JP2020122924A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラックマトリクスを備え、複数の色を表示可能な液晶表示装置において、画素の開口率の低下を抑制しつつ、表示領域の周辺である額縁領域の狭額縁化を図る。【解決手段】第1の画素PXG1の開口領域OP1よりも第2の画素PXR1の開口領域OP2の方が面積が大きい表示領域において、ゲート配線4の各々と接続部22を介して接続する垂直ゲート配線6は、第1の画素PXG1に隣接するブラックマトリクス26aと重なるように形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置にかかり、特に、複数の色を表示可能な液晶表示装置に関する。
従来のブラウン管に代わって、液晶、エレクトロルミネセンス等の原理を利用した薄型で平面形状の表示パネルを有する新しい表示装置が多く使用されるようになって久しいが、これらの新しい表示装置の代表である液晶表示装置は、薄型、軽量だけでなく、低電圧駆動できるという特徴を有している。液晶表示装置は、2枚の基板の間に液晶層を形成する。一方の基板は、複数の画素がマトリックス状に配置されて表示領域を構成するアレイ基板である。他方の基板は対向基板であり、カラーフィルタ等を形成することもある。
特に、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)型液晶表示装置は、アレイ基板上の各画素にスイッチング素子であるTFTが設けられ、各画素が独立して液晶層を駆動する電圧を保持できるので、クロストークの少ない高画質な表示が可能である。また、各画素には、TFTのON、OFFを制御するゲート配線(走査配線)と、画像データ入力用のソース配線(信号配線)とが設けられている。各画素は、通常はゲート配線とソース配線に囲まれた領域と対応する。
昨今の液晶表示装置では、視野角特性に優れ、且つ光透過率が高い、フリンジフィールドスイッチング(FFS)方式が提案されている。FFS方式の液晶表示装置は、液晶層にフリンジ電界(横電界と縦電界の両成分を含む斜め電界)を印加して表示を行う。FFS方式の液晶表示装置では、透明画素電極と透明コモン電極(透明対向電極、透明共通電極)が片側のアレイ基板上に形成され、透明画素電極と透明コモン電極は絶縁膜を介して上下に重ねられる。通常、下層側は板状(複数の枝形状の場合もある)電極で、上層側は、下層側の板状とほぼ同位置にスリットなる隙間部を複数有した電極で、このスリットを介して下層電極側からの電界により液晶を制御する。このとき、画素電極とコモン電極の両者を透明導電膜により形成することにより、高い光透過率を実現することが可能となる。
このような、広い視野角特性と高透過率を有するFFS方式の液晶表示装置は、さまざまなアプリケーションへ展開されている。その中でも最近は、製品デザインを重視した要求として、表示領域の周辺となる額縁を狭くする狭額縁化が強く求められている。
これら液晶表示装置は、複数の画素がマトリックス状に配置された表示領域を構成する液晶表示パネルを有する。液晶表示パネルにおいて当該表示領域の周辺には、液晶を駆動するためのゲート信号やソース信号を各々ゲート配線やソース配線に出力するドライバICを実装する領域と、各ドライバICからの信号を表示領域内のゲート配線やソース配線に伝達する引き回し配線が形成される領域とを有する額縁領域とがある。ゲート配線とソース配線とは表示領域内で交差するため、表示領域の少なくとも2辺にゲートICとソースICの実装部や各引き回し配線が形成されることとなり、狭額縁化が困難である。
また、ゲートICとソースICとを1辺のみに形成したとしても引き回し配線は当該1辺以外の辺において形成する必要があるため、やはり狭額縁化は困難であった。(特許文献1)そこで、実装の領域を1辺のみに集約し、更にゲート信号を伝達するゲート引き回し配線を表示領域内に形成することにより、IC実装以外の額縁も狭くする構造が提案されている。(特許文献2)更に、ゲート引き回し配線と信号配線とを近接させた場合のノイズに起因する画像への影響を抑制するため、表示領域内の視感度が高い色に対応する画素においてはゲート引き回し配線と信号配線とを離して形成する構造が提案されている。(特許文献3)
特開平9−311341号公開公報 特開平10−78761号公報 特開2001-43774号公開公報
特許文献3のように、視感度が低い色に対応する画素において走査線の引き回し線と信号線との距離を近接させる構造の場合、視感度が低いとはいえ、表示画像への影響を完全に抑制することは困難である。また、画素開口領域の大きさを考慮せず、走査線の引き回し線を形成した場合、該配線が画素開口率の低下を引き起こす可能性がある。さらに、画素開口率の低下による表示装置の輝度の低下を補うため、バックライトの輝度を上げる必要が生じ、消費電力が増加する可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、開口率の低下を抑制し且つ額縁の寸法を縮小し、デザイン性の高い液晶表示パネル及びそのような液晶表示パネルを備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る液晶表示装置は、互いに対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に封止された液晶と、を備えた液晶表示パネルが、複数の画素を有する表示領域と前記表示領域の周辺の領域である額縁領域と、前記複数の画素間の境界部と対向する遮光材と、を有し、前記第1基板は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に設けられた複数のゲート配線と、前記絶縁性基板上に、第一の絶縁膜を介して前記複数のゲート配線と交差するように設けられた複数のソース配線と、前記複数のソース配線の上層に形成する第一層間絶縁膜と、前記第一層間絶縁膜の上層に形成する第二層間絶縁膜と、前記ゲート配線と前記ソース配線と接続し、前記画素内に少なくとも1個あるスイッチング素子と、前記第一層間絶縁膜上に設けられて前記スイッチング素子に接続される画素電極と、前記第二層間絶縁膜上に設けられてスリットを有するコモン電極と、前記第一層間絶縁膜上であって、且つ前記ゲート配線と交差する方向に延在する複数の垂直方向ゲート配線と、前記表示領域内にあって、前記ゲート配線と前記垂直方向ゲート配線とを電気的に接続する接続部と、を備え、前記画素は、前記遮光材により遮光されない開口領域を有し、第1の画素の開口領域の面積は第2の画素の開口領域の面積よりも小さく、前記ゲート配線の各々は少なくとも1箇所の接続部を有し、前記垂直方向ゲート配線は、前記第1の画素に隣接し、かつ前記開口領域以外に配置されることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明により、透過率を低下させることなく、狭額縁化が図れる液晶表示装置を提供することができる。
