JP2020132282A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020132282A
JP2020132282A JP2019023207A JP2019023207A JP2020132282A JP 2020132282 A JP2020132282 A JP 2020132282A JP 2019023207 A JP2019023207 A JP 2019023207A JP 2019023207 A JP2019023207 A JP 2019023207A JP 2020132282 A JP2020132282 A JP 2020132282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding unit
unit
hanging member
spring
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019023207A
Other languages
English (en)
Inventor
服部 篤典
Atsunori Hattori
篤典 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2019023207A priority Critical patent/JP2020132282A/ja
Publication of JP2020132282A publication Critical patent/JP2020132282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

【課題】保持ユニットを吊り下げる吊り下げ部材が切れた場合でも、保持ユニットの落下による不具合を防止できる昇降装置を提供すること。【解決手段】昇降装置1は、保持ユニット10、吊り下げ部材20、昇降機構30、柱部40、バネ部50を有する案内部60を備える。吊り下げ部材20は、保持ユニット10のうち、案内部60を無くした場合に第1回転方向RH1に回動した姿勢で吊り下げられる位置11miに結合され、かつ、バネ部50は、保持ユニット10を反第1回転方向RH2に付勢する。保持ユニット10の係合部17は、吊り下げ部材20が切れて、バネ部50により保持ユニット10が反第1回転方向RH2に回動して落下したときに、柱部40のユニット支持部43に係合する。【選択図】図5

Description

本発明は、対象物を保持して昇降させる昇降装置に関する。
例えば、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、電気自動車等の製造過程において、車載用の電池パックを、昇降装置を用いて昇降させたい場合がある。なお、関連する従来技術として、例えば特許文献1が挙げられる。
特開2016−072050号公報
そこで、本発明者は、昇降装置として、電池パック等の対象物を脱着可能に保持する保持ユニットと、この保持ユニットを吊り下げるチェーンやワイヤなどの吊り下げ部材と、保持ユニットを吊り下げ部材を介して昇降させる昇降機構とを備える昇降装置を検討した。
しかしながら、このような昇降装置では、何らかの理由で吊り下げ部材が切れた場合に、保持ユニットや保持ユニットに保持された対象物が落下し、底面などに衝突するなどの不具合を生じる虞がある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、保持ユニットを吊り下げる吊り下げ部材が切れた場合でも、保持ユニットの落下による不具合を防止できる昇降装置を提供するものである。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、対象物を脱着可能に保持する保持ユニットと、上記保持ユニットを吊り下げる吊り下げ部材と、上記保持ユニットを上記吊り下げ部材を介して昇降させる昇降機構と、を備え、上記保持ユニットで保持した上記対象物を昇降させる昇降装置であって、鉛直方向に延びるガイドレールを有する柱部と、上記保持ユニットに弾性的に取り付けられたバネ部を有し、上記保持ユニットを上記バネ部を介して上記ガイドレールに沿って鉛直方向に案内する案内部と、を更に備え、上記吊り下げ部材は、上記保持ユニットのうち、上記案内