JP2020126405A - 診断システム、診断方法、及び診断プログラム - Google Patents
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Description
(1) 組織を診断対象として診断処理を行う診断システムであって、
前記組織が目指す姿又は目標を定義する第1定義情報と、前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する第2定義情報と、前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素を定義する第3定義情報と、前記第1定義情報と前記第2定義情報とを関連付ける関連付け情報とを記憶する記憶部と、
前記目指す姿又は前記目標に関連した1つ以上の第1質問に対する前記診断対象からの第1回答を取得するとともに、前記複数の取組み又は施策及び前記複数の要素に関連した複数の第2質問に対する前記診断対象からの第2回答を取得する取得部と、
前記記憶部に記憶された前記4つの情報と、前記取得部が取得する前記第1回答及び前記第2回答とに基づいて、前記診断処理を行う診断部と、
前記診断部による前記診断処理の結果を出力する出力部とを含む。
記憶部2は、第1定義情報、第2定義情報、第3定義情報、第1質問、第2質問、関連付け情報などを記憶する。
第1定義情報は、働き方改革で組織が目指す姿又は目標を定義する情報であり、例えば、下記の9つの指標が定義される。なお、図2では、これらの9つの指標のそれぞれについての意義が、表の“説明”の欄で説明されている。このような“説明”は、第1質問に対応付けられる形で定義され、提示されてよい。
(A1)社員のワークライフバランス向上
(A2)働き方に囚われない、ITリスク管理とIT活用力
(A3)働く時間や場所に囚われないコミュニケーション力
(A4)社員のヘルスマネジメントサポート
(A5)イノベーションに向けた取組みの推進
(A6)働く社員の多様性を受け入れ、活躍を推進
(A7)企業価値を生む社員の多様な活躍を推進
(A8)生産性向上への効果的な取組み
(A9)会社ぐるみで働き方を改革する推進力
第2定義情報は、働き方改革で組織が目指す姿又は目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する情報であり、例えば、下記の13つの取組み又は施策が定義される。なお、第2質問と対応付けて、これらの13つの取組み又は施策のそれぞれについての分類や意義などの追加情報が定義され、提示されてもよい。例えば、図3では、代表例として、(B1)制約のない勤務形態についての追加情報を、表の“方針”及び“具体例”の欄で提示している。
(B1)制約のない勤務形態
(B2)制約のない勤務環境
(B3)労務管理
(B4)ITリテラシー
(B5)働き方のポリシー明確化
(B6)評価方法
(B7)社内コミュニケーション
(B8)新しいことへのチャレンジ
(B9)業務改善
(B10)業務の自動化(RPA)
(B11)健康ケア
(B12)ダイバーシティ&インクルージョン
(B13)所属緩和
第3定義情報は、上記の取組み又は施策を成功に導く複数の要素を定義する情報であり、例えば、下記の4つの要素が定義される。
(C1)制度
(C2)環境
(C3)社員の意識
(C4)マネジメントの行動
第1質問は、働き方改革で組織が目指す姿又は目標に関連した1つ以上の質問であり、例えば、図2に示すように、第1定義情報で定義された9つの指標について、それぞれの優先度を3段階(低、中、高)で問う。
第2質問は、複数の取組み又は施策及び複数の要素に関連した複数の質問であり、例えば、図3に示すように、複数の取組み又は施策ごとに、関連する具体的な質問項目を複数用意し、各質問項目ごとに取組み又は施策の状態を5段階(あてはまらない、ややあてはまらない、どちらともいえない、ややあてはまる、あてはまる)で問う。なお、図3には、複数の取組み又は施策のうち、「(B1)制約の無い勤務形態」に関する質問のみを示しているが、他の取組み又は施策についても、それぞれ複数の質問項目が用意される。なお、取組み又は施策と第2質問との関係は、後述する第2関連情報(図4C参照)によって示される。
関連付け情報は、第1定義情報と第2定義情報とを関連付ける情報であり、例えば、図4Aに示すように、第2定義情報に含まれる13つの取組み又は施策の評価値と、第1定義情報に含まれる9つの指標の評価値との関係を示す。
また、関連付け情報は、各第1定義情報の指標における各第2定義情報の取組み又は施策毎の重み情報を持つものとして定義してもよい。例えば、図4Aでは関連があることをすべて“1”で示しているが、これを重みを示す係数として定義してもよい。重み情報は、診断対象のとなる組織の規模、業種、特性などに合わせて設定することができるものであり、過去の診断の統計的分析結果、組織の特徴を考慮した演繹的な指標、評価者の経験などに基づいたものであってよい。