本発明に係る液晶表示パネルの平面図である。 実施の形態1に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態1に係るパネルの断面図である。 実施の形態1に係るアレイ基板の断面図である。 実施の形態2に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態2に係るパネルの断面図である。 実施の形態3に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態3に係るパネルの断面図である。 実施の形態4に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態4に係るパネルの断面図である。 実施の形態5に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態6に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態6に係るアレイ基板の断面図である。 実施の形態7に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態7に係るパネルの断面図である。 実施の形態8に係るアレイ基板の平面図である。 実施の形態8に係るパネルの断面図である。 実施の形態8に係るアレイ基板の断面図である。 異なる形態に係るアレイ基板の平面図である。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、実施の形態1に係る液晶表示パネルの平面図である。図1に示すように、本実施の形態1に係る液晶表示パネルは、表示装置において画像が表示される表示部に相当する表示領域1と、当該表示領域1の周辺である額縁領域2とを有する。図1においては、TFTアレイ基板100と対向基板200とが重畳している形態を示しており、対向基板200は少なくとも表示領域1と重畳する。図示しないが、両方の基板の間には電気光学材料である液晶が封入されており、液晶が漏れないようにシール等の公知の方法により封止されている。これ以降は主に、図1においてTFTアレイ基板100上に形成される要素について説明を行う。
図1において表示領域1内を水平方向に延びているのがゲート配線4であり、垂直方向に延びているのがソース配線5と垂直方向ゲート配線6である。図1では理解しやすいように、ソース配線5と垂直方向ゲート配線6とが隣接して並行しているように描画されているが、両方の配線一部または全てが重畳しても良い。ゲート配線4とソース配線5とが絶縁膜を介して交差することにより区切られる領域は画素PXである。表示装置の表示部は、画素PXが集合した領域の少なくとも一部に相当する。また、本発明においては便宜上、表示領域1と額縁領域2との境界3を1本の線で区切って表しており、表示領域1は画素PXが集合した領域とみなしている。
さらにゲート配線4とソース配線5との交差部の近傍にはスイッチング素子である薄膜トランジスタTFTが形成されている。薄膜トランジスタTFTは画像信号をオン・オフすることにより、表示領域1における画像(映像も含む)の表示に寄与する。
後述するが、各ゲート配線4は、表示領域1内において垂直方向ゲート配線6と接続する。また今後の説明上、表示領域1において垂直方向ゲート線6が形成されていない画素や額縁領域2を一部含む領域の一例として領域Aとして表している。同様に、垂直方向ゲート線6が形成されている画素からなる領域の一例として領域Bとして示している。
額縁領域2において、ゲート配線4と平行な1辺S側にはゲートIC41とソースIC51とが実装されている。液晶表示装置においては、両者はアレイ基板1上に形成される端子(図示せず)とCOG実装により接続されている。なお、対向基板200は、ゲートIC41やソースIC51が実装される辺S側の額縁領域2を露出するようにTFTアレイ基板100よりも小さく形成されている。辺S以外の3辺においては、対向基板200とTFTアレイ基板100との端部は一致しているが、TFTアレイ基板100の方が大きければ一致していなくともよい。
さらに、ゲートIC41とソースIC51とは、図示しない配線によりフレキシブル基板であるFPC61と電気的に接続される。また、ゲートIC41とソースIC51とは、フレキシブル基板であるFPC61を介して回路基板62とも接続されている。液晶表示パネルは、回路基板62を介して液晶表示装置と信号のやり取りを行う。
さらに、TFTアレイ基板1上において、ゲートIC41と垂直方向ゲート配線6との間にはゲート引き回し線24が、ソースIC51とソース配線5との間にはソース引き回し線25が形成されている。これらの引き回し線は、各々、垂直方向ゲート配線6やソース配線5と一体かつ同時に形成されてもよい。
次に、信号の経路について説明する。液晶表示装置においては、ゲートIC41から出力されるゲート信号は、表示領域1内の垂直方向ゲート配線6と額縁領域2内のゲート引き回し線24とを介してゲート配線4に伝達される。一方、ソースIC51はソース引き回し線25を介してソース配線5と接続されており、ソース配線5に映像信号の電圧を供給する。つまり、表示領域1内への信号伝達は、1辺S側以外に引き回し線を必要とせずに行うことができる。
なお、図示しないが、図1に示す第1の基板であるTFTアレイ基板100は、カラーフィルタ等が形成される第2の基板である対向基板と対になって液晶を封止し、FFS方式の液晶表示パネルを構成する。さらに、当該液晶表示パネルと駆動用部材とを接続し、光源からの光が液晶パネルと光学シートとを透過するようにして、液晶表示パネルを光学シートや光源を搭載したバックライトと共に筐体に収めることにより液晶表示装置が完成する。
図2は、図1の表示領域1内の領域Aに形成されるパターンを示したアレイ基板の平面図である。図3は図2においてA−A´で示す箇所におけるパネルの断面図である。図4は図2においてB−B´で示す箇所における断面図であって、より具体的にはアレイ基板における接続部の断面図である。
図2において、垂直方向に延びるソース配線5と垂直方向ゲート配線6は、ゲート配線4と交差する。
ゲート配線4とソース配線5との交差により区切られる領域が画素PXであり、図2においては例示として4×2=8個の画素が図示されている。本特許において各画素は複数の色のうち1色と対応している。複数の色は任意の色から適宜選択してもよいが、図2においては各画素は赤(R)、緑(緑)、B(青)の3色のいずれか1色と対応するように描いている。
画素PXR1、PXR2の2個の画素は赤(R)と対応する画素であることを示している。画素PXG1、PXG2、PXG3、PXG4の4個の画素は緑(G)と対応する画素であることを示している。画素PXB1、PXB2の2個の画素は青(B)と対応する画素であることを示している。図2では8個の画素しか表示されていないが、他の画素も表示領域内で同様の配置で広がっている。
本実施の形態においては、各色の比較を行う際に、画素PXG1、PXG2、PXG3、PXG4を第1の画素、画素PXR1、PXR2を第2の画素、画素PXB1、PXB2を第3の画素と呼ぶことがある。
図2においてゲート配線4とソース配線5との交差により区切られる領域である画素内には、全面に広がって形成されているコモン電極15が有するスリット7と画素電極8とが形成されている。また、画素電極8やソース配線5と電気的に接続する薄膜トランジスタTFTも形成されている。
詳細については図3も用いて後で説明する。また、図2内において点線の円として、垂直方向ゲート配線6とゲート配線4とが重畳する接続部22が示されている。接続部22については、接続部22の中にあるコンタクトホール18も含めて、後で図4も用いて説明する。さらに、各画素の中央部に開口領域OPとして矩形状のパターンが描かれているが、これはブラックマトリクスが形成されていない領域に対応する領域であり、詳細については図3も用いて説明する。
