JP2020123182A - 火災報知設備 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、
受信機と、
受信機に接続されたループ伝送路に直列に接続されて伝送路の接続状態を切り替える複数の切離し装置と、
を備えた火災報知設備に於いて、
切離し装置は、
ループ伝送路において固有のアドレスを有し、
非給電状態及び給電開始時に伝送路を接続断状態とし、
固有のアドレスを含む起動呼出信号を受信機から受信すると伝送路を接続状態とするとともに起動応答信号を送信し、
受信機は、起動応答信号を受信した順に切離し装置が配置されていることを接続順番情報として記憶する、
ことを特徴とする。
受信機は、
伝送路の断線検出時に、ループ伝送路の始端側及び終端側から切離し装置に呼出信号を送信し、
始端側からの呼出信号に対応する応答信号のうち、接続順番情報より最も終端側に近い切離し装置に対応する応答信号をもとに始端側最後の切離し装置として特定し、
終端側からの呼出信号に対応する応答信号のうち、接続順番情報より最も始端側に近い切離し装置に対応する応答信号をもとに終端側最後の切離し装置として特定し、
始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置の間に断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶する。
受信機は、
始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置が接続順番情報において隣接していない場合、
始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置の間に複数の断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶する。
切離し装置は、
ループ伝送路に短絡が発生した場合に、短絡発生場所の両側に位置する切離し装置が伝送路を接続断状態とする短絡切離し動作を行い、
短絡発生場所をループ伝送路から切り離す短絡切離しを行う。
短絡切離し装置は、短絡切離し動作を行った場合に短絡切離し動作信号を受信機に送信し、
受信機は、
始端側から受信した短絡切離し動作信号をもとに始端側短絡切離し装置を特定し、
終端側から受信した短絡切離し動作信号をもとに終端側短絡切離し装置を特定し、
始端側短絡切離し装置と終端側短絡切離し装置の間に断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶する。
短絡切離し装置は、
ループ伝送路を接続断とするスイッチと、
スイッチと直列に接続された電流制限抵抗と、
電流制限抵抗に並列接続された電流制限解除スイッチと、
を備え、
スイッチによりループ伝送路を接続した場合に電流制限抵抗を介して1次側から2次側に電源を供給して電流制限し、所定の突入電流設定時間が経過したときに電流制限解除スイッチによりループ伝送路を接続して電流制限を解除する。
短絡切離し装置は、短絡切離し動作を行った場合に短絡切離しを報知し、
受信機は、断線検出時に始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置に最後の短絡切離し装置を示す信号を送信し、
最後の短絡切離し装置を示す信号を受信した短絡切離し装置は、断線を報知する。
受信機は、接続順番情報に関するノードマップを生成して表示する。
受信機に対しネットワーク回線を介して1又は複数の中継盤が接続され、中継盤に接続されたループ伝送路に火災感知器及び短絡切離し装置を含む端末を接続して火災を監視し、中継盤で火災を検出した場合に受信機に通知して火災警報を出力させる分散システムが構成されており、
切離し装置は、
ループ伝送路において固有のアドレスを有し、
非給電状態及び給電開始時に伝送路を接続断状態とし、
固有のアドレスを含む起動呼出信号を中継盤から受信すると伝送路を接続状態とするとともに起動応答信号を送信し、
中継盤は、起動応答信号を受信した順に切離し装置が配置されていることを中継盤接続順番情報として受信機に送信し、
受信機は、中継盤接続順番情報に関する中継盤ノードマップを生成して表示する。
伝送路の断線発生時に、中継盤は、断線検出を行い、短絡切離し装置の応答信号と中継盤接続順番情報をもとに断線箇所を特定した中継盤接続順番情報を受信機に送信し、
伝送路の短絡発生時に、短絡切離し装置は、短絡切離し動作を行った場合に短絡切離し動作信号を中継盤に送信し、
中継盤は、短絡切離し動作信号と接続順番情報をもとに短絡箇所を特定した中継盤接続順番情報を受信機に送信し、
受信機は、中継盤接続順番情報に関する中継盤ノードマップを生成して表示する。
