JP2020133230A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 障子の開口を制限する機能を備えた建具を提供する。【解決手段】 障子1と、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3を備え、障子1は、戸先側が枠0から室外側へ突出することで開閉し、開口制限ストッパー2は、操作部21の操作により障子1を半開状態及び全開状態に切り替え自在なものであって、ロック機構3は、操作部21に当接して障子1の半開状態を保持する位置と操作部21に干渉しない退避位置に移動自在である。【選択図】 図1

Description

本発明は、建具に関する。
従来、戸先側が枠より室外側へ突出することで開閉する障子は、不特定多数の者が障子を全開にできるため、開口部からの人の出入りを制限できず、また、人が開口部から室外側へ転落する等の問題があった。そのため、障子の開口を制限する機能を備えた建具が求められていた。
本発明は上記実情に鑑み、障子の開口を制限する機能を備えた建具を提供することを目的とする。
本発明の建具は、障子と、開口制限ストッパーと、開口制限ストッパーのロック機構を備え、障子は、戸先側が枠から室外側へ突出することで開閉し、開口制限ストッパーは、操作部の操作により障子を半開状態(開口限度が半開の状態であり、以下、半開可能状態と呼ぶ)及び全開状態(開口限度が全開の状態であり、以下、全開可能状態と呼ぶ)に切り替え自在なものであって、ロック機構は、操作部に当接して障子の半開状態を保持する位置と操作部に干渉しない退避位置に移動自在であることを特徴とする。
本発明の建具によれば、開口制限ストッパーの操作部に当接して障子の半開状態を保持する位置と、操作部に干渉しない退避位置に移動自在であるロック機構を備えていることで、障子の開口を半開状態に制限することができるので、安全性に優れる。
第一実施形態の、半開可能状態の障子が閉じられているときの建具の斜視図である。 第一実施形態の、半開可能状態の障子が半開のときの建具の斜視図である。 第一実施形態の、全開可能状態の障子が開けられているときの建具の斜視図である。 図1のAの拡大図であり、開口制限ストッパーとロック機構の、(a)平面図、(b)正面図である。 第一実施形態の、半開可能状態の障子が閉じられているときの建具の、(a)は(b)のB−B線断面図であり、(b)は図7のC−C線矢視図である。 図7の、(a)はC−C線、(b)はD−D線、(c)はE−E線矢視図である。 第一実施形態の、半開可能状態の障子が開閉されているときの、建具の側面図である。 第一実施形態の、全開可能状態の障子の、開口制限ストッパーとロック機構の、(a)平面図、(b)は正面図である。 第一実施形態の、全開可能状態の障子が閉じられているときの建具の、(a)は(b)のBB−BB線断面図であり、(b)は図11のCC−CC線矢視図である。 図11の、(a)はCC−CC線、(b)はDD−DD線、(c)はEE−EE線矢視図である。 第一実施形態の、全開可能状態の障子が開閉されているときの、建具の側面図である。 (a),(b)はそれぞれ第二及び第三実施形態における、開口制限ストッパーとロック機構の斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ第四及び第五実施形態における、開口制限ストッパーとロック機構の斜視図である。 第六実施形態の開口制限ストッパーとロック機構の、障子が半開可能状態のときの(a)平面図、(b)正面図であり、障子が全開可能状態のときの(c)平面図、(d)正面図である。 第七実施形態の開口制限ストッパーとロック機構の、障子が半開可能状態のときの(a)平面図、(b)正面図であり、障子が全開可能状態のときの(c)平面図、(d)正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の建具における、第一実施形態は図1乃至図11に、第二及び三実施形態は図12に、第四及び五実施形態は図13に、第六実施形態は図14に、第七実施形態は図15にそれぞれ示されている。以下において、室内側、室外側、及び上下左右とは図1及び図4に示される通りとする。また、以下では、図1に示されるように、半開可能状態の障子1が閉じられているときを基準として説明する。
本発明の第一実施形態に係る建具は、すべり出し窓として構成されており、図1に示されるように、障子1と、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3を備える。