次に断面図である図3も用いてアレイの構造を説明する。TFTアレイ基板100は、図3に示すように絶縁性基板16、ゲート配線4、ゲート絶縁膜13、チャネル層12、ソース電極11、ドレイン電極10、ソース配線5、画素電極8、第一層間絶縁膜14、垂直方向ゲート配線6、第二層間絶縁膜17、コモン電極15を備えている。
製造方法の説明において後述するが、これらの電極や配線は適宜選択された金属膜や透明導電膜であり、絶縁膜は例えば窒化珪素膜、酸化珪素膜、樹脂膜等である。また、チャネル層12は、a−Si膜が一般的であるが、他にも例えば結晶性のシリコン膜やIn−Ga−Zn−O等の酸化物半導体膜でもよい。
絶縁性基板16には、ガラス基板や石英基板など、透過性を有する基板が用いられる。絶縁性基板16の表面上には、ゲート配線4が設けられる。ゲート配線4を含む絶縁性基板16上には、第一の絶縁膜であるゲート絶縁膜13が設けられる。
ゲート絶縁膜13上には、チャネル層12、ソース電極11、および画素電極8が設けられる。チャネル層12は、ゲート絶縁膜13を介してゲート配線4の一部と重畳するように位置する。ソース配線5から分岐したソース電極11がチャネル層12上に設けられる。ドレイン電極10は、チャネル層12およびゲート絶縁膜13の上に亘って設けられる。以上でスイッチング素子としての逆スタガ構造の薄膜トランジスタが構成される。
透明画素電極でもある画素電極8はドレイン電極10上に形成されており、ドレイン電極10と電気的にも接続している。図2においては、画素電極8は矩形で表されており、画素電極8の一部はドレイン電極10が形成されていないゲート絶縁膜13上にも亘って設けられ、一つの画素の大部を占める。
これらのゲート絶縁膜13、画素電極8、チャネル層12、ソース電極11、ドレイン電極10、およびソース配線5の上には、第一層間絶縁膜14が設けられる。第一層間絶縁膜14上には垂直方向ゲート配線6が形成されている。垂直方向ゲート配線6はゲート配線4とは異なる層に形成する必要があるが、実施の形態1においてはソース配線5とも異なる層に形成するため、第一層間絶縁膜14よりも上層に形成する必要がある。
第一層間絶縁膜14と垂直方向ゲート配線6上には第二層間絶縁膜17が設けられている。さらに、第二層間絶縁膜17上には透明コモン電極でもあるコモン電極15が形成される。このとき、垂直方向ゲート配線6は画素電極8ともコモン電極15とも異なる層に形成されている。
図2と図3から、コモン電極15は、スリット7および、接続部22と薄膜トランジスタの各々の近傍(いずれも図2において矩形で示されている領域)とを除いて表示領域1の全面に形成されている。従って図2においては、コモン電極15は第一層間絶縁膜14と第二層間絶縁膜17を介してソース配線5上をも覆っている。このように、コモン電極15がソース配線5よりも上層で覆っている構造により、ソース配線5から不要な電界が液晶に印加されるのを抑制する効果がある。また、図2においては、接続部22と当該接続部に隣接する薄膜トランジスタTFTとに亘る矩形状の領域でコモン電極15を形成していない形態を図示しているが、形成しない領域は個別に分かれていてもよい。
図2と図3から、画素電極8とコモン電極15とは第一層間絶縁膜14と第二層間絶縁膜17を介して互いに絶縁され、かつ、重畳しているが、スリット7の少なくとも一部は画素電極8と重畳する。そのため、スリット7近傍においてコモン電極15と画素電極8との間に生じるフリンジ電界により液晶分子が駆動されて画像が表示される。また、画素電位を安定させるためのストレージ容量は、画素電極8とコモン電極15との間で形成される。そのため、コモン電極15は画素電極8とは異なる層に形成される必要がある。また、図2においては、画素電極8は矩形として描画され、画素電極8にはスリットは形成されていない。
次に、図2、図4を用いて接続部22の説明をする。図4において、ゲート配線4上のゲート絶縁膜13、第一層間絶縁膜14及び第二層間絶縁膜17に第1のコンタクトホールであるコンタクトホール18aが開口されている。同様に垂直方向ゲート配線6上には、第二層間絶縁膜17に第2のコンタクトホールであるコンタクトホール18bが開口されている。第二層間絶縁膜17上には、コンタクトホール18a、18bを覆うようにして接続膜15aが形成されている。
接続部22は、ゲート配線4と垂直方向ゲート配線6とを接続する構造を指すが、図4においては、接続膜15aがコンタクトホール18a、18bを介してゲート配線4と垂直方向ゲート配線6とを電気的に接続している構造が示されている。図4に示す構造においては、接続膜15aにもゲート電位が印加されることになる。
接続膜15aはコモン電極15と同じ材質で同時に形成されていてもよいが、その場合はコモン電極15とは電気的に絶縁されている必要がある。例えば、接続膜15aとコモン電極15とは別々に分離したパターンとして同時に形成してもよい。あるいは、接続膜15aをコモン電極15とは異なる材質で別に形成してもよい。また、本実施の形態において接続膜15aを介することなく両者を直接接続することも可能であるが、この形態については後述する。
また、図2、図4において第2のコンタクトホール18bはゲート配線4上に配設しているため、コンタクトホールを形成することにより画素における光透過の開口率が低下することを抑制できる。しかし、画素の開口率が問題にならない場合、第2のコンタクトホール18bをゲート配線4上とは異なる場所に配設してもよい。
ここで説明した接続部22は、図2に示されるように、各ゲート配線4に少なくとも1箇所設けられており、そこで各ゲート配線4は垂直方向ゲート配線6と電気的にも接続する。また、図2において、各垂直方向ゲート配線6は、額縁領域2から延びて接続部22まで到達すると、その先には延びていない。そのため、図2においては各垂直方向ゲート配線6の長さは同一ではない。垂直方向ゲート配線6を接続部22よりも先に延ばしてもよいが、そうした場合両者間の容量が増大し、表示不良を引き起こす可能性がある。そのため、図2に示すような形態としている。
なお、図2には図示していないが、1本のゲート配線4が複数の接続部22を介して複数の垂直方向ゲート配線6と接続してもよい。その場合、当該ゲート配線4の水平走査期間内において、接続する複数の垂直方向ゲート配線6には同じゲート電位が印加されて、当該ゲート配線4に伝達することとなる。これは、表示領域1内での垂直方向ゲート配線6が長い領域と短い領域とがある場合、垂直方向ゲート配線6が長い領域のゲート配線4のみ複数の垂直方向ゲート配線6と接続することにより、各々の領域までの配線抵抗の差を低減したい場合に有効な形態である。
以上、図2〜4を用いて主にTFTアレイ基板上の構造についての説明を行った。次に、図2と図3を用いてTFTアレイ基板と対向基板との対応関係について説明する。図3で示されるように、対向基板27には遮光材であるブラックマトリックス26及び着色層28が設けられる。ブラックマトリクスが形成される一方で、ブラックマトリクス26が形成されずに開口している領域においては着色層28が形成されており、各画素に対向する。バックライトから投射される光は、ブラックマトリクスにより遮光され、ブラックマトリクスが形成されていない領域にある着色層28を透過する。
