JP2020124947A - ソリッドタイヤとホイールとの間の結合構造及びその結合部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はソリッドタイヤとホイールとの間の結合構造及びその結合部材を得ることにある。【解決手段】 本発明が提供する結合部材は、所定の長さを有し、且つその長さ方向が軸方向と定義される挿入部と、挿入部の軸方向上の一端に固定接続され、且つ挿入部の外側に突出した係止部と、挿入部に突設され、且つ挿入部の軸方向上のもう一端と係止部との間に位置するスペーサー部とを含み、それによりスペーサー部と係止部との間に係止部が変形を回復できるようにさせるために必要な空間が形成され、且つスペーサー部は係止部に背を向けた当接面を有する。【選択図】 図3

Description

本発明はソリッドタイヤの固定技術に関し、特にソリッドタイヤとホイールとの間の結合構造及びその結合部材に関するものである。
図1が示す通り、特許文献1が開示している技術中では、T型ファスナー(1)の垂直部分(2)を径方向でソリッドタイヤ(3)中へ挿入し、且つT型ファスナー(1)の水平部分(4)でホイール(5)のフランジの内側に係着されることでタイヤ(3)とホイール(5)が結合できるようにする技術手段が提供されている。
上記技術による固定でも固定目的を達成可能であるものの、使用においては依然として改善の余地がある。
欧州登録特許第2905146B1号
これに鑑み、本発明は、単一サイズの結合部材をニーズに近いサイズの固定に適用させることができ、使用において周知技術よりも柔軟性を備えた結合部材を提供することを主な目的としている。
上記目的を達成するために、本発明が提供する結合部材は、所定の長さを有し、且つその長さ方向が軸方向と定義される挿入部と、挿入部の軸方向上の一端に固定接続され、且つ挿入部の外側に突出した係止部と、挿入部に突設され、且つ挿入部の軸方向上のもう一端と係止部との間に位置するスペーサー部とを含み、それによりスペーサー部と係止部との間に係止部が変形を回復できるようにさせるために必要な空間が形成され、且つスペーサー部は係止部に背を向けた当接面を有する。
これにより、結合部材は、挿入部をタイヤの内側円環面中に挿入し、且つ当接面をタイヤの内側円環面に当接させて、結合部材とタイヤが挿入部と当接面によってしっかりと結合できるようにさせると同時に、変形空間が係止部の変形を許して、係止部が変形した状態でホイールのタイヤ溝中に入り、且つ全て又は一部が回復するとフレームと係着することができる。
また係止部を変形し易くさせるために、係止部の形状、サイズ、厚さ、材質などを変更してもよく、又は係止部の可能変形量を増加させることが可能なその他の技術によって係止部に大きな変形量を生じさせて、異なるサイズのホイールとの係着に対応できるようにすることもできる。
また、結合部材は当接面の面積を増加させて、タイヤ間との当接面積を増加させ、結合部材とタイヤとの間の結合安定度を高めることができる。
その中で、スペーサー部は片状を呈し、且つ当接面は片の片側に位置させる。
周知技術の立体図である。 本発明の好ましい実施例の分解図である。 本発明の好ましい実施例の結合部材の立体図である。 本発明の好ましい実施例の結合部材の正面図である。 本発明の好ましい実施例の結合部材の側面図である。 本発明の好ましい実施例の結合部材の底面図である。 本発明の好ましい実施例の部分断面図である。
本発明の好ましい実施例を図に基づきさらに説明する。
最初に図2を参照して、本発明の好ましい実施例中で開示するのは、複数の結合部材(10)によって提供されるタイヤ(20)とホイール(30)との間の結合である。
次に図3〜図6を参照して、本実施例では、各結合部材(10)は適切な高分子原料を金型鋳造で成形したものであり、それぞれは互いに一体成形された挿入部(11)、係止部(12)及びスペーサー部(13)を含む。
挿入部(11)は適切な長さの円柱状の直柱体(111)を備えており、直柱体(111)の外周側に複数の環形状且つテーパ形状の嵌挿体(112)をそれぞれ互いに隔たせて突設し、嵌挿体(112)によって直柱体(111)の外周側に段差状の表面輪郭を形成し、さらに、直柱体の柱軸を軸方向(a)と定義する。