本発明は、受信機と、受信機に接続されたループ伝送路に直列に接続されて伝送路の接続状態を切り替える複数の切離し装置と、を備えた火災報知設備に於いて、切離し装置は、ループ伝送路において固有のアドレスを有し、非給電状態及び給電開始時に伝送路を接続断状態とし、固有のアドレスを含む起動呼出信号を受信機から受信すると伝送路を接続状態とするとともに起動応答信号を送信し、受信機は、起動応答信号を受信した順に切離し装置が配置されていることを接続順番情報として記憶するようにしたため、受信機立上げ時の起動呼出信号の送信と起動応答信号の受信により、ループ伝送路における複数の短絡切離し装置の接続の順番が検出され、短絡切離し装置の接続順番を把握することができる。
また、受信機は、伝送路の断線検出時に、ループ伝送路の始端側及び終端側から切離し装置に呼出信号を送信し、始端側からの呼出信号に対応する応答信号のうち、接続順番情報より最も終端側に近い切離し装置に対応する応答信号をもとに始端側最後の切離し装置として特定し、終端側からの呼出信号に対応する応答信号のうち、接続順番情報より最も始端側に近い切離し装置に対応する応答信号をもとに終端側最後の切離し装置として特定し、始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置の間に断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶するようにしたため、始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置が把握できるので、ループ伝送路の断線位置を簡単且つ正確に把握し、断線位置の把握により修復作業を効率良く進めることができる。
また、受信機は、始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置が接続順番情報において隣接していない場合、始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置の間に複数の断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶するようにしたため、ループ伝送路の2箇所で断線が発生していた場合にも、始端側接続順番の最後の番号の短絡切離し装置とこれに隣接していない終端接続順番の最後の番号の短絡切離し装置の間に存在する2箇所の断線位置が簡単且つ正確に分かり、短絡位置の把握により修復作業を効率良く進めることができる。
また、切離し装置は、ループ伝送路に短絡が発生した場合に、短絡発生場所の両側に位置する切離し装置が伝送路を接続断状態とする短絡切離し動作を行い、短絡発生場所をループ伝送路から切り離す短絡切離しを行うようにしたため、ループ伝送路の短絡箇所を切り離すことで、切離しを行った切離し装置の手前側のループ伝送路に接続されている感知器や発信機等による監視を正常に継続させることができる。
また、短絡切離し装置は、短絡切離し動作を行った場合に短絡切離し動作信号を受信機に送信し、受信機は、始端側から受信した短絡切離し動作信号をもとに始端側短絡切離し装置を特定し、終端側から受信した短絡切離し動作信号をもとに終端側短絡切離し装置を特定し、始端側短絡切離し装置と終端側短絡切離し装置の間に断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶するようにしたため、ループ伝送路の短絡切離し状態にある2台の短絡切離し装置及びその間の短絡位置を簡単且つ正確に把握し、短絡位置の把握により修復作業を効率良く進めることができる。
また、短絡切離し装置は、ループ伝送路を接続断とするスイッチと、スイッチと直列に接続された電流制限抵抗と、電流制限抵抗に並列接続された電流制限解除スイッチとを備え、スイッチによりループ伝送路を接続した場合に電流制限抵抗を介して1次側から2次側に電源を供給して電流制限し、所定の突入電流設定時間が経過したときに電流制限解除スイッチによりループ伝送路を接続して電流制限を解除するようにしたため、短絡切離し装置は受信機からの起動呼出信号によりスイッチをオンすると2次側に向けて突入電流が流れるが、電流制限抵抗により突入電流が制限され、短絡切離し装置のスイッチオンによる突入電流を受信機側で過電流と誤って判断してしまうことを確実に防止可能とする。
また、短絡切離し装置は、短絡切離し動作を行った場合に短絡切離しを報知し、受信機は、断線検出時に始端側最後の切離し装置と終端側最後の切離し装置に最後の短絡切離し装置を示す信号を送信し、最後の短絡切離し装置を示す信号を受信した短絡切離し装置は、断線を報知するようにしたため、ループ伝送路の短絡発生で短絡切離しを行った短絡切離し装置はその旨を表示灯の作動等で報知し、また、ループ伝送路の断線箇所の両側に位置する切離し装置で断線を表示灯の作動等で報知することで、ループ伝送路の短絡箇所又は断線箇所の現場での特定を簡単且つ容易に行うことを可能とする。