そこで、ブラックマトリクスが形成されない領域を開口領域と呼ぶことがある。開口領域は、図2および図3においてOPで図示している。図2において領域0Pで示す領域は、ブラックマトリクス26が形成されない領域に対応する。ここで、画素PXG1、PXG2、PXG3、PXG4と対向する着色層28を透過した後の光の色は緑色である。その他の画素についても、対応する色の透過光を生じる着色層28と各々対向する。
一方、開口領域以外の領域を非開口領域と呼ぶこともある。図2においては、非開口領域は画素と画素との間の境界領域であって、遮光材であるブラックマトリクス26が形成されている領域とほぼ同義である。ここで、図2はTFTアレイ基板の平面図であるが、対向基板27上に形成されるブラックマトリクス26との相対的な位置関係をわかりやすくするために、開口領域OPも合せて図示している。
図2においては矩形状で示した開口領域OP以外の領域にブラックマトリクスが形成されている。言い換えれば、ブラックマトリクス26は各画素間の境界と対向するように格子状に形成されていることになる。このとき、ブラックマトリクスは少なくともゲート配線4の一部およびソース配線5の一部と対向することになる。
ここで、図2において、第1の画素PXG1、PXG2と第3の画素PXB1、PXGB2との間の境界と対向する第1のブラックマトリクス26aと、第3の画素PXB1、PXB2と第2の画素PXR1、PXR2との間の境界と対向する第2のブラックマトリクス26bと、第2の画素PXR1、PXR2と第1の画素PXG3、PXG4との間の境界と対向する第3のブラックマトリクス26cを示している。ブラックマトリクスは、ゲート配線4と対向する領域にも形成されているが、ここでは特に説明の対象としておらず、ソース配線に沿った方向に基づいてその形成領域の幅を図示している。
本実施の形態1においては、図2に示すように第1の画素PXG1、PXG2、PXG3、PXG4における開口領域OP1の大きさは、第2の画素PXR1、PXR2や第3の画素PXB1、PXB2の開口領域OP2、OP3よりも小さくしている。これは、第1の画素PXG1、PXG2と第3の画素PXB1、PXB2との間に形成されるブラックマトリクス26aの幅が、他の位置に形成されるブラックマトリクスの幅26b、26cよりも大きいことによる。このように、各画素における画素自体の寸法は同じであっても、ブラックマトリクスの幅を画素ごとに異なるように配置することにより、開口領域の大きさを調整することが可能である。
各画素の開口領域の広さを色に対応して異ならせる効果としては、バックライトやカラーフィルタの光学特性を変えることなく液晶表示パネルの色味を調整することができる点が挙げられる。具体的には、例えばバックライトの色スペクトルとの整合上黄色を強めたい場合は、第1の画素と第2の画素の開口領域よりも第3の画素の開口領域を小さくすればよい。図2で示される様に、液晶表示パネルの白の色味を調整する目的などで、着色層28毎のブラックマトリックス26の開口領域の大きさを調整することがある。あるいは、液晶表示パネルの表示画像のホワイトバランス等の必要性があればそれに応じた各色の画素の開口領域の大きさを調整することにより所望の表示を達成することができる。
本発明においては、図2に示すように、対向基板27のブラックマトリックス下の非開口領域であって、第1の画素PXG1、PXG2と第3の画素PXB1,PXB2との間のブラックマトリクス26と重なる領域に垂直方向ゲート配線6を形成することを特徴としている。図2に示す形態において、さらに言い換えれば、最も幅の広いブラックマトリクス下に垂直方向ゲート配線6を形成することを特徴としている。図2に示す形態においては、垂直方向ゲート配線は、開口領域OPの面積がより小さい第1の画素に隣接するように配置することを特徴としているともいいうる。また、各画素の開口率の大小関係が各画素間の非開口領域の大小関係に直結するなら、垂直方向ゲート配線を形成する領域とは、最も開口率が大きい画素に比べてより小さな開口率を有する画素間に位置する非開口領域ともいいうる。さらに、言い換えれば、垂直方向ゲート配線は各々の非開口領域の中で最も狭い非開口領域以外の領域に形成する、ともいいうる。
もともと、表示画像の色バランス等の必要性から、対応する色ごとに開口領域の面積を異ならせることにより所定のブラックマトリクスの幅を広くすることが必要なパネルにおいて、当該所定のブラックマトリクス下に垂直方向ゲート配線6を形成するということである。TFTアレイ基板の開口率しか考慮しないのではなく、カラーフィルタ等のパネル設計も加味した総合的な最適化により、このような効果を奏することが可能となる。
なお、図2においては第1の画素PXG1、PXG2での開口領域OP1の面積を第2の画素PXB1、PXB2や第3の画素PXR1、PXR2の開口領域OP2、OP3の面積よりも小さくなるように形成しているが、この形態に限定されない。例えば、液晶表示パネルの光学特性上、青色の画素の開口領域の面積を各色の中で最も小さく形成する必要があれば、第2の画素と第3の画素との間と対向するブラックマトリックスの幅を他のブラックマトリックスの幅よりも広くして、第2の画素の開口領域の面積を他の色の画素の開口領域よりも小さくする。そして第2の画素と第3の画素との間と対向するブラックマトリックスの下に垂直ゲート配線を形成すればよい。
このような構造により、本実施の形態1においては、垂直方向ゲート配線6を表示領域1内に設けたことにより、画素の開口率が低下することはなく狭額縁化が可能なFFSモードの液晶表示装置を実現することができる。
なお、図2で示す様に、垂直方向ゲート配線6は非開口領域内に配置し、ソース配線5と重畳しないように設置する。これは、ソース配線5と垂直方向ゲート配線6の間の容量の増大を防ぐ為である。また非開口領域が小さく、垂直方向ゲート配線6とソース配線5が重畳しないようにすることができない場合は、容量を減らす為に非開口領域の範囲内で垂直方向ゲート配線6はソース配線5との重なる面積を少なくなるように設置することが望ましい。
以上説明した構成により、本実施の形態1においては、表示領域1の周辺の額縁領域2に垂直方向ゲート配線6やその他の引き回し配線を配置する必要がないため、解像度に依存せず額縁領域2を狭くすることが可能となる。
また、表示領域1内に配置された垂直方向ゲート配線6は、ブラックマトリックス19と重畳するように形成される為、従来と同等の透過率を確保することができる。つまり、本実施の形態1により、表示性能を低下させることなく、解像度に依存しない狭額縁化が可能なFFSモードの液晶表示装置を実現することができる。
<A−2.製造工程>
次に、図2または図3に示すTFTアレイ基板100の製造工程を説明する。まず、絶縁性基板16上に、ゲート配線4となる第1のメタル膜をDCマグネトロンを用いたスパッタリング法により形成する。第1のメタル膜は、Mo、Cr、W、Al、Taやこれらを主成分とする合金膜であればよい。その後パターニングを行い、ゲート配線4を得る。次に、プラズマCVD法によりゲート絶縁膜13を形成する。ゲート絶縁膜13にはシリコン窒化膜を用いることが一般的であるが、シリコン酸化膜やシリコン酸化窒化膜等であってもよい。後述の半導体膜として酸化物半導体を用いる場合には、シリコン酸化膜が良い。
