JP2020123717A - 固体撮像装置 - Google Patents

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【課題】固体撮像装置において、暗時特性を維持しながら、クロストークの抑制および赤外光感度の向上を実現する。【解決手段】固体撮像装置(100)は、基板(11)上に、撮影画像の各画素に対応した光電変換領域(20)を備え、基板は、半導体基板(1)と、半導体基板上に形成された、不純物濃度が4×1014〜1×1016[cm−3]以下であり、厚さが10μm以上のエピタキシャル層(2)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置に関する。
従来、固体撮像装置において、P− −エピタキシャル層/P基板ウェハ構造を用いてフォトダイオードの空乏層を本来の深さまで伸ばした構造、または、当該空乏層をより深くまで伸ばした構造にすることにより、クロストークを抑制し、かつ、赤外光感度を向上させることが可能である。
例えば、特許文献1においては、クロストークの抑制、および、赤外光感度の向上の両立を図るべく、エピタキシャル層の厚さを10μm以上とするだけでなく、空乏層領域も一緒に拡張するためには、エピタキシャル層の不純物濃度は1×1014[cm−3]以下とするのが望ましいとされている。
特開2010−056345号公報
しかしながら、特許文献1のように、エピタキシャル層の不純物濃度を1×1014[cm−3]以下にして、かつ、空乏層領域を拡張すると、暗時特性を急激に悪化させてしまう。
本発明の一態様は、固体撮像装置において、暗時特性を維持しながら、クロストークの抑制および赤外光感度の向上を実現することを目的とする。
(1)本発明の一実施形態は、基板上に、撮影画像の各画素に対応した光電変換領域を備え、上記基板が、半導体基板と、当該半導体基板上に形成された、第1導電型であって、不純物濃度が4×1014[cm−3]以上、かつ、1×1016[cm−3]以下であり、厚さが10μm以上のエピタキシャル層とを備え、上記光電変換領域が、上記エピタキシャル層の一部に埋め込まれた空乏層領域と、上記エピタキシャル層の一部であって、当該空乏層領域および上記半導体基板の間に介在する拡散領域とから形成され、上記空乏層領域が、第2導電型の半導体埋め込み領域を含んでいる、固体撮像装置。
(2)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記エピタキシャル層の一部であって、隣接する上記空乏層領域の間に形成される画素分離電位障壁をさらに備え、当該画素分離電位障壁の一部には、当該一部を除く上記エピタキシャル層とは異なる材料が1種類以上埋め込まれている、固体撮像装置。
(3)また、本発明のある実施形態は、上記(1)または上記(2)の構成に加え、上記半導体基板と、上記エピタキシャル層との間に、裏面反射層、および、表面半導体基板層をさらに備えている、固体撮像装置。
(4)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、第1導電型はp型であり、第2導電型はn型である、固体撮像装置。
本発明の一態様によれば、固体撮像装置において、暗時特性を維持しながら、クロストークの抑制および赤外光感度の向上を実現することができる。
本発明の実施形態に係る固体撮像装置の画素構造の例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像装置の画素構造の例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像装置の画素構造の例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るエピタキシャル層の不純物濃度に対する暗電流および暗時ノイズを示すグラフである。 本発明の実施形態に係る照射光波長に対する量子効率を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るエピタキシャル層の不純物濃度に対する量子効率を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るエピタキシャル層の不純物濃度に対するクロストークを示すグラフである。 本発明の実施形態に係るエピタキシャル層の不純物濃度に対する暗電流を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るエピタキシャル層の不純物濃度に対する空乏層の深さを示すグラフである。 本発明の実施形態に係る絶対温度に対する暗電流を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る照射光波長に対する量子効率を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る不純物濃度に対する少数キャリアの拡散長を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について、図1〜12を参照しながら、詳細に説明する。
