JP7197387B2 - 情報処理装置、方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、方法、およびコンピュータプログラムに関し、特に、キャッシュレス決済手段を通じた取引を制限する情報処理装置、方法、およびコンピュータプログラムに関する。
クレジットカードやデビットカードやプリペイドカードなどのキャッシュレス決済手段(以下、まとめて「キャッシュレス決済手段」という)を通じた取引が十分に普及している状況にある。特に、インターネットなどを通じたオンライン決済が普及しつつあり、そのキャッシュレス決済手段として、クレジットカードなどがさらに使用されるようになっている。
決済手段のサービス提供事業者は、利用者の決済手段を通じた取引を管理するためのコンピュータシステム(決済管理システム)を実装していることが多い。例えば、利用者が決済手段の加盟店で決済手段を使用する場合、加盟店に設置されたPOS(Point Of sales)コンピュータなどが決済手段に付されたICチップや磁気ストライプに格納された利用者の決済手段を識別できる情報を読み取る。読み取った情報は、決済管理システムに送信される。決済管理システムは、送信された情報に基づいて、利用者の決済手段を通じた取引を管理する。
キャッシュレス決済手段は、特定の条件を満たすと利用することができないことがある。例えば、非特許文献1に記載されているように、クレジットカードを通じた取引について、特定の期間内での利用限度額が設定されることが通常である。この限度額を超えてのクレジットカードを通じた取引を試みると、その取引が拒否される。
また、非特許文献2に記載されているように、第三者によるクレジットカードの不正利用を防止するために、不正利用を検知してクレジットカードを通じた取引を自動的に停止するシステムが知られている。このシステムがクレジットカードの不正利用を検知すると、クレジットカードは一時的に利用停止状態になる。利用停止状態でクレジットカードを通じた取引を試みると、その取引が拒否される。利用者がクレジットカードを紛失した場合など、利用者が自らの意思でクレジットカードを利用停止状態にすることもできる。
三井住友カード株式会社、"クレジットカードが使えない?利用停止になった時の対処法"、[online]、三井住友カード株式会社ホームページ、[平成30年12月12日検索]、インターネット(URL:https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/column/use-stop.jsp) 三井住友カード株式会社、"カード不正使用に対する取組みについて"、[online]、三井住友カード株式会社ホームページ、[平成30年12月12日検索]、インターネット(URL:https://www.smbc-card.com/mem/service/sec/system.jsp)
非特許文献1および非特許文献2に記載されたケースでは、キャッシュレス決済手段が全面的に利用することができなくなる。キャッシュレス決済手段の利用者によっては、国内でのみおよび/または海外でのみキャッシュレス決済手段を許可/制限するなどの要望を有していることが考えられる。つまり、利用者は、利用者自身が設定した条件に従って、キャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を許可/制限することを望んでいることがある。
従来の技術は、非特許文献1および非特許文献2に記載されたケースでのみクレジットカード、つまりキャッシュレス決済手段の利用を制限することができるにすぎない。一方で、従来の技術は、利用者自ら設定した特定の条件の下で、キャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を許可/制限することはできなかった。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、制御装置および通信装置を備えた情報処理装置であって、前記通信装置は、クライアントコンピュータから、取引に使用されるキャッシュレス決済手段に対応する識別番号を含む要求電文を受信し、前記制御装置は、前記識別番号に対応する取引を判定し、前記取引が指定条件に従って許可または制限されるかを判定し、前記指定条件は、前記キャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を許可または制限することを示し、前記通信装置は、前記判定に従って、前記クライアントコンピュータに応答電文を送信する。
また、本発明の別の実施形態に係るコンピュータによって実行される方法は、コンピュータデバイスによって実行される方法であって、クライアントコンピュータから、取引に使用されるキャッシュレス決済手段に対応する識別番号を含む要求電文を受信するステップと、前記識別番号に対応する取引を判定するステップと、前記取引が指定条件に従って許可または制限されるかを判定するステップであって、前記指定条件は、前記キャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を許可または制限することを示す、ステップと、前記判定に従って、前記クライアントコンピュータに応答電文を送信するステップとを備える。