障子1は、上框、下框11及び左右縦框を四周組にし、内周にガラス等のパネル体12が装着されたものである。障子1は、建物の開口部に設けられた枠体(枠)0に対して開閉自在となるよう配置されている。枠体0は、上枠、下枠10及び左右縦枠を四周組にしてなるものである。枠体0の下枠10から、障子1の戸先側である下框11が室外側へ突出することで、障子1が開かれる。障子1の開口は、障子1が半開可能状態のとき、図2に示される通り、開口が制限されて半開までしかならないものである。障子1の下框11の室内側見付面には、開口制限ストッパー2が取り付けられている。
開口制限ストッパー2は、操作部21と、枠体0と障子1とをつなぐ制限アーム22とを有する。操作部21は、障子1を半開可能状態及び全開可能状態に切り替えるために操作されるものである。操作部21の操作は、右及び左方向への移動により行われる。操作部21が右方に移動されていることにより、図1及び図2に示されるように、障子1は半開可能状態に切り替えられている。操作部21が右方に留められている間は、障子1は半開可能状態に保持され、図2に示される通り、障子1の下框11は、制限アーム22により、枠体0の下枠10につながれており、障子1の開口は半開までに制限される。言い換えると、制限アーム22は、下枠10と下框11とをつなぐものであり、障子1が半開可能状態のとき、制限アーム22と障子1とは連結状態にある。操作部21の左方向への移動は、障子1が半開可能状態のとき、操作部21の左側に設けられているロック機構3に、操作部21がロック機構3に当接することとなり、不可となる。
開口制限ストッパー2のロック機構3は、規制部材31と、シリンダ錠32と、固定部33とを有する。規制部材31は、図4(a)(b)に示される通り、平面視長方形状、正面視略L字状をなしている。規制部材31の下部には、図4(b)に示される通り、右方向に突出する略直方体状の当接部31aが設けられている。当接部31aは、操作部21が左方向に移動されようとすると、当接部31aの右側端部が操作部21に当接して、操作部21の左方向への移動を妨げることとなる。規制部材31の上部には、室内側見付面に、図4(b)に示される通り、シリンダ錠32の錠穴が露出して設けられている。シリンダ錠32は、図4(a)に示される通り、規制部材31の室外側見付面に重なって取り付けられている。シリンダ錠32が施錠されているとき、規制部材31の当接部31aがシリンダ錠32よりも右方となる位置に固定される。すなわち、ロック機構3は、操作部21に当接して操作部21の左方への移動を妨げる、障子1の半開可能状態を保持する位置に固定される。シリンダ錠32の室外側見付面には、図4(a)に示される通り、固定部33が重なって取り付けられている。固定部33は、図4(a)(b)に示される通り、平面視長方形状、正面視略L字状をなしている。固定部33は、障子1の下框11の室内側見付面に、ネジ33a,33aでネジ止めされている。固定部33のネジ33a,33aは、図4(a)(b)に示される通り、固定部33の室内側見付面に規制部材31が重なることから、規制部材31により隠蔽されている。
次に、半開可能状態の障子1が開閉されるときについて説明する。
半開可能状態の障子1の下框11は、図2、図6及び図7に示される通り、開口制限ストッパー2の制限アーム22により、障子1が開閉されるとき、常に枠体0の下枠10とにつながれている。すなわち、障子1と制限アーム22とは連結状態となっている。
制限アーム22は、図5(a)(b)に示される通り、障子1が閉じられているときに見たとき、横長の略平板状の形状をなし、左側端部に支持軸22aを、右側端部にピン22bを有する。制限アーム22の支持軸22aは、下枠10と係合する。制限アーム22のピン22bは、下框11のレール部11aと係合する。
下框11のレール部11aは、図5(a)(b)に示される通り、略直方体の箱状の形状をなす。レール部11aの下面には、左右方向に婉曲して延びた空間である、溝部Rが設けられている。溝部Rは、下方と、右側端部の室内側とが開口されている。溝部Rに沿って、制限アーム22のピン22bは摺動可能である。溝部Rの右側端部の室内側には、図5(b)に示される通り、操作部21のスライド部21aが重なっている。
操作部21のスライド部21aは、図5(a)(b)に示される通り、下框11のレール部11a内部に取り付けられ、正面視横長の略長方形状をなし、平面視して左側が開口した略コの字の形状をなす。スライド部21aの移動は、操作部21の移動と連動し、左右方向に移動自在である。障子1が半開可能状態のとき、スライド部21aの左方への移動は、操作部21の左方への移動がロック機構3に妨げられるために、不可となっている。スライド部21aが左方へ移動されず、溝部Rの右側端部の室内側に重なっているあいだは、溝部Rの右側端部の開口が塞がれることとなり、溝部Rの開口は下面のみとなる。そのため、制限アーム22のピン22bは、図6及び図7に示される通り、溝部Rのみに沿って摺動する。すなわち、制限アーム22のピン22bは、障子1が開閉されているとき、溝部Rにおいて、下框11のレール部11aと係合し続け、制限アーム22と障子1とは常に連結状態となる。