(固体撮像装置の画素構造の例)
図1は、本発明の実施形態に係る固体撮像装置100の画素構造の例を示す断面図である。固体撮像装置100においては、基板11上に、撮像画像の各画素に対応した光電変換領域20を備えている。
図1に示すように、固体撮像装置100の基板11は、半導体基板1と、半導体基板1上に形成されたエピタキシャル層2とを備えている。半導体基板1は、エピタキシャル層2が形成される基板である。エピタキシャル層2は、第1導電型であって、不純物濃度が4×1014[cm−3]以上、かつ、1×1016[cm−3]以下であり、厚さが10μm以上である。
エピタキシャル層2は、拡散領域3と、画素分離電位障壁5とを備えており、拡散領域3および画素分離電位障壁5の一部に空乏層領域4が埋め込まれている。拡散領域3は、エピタキシャル層2中の、空乏層領域4および画素分離電位障壁5以外の領域である。空乏層領域4は、エピタキシャル層2の一部(例えば、エピタキシャル層2の表面から8μm以下の部分)に埋め込まれている。
画素分離電位障壁5は、エピタキシャル層2の一部であって、隣接する空乏層領域4の間に形成される。画素分離電位障壁5の一部には、当該一部を除くエピタキシャル層2とは異なる材料、例えば、SiO2、Al、Au、Ag、TiO2、TaO、HfO2、Gd2O3、La2O3、Y2O3、ZrO2、BaTiO3、Mg2SiO4、Al2O3、Bi2O3、BaO、ZnO、Nd2O3、R2O3が1種類以上埋め込まれている。
空乏層領域4は、空乏層と、半導体埋め込み領域6と、表面ピンニング層7とを含んでいる。空乏層は、キャリアがほとんどなく、電気的に絶縁された領域であり、pn接合境界を含む。半導体埋め込み領域6は、第2導電型であり、エピタキシャル層2の表面から6μm以下の一部に埋め込まれている。表面ピンニング層7は、エピタキシャル層2の表面を含む一部に形成されている。
光電変換領域20は、空乏層領域4と、エピタキシャル層2の一部であって、空乏層領域4および半導体基板1の間に介在する拡散領域3とから形成されている。
上記によれば、エピタキシャル層2の厚さを10μm以上に厚くし、空乏層領域4は変えずに拡散領域3のみを拡張し、かつ、エピタキシャル層2の不純物濃度を4×1014[cm-3]以上にすることにより、低暗電流および低暗時ノイズ(暗時特性)を維持しながら、クロストークの抑制および赤外光感度の向上を実現することができる。さらに、エピタキシャル層2の不純物濃度を1×1016[cm−3]以下にすることにより、少数キャリアを信号電荷として容易に取り出すことができる。
図2は、本発明の実施形態に係る固体撮像装置100aの画素構造の例を示す断面図である。図2に示すように、図1と比較すると、固体撮像装置100aのエピタキシャル層2には、ディープトレンチアイソレーション(DTI)8がさらに埋め込まれている。ディープトレンチアイソレーション8は、異なる誘電体材料の多層膜構造である。ディープトレンチアイソレーション8は、エピタキシャル層2に入射する斜め光を全反射させる。
上記によれば、エピタキシャル層2に入射する斜め光を、異なる誘電体材料の多層膜構造であるDTI8で全反射させることができる。これにより、DTI8のない構造と比較して、隣接画素に入射する斜め光を低減することができるため、光学的クロストークを抑制することができる。また、拡散領域3で生成された電子は隣接画素に移動する可能性があるが、DTI8がある場合、電子はDTI8を通過することができないため、隣接画素に拡散する成分を低減させることができる。したがって、電気的クロストークを抑制することができる。以上のように、DTI8を形成することにより、光学的クロストークおよび電気的クロストークの両方を抑制することが可能である。
図3は、本発明の実施形態に係る固体撮像装置100bの画素構造の例を示す断面図である。図3に示すように、図2と比較すると、固体撮像装置100bは、半導体基板1と、エピタキシャル層2との間に、裏面反射層9、および、表面半導体基板層10をさらに備えている。裏面反射層9は、例えば、SiO2、Al、Au、Ag、TiO2、TaO、HfO2、Gd2O3、La2O3、Y2O3、ZrO2、BaTiO3、Mg2SiO4、Al2O3、Bi2O3、BaO、ZnO、Nd2O3、R2O3が1種類以上積層した構造を有する。裏面反射層9は、半導体基板1上に形成される。表面半導体基板層10は、裏面反射層9上に形成される。
上記によれば、エピタキシャル層2に入射した光は、裏面反射層9により反射するため、反射した光をさらにエピタキシャル層2で吸収することができる。すなわち、裏面反射により実効的な光路長が伸びた分だけエピタキシャル層2の厚さを薄くすることができる。例えば、0度入射光を考えると、全波長領域で反射率が100%の材料を用いた場合、裏面反射層なしと同等の量子効率を得るのに必要なエピタキシャル層2の厚さは半分でよいことになる。以上より、さらに光学的クロストークおよび電気的クロストークの両方を抑制することが可能である。