本発明の実施形態に係る情報処理装置および方法によれば、利用者は自身が指定した条件でのみキャッシュレス決済手段を通じた取引を制限することができる。それによって、利用者自身が一部の条件でキャッシュレス決済手段を利用することができると共に、キャッシュレス決済手段が悪用される可能性を軽減することができる。
キャッシュレス決済手段管理100を構成するコンピュータシステム全体の構成の例を示す図である。 サーバコンピュータの詳細な構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100が実行する処理の例を示すフローチャートである。 利用者データテーブルの例を示す図である。 加盟店データテーブルの例を示す図である。 第2の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100が実行する処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100が実行する処理の例を示すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100を構成するコンピュータシステム全体の構成の例を示している。
以下の実施形態では、キャッシュレス決済手段として、クレジットカードを使用する例を説明するが、キャッシュレス決済手段は、デビットカードやプリペイドカードなどを含む。また、キャッシュレス決済手段は、例えば、スマートフォン(例えば、携帯電話をリーダにかざすことによって、内部に記憶された情報を読み込む決済)などをも含む。
キャッシュレス決済手段管理システム100は、サーバコンピュータ1、サーバコンピュータ2、クライアントコンピュータ3、およびクライアントコンピュータ4を備える。各々のコンピュータは、インターネットなどの公衆回線を含むネットワーク5を介して相互に接続されている。
サーバコンピュータ1は、本実施形態に係る主要な処理を実行するコンピュータデバイス(情報処理装置)である。サーバコンピュータ1は、クライアントコンピュータ3からの売上情報電文に基づいて、キャッシュレス決済手段を通じた取引に対する決済額を管理するなどの処理を実行する。サーバコンピュータ1は、キャッシュレス決済手段のサービス提供事業者(以下、「サービス事業者」)によって管理される。キャッシュレス決済手段を通じた取引を行う際、利用者に対して与信を行うためにオーソリ処理が実行されるが、オーソリ処理は、後述するサーバコンピュータ2によって実行される。
サーバコンピュータ2は、オーソリシステムを実装するコンピュータデバイス(情報処理装置)である。サーバコンピュータ2は、キャッシュレス決済手段の利用者(以下、「利用者」)の限度額などに基づいて、キャッシュレス決済手段を通じた取引を許可または拒否するかを判定する(オーソリ処理)。オーソリ処理は、サーバコンピュータ1からの依頼、またはクライアントコンピュータ3からの要求電文に応答して実行される。サーバコンピュータ2も同様に、サービス事業者によって管理される。
本実施形態では、サーバコンピュータ1およびサーバコンピュータ2が連動してオーソリ処理を実行する。しかしながら、サーバコンピュータ2は必須ではなく、サーバコンピュータ1自身がオーソリ処理を実行してもよい。また、サーバコンピュータ1およびサーバコンピュータ2はそれぞれ、複数のコンピュータデバイスによって実装されてもよい。
クライアントコンピュータ3は、少なくとも演算機能および通信機能を有するコンピュータデバイス(情報処理装置)である。クライアントコンピュータ3は、利用者が物理的な店舗でキャッシュレス決済手段を通じた取引を行う場合(以下、「物理店舗取引」)、その店舗に設置されたキャッシュレジスタ機器(POSコンピュータ)に対応する。POSコンピュータは、カードリーダ(図示せず)を含む。カードリーダは、キャッシュレス決済手段に付された磁気ストライプに符号化され、および/またはICチップに記憶された情報を読み取る。
クライアントコンピュータ3は、キャッシュレス決済手段に付された磁気ストライプなどを読み取ることによってカード情報を取得する。また、利用者が購入する商品などに対応する決済金額がクライアントコンピュータ3に入力される。クライアントコンピュータ3は、その後、取得したカード情報に含まれるクレジットカード識別番号(つまり、キャッシュレス決済手段の識別番号)および決済金額などを含む要求電文をサーバコンピュータ1に送信する。クライアントコンピュータ3はまた、取引が承認されると、クレジットカード識別番号、加盟店識別番号、および決済金額などを含む売上情報電文をサーバコンピュータ1に送信する。加盟店識別番号は、クライアントコンピュータ3に記憶されている。
また、クライアントコンピュータ3は、利用者がインターネットなどのネットワークを通じて電子商取引を行う場合(以下、「仮想店舗取引」)、電子商取引サービスを提供するシステムを実装するコンピュータデバイス(以下、「仮想店舗コンピュータデバイス」に対応する。仮想店舗コンピュータデバイスは、クライアントコンピュータ4との間で情報を交換し、利用者が入力した情報に基づいて電子商取引を管理する。この場合、利用者は、電子商取引サービスにおいて実装された入出力インタフェースにカード情報および決済金額などを入力する。クライアントコンピュータ3は、入力された情報に基づいて、要求電文および売上情報電文をサーバコンピュータ1に送信する。