次に、全開可能状態の障子1について説明する。まず、障子1が閉じられているときを基準として説明する。
全開可能状態の障子1が、半開可能状態の障子1と異なる点は、ロック機構3のシリンダ錠32が解錠され、ロック機構3の規制部材31が、シリンダ錠32を含む見込方向の水平軸を軸として室内側から見て時計回りに回動可能である点である。規制部材31が、室内側から見て時計回りに回動されると、図8(a)(b)に示される通り、規制部材31の当接部31aが、シリンダ錠32よりも左方の位置となる。すなわち、ロック機構3が、開口制限ストッパー2の操作部21の左方向への移動に干渉しない退避位置となる。
開口制限ストッパー2の操作部21が、左方へ移動されると、障子1が全開可能状態に切り替えられる。操作部21が左方に移動され、障子1が全開可能状態に切り替えられると、図3に示されるように、障子1と制限アーム22との係合が解除されて非連結状態となる。障子1と制限アーム22とが非連結状態のとき、制限アーム22は、枠体0の下枠10と障子1の下框11とをつながず、障子1は全開可能となる。操作部21は、言い換えると、障子1と制限アーム22との連結状態及び非連結状態を切り替えるためのものである。また、ロック機構3は、操作部21及びスライド部21aの位置を、障子1と制限アーム22とを連結状態とする位置に固定するためのものである。
さらに、全開可能状態の障子1が開閉されるときについて説明する。
全開可能状態の障子1は、図3、図10及び図11に示される通り、障子1が開閉されるとき、開口制限ストッパー2の制限アーム22につながれていない。制限アーム22は、常に枠体0の下枠10の上面に留まる。すなわち、障子1と制限アーム22とは非連結状態となっている。
非連結状態のときの制限アーム22が、連結状態のときと異なる点は、図9(a)(b)に示される通り、障子1のレール部11aの溝部Rの右側端部の室内側に、操作部21のスライド部21aの中空部Sが重なっている点である。
中空部Sは、室内外側面及び下面が開口しており、左右側及び上側がスライド部21aで囲まれた、略直方体状の空間である。中空部Sは、障子1が半開可能状態のとき、下框11のレール部11aの溝部Rの右側端部の右方に位置される。中空部Sは、障子1が全開可能状態のとき、障子1を全開可能状態へ切り替えるための、操作部21の左方への移動に伴い、スライド部21aと共に左方へ移動されていて、溝部Rの右側端部の室内側に重なる。溝部Rの右側端部の室内側に中空部Sが重なることで、溝部Rの右側端部が室内側に開口される。
溝部Rの、右側端部の室内側の開口により、制限アーム22のピン22bは、図10及び図11に示される通り、室内外方向へ通り抜け自在となるので、障子1が開閉されるとき、ピン22bはレール部11aと係脱可能となる。制限アーム22のピン22bと障子1のレール部11aとが係脱可能であるため、図10(b)(c)及び図11(b)(c)に示される通り、障子1と制限アームとが非連結状態となっており、障子1は全開可能となる。
以上のように構成した第一実施形態の建具によれば、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3が設けられ、開口制限ストッパー2の操作部21の操作で障子1の半開可能状態及び全開可能状態を切り替え自在であり、ロック機構3のシリンダ錠32が施錠されているとき、ロック機構3は操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定できるため、シリンダ錠32の錠の持ち主以外の不特定多数の者に障子1を全開にされることを防ぎ、例えば人が開口部から室外側へ転落する等の危険が防止できるので、安全性に優れる。さらに、シリンダ錠32の施錠中は、ロック機構3の固定部33のネジ33a,33aはロック機構3の規制部材31により隠蔽されるので、意匠性に優れ、また、シリンダ錠32の錠の持ち主以外の不特定多数の者がネジ33a,33aを緩め、ロック機構3を障子1から外して障子1を全開にしようとすることを防止できるので、安全性に優れる。