ゲート絶縁膜13の形成後、プラズマCVD法によりa−Si膜(アモルファスシリコン膜)を形成する。a−Si膜は、チャネル層12を構成する真性半導体層と、リンなどを含んだ不純物半導体層の積層構造とすることが一般的である。不純物半導体層は、後述するソース電極11およびドレイン電極10とのオーミックコンタクトを確保するためである。その後パターニングを行い、島状のa−Si膜としてチャネル層12を得る。なお、半導体層は、スパッリングにより成膜された酸化物半導体膜により形成してもよい。この場合、オーミックコンタクト層の形成は必ずしも必要ではない。
次に、DCマグネトロンを用いたスパッタリング法により第2のメタル膜を形成する。第2のメタル膜はMo、Cr、W、Al、Taやこれらを主成分とする合金膜であればよい。その後パターニングを行い、ソース電極11、ドレイン電極10、およびソース配線5を得る。ここで、ソース電極11およびドレイン電極10とのオーミックコンタクトを得るための前記不純物半導体層は、マスク工数削減のためソース電極11およびドレイン電極10をマスクにエッチングする場合もある。
ソース電極11、ドレイン電極10、およびソース配線5の形成後、DCマグネトロンを用いたスパッタリング法で画素電極8となる第1の透明性導電膜を形成する。第1の透明性導電膜は、ITOやIZO(Indium Zinc Oxide)等で構成することができる。その後パターニングを行い、透明な画素電極8を得る。
画素電極8の形成後、プラズマCVD法により第一層間絶縁膜14を形成する。第一層間絶縁膜14は、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、またはシリコン酸化窒化膜等により形成することができる。あるいは、厚膜化により絶縁性を確保するため、アクリル系やイミド系の有機樹脂膜を塗布することによって第一層間絶縁膜14を形成しても良い。さらには、第一層間絶縁膜14はシリコン窒化膜、シリコン酸化膜またはシリコン酸化窒化膜と、有機樹脂膜とを積層することにより構成しても良い。
次に、DCマグネトロンを用いたスパッタリング法により第3のメタル膜を形成する。第3のメタル膜はMo、Cr、W、Al、Taやこれらを主成分とする合金膜であればよい。その後パターニングを行い、垂直方向ゲート配線6を得る。
その後、プラズマCVD法により第二層間絶縁膜17を形成する。第二層間絶縁膜17は、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、またはシリコン酸化窒化膜等により形成することができる。あるいは、厚膜化により絶縁性をより確保するため、アクリル系やイミド系の有機樹脂膜を1〜3μm厚に塗布することによって第二層間絶縁膜17を形成しても良い。さらには、第二層間絶縁膜17はシリコン窒化膜、シリコン酸化膜またはシリコン酸化窒化膜と、有機樹脂膜とを積層することにより構成しても良い。
その後、第1のメタル膜、第2のメタル膜、第3のメタル膜あるいは第1の透明性導電膜への導通をとるため、コンタクトホール(図示せず)を形成する。
コンタクトホールの形成後、コモン電極15となる第2の透明性導電膜を形成する。第2の透明性導電膜は、ITOやIZO等で構成することができる。その後、パターニングを行ってコモン電極15を得る。このパターニングの際に、画素電極8上のコモン電極15にスリット7を形成する。
このようにして完成したTFTアレイ基板は、図3に示すようにブラックマトリクスとRGB等の着色層を有する対向基板と貼り合され、内部に液晶を封入するようにシール材(図示しない)により密封される。そして、TFTアレイ基板には図1で示すようにゲートICとソースICが実装され、ゲートICとソースICはFPCを介して駆動回路基板と接続される。その後、LED等の光源や光学シートを有するバックライトに組み込まれ、液晶表示装置が完成する。
なお、本実施の形態においては、ブラックマトリクスと着色層とが対向基板上に形成された構造について説明したが、ブラックマトリクスと着色層との少なくとも1つをTFTアレイ基板上に形成してもよい。ブラックマトリクスをTFTアレイ基板上に形成する場合は、ゲート配線、ソース配線、TFTと少なくとも一部が重畳するように形成する。また、着色層をTFTアレイ基板上に形成する場合は、画素電極の大部分と重畳するように形成する。
<B.実施の形態2>
図5は、実施の形態2に係るアレイ基板の平面図であり、図1の領域Aを拡大した平面図に相当する。また、図6は図5においてC−C´で示す箇所のパネルの断面図である。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各実施の形態の各図において同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
実施の形態1と異なり、実施の形態2ではソース配線5上と垂直方向ゲート配線6とが少なくとも一部重なっていることを特徴としている。さらに、実施の形態1と同様に、ソース配線5上に形成した垂直方向ゲート配線6は、開口領域が最も大きい画素と比較して、開口領域が小さい画素に隣接する非開口領域に設けられるものとしている。
図6の断面図C−C´に示すように、垂直方向ゲート配線6は、第一層間絶縁膜14上に形成されて、かつ、隣接する2種類の着色層、ここでは着色層28a、28bと重畳するように形成される。こうすることで、非開口領域の幅が狭い場合でも、透過率を低下させることなく、垂直方向ゲート配線6を配置することができる。
本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
<C.実施の形態3>
図7は、実施の形態3に係るアレイ基板の平面図であり、図1の領域Aを拡大した平面図に相当する。図8は、図7においてD−D´で示す箇所のパネルの断面図である。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各実施の形態の各図において同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
図7に示すように、第1の画素PXG1、PXG2における画素電極8aは、他の画素における画素電極8と比べてサイズが小さくなるように形成されている。また、画素電極8aと隣接するソース配線5との離間距離は、他の画素における離間距離よりも大きくなるように形成されている。このように、実施の形態3では、透明画素電極8の寸法を縮小し、垂直方向ゲート配線6と重畳せずに形成することを特徴とする。すなわち、垂直方向ゲート配線6と透明画素電極8が重畳する領域がなくなる。そのため、垂直方向ゲート配線6と透明画素電極との容量を低減することができる。さらに、実施の形態1と同様にソース配線5上に形成した垂直方向ゲート配線6は、開口領域が最も大きい画素と比較して、開口領域が小さい画素に隣接する非開口領域に設けられるものとしている。
このような形態により、垂直方向ゲート配線6と透明画素電極8との容量結合により生じるゲート信号の遅延や透明画素電極8の電位変動が抑えられ、透過率、表示品位を保ちながら狭額縁化が可能となる。
本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。たとえば、本実施の形態3における図7において、画素電極8のパターンの端辺がスリット7と重畳しているように描かれているが、必ずしもそのような構造でなくてもよい。