部を無くして上記保持ユニットを上記吊り下げ部材で吊り下げた場合には、上記保持ユニットが所定の姿勢から第1回転方向に回動した姿勢で吊り下げられる位置に結合されており、かつ、上記案内部の上記バネ部は、上記保持ユニットを上記第1回転方向とは逆の反第1回転方向に付勢して、上記保持ユニットを上記所定の姿勢に保っており、上記保持ユニットは、係合部を、上記柱部は、ユニット支持部を有し、上記係合部は、上記吊り下げ部材で上記保持ユニットを吊り下げているときには、上記ユニット支持部に係合せず、上記吊り下げ部材が切れて、上記バネ部の付勢により上記保持ユニットが上記所定の姿勢よりも上記反第1回転方向に回動した姿勢で落下したときには、上記ユニット支持部に係合する、形態を有する昇降装置である。
上述の昇降装置は、吊り下げ部材で保持ユニットを吊り下げた通常状態(吊り下げ部材が切れていない通常状態)では、保持ユニットは、案内部のバネ部によって所定の姿勢に保たれている。また、この通常状態では、保持ユニットの係合部は、柱部のユニット支持部に係合しない。
一方、もし吊り下げ部材が切れた場合には、保持ユニットは落下すると共にバネ部の付勢によって反第1回転方向に回動するので、保持ユニットの係合部が柱部のユニット支持部に係合して落下が止められる。このため、吊り下げ部材が切れた場合でも、保持ユニットの落下による不具合を防止できる。
なお、「吊り下げ部材」としては、例えば、チェーンやワイヤなどが挙げられる。
実施形態に係る昇降装置の正面図である。 実施形態に係る昇降装置の側面図である。 実施形態に係る昇降装置のうち、保持ユニット及び案内部の近傍の側面図である。 実施形態に係り、案内部を無くして保持ユニットを吊り下げ部材で吊り下げた場合に、保持ユニットが第1回転方向に回動した姿勢で吊り下げられる様子を示す説明図である。 実施形態に係り、吊り下げ部材が切れた場合に、保持ユニットが基台まで落下することが防止される様子を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に本実施形態に係る昇降装置1の正面図及び側面図を示す。また、図3に昇降装置1のうち保持ユニット10及び案内部60の近傍の側面図を示す。なお、以下では、昇降装置1の高さ方向(鉛直方向)DH、鉛直方向DHに直交する横方向BH、鉛直方向DH及び横方向BHにそれぞれ直交する縦方向CHを、図1〜図3に示す方向と定めて説明する。
この昇降装置1は、車載用の電池パック(対象物)100を保持して昇降させる装置である。電池パック100は、パックケース110内に複数の電池(不図示)が収容されており、外形が直方体状である。昇降装置1は、保持ユニット10、チェーン(吊り下げ部材)20、昇降機構30、柱部40、案内部60、制御部70等から構成されている。
このうち保持ユニット10は、電池パック100を脱着可能に保持する。この保持ユニット10は、チェーン20で吊り下げられると共に、案内部60に取り付けられており、鉛直方向DHに移動可能となっている。保持ユニット10は、上方DH1に位置するベース部11を有する。このベース部11の上面11mには、チェーン20が結合されており、これにより保持ユニット10が吊り下げられている。チェーン20で保持ユニット10を吊り下げている(チェーン20が切れていない)状態(以下、この状態を「通常状態」ともいう)において、保持ユニット10は、ベース部11の上面11mが水平に拡がる(上面11mが上方DH1を向いて横方向BH及び縦方向CHに拡がる)姿勢を保っている。この「通常状態」における保持ユニット10の姿勢を、「通常の姿勢」ということとする。この「通常の姿勢」が本発明の「所定の姿勢」に該当する。
このベース部11の下方DH2には、ハンドユニット13が取り付けられ、また、ベース部11の縦方向CHの一方側CH1には、一対の係合部材(係合部)17が取り付けられている。ハンドユニット13は、電池パック100を横方向BHの両側から挟持する一対の挟持部14と、これらの挟持部14を横方向BHに移動させる移動部15とからなる。移動部15は、挟持部14がそれぞれ横方向BHに移動可能に取り付けられたフレーム(不図示)、及び、挟持部14を横方向BHに移動させるモータ(不図示)等を含んでおり、挟持部14同士が互いに近づくように、或いは、挟持部14同士が互いに遠ざかるように、一対の挟持部14を横方向BHに移動可能に構成されている。この移動部15のモータは、制御部70によって制御される。
