JP2020123166A - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ログインさせるユーザを一意に特定することを目的としている。【解決手段】1又は複数の他の情報処理装置と、ユーザにより利用される外部装置とに通信可能に接続される情報処理装置であって、前記外部装置が前記情報処理装置の認証領域内に入ること及び前記外部装置が前記情報処理装置のログイン領域内に入ることを検出する検出部と、前記外部装置が前記ログイン領域内に入ったことが検出された場合に、前記情報処理装置と対応付けられた撮像装置により撮像された画像から、前記ログイン領域内の人物の顔画像を認識する顔認識部と、認識された前記人物の顔と、前記外部装置のユーザの顔とが一致している場合に、前記外部装置のユーザのログイン処理を行うログイン制御部と、を有する。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムに関する。
BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)搭載機器の増加に伴い、ビーコンによる位置検出を利用した自動ログインが行えることが知られている。
自動ログインの手法として、例えば、MFPが、ウェアラブル端末から加速度情報とユーザ情報とを受信し、加速度情報から特定のログイン用のジェスチャを検出すると、ユーザ情報に基づいてユーザ認証とログイン処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献1)。
従来の技術では、例えば、複数のユーザから特定のログイン用のジェスチャが検出された場合等には、どのユーザに対して優先的にログイン処理をすべきかを判定することが困難である。
開示の技術は、ログインさせるユーザを一意に特定することを目的としている。
本発明の実施形態に係る情報処理装置は、1又は複数の他の情報処理装置と、ユーザにより利用される外部装置とに通信可能に接続される情報処理装置であって、前記外部装置が前記情報処理装置の認証領域内に入ること及び前記外部装置が前記情報処理装置のログイン領域内に入ることを検出する検出部と、前記外部装置が前記ログイン領域内に入ったことが検出された場合に、前記情報処理装置と対応付けられた撮像装置により撮像された画像から、前記ログイン領域内の人物の顔画像を認識する顔認識部と、認識された前記人物の顔と、前記外部装置のユーザの顔とが一致している場合に、前記外部装置のユーザのログイン処理を行うログイン制御部と、を有する。
ログインさせるユーザを一意に特定できる。
情報処理システムの一例を示す概要図である。 ログイン処理について説明する図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置の機能構成を説明する図である。 ユーザ端末の機能構成を説明する図である。 情報処理システムにおいて実行される認証処理の一例を示すシーケンス図である。 画像形成装置によるログイン処理を説明するフローチャートである。 ユーザ端末の動作を説明するフローチャートである。 情報処理システムにおいて実行されるログイン処理の一例を説明するシーケンス図である。
以下に、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、情報処理システムの一例を示す概要図である。本実施形態の情報処理システム1は、ユーザ端末10と、画像形成装置群20Grを含む。
画像形成装置群20Grは、BLE(Bluetooth Low Energy)などの通信に対応しメッシュネットワークを構築可能な画像形成装置20A〜20Dにより構成される。各画像形成装置20A〜20Dは、コピー機能及びスキャン機能などの機能を有する。本実施形態の情報処理システム1において、画像形成装置20A〜20Dは相互に通信可能である。
ユーザ端末10は、ユーザに保持されて移動可能な外部装置の一例であり、BLEなどの通信に対応した携帯可能な端末である。ユーザ端末10を保持するユーザは、画像形成装置20A〜20Dのいずれかに近づいてログインし、ログインした画像形成装置にコピー機能及びスキャン機能などの機能を実行させることができる。
本実施形態によれば、従来必要であった共通のネットワークに属している必要はなく、ユーザ端末10が相互に通信可能な画像形成装置20A〜20Dのうち何れかの一台と通信可能であれば、ユーザ端末10による自動ログインを実現できる。
すなわち、本実施形態によれば、ユーザ端末10及び画像形成装置20A〜20Dは、BLEを利用したメッシュネットワークを構成することができ、ユーザにより保持されて移動可能なユーザ端末10は、メッシュネットワークを拡張することができる。
ユーザ端末10は、例えば、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、ゲーム機器、又は家電機器などのBLE機能が搭載された端末装置として実現される。
尚、図1では、画像形成装置群20Grには、4台の画像形成装置20A〜20Dを含むものとしたが、これに限定されない。また、画像形成装置20A〜20Dは、各々同様の構成を有するものであるので、以下の説明では、画像形成装置20A〜20Dを区別しない場合には、単に画像形成装置20と称する。画像形成装置20は、情報処理装置の一例である。また、図1の例では、画像形成装置20にログインするユーザ端末10を1台しているが、これに限定されない。
