JP2020121830A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートのサイズにかかわらず、供給トレイから搬送ガイドの搬送面に向けて搬送されるシートの幅方向の位置を好適に規制できる画像読取装置を提供する。【解決手段】供給トレイ91は、シートSHの積載枚数に応じて上下方向に移動する可動板50を含む。搬送ガイド30は、搬送方向D1に沿って延びる搬送面36、39G1、39G2と、搬送面36の搬送端部36Eから搬送方向D1と交差するように下向きに延び、供給トレイ91に支持されるシートSHに当接可能な規制面60と、を有する。画像読取装置1は、供給トレイ91に支持されるシートSHの幅方向に移動可能に可動板50に設けられ、可動板50よりも搬送方向D1の下流側に延びる幅規制ガイド70A、70Bを備える。幅規制ガイド70A、70Bにおける搬送方向D1の下流側の規制端部70Eは、規制面60の下端61Eよりも搬送方向D1の下流側に位置する。【選択図】図6

Description

本発明は画像読取装置に関する。
特許文献1に従来の画像読取装置の一例である複合機が開示されている。この複合機は、手差しトレイ及び案内部を備えている。手差しトレイは、昇降板を含んでいる。昇降板は、手差しトレイに支持されるシートの積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成されている。案内部は、手差しトレイに対してシートの搬送方向の下流側に設けられている。案内部は、手差しトレイからシートを搬送方向に搬送するときに、そのシートを案内する。
また、この複合機は、カーソル及び端部ガイドを備えている。カーソルは、手差しトレイに支持されるシートの幅方向に移動可能に昇降板に設けられている。カーソルは、昇降板の案内部と対向する端縁部に対して搬送方向の上流側に離れた位置に配置されている。端部ガイドは、昇降板の案内部と対向する端縁部において、昇降板の幅方向の端部が昇降板の幅方向の中央部よりも搬送方向の下流側に突出し、かつ上方に屈曲することで形成されている。
手差しトレイに支持されたシートは、カーソルがシートのサイズに応じて幅方向に移動することで幅方向の位置が規制されるとともに、端部ガイドによって撓み形状を付与されることにより、手差しトレイから案内部に向けて搬送されるときの姿勢が安定するようになっている。
特開2014−162582号公報
しかし、上記従来の複合機では、カーソルが昇降板の案内部と対向する端縁部に対して搬送方向の上流側に離れており、かつ端部ガイドが幅方向に移動しない構成により、端部ガイドに当接不能なサイズのシートが手差しトレイから案内部に向けて搬送されるときの姿勢が不安定となり易く、シートの斜行やずれ等が生じるおそれがある。その結果、この複合機では、シートのサイズによって、手差しトレイから案内部に向けて搬送されるシートの幅方向の位置を好適に規制できなくなるおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、シートのサイズにかかわらず、供給トレイから搬送ガイドの搬送面に向けて搬送されるシートの幅方向の位置を好適に規制できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、供給されるシートを支持するための供給トレイであって、前記供給トレイに支持されるシートの積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成された可動板を含む前記供給トレイと、
前記供給トレイに対してシートの搬送方向の下流側に設けられ、前記供給トレイからシートを前記搬送方向に沿って搬送するための搬送ガイドであって、前記搬送方向に沿って延びる搬送面と、前記搬送面における前記搬送方向の上流側の搬送端部から前記搬送方向と交差するように下向きに延び、前記供給トレイに支持されるシートに当接可能な規制面と、を有する前記搬送ガイドと、
前記搬送ガイドの前記搬送面上を搬送されるシートの画像を読み取るための読取センサと、
を備えた画像読取装置であって、
前記供給トレイに支持されるシートの幅方向に移動可能に前記可動板に設けられ、前記可動板よりも前記搬送方向の下流側に延びる幅規制ガイドをさらに備え、
前記幅規制ガイドにおける前記搬送方向の下流側の規制端部は、前記規制面の下端よりも前記搬送方向の下流側に位置していることを特徴とする。