<D.実施の形態4>
図9は、実施の形態4に係るアレイ基板の平面図であり、図1の領域Aを拡大した平面図に相当する。図10は図9においてE−E´で示す箇所のパネルの断面図である。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各実施の形態の各図において同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
実施の形態4では、実施の形態3と同様に透明画素電極のサイズを縮小したうえで、尚且つ、スリット7の長さを縮小して形成することを特徴とする。図9においては、垂直方向ゲート配線6と隣接する第1の画素PXG1〜PXG4において、スリット7の1本の長さを短くしている形態を図示している。第3の実施の形態においては、第1の画素PXG1〜PXG4における画素電極8aとコモン電極15間で形成するストレージ容量は、他の画素におけるストレージ容量よりも小さい。ここで、スリットの面積は、透明画素電極とコモン電極間のストレージ容量に寄与しない。その為、本実施の形態4のように第1の画素におけるスリット7の面積を他の画素よりも小さくすることにより、垂直方向ゲート配線6を設置しない他の画素と同等のストレージ容量を形成することができる。
さらに、実施の形態1と同様にソース配線5上に形成した垂直方向ゲート配線6は、開口領域が最も大きい画素と比較して開口領域が小さい画素に隣接する非開口領域に設けられるものとしている。このような形態により、表示品位を保ちながら狭額縁化が可能となる。また、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
<E.実施の形態5>
図11は、実施の形態4に係るアレイ基板の平面図であり、図1の領域Aを拡大した平面図に相当する。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各実施の形態の各図において同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
実施の形態5では、垂直方向ゲート配線を配置する画素において、透明画素電極8の大きさを縮小し、且つ、TFTのサイズも縮小して形成することを特徴とする。すなわち、第1の画素において、透明画素電極8の大きさを縮小し、且つ、TFTのサイズも縮小して形成することを特徴とする。
透明画素電極8を縮小すると、透明画素電極8とコモン電極15との間で形成するストレージ容量が小さくなる為、垂直方向ゲート配線6を配置する画素と配置しない画素との間でストレージ容量に対する充電特性が変わり、その結果、輝度ムラが発生する。その為、垂直方向ゲート配線6を配置し、透明画素電極8の大きさを縮小する画素については上記のストレージ容量が小さくなることに対応するようにTFTのサイズ(例えばチャネル幅)を縮小することにより、画素間の充電特性を均一にすることができる。
図11においては、第1の画素におけるドレイン電極10aの幅W1が、第2の画素や第3の画素におけるドレイン電極10の幅W2よりも小さい形態を図示している。この形態により、第1の画素における薄膜トランジスタのチャネル幅は、第2の画素における薄膜トランジスタのチャネル幅よりも小さくすることができる。さらに、実施の形態1と同様に、ソース配線5上に形成した垂直方向ゲート配線6は、開口領域が最も大きい画素と比較して開口領域が小さい画素に隣接する非開口領域に設けられるものとしている。このような形態により、表示品位を保ちながら狭額縁化が可能となる。
本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。たとえば、第1の画素におけるチャネル長のみ長くしてもよい。
<F.実施の形態6>
図12は、実施の形態4に係るアレイ基板の平面図であり、図1の領域Aを拡大した平面図に相当する。図13は図12においてF−F´で示す箇所のパネルの断面図である。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各実施の形態の各図において同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
実施の形態1では、図4に示すように、接続部22において各絶縁膜に形成されたコンタクトホール18a、18b、及び接続膜15aを介して、垂直方向ゲート配線6とゲート配線4とが電気的に接続される形態について説明した。
接続膜15aにはゲート信号が印加されるが、図4に示すように接続膜15aが最上層に形成されている場合、印加されたゲート信号の電圧により接続膜15a近傍の液晶配向が乱れる可能性がある。さらにこの乱れは、光漏れなどの表示品位を低下させる不良の発生まで波及する可能性がある。その対策のためだけにさらに絶縁膜で被覆する構造も考えられるが、製造コストの増大を招く。
そこで、実施の形態6では、図13に示すように、ゲート配線4と垂直方向ゲート配線6とが重畳する領域において、両者の間にあるゲート絶縁膜13と第一層間絶縁膜14とを貫通する第3のコンタクトホール18cを開口して、ゲート配線4と垂直方向ゲート配線6とを直接コンタクトする構造をとる。さらに、接続部22においてコンタクトホール18cと垂直方向ゲート配線6は、第二層間絶縁膜17により被覆される。さらに、実施の形態1と同様に、ソース配線5上に形成した垂直方向ゲート配線6は、開口領域が最も大きい画素と比較して開口領域が小さい画素に隣接する非開口領域に設けられるものとしている。
上記の構造により実施の形態1と同様な効果が期待できると共に、ゲート信号の電位を有する導電膜が絶縁膜で覆われるため、表示品位の低下を抑制できるFFSモードの液晶表示装置を実現することができる。また、本実施の形態6は実施の形態1〜5と併せて適用することが可能である。
本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。たとえば、本実施の形態を実施の形態4または5に適用する際には、第3のコンタクトホール18cを開口する絶縁膜は、ゲート絶縁膜13、第一層間絶縁膜14に加えて、第二層間絶縁膜17も対象となる。
<G.実施の形態7>
図14は、実施の形態4に係るアレイ基板の平面図であり、図1の領域Aを拡大した平面図に相当する。図15は図14においてG−G´で示す箇所のパネルの断面図である。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各実施の形態の各図において同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
図15において、透明画素電極8は第一層間絶縁膜14上に設けられ、ドレイン電極10とはコンタクトホール18dを介して接続される。垂直方向ゲート配線6は第二層間絶縁膜17上に設けられ、コモン電極15は第三層間絶縁膜19上に設けられる。さらに、実施の形態1と同様にソース配線5上に形成した垂直方向ゲート配線6は、開口領域が最も大きい画素と比較して、開口領域が小さい画素に隣接する非開口領域に設けられるものとしている。