なお、クライアントコンピュータ3は、要求電文をサーバコンピュータ2に直接送信してもよい。要求電文がサーバコンピュータ1に送信される場合、サーバコンピュータ1がサーバコンピュータ2にオーソリ処理を依頼する。その後、サーバコンピュータ2は、サーバコンピュータ1を介して、オーソリ処理の結果を示す承認/非承認電文(応答電文)をクライアントコンピュータ3に送信する。
要求電文がサーバコンピュータ2に送信される場合、サーバコンピュータ2は、要求電文に応答して、オーソリ処理を実行する。その後、サーバコンピュータ2は、承認/非承認電文をクライアントコンピュータ3に送信する。以下で説明する実施形態では、サーバコンピュータ1がサーバコンピュータ2にオーソリ処理を依頼するものとする。
クライアントコンピュータ4は、利用者が使用するコンピュータデバイス(情報処理装置)である。クライアントコンピュータ4は、少なくとも演算機能および通信機能を有し、サーバコンピュータ1および/またはサーバコンピュータ2との間で情報を交換する。クライアントコンピュータ4はまた、は、利用者がカード情報などを入力するための入力装置(図示せず)、および通知電文を表示するための表示装置(図示せず)を含む。通知電文は、サーバコンピュータ1がキャッシュレス決済手段を通じた取引を拒否した場合にその旨を示す電子メールおよび/または視覚的インジケータなどを含む。
また、仮想店舗取引の場合、クライアントコンピュータ4は、クライアントコンピュータ3との間でカード情報などの情報を交換することによって、商品を購入するなどの処理を実行する。仮想店舗取引の場合、クライアントコンピュータ3は、少なくともクライアントコンピュータ4との関係では、サーバコンピュータの役割を果たす。
クライアントコンピュータ4は、携帯電話、タブレットコンピュータおよびPDA(Personal Digital Assistance)などの携帯型コンピュータデバイス、ならびにラップトップ型およびデスクトップ型コンピュータなどのパーソナルコンピュータなど、通信機能を備えた任意のコンピュータデバイスを含んでもよい。
次に、図2を参照して、サーバコンピュータ1の詳細な構成の例を説明する。サーバコンピュータ1は、制御装置11、メモリ12、記憶装置13、および通信装置14を含む。図2に示すように、サーバコンピュータ1は、サーバコンピュータ2、クライアントコンピュータ3、およびクライアントコンピュータ4と接続される。
制御装置11は、プロセッサとも称され、上記各構成要素の制御やデータの演算を実行する。また、制御装置11は、本実施形態に係る各種処理を実行するための、記憶装置13に記憶されているプログラムをメモリ12に読み出して実行する。ここで、上述したプログラムとは、キャッシュレス決済手段決済管理システム100が実行する機能の一部を実装するためのプログラムであり、サーバコンピュータ1の記憶装置13に記憶されている。
メモリ12は、サーバコンピュータ2およびクライアントコンピュータ3から送信されたデータ、コンピュータ実行可能な命令、および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶した揮発性データ記憶装置である。メモリ12は、RAM(ランダムアクセスメモリ)(例えば、SRAM(スタティックRAM)およびDRAM(ダイナミックRAM))などで実装されてもよい。
記憶装置13は、上述したプログラムおよびDBMSによって使用されるデータベーステーブル13aなどを記憶した不揮発性データ記憶装置である。記憶装置13は、ROM(リードオンリメモリ)などの不揮発性半導体メモリ、磁気記憶装置(ハードディスクドライブなど)、および光ディスクなどで実装されてもよい。なお、プログラムおよびデータベーステーブルなどのデータは、記憶装置13に加えまたはその代わりに、NAS(Network Attached Storage)および/またはSAN(Storage Area Network)などに記憶されてもよい。
通信装置14は、ネットワーク5を通じてサーバコンピュータ2、クライアントコンピュータ3、およびクライアントコンピュータ4との間でデータおよび制御情報を送受信するネットワークインタフェースである。このネットワークインタフェースは、例えば、TCP/IPなどのプロトコルに準拠したネットワークカード(例えば、LANカード)などによって実装される。
サーバコンピュータ2は、制御装置21、メモリ22、記憶装置23、および通信装置24を含む。制御装置21、メモリ22、記憶装置23、および通信装置24はそれぞれ、上記説明した制御装置11、メモリ12、記憶装置13、および通信装置14と同様の機能を有するので、その詳細な説明は省略する。
<第1の実施形態>
次に、図3のフローチャートを参照して、第1の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100が実行する処理の例を説明する。