本発明の画像読取装置では、供給トレイに支持されたシートは、幅規制ガイドがシートのサイズに応じて幅方向に移動することで幅方向の位置が規制される。ここで、幅規制ガイドの規制端部が搬送ガイドの規制面の下端よりも搬送方向の下流側に位置していることから、シートのサイズにかかわらず、供給トレイから搬送ガイドの搬送面に向けて搬送されるシートを幅規制ガイドが規制する範囲を長く確保できる。これにより、シートのサイズにかかわらず、搬送面に向けて搬送されるシートの姿勢を安定させることができ、シートの斜行やずれ等を抑制することができる。
したがって、本発明の画像読取装置では、シートのサイズにかかわらず、供給トレイから搬送ガイドの搬送面に向けて搬送されるシートの幅方向の位置を好適に規制できる。
実施例の画像読取装置の斜視図である。 実施例の画像読取装置のブロック図である。 実施例の画像読取装置の部分断面図である。 実施例の画像読取装置の部分断面図である。 可動板、幅規制ガイド、搬送ガイド及び分離ローラの位置関係を主に示す部分斜視図である。 可動板、幅規制ガイド、搬送ガイド及び分離ローラの位置関係を主に示す部分上面図であって、幅規制ガイドが大きいサイズのシートの幅方向の位置を規制する状態を示す図である。 図6と同様の部分上面図であって、幅規制ガイドが小さいサイズのシートの幅方向の位置を規制する状態を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施例について図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。図1では、操作パネル8Pが配置される側を装置の前方と規定し、操作パネル8Pに向かった場合に左に来る側を左方と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図3以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<全体構成>
図1〜図3に示すように、画像読取装置1は、本体部8及び開閉部9を備えている。本体部8は、扁平な略箱状体である。図1に示すように、本体部8の前面には、タッチパネル等である操作パネル8Pが設けられている。本体部8内の下部分には、画像形成ユニット5が収容されている。画像形成ユニット5は、インクジェット方式又はレーザ方式等によりシートに画像を形成する。
図3に示すように、本体部8内の上部分には、読取ユニット3が設けられている。読取ユニット3は、原稿の画像を読み取る際に使用される。
開閉部9には、供給トレイ91、排出トレイ96及び自動搬送機構4が設けられている。供給トレイ91及び排出トレイ96は、開閉部9の右部分に設けられている。自動搬送機構4は、供給トレイ91に対してシートSHの搬送方向D1の下流側に設けられた搬送ガイド30を含んでいる。搬送ガイド30によって搬送されるシートSHの搬送方向D1は、供給トレイ91から左向きに進み、開閉部9の左端部側で下向きにUターンし、排出トレイ96まで右向きに進む方向である。
自動搬送機構4は、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30によって搬送方向D1に沿うように順次搬送し、排出トレイ96に排出しながら、その搬送途中のシートSHの画像を読取ユニット3に読み取らせる際に使用される。
図2に示すように、本体部8内には、制御部7が収容されている。制御部7は、CPU、ROM、RAMを主とするマイクロコンピュータとして構成されている。ROMには、CPUが画像読取装置1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。RAMは、CPUが上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号を一時的に記録する記憶領域、又はデータ処理の作業領域として使用される。制御部7は、画像形成ユニット5、読取ユニット3、自動搬送機構4及び操作パネル8P等を制御する。
図3に示すように、本体部8の上面にはプラテンガラスが配設され、そのプラテンガラスの上面によって大面積の原稿支持面8Aが形成されている。また、本体部8の上面における原稿支持面8Aよりも左方には別のプラテンガラスが配設され、その別のプラテンガラスの上面によって、前後方向に細長い読取面8Bが形成されている。
原稿支持面8Aは、静止した状態の原稿の画像を読取ユニット3が読み取る際に、その原稿を下から支持する。読取対象の原稿には、用紙、OHPシート等であるシートの他、書籍等が含まれる。