本実施形態の画像形成装置20は、ユーザ端末10が、予め決められた認証領域内に入ったことを検出すると、ユーザ端末10の認証処理を行う。そして、本実施形態の画像形成装置20は、認証されたユーザ端末10が、認証領域よりも狭いログイン領域内に入ったことを検出すると、ユーザ端末10のユーザの情報処理システム1に対するログイン処理を行う。
具体的には、本実施形態の画像形成装置20は、ログイン領域のユーザ端末10のユーザの顔認証による認証処理を行い、認証された場合に、ログイン処理を行う。また、本実施形態の画像形成装置20は、ログイン領域内に複数のユーザ端末10が存在する場合に、ユーザ端末10から送信される信号の信号強度に基づき、ログインさせるユーザを特定する。
以下に、図2を参照して、本実施形態のログイン処理について説明する。図2は、ログイン処理について説明する図である。
図2では、情報処理システム1に、画像形成装置20A、20Bと、ユーザ端末10x、10yが含まれるものとして、説明する。
尚、本実施形態では、1組の画像形成装置20とメッシュネットワークを形成可能なユーザ端末10とが存在してれば、最小構成としての情報処理システム1が形成される。また、本実施形態では、新たに画像形成装置20をメッシュネットワーク形成できる距離に設置すれば、画像形成装置群20Grを大きくすることができ、より広範囲において、自動認証を行うことができる。
本実施形態の画像形成装置20Aは、ユーザ端末10xとユーザ端末10yとが、画像形成装置20Aの認証領域内にあるログイン領域Ra内に入ったことを検出すると、画像形成装置20Aの有する撮像装置が撮像した画像から人の顔の特徴を検出する。
そして、画像形成装置20Aは、人の顔の特徴を示す情報を、ユーザ端末10x、10yのうち、画像形成装置20Aが受信した信号の強度が高い方のユーザ端末10へ、送信する。尚、人の顔の特徴を示す情報とは、人の顔の画像データであっても良いし、画像の特徴量であっても良い。以下の説明では、人の顔の特徴を示す情報を、特徴情報と呼ぶ場合がある。
特徴情報を受信したユーザ端末10では、特徴情報が示す顔が、ユーザ端末10のユーザと一致する場合に、ログイン要求を行うことができる。画像形成装置20Aは、特徴情報を送信したユーザ端末10からログイン要求を受け付けると、このユーザ端末10を情報処理システム1へログインさせる。
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の有する各装置のハードウェア構成について説明する。
まず、本実施形態の画像形成装置20のハードウェア構成について説明する。図3は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示されているように、画像形成装置(MFP;Multifunction Peripheral/Product/Printer)20は、コントローラ210、近距離通信回路220、エンジン制御部230、操作パネル240、ネットワークI/F250、撮像装置251を備えている。
これらのうち、コントローラ210は、コンピュータの主要部であるCPU201、システムメモリ(MEM−P)202、ノースブリッジ(NB)203、サウスブリッジ(SB)204、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)206、記憶部であるローカルメモリ(MEM−C)207、HDDコントローラ208、及び、記憶部であるHD209を有し、NB203とASIC206との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス221で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU201は、画像形成装置20の全体制御を行う制御部である。NB203は、CPU201と、MEM−P202、SB204、及びAGPバス221とを接続するためのブリッジであり、MEM−P202に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM−P202は、コントローラ210の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM202a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM202bとからなる。尚、RAM202bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB204は、NB203とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC206は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス221、PCIバス222、HDD208及びMEM−C207をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC206は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC206の中核をなすアービタ(ARB)、MEM−C207を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部231及びプリンタ部232との間でPCIバス