JP2020129518A - 積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極の割れの発生を抑制することができる積層体を提供することを目的とする。【解決手段】集電体と活物質層と電解質層をこの順に有する積層体であって、前記集電体と前記活物質層が弾性率1000MPa以下の接着剤を介して接着されていることを特徴とする積層体。【選択図】図1

Description

本開示は、積層体に関する。
近年におけるパソコン、ビデオカメラおよび携帯電話等の情報関連機器や通信機器等の急速な普及に伴い、その電源として利用される電池の開発が重要視されている。また、自動車産業界等においても、電気自動車用あるいはハイブリッド自動車用の高出力かつ高容量の電池の開発が進められている。
リチウムイオン電池等の電池の分野において、正極活物質層と負極活物質層の間に介在する電解質として、有機溶媒を含む電解液の代わりに固体電解質を使用する全固体電池の開発が行われている。全固体電池は、電池内に可燃性の有機溶媒を用いないので、安全装置の簡素化が図れ、製造コストや生産性に優れると考えられている。全固体電池では、各層間の物理的な接触により導通をとっているため、各層が互いに接触するように配置される。
特許文献1には、正極箔と正極活物質層とを熱可塑性樹脂で接着することで、積層ずれを抑制することが記載されている。
特許文献2には、正極活物質層とセパレータとの間に、導電性粘着層を設けることが記載されている。
特開2017−204377号公報 特開2017−216160号公報
集電体と活物質層とを樹脂で接着した電極は、当該樹脂が電池の充放電時の膨張収縮に追従できず、電極に割れが発生する場合があるという問題がある。
本開示は、上記実情に鑑み、電極の割れの発生を抑制することができる積層体を提供することを目的とする。
本開示は、集電体と活物質層と電解質層をこの順に有する積層体であって、
前記集電体と前記活物質層が弾性率1000MPa以下の接着剤を介して接着されていることを特徴とする積層体を提供する。
本開示は、電極の割れの発生を抑制することができる積層体を提供することができる。
本開示の積層体の一例を示す断面模式図である。 本開示の全固体電池の電池ユニットの一例を示す断面模式図である。
本開示は、集電体と活物質層と電解質層をこの順に有する積層体であって、
前記集電体と前記活物質層が弾性率1000MPa以下の接着剤を介して接着されていることを特徴とする積層体を提供する。
本開示では、弾性率1000MPa以下の接着剤を用いることにより、電極の割れの発生を抑制することができる積層体を提供することができる。
図1は、本開示の積層体の一例を示す断面模式図である。
本開示の積層体100は、集電体10と活物質層11と電解質層12をこの順で有する。
そして、本開示の積層体100は、集電体10と活物質層11とが弾性率1000MPa以下の接着剤13を介して接着されている。
接着剤の弾性率は1000MPa以下であればよく、500MPa以下であることが好ましく、下限は、集電体と活物質層の接着性をより高める観点から0.1MPa以上であることが好ましい。
弾性率は、JIS K 7198(プラスチック−動的機械特性の試験方法 第4部 引張振動)に基づいて測定することができる温度25℃における貯蔵弾性率を用いた。
接着剤としては、例えば、少なくとも接着性樹脂を含有し、必要に応じて導電性物質等を更に含有していても良い接着剤を挙げることができる。
接着性樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂や、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)及び低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリオレフィン系樹脂等が挙げられる。
本開示において接着剤は、剥離可能な粘着性を有するものであってもよいし、剥離が困難な接着性を有するものであってもよい。
接着剤としては、市販品を用いても良く、例えば、接着剤又は粘着剤として市販されているものを適宜選択して用いても良い。