図3で説明する処理の前提として、サーバコンピュータ2のデータベーステーブル23aには、利用者データテーブル400が記憶されているものとする。なお、サーバコンピュータ1がオーソリシステムを実装する場合、利用者データテーブル400はサーバコンピュータ1のデータベーステーブル13aに記憶される。図4は、利用者データテーブル400の例を示す。
利用者データテーブル400は、利用者ごとのキャッシュレス決済手段に関する情報を記憶したデータベーステーブルである。図4に示すように、利用者データテーブル400は、情報項目として、クレジットカード識別番号401、限度額402、累計利用額403、指定取引種別404、通知有無405、およびメールアドレス406を含む。
限度額402には、所定の期間内にキャッシュレス決済手段を通じた取引における決済上限額が設定される。累計利用額403には、対応する利用者の所定の期間内の決済額合計が設定される(取引の都度加算される)。限度額402および累計利用額403に設定された額は、オーソリ処理における限度額チェックの際に使用される。
指定取引種別404には、利用者がどの取引種別に対してキャッシュレス決済手段を通じた取引を許可または制限しているかを示す値が設定される。本実施形態では、利用者がどの取引種別に対して取引を制限しているかを示す値が設定されるものとする。取引種別は、本実施形態では、例えば、国内取引、海外取引、物理店舗取引、仮想店舗取引、およびキャッシング取引(例えば、専用装置により現金を引き出す取引)を含むが、このような例に限定されない。
利用者は、取引種別ごとにキャッシュレス決済手段の利用を許可または制限することができる。例えば、利用者が海外取引およびキャッシング取引を制限することを指定した場合、対応するキャッシュレス決済手段を使用しての海外店舗での決済(物理店舗取引および仮想店舗取引の両方を含む)および専用装置などで現金を引き出すことが拒否される。
上述した取引種別の各々には、以下の表1に示す論理値が割り当てられている。各々の取引種別に割り当てられた論理値は、一意な2の倍数である。指定取引種別404には、利用者が制限することを指定した取引種別に割り当てられた論理値を加算した値が設定される。例えば、利用者が海外取引およびキャッシング取引の制限を指定した場合、指定取引種別404には、36(4+32)が設定される。
Figure 0007197387000001
なお、表1に示した各々の取引種別に割り当てられる論理値は、2の倍数に限定されない。例えば、2以上の一意なNの倍数が割り当てられてもよい。この場合、後述する処理において、指定取引種別からNの倍数を減算する処理を繰り返すことによって、利用者が取引を許可または制限した取引種別が判定される。
通知有無405には、指定取引種別404に設定された値に従って取引が拒否される場合、拒否された旨の通知電文を送信するか否かを示す値、例えば、「0:通知しない」または「1:通知する」が設定される。通知有無405に「1:通知する」が設定される場合、上述した通知電文は、メールアドレス406に設定されたアドレスに送信される。
利用者データテーブル400の各々のデータレコードは、利用者ごとに予め設定された情報を含むが、利用者は少なくとも、指定取引種別404および通知有無405に設定された値を任意のタイミングで変更することができる。例えば、クライアントコンピュータ4の表示装置には、サーバコンピュータ1からダウンロードした入出力インタフェースが表示される。利用者が入出力インタフェースを介して情報を入力すると、その情報がサーバコンピュータ1および/またはサーバコンピュータ2において反映される。
図3の説明に戻り、ステップS301では、利用者がキャッシュレス決済手段を通じて取引を試みると、クライアントコンピュータ3は、要求電文を生成する。ここで、物理店舗取引の場合、POSコンピュータがカード情報を読み取り、読み取ったカード情報、入力された決済金額、およびPOSコンピュータに記憶された加盟店識別番号に基づいて要求電文を生成する。仮想店舗取引の場合、仮想店舗コンピュータデバイスが、クライアントコンピュータ4から送信されたカード情報および決済金額、ならびに仮想店舗コンピュータデバイスに記憶された加盟店識別番号に基づいて要求電文を生成する。
上記2つのケースのいずれの場合でも、要求電文は、少なくとも、対応するクレジットカード識別番号および決済金額を含む。また、要求電文は、加盟店識別番号または取引種別を含む。加盟店識別番号は、後述するように、対応する取引の種別、例えば、取引が国内取引、海外取引、または仮想店舗取引に対応するかを判定するために使用される。取引種別は、例えば、対応する取引が決済またはキャッシングであるかを示す値が設定される。値は、例えば、「1:決済」および「2:キャッシング」を含む。取引が決済またはキャッシングに対応するかは、クライアントコンピュータ3によって判定される。
クライアントコンピュータ3が、対応する取引が国内取引または海外取引などであるかを区別することができる場合、クライアントコンピュータ3自身が取引の種別をさらに詳細に判定し、その種別を示す値を取引種別に設定してもよい。この場合、本実施形態では、要求電文に含まれる取引種別には、例えば、「1:国内取引」、「2:海外取引」、「3:物理店舗取引」、「4:仮想店舗取引」、および「5:キャッシング取引」の値が設定される。