222を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC206には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM−C207は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD209は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD209は、CPU201の制御にしたがってHD209に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス221は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P202に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路220は、NFC、Bluetooth等の通信回路である。更に、エンジン制御部230は、スキャナ部231及びプリンタ部232によって構成されている。また、操作パネル240は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部240a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル240bを備えている。
コントローラ210は、画像形成装置20全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル240からの入力等を制御する。スキャナ部231又はプリンタ部232には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
尚、画像形成装置20は、操作パネル240のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F250は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路220及びネットワークI/F250は、PCIバス222を介して、ASIC206に電気的に接続されている。
撮像装置251は、画像形成装置20の周辺の画像データを撮像する。尚、画像形成装置20は、撮像装置251を有しておらず、画像形成装置20に、画像形成装置20とは別の撮像装置が取り付けられていても良い。撮像装置251は、画像形成装置20の近傍に設置されており、画像形成装置20と対応付けられていれば良い。
次に、ユーザ端末10ハードウェア構成について説明する。図4は、ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4に示されているように、ユーザ端末10は、CPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ105、撮像素子I/F106、加速度・方位センサ107、メディアI/F108、GPS受信部111を備えている。
これらのうち、CPU101は、ユーザ端末10全体の動作を制御する。ROM102は、CPU101やIPL等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。EEPROM104は、CPU101の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOSセンサ105は、CPU101の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。尚、撮像手段は、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F106は、CMOSセンサ105の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ107は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F108は、フラッシュメモリ等の記録メディア109に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部111は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、ユーザ端末10は、遠距離通信回路112、CMOSセンサ113、撮像素子I/F114、マイク115、スピーカ116、音入出力I/F117、ディスプレイ118、外部機器接続I/F(Interface)119、近距離通信回路120、近距離通信回路120のアンテナ120a、及びタッチパネル121を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路112は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ113は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F114は、CMOSセンサ113の駆動を制御する回路である。マイク115は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ116は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F117は、CPU101の制御に従ってマイク115及びスピーカ116との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ118は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F119は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路120は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル121は、利用者がディスプレイ118を押下することで、ユーザ端末10を操作する入力手段の一種である。