また、受信機は、接続順番情報に関するノードマップを生成して表示するようにしたため、受信機におけるノードマップの表示により、複数の短絡切離し装置が設けられたループ伝送路が正常に機能していること、複数の短絡切離し装置の受信機に対する接続順番、断線発生時の断線箇所、短絡発生時の箇所を簡単且つ正確に知り、ループ伝送路の適切な運用管理を可能にして設備の信頼性を高めることができる。
また、本発明の別の形態にあっては、受信機に対しネットワーク回線を介して1又は複数の中継盤が接続され、中継盤に接続されたループ伝送路に火災感知器及び短絡切離し装置を含む端末を接続して火災を監視し、中継盤で火災を検出した場合に受信機に通知して火災警報を出力させる分散システムが構成されており、切離し装置は、ループ伝送路において固有のアドレスを有し、非給電状態及び給電開始時に伝送路を接続断状態とし、固有のアドレスを含む起動呼出信号を中継盤から受信すると伝送路を接続状態とするとともに起動応答信号を送信し、中継盤は、起動応答信号を受信した順に切離し装置が配置されていることを中継盤接続順番情報として受信機に送信し、受信機は、中継盤接続順番情報に関する中継盤ノードマップを生成して表示するようにしたため、受信機に接続された中継盤から引き出されたループ伝送路の短絡切離し装置についても、中継盤に接続したループ伝送路における短絡切離し装置の接続順番を示すノードマップが表示され、短絡切離し装置の接続順番による動作状態を簡単且つ正確に知ることができる。
また、伝送路の断線発生時に、中継盤は、断線検出を行い、短絡切離し装置の応答信号と中継盤接続順番情報をもとに断線箇所を特定した中継盤接続順番情報を受信機に送信し、伝送路の短絡発生時に、短絡切離し装置は、短絡切離し動作を行った場合に短絡切離し動作信号を中継盤に送信し、中継盤は、短絡切離し動作信号と接続順番情報をもとに短絡箇所を特定した中継盤接続順番情報を受信機に送信し、受信機は、中継盤接続順番情報に関する中継盤ノードマップを生成して表示するようにしたため、受信機に接続された中継盤から引き出されたループ伝送路の短絡切離し装置についても、中継盤に接続したループ伝送路の短絡箇所又は断線箇所を示すノードマップが表示され、短絡箇所又は断線箇所を簡単且つ正確に把握して修復作業を効率良く進めることができる。
(火災報知設備の概要)
図1はループ伝送路により火災監視を行う火災報知設備の概要を示した説明図である。図1に示すように、火災報知設備が設置された建物の一階の管理人室などには例えばR型の受信機10が設置され、受信機10から警戒区域に対し一対の信号線14a,14bを用いたループ伝送路12が例えば2回線引き出されている。
受信機10には、メインCPU20と複数のサブCPU基板22−1,22−2が設けられ、サブCPU基板22−1,22−2にはサブCPU24と伝送部26が設けられている。メインCPU20とサブCPU24は、シリアル転送バス25で接続されており、相互にデータを送受信する。
また、運用中に、ループ伝送路12の短絡又は断線による線路障害を検出すると、始端側伝送制御に加え、ループ伝送路12の終端側から信号を送受信する終端側伝送制御により火災を監視する。
図2はループ伝送路が正常な状態で受信機が立ち上げられた場合の伝送部と端末の詳細を示したブロック図である。
図4はループ伝送路に設けられる短絡切離し装置の実施形態を示した回路ブロック図である。図4に示すように、短絡切離し装置18は、伝送部50、制御部48、電圧検出部52、スイッチ46−1,46−2、電流制限抵抗54、電流制限解除スイッチ56及びダイオード58−1,58−2,60−1,60−2で構成され、信号線14a,14bからの電源供給又は専用の電源線からの電源供給を受けて動作する。
図2において、受信機10の電源を立ち上げると、伝送制御部36は、伝送部26に指示し、始端側伝送制御を行う。
(短絡発生時)
図6はループ伝送路に短絡がある場合の受信機の伝送部と端末の詳細を示したブロック図、図7はループ伝送路に短絡がある場合に表示されるノードマップを示した説明図である。
図8はループ伝送路の2箇所に短絡がある場合の伝送部と端末の詳細を示したブロック図、図9はループ伝送路の2箇所に短絡がある場合に表示されるノードマップを示した説明図である。
(断線発生時)
図10はループ伝送路に断線がある場合の伝送部と端末の詳細を示したブロック図、図11はループ伝送路に断線がある場合に表示されるノードマップを示した説明図である。