読取面8Bは、自動搬送機構4によって1枚ずつ搬送されるシートSHの画像を読取ユニット3が読み取る際に、その搬送されるシートSHに下から接触する。本体部8の上面における原稿支持面8Aと読取面8Bとの間には、ガイド凸部8Hが設けられている。ガイド凸部8Hは、読取面8Bに接触しながら搬送されるシートSHをすくい上げて右向きに上り傾斜するように案内する。
なお、本実施例においては、原稿支持面8Aを使用して画像が読み取られる対象を原稿と記載し、自動搬送機構4により搬送しながら画像が読み取られる対象をシートと記載する。原稿とシートとは、実質的に同じものであってもよい。
図1に示すように、開閉部9は、本体部8の後端部に配設された図示しないヒンジによって、左右方向に延びる開閉軸心X9周りに揺動可能に支持されている。図3に示すように、開閉部9は、閉じた状態では原稿支持面8A及び読取面8Bを上方から覆っている。図示は省略するが、開閉部9は、その前端部が上方かつ後方に変位するように開閉軸心X9周りに揺動することにより、原稿支持面8A及び読取面8Bを露出させる開放位置に変位する。これにより、ユーザは、読取対象の原稿を原稿支持面8Aに支持させることができる。
なお、開閉部9の構成や内部構造等について説明する際には、上下方向及び前後方向について、閉じた状態の開閉部9の姿勢を基準とする。
読取ユニット3は、図2及び図3に示すように本体部8内の上部分に収容された読取センサ3Sと、図2に示す走査機構駆動源3Mと、走査機構駆動源3Mに駆動される図示しない走査機構とを有している。読取センサ3Sとしては、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等の周知の画像読取センサが使用される。
図3に示すように、読取センサ3Sは、原稿支持面8A及び読取面8Bの下方に位置している。図示しない走査機構は、原稿支持面8Aに支持される原稿の画像を読み取る際に走査機構駆動源3Mによって駆動され、読取センサ3Sを本体部8内における原稿支持面8Aの下方で左右方向に往復動させる。また、図示しない走査機構は、自動搬送機構4によって搬送されるシートSHの画像を読取センサ3Sが読み取る際に走査機構駆動源3Mによって駆動され、読取センサ3Sを本体部8内における読取面8Bの下で停止させる。読取センサ3Sが読取面8Bの下で停止する位置は、予め定められた静止読取位置である。
<ベース部材、第1シュート部材、第2シュート部材及びカバー部材の構成>
開閉部9は、ベース部材39、第1シュート部材35、第2シュート部材37及びカバー部材38を備えている。
ベース部材39は、開閉部9の底壁を形成している。ベース部材39の右部分には、排出トレイ96が形成されている。また、ベース部材39の左部分には、読取面8B及びガイド凸部8Hに対向する領域が略矩形状に切り欠かれてなる矩形穴39Hが形成されている。
ベース部材39における矩形穴39Hよりも左方に位置する部分には、搬送面39G1が形成されている。搬送面39G1の左端部は、下向きから向きを変えて右向きに下り傾斜するように湾曲している。そして、搬送面39G1は、矩形穴39Hの左端縁まで下り傾斜している。
ベース部材39における矩形穴39Hよりも右方に位置する部分には、搬送面39G2が形成されている。搬送面39G2は、ガイド凸部8Hに隣接する位置から右向きに上り傾斜している。
第2シュート部材37は、ベース部材39の左部分の上方に配設されている。第2シュート部材37には、押圧部材保持部37F及び案内面37G1、37G2が形成されている。
押圧部材保持部37Fは、読取面8Bに対向する位置で上向きに凹む凹部である。押圧部材保持部37Fには、押圧部材37Pが上下方向に変位可能に保持されている。押圧部材37Pは、読取面8Bに接触しながら搬送されるシートSHを上から押圧して、そのシートSHが読取面8Bから浮き上がることを抑制する。
案内面37G1は、押圧部材保持部37Fよりも左方に位置している。案内面37G1の左端部は、ベース部材39の搬送面39G1の左端部に沿って湾曲している。そして、案内面37G1は、ベース部材39の搬送面39G1の下り傾斜する部分に沿って、右向きに下り傾斜している。
案内面37G2は、押圧部材保持部37Fよりも右方に位置している。案内面37G2は、本体部8のガイド凸部8Hと、ベース部材39の搬送面39G2とに沿って右向きに上り傾斜している。