一対の係合部材17は、横方向BHの一方側BH1及び他方側BH2に配置され、それぞれベース部11から縦方向CHの一方側CH1に延びる部材である。各係合部材17は、保持ユニット10全体の重心Gよりも上方DH1に設けられている。チェーン20で保持ユニット10を吊り下げている「通常状態」で、保持ユニット10が「通常の姿勢」となっている状態では、各係合部材17は、後述する柱部40の各ユニット支持レール(ユニット支持部)43とは、縦方向CHに隙間KMを空けて配置されている。このため、この保持ユニット10が「通常の姿勢」となっている状態では、各係合部材17が各ユニット支持レール43に係合することはない。但し、チェーン20が切れた場合には、後述するように、保持ユニット10が落下すると共に回動して、保持ユニット10の各係合部材17の先端部17sが、各ユニット支持レール43に係合する(図5参照)。
チェーン20は、保持ユニット10を吊り下げる部材である。チェーン20の基端部(不図示)は、後述する昇降機構30に結合されている。一方、チェーン20の先端部20sは、保持ユニット10のベース部11の上面11mに結合されている。具体的には、ベース部11の上面11mのうち、図4に示すように、案内部60を無くして保持ユニット10をチェーン20のみで吊り下げた場合には、保持ユニット10が図3に示す「通常の姿勢」(ベース部11の上面11mが水平に拡がる姿勢)から、第1回転方向RH1に回動した姿勢で吊り下げられる位置11miに、チェーン20の先端部20sが結合されている。詳細には、ベース部11の上面11mのうち、横方向BHの中央で、かつ、縦方向CHについては、保持ユニット10の重心Gよりも縦方向CHの一方側CH1にズレた位置11miに、チェーン20の先端部20sが結合されている(図3参照)。
昇降機構30は、保持ユニット10をチェーン20を介して昇降させる。昇降機構30は、チェーン20を巻くドラム(不図示)と、このドラムを回転させるモータ(不図示)とを有する。モータでドラムを回転させることで、ドラムから下方DH2に延びるチェーン20の長さを変更できるように構成されている。この昇降機構30のモータは、制御部70によって制御される。
柱部40は、一対のガイドレール41と、一対のユニット支持レール43と、基台45とを有する。一対のガイドレール41は、横方向BHの一方側BH1及び他方側BH2に配置され、それぞれ基台45に固定されて鉛直方向DHに延びている。また、これらのガイドレール41は、前述の保持ユニット10よりも縦方向CHの一方側CH1に配置されている。各ガイドレール41には、後述する案内部60のうち上側案内ブロック61及び下側案内ブロック63が、それぞれガイドレール41に沿って鉛直方向DHに移動可能に取り付けられている。
一対のユニット支持レール43は、横方向BHの一方側BH1及び他方側BH2に配置され、それぞれ基台45に固定されて鉛直方向DHに延びている。また、これらのユニット支持レール43は、保持ユニット10よりも縦方向CHの一方側CH1に配置されている。各ユニット支持レール43には、それぞれ縦方向CHの他方側CH2に突出する複数の突起部43dが設けられている。
これらの突起部43dは、鉛直方向DHに所定間隔で配置されている。チェーン20で保持ユニット10を吊り下げている「通常状態」で、保持ユニット10が「通常の姿勢」となっている状態では、保持ユニット10の各係合部材17の先端部17sと、各ユニット支持レール43の突起部43dとは、前述のように、縦方向CHに隙間KMを空けて配置されている。このため、この保持ユニット10が「通常の姿勢」となっている状態では、保持ユニット10の各係合部材17の先端部17sが、各ユニット支持レール43の突起部43dに係合することはない。但し、チェーン20が切れた場合には、後述するように、保持ユニット10が落下すると共に回動して、保持ユニット10の各係合部材17の先端部17sが、各ユニット支持レール43の突起部43dに係合する。
案内部60は、保持ユニット10に弾性的に取り付けられたバネ部50を有し、保持ユニット10をバネ部50を介してガイドレール41に沿って鉛直方向DHに案内する。