なお、固体撮像装置100、100a、および、100bにおいて、第1導電型がp型であり、第2導電型がn型であってもよいし、第1導電型がn型であり、第2導電型がp型であってもよい。
従来、低クロストークおよび高赤外光感度を達成するためには、空乏層領域を拡張しなければならないと考えられていた。そして、特許文献1に記載のように、エピタキシャル層の厚さは10μm以上であり、かつ、不純物濃度は1×1014[cm−3]以下にするのが望ましいと考えられていた。
本実施形態に係る発明者は、エピタキシャル層2の不純物濃度を4×1014[cm−3]以上にした。また、エピタキシャル層2の厚さを10μm以上にした。これにより、暗時特性の悪化を抑制し、かつ、従来と同等の、クロストークの抑制および赤外光感度の向上を達成した。
(実験結果)
エピタキシャル層2の不純物濃度を4×1014[cm−3]以上にし、かつ、エピタキシャル層2の厚さを10μm以上にすることで、暗時特性が改善された結果を以下に示す。
図4は、本実施形態に係るエピタキシャル層2の不純物濃度に対する暗電流および暗時ノイズを示すグラフである。図4(a)は、エピタキシャル層2の不純物濃度に対する暗時電流を示す。図4(b)は、エピタキシャル層2の不純物濃度に対する暗時ノイズを示す。
図4(a)に示すように、エピタキシャル層2の不純物濃度を高くすると、暗電流が改善している。また、エピタキシャル層2の厚さが6μmよりも15μmの場合に、暗電流が改善している。
図4(b)に示すように、エピタキシャル層2の不純物濃度を高くすると、暗時ノイズが改善している。特に、エピタキシャル層2の不純物濃度が4×1014[cm−3]以上の範囲においては、暗時ノイズが改善している。また、エピタキシャル層2の厚さが6μmよりも15μmの場合に、暗時ノイズが改善している。
次に、エピタキシャル層2の不純物濃度を4×1014[cm−3]以上にしても、従来と同等の、高赤外光感度および低クロストークが得られた結果を示す。
図5は、本実施形態に係る照射光波長に対する量子効率を示すグラフである。図5に示すように、エピタキシャル層2の不純物濃度を低くして、空乏層領域4を拡張しても、全波長領域で全く量子効率が変わらず、赤外光感度はエピタキシャル層2の厚さにほとんど依存している。
図6は、本実施形態に係るエピタキシャル層2の不純物濃度に対する量子効率を示すグラフである。図6に示すように、エピタキシャル層2の厚さを変えずにエピタキシャル層2の不純物濃度を低くする、すなわち、空乏層領域4を拡張して、拡散領域3を小さくしても、照射光波長が850nmである条件における量子効率は変わらない。したがって、赤外光感度の向上は、空乏層領域4が拡張したためではなく、エピタキシャル層2の厚さに大きく依存している。
図7は、本実施形態に係るエピタキシャル層2の不純物濃度に対するクロストークを示すグラフである。図7に示すように、クロストークはエピタキシャル層2の不純物濃度にほとんど依存しない。したがって、特許文献1に記載のように、不純物濃度を1×1014[cm−3]以下にすることにより空乏層領域4を拡張することは、クロストーク抑制に大して効果が期待できないのにも拘わらず、暗時特性を急激に悪化させてしまう。
特許文献1の記載のように、エピタキシャル層2の不純物濃度を1×1014[cm−3]以下にして、空乏層領域4を拡張することが暗時特性を急激に悪化させる理由は、以下の暗電流と暗電流の標準偏差の式(1)、(2)より、拡散領域3における正孔濃度の減少および空乏層領域が拡張したためである。
図8は、本実施形態に係るエピタキシャル層2の不純物濃度に対する暗電流を示すグラフである。暗電流は、拡散電流と、生成電流とを含む。図8に示すように、エピタキシャル層2の不純物濃度が2×1014[cm−3]以下の範囲において、急激に拡散電流および生成電流が増加している。したがって、本実施形態においては、エピタキシャル層2の不純物濃度を4×1014[cm−3]以上にすることにより、比較的良好な暗電流が得られる。
図9は、本実施形態に係るエピタキシャル層2の不純物濃度に対する空乏層領域4の深さを示すグラフである。図9に示すように、エピタキシャル層2の不純物濃度が4×1014[cm−3]以下の範囲において、急激に空乏層領域4の深さが増加している。したがって、本実施形態においては、エピタキシャル層2の不純物濃度を4×1014[cm−3]以上にすることにより、空乏層領域4の深さが減少する。
図10は、本実施形態に係る絶対温度に対する暗電流を示すグラフである。図10に示すように、エピタキシャル層2の厚さが15μmであり、かつ、エピタキシャル層2の不純物濃度が1×1015[cm−3]である場合において、暗電流の主成分は、温度が60℃では拡散電流である。すなわち、拡散電流成分を抑制することが暗時特性の改善に有効である。拡散電流成分を抑制するには、以下の式(1)、(2)から、エピタキシャル層2の不純物濃度を高くすればよいことが分かる。
Figure 2020123717
Figure 2020123717