第1シュート部材35は、第2シュート部材37の上方に配設されている。第1シュート部材35には、搬送面36及び規制面60が形成されている。
図3〜図7に示すように、搬送面36は、供給トレイ91に対して搬送方向D1の下流側に位置して左向きに緩やかに上り傾斜するように延びている。搬送面36における搬送方向D1の上流側の端部、すなわち右端部を搬送端部36Eとする。搬送面36の幅方向は、前後方向である。図3に示すように、搬送面36の左端部は、左向きから下向きに向きを変えるように湾曲している。
図5に示すように、搬送面36の搬送端部36E側において、幅方向の外側端部36A、36Bは、搬送面36の幅方向の中央部36Cよりも搬送方向D1の下流側に位置しており、また、幅方向の外側に向かって緩やかに下り傾斜している。このような搬送面36の形状により、搬送面36の搬送端部36E側において、搬送面36の幅方向の外側端部36A、36Bが搬送面36の幅方向の中央部36Cよりも下方に位置している。
図3〜図7に示すように、規制面60は、搬送面36の搬送端部36Eから搬送方向D1と交差するように下向きに延びており、供給トレイ91に支持されるシートSHの先端縁に当接可能である。規制面60は、第1面61及び第2面62A、62Bを有している。
図5に示すように、第1面61は、搬送面36の幅方向の中央部36Cにおいて、搬送端部36Eから下向きかつ右向きに延びる傾斜面である。図3に示すように、規制面60の下端、すなわち第1面61の下端61Eは、搬送面36の搬送端部36Eよりも下方かつ右方に位置している。
図5に示すように、第2面62A、62Bは、第1面61に対して幅方向の外側、かつ搬送方向D1の下流側に位置している。
より詳しくは、第1面61よりも前方に位置する第2面62Aは、搬送面36における第1面61よりも左方の位置から第1面61と同程度の傾斜角度で下向きかつ右向きに延びる傾斜面である。第2面62Aの前方かつ上方の角部は、搬送面36の幅方向の外側端部36Aに隣接する位置にある。
第1面61よりも後方に位置する第2面62Bは、搬送面36における第1面61よりも左方の位置から第1面61と同程度の傾斜角度で下向きかつ右向きに延びる傾斜面である。第2面62Bの後方かつ上方の角部は、搬送面36の幅方向の外側端部36Bに隣接する位置にある。
図3に示すように、カバー部材38は、第1シュート部材35の上方に配設されている。カバー部材38には、下向きに突出する複数のリブ38Rの下端縁からなる案内面38Gが形成されている。案内面38Gの右端部は、第1シュート部材35における搬送面36の搬送端部36Eよりも左方にずれた位置で搬送面36に上から対向している。案内面38Gは、第1シュート部材35の搬送面36に沿って左向きに緩やかに上り傾斜するように延びている。案内面38Gの左端部は、第1シュート部材35の搬送面36の左端部に沿って湾曲している。
第1シュート部材35の搬送面36及び規制面60と、カバー部材38の案内面38Gと、ベース部材39の搬送面39G1、39G2と、第2シュート部材27の案内面37G1、37G2とによって、搬送ガイド30が構成されている。
搬送面36、39G1、39G2及び案内面38G、37G1、37G2は、搬送方向D1に沿って延びており、供給トレイ91から排出トレイ96に向けてシートSHを搬送するための搬送経路を規定している。
<供給トレイの構成>
図1及び図3に示すように、供給トレイ91は、開閉部9の前端部側及び後端部側にそれぞれ配置された図示しないサイドフレームに支持されることにより、排出トレイ96よりも上方の位置で、排出トレイ96に重なるように設けられている。
供給トレイ91は、供給トレイ本体92及び可動板50を有している。供給トレイ本体92は、開閉部9の右端部側から左向きに緩やかに下り傾斜している。可動板50は、供給トレイ本体92の左端部に隣接するように配置されている。可動板50は、第1シュート部材35の規制面60に向かって略平板状に延びている。
可動板50の左部分は、カバー部材38の右部分に上から覆われている。供給トレイ91は、供給トレイ本体92及び可動板50によって、自動搬送機構4に供給されるシートSHを支持する。
図3及び図4に示すように、可動板50は、前後方向に延びる回動軸心X50周りに回動可能に図示しないサイドフレームに支持されている。可動板50の下方には、リンクレバー50Lと、リンクレバー50Lを駆動する第2駆動源M2とが設けられている。第2駆動源M2は、制御部7に制御されて正転又は逆転し、駆動力を発生する。