バネ部50は、保持ユニット10を第1回転方向RH1とは逆の反第1回転方向RH2に付勢して、保持ユニット10を前述の「通常の姿勢」(ベース部11の上面11mが水平に拡がる姿勢)に保っている。
具体的には、バネ部50は、横方向BHの一方側BH1及び他方側BH2に配置された2つの上側バネ51と、これらの上側バネ51よりも下方DH2で、横方向BHの一方側BH1及び他方側BH2に配置された2つの下側バネ53とからなる。各上側バネ51の一端51aは、保持ユニット10の重心Gよりも上方DH1で保持ユニット10に取り付けられ、各上側バネ51の他端51bは、案内部60の後述する上側案内ブロック61に取り付けられている。一方、各下側バネ53の一端53aは、保持ユニット10の重心Gよりも下方DH2で保持ユニット10に取り付けられ、各下側バネ53の他端53bは、案内部60の後述する下側案内ブロック63に取り付けられている。
上側バネ51の自然長L1は、下側バネ53の自然長L2よりも短い(L1<L2)。一方、チェーン20で保持ユニット10を吊り下げた「通常状態」では、上側バネ51は自然長L1よりも伸ばされて長さL3(L3>L1)になる一方、下側バネ53は自然長L2よりも縮められて長さL4(L4<L2)になる。そして、上側バネ51の長さL3と下側バネ53の長さL4とが等しくなる(L3=L4)ように調整されている。これにより、保持ユニット10が前述の「通常の姿勢」(ベース部11の上面11mが水平に拡がる姿勢)に保たれている。
また、案内部60は、横方向BHの一方側BH1及び他方側BH2に配置された2つの上側案内ブロック61と、これらの上側案内ブロック61よりも下方DH2で、横方向BHの一方側BH1及び他方側BH2に配置された2つの下側案内ブロック63とを有する。これら上側案内ブロック61及び下側案内ブロック63は、前述の柱部40の各ガイドレール41に取り付けられており、上側案内ブロック61及び下側案内ブロック63内にそれぞれ内蔵されたボールリテーナを介して、ガイドレール41に沿って鉛直方向DHに移動可能となっている。また、各上側案内ブロック61には、各上側バネ51の他端51bが取り付けられ、上側バネ51を介して保持ユニット10に弾性的に接続されている。また、各下側案内ブロック63には、各下側バネ53の他端53bが取り付けられ、下側バネ53を介して保持ユニット10に弾性的に接続されている。
制御部70は、昇降装置1の制御を行うための操作パネル(不図示)を有しており、作業者は、この操作パネルで昇降装置1を操作することによって、電池パック100を保持して吊り上げたり、或いは、吊り上げた状態の電池パック100を下ろすことができるように構成されている。具体的には、制御部70は、保持ユニット10のハンドユニット13のうち移動部15のモータを制御して、ハンドユニット13の挟持部14で電池パック100を保持したり、或いは、挟持部14で保持していた電池パック100から挟持部14を離す。また、制御部70は、昇降機構30のモータを制御して、チェーン20を介して保持ユニット10を昇降させる。
次いで、この昇降装置1を用いて、電池パック100を昇降させることを説明する。昇降装置1で電池パック100を吊り上げたい場合、作業者は、制御部70の操作パネルの上昇ボタン(不図示)を押す。すると、まず制御部70が昇降機構30のモータを制御して、チェーン20を下方DH2に延ばし、上方DH1に位置していた保持ユニット10を所定の高さまで下降させる。続いて、制御部70が保持ユニット10のハンドユニット13のうち移動部15のモータを制御して、ハンドユニット13の一対の挟持部14を横方向BHの内側に(挟持部14同士が互いに近づく方向に)、所定距離移動させて、一対の挟持部14で横方向BHの両側から電池パック100を挟んで保持する。続いて、制御部70が再び昇降機構30のモータを制御して、チェーン20を巻き上げ、電池パック100を保持した保持ユニット10を所定の高さまで上昇させる。これにより、電池パック100が吊り上げられる。
一方、吊り上げた電池パック100を下ろす際には、作業者は、制御部70の操作パネルの下降ボタン(不図示)を押す。すると、まず制御部70が昇降機構30のモータを制御して、チェーン20を下方DH2に延ばし、電池パック100を保持した保持ユニット10を所定の高さまで下降させる。続いて、制御部70が移動部15のモータを制御して、一対の挟持部14を横方向BHの外側に(挟持部14同士が互いに遠ざかる方向に)、所定距離移動させて、一対の挟持部14を電池パック100から離す。続いて、制御部70が再び昇降機構30のモータを制御して、電池パック100を保持していない保持ユニット10を元の高さまで上昇させる。