このような形態により、画素電極とドレイン電極とが異なるレイヤーに配置されているアレイ基板においても、表示品位を保ちながら狭額縁化が可能となる。また、実施の形態2から6で説明した形態と適宜組み合せてもよい。例えば、実施の形態6において図13を用いて説明した形態のように、絶縁膜に開口したコンタクトホールを介してゲート配線4と垂直方向ゲート配線6とを直接コンタクトする構造であってもよい。
<H.実施の形態8>
図16は、実施の形態8に係るアレイ基板の平面図であり、図1の領域Aを拡大した平面図に相当する。図17は、図16においてH−H´で示す箇所のパネルの断面図であり、図18は図16においてI−I´で示す箇所のパネル断面図である。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各実施の形態の各図において同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
図17において、垂直ゲート配線6はソース配線5と同層に形成されている。具体的には、垂直ゲート配線6はソース配線5と同様にゲート絶縁膜13上に直接設けられている。ソース配線5と垂直ゲート配線6とを覆うように第一層間絶縁膜14が形成されている。第一層間絶縁膜14は無機絶縁膜、有機絶縁膜、有機平坦化膜やそれらの積層からなる。また、コモン電極15は第一層間絶縁膜14上に設けられる。さらに、実施の形態1と同様に垂直ゲート配線6は、ブラックマトリックスが形成されない開口領域が最も大きい画素と比較して、開口領域が小さい画素と隣接する非開口領域と重なるように設けられる形態としている。
図18において、ゲート配線4上のゲート絶縁膜13及び第一層間絶縁膜14に第1のコンタクトホールであるコンタクトホール18aが開口されている。同様に垂直方向ゲート配線6上には、第一層間絶縁膜14に第2のコンタクトホールであるコンタクトホール18bが開口されている。第一層間絶縁膜14上には、コンタクトホール18a、18bを覆うようにして接続膜15aが形成されている。
実施の形態1では画素電極8とコモン電極15との間には、第一層間絶縁膜14と第二層間絶縁膜17の積層が介在していたが、本実施の形態では第一層間絶縁膜14のみとすることができる。そのため、画素電極8とコモン電極15との間の容量を増大することができる。
また、図16〜18に示すような形態により、ソース配線5と垂直ゲート配線6が同層に形成されたアレイ基板においても、実施の形態1と同様に表示品位を保ちながら狭額縁化が可能となる。また、他の実施の形態で説明した形態と適宜組み合せてもよい。例えば、実施の形態6において図13を用いて説明した形態のように、絶縁膜に開口したコンタクトホールを介してゲート配線4と垂直方向ゲート配線6とを直接コンタクトする構造であってもよい。
ここまで説明した実施の形態について、対向絶縁性基板27に形成される着色層28は例えば赤色、緑色、青色のような3種類をストライプ状に配置することを想定して示したが、赤色、緑色、青色、白色のような4種類またはそれ以上の着色層28を用いても良い。
図19に、R(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)の4色の画素を田の字に配列した形態を示す。図19においては、各色の画素をPXG、PXR、PXB、PXWで図示している。このような場合も、着色層28の色毎にブラックマトリックスの26の開口領域が異なる場合は、開口領域が狭い画素の非開口領域を用いて本構造を適用することは可能である。
また、本発明の実施の形態1から8において、カラーフィルタとブラックマトリクスとは、アレイ基板と対向する対向基板上に形成する形態について説明したが、これらの少なくとも一方はアレイ基板上に形成してもよい。この場合、カラ−フィルタとブラックマトリクスとをTFTの上層に絶縁膜を介して形成してもよい。
本発明の実施の形態1から8において、スリットを有するコモン電極の方がプレート状の画素電極よりも上層に配設される形態について説明したが、スリットを有する画素電極の方がプレート状のコモン電極よりも上層に配設される形態であってもよい。
本発明の実施の形態1から8において、垂直方向ゲート配線は必ずしもゲート配線と垂直に交差する必要は無く、画素の配置によっては斜めに交差してもよい。また、垂直方向ゲート配線は必ずしも第一層間絶縁膜よりも上層に形成しなくともよい。例えば、絶縁膜を介してゲート配線よりも下層に形成してもよい。
本発明の実施の形態1から8において、垂直方向ゲート配線と重なるマトリクスを第1のマトリクスのみとすることにより、開口率の低下を抑制してもよい。
本発明の実施の形態の1から8において、第1の画素の色が青(B)である形態について説明したが、そのような形態に限られない。例えば、光学設計やカラーフィルタの材質等の観点で赤色の画素の面積を最も大きくする必要が生じた場合、第1の画素として赤(R)を選択してもよい。
本発明の実施の形態の1から8において、第1の画素の開口領域の面積のみが、他の画素の開口領域の面積よりも小さい形態について説明したが、そのような形態に限られない。例えば、表示色が3種類ある場合の開口領域の面積について、第1の画素<第2の画素<第3の画素、という関係がある場合を考えてみる。
この場合、よほど各画素の面積に大きな違いが無ければ一般には、各画素間に形成されるブラックマトリクスの幅には、第1〜第2画素間>第1〜3画素間>第2〜3画素間、という関係が生じる。この場合、垂直方向ゲート配線は第1〜第2画素間に設けるのがベストであるが、レイアウト等の他の問題が生じた場合、垂直方向ゲート配線を第1〜3画素間に設けてもよい。第2〜3画素間に設けるよりも開口率の低下を抑制できるからである。言い換えれば、垂直方向ゲート配線は各々の非開口領域の中で最も狭い非開口領域以外の領域に形成する、ということでもある。
1 表示領域、2 額縁領域、3 境界、4 ゲート配線、5 ソース配線、
6 垂直方向ゲート配線、7 スリット、8、8a 画素電極、
10、10a ドレイン電極、11 ソース電極、12 チャネル層、
13 ゲート絶縁膜、14 第一層間絶縁膜、
15 コモン電極、15a 接続膜、16 絶縁性基板、17 第二層間絶縁膜、
18、18a、18b、18c、18d コンタクトホール、
19 第三層間絶縁膜、
22 接続部、24 ゲート引き回し線、25 ソース引き回し線、
26、26a、26b、26c ブラックマトリックス
27 対向絶縁性基板、28 着色層
41 ゲートIC、51 ソースIC、61 FPC、62 回路基板、
100 TFTアレイ基板、200 対向基板
PX、PXG、PXR、PXB、PXW 画素、
TFT 薄膜トランジスタ

Claims (14)

  1. 互いに対向配置された第1基板および第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に封止された液晶と、
    を備えた液晶表示パネルは、
    複数の画素を有する表示領域と
    前記表示領域の周辺の領域である額縁領域と、
    前記複数の画素間の境界部と対向する遮光材と、を有し、
    前記第1基板は、
    絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板上に設けられた複数のゲート配線と、
    前記絶縁性基板上に、第一の絶縁膜を介して前記複数のゲート配線と交差するように設けられた複数のソース配線と、
    前記ゲート配線と前記ソース配線と接続し、ドレイン電極を有し、前記画素内に少なくとも1個あるスイッチング素子と、