係止部(12)は直柱体(111)の軸方向(a)の一端に位置し、且つ所定の線形(b)に沿って挿入部(11)の外側に延在し突出した細長い片状体であり、具体的には、係止部(12)は円弧状を呈して延在し、且つ弧形の曲率中心は挿入部(11)がある象限空間に位置させており、即ち弧形の凹弧面(121)が挿入部(11)に接触すると、同時に片状体の厚さ方向と片状体の径方向とが互いに平行状態になるようにしており、さらに、係止部(12)は長軸の両端部分の片厚み(d1)が長軸の中間部分の片厚み(d2)よりも小さい。
スペーサー部(13)は片状を呈し、且つ片の厚さ方向を軸方向(a)と平行にして挿入部(11)に一体成形され、またスペーサー部(13)がある位置は係止部(12)と嵌挿体(112)との間であり、且つスペーサー部(13)と係止部(12)は互いに隔たれており、これにより互いの間に空間(s)が形成され、同時にスペーサー部(13)の係止部(12)がある側とは反対側の片面に当接面(131)が構成される。
次に図2と図7を参照して、各結合部材(10)をタイヤ(20)とホイール(30)を結合するために用いる技術内容は、その使用において既に開示されている周知技術と似通っており、説明を分かりやすくするために、ここではタイヤ(20)とホイール(30)に関する周知技術中、本発明と関係する部分だけを以下に説明する。
タイヤ(20)は、適切な高分子材料を鋳造加工で成形した環形状の発泡ソリッドタイヤであり、環形状のタイヤ体(21)、タイヤ体(21)の内側円環面に凹設された複数の止まり穴(22)、及び止まり穴(22)の開口端に位置するノッチ(23)を有しており、それらのノッチ(23)はそれぞれが各止まり穴(22)の開口端上に平坦な平面(24)を形成する。
ホイール(30)は、環形状のフレーム体(31)を有し、フレーム体(31)の外周円環面には環形状のタイヤ溝(32)が凹設され、且つタイヤ溝(32)の開口幅は溝の幅よりも小さくさせる。
その他の説明がない部分については、本発明の主な技術特徴に無関係であるもの以外は、周知技術で既に開示されており、本発明が属する技術分野の当業者であれば本発明の出願時に既に知得のものであるため、余分な説明は省略する。
上記の部材により、結合部材(10)のそれぞれが各直柱体(111)によって各止まり穴(22)内に挿入され、且つ各嵌挿体(112)が各止まり穴(22)の穴壁を圧迫してタイヤ体(21)の対応する部分に変形を生じさせて、挿入部(11)が各止まり穴(22)に挿入された後にタイヤ体(21)との間で緊密に嵌合された係着状態を形成できるようにし、これにより、各挿入部(11)が挿し込まれた止まり穴(22)内から外に抜け出す力を受けた状況において、嵌挿体(112)とタイヤ体(21)との間の係着が抵抗力を提供してその抜け出しを阻止し、各挿入部(11)とタイヤ体(21)との間の結合状態を安定させることができる。
同時に、結合部材(10)はまた各当接面(131)のそれぞれが各平面(24)に当接し、挿入部(11)を止まり穴(22)内に挿入する深さを固定して、各直柱体(111)が過度に挿入されてタイヤ体(21)に破損を生じさせ、さらにはタイヤ体(21)を径方向に貫通してしまう状況を防ぐために用いられる。
さらに、結合部材(10)がホイール(30)と結合するとき、各係止部(12)は円弧片状を呈する片体の両端が曲率中心に向かって径方向の加力を受けて変形し、これにより円弧状片体の両端の直線距離が縮小されてタイヤ溝(32)の開口サイズを通り抜けることができ、且つ溝内に入った後は、加えられた外力から開放されて元の形状に復元し、これにより各係止部(12)それぞれの両端がタイヤ溝(32)の開口内側に係着されて、ホイール(30)内に係着固定される。同時に、係止部(12)よりも長さの短いスペーサー部(13)は阻止を受けずにタイヤ溝(32)の開口を通り抜けることができ、係止部(12)のように変形する必要はない。