ところで、前述したように、チェーン20は、保持ユニット10のうち、案内部60を無くした状態で保持ユニット10を吊り下げた場合に(図3参照)、保持ユニット10が、「通常の姿勢」(ベース部11の上面11mが水平に拡がる姿勢)よりも第1回転方向RH1に回動した姿勢となって吊り下げられる位置に結合している。しかし、保持ユニット10は、上側案内ブロック61及び下側案内ブロック63との間に弾性的に取り付けられたバネ部50(上側バネ51及び下側バネ53)により、第1回転方向RH1とは逆の反第1回転方向RH2に付勢されている。これにより、チェーン20で保持ユニット10を吊り下げた場合には、この保持ユニット10を第1回転方向RH1に回動させようとする力と、バネ部50によって保持ユニット10が反第1回転方向RH2に回動させようとする力が釣り合って、保持ユニット10が「通常の姿勢」に保たれている。
ここで、チェーン20が何らかの理由で切れた場合について説明する(図5参照)。チェーン20で保持ユニット10を吊り下げた「通常状態」において、バネ部50は、前述のように、保持ユニット10を第1回転方向RH1とは逆の反第1回転方向RH2に付勢している。具体的には、各上側バネ51は自然長L1よりも伸ばされて長さL3に、各下側バネ53は自然長L2よりも縮められて長さL4になっており、これにより、保持ユニット10を反第1回転方向RH2に付勢している。
このため、チェーン20が切れて保持ユニット10が落下すると、伸ばされていた各上側バネ51は、自然長L1に戻ろうと縮み、縮められていた各下側バネ53は、自然長L2に戻ろうと伸びるため、保持ユニット10は、反第1回転方向RH2に回動する。そして、保持ユニット10が反第1回転方向RH2に回動した姿勢で落下すると、保持ユニット10の各係合部材17は、「通常の姿勢」よりも縦方向CHの一方側CH1に突出する姿勢となる。このため、各係合部材17の先端部17sが、各ユニット支持レール43の突起部43dに係合して、保持ユニット10の落下が止まる。かくして、保持ユニット10が基台45まで落下することが防止される。
以上で説明したように、昇降装置1は、チェーン20で保持ユニット10を吊り下げた通常状態(チェーン20が切れていない通常状態)では、保持ユニット10は、案内部60のバネ部50によって所定の姿勢(ベース部11の上面11mが水平に拡がる通常の姿勢)に保たれている。また、この通常状態では、保持ユニット10の係合部材17は、柱部40のユニット支持レール43に係合しない。
一方、もしチェーン20が切れた場合には、保持ユニット10は落下すると共にバネ部50の付勢によって反第1回転方向RH2に回動するので、保持ユニット10の係合部材17が柱部40のユニット支持レール43に係合して、保持ユニット10の落下が止められる。このため、チェーン20が切れた場合でも、保持ユニット10が底面に衝突するなどの落下による不具合を防止できる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
1 昇降装置
10 保持ユニット
11mi (チェーンが結合される)位置
17 係合部材(係合部)
20 チェーン(吊り下げ部材)
30 昇降機構
40 柱部
41 ガイドレール
43 ユニット支持レール(ユニット支持部)
50 バネ部
51 上側バネ
53 下側バネ
60 案内部
61 上側案内ブロック
63 下側案内ブロック
70 制御部
100 電池パック(対象物)
DH 高さ方向(鉛直方向)
RH1 第1回転方向
RH2 反第1回転方向

Claims (1)

  1. 対象物を脱着可能に保持する保持ユニットと、
    上記保持ユニットを吊り下げる吊り下げ部材と、
    上記保持ユニットを上記吊り下げ部材を介して昇降させる昇降機構と、を備え、
    上記保持ユニットで保持した上記対象物を昇降させる昇降装置であって、
    鉛直方向に延びるガイドレールを有する柱部と、
    上記保持ユニットに弾性的に取り付けられたバネ部を有し、上記保持ユニットを上記バネ部を介して上記ガイドレールに沿って鉛直方向に案内する案内部と、を更に備え、