また、ユーザ端末10は、バスライン122を備えている。バスライン122は、図4に示されているCPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
次に、情報処理システム1の有する各装置の機能構成について説明する。始めに、図5を参照して、画像形成装置20の機能構成について説明する。図5は、画像形成装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の画像形成装置20は、ユーザ情報記憶部270、検出部271、認証制御部272、顔認識部273、特徴情報取得部274、ログイン制御部275、操作部276、無線通信部280を有する。これらのユーザ情報記憶部270以外の各部は、CPU201が、MEM−P202等に格納されたプログラムを読み出して実行することで実現される。また、ユーザ情報記憶部270は、MEM−P202等によって実現されても良い。
ユーザ情報記憶部270は、ユーザ毎に、ユーザを識別するための識別情報であるユーザID及びパスワードを関連付けたユーザ情報を記憶する。本実施形態では、例えば、ユーザが画像形成装置20を操作することによって、ユーザID及びパスワードがユーザ情報記憶部270に格納されても良い。また、本実施形態では、ユーザが、ユーザ端末10からユーザID及びパスワードを画像形成装置20へ送信して、ユーザID及びパスワードをユーザ情報記憶部270に予め格納してもよい。
また、本実施形態では、ユーザIDの代わりに、ユーザ端末10を特定するための端末IDを用いても良い。また、本実施形態では、ユーザIDが、ユーザ端末10を特定するための識別情報として用いられても良い。
検出部271は、画像形成装置20の認証領域の中にユーザ端末10が入ったことと、認証領域の外へ出たことを検出する。具体的には、検出部271は、無線通信部280により、ユーザ端末10からビーコン信号を受信した場合に、ユーザ端末10が認証領域内に入ったことを検出し、ビーコン信号の受信が途絶えたとき、ユーザ端末10が認証領域外へ出たことを検出しても良い。
また、検出部271は、画像形成装置20のログイン領域内にユーザ端末10が入ったことと、ログイン領域外へ出たことを検出する。
具体的には、検出部271は、撮像装置251が撮像した画像データにおいて人物が認識されたとき、ユーザ端末10がログイン領域内に入ったことを検出しても良い。また、検出部271は、撮像装置251が撮像した画像データにおいて人物が認識されなくなった場合に、ユーザ端末10がログイン領域外へ出たことを検出しても良い。
本実施形態の認証領域とは、例えば、画像形成装置20が、ユーザ端末10から発信されたビーコン信号を受信し、その応答となる信号を送信できる領域である。また、ログイン領域とは、認証領域よりも狭い領域であって、画像形成装置20の有する撮像装置によって画像データとされる撮像領域であっても良い。
尚、認証領域の範囲及びログイン領域の範囲は、ネットワーク構成や用途に応じて変更可能であってもよい。
認証制御部272は、認証領域内のユーザ端末10から送信される認証要求に応答して、ユーザ端末10のユーザを認証するかどうかを判定するための認証処理を行う。具体的には、認証制御部272は、ユーザ端末10から送信された認証要求に含まれるパスワード及びユーザIDが、ユーザ情報記憶部270に記憶されているかどうかを判定する。つまり、認証制御部272は、ユーザ端末10から受信したパスワード及びユーザIDに応じてユーザを特定する特定部の一例である。
尚、認証要求には、ユーザIDの代わりに端末IDが含まれていても良い。
認証制御部272は、ユーザ端末10から送信されたユーザID及びパスワードが、ユーザ情報記憶部270に記憶されている場合、ユーザ端末10のユーザを認証する。また、認証制御部272は、ユーザ端末10から送信されたユーザID及びパスワードが、ユーザ情報記憶部270に記憶されていない場合、ユーザ端末10のユーザを認証しない。
さらに、認証制御部272は、認証処理の結果を示す認証情報を生成する。また、認証制御部272は、認証領域外へユーザ端末10が出たことが検出されると、生成された認証情報を破棄しても良い。
顔認識部273は、画像形成装置20の有する撮像装置251によって撮像された画像データから、人の顔を認識する。
尚、本実施形態の顔認識部273は、例えば、ユーザ端末10がログイン領域内に入ったことが検出されたときに、自動的に画像形成装置20の撮像装置251を起動させても良い。
また、本実施形態の顔認識部273は、人の顔が画像形成装置20を操作することができる向きで捉えられたときに、人の顔と認識する。具体的には、顔認識部273は、撮像装置251が撮像した画像における所定の範囲内に人の顔が写っていた場合に、人の顔と認識しても良い、所定の範囲は、予め設定されていても良い。