次に、クライアントコンピュータ3は、要求電文をサーバコンピュータ1に送信する(ステップS302)。サーバコンピュータ1の通信装置14が要求電文を受信すると、制御装置11は、要求電文に含まれる情報に基づいて、サーバコンピュータ2にオーソリ処理を依頼する(ステップS303)。このときに、要求電文に含まれる情報がサーバコンピュータ2に送信される。なお、上述したように、サーバコンピュータ2がクライアントコンピュータ3から直接要求電文を受信してもよい。
次に、サーバコンピュータ2の制御装置21は、サーバコンピュータ1からの依頼に応答して、要求電文に含まれるクレジットカード識別番号に基づいて利用者データテーブル400から対応するデータレコードを取得する(ステップS304)。
次に、制御装置21は、要求電文に含まれる加盟店識別番号に基づいて、加盟店データテーブル500から対応するデータレコードを取得する(ステップS305)。加盟店データテーブル500は、サービス事業者と提携した加盟店ごとの情報を記録したデータベーステーブルである。図5は、加盟店データテーブル500の例を示す。
図5に示すように、加盟店データテーブル500は、情報項目として、加盟店識別番号501、加盟店種別502、および住所503を含む。加盟店種別502には、対応する加盟店が国内店舗または仮想店舗などであるかを示す値が設定され、例えば、「1:国内店舗」、「2:海外店舗」、および「3:仮想店舗」などが設定される。住所503には、対応する加盟店の住所が設定される。
加盟店データテーブル500は、取引が決済である場合、支払先となる事業者に関する属性情報(支払先属性情報)を記憶している。よって、サーバコンピュータ2は、加盟店データテーブル500に記憶された情報に基づいて、対応する取引の取引種別を判定することができる。
図3の説明に戻ると、制御装置21は、要求電文に対応する取引の取引種別を判定する(ステップS306)。本実施形態では、対応する取引が、国内取引、海外取引、物理店舗取引、仮想店舗取引、およびキャッシング取引のいずれかに対応するかが判定される。なお、利用者が国内の物理店舗で決済を行う場合、対応する取引は、国内取引および物理店舗取引の両方に該当する。
ステップS306の処理では、制御装置21は、要求電文に含まれる取引種別、加盟店データテーブル500から取得したデータレコードに含まれる加盟店種別502および住所503のそれぞれに設定された値のいずれかまたはそれらの組み合わせから取引種別を判定する。
なお、上述したように、クライアントコンピュータ3自身が取引の種別を詳細に判定することができる場合、制御装置21は、要求電文に含まれる取引種別のみに基づいて取引種別を判定する。この場合、ステップS305は実行されない。
次に、制御装置21は、利用者データテーブル400から取得したデータレコードに含まれる指定取引種別404に設定された値に基づいて、対応する利用者が利用を制限した取引種別を判定する(ステップS307)。具体的には、制御装置21はまず、指定取引種別に設定された値から、その値以下の最大の2の倍数を減算する。次に、制御装置21は、表1において、減算した最大の2の倍数に一致する論理値を有する取引種別を判定する。次に、制御装置21は、上記最大の2の倍数が減算された指定取引種別の値から、その値以下の最大の2の倍数をさらに減算する。次に、制御装置21は、表1において、減算した最大の2の倍数に一致する論理値を有する取引種別を判定する。そして、制御装置11は、指定取引種別の値が最終的にゼロになるまで上記処理を繰り返す。
図4に示す例では、指定取引種別404には36が設定されている。ステップS307の処理によって、対応する利用者は、海外取引およびキャッシング取引を制限していると判定することができる。
次に、制御装置21は、ステップS306で判定した取引種別が、ステップS307で取引が制限されると判定された取引に該当するか否かを判定する(ステップS308)。取引が制限されると判定した場合、通信装置24は、クライアントコンピュータ3に、対応する取引が制限されることを示す値を含む非承認電文を送信する(ステップS309)。
なお、指定取引種別404に、利用者がどの取引種別を許可しているかを示す値が設定される場合、ステップS307の処理では、利用者が利用を許可した取引種別が判定される。ステップS308の処理では、ステップS306で判定した取引種別が、ステップS307で取引が許可されると判定された取引に該当するか否かを判定することによって、取引を許可するか否かが判定される。
非承認電文は、サーバコンピュータ2からクライアントコンピュータ3に直接送信されてもよく、サーバコンピュータ1を介して送信されてもよい。クライアントコンピュータ3が非承認電文を受信すると、クライアントコンピュータ3は、例えば、エラーメッセージを出力し、および/またはクライアントコンピュータ4にエラーメッセージ送信するなどによって、対応する取引を拒否する。