また、第二実施形態に係る建具は、基本構成は本発明の第一実施形態と同一であるが、以下の点において相違する。第二実施形態のロック機構3は、図12(a)に示される通り、枠体0の下枠10の上面に取り付けられており、規制部材231と、シリンダ錠232と、摺動板233を有し、規制部材231は、平面視長方形状、正面視略凸字状をなし、摺動板233の上面右側端部に、摺動板233の上面に沿って左右方向に摺動自在に取り付けられ、シリンダ錠32は摺動板233の上面左側端部に錠穴が露出して取り付けられている。摺動板233は、平面視長方形状をなし、下枠10の上面に固定されている。シリンダ錠232が施錠されると、規制部材231は障子1の半開可能状態を保持する位置である摺動板233の上面右側端部に固定され、操作部21が左方向に移動されようとすると規制部材231が操作部21に当接し操作部21の左方向への移動を妨げることとなり、操作部21は規制部材231の右方に留められて障子1の半開可能状態が保持され、障子1は全開不可となる。シリンダ錠232が解錠されると、規制部材231は左方向に摺動可能となり、規制部材231が摺動板233の上面に沿って左方向に摺動され操作部21の左方向への移動に干渉しない退避位置にあると、操作部21は左方向へ移動可能となる。操作部21が左方向に移動されると、障子1は全開可能状態に切り替えられる。
このように構成した第二実施形態の建具によれば、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3が設けられ、開口制限ストッパー2は操作部21の操作で障子1の半開可能状態及び全開可能状態を切り替え自在であり、ロック機構3のシリンダ錠232が施錠されているとき、ロック機構3は、操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定できるため、シリンダ錠232の錠の持ち主以外の不特定多数の者に障子1を全開にされることを防ぎ、例えば人が開口部から室外側へ転落する等の危険が防止できるので、安全性に優れる。
第三実施形態に係る建具は、基本構成は本発明の第一実施形態と同一であるが、以下の点において相違する。第三実施形態のロック機構3は、図12(b)に示される通り、規制部材331と、シリンダ錠332とを有し、規制部材331は略直方体状をなし、下框11の室内側見付面において室内外方向に突没自在であり、シリンダ錠332は規制部材331の室内側見付面に錠穴が露出して規制部材331と一体となり取り付けられている。シリンダ錠332が施錠されると、規制部材331は室内方向へ突出し障子1の半開可能状態を保持する位置に固定され、操作部21が左方向に移動されようとすると規制部材331が操作部21に当接し操作部21の左方向への移動を妨げることとなり、操作部21は規制部材331の右方に留められて障子1の半開可能状態が保持され、障子1は全開不可となる。シリンダ錠332が解錠されると、規制部材331は室外方向に没入し、規制部材331と下框11とが室内側見付面で略面一となり、規制部材331は操作部21の左方向への移動に干渉しない退避位置にあり、操作部21は左方向へ移動可能となる。操作部21が左方向に移動されると、障子1は全開可能状態に切り替えられる。
このように構成した第三実施形態の建具によれば、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3が設けられ、開口制限ストッパー2は操作部21の操作で障子1の半開可能状態及び全開可能状態を切り替え自在であり、ロック機構3のシリンダ錠332が施錠されているとき、ロック機構3は、操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定できるため、シリンダ錠332の錠の持ち主以外の不特定多数の者に障子1を全開にされることを防ぎ、例えば人が開口部から室外側へ転落する等の危険が防止できるので、安全性に優れる。
第四実施形態に係る建具は、基本構成は本発明の第一実施形態と同一であるが、以下の点において相違する。第四実施形態のロック機構3は、図13(a)に示される通り、規制部材431と、シリンダ錠432と、ベース433を有し、規制部材431は略直方体状をなし、ベース433の室内側見付面で室内外方向に突没自在であり、シリンダ錠432はベース433の左側端部でベース433の室内側見付面に錠穴が露出して取り付けられ、ベース433は下框11と室内側見付面で略面一に固定されている。シリンダ錠432が施錠されると、規制部材431は室内方向へ突出し障子1の半開可能状態を保持する位置に固定され、操作部21が左方向に移動されようとすると規制部材431が操作部21に当接し操作部21の左方向への移動を妨げることとなり、操作部21は規制部材431の右方に留められて障子1の半開可能状態が保持され、障子1は全開不可となる。シリンダ錠432が解錠されると、規制部材431は室外方向に没入し、規制部材431と、ベース433及び下框11とが室内側見付面で略面一となり、規制部材431は操作部21の左方向への移動に干渉しない退避位置にあり、操作部21は左方向へ移動可能となる。操作部21が左方向に移動されると、障子1は全開可能状態に切り替えられる。