ここで、赤外光感度が空乏層領域4の深さに依存しない理由を説明する。
まず、本実施形態に係る、理論的な量子効率の見積もりは、半導体基板1上の多層膜による反射率、エピタキシャル層2の材料の光吸収率、および、エピタキシャル層2で生成したキャリアによる拡散電流の3つが考慮されている。
上記の理論的な量子効率の見積もりにおいて、空乏層領域4で発生した電子は全て光電流に寄与するものとし、拡散領域3で発生した電子の一部は再結合によって失われ、一部拡散によって空乏層領域4に到達したものは光電流に寄与するものとすると、全光電流密度および量子効率は、以下の式(3)、(4)で記述される。
Figure 2020123717
Figure 2020123717
ここで、表面ピンニング層7のポテンシャルピークより浅い領域で発生した電子は表面で再結合することを考慮すると、求める量子効率は、以下の式(5)で記述される。
Figure 2020123717
ただし、
Figure 2020123717
はエピタキシャル層2の全領域での量子効率である。
Figure 2020123717
は表面ピンニング層7のポテンシャルピークより浅い領域での量子効率である。
図11は、本実施形態に係る照射光波長に対する量子効率を示すグラフである。図11に示すように、上記理論計算による量子効率の見積もりと、実測の量子効率とが非常によく一致しており、エピタキシャル層2の厚さを厚く、エピタキシャル層2の不純物濃度を高くすることにより、赤外光感度が向上している。したがって、上記理論計算による見積もり方法の精度は高い。
図12は、本実施形態に係る不純物濃度に対する少数キャリアの拡散長を示すグラフである。すなわち、上記理論計算で採用されている室温(300K)における少数キャリアの拡散長は、図12に示すような不純物濃度依存性を持っている。
図12に示すように、エピタキシャル層2の不純物濃度が1×1016[cm−3]以下の範囲では、ほとんど少数キャリアの拡散長は変化せず、100μm程度である。したがって、エピタキシャル層2の不純物濃度が1×1016[cm−3]以下の範囲では、電界のない領域においても、少数キャリアは再結合して消滅するまでに、100μm程度移動できる。そのため、キャリアが生成された場所から空乏層領域4の端まで10〜20μm程度の距離があったとしても、少数キャリアを信号電荷として容易に取り出すことができると考えられる。
本実施形態によれば、赤外光感度はエピタキシャル層2の厚さに依存しており、空乏層領域4を拡張しても、クロストークの抑制および赤外光感度の向上に大きな効果が期待できないことが実証された。むしろ、エピタキシャル層2の不純物濃度を高くすることにより、拡散領域3における少数キャリア濃度が減少し、空乏層領域4の深さが減少するため、暗時特性が著しく改善されることが実証された。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 半導体基板
2 エピタキシャル層
3 拡散領域
4 空乏層領域
5 画素分離電位障壁
6 半導体埋め込み領域
7 表面ピンニング層
8 ディープトレンチアイソレーション、DTI
9 裏面反射層
10 表面半導体基板層
11 基板
20 光電変換領域
100、100a、100b 固体撮像装置

Claims (4)

  1. 基板上に、撮影画像の各画素に対応した光電変換領域を備え、
    上記基板は、半導体基板と、当該半導体基板上に形成された、第1導電型であって、不純物濃度が4×1014[cm−3]以上、かつ、1×1016[cm−3]以下であり、厚さが10μm以上のエピタキシャル層とを備え、
    上記光電変換領域は、上記エピタキシャル層の一部に埋め込まれた空乏層領域と、上記エピタキシャル層の一部であって、当該空乏層領域および上記半導体基板の間に介在する拡散領域とから形成され、
    上記空乏層領域は、第2導電型の半導体埋め込み領域を含んでいることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 上記エピタキシャル層の一部であって、隣接する上記空乏層領域の間に形成される画素分離電位障壁をさらに備え、
    当該画素分離電位障壁の一部には、当該一部を除く上記エピタキシャル層とは異なる材料が1種類以上埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 上記半導体基板と、上記エピタキシャル層との間に、裏面反射層、および、表面半導体基板層をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 第1導電型はp型であり、第2導電型はn型であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
JP2019218822A 2019-01-30 2019-12-03 固体撮像装置 Pending JP2020123717A (ja)

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