上記部材の構成により、結合部材(10)は、タイヤ(20)と結合された後に各スペーサー部(13)によって相対的に安定した位置を提供して、過度の挿入によるタイヤのタイヤ体の破損を防ぐことができ、さらにはスペーサー部(13)と係止部(12)との間に存在する空間(s)が、係止部(12)が力を受けて変形するときに必要な空間を提供することができ、これにより係止部(12)をかなりの程度で大きく変形させることができ、変形量が増加する状況においては、係止部(12)が大きな範囲で異なるサイズのホイールとの間を係着可能であり、単一サイズの結合部材の適用可能なホイールサイズの範囲を広げ、使用における利便性を向上させると共に製造コストを低減させている。
また、さらに説明すると、スペーサー部(13)には係止部とタイヤとの間を適切に隔てるという目的があり、これにより係止部の変形がタイヤに妨げられるのを防ぎ、同時に、周知技術のように係止部がタイヤと接着されるために形状の設計が制限されることもなくなり、上記の実施例のように、係止部の形状を容易に変形可能な円弧片形状にし、且つ両端の厚さを減らしてより変形し易い設計にすることができ、さらに係着後も十分な支持強度を提供して、結合部材とホイールとの間の結合の安定性を確保することができ、その効果は周知技術と比べてかなりの程度増強される。
1 ファスナー
2 垂直部分
3 ソリッドタイヤ
4 水平部分
5 ホイール
10 結合部材
11 挿入部
111 直柱体
112 嵌挿体
12 係止部
121 凹弧面
13 スペーサー部
131 当接面
20 タイヤ
21 タイヤ体
22 止まり穴
23 ノッチ
24 平面
30 ホイール
31 フレーム体
32 タイヤ溝
(a) 軸方向
(b) 線形
(d1)(d2) 片厚み
(s) 空間

Claims (10)

  1. 所定の長さを有し、且つその長さ方向が軸方向と定義される挿入部と、
    前記挿入部の軸方向上の一端に固定接続され、且つ前記挿入部の外側に突出した係止部と、
    前記挿入部に突設され、且つ前記挿入部の軸方向上のもう一端と前記係止部との間に位置するスペーサー部とを含み、それにより前記スペーサー部と前記係止部との間に前記係止部が変形を回復できるようにさせるために必要な空間が形成され、且つ前記スペーサー部は前記係止部に背を向けた当接面を有することを特徴とする結合部材。
  2. 前記係止部は所定の線形に沿って延在することを特徴とする請求項1に記載の結合部材。
  3. 前記所定の線形は弧線であり、且つ前記弧線の曲率中心は前記挿入部がある象限空間に位置させることを特徴とする請求項2に記載の結合部材。
  4. 前記係止部は片状を呈することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の結合部材。
  5. 前記スペーサー部は片状を呈し、且つ片の厚さ方向を前記軸方向と平行させることを特徴とする請求項1に記載の結合部材。
  6. 前記挿入部はさらに直柱体を含み、前記直柱体の外周側に複数の環形テーパ状の嵌挿体がそれぞれ突設されることを特徴とする請求項1に記載の結合部材。
  7. 前記スペーサー部は前記嵌挿体と前記係止部との間に位置することを特徴とする請求項6に記載の結合部材。
  8. 前記当接面は平面であり、且つ前記軸方向に垂直であることを特徴とする請求項1に記載の結合部材。
  9. 前記係止部が前記挿入部の外側に突出する長さは前記スペーサー部が前記挿入部の外側に突出する長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の結合部材。
  10. 環形状のフレーム体を有し、前記フレーム体の外周円環面にタイヤ溝が凹設され、且つ前記タイヤ溝の開口幅を溝の幅よりも小さくさせたホイールと、
    前記フレーム体の外周側に環装され、且つ内側環状端部が前記タイヤ溝内に嵌入され、且つ環状を呈するタイヤ体を有し、前記タイヤ体の内側円環面に設けられた所定の深さの複数の止まり穴がタイヤ体の径方向に沿って延在する、弾性を有するソリッドタイヤと、
    各前記結合部材それぞれの前記挿入部を止まり穴内に挿し込み、且つ前記当接面を前記タイヤ体の内側円環面に当接させて、さらに前記係止部を前記フレーム体と係着させる、複数の請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の結合部材と、を含むことを特徴とするソリッドタイヤとホイールとの間の結合構造。
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