このように構成した第四実施形態の建具によれば、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3が設けられ、開口制限ストッパー2は操作部21の操作で障子1の半開可能状態及び全開可能状態を切り替え自在であり、ロック機構3のシリンダ錠432が施錠されているとき、ロック機構3は、操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定できるため、シリンダ錠432の錠の持ち主以外の不特定多数の者に障子1を全開にされることを防ぎ、例えば人が開口部から室外側へ転落する等の危険が防止できるので、安全性に優れる。
第五実施形態に係る建具は、基本構成は本発明の第一実施形態と同一であるが、以下の点において相違する。第五実施形態のロック機構3は、図13(b)に示される通り、規制部材531と、シリンダ錠532と、摺動壁533とを有し、規制部材531は略直方体状をなし、摺動壁533の室内側見付面に、摺動壁533の室内側見付面に沿って左右方向に摺動自在に取り付けられ、シリンダ錠32は規制部材531の室内側見付面に錠穴が露出して規制部材531と一体となり取り付けられている。摺動壁533は略平板状をなし、下框11の室内側見付面に固定されている。シリンダ錠532が施錠されると、規制部材531は障子1の半開可能状態を保持する位置である、摺動壁533と左側見込面で略面一となる位置に固定され、操作部21が左方向に移動されようとすると規制部材531が操作部21に当接し操作部21の左方向への移動を妨げることとなり、操作部21は規制部材531の右方に留められて障子1の半開可能状態が保持され、障子1は全開不可となる。シリンダ錠532が解錠されると、規制部材531は左方向に摺動可能となり、規制部材531が左方向に摺動され操作部21に干渉しない退避位置にあると、操作部21は左方向へ移動可能となる。操作部21が左方向に移動されると、障子1は全開可能状態に切り替えられる。
このように構成した第五実施形態の建具によれば、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3が設けられ、開口制限ストッパー2は操作部21の操作で障子1の半開可能状態及び全開可能状態を切り替え自在であり、ロック機構3のシリンダ錠532が施錠されているとき、ロック機構3は、操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定できるため、シリンダ錠532の錠の持ち主以外の不特定多数の者に障子1を全開にされることを防ぎ、例えば人が開口部から室外側へ転落する等の危険が防止できるので、安全性に優れる。
第六実施形態に係る建具は、基本構成は本発明の第一実施形態と同一であるが、以下の点において相違する。第六実施形態のロック機構3は、図14に示される通り、規制部材631と、シリンダ錠632と、固定部633を有し、規制部材631は規制部材631の右側見込面に下框11の左右方向に突没可能な当接部631aが設けられている。図14(a)(b)は、障子1が半開可能状態のときの開口制限ストッパー2及び開口制限ストッパー2のロック機構3を示しており、シリンダ錠632が施錠され、規制部材631の当接部631aが右方向に突出してシリンダ錠632よりも右方となっており、すなわち、ロック機構3は操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定されている。規制部材631が障子1の半開可能状態を保持する位置にあるとき、規制部材631は固定部633のネジ633a,633aは規制部材631により隠蔽される。操作部21が左方向に移動されようとすると、当接部631aが操作部21に当接して操作部21の左方向への移動を妨げることとなり、操作部21は規制部材631の右方に留められ、障子1の半開可能状態が保持され、障子1は全開不可となる。図14(c)(d)は、障子1が全開可能状態のときのロック機構3を示しており、シリンダ錠632が解錠され、規制部材631の当接部631aが規制部材631内に没入し、規制部材631がシリンダ錠632を含む見込方向の水平軸を軸として室内側から見て時計回りに回動された位置、すなわち、ロック機構3は操作部21に干渉しない退避位置にあり、操作部21は左方向へ移動可能となっている。操作部21が左方向に移動されると、障子1は全開可能状態に切り替えられる。