    前記ドレイン電極に接続される画素電極と、
    前記複数のソース配線の上層に形成する第一層間絶縁膜と、
    前記第一層間絶縁膜の上層に形成する第二層間絶縁膜と、
    前記第二層間絶縁膜よりも上層であって、前記画素電極とは異なる層において形成され、スリット部を有するコモン電極と、
    前記第一層間絶縁膜よりも上層であって、前記画素電極や前記コモン電極とは異なる層において形成され、前記ゲート配線と交差する方向に延在する複数の垂直方向ゲート配線と、
    前記表示領域内にあって、前記ゲート配線と前記垂直方向ゲート配線とを電気的に接続する接続部と、を備え、
    前記複数の画素は複数の第1の画素と第2の画素とを有し、
    前記複数の第1の画素と前記複数の第2の画素は、各々、前記遮光材により遮光されない開口領域を有し、
    第1の画素の開口領域の面積は第2の画素の開口領域の面積よりも小さく、
    前記ゲート配線の各々は少なくとも1箇所の接続部を有し、
    前記垂直方向ゲート配線は、前記第1の画素に隣接し、かつ前記開口領域以外に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第一層間絶縁膜が前記画素電極を覆い、
    前記第二層間絶縁膜が前記垂直方向ゲート配線を覆い、
    前記コモン電極は、前記第二層間絶縁膜上に配設されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第二層間絶縁膜の上に、さらに第三層間絶縁膜を備え、
    前記画素電極は前記第一層間絶縁膜上に配設され、
    前記第二層間絶縁膜は、前記画素電極を覆い、
    前記垂直方向ゲート配線は前記第二層間絶縁膜上に配設され、
    前記第三層間絶縁膜は、前記垂直方向ゲート配線を覆い、
    前記コモン電極は前記第三層間絶縁膜上に配設されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記接続部において、
    前記ゲート配線上において少なくとも前記第一の絶縁膜と前記第一層間絶縁膜と前記第二層間絶縁膜とに開口した第一のコンタクトホールと、
    前記垂直方向ゲート配線上において少なくとも前記第二層間絶縁膜に開口した第二のコンタクトホールと、
    前記第二層間絶縁膜よりも上層に形成されて、前記第一のコンタクトホールと前記第二のコンタクトホールを介して前記ゲート配線と前記垂直方向ゲート配線とを接続する接続膜と、
    が形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  5. 互いに対向配置された第1基板および第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に封止された液晶と、
    を備えた液晶表示パネルは、
    複数の画素を有する表示領域と
    前記表示領域の周辺の領域である額縁領域と、
    前記複数の画素間の境界部と対向する遮光材と、を有し、
    前記第1基板は、
    絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板上に設けられた複数のゲート配線と、
    前記絶縁性基板上に、第一の絶縁膜を介して前記複数のゲート配線と交差するように設けられた複数のソース配線と、
    前記ソース配線と同層であって、前記複数のゲート配線と交差する方向に延在する複数の垂直方向ゲート配線と、
    前記ゲート配線と前記ソース配線と接続し、ドレイン電極を有し、前記画素内に少なくとも1個あるスイッチング素子と、
    前記ドレイン電極に接続される画素電極と、
    前記複数のソース配線と前記垂直方向ゲート配線との上層に形成する第一層間絶縁膜と、
    前記第一層間絶縁膜よりも上層であって、スリット部を有するコモン電極と、
    前記表示領域内にあって、前記ゲート配線と前記垂直方向ゲート配線とを電気的に接続する接続部と、を備え、
    前記複数の画素は複数の第1の画素と第2の画素とを有し、
    前記複数の第1の画素と前記複数の第2の画素は、各々、前記遮光材により遮光されない開口領域を有し、
    第1の画素の開口領域の面積は第2の画素の開口領域の面積よりも小さく、
    前記ゲート配線の各々は少なくとも1箇所の接続部を有し、
    前記垂直方向ゲート配線は、前記第1の画素に隣接し、かつ前記開口領域以外に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 前記接続部において、
    前記ゲート配線上において少なくとも前記第一の絶縁膜と前記第一層間絶縁膜とに開口した第一のコンタクトホールと、
    前記垂直方向ゲート配線上において前記第一層間絶縁膜に開口した第二のコンタクトホールと、
    前記第一層間絶縁膜よりも上層に形成されて、前記第一のコンタクトホールと前記第二のコンタクトホールを介して前記ゲート配線と前記垂直方向ゲート配線とを接続する接続膜と、
    が形成されている請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 前記接続膜は、前記コモン電極と同じレイヤーにあり、同じ材質である請求項4または6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記接続部において、前記ゲート配線上において少なくとも前記第一の絶縁膜と前記第一層間絶縁膜とに開口した第三のコンタクトホールを介して、
    前記ゲート配線と前記垂直方向ゲート配線とが直接接続する請求項1、2、3、5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  9. 前記第一層間絶縁膜は有機平坦化膜からなる層を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  10. 前記第1の画素における前記画素電極は、前記第2の画素における前記画素電極よりも面積が小さいことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  11. 前記第1の画素における前記画素電極は、前記第2の画素における前記画素電極よりも前記画素電極と前記ソース配線との離間距離が大きいことを特徴とする請求項10に記載の液晶表示装置。
  12. 前記第1の画素における前記透明コモン電極の前記スリット部の面積は、前記第2の画素における前記透明コモン電極のスリット部の面積よりも小さいことを特徴とする請求項10または11に記載の液晶表示装置。
  13. 前記スイッチング素子は薄膜トランジスタであって、
    前記第1の画素における薄膜トランジスタのサイズは、前記第2の画素における薄膜トランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  14. 前記第1の画素における薄膜トランジスタのチャネル幅は、前記第2の画素における薄膜トランジスタのチャネル幅よりも小さいことを特徴とする請求項13に記載の液晶表示装置。
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