さらに、顔認識部273は、撮像装置251によって連続して撮像された複数の画像データから、人が画像形成装置20へ向かってきているか否かを判定し、人が向かってきていると判定した場合に、人の顔を認識したものとしても良い。
特徴情報取得部274は、顔認識部273により、人の顔が認識された場合に、認識した人の顔の特徴を示す特徴情報を取得する。
ログイン制御部275は、認証情報を用いて、検出部271によって検出されたログイン領域内のユーザ端末10のユーザが画像形成装置20にログインすることを許可するためのログイン処理を行う。
ログイン制御部275は、認証情報が示す認証結果が、ユーザが認証されたことを示す場合、ユーザのログインを許可する。また、ログイン制御部275は、認証情報が示す認証結果が、ユーザが認証されていないことを示す場合、ユーザのログインを許可しない。また、ログイン制御部275は、ログイン処理の結果を示すログイン情報を生成する。また、ログイン制御部275は、ユーザ端末10がログイン領域外へ出たことが検出されると、ログイン情報を破棄しても良い。
画像形成装置20は、ログイン制御部275によるログイン処理によって、ユーザのログインが許可されると、例えば、コピー機能及びスキャン機能の少なくとも一方を利用可能なログイン状態へ移行する。
操作部276は、画像形成装置20にログイン中のユーザから、コピー実行要求及びスキャン実行要求などの要求を受け付ける。
無線通信部280は、他の画像形成装置20及びユーザ端末10と無線通信を行う。無線通信部280は、認証要求受信部281、認証要求送信部282、認証情報受信部283、認証情報送信部284、ログイン要求受信部285、特徴情報送信部286、ログイン情報受信部287、ログイン情報送信部288を有する。
認証要求受信部281は、検出部271によって検出された認証領域内のユーザ端末10から認証要求を受信する。また、認証要求受信部281は、ユーザ端末10から受信したユーザID及びパスワードを記憶していない他の画像形成装置20から認証要求を受信する。
認証要求送信部282は、ユーザ端末10から受信したユーザID及びパスワードが画像形成装置20のユーザ情報記憶部270に記憶されていない場合、他の画像形成装置20へ認証要求を送信する。すなわち、認証要求送信部282は、認証制御部272がユーザを認証しないと判定すると、他の画像形成装置20へ認証要求を送信して、ユーザを認証するかどうかを判定するための認証処理を行うよう1又は他の画像形成装置20に要求する。
認証情報受信部283は、認証処理の結果を示す認証情報を他の画像形成装置20から受信する。認証情報送信部284は、認証処理の結果を示す認証情報を他の画像形成装置20及びユーザ端末10へ送信する。すなわち、認証情報受信部283及び認証情報送信部284は、ユーザ端末10及び他の画像形成装置20と認証情報を共有する認証情報共有部の一例である。
ログイン要求受信部285は、ログイン領域内のユーザ端末10からのログイン要求を受信する。
特徴情報送信部286は、ログイン要求を送信したユーザ端末10に対し、特徴情報取得部274が取得した特徴情報を送信する。また、特徴情報送信部286は、例えば、画像形成装置20のログイン領域内に複数のユーザ端末10が検出された場合には、受信したビーコン信号の強度が最も大きいユーザ端末10へ特徴情報を送信する。
ログイン情報受信部287は、ログイン処理の結果を示すログイン情報を他の画像形成装置20から受信する。ログイン情報送信部288は、ログイン処理の結果を示すログイン情報を他の画像形成装置20へ送信する。すなわち、ログイン情報受信部287及びログイン情報送信部288は、ユーザ端末10及び他の画像形成装置20とログイン情報を共有するログイン情報共有部の一例である。
次に、ユーザ端末10の機能構成について説明する。図6は、ユーザ端末の機能構成を説明する図である。ユーザ端末10は、操作部110、記憶部125、無線通信部130、制御部140を有する。
操作部110は、各種画面をタッチパネル121に表示し、ユーザから各種操作を受け付ける。また、ユーザは、操作部110を介してユーザID及びパスワードを設定することができる。
記憶部125は、例えば、ROM102、RAM103、EEPROM104等によって実現され、ユーザID及びパスワードを記憶する。また、本実施形態の記憶部125は、ユーザ端末10のユーザの顔の特徴を示す情報が格納されている。記憶部125に格納されている顔の特徴を示す情報は、ユーザ端末10のユーザの顔の画像データであっても良い。
無線通信部130は、例えば近距離無線通信回路120等によって実現され、画像形成装置20と無線通信を行う。具体的には、無線通信部130は、ユーザID及びパスワードを含む認証要求を画像形成装置20へ送信する。また、無線通信部130は、画像形成装置20から認証処理の結果を示す認証情報及びログイン処理の結果を示すログイン情報を受信する。また、無線通信部130は、画像形成装置20へログイン要求を送信する。また。無線通信部130は、画像形成装置20から特徴情報を受信する。
制御部140は、画像形成装置20の特徴情報送信部286から送信された特徴情報と、記憶部125に格納された顔の特徴を示す情報とを照合し、両者が一致するか否かを判定する。尚、制御部140に格納された顔の特徴を示す情報は、ユーザ端末10のユーザの顔の特徴を示す情報である。