接着剤が含有していても良い導電性物質としては、例えば、カーボン粉末、及びアルミニウム粉末等の粉末等を挙げることができる。互いに接着する集電体と活物質層とが重複する領域の全体に接着剤が存在する場合は、接着剤は、導電性物質を含有する接着剤であることが、集電体と活物質層との導通が良好になる点から好ましい。
導電性物質を含有する接着剤において、導電性物質の含有量は、特に限定はされないが、集電体と活物質層との導通を良好にする点及び電池の抵抗の増加を抑制する点から、体積抵抗率が10×10Ω/cm以下となるように調整されることが好ましい。
導電性物質が、カーボン粉末である場合は、接着剤の総質量を100質量%としたとき、当該接着剤に含まれるカーボン粉末の含有割合は、1質量%〜10質量%であることが好ましい。
積層体の積層方向における接着剤の厚さは、特に限定されないが、例えば、0.1μm以上10μm以下であってもよい。
接着剤を配置する位置は、活物質層と集電体とが互いに対向して重なり合う領域の活物質層の一面の少なくとも一部及び集電体の一面の少なくとも一部に配置されていれば、特に限定されず、活物質層及び集電体が長方形状の場合は、接着性を良好にする観点から、活物質層と集電体とが互いに対向して重なり合う領域の所定の4隅に配置されていることが好ましい。
接着剤を配置する方法は特に限定されず、塗布によって配置してもよい。
接着剤の集電体への塗布量は、特に限定されず、具体的には、活物質層と集電体とが互いに対向して重なり合う領域の所定の4隅に直径1mm程度の球状の接着剤を塗布し、所定の圧力及び/又は熱を加え、接着剤の厚さが、所定の厚さとなるようにすればよい。
具体的には、接着剤は、取扱い性が良い観点から、直径1mmの球状の接着剤を厚さが0.1〜10μmに圧縮可能であることが好ましい。
[活物質層]
積層体を構成する活物質層は、正極活物質層であっても負極活物質層であってもよい。
積層体を構成する活物質層が正極活物質層の場合は、集電体は、正極集電体であり、積層体を構成する活物質層が負極活物質層の場合は、集電体は、負極集電体である。
[正極活物質層]
正極活物質層は、正極活物質を含み、任意成分として、固体電解質、導電材、及び、バインダー等が含まれていてもよい。
正極活物質としては、例えば、一般式Li(Mは遷移金属元素であり、x=0.02〜2.2、y=1〜2、z=1.4〜4)で表される正極活物質を挙げることができる。上記一般式において、Mは、Co、Mn、Ni、V、FeおよびSiからなる群から選択される少なくとも一種が挙げられ、Co、NiおよびMnからなる群から選択される少なくとも一種であってよい。このような正極活物質としては、具体的には、LiCoO、LiMnO、LiNiO、LiVO、LiNi1/3Co1/3Mn1/3、LiMn、Li(Ni0.5Mn1.5)O、LiFeSiO、LiMnSiO等を挙げることができる。
また、上記一般式Li以外の正極活物質としては、チタン酸リチウム(例えばLiTi12)、リン酸金属リチウム(LiFePO、LiMnPO、LiCoPO、LiNiPO)、遷移金属酸化物(V、MoO)、TiS、LiCoN、Si、SiO、LiSiO、LiSiO、及びリチウム貯蔵性金属間化合物(例えばMgSn、MgGe、MgSb、CuSb)等を挙げることができる。
正極活物質の形状は特に限定されるものではないが、粒子状であってもよい。
正極活物質の表面には、Liイオン伝導性酸化物を含有するコート層が形成されていても良い。正極活物質と、固体電解質との反応を抑制できるからである。
Liイオン伝導性酸化物としては、例えば、LiNbO、LiTi12、及びLiPO等が挙げられる。
正極活物質層における正極活物質の含有量は、特に限定されないが、例えば10質量%〜100質量%の範囲内であってもよい。
正極活物質層に用いられる固体電解質は、後述する電解質層に用いられる固体電解質と同様のものが挙げられる。正極活物質層中の固体電解質の含有割合は特に限定されるものではない。
導電材としては、公知のものを用いることができ、例えば、炭素材料、及び金属粒子等が挙げられる。炭素材料としては、例えば、アセチレンブラックやファーネスブラック等のカーボンブラック、カーボンナノチューブ、及び、カーボンナノファイバーからなる群より選ばれる少なくとも一種を挙げることができ、中でも、電子伝導性の観点から、カーボンナノチューブ、及び、カーボンナノファイバーからなる群より選ばれる少なくとも一種が好ましい。当該カーボンナノチューブ、及び、カーボンナノファイバーはVGCF(気相法炭素繊維)であってもよい。金属粒子としては、Al、Ni、Cu、Fe、及びSUS等の粒子が挙げられる。正極活物質層における導電材の含有量は特に限定されるものではない。
バインダーとしては、例えばブタジエンゴム、水素化ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、水素化スチレンブタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、及びエチレンプロピレンゴム等のゴム系バインダー、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリフッ化ビニリデン−ポリヘキサフルオロプロピレン共重合体(PVDF−HFP)、ポリテトラフルオロエチレン、及びフッ素ゴム等のフッ化物系バインダー、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリスチレン等のポリオレフィン系の熱可塑性樹脂、ポリイミド、及びポリアミドイミド等のイミド系樹脂、ポリアミド等のアミド系樹脂、ポリメチルアクリレート、及びポリエチルアクリレート等のアクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、及びポリエチルメタクリラート等のメタクリル系樹脂等が挙げられる。正極活物質層におけるバインダーの含有量は特に限定されるものではない。
正極活物質層の厚みについては特に限定されるものではないが、例えば、0.1μm以上1000μm以下であってもよい。
[正極集電体]
正極集電体は、電池の集電体として使用可能な公知の金属材料を用いることができる。そのような金属材料としては、SUS、Cu、Ni、Al、V、Au、Pt、Mg、Fe、Ti、Co、Cr、Zn、Ge、及びIn等を例示することができる。
正極集電体の形態は特に限定されるものではなく、箔状、メッシュ状等、種々の形態とすることができる。
正極集電体には、外部端子と接続するための正極リードを備えていてもよい。
正極集電体は、前記金属を含有する金属箔の表面の少なくとも一部に、Ni、Cr、C(カーボン)等の導電材を含有するコート層を有するものであっても良い。コート層を有することにより、正極集電体の表面に不動態被膜が形成されて内部抵抗が増大することを抑制できる。
コート層は、少なくとも導電材を含有し、必要に応じて、バインダー等のその他の成分を更に含有していても良い。コート層が含有していても良いバインダーとしては、例えば、上述の正極活物質層が含有していても良いバインダーと同様のものを挙げることができる。また、コート層は、導電材からなるめっき層又は蒸着層であっても良い。
コート層の具体例としては、例えば、導電材としてのC(カーボン)を15質量%含有し、更に結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)を85質量%含有し、体積抵抗率が1×10Ωcm〜10×10Ωcm、好ましくは、5×10Ωcmのカーボンコート層を挙げることができる。
コート層の厚みは特に限定はされないが、例えば10μm程度とすることができる。
コート層は、正極集電体の表面において、互いに接着する正極集電体と正極活物質層とが重なり合う領域内に配置されていることが、電池の内部抵抗の増大を抑制しやすい点から好ましい。中でも、互いに接着する正極集電体と正極活物質層とが、接着剤を介さずに直接接触する部分を有する場合に、正極活物質層と直接接触する正極集電体の表面の少なくとも一部に、コート層を有することが好ましい。
[負極活物質層]
負極活物質層は、負極活物質を含み、任意成分として、固体電解質、導電材、及びバインダー等が含まれていてもよい。
負極活物質としては、従来公知の材料を用いることができ、例えば、Li単体、リチウム合金、炭素、Si単体、Si合金、及びLiTi12(LTO)等が挙げられる。
リチウム合金としては、LiSn、LiSi、LiAl、LiGe、LiSb、LiP、及びLiIn等が挙げられる。
Si合金としては、Li等の金属との合金等が挙げられ、その他、Sn、Ge、及びAlからなる群より選ばれる少なくとも一種の金属との合金であってもよい。
負極活物質の形状については、特に限定されるものではないが、例えば粒子状、薄膜状とすることができる。
負極活物質が粒子である場合の当該粒子の平均粒径(D50)は、例えば1nm以上100μm以下であることが好ましく、10nm以上30μm以下であることがより好ましい。
負極活物質層に含まれる導電材、バインダー、固体電解質は、上述した正極活物質層に含まれるものと同様のものが挙げられる。
[負極集電体]
負極集電体としては、上記正極集電体として用いられる金属材料と同様の金属材料を用いることができる。
負極集電体の形態は特に限定されるものではなく、上記正極集電体と同様の形態とすることができる。
負極集電体には、外部端子と接続するための負極リードを備えていてもよい。
[電解質層]
電解質層は、セパレータなどに電解液が含浸されたセパレータ層であってもよく、固体電解質を含む固体電解質層であってもよいが、集電体と活物質層のリサイクル性及びリペア性に優れる観点から、固体電解質層が好ましい。セパレータとしては、不織布、及び多孔質膜等が挙げられる。
固体電解質層は、少なくとも固体電解質を含む。
固体電解質は、硫化物系固体電解質、及び酸化物系固体電解質等が挙げられる。
硫化物系固体電解質としては、例えば、LiS−P、LiS−SiS、LiX−LiS−SiS、LiX−LiS−P、LiX−LiO−LiS−P、LiX−LiS−P、LiX−LiPO−P、及びLiPS等が挙げられる。なお、上記「LiS−P」の記載は、LiSおよびPを含む原料組成物を用いてなる材料を意味し、他の記載についても同様である。また、上記LiXの「X」は、ハロゲン元素を示す。上記LiXを含む原料組成物中にLiXは1種又は2種以上含まれていてもよい。LiXが2種以上含まれる場合、2種以上の混合比率は特に限定されるものではない。
硫化物系固体電解質としては、例えば、LiSとPとの質量比(LiS/P)が0.5以上となるように、LiS及びPを混合して作製される硫化物系固体電解質を挙げることができる。また、質量比でLiS:Pが70:30となるようにLiS及びPを混合して作製される硫化物系固体電解質が、イオン伝導性の点から好ましく用いられる。
硫化物系固体電解質における各元素のモル比は、原料における各元素の含有量を調製することにより制御できる。また、硫化物系固体電解質における各元素のモル比や組成は、例えば、ICP発光分析法で測定することができる。
硫化物系固体電解質は、硫化物ガラスであってもよく、結晶化硫化物ガラス(ガラスセラミックス)であってもよく、原料組成物に対する固相反応処理により得られる結晶質材料であってもよい。
硫化物系固体電解質の結晶状態は、例えば、硫化物系固体電解質に対してCuKα線を使用した粉末X線回折測定を行うことにより確認することができる。
硫化物ガラスは、原料組成物(例えばLiSおよびPの混合物)を非晶質処理することにより得ることができる。非晶質処理としては、例えば、メカニカルミリングが挙げられる。メカニカルミリングは、乾式メカニカルミリングであっても良く、湿式メカニカルミリングであっても良いが、後者が好ましい。容器等の壁面に原料組成物が固着することを防止できるからである。
メカニカルミリングは、原料組成物を、機械的エネルギーを付与しながら混合する方法であれば特に限定されるものではないが、例えばボールミル、振動ミル、ターボミル、メカノフュージョン、ディスクミル等を挙げることができ、中でもボールミルが好ましく、特に遊星型ボールミルが好ましい。所望の硫化物ガラスを効率良く得ることができるからである。
ガラスセラミックスは、例えば、硫化物ガラスを熱処理することにより得ることができる。
熱処理温度は、硫化物ガラスの熱分析測定により観測される結晶化温度(Tc)よりも高い温度であればよく、通常、195℃以上である。一方、熱処理温度の上限は特に限定されない。
硫化物ガラスの結晶化温度(Tc)は、示差熱分析(DTA)により測定することができる。
熱処理時間は、ガラスセラミックスの所望の結晶化度が得られる時間であれば特に限定されるものではないが、例えば1分間〜24時間の範囲内であり、中でも、1分間〜10時間の範囲内が挙げられる。
熱処理の方法は特に限定されるものではないが、例えば、焼成炉を用いる方法を挙げることができる。
酸化物系固体電解質としては、例えばLi6.25LaZrAl0.2512、LiPO、及びLi3+xPO4−x(LiPON)等が挙げられる。
固体電解質の形状は、取扱い性が良いという観点から粒子状であることが好ましい。
また、固体電解質の粒子の平均粒径(D50)は、特に限定されないが、下限が0.5μm以上であることが好ましく、上限が2μm以下であることが好ましい。
固体電解質は、1種単独で、又は2種以上のものを用いることができる。また、2種以上の固体電解質を用いる場合、2種以上の固体電解質を混合してもよい。
本開示において、粒子の平均粒径は、特記しない限り、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定により測定される体積基準のメディアン径(D50)の値である。また、本開示においてメディアン径(D50)とは、粒径の小さい粒子から順に並べた場合に、粒子の累積体積が全体の体積の半分(50%)となる径(体積平均径)である。
固体電解質層中の固体電解質の含有割合は、特に限定されるものではない。
固体電解質層には、可塑性を発現させる等の観点から、固体電解質同士を結着させるバインダーを含有させることもできる。そのようなバインダーとしては、上述した正極層に含有させることが可能なバインダー等を例示することができる。ただし、電池の高出力化を図り易くするために、固体電解質の過度の凝集を防止し且つ均一に分散された固体電解質を有する固体電解質層を形成可能にする等の観点から、固体電解質層に含有させるバインダーは5.0質量%以下とすることが好ましい。
固体電解質層の厚みは、電池の構成によって適宜調整され、特に限定されるものではなく、通常0.1μm以上1mm以下である。
固体電解質層の形成方法は、例えば、固体電解質、及び必要に応じ他の成分を含む固体電解質層の材料の粉末を加圧成形することにより固体電解質層を形成してもよい。
[積層体の製造方法]
本開示の積層体の製造方法は、前述した本開示の積層体を得ることができる方法であれば特に限定はされない。
本開示の積層体の製造方法は、例えば、(1)接合工程と、(2)プレス工程と、(3)接着剤配置工程を有していてもよい。
(1)接合工程
接合工程は、少なくとも活物質層と電解質層を準備し、これらの層を接合し接合体を得る工程である。
活物質層と電解質層の接合方法は特に限定されず、例えば、支持体上に活物質層を形成し、その上にさらに電解質層を形成することによって接合してもよい。また、別の方法としては、活物質層と電解質層を別々の支持体に形成し、活物質層に電解質層を転写することにより活物質層と電解質層を接合してもよい。各層を転写する際に各層に付与する圧力は、特に限定されないが、100MPa程度であってもよい。
また、接合体は、少なくとも活物質層と電解質層が接合した接合体であればよく、目的に応じて、正極活物質層と、電解質層と、負極活物質層と、がこの順に配置された接合体であってもよい。
活物質層を形成する方法としては、特に限定されないが、活物質及び必要に応じ他の成分を含む電極合材の粉末を加圧成形する方法等が挙げられる。
また、活物質層を形成する方法の別の例としては、活物質、溶媒及び必要に応じ他の成分を含む電極合材ペーストを用意し、当該電極合材ペーストを固体電解質層等の支持体の一面上に塗布し、当該電極合材ペーストを乾燥する方法等が挙げられる。
電極合材ペーストに用いられる溶媒は、例えば酢酸ブチル、ヘプタン、N−メチル−2−ピロリドン等が挙げられる。
固体電解質層等の支持体の一面上に電極合材ペーストを塗布する方法は、特に限定されず、ドクターブレード法、メタルマスク印刷法、静電塗布法、ディップコート法、スプレーコート法、ロールコート法、グラビアコート法、スクリーン印刷法等が挙げられる。
支持体としては、自己支持性を有するものを適宜選択して用いることができ、特に限定はされず、例えば金属箔等を用いることができる。
(2)プレス工程
プレス工程は、接合体を当該接合体の積層方向に所定の圧力でプレスする工程である。
接合体をプレスする際の圧力は、例えば、20MPaを超え600MPa以下であってもよい。
接合体をプレスする際の温度は、特に限定されず、接合体に含まれる材料の劣化温度未満となるように適宜調整してもよい。
接合体をプレスする際の加圧の方法としては、特に制限されないが、例えば、平板プレス、又はロールプレス等を用いて圧力を付加する方法等が挙げられる。
(3)接着剤配置工程
接着剤配置工程は、集電体を準備し、当該集電体の少なくとも一方の面または、接合体の活物質層の電解質層とは反対側の面に接着剤を配置し、集電体と活物質層とを接着剤を介して接着して積層体を得る工程である。当該積層体は電池の層構成の一部又は全部となり、積層体は、少なくとも集電体と活物質層と電解質層を有していれば、目的に応じて層構成は適宜変更することができ、後述する電池ユニットや、電池ユニット積層体としてもよい。
接着剤配置工程においては、例えば集電体の片面に接着剤を配置し、集電体の片面に接合体の活物質層を接着して、第1の集電体、第1の活物質層、電解質層、第2の活物質層がこの順に積層した第1の積層体としてもよい。そして、必要に応じて、第2の活物質層の電解質層側の面とは反対側の面にさらに第2の集電体を、接着剤を介して接着して電池ユニットとしてもよい。さらに、第1の積層体と同様の層構成の第2の積層体を準備し、第2の集電体の第2の活物質層とは反対側の面に第2の積層体の第3の活物質層を、接着剤を介して接着し、電池ユニット積層体としてもよい。なお、この場合、第1の活物質層が正極活物質層の場合は、第2の活物質層が負極活物質層であり、第3の活物質層は正極活物質層であってもよいし、負極活物質層であってもよい。
また、接着剤配置工程においては、集電体の両面に接着剤を配置し、集電体の両面に接合体の活物質層を接着して、第1の活物質層、第1の電解質層、第2の活物質層、第1の集電体、第3の活物質層、第2の電解質層、第4の活物質層がこの順に積層した第3の積層体としてもよい。そして、第1の活物質層の第1の電解質層側の面とは反対側の面にさらに、第2の集電体を、接着剤を介して接着して電池ユニットとしてもよいし、第4の活物質層の第2の電解質層側の面とは反対側の面にさらに、第3の集電体を、接着剤を介して接着して電池ユニットとしてもよい。さらに、第3の積層体と同様の層構成の第4の積層体を準備し、第2の集電体の第1の活物質層とは反対側の面に第4の積層体の第5の活物質層を、接着剤を介して接着し、電池ユニット積層体としてもよい。なお、この場合、第1の活物質層と第4の活物質層が正極活物質層の場合は、第2の活物質層と第3の活物質層が負極活物質層であり、第5の活物質層は正極活物質層であってもよいし、負極活物質層であってもよい。
また、接着剤配置工程は、集電体と活物質層とが剥離可能な状態を担保する場合は、上記(2)プレス工程の後に行うことが好ましい。
接着剤配置工程において、接着剤を集電体の少なくとも一方の面又は接合体の活物質層の電解質層とは反対側の面に配置する方法は、例えば、ペースト状の接着剤を塗布する方法、及び、フィルム又はシート状の接着剤を貼り付ける方法等が挙げられる。フィルム又はシート状の接着剤としては、例えば、両面テープ等が挙げられる。
中でも、接着剤の厚みを低減しやすく、プレスした際の圧力が均等にかかりやすい点から、ペースト状の接着剤を塗布する方法が好ましい。接着剤が、ペレットタイプ等の固体の熱可塑性接着剤の場合は、例えば、ホットメルト塗布機を用いて、加熱溶融させながら塗布することができる。溶剤を含有するペーストタイプの熱可塑性接着剤は、室温で塗布することが可能であり、塗布後、溶剤を乾燥することにより、固化させることができる。
接着剤を集電体上又は活物質層上に配置する際は、集電体と活物質層とが重なり合う領域の少なくとも一部が接着されるように配置すればよい。
集電体と活物質層とを接着する際の接着圧は、活物質層及び集電体の割れの発生を抑制する観点から、上記(2)プレス工程におけるプレス圧よりも弱いことが好ましく、1〜20MPaが好ましい。
接着剤が、熱可塑性接着剤の場合は、例えば、接着前の集電体と活物質層の接合体を加熱しながら積層方向にプレスした後、冷却することにより、集電体と活物質層とを接着することができる。熱可塑性接着剤が、加熱により溶融した後、冷却により固化するため、集電体と活物質層とが接着剤により接着される。
接着前の集電体と活物質層の接合体を加熱しながら積層方向にプレスする際の加熱温度は、接着剤がEVAを含有する場合は、例えば、140℃程度とすることができ、接着剤がシリコーン樹脂を含有する場合は、例えば、20〜25℃程度とすることができる。
[全固体電池]
本開示の積層体は、種々の電池の層構成の一部又は全部として用いることができる。
また、本開示の積層体は、全固体電池として機能する層構成を有していてもよい。
本開示の全固体電池は、正極活物質層及び正極集電体を含む正極と、負極活物質層及び負極集電体を含む負極と、当該正極活物質層及び当該負極活物質層の間に配置される固体電解質層と、を有する電池ユニットを1つ以上含むものであればよく、電池ユニットを2つ以上含む電池ユニット積層体であってもよい。
電池ユニット積層体に含まれる、電池ユニットの個数は特に限定されず、例えば、2個〜50個であってもよい。
本開示の電池ユニットは、正極又は負極の少なくともいずれか一方の集電体及び活物質層が、接着剤を介して接着されていればよく、電極の割れの発生を抑制する観点から正極活物質層と正極集電体が接着剤を介して接着され、且つ、負極活物質層と負極集電体が、接着剤を介して接着されていることが好ましい。
図2は、本開示の全固体電池の電池ユニットの一例を示す断面模式図である。
図2に示すように、電池ユニット200は、正極集電体20及び正極活物質層21を含む正極40と、負極集電体24及び負極活物質層23を含む負極41と、正極活物質層21と負極活物質層23の間に配置される固体電解質層22を備え、正極活物質層21は、接着剤13を介して正極集電体20と接着されていて、負極活物質層23は、接着剤13を介して負極集電体24と接着されている。
全固体電池は、必要に応じ、正極、負極、及び、固体電解質層を収容する外装体を備える。
外装体の形状としては、特に限定されないが、ラミネート型等を挙げることができる。
外装体の材質は、電解質に安定なものであれば特に限定されないが、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、及び、アクリル樹脂等の樹脂等が挙げられる。外装体に用いる樹脂は1種用いてもよいし、複数種を併せて用いてもよい。
全固体電池としては、負極の反応として金属リチウムの析出−溶解反応を利用した全固体リチウム電池、正極と負極の間をリチウムイオンが移動する全固体リチウムイオン電池、全固体ナトリウム電池、全固体マグネシウム電池及び全固体カルシウム電池等を挙げることができ、全固体リチウムイオン電池であってもよい。また、全固体電池は、一次電池であってもよく二次電池であってもよい。
全固体電池の形状としては、例えば、コイン型、ラミネート型、円筒型、及び角型等を挙げることができる。
本開示の全固体電池の使用時に当該全固体電池に付与される圧力は、例えば1MPa以上45MPa以下とすることができ、当該全固体電池の非使用時に当該全固体電池に付与される圧力は、例えば0MPa以上1MPa以下とすることができる。
全固体電池の加圧の方法としては、例えば、機械加圧、及びガス加圧等が挙げられる。
機械加圧としては、例えば、モーターを駆動し、ボールネジを介して全固体電池の積層方向に加圧する方法、及びモーターを駆動して油圧を介して全固体電池の積層方向に加圧する方法等が挙げられる。機械加圧では、全固体電池を所定圧力まで加圧又は降圧した後、メカニカルストッパーで機械の稼動部を固定することにより、モーターの駆動に伴うエネルギー消費を必要最低限に抑制することができる。
ガス加圧としては、例えば、予め搭載したガスボンベから加圧ガスを介して全固体電池を加圧する方法等が挙げられる。
本開示の全固体電池は、例えば、車両が搭載する電源、又は、携帯用電子機器等の駆動用電源等として用いられるが、これらの用途に限定されるものではない。
本開示の全固体電池が適用される車両は、電池を搭載しエンジンを搭載しない電気自動車に限定されず、電池とエンジンの双方を搭載するハイブリッド車等も包含する。
(比較例1)
全固体電池の試験セルとして、負極集電体(Cu箔、幅11.74mm、厚さ35μm)、負極活物質層(幅11.74mm、厚さ25μm、負極活物質:Si単体)、固体電解質層(幅11.74mm、厚さ15μm)、正極活物質層(厚さ50μm、正極活物質:LiNi1/3Co1/3Mn1/3)、正極集電体(Al箔、厚さ15μm)をこの順に積層した積層体を準備した。そして、当該積層体を透明なPET/PPラミネート樹脂で密閉して、試験セルを得た。
試験セルの正極活物質層は、当該正極活物質層の面上の4隅に配置された接着剤(EVA系ホットメルト樹脂、弾性率1200MPa、幅2mm、厚さ10μm)を介して正極集電体と接着されていて、負極活物質層は、当該負極活物質層の面上の4隅に配置された接着剤(EVA系ホットメルト樹脂、弾性率1200MPa、幅2mm、厚さ10μm)を介して負極集電体と接着されている。
なお、各集電体と活物質層との接着剤による接着は、プレス圧20MPa、温度140℃の条件で行った。
[電池セルの体積膨張率の算出]
得られた試験セルの初回充電前のSOC0%(セル電圧3V)の時の体積をセルの厚み、幅、奥行き長さから算出した。
そして、試験セルを、SOC0%(セル電圧3V)からSOC100%(セル電圧4.5V)まで充電し、試験セルのセル電圧3.5Vの時の体積、試験セルのセル電圧4.0Vの時の体積、試験セルのセル電圧4.5Vの時の体積をそれぞれ上記と同様に算出し、試験セルのセル電圧3Vの時(初回充電前)の体積に対する充電後の試験セルの体積膨張率を以下の式(1)から算出した。
式(1)
体積膨張率(%)=
{(充電後のセル体積−初回充電前のセル体積)÷初回充電前のセル体積}×100
結果を表1に示す。
Figure 2020129518
[充電による電極の割れの有無の確認]
試験セルの体積膨張率が15%のとき、30%の時、及び45%の時のそれぞれの状態の試験セルを用意し、各試験セルを解体して、正極と負極を取り出し、電極割れの有無を目視で確認した。結果を表2に示す。
(比較例2)
接着剤を弾性率が1100MPaのEVA系ホットメルト樹脂に変更したこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
(実施例1)
接着剤を弾性率が1000MPaのEVA系ホットメルト樹脂に変更したこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
(実施例2)
接着剤を弾性率が900MPaのEVA系ホットメルト樹脂に変更したこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
(実施例3)
接着剤を弾性率が800MPaのEVA系ホットメルト樹脂に変更したこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
(実施例4)
接着剤を弾性率が500MPaのEVA系ホットメルト樹脂に変更したこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
(実施例5)
接着剤を弾性率が150MPaのEVA系ホットメルト樹脂に変更したこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
(実施例6)
接着剤を弾性率が20MPaのEVA系ホットメルト樹脂に変更したこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
(実施例7)
接着剤を弾性率が0.1MPaのシリコーン樹脂に変更したこと、各集電体と活物質層の接着剤による接着は、プレス圧20MPa、温度25℃の条件で行ったこと以外は比較例1と同様の試験セルを準備し、充電による電極の割れの有無の確認を行った。
Figure 2020129518
表2に示すように弾性率が1000MPa以下の接着剤であれば、全固体電池をSOC100%まで充電した場合であっても、少なくとも正極側の電極の割れを防止できることが明らかとなり、弾性率が500MPa以下の接着剤であれば、全固体電池をSOC100%まで充電した場合であっても、正極側及び負極側の両方の電極の割れを防止できることが明らかとなった。
10 集電体
11 活物質層
12 電解質層
13 接着剤
20 正極集電体
21 正極活物質層
22 固体電解質層
23 負極活物質層
24 負極集電体
40 正極
41 負極
100 積層体
200 電池ユニット

Claims (1)

  1. 集電体と活物質層と電解質層をこの順に有する積層体であって、
    前記集電体と前記活物質層が弾性率1000MPa以下の接着剤を介して接着されていることを特徴とする積層体。
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