端末制御部36は、所定電圧以上又は所定電圧を超えるループ伝送路12の終端電圧VS2が検出されなかった場合に、短絡状態を示す呼出応答信号(短絡切離し動作信号)を受信していないことから、ループ伝送路12の断線による線路障害と判断し、終端側制御を行う。
図12はループ伝送路の2箇所に断線がある場合伝送部と端末の詳細を示したブロック図、図13はループ伝送路の2箇所に断線がある場合に表示されるノードマップを示した説明図である。
図16は受信機立上げ制御を示したフローチャートであり、伝送制御部36による制御動作となる。
図16に示すように、受信機10が電源投入操作等により立ち上がると、伝送制御部36はステップS1で伝送部26に指示して始端端子L1,LC1からループ伝送路12に電源供給を行い、ループ伝送路12が正常であったとすると、図2に示したように、1番目の短絡込切離し装置18−1に電源が供給されて動作状態となるが、スイッチ46−1,46−2はオフしている。
ループ伝送路12に短絡が発生していた場合には、端末制御部36は、ステップS2,S3の処理を繰り返す始端側立上げ制御中に短絡状態を示す呼出応答信号(短絡切離し動作信号)を受信しており、そのため短絡状態を示す呼出応答信号(短絡切離し動作信号)を送信した短絡切離し装置までの接続順番を示す始端側接続順番情報を検出する。
ループ伝送路12に断線が発生していた場合には、端末制御部36は、ステップS2,S3の処理を繰り返す始端側立上げ制御中に正常状態を示す呼出応答信号を受信しており、そのため正常状態を示す呼出応答信号を送信した短絡切離し装置までの接続順番を示す始端側順番情報を検出する。
図15は短絡切離し装置の立上げ制御を示したフローチャートであり、図4に示した短絡切離し装置18の制御部48による制御動作となる。
図16は受信機に通信ネットワークを介して中継盤を接続した分散型の火災報知設備の概要を示した説明図である。
上記の実施形態に示したノードマップ画面の表示は一例であり、必要に応じて適宜の表示形態となるノードマップを表示することを妨げない。例えば、リスト表示としても良い。伝送路の始端側から順番にアドレスを表示するものであってもよい。
12:ループ伝送路
14a,14b:信号線
16,16−1〜16−6:火災感知器
18,18−1〜18−5:短絡切離し装置
18−1a〜18−5a:短絡切離し装置シンボル
20:メインCPU
22−1,22−2:サブCPU基板
24:サブCPU
26,50:伝送部
27:ディスプレイ
28:表示部
30:操作部
32:音響警報部
34:移報部
36:伝送制御部
38:火報制御部
40:始端電圧検出部
42−1,42−2:始端スイッチ
44:始端電圧検出部
46−1,46−1:スイッチ
48:制御部
52:電圧検出部
54:電流制限抵抗
56:電流制限解除スイッチ
58−1,58−2,60−1,60−2:ダイオード
62:ノードマップ表示画面
64,64−1,64−2:短絡
64a,64−1a,64−2a:短絡シンボル
66,66−1,66−2:断線
66a,66−1a,66−2a:断線シンボル
70:中継盤
72:ネットワーク回線
Claims (10)
- 受信機と、
前記受信機に接続されたループ伝送路に直列に接続されて伝送路の接続状態を切り替える複数の切離し装置と、
を備えた火災報知設備に於いて、
前記切離し装置は、
前記ループ伝送路において固有のアドレスを有し、
非給電状態及び給電開始時に前記伝送路を接続断状態とし、
前記固有のアドレスを含む起動呼出信号を前記受信機から受信すると前記伝送路を接続状態とするとともに起動応答信号を送信し、
前記受信機は、前記起動応答信号を受信した順に前記切離し装置が配置されていることを接続順番情報として記憶する、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 請求項1記載の火災報知設備に於いて、
前記受信機は、
前記伝送路の断線検出時に、ループ伝送路の始端側及び終端側から前記切離し装置に呼出信号を送信し、
前記始端側からの呼出信号に対応する前記応答信号のうち、前記接続順番情報より最も終端側に近い前記切離し装置に対応する前記応答信号をもとに始端側最後の切離し装置として特定し、
前記終端側からの呼出信号に対応する前記応答信号のうち、前記接続順番情報より最も始端側に近い前記切離し装置に対応する前記応答信号をもとに終端側最後の切離し装置として特定し、
前記始端側最後の切離し装置と前記終端側最後の切離し装置の間に断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶する、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 請求項2記載の火災報知設備に於いて、
前記受信機は、
前記始端側最後の切離し装置と前記終端側最後の切離し装置が前記接続順番情報において隣接していない場合、