また、取引が制限されると判定した場合、通信装置24は、クライアントコンピュータ4に、対応する取引が制限されることを通知する通知電文を送信する(ステップS310)。通知電文は、例えば、利用者が海外取引を制限しており、対応するキャッシュレス決済手段を通じて海外取引が拒否されたことを示すメッセージを含んでもよい。この処理は、利用者データテーブル400から取得したデータレコードに含まれる通知有無405に「1:通知する」が設定されている場合に実行される。通知電文も、サーバコンピュータ2からクライアントコンピュータ3に直接送信されてもよく、サーバコンピュータ1を介して送信されてもよい。通知電文をクライアントコンピュータ4に送信することによって、利用者は、自身が制限した取引種別についてキャッシュレス決済手段を通じた取引が試みられたことを把握することができる。
ステップS308において取引が制限されると判定した場合、制御装置21は、オーソリ処理を実行する(ステップS311)。オーソリ処理は、例えば、利用者データテーブル400から取得したデータレコードに含まれる限度額402および累計利用額403に設定された値に基づいた限度額チェックなどを含む。オーソリ処理は、従来技術と同様であるので、その詳細な説明を省略する。オーソリ処理の結果、対応する取引が制限されるかを判定する(ステップS312)。
取引が制限されると判定した場合、通信装置24は、クライアントコンピュータ3に、キャッシュレス決済手段の利用が制限されることを示す値を含む非承認電文を送信する(ステップS313)。非承認電文は、サーバコンピュータ2からクライアントコンピュータ3に直接送信されてもよく、サーバコンピュータ1を介して送信されてもよい。クライアントコンピュータ3が非承認電文を受信すると、クライアントコンピュータ3は、例えば、エラーメッセージを出力し、および/またはクライアントコンピュータ4にエラーメッセージを送信するなどによって、対応する取引を拒否する。
また、取引が制限されると判定した場合、通信装置24は、ステップS310の処理と同様に、クライアントコンピュータ4に通知電文を送信する(ステップS314)。この通知電文は、ステップS310で説明した通知電文と同様のメッセージまたは異なるメッセージを含んでもよい。メッセージが異なる場合、本ステップで送信されるメッセージは、例えば、限度額を超えた取引が拒否されたことを示すメッセージであってもよい。
一方で、オーソリ処理の結果、取引が許可されると判定した場合、通信装置24は、クライアントコンピュータ3に、取引が許可されることを示す値を含む承認電文を送信する(ステップS315)。承認電文は、サーバコンピュータ2からクライアントコンピュータ3に直接送信されてもよく、サーバコンピュータ1を介して送信されてもよい。
クライアントコンピュータ3が承認電文を受信すると、クライアントコンピュータ3は、決済額などを含む売上電文をサーバコンピュータ1に送信する(ステップS316)。サーバコンピュータ1の通信装置14が売上電文を受信すると、制御装置11は、対応する取引を処理する(ステップS317)。これらの処理は、従来技術と同様に実行されるのでその詳細な説明を省略する。
以上のように、第1の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100を説明した。第1の実施形態によれば、利用者は、自身が許可または制限した取引種別ごとにキャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を制限することができる。従来技術では、キャッシュレス決済手段を通じた取引を制限する場合、対応するキャッシュレス決済手段を通じた取引が全体的に制限されていた。本実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100によれば、利用者は、自身が指定した条件に従って取引を行うことができると共に、第三者による不正利用の可能性を軽減することができる。
第1の実施形態では、キャッシュレス決済手段の取引種別ごとに取引を許可または制限する例を説明したが、そのような形式に限定されない。例えば、キャッシュレス決済手段管理システム100は、特定の場所、時間、取引のタイプ、またはそれらの組み合わせなど、利用者が指定した任意の条件で取引の一部を制限するように構成されてもよい。例えば、特定の場所および時間で取引を制限する場合、対応する取引を試みた時間および場所(例えば、加盟店の住所に基づいて)を判定することによって、取引が制限されるかを判定してもよい。また、例えば、GPS機能を利用することによって、サーバコンピュータ2がクライアントコンピュータ4から現在位置を取得してもよい。
利用者が指定した条件は、サーバコンピュータ2に予め記憶されてもよく、または取引を試みる際にクライアントコンピュータ3から受信してもよい。例えば、クライアントコンピュータ4は、表示装置に表示された入出力インタフェースを通じて利用者から指定条件の入力を受け付けてもよい。指定条件は、クレジットカード識別番号、および利用者が指定した取引種別、場所、および時間などを含む。入力された指定条件は、要求電文に含まれて、サーバコンピュータ2に送信される。
なお、第1の実施形態では、利用者データテーブル400は、利用者ごとのデータレコードを含むが、利用者と関連付けられた他の利用者、例えば、利用者などの家族についてのデータレコードを含んでもよい。この場合、利用者と関連して、利用者の家族に対してもキャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を許可または制限することができる。以下の第2の実施形態および第3の実施形態でも同様である。