取得部3は、第1回答及び第2回答を診断対象からの入力を受け付けることにより取得する。
第1回答は、働き方改革で組織が目指す姿又は目標に関連した1つ以上の第1質問に対する診断対象の回答であり、例えば、取得部3は、診断サービス実施会社の担当者が、診断対象組織の働き方改革を推進する責任者に問診形式で第1質問をしつつ、その回答をパーソナルコンピュータの診断プログラム入力画面に入力することを要求し、該入力データに基づいて第1回答を取得する。図5では、上段の表の質問No.1−9が第1質問に対応し、第1回答は、“○”が付与された箇所となる。
第2回答は、複数の取組み又は施策及び複数の要素に関連した複数の第2質問に対する診断対象の回答であり、例えば、取得部3は、診断サービス実施会社の担当者が、診断対象組織の働き方改革を推進する責任者に問診形式で第2質問をしつつ、その回答をパーソナルコンピュータの診断プログラム入力画面に入力することを要求し、該入力データに基づいて第2回答を取得する。図5では、下段の表の質問No.11−19が第2質問に対応し、第2回答は、“○”が付与された箇所となる。なお、図5では、第2質問の一部のみが示されている。
診断部4は、記憶部2に記憶された複数の情報と、取得部3が取得する第1回答及び第2回答とに基づいて、働き方改革の熟成度に関する第1診断処理(第1評価値算出処理の一例)、第2診断処理(第2評価値算出処理の一例)及び第3診断処理(目標値算出処理及び第3評価値算出処理の一例)を行う。
第1診断処理は、図6に示す第1診断結果を導出するための診断処理であり、第3定義情報と、第2回答と、後述する第1関連情報(図4B参照)とに基づいて、4つの要素ごとの評価値を導出する。例えば、複数の第2質問に対する第2回答の評価値(5段階)(以下、「ベース評価値」とも称する)を第1関連情報に基づいて各第2質問に関連する要素に振り分けるとともに、振り分けられたベース評価値の平均値を各要素の評価値(以下、「第1評価値」とも称する)とする。あるいは、第1関連情報に各要素における各第2質問の重みが定義されている場合は、各第2質問に対する第2回答のベース評価値に該当する重みをかけて各要素の評価値を算出してもよい。このような第1診断処理によれば、第3定義情報で定義された4つの要素について、それぞれ5段階基準の具体的な第1評価値(成熟度)が得られる。
第2診断処理は、図7に示す第2診断結果を導出するための診断処理であり、第2定義情報と、第3定義情報と、第2回答と、後述する第1関連情報及び第2関連情報とに基づいて、取組み又は施策ごとの、複数の要素に関する評価値を導出する。例えば、複数の第2質問に係るベース評価値を、第1関連情報及び第2関連情報に基づいて各第2質問に関連する取組み(施策)及び要素の組み合わせからなる複数の診断項目(52項目=13×4)に振り分けるとともに、振り分けられたベース評価値の平均値を各診断項目の評価値(以下、「第2評価値」とも称する)とする。あるいは、第1関連情報に各要素における各第2質問の重みが定義されている場合は、また、第2関連情報に各取組み又は施策における各第2質問の重みが定義されている場合は、各第2質問に対する第2回答のベース評価値に該当する重みをかけて各要素の評価値を算出してもよい。このような第2診断処理によれば、第2定義情報で定義された13の取組み又は施策と、第3定義情報で定義された4つの要素との組み合わせからなる複数の診断項目について、それぞれ5段階基準の具体的な第2評価値(成熟度)が得られる。
第3診断処理は、図8に示す第3診断結果を導出するための診断処理であり、第1定義情報と、第2定義情報と、第1回答及び第2回答と、関連付け情報と、後述する第1関連情報及び第2関連情報とに基づいて、働き方改革で組織が目指す姿又は目標と現状との関係を導出する。具体的には、目指す姿又は目標に関する目標値を、第1回答に基づいて算出するとともに、目指す姿又は目標に関する現状の評価値(以下、「第3評価値」とも称する)を、第2回答に基づいて算出する。例えば、複数の第2質問に係るベース評価値と、図4Aに示した関連付け情報に基づいて、目指す姿又は目標に関する第3評価値を算出する。その際、関連付け情報に各目指す姿又は目標における各取組み又は施策の重みが定義されている場合は、各第2質問に対する第2回答のベース評価値に該当する重みをかけて目指す姿又は目標に関する第3評価値を算出してもよい。そして、算出した目標値及び第3評価値に基づいて、働き方改革で組織が目指す姿又は目標と現状との関係を導出する。このような第3診断処理によれば、第1定義情報で定義された9つの指標について、目標と現状との関係(ギャップ)を5段階基準の具体的な目標値及び第3評価値(成熟度)で示すことができる。
