を含む見込方向の水平軸を軸として室内側から見て時計回りに回動可能である点である。規制部材31が、室内側から見て時計回りに回動されると、図8(a)(b)に示される通り、規制部材31の当接部31aが、シリンダ錠32よりも左方の位置となる。すなわち、ロック機構3が、開口制限ストッパー2の操作部21の左方向への移動に干渉しない退避位置となる。
開口制限ストッパー2の操作部21が、左方へ移動されると、障子1が全開可能状態に切り替えられる。操作部21が左方に移動され、障子1が全開可能状態に切り替えられると、図3に示されるように、障子1と制限アーム22との係合が解除されて非連結状態となる。障子1と制限アーム22とが非連結状態のとき、制限アーム22は、枠体0の下枠10と障子1の下框11とをつながず、障子1は全開可能となる。操作部21は、言い換えると、障子1と制限アーム22との連結状態及び非連結状態を切り替えるためのものである。また、ロック機構3は、操作部21及びスライド部21aの位置を、障子1と制限アーム22とを連結状態とする位置に固定するためのものである。
全開可能状態の障子1は、図3、図10及び図11に示される通り、障子1が開閉されるとき、開口制限ストッパー2の制限アーム22につながれていない。制限アーム22は、常に枠体0の下枠10の上面に留まる。すなわち、障子1と制限アーム22とは非連結状態となっている。
非連結状態のときの制限アーム22が、連結状態のときと異なる点は、図9(a)(b)に示される通り、障子1のレール部11aの溝部Rの右側端部の室内側に、操作部21のスライド部21aの中空部Sが重なっている点である。
中空部Sは、室内外側面及び下面が開口しており、左右側及び上側がスライド部21aで囲まれた、略直方体状の空間である。中空部Sは、障子1が半開可能状態のとき、下框11のレール部11aの溝部Rの右側端部の右方に位置される。中空部Sは、障子1が全開可能状態のとき、障子1を全開可能状態へ切り替えるための、操作部21の左方への移動に伴い、スライド部21aと共に左方へ移動されていて、溝部Rの右側端部の室内側に重なる。溝部Rの右側端部の室内側に中空部Sが重なることで、溝部Rの右側端部が室内側に開口される。
溝部Rの、右側端部の室内側の開口により、制限アーム22のピン22bは、図10及び図11に示される通り、室内外方向へ通り抜け自在となるので、障子1が開閉されるとき、ピン22bはレール部11aと係脱可能となる。制限アーム22のピン22bと障子1のレール部11aとが係脱可能であるため、図10(b)(c)及び図11(b)(c)に示される通り、障子1と制限アームとが非連結状態となっており、障子1は全開可能となる。
1 障子
2 開口制限ストッパー
21 操作部
3 ロック機構
Claims (1)
- 障子と、開口制限ストッパーと、開口制限ストッパーのロック機構を備え、障子は、戸先側が枠から室外側へ突出することで開閉し、開口制限ストッパーは、操作部の操作により障子を半開状態及び全開状態に切り替え自在なものであって、ロック機構は、操作部に当接して障子の半開状態を保持する位置と操作部に干渉しない退避位置に移動自在であることを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019027449A JP7134115B2 (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019027449A JP7134115B2 (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020133230A true JP2020133230A (ja) | 2020-08-31 |
JP7134115B2 JP7134115B2 (ja) | 2022-09-09 |
Family
ID=72277976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019027449A Active JP7134115B2 (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7134115B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005076334A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Ykk Ap株式会社 | 開き窓 |
JP2008261152A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Fujisash Co | 開き窓における開口制限ストッパー装置 |
JP2012197590A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Ykk Ap株式会社 | 開放規制装置および建具 |
JP2015132133A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP2017125304A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 中西産業株式会社 | キー付き開口制限装置及びそれを用いた窓開閉装置 |
-
2019
- 2019-02-19 JP JP2019027449A patent/JP7134115B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005076334A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Ykk Ap株式会社 | 開き窓 |
JP2008261152A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Fujisash Co | 開き窓における開口制限ストッパー装置 |
JP2012197590A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Ykk Ap株式会社 | 開放規制装置および建具 |
JP2015132133A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP2017125304A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 中西産業株式会社 | キー付き開口制限装置及びそれを用いた窓開閉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7134115B2 (ja) | 2022-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU109189U1 (ru) | Двухстворчатое окно с оконными створками с боковой навеской и с нижней навеской, конструкция и регулирующее устройство окна | |
US20190301217A1 (en) | Door system with sliding and hinging capability | |
JP2012001898A (ja) | 上げ下げ窓 | |
US20150052835A1 (en) | Door assembly with pivotable locking extension | |
JP5031706B2 (ja) | 建具 | |
US20180216397A1 (en) | Inward-opening type casement window having outward-opening pane and screen, and handle lock and hinge used therefor | |
US11326393B2 (en) | Door with acoustic seals | |
KR200462728Y1 (ko) | 방충 및 방범용 현관문 | |
JP2020133230A (ja) | 建具 | |
KR20170106850A (ko) | 폴딩도어 구조 | |
JP2020066906A (ja) | 網戸付きサッシ | |
JP7317508B2 (ja) | 建具 | |
JP7076674B2 (ja) | 脱出ドアユニット | |
KR101907996B1 (ko) | p와 d 단면 형상을 갖는 도어 | |
JP6890383B2 (ja) | 建具 | |
JP4928424B2 (ja) | 建具 | |
JP2016186198A (ja) | 網戸付きサッシ | |
WO2023286598A1 (ja) | 窓 | |
KR200384573Y1 (ko) | 미닫이 방범창 | |
JP6763694B2 (ja) | 建具 | |
JP7081954B2 (ja) | 建具 | |
JP2021071002A (ja) | 建具 | |
JP6682461B2 (ja) | 建具 | |
JP6659426B2 (ja) | 建具 | |
JP2021152292A (ja) | ハンドルのロック機構及びハンドル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220830 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7134115 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |