JP2020129249A - 口座管理装置、方法、プログラム、およびシステム - Google Patents

口座管理装置、方法、プログラム、およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】口座名義人が指定する者がインターネット上で口座名義人の口座の入出金明細・残高を閲覧する。【解決手段】口座名義人が指定する者が口座の入出金明細・残高を照会することを求める要求データを、照会者端末から受信する照会要求取得部と、前記口座名義人が指定する者が前記口座の入出金明細・残高を照会することが可能であるか否かを判定する照会可否判定部と、前記照会が可能であると判定されると、前記口座の入出金明細・残高を示すデータを、前記照会者端末へ送信する提示部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、口座を管理するための技術に関する。
従来、銀行等の金融機関で口座が開設されると、紙の通帳が発行される。通帳には、口座へ入金された日付・入金額・取引内容、口座から出金された日付・出金額・取引内容、残高等(以下、入出金明細・残高ともいう)が記入される。
このような紙の通帳の代わりに、インターネット上で口座の入出金明細・残高を閲覧することができるサービスが提供されている(非特許文献1)。
三菱UFJ銀行、"Eco通帳・Eco通知"、[online]、[平成31年1月17日検索]、インターネット(URL:https://www.bk.mufg.jp/tsukau/eco_tsuchou/index.html)
しかしながら、非特許文献1では、インターネット上で口座の入出金明細・残高を閲覧することができるのは、その口座の口座名義人だけである。そのため、口座名義人以外の者(例えば、家族)が入出金明細・残高を確認したい場合には、紙の通帳を閲覧するしかなかった。
そこで、本発明は、口座名義人が指定する者がインターネット上で口座名義人の口座の入出金明細・残高を閲覧することを目的とする。
本発明の一態様は、口座名義人が指定する者が口座の入出金明細・残高を照会することを求める要求データを、照会者端末から受信する照会要求取得部と、前記口座名義人が指定する者が前記口座の入出金明細・残高を照会することが可能であるか否かを判定する照会可否判定部と、前記照会が可能であると判定されると、前記口座の入出金明細・残高を示すデータを、前記照会者端末へ送信する提示部と、を備える。
本発明によれば、口座名義人が指定する者がインターネット上で口座名義人の口座の入出金明細・残高を閲覧することができる。
本発明の概要を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る口座管理システムの全体の構成図である。 本発明の一実施形態に係る口座管理装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る照会者情報格納部に格納されているデータの一例である。 本発明の一実施形態に係る家族情報格納部に格納されているデータの一例である。 本発明の一実施形態に係る照会者端末および口座名義人端末に表示される画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る登録処理を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る口座名義人による解除処理を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る照会者による解除処理を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る入出金明細・残高照会処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る口座管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の概要を説明するための図である。本発明では、図1に示されるように、照会者2(例えば、口座1の口座名義人3の家族)が、口座1の入出金明細・残高をインターネット上で閲覧(以下、照会ともいう)することができる。一方、口座名義人3は、口座1の入出金明細・残高の照会に限らず、口座1からの振込や振替等の金融機関との任意の取引をインターネット上で行うことができる。つまり、照会者2は、口座1のインターネットバンキングの取引のうち入出金明細・残高の照会のみが可能である。
図2は、本発明の一実施形態に係る口座管理システム100の全体の構成図である。口座管理システム100は、口座管理装置101、照会者端末102、口座名義人端末103を含む。以下、それぞれについて説明する。
口座管理装置101は、銀行等の金融機関で開設された口座の入出金明細・残高を、口座名義人が指定する者(例えば、家族。以下、照会者ともいう)に提示するための装置である。口座管理装置101は、1または複数のコンピュータからなる。口座管理装置101は、任意のネットワーク104を介して照会者端末102とデータを送受信することができる。また、口座管理装置101は、任意のネットワーク104を介して口座名義人端末103とデータを送受信することができる。後段で、図3を参照しながら、口座管理装置101について詳細に説明する。
照会者端末102は、照会者が利用する端末である。照会者端末102は、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等のコンピュータである。照会者端末102は、任意のネットワーク104を介して口座管理装置101とデータを送受信することができる。具体的には、照会者端末102は、口座名義人の口座の入出金明細・残高の照会を求める要求データを、口座管理装置101へ送信する。また、照会者端末102は、口座名義人の口座の入出金明細・残高を示すデータを、口座管理装置101から受信してディスプレイ等の表示手段に表示する。
口座名義人端末103は、口座名義人が利用する端末である。口座名義人端末103は、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等のコンピュータである。口座名義人端末103は、任意のネットワーク104を介して口座管理装置101とデータを送受信することができる。具体的には、口座名義人端末103は、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できるようにするための登録処理を実行するよう求める要求データを、口座管理装置101へ送信する。上述のとおり、口座名義人は、口座の入出金明細・残高の照会に限らず、金融機関との任意の取引(例えば、振込、振替等)をインターネット上で行うことができる。
なお、本明細書では、照会者端末102と口座名義人端末103とを別々のコンピュータとして説明するが、照会者端末102と口座名義人端末103とを1つのコンピュータで実装するようにしてもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係る口座管理装置101の機能ブロック図である。口座管理装置101は、口座登録部201、口座解除部202、照会要求取得部203、照会可否判定部204、提示部205、照会者情報格納部207を含む。また、口座管理装置101は、家族情報管理部206、家族情報格納部208を含む構成とすることもできる。口座管理装置101は、プログラムを実行することで、口座登録部201、口座解除部202、照会要求取得部203、照会可否判定部204、提示部205として機能する。また、口座管理装置101は、プログラムを実行することで、家族情報管理部206として機能する構成とすることもできる。以下、それぞれについて説明する。
口座登録部201は、口座名義人端末103からの要求に応じて、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できるようにするための登録処理を実行する。具体的には、口座登録部201は、口座名義人端末103から、見せる(つまり、照会させる)口座を特定するための情報のデータを受信する。見せる口座を特定するための情報は、例えば、見せる口座の口座名義人名、見せる口座の口座情報(店番、種別(普通・当座)、口座番号)である。また、口座登録部201は、口座名義人端末103から、見せる相手(つまり、照会者)を特定するための情報のデータを受信する。見せる相手を特定するための情報は、例えば、照会者名、照会者の口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。口座登録部201は、口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できる照会者の情報を、照会者情報格納部207に格納する。
なお、口座登録部201は、口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できる者として、例えば、1人の照会者を登録することができる。ただし、口座登録部201が、口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できる者として、複数の照会者を登録する構成とすることもできる。
なお、口座登録部201は、見せる相手を特定するための情報として誤った情報(例えば、口座番号が間違っている等)を所定の回数受信した場合、所定の期間(例えば、当日)は登録処理を実行できない構成とすることもできる。
照会者情報格納部207は、口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会することができる者(つまり、照会者)の情報を格納している。図4を参照しながら、照会者情報格納部207に格納されているデータについて詳細に説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る照会者情報格納部207に格納されている照会者情報300の一例である。図4に示されるように、照会者情報300は、口座ごとに、例えば、口座の口座名義人名、口座の口座情報(店番、種別、口座番号)、その口座の照会可否、その口座の入出金明細・残高を照会することができる照会者の情報、といった項目のデータを含む。
「口座名義人名」は、その口座(つまり、見せる口座)の口座名義人を特定するための情報(例えば、氏名)である。
「店番」は、その口座の取引店を特定するための情報である。
「種別」は、その口座の種別である。
「口座番号」は、その口座の口座番号である。
「照会可否」は、その口座の入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させることが許容されているか否かを判定するための情報が格納される。
<判定方法1>
例えば、「照会可否」に、その口座が入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させるサービスに登録済みか否かを示す情報を格納し、登録済みの場合に、その口座の入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させることが許容されていると判定するようにしてもよい。さらに、「照会可否」に、その口座がインターネットバンキングサービスを申し込み済みか否かを示す情報を格納し、申し込み済みの場合に、その口座の入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させることが許容されていると判定するようにしてもよい。さらに、「照会可否」に、その口座がインターネット上で口座の入出金明細・残高を閲覧することができるサービスを申し込み済みか否かを示す情報を格納し、申し込み済みの場合に、その口座の入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させることが許容されていると判定するようにしてもよい。
<判定方法2>
例えば、「照会可否」に、その口座の入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させることが許容されているか否かを示す情報を格納し、その口座の入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させることが許容されているか否かを判定するようにしてもよい。
「照会者名」は、その口座の入出金明細・残高を照会することができる照会者を特定するための情報(例えば、氏名)である。
「店番」は、その照会者の口座の取引店を特定するための情報である。
「種別」は、その照会者の口座の種別である。
「口座番号」は、その照会者の口座の口座番号である。
図3に戻る。口座解除部202は、口座名義人端末103または照会者端末102からの要求に応じて、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できないようにするための解除処理を実行する。以下、<口座名義人による処理>と<照会者による処理>とに分けて説明する。
<口座名義人による処理>
口座解除部202は、口座名義人端末103から、解除する(つまり、照会者に照会させないようにする)口座を特定するための情報のデータを受信する。解除する口座を特定するための情報は、例えば、解除する口座の口座名義人名、解除する口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。また、口座解除部202は、口座名義人端末103から、解除する照会者を特定するための情報のデータを受信する。解除する照会者を特定するための情報は、例えば、照会者名、照会者の口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。口座解除部202は、照会者情報格納部207の照会者情報300において、解除を要求された口座の、解除を要求された照会者による「照会可否(その口座が入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させるサービスに登録済みか否かを示す情報)」を登録済みから削除済みへ変更(あるいは、「照会可否」を"可"から"不可"へ変更)する。
<照会者による処理>
口座解除部202は、照会者端末102から、解除する(つまり、照会者が照会しないようにする)口座を特定するための情報のデータを受信する。解除する口座を特定するための情報は、例えば、解除する口座の口座名義人名、解除する口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。また、口座解除部202は、照会者端末102から、解除する照会者(つまり、解除を要求している者)を特定するための情報のデータを受信する。解除する照会者を特定するための情報は、例えば、照会者名、照会者の口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。口座解除部202は、照会者情報格納部207の照会者情報300において、解除を要求された口座の、解除を要求された照会者による「照会可否(その口座が入出金明細・残高を口座名義人が指定する者に照会させるサービスに登録済みか否かを示す情報)」を登録済みから削除済みへ変更(あるいは、「照会可否」を"可"から"不可"へ変更)する。
このように、口座名義人は、自身の口座を見せるように登録したり、自身の口座を見せないように解除したりすることができる。また、照会者は、口座名義人によって見せられている口座を見ないように解除することができる。
照会要求取得部203、照会可否判定部204、提示部205は、照会者端末102からの要求に応じて、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高の照会をするための照会処理を実行する。以下、それぞれについて説明する。
照会要求取得部203は、照会者端末102から、口座名義人の口座の入出金明細・残高の照会を求める要求データを受信する。具体的には、照会要求取得部203は、照会者端末102から、照会したい口座を特定するための情報のデータを受信する。照会したい口座を特定するための情報は、例えば、照会したい口座の口座名義人名、照会したい口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。また、照会要求取得部203は、照会者端末102から、照会者(つまり、照会しようとしている者)を特定するための情報のデータを受信する。照会者を特定するための情報は、例えば、照会者名、照会者の口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。照会要求取得部203は、取得したデータを照会可否判定部204が参照できるように任意のメモリに記憶する。
照会可否判定部204は、照会要求取得部203が取得した要求に基づいて、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会することができるか否かを判定する。具体的には、照会可否判定部204は、照会者情報格納部207を参照して、照会要求取得部203が取得した要求データで特定される照会者が、照会要求取得部203が取得した要求データで特定される口座の入出金明細・残高を照会することができるか否かを判定する。照会可否判定部204は、判定した結果を提示部205が参照できるように任意のメモリに記憶する。
提示部205は、照会可否判定部204による判定結果が照会可能であった場合、口座名義人の口座の入出金明細・残高を示すデータを照会者端末102へ送信する。そのため、口座名義人以外の者である照会者が、口座名義人の口座の入出金明細・残高を閲覧できるようになる。
<家族情報の管理>
家族情報管理部206は、家族情報を管理する。具体的には、家族情報管理部206は、口座名義人端末103または照会者端末102からの要求に応じて、家族を構成する者がそれぞれ所有する口座(つまり、図1の口座名義人3の口座、および、図1の1人または複数人の照会者2の口座)についての情報に、その家族を特定するための識別子を付与して、家族情報格納部208に格納する。
家族情報格納部208は、家族情報を格納している。図5を参照しながら、家族情報格納部208に格納されているデータについて詳細に説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る家族情報格納部208に格納されている家族情報400の一例である。図5に示されるように、家族情報400は、家族ごとに、例えば、その家族を構成する者がそれぞれ所有する口座の口座名義人、口座情報(店番、種別、口座番号)といった項目のデータを含む。図5の例では、家族abcは、AとBとCとDとからなる家族である。
「家族識別子」は、家族を特定するための情報(識別子)である。
「口座名義人名」は、家族を構成する者の口座の口座名義人を特定するための情報(例えば、氏名)である。
「口座情報」は、家族を構成する者の口座の口座情報(店番、種別、口座番号)である。
図6は、本発明の一実施形態に係る照会者端末102および口座名義人端末103に表示される画面の一例である。口座管理装置101の提示部205は、照会者端末102や口座名義人端末103上に図6のような画面を表示することができる。
図6に示されるように、画面には、見せる口座(例えば、家族に見せる自分の口座)の情報と、その口座を見せる相手(例えば、家族のうち誰に自分の口座を見せるのか)の情報が含まれる(図6の上段)。また、画面には、自分が見ている口座(例えば、家族のうち誰の口座を見ているのか)の情報が含まれる(図6の中段)。なお、画面は、図6の下段のように、家族の口座(つまり、自分が見ている家族の口座と自分が見ていない家族の口座との両方を含む)の情報を含む構成とすることもできる。なお、自分の口座を見せる相手は、1人でもよいし複数人でもよい。また、自分が見ている口座は、1つの口座でもよいし複数の口座でもよい。
このように、本発明の一実施形態では、家族内で各々が所有している口座の入出金明細・残高を互いに照会することができ、照会可否の状況を容易に確認することができる。
図7は、本発明の一実施形態に係る登録処理を示すシーケンス図である。
ステップ101(S101)において、口座名義人端末103は、口座管理装置101へ、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できるようにするための登録処理を実行するよう求める要求データを送信する。
ステップ102(S102)において、口座管理装置101は、S101で要求された登録処理を実行する。
ステップ103(S103)において、S102で登録された照会者による口座名義人の口座の入出金明細・残高の照会が可能になる。
図8は、本発明の一実施形態に係る口座名義人による解除処理を示すシーケンス図である。
ステップ211(S211)において、口座名義人端末103は、口座管理装置101へ、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できないようにするための解除処理を実行するよう求める要求データを送信する。
ステップ212(S212)において、口座管理装置101は、S211で要求された解除処理を実行する。
ステップ213(S213)において、S212で解除された照会者による口座名義人の口座の入出金明細・残高の照会が不可能になる。
図9は、本発明の一実施形態に係る照会者による解除処理を示すシーケンス図である。
ステップ221(S221)において、照会者端末102は、口座管理装置101へ、照会者が口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できないようにするための解除処理を実行するよう求める要求データを送信する。
ステップ222(S222)において、口座管理装置101は、S221で要求された解除処理を実行する。
ステップ223(S223)において、S222で解除された照会者による口座名義人の口座の入出金明細・残高の照会が不可能になる。
図10は、本発明の一実施形態に係る入出金明細・残高照会処理を示すフローチャートである。
ステップ301(S301)において、照会要求取得部203は、照会者端末102から、口座名義人の口座の入出金明細・残高の照会を求める要求データを受信する。
ステップ302(S302)において、照会可否判定部204は、S301で要求された照会が可能であるか否かを判定する。可能であればステップ303へ進み、不可能であればステップ304へ進む。
ステップ303(S303)において、提示部205は、照会者端末102へ、S301で要求された口座名義人の口座の入出金明細・残高を示すデータを送信する。
ステップ304(S304)において、提示部205は、照会者端末102へ、照会は不可能である旨のエラーを通知する。
図11は、本発明の一実施形態に係る口座管理装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。口座管理装置101は、CPU(Central Processing Unit)1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3を有する。CPU1、ROM2、RAM3は、いわゆるコンピュータを形成する。
また、口座管理装置101は、補助記憶装置4、表示装置5、操作装置6、I/F(Interface)装置7、ドライブ装置8を有する。なお、口座管理装置101の各ハードウェアは、バス9を介して相互に接続されている。
CPU1は、補助記憶装置4にインストールされている各種プログラムを実行する演算デバイスである。
ROM2は、不揮発性メモリである。ROM2は、補助記憶装置4にインストールされている各種プログラムをCPU1が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM2はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
RAM3は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM3は、補助記憶装置4にインストールされている各種プログラムがCPU1によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶装置4は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する補助記憶デバイスである。
表示装置5は、口座管理装置101の内部状態等を表示する表示デバイスである。
操作装置6は、口座管理装置101の管理者が口座管理装置101に対して各種指示を入力する入力デバイスである。
I/F装置7は、ネットワーク104に接続し、照会者端末102、口座名義人端末103と通信を行うための通信デバイスである。
ドライブ装置8は記憶媒体10をセットするためのデバイスである。ここでいう記憶媒体10には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記憶媒体10には、EPROM (Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置4にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記憶媒体10がドライブ装置8にセットされ、該記憶媒体10に記録された各種プログラムがドライブ装置8により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置4にインストールされる各種プログラムは、I/F装置7を介して、ネットワーク104とは異なる他のネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 口座
2 照会者
3 口座名義人
100 口座管理システム
101 口座管理装置
102 照会者端末
103 口座名義人端末
104 ネットワーク
201 口座登録部
202 口座解除部
203 照会要求取得部
204 照会可否判定部
205 提示部
206 家族情報管理部
207 照会者情報格納部
208 家族情報格納部
300 照会者情報
400 家族情報

Claims (8)

  1. 口座名義人が指定する者が口座の入出金明細・残高を照会することを求める要求データを、照会者端末から受信する照会要求取得部と、
    前記口座名義人が指定する者が前記口座の入出金明細・残高を照会することが可能であるか否かを判定する照会可否判定部と、
    前記照会が可能であると判定されると、前記口座の入出金明細・残高を示すデータを、前記照会者端末へ送信する提示部と
    を備えた口座管理装置。
  2. 家族ごとに、前記家族を構成する者がそれぞれ所有する口座を管理する家族情報管理部をさらに備えた、請求項1に記載の口座管理装置。
  3. 前記提示部は、前記口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会することが可能である家族の情報と、前記口座名義人が入出金明細・残高を照会することが可能である口座の情報と、を含む画面を表示する、請求項2に記載の口座管理装置。
  4. 口座名義人端末からの要求に応じて、前記口座名義人が指定する者が前記口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できるようにするための登録処理を実行する口座登録部をさらに備えた、請求項1から3のいずれか一項に記載の口座管理装置。
  5. 前記口座名義人端末または前記照会者端末からの要求に応じて、前記口座名義人が指定する者が前記口座名義人の口座の入出金明細・残高を照会できないようにするための解除処理を実行する口座解除部をさらに備えた、請求項4に記載の口座管理装置。
  6. 口座管理装置が実行する方法であって、
    口座名義人が指定する者が口座の入出金明細・残高を照会することを求める要求データを、照会者端末から受信するステップと、
    前記口座名義人が指定する者が前記口座の入出金明細・残高を照会することが可能であるか否かを判定するステップと、
    前記照会が可能であると判定されると、前記口座の入出金明細・残高を示すデータを、前記照会者端末へ送信するステップと
    を含む方法。
  7. コンピュータを
    口座名義人が指定する者が口座の入出金明細・残高を照会することを求める要求データを、照会者端末から受信する照会要求取得部、
    前記口座名義人が指定する者が前記口座の入出金明細・残高を照会することが可能であるか否かを判定する照会可否判定部、
    前記照会が可能であると判定されると、前記口座の入出金明細・残高を示すデータを、前記照会者端末へ送信する提示部、として機能させるためのプログラム。
  8. 口座管理装置および照会者端末を含む口座管理システムであって、
    前記口座管理装置は、
    口座名義人が指定する者が口座の入出金明細・残高を照会することを求める要求データを、前記照会者端末から受信する照会要求取得部と、
    前記口座名義人が指定する者が前記口座の入出金明細・残高を照会することが可能であるか否かを判定する照会可否判定部と、
    前記照会が可能であると判定されると、前記口座の入出金明細・残高を示すデータを、前記照会者端末へ送信する提示部と、を備え、
    前記照会者端末は、
    前記要求データを前記口座管理装置へ送信し、
    前記口座の入出金明細・残高を示すデータを前記口座管理装置から受信する、口座管理システム。
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