出力部5は、診断部4による診断処理の結果に基づいて、3つの診断結果を出力する。
第1診断結果は、第1診断処理の結果を示す。例えば、図6に示すように、第1診断処理による4つの要素の第1評価値をレーダーチャートで出力する。このような第1診断結果によれば、第3定義情報で定義された4つの要素について、それぞれ5段階基準の具体的な第1評価値(成熟度)を示すことができる。
第2診断結果は、第2診断処理の結果を示す。例えば、図7に示すように、第2診断処理による取組み又は施策ごとの、要素ごとの第2評価値を、マトリックス形式で出力する。このような第2診断結果によれば、第2定義情報で定義された13の取組み又は施策と、第3定義情報で定義された4つの要素との組み合わせからなる複数の診断項目について、それぞれ5段階基準の具体的な第2評価値(成熟度)を示すことができる。
また、本実施形態の第2診断結果は、第2診断処理による取組み又は施策ごとの、要素ごとの第2評価値を出力するにあたり、第2評価値の高低を色の種類や濃淡で可視化する、いわゆるヒートマップ形態で第2評価値を出力する。このような第2診断結果によれば、第2評価値(成熟度)の視覚的な理解が容易になる。なお、図7では、第2評価値の高低を黒色の濃淡で示しているが、例えば、第2評価値5を高濃度の青色、第2評価値4を低濃度の青色、第2評価値3を白色、第2評価値2を低濃度の赤色、第2評価値1を高濃度の赤色で示すようにすれば、第2評価値(成熟度)の視覚的な理解がさらに容易になる。
第3診断結果は、第3診断処理の結果を示す。例えば、図8に示すように、第3診断処理による9つの指標に関する目標値及び第3評価値をレーダーチャートで出力する。このような第3診断結果によれば、第1定義情報で定義された9つの指標について、目標と現状との関係(ギャップ)を5段階基準の具体的な目標値及び第3評価値(成熟度)で示すことができる。
(付記1)
組織を診断対象として診断処理を行う診断システムであって、
前記組織が目指す姿又は目標を定義する第1定義情報と、前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する第2定義情報と、前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素を定義する第3定義情報と、前記第1定義情報と前記第2定義情報とを関連付ける関連付け情報とを記憶する記憶部と、
前記目指す姿又は前記目標に関連した1つ以上の第1質問に対する前記診断対象からの第1回答を取得するとともに、前記複数の取組み又は施策及び前記複数の要素に関連した複数の第2質問に対する前記診断対象からの第2回答を取得する取得部と、
前記記憶部に記憶された前記4つの情報と、前記取得部が取得する前記第1回答及び前記第2回答とに基づいて、前記診断処理を行う診断部と、
前記診断部による前記診断処理の結果を出力する出力部とを含む、診断システム。
前記診断部は、前記第3定義情報と、前記第2回答とに基づいて、前記要素ごとの評価値を導出する第1診断処理を行う、付記1に記載の診断システム。
前記診断部は、前記第2定義情報と、前記第3定義情報と、前記第2回答とに基づいて、前記取組み又は前記施策ごとの、前記複数の要素に関する評価値を導出する第2診断処理を行う、付記1又は2に記載の診断システム。
前記出力部は、前記第2診断処理による前記取組み又は前記施策ごとの、前記要素ごとの評価値を、マトリックス形式で出力する、付記3に記載の診断システム。
(付記5)
前記出力部は、前記第2診断処理による前記取組み又は前記施策ごとの、前記要素ごとの評価値の高低を、色の種類及び濃淡の少なくとも一方で示す、付記4に記載の診断システム。
付記5によれば、第2定義情報で定義された複数の取組み又は施策ごとに、第3定義情報で定義された複数の要素に関する評価値を、視覚で直感的に理解しやすい態様で提示することができる。
前記診断部は、前記第1定義情報と、前記第2定義情報と、前記第1回答及び前記第2回答と、前記関連付け情報とに基づいて、前記目指す姿又は前記目標と現状との関係を導出する第3診断処理を行う、付記1〜5のうちのいずれか1つに記載の診断システム。
前記診断部は、前記目指す姿又は前記目標に関する目標値を、前記第1回答に基づいて算出するとともに、前記目指す姿又は前記目標に関する現状の評価値を、前記第2回答に基づいて算出し、算出した前記目標値及び前記評価値に基づいて、前記関係を導出する、付記6に記載の診断システム。
前記診断部は、
前記1つ以上の第1質問ごとに、それぞれに対する前記第1回答に応じた目標値を導出する目標値導出部と、
前記複数の第2質問ごとに、それぞれに対する前記第2回答に応じたベース評価値を導出するベース評価値導出部と、
前記複数の第2質問及び前記複数の要素の間の関連を表す第1関連情報と、前記ベース評価値とに基づいて、前記複数の要素に関する第1評価値を導出する第1評価値導出部と、