前記前記始端側最後の切離し装置と前記終端側最後の切離し装置の間に複数の断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶する、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 請求項2記載の火災報知設備に於いて、
前記切離し装置は、
前記ループ伝送路に短絡が発生した場合に、短絡発生場所の両側に位置する前記切離し装置が伝送路を接続断状態とする短絡切離し動作を行い、
前記短絡発生場所を前記ループ伝送路から切り離す短絡切離しを行う、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 請求項4記載の火災報知設備に於いて、
前記短絡切離し装置は、前記短絡切離し動作を行った場合に短絡切離し動作信号を前記受信機に送信し、
前記受信機は、
前記始端側から受信した前記短絡切離し動作信号をもとに始端側短絡切離し装置を特定し、
前記終端側から受信した前記短絡切離し動作信号をもとに終端側短絡切離し装置を特定し、
前記始端側短絡切離し装置と前記終端側短絡切離し装置の間に断線箇所があることを特定した接続順番情報を記憶する、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 請求項4記載の火災報知設備に於いて、
前記短絡切離し装置は、
前記ループ伝送路を接続断とするスイッチと、
前記スイッチと直列に接続された電流制限抵抗と、
前記電流制限抵抗に並列接続された電流制限解除スイッチと、
を備え、
前記スイッチによりループ伝送路を接続した場合に前記電流制限抵抗を介して1次側から2次側に電源を供給して電流制限し、所定の突入電流設定時間が経過したときに前記電流制限解除スイッチによりループ伝送路を接続して前記電流制限を解除することを特徴とする火災報知設備。
- 請求項5記載の火災報知設備に於いて、
前記短絡切離し装置は、前記短絡切離し動作を行った場合に短絡切離しを報知し、
前記受信機は、前記断線検出時に前記始端側最後の切離し装置と前記終端側最後の切離し装置に最後の短絡切離し装置を示す信号を送信し、
前記最後の短絡切離し装置を示す信号を受信した短絡切離し装置は、断線を報知する、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 請求項1乃至7の何れかに記載の火災報知設備に於いて、
前記受信機は、前記接続順番情報に関するノードマップを生成して表示する、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 受信機に対しネットワーク回線を介して1又は複数の中継盤が接続され、前記中継盤に接続されたループ伝送路に火災感知器及び短絡切離し装置を含む端末を接続して火災を監視し、前記中継盤で火災を検出した場合に前記受信機に通知して火災警報を出力させる分散システムが構成されており、
前記切離し装置は、
前記ループ伝送路において固有のアドレスを有し、
非給電状態及び給電開始時に前記伝送路を接続断状態とし、
前記固有のアドレスを含む起動呼出信号を前記中継盤から受信すると前記伝送路を接続状態とするとともに起動応答信号を送信し、
前記中継盤は、前記起動応答信号を受信した順に前記切離し装置が配置されていることを中継盤接続順番情報として前記受信機に送信し、
前記受信機は、前記中継盤接続順番情報に関する中継盤ノードマップを生成して表示する、
ことを特徴とする火災報知設備。
- 請求項9記載の火災報知設備に於いて、
前記伝送路の断線発生時に、前記中継盤は、断線検出を行い、前記短絡切離し装置の応答信号と前記中継盤接続順番情報をもとに断線箇所を特定した中継盤接続順番情報を前記受信機に送信し、
前記伝送路の短絡発生時に、前記短絡切離し装置は、前記短絡切離し動作を行った場合に短絡切離し動作信号を前記中継盤に送信し、
前記中継盤は、前記短絡切離し動作信号と前記接続順番情報をもとに短絡箇所を特定した中継盤接続順番情報を前記受信機に送信し、
前記受信機は、前記中継盤接続順番情報に関する中継盤ノードマップを生成して表示する、
ことを特徴とする火災報知設備。
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Citations (5)
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2019
- 2019-01-31 JP JP2019015005A patent/JP7390792B2/ja active Active
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