<第2の実施形態>
次に、図6のフローチャートを参照して、第2の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100が実行する処理の例を説明する。第2の実施形態では、サーバコンピュータ2がまずオーソリ処理を実行する。オーソリ処理において、サーバコンピュータ2は、対応する取引が制限されていないと判定した場合に、利用者が指定した条件に従って、取引が許可または制限されるかを判定する処理を実行する。
図6に示すステップS601乃至S604およびS615乃至S617の処理は、図3を参照して説明したステップS301乃至S304およびS315乃至S317の処理にそれぞれ対応するので、それらのステップについての説明を省略する。
ステップS605乃至S608の処理は、図3を参照して説明したステップS311乃至S314にそれぞれ対応する。また、ステップS609乃至S614、およびの処理は、図3を参照して説明したステップS305乃至S310にそれぞれ対応する。
第2の実施形態では、サーバコンピュータ2の制御装置21は、利用者データテーブル400からデータレコードを取得した後、ステップS605乃至S608の処理に従って、オーソリ処理を最初に実行する。オーソリ処理の結果、対応する取引が制限されないと、ステップS608乃至S614の処理に従って、利用者が指定した条件に従って、取引が許可または制限されるかを判定する処理を実行する。
以上のように、第3の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100を説明した。第3の実施形態によれば、オーソリ処理の結果、例えば、対応する取引の決済額が限度額を超えると判定したことによって取引が制限されると判定された場合、利用者が指定した条件に従って、取引が許可または制限されるかを判定する処理が実行されない。このように構成することによって、サーバコンピュータ2における処理をさらに効率的に実行することができる。
<第3の実施形態>
次に、図7のフローチャートを参照して、第3の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100が実行する処理の例を説明する。第3の実施形態では、利用者が指定した条件に従って、取引が許可または制限されるかを判定する処理がサーバコンピュータ1によって実行される。判定の結果、対応する取引が制限されていないと判定された場合に、サーバコンピュータ2がオーソリ処理を実行する。
図7に示すステップS701乃至S702およびS711乃至S717の処理は、図3を参照して説明したステップS301乃至S302およびS311乃至S317の処理にそれぞれ対応するので、それらのステップについての説明を省略する。また、ステップS703乃至S709の処理は、図3を参照して説明したステップS304乃至S310にそれぞれ対応するが、ステップS703乃至S709の処理は、サーバコンピュータ1によって実行される。
ステップS707において、サーバコンピュータ1の制御装置11が、対応する取引が制限されると判定した場合、制御装置11は、要求電文に含まれる情報に基づいて、サーバコンピュータ2にオーソリ処理を依頼する。このときに、要求電文に含まれる情報がサーバコンピュータ2に送信される。その後は、サーバコンピュータ2がオーソリ処理を実行して、上述したように対応する取引が制限されるかを判定する。
従来から、サービス事業者は、オーソリシステムを単独の装置、システム、またはモジュールなどの形式で実装していることが多い。第3の実施形態では、サーバコンピュータ1とは別にサーバコンピュータ2がオーソリシステムを実装する。第3の実施形態では、サーバコンピュータ1が、利用者が指定した条件に従って取引が制限されるかを判定する。その判定の結果、利用者が指定した条件によっては取引が制限されないと判定した場合のみ、サーバコンピュータ2によるオーソリ処理が実行される。
以上のように、第3の実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100を説明した。第3の実施形態によれば、利用者が指定した条件に従って、取引が制限されると判定された場合、サーバコンピュータ2によるオーソリ処理が実行されない。このように構成することによって、サーバコンピュータ1とサーバコンピュータ2との間でのトラフィックを削減することができる。
上記実施形態で説明したハードウェアの構成要素は例示的なものにすぎず、その他の構成も可能であることに留意されたい。また、上記実施形態で説明した処理の順序は、必ずしも説明した順序で実行される必要がなく、任意の順序で実行されてもよい。さらに、本発明の基本的な概念から逸脱することなく、追加のステップが新たに加えられてもよい。
また、本発明の一実施形態に係るキャッシュレス決済手段管理システム100は、サーバコンピュータ1および/またはサーバコンピュータ2によって実行されるコンピュータプログラムによって実装されるが、当該コンピュータプログラムは、非一時的記憶媒体に記憶されてもよい。クライアントコンピュータ3および/またはクライアントコンピュータ4によって実行されるコンピュータプログラムも同様である。非一時的記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリ装置、内蔵ハードディスクおよび取外可能ディスク装置などの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD-ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光学媒体などを含む。
1 サーバコンピュータ
2 サーバコンピュータ
3 クライアントコンピュータ
4 クライアントコンピュータ
5 ネットワーク
400 利用者データテーブル
500 加盟店データテーブル

Claims (8)

  1. 制御装置、通信装置、および記憶装置を備えた情報処理装置であって、前記記憶装置は、取引の支払先に関する支払先属性情報を記憶し、前記支払先属性情報は、支払先識別番号および前記支払先についての支払先種別を含み、
    前記通信装置は、クライアントコンピュータから、前記取引に使用されるキャッシュレス決済手段に対応するキャッシュレス決済手段識別番号および前記取引の支払先に対応する支払先識別番号を含む要求電文を受信し、
    前記制御装置は、
    前記支払先識別番号に基づいて、前記記憶装置から前記支払先属性情報における前記支払先種別を取得し、
    前記キャッシュレス決済手段識別番号に対応する指定条件を判定し、
    前記支払先種別に基づいて、前記取引に対応する取引種別を判定し、前記取引種別は、物理店舗取引および仮想店舗取引を含み、
    前記取引が指定条件に従って許可または制限されるかを判定し、前記指定条件は、前記取引種別ごとに前記キャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を許可または制限することを示し、
    前記通信装置は、前記判定に従って、前記クライアントコンピュータに応答電文を送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取引種別は、国内取引および海外取引を更に含むことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記取引種別は、キャッシング取引を更に含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御装置は、
    前記取引に対するオーソリ処理を実行し、
    前記オーソリ処理の結果、前記取引が制限されないと判定した場合、
    前記キャッシュレス決済手段識別番号に対応する前記取引を判定し、
    前記取引が前記指定条件に従って許可または制限されるかを判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御装置は、前記取引が、前記指定条件に従って制限されないと判定した場合、前記取引に対するオーソリ処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記要求電文は、前記取引に対応する取引種別を含み、
    前記制御装置は、前記要求電文における前記取引種別にさらに基づいて、前記取引に対応する取引種別を判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータデバイスによって実行される方法であって、前記コンピュータデバイスは、取引の支払先に関する支払先属性情報を記憶し、前記支払先属性情報は、支払先識別番号および前記支払先についての支払先種別を含み、
    クライアントコンピュータから、前記取引に使用されるキャッシュレス決済手段に対応するキャッシュレス決済手段識別番号および前記取引の支払先に対応する支払先識別番号を含む要求電文を受信するステップと、
    前記支払先識別番号に基づいて、前記支払先属性情報における前記支払先種別を取得するステップと、
    前記キャッシュレス決済手段識別番号に対応する指定条件を判定するステップと、
    前記支払先種別に基づいて、前記取引に対応する取引種別を判定するステップであって、前記取引種別は、物理店舗取引および仮想店舗取引を含む、ステップと、
    前記取引が指定条件に従って許可または制限されるかを判定するステップであって、前記指定条件は、前記取引種別ごとに前記キャッシュレス決済手段を通じた取引の一部を許可または制限することを示す、ステップと、
    前記判定に従って、前記クライアントコンピュータに応答電文を送信するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  8. コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータによって実行されるとき、前記コンピュータに、請求項に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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