このように構成した第六実施形態の建具によれば、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3が設けられ、開口制限ストッパー2は操作部21の操作で障子1の半開可能状態及び全開可能状態を切り替え自在であり、ロック機構3のシリンダ錠632が施錠されているとき、ロック機構3は、操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定できるため、シリンダ錠632の錠の持ち主以外の不特定多数の者に障子1を全開にされることを防ぎ、例えば室外側へ人が落下する危険を防止できるので、安全性に優れる。さらに、シリンダ錠632の施錠中は、ロック機構3の固定部633のネジ633a,633aは、ロック機構3の規制部材631により隠蔽されるので、意匠性に優れ、また、シリンダ錠632の錠の持ち主以外の不特定多数の者がネジ633a,633aを緩ませ、ロック機構3を障子1から外して障子1を全開にしようとすることを防止できるので、安全性に優れる。
第七実施形態に係る建具は、基本構成は本発明の第一実施形態と同一であるが、以下の点において相違する。第七実施形態のロック機構3は、図15に示される通り、規制部材731と、シリンダ錠732と、固定部733を有し、規制部材731は略直方体状をなし、下部左側端部に上下方向に延びる軸731bが、下部右側に当接部731aが設けられている。シリンダ錠732は略立方体状をなし、上面に錠穴が設けられており、固定部733の室内側見付面に重なって、規制部材731の上方に取り付けられている。図15(a)(b)は、障子1が半開可能状態にあるときのロック機構3を示しており、シリンダ錠732が施錠されて、規制部材731の当接部731aがシリンダ錠732よりも右方の位置、すなわち、ロック機構3は操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定されている。操作部21が左方向に移動されようとすると、当接部731aが操作部21に当接して操作部21の左方向への移動を妨げることとなり、操作部21は規制部材731の右方に留められ、障子1の半開可能状態が保持され、障子1は全開不可となる。図15(c)(d)は、障子1が全開可能状態のときのロック機構3を示しており、シリンダ錠732が解錠され、規制部材731が軸731bを軸として上から見て時計回りに回動されて、当接部731aがシリンダ錠732よりも左方の位置、すなわち、ロック機構3は操作部21に干渉しない退避位置にあり、操作部21は左方向へ移動可能となっている。操作部21が左方向へ移動されると、障子1は全開可能状態に切り替えられる。
このように構成した第七実施形態の建具によれば、開口制限ストッパー2と、開口制限ストッパー2のロック機構3が設けられ、開口制限ストッパー2は操作部21の操作で障子1の半開可能状態及び全開可能状態を切り替え自在であり、ロック機構3のシリンダ錠732が施錠されているとき、ロック機構3は、操作部21に当接して障子1の半開可能状態を保持する位置に固定できるため、シリンダ錠732の錠の持ち主以外の不特定多数の者に障子1を全開にされることを防ぎ、例えば室外側へ人が落下する危険を防止できるので、安全性に優れる。さらに、シリンダ錠32の施錠中は、ロック機構3の固定部733のネジ733a,733aは、ロック機構3の規制部材731により隠蔽されるので、意匠性に優れ、また、シリンダ錠732の錠の持ち主以外の不特定多数の者がネジ733a,733aを緩め、ロック機構3を障子1から外して障子1を全開にしようとすることを防止できるので、安全性に優れる。
本発明は、上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲内であれば適宜変更することができる。例えば、障子は開き窓であってもよい。また、ロック機構の規制部材の形状は、本発明の機能の妨げとならない形状であれば限定されるものではない。
0 枠体(枠)
1 障子
2 開口制限ストッパー
21 操作部
3 ロック機構

Claims (1)

  1. 障子と、開口制限ストッパーと、開口制限ストッパーのロック機構を備え、障子は、戸先側が枠から室外側へ突出することで開閉し、開口制限ストッパーは、操作部の操作により障子を半開状態及び全開状態に切り替え自在なものであって、ロック機構は、操作部に当接して障子の半開状態を保持する位置と操作部に干渉しない退避位置に移動自在であることを特徴とする建具。
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