    上記吊り下げ部材は、
    上記保持ユニットのうち、上記案内部を無くして上記保持ユニットを上記吊り下げ部材で吊り下げた場合には、上記保持ユニットが所定の姿勢から第1回転方向に回動した姿勢で吊り下げられる位置に結合されており、かつ、
    上記案内部の上記バネ部は、
    上記保持ユニットを上記第1回転方向とは逆の反第1回転方向に付勢して、上記保持ユニットを上記所定の姿勢に保っており、
    上記保持ユニットは、係合部を、
    上記柱部は、ユニット支持部を有し、
    上記係合部は、
    上記吊り下げ部材で上記保持ユニットを吊り下げているときには、上記ユニット支持部に係合せず、
    上記吊り下げ部材が切れて、上記バネ部の付勢により上記保持ユニットが上記所定の姿勢よりも上記反第1回転方向に回動した姿勢で落下したときには、上記ユニット支持部に係合する、形態を有する
    昇降装置。
JP2019023207A 2019-02-13 2019-02-13 昇降装置 Pending JP2020132282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019023207A JP2020132282A (ja) 2019-02-13 2019-02-13 昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019023207A JP2020132282A (ja) 2019-02-13 2019-02-13 昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020132282A true JP2020132282A (ja) 2020-08-31

Family

ID=72262162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019023207A Pending JP2020132282A (ja) 2019-02-13 2019-02-13 昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020132282A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6327124B2 (ja) 物品搬送車
US9469492B2 (en) Transfer device and carrier system with pair of hooks
US9725953B2 (en) Article storage facility
WO2018055883A1 (ja) 天井搬送システム、及び天井搬送車
JP2008081301A (ja) スタッカクレーン
JP2007153588A (ja) エレベータの移動ケーブル振れ止め装置
KR101588999B1 (ko) 슬랫 블라인드
JP2021118419A (ja) ディスプレイ用昇降装置
JP4549286B2 (ja) 搬送台車
JP2020132282A (ja) 昇降装置
KR101532914B1 (ko) 오버헤드도어의 개폐구동장치
WO2018229860A1 (ja) エレベーター用主ロープ振れ止め装置
JP7031183B2 (ja) 昇降装置、及び自動倉庫
JP2018012575A (ja) かご位置調整ロープの交換方法
JP2005227011A (ja) 落下試験装置および落下試験方法
EP1842821A1 (en) Balance weight-less elevator apparatus
CN105270965A (zh) 电梯装置
JP4655284B2 (ja) 掘削用ロッドの振れ止め装置及びこの装置を使用した掘削工法
JPWO2019150682A1 (ja) X線撮影装置
JP5963322B2 (ja) 主ロープ固定装置およびエレベータ装置
JP6089091B1 (ja) エレベータ巻上機の設置治具およびエレベータ巻上機の設置方法
JP2009079358A (ja) 昇降式天井裏収納装置
KR101894535B1 (ko) 레이저 얼라인먼트가 구비된 크레인 시스템.
JP2013252933A (ja) 昇降装置
JP2009023774A (ja) エレベータシステム