前記第1関連情報と、複数の第2質問及び前記複数の取組み又は施策の間の関連を表す第2関連情報と、前記ベース評価値とに基づいて、前記複数の要素のそれぞれごとに、前記複数の取組み又は施策に関する第2評価値を導出する第2評価値導出部と、
前記関連付け情報と、前記第2関連情報と、前記ベース評価値とに基づいて、前記目指す姿又は前記目標に関する現状の評価値を算出する第3評価値導出部とを含む、付記1に記載の診断システム。
組織を診断対象として診断処理を行う診断方法であって、
前記組織が目指す姿又は目標を定義する第1定義情報と、前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する第2定義情報と、前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素を定義する第3定義情報と、前記第1定義情報と前記第2定義情報とを関連付ける関連付け情報と、前記目指す姿又は前記目標に関連した1つ以上の第1質問に対する前記診断対象からの第1回答と、前記複数の取組み又は施策及び前記複数の要素に関連した複数の第2質問に対する前記診断対象からの第2回答と、に基づいて、前記診断処理を行い、
前記診断処理の結果を出力する、コンピュータにより実行される診断方法。
組織を診断対象として診断処理を行う診断プログラムであって、
前記組織が目指す姿又は目標を定義する第1定義情報と、前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する第2定義情報と、前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素を定義する第3定義情報と、前記第1定義情報と前記第2定義情報とを関連付ける関連付け情報と、前記目指す姿又は前記目標に関連した1つ以上の第1質問に対する前記診断対象からの第1回答と、前記複数の取組み又は施策及び前記複数の要素に関連した複数の第2質問に対する前記診断対象からの第2回答と、に基づいて、前記診断処理を行い、
前記診断処理の結果を出力する、
処理をコンピュータに実行させる診断プログラム。
組織を診断対象として診断処理を行う診断システムであって、
前記組織が目指す姿又は目標に関する前記診断対象の目標値を、前記診断対象から取得した第1質問に対する第1回答に基づいて算出する目標値算出処理、
前記目指す姿又は前記目標に関する前記診断対象の現状の評価値を、前記診断対象から取得した第2質問に対する第2回答に基づいて算出する第1評価値算出処理、
前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策に関する前記診断対象の現状の評価値を、前記第2回答に基づいて算出する第2評価値算出処理、及び
前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素に関する前記診断対象の現状の評価値を、前記第2回答に基づいて算出する第3評価値算出処理、のうちの少なくともいずれか1つの算出処理を行う、診断システム。
前記目標値算出処理、前記第1評価値算出処理、前記第2評価値算出処理、前記第3評価値算出処理、のうちの少なくともいずれか2つの算出処理を行う、付記11に記載の診断システム。
2 記憶部
3 取得部
4 診断部
5 出力部
Claims (12)
- 組織を診断対象として診断処理を行う診断システムであって、
前記組織が目指す姿又は目標を定義する第1定義情報と、前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する第2定義情報と、前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素を定義する第3定義情報と、前記第1定義情報と前記第2定義情報とを関連付ける関連付け情報とを記憶する記憶部と、
前記目指す姿又は前記目標に関連した1つ以上の第1質問に対する前記診断対象からの第1回答を取得するとともに、前記複数の取組み又は施策及び前記複数の要素に関連した複数の第2質問に対する前記診断対象からの第2回答を取得する取得部と、
前記記憶部に記憶された前記4つの情報と、前記取得部が取得する前記第1回答及び前記第2回答とに基づいて、前記診断処理を行う診断部と、
前記診断部による前記診断処理の結果を出力する出力部とを含む、診断システム。 - 前記診断部は、前記第3定義情報と、前記第2回答とに基づいて、前記要素ごとの評価値を導出する第1診断処理を行う、請求項1に記載の診断システム。
- 前記診断部は、前記第2定義情報と、前記第3定義情報と、前記第2回答とに基づいて、前記取組み又は前記施策ごとの、前記複数の要素に関する評価値を導出する第2診断処理を行う、請求項1又は2に記載の診断システム。
- 前記出力部は、前記第2診断処理による前記取組み又は前記施策ごとの、前記要素ごとの評価値を、マトリックス形式で出力する、請求項3に記載の診断システム。
- 前記出力部は、前記第2診断処理による前記取組み又は前記施策ごとの、前記要素ごとの評価値の高低を、色の種類及び濃淡の少なくとも一方で示す、請求項4に記載の診断システム。
- 前記診断部は、前記第1定義情報と、前記第2定義情報と、前記第1回答及び前記第2回答と、前記関連付け情報とに基づいて、前記目指す姿又は前記目標と現状との関係を導出する第3診断処理を行う、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の診断システム。
- 前記診断部は、前記目指す姿又は前記目標に関する目標値を、前記第1回答に基づいて算出するとともに、前記目指す姿又は前記目標に関する現状の評価値を、前記第2回答に基づいて算出し、算出した前記目標値及び前記評価値に基づいて、前記関係を導出する、請求項6に記載の診断システム。
- 前記診断部は、
前記1つ以上の第1質問ごとに、それぞれに対する前記第1回答に応じた目標値を導出する目標値導出部と、
前記複数の第2質問ごとに、それぞれに対する前記第2回答に応じたベース評価値を導出するベース評価値導出部と、
前記複数の第2質問及び前記複数の要素の間の関連を表す第1関連情報と、前記ベース評価値とに基づいて、前記複数の要素に関する第1評価値を導出する第1評価値導出部と、
前記第1関連情報と、複数の第2質問及び前記複数の取組み又は施策の間の関連を表す第2関連情報と、前記ベース評価値とに基づいて、前記複数の要素のそれぞれごとに、前記複数の取組み又は施策に関する第2評価値を導出する第2評価値導出部と、
前記関連付け情報と、前記第2関連情報と、前記ベース評価値とに基づいて、前記目指す姿又は前記目標に関する現状の評価値を算出する第3評価値導出部とを含む、請求項1に記載の診断システム。 - 組織を診断対象として診断処理を行う診断方法であって、
前記組織が目指す姿又は目標を定義する第1定義情報と、前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する第2定義情報と、前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素を定義する第3定義情報と、前記第1定義情報と前記第2定義情報とを関連付ける関連付け情報と、前記目指す姿又は前記目標に関連した1つ以上の第1質問に対する前記診断対象からの第1回答と、前記複数の取組み又は施策及び前記複数の要素に関連した複数の第2質問に対する前記診断対象からの第2回答と、に基づいて、前記診断処理を行い、
前記診断処理の結果を出力する、コンピュータにより実行される診断方法。 - 組織を診断対象として診断処理を行う診断プログラムであって、
前記組織が目指す姿又は目標を定義する第1定義情報と、前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策を定義する第2定義情報と、前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素を定義する第3定義情報と、前記第1定義情報と前記第2定義情報とを関連付ける関連付け情報と、前記目指す姿又は前記目標に関連した1つ以上の第1質問に対する前記診断対象からの第1回答と、前記複数の取組み又は施策及び前記複数の要素に関連した複数の第2質問に対する前記診断対象からの第2回答と、に基づいて、前記診断処理を行い、
前記診断処理の結果を出力する、
処理をコンピュータに実行させる診断プログラム。 - 組織を診断対象として診断処理を行う診断システムであって、
前記組織が目指す姿又は目標に関する前記診断対象の目標値を、前記診断対象から取得した第1質問に対する第1回答に基づいて算出する目標値算出処理、
前記目指す姿又は前記目標に関する前記診断対象の現状の評価値を、前記診断対象から取得した第2質問に対する第2回答に基づいて算出する第1評価値算出処理、
前記目指す姿又は前記目標を実現するための複数の取組み又は施策に関する前記診断対象の現状の評価値を、前記第2回答に基づいて算出する第2評価値算出処理、及び
前記取組み又は前記施策を成功に導く複数の要素に関する前記診断対象の現状の評価値を、前記第2回答に基づいて算出する第3評価値算出処理、のうちの少なくともいずれか1つの算出処理を行う、診断システム。 - 前記目標値算出処理、前記第1評価値算出処理、前記第2評価値算出処理、前記第3評価値算出処理、のうちの少なくともいずれか2つの算出処理を行う、請求項11に記載の診断システム。
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