そして、制御部140は、両者が一致する場合に、無線通信部130を介して、画像形成装置20に対してログイン要求を送信する。
次に、情報処理システム1により実行される認証処理について説明する。図7は、情報処理システムにおいて実行される認証処理の一例を示すシーケンス図である。図7では、ユーザ端末10のユーザが、画像形成装置20Aの認証領域内に入ったときの処理を示している。
画像形成装置群20Grに含まれる画像形成装置20Aは、検出部271により、ユーザ端末10が認証領域内に入ったこと検出すると(ステップS701)、無線通信部280により、ユーザ端末10を検出したこと示す応答信号をユーザ端末10に送信する(ステップS702)。
ユーザ端末10は、応答信号を受信すると(ステップS703)、認証要求を画像形成装置20Aに送信する(ステップS704)。ここで送信される認証要求は、ユーザ情報を含む。ユーザ情報は、ユーザ端末10の記憶部125に記憶されているユーザID及びパスワードを含む。
尚、ユーザ端末10は、設定に応じて、画像形成装置20Aから応答信号を受信すると、認証要求を画像形成装置20Aへ自動的に送信しても良い。また、ユーザ端末10は、設定に応じて、画像形成装置20から応答信号を受信すると、認証要求を送信することを促す画面を操作部110に表示させても良い。そして、ユーザ端末10は、ユーザによって認証要求を送信するための操作が行われると、認証要求を画像形成装置20へ送信しても良い。
画像形成装置20Aは、認証要求を受信すると(ステップS705)、認証制御部272により、認証要求に含まれるユーザ情報に基づく認証処理を開始する(ステップS706)。ここで、認証制御部272は、ユーザ端末10から送信されたユーザ情報が、画像形成装置20Aのユーザ情報記憶部270に記憶されたユーザ情報と一致する場合、ユーザ端末10のユーザを認証する。
そして、画像形成装置20Aは、他の画像形成装置20及びユーザ端末10と認証処理の結果を示す認証情報を共有する(ステップS707)。この場合に共有される認証情報は、ユーザ端末10のユーザが認証されたことを示すものとなる。
次に、図8を参照して、画像形成装置20によるログイン処理について説明する。図8は、画像形成装置によるログイン処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の画像形成装置20は、検出部271により、自機のログイン領域内にユーザ端末10が検出されたか否かを判定する(ステップS801)。ステップS801において、ログイン領域内にユーザ端末10が検出されない場合、画像形成装置20は、待機する。
ステップS801において、ログイン領域内にユーザ端末10が検出された場合、画像形成装置20は、顔認識部273により、撮像装置251が撮像した画像データを取得する(ステップS802)。
続いて、画像形成装置20は、顔認識部273が、画像データにおいて人の顔を認識したか否かを判定する(ステップS803)。具体的には、画像形成装置20は、特徴情報取得部274が特徴情報を取得したか否かを判定している。
ステップS803において、人の顔が認識されていない場合、画像形成装置20は、ステップS801へ戻る。
ステップS803において、人の顔が認識された場合、画像形成装置20は、特徴情報送信部286により、特徴情報取得部274が取得した特徴情報を、受信したビーコン信号の強度が最も大きいユーザ端末10へ送信する(ステップS804)。
続いて、画像形成装置20は、ログイン要求受信部285により、特徴情報を送信したユーザ端末10から、特徴情報を受信したことに対する応答信号を受信する(ステップS805)。
この応答信号は、ユーザ端末10において、特徴情報がユーザ端末10のユーザの特徴を示す情報と一致するか否かを照合した結果を示す情報を含む。ユーザ端末10の処理の詳細は後述する。
言い換えれば、この応答信号は、画像形成装置20に対するログイン要求、又は、ログイン要求を行わないことを示す通知の何れか一方を含む。
画像形成装置20は、ログイン要求受信部285により、特徴情報を受信したユーザ端末10から、ログイン要求を受信したか否かを判定する(ステップS806)。つまり、ログイン要求受信部285は、応答信号にログイン要求が含まるか否かを判定している。
ステップS806において、ログイン要求を受信しない場合、つまり、応答信号にログイン要求を行わないことを示す通知が含まれていた場合に、画像形成装置20は、次に受信したビーコン信号の強度が大きいユーザ端末10が存在するか否かを判定する(ステップS807)。
ステップS807において、該当するユーザ端末10が存在する場合、画像形成装置20は、ステップS804へ戻り、次にビーコン信号の強度が大きいユーザ端末10に、特徴情報を送信する。
尚、ログイン領域内では、ユーザ端末10は常に移動しており、信号の強度は変化している。画像形成装置20は、特徴情報を受信しておらず、且つ、信号の強度が大きいユーザ端末10から順に、特徴情報を送信する。
ステップS807において、該当するユーザ端末10が存在しない場合、画像形成装置20は、処理を終了する。
ステップS806において、ログイン要求を受信した場合、画像形成装置20は、ログイン制御部275により、ユーザ端末10のログイン処理を実行し(ステップS808)、処理を終了する。
次に、図9を参照して、特徴情報を受信したときのユーザ端末10の動作について説明する。図9は、ユーザ端末の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態のユーザ端末10は、特徴情報を受信すると、制御部140により、記憶部125に格納された、ユーザ端末10のユーザの顔の特徴を示す情報と、受信した特徴情報とを照合する(ステップS901)。
続いて、ユーザ端末10の制御部140は、特徴情報が、ユーザ端末10のユーザの顔の特徴を示す情報と一致するか否かを判定する(ステップS902)。つまり、画像形成装置20の撮像装置251に撮像された人物がユーザ端末10のユーザであるか否かを判定する。
ステップS902において、特徴情報が、ユーザ端末10のユーザの顔の特徴を示す情報と一致する場合、ユーザ端末10の制御部140は、無線通信部130を介してログイン要求を画像形成装置20へ送信し(ステップS903)、処理を終了する。
ステップS902において、特徴情報が、ユーザ端末10のユーザの顔の特徴を示す情報と一致しない場合、ユーザ端末10の制御部140は、ログイン要求を画像形成装置20へ送信せずに(ステップS904)、処理を終了する。
本実施形態では、このように、ユーザ端末10で特徴情報と、ユーザの顔の特徴を示す情報とを照合するため、例えば、ユーザ端末10が第三者の手に渡っていた場合等において、ユーザ端末10が自動的にログインすることがなく、安全性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末10が自動でログインされるものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、ユーザ端末10がログイン要求を送信する代わりに、ログイン要求の送信を促す画面を操作部110によって表示させても良い。
次に、図10を参照して、ユーザXとユーザYとが画像形成装置20Aのログイン領域内に存在する場合の情報処理システム1の動作について説明する。
図10は、情報処理システムにおいて実行されるログイン処理の一例を説明するシーケンス図である。
本実施形態の画像形成装置20Aは、検出部271により、ユーザXとユーザYとが自機のログイン領域内に存在していることを検出している。また、ユーザXと紐付けられたユーザ端末10であるユーザ端末10xと、ユーザYと紐付けられたユーザ端末10であるユーザ端末10yとは、認証制御部272によって認証されている。
画像形成装置20Aは、顔認識部273により、ユーザXの顔を認識し、ユーザXの顔の特徴を示す特徴情報を取得する(ステップS1001)。
次に、画像形成装置20Aは、受信したビーコン信号の強度が最も大きいユーザ端末10へ特徴情報を送信する。ここでは、ユーザXの方がユーザYよりも画像形成装置20の近くに位置しており、ユーザ端末10xから画像形成装置20Aが受信するビーコン信号の強度の方が、ユーザ端末10yから画像形成装置20Aが受信するビーコン信号の強度よりも大きい。したがって、画像形成装置20Aは、ユーザ端末10yへ特徴情報を送信する(ステップS1002)。
ユーザ端末10yは、特徴情報を受信すると、ユーザ端末10yの記憶部125に格納された、ユーザYの顔の特徴を示す情報と、特徴情報とを照合し、ログイン要求を送信するか否かを判定する(ステップS1003)。ここでは、特徴情報は、ユーザXの顔の特徴を示す情報であるため、特徴情報は、ユーザYの顔の特徴を示す情報と一致しない。
よって、ユーザ端末10yは、ログイン要求を行わないことを示す通知を含む応答信号を、画像形成装置20Aへ送信する(ステップS1004)。
画像形成装置20Aは、この通知を受け付けると、特徴情報を受信しておらず、次にビーコン信号の強度が大きいユーザ端末10へ、特徴情報を送信する。ここでは、画像形成装置20Aは、ユーザ端末10xへ特徴情報を送信する(ステップS1005)。
ユーザ端末10xは、特徴情報を受信すると、ユーザ端末10xの記憶部125に格納された、ユーザXの顔の特徴を示す情報と、特徴情報とを照合し、ログイン要求を送信するか否かを判定する(ステップS1006)。特徴情報は、ユーザXの顔の特徴を示す情報であるため、特徴情報は、ユーザXの顔の特徴を示す情報と一致する。
よって、ユーザ端末10xは、ログイン要求を含む応答信号を、画像形成装置20Aへ送信する(ステップS1007)。
画像形成装置20Aは、この応答信号をログイン要求受信部285により受信すると、ログイン制御部275により、ユーザ端末10xのログイン処理を実行する(ステップS1008)。
このように、本実施形態では、画像形成装置20に向かって近づいてきたユーザの顔認証を用いて、画像形成装置20のログイン領域内に複数の人物が存在している状況であっても、ログインさせるユーザを特一意に特定できる。
尚、本実施形態では、画像形成装置20は、顔認識部273が取得した特徴情報を、ユーザ端末10でユーザ端末10のユーザの顔の特徴を示す情報と照合した結果を受信して、ログイン処理を行うか否かを判定するものとしたが、これに限定されない。
画像形成装置20は、例えば、ユーザ情報記憶部270に、ユーザID及びパスワードと、ユーザIDによって特定されるユーザの顔の特徴を示す情報とを対応づけ格納しておき、顔認識部273が取得した特徴情報と、認証されたユーザIDと対応付けられたユーザの顔の特徴を示す情報とを照合しても良い。この場合には、ユーザ端末10において照合を行わなくても良い。
また、画像形成装置20は、他の画像形成装置20のユーザ情報記憶部270に格納された、ユーザの顔の特徴を示す情報と、特徴情報とを照合しても良い。ユーザIDによって特定されるユーザの顔の特徴を示す情報は、画像形成装置群20Grに含まれる画像形成装置20の何れかに格納されていれば良い。
また、本実施形態の画像形成装置20は、情報処理装置の一例である。情報処理装置は、通信機能を備えた装置であれば良く、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
1 情報処理システム1
10 ユーザ端末
20 画像形成装置
110 操作部
125 記憶部
130 無線通信部
140 制御部
270 ユーザ情報記憶部
271 検出部
272 認証制御部
273 顔認識部
274 特徴情報取得部
275 ログイン制御部
276 操作部
280 無線通信部
281 認証要求受信部
282 認証要求送信部
283 認証情報受信部
284 認証情報送信部
285 ログイン要求受信部
286 特徴情報送信部
270 ログイン情報受信部
272 ログイン情報送信部
特開2018−045666号公報

Claims (7)

  1. 1又は複数の他の情報処理装置と、ユーザにより利用される外部装置とに通信可能に接続される情報処理装置であって、
    前記外部装置が前記情報処理装置の認証領域内に入ること及び前記外部装置が前記情報処理装置のログイン領域内に入ることを検出する検出部と、
    前記外部装置が前記ログイン領域内に入ったことが検出された場合に、前記情報処理装置と対応付けられた撮像装置により撮像された画像から、前記ログイン領域内の人物の顔画像を認識する顔認識部と、
    認識された前記人物の顔と、前記外部装置のユーザの顔とが一致する場合に、前記外部装置のユーザのログイン処理を行うログイン制御部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記顔認識部により認識された前記人物の顔の特徴を示す特徴情報を、前記ログイン領域内に入った前記外部装置へ送信する特徴情報送信部と、
    前記外部装置において、前記特徴情報が示す特徴が、前記外部装置のユーザの顔の特徴と一致すると判定された場合に、前記外部装置からログイン要求を受信するログイン要求受信部と、を有し、
    前記ログイン制御部は、前記ログイン要求に基づき前記ログイン処理を行う、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記特徴情報送信部は、
    前記外部装置から、前記特徴情報が示す特徴が、前記外部装置のユーザの顔の特徴と一致しないことを示す通知を受信した場合に、前記ログイン領域内に入ったことが検出された他の外部装置へ前記特徴情報を送信する、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記ログイン領域内に複数の外部装置が入ったことが検出された場合に、
    前記特徴情報送信部は、
    前記複数の外部装置のうち、強度の大きい信号を送信した外部装置から順に、前記特徴情報を送信する、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記外部装置が前記認証領域内に入ったことが検出された場合に、前記外部装置を特定するための識別情報を前記外部装置から受信する受信部と、
    前記外部装置を特定するための識別情報と、前記外部装置のユーザの顔の特徴を示す情報とが、対応付けられて格納されたユーザ情報記憶部と、を有し、
    前記識別情報に基づき、前記外部装置のユーザの顔の特徴を示す情報を特定し、特定した前記ユーザの顔の特徴を示す情報と、前記特徴情報との照合を行う、請求項2乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 1又は複数の他の情報処理装置と、ユーザにより利用される外部装置とに通信可能に接続される情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記外部装置が前記情報処理装置の認証領域内に入ること及び前記外部装置が前記情報処理装置のログイン領域内に入ることを検出する検出部と、
    前記外部装置が前記ログイン領域内に入ったことが検出された場合に、前記情報処理装置と対応付けられた撮像装置により撮像された画像から、前記ログイン領域内の人物の顔画像を認識する顔認識部と、
    認識された前記人物の顔と、前記外部装置のユーザの顔とが一致している場合に、前記外部装置のユーザのログイン処理を行うログイン制御部と、を有する情報処理システム。
  7. 1又は複数の他の情報処理装置と、ユーザにより利用される外部装置とに通信可能に接続される情報処理装置に、
    前記外部装置が前記情報処理装置の認証領域内に入ること及び前記外部装置が前記情報処理装置のログイン領域内に入ることを検出する検出処理と、
    前記外部装置が前記ログイン領域内に入ったことが検出された場合に、前記情報処理装置と対応付けられた撮像装置により撮像された画像から、前記ログイン領域内の人物の顔画像を認識する顔認識処理と、
    認識された前記人物の顔と、前記外部装置のユーザの顔とが一致している場合に、前記外部装置のユーザのログイン処理を行うログイン制御処理と、を実行させる情報処理プログラム。
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