第2駆動源M2が正転してその駆動力がリンクレバー50Lに伝達されることにより、リンクレバー50Lが上向きに回動し、可動板5を押し上げる。これにより、可動板50は、図3に示す位置から回動軸心X50周りに回動し、図4に示すように上向きに移動する。
その一方、第2駆動源M2が逆転してその駆動力がリンクレバー50Lに伝達されることにより、リンクレバー50Lが下向きに回動し、可動板5がリンクレバー50Lに追従して下降する。これにより、可動板50は、図4に示す位置から回動軸心X50周りに下向きに回動し、図3に示すように下向きに移動する。
図5〜図7に示すように、可動板50は、対向端部50E及び突出部52A、52Bを有している。対向端部50Eは、可動板50における搬送方向D1の下流側の端部であって、可動板50の幅方向の中央部に位置して規制面60の第1面61に対向している。
対向端部50Eは、可動板50が図3に示す位置にある状態では、第1面61の下端61E側に対向し、可動板50が図4に示す位置にある状態では、搬送面36の搬送端部36E側に対向する。つまり、対向端部50Eは、可動板50の上下方向の移動にかかわらず、規制面60の第1面61に対向する状態が維持される。
図5〜図7に示すように、突出部52A、52Bは、対向端部50Eと、規制面60の第1面61とに対して幅方向の外側に位置している。対向端部50Eよりも前方に位置する突出部52Aは、規制面60の第2面62Aに対向し、第1面61よりも搬送方向D1の下流側に突出している。対向端部50Eよりも後方に位置する突出部52Bは、規制面60の第2面62Bに対向し、第1面61よりも搬送方向D1の下流側に突出している。
突出部52A、52Bも、対向端部50Eと同様に、可動板50の上下方向の移動にかかわらず、規制面60の第2面62A、62Bに対向する状態が維持される。
<幅規制ガイドの構成>
図1、図5及び図6に示すように、可動板50には、幅規制ガイド70A、70Bが設けられている。幅規制ガイド70A、70Bはそれぞれ、基板71及び側板72を有している。
可動板50における幅方向の中央部には、段部55が設けられている。段部55は、可動板50における段部55よりも幅方向の外側に位置する領域よりも段状に高くなっている。段部55は、可動板50の右端部から対向端部50Eまで延びている。段部55は、本発明の「可動板における基板の移動範囲から外れた領域」の一例である。
図1、図6及び図7に示すように、可動板50における段部55よりも幅方向の外側には、ガイドレール56A、56Bが形成されている。ガイドレール56A、56Bは、前後方向に延びる溝である。
幅規制ガイド70A、70Bのそれぞれの基板71は、可動板50に沿うように延びる平板形状である。前方の幅規制ガイド70Aの基板71は、前方のガイドレール56Aに案内されて前後方向にスライド可能となっている。後方の幅規制ガイド70Bの基板71は、後方のガイドレール56Bに案内されて前後方向にスライド可能となっている。
図1及び図5に示すように、幅規制ガイド70A、70Bのそれぞれの基板71の上面は、段部55の上面と面一である。幅規制ガイド70A、70Bのそれぞれの基板71は、段部55と共に、供給トレイ91に支持されるシートSHに下から当接可能である。
前方の幅規制ガイド70Aの側板72は、基板71における幅方向の外側の端縁、すなわち前端縁から上向きに突出し、かつ左右方向に延びている。後方の幅規制ガイド70Bの側板72は、基板71における幅方向の外側の端縁、すなわち後端縁から上向きに突出している。側板72は、供給トレイ91に支持されるシートSHに幅方向の外側から当接可能である。
図3に示すように、前方の幅規制ガイド70Aの基板71と後方の幅規制ガイド70Bの基板71とは、可動板50の下面側に配置されたラック&ピニオン機構79によって連結されている。これにより、前方の幅規制ガイド70Aと後方の幅規制ガイド70Bとは、供給トレイ91における幅方向の中央部を基準として互いに接近又は離間可能となっている。
図1及び図3に示すように、幅規制ガイド70A、70Bのそれぞれの側板72の右部分は、側板72におけるカバー部材38に覆われる左部分よりも上方に突出している。ユーザが側板72の上方に突出する右部分を摘んで動かすことによって、幅規制ガイド70A、70Bをスライドさせ、供給トレイ91に支持されるサイズの異なる複数種類のシートSHを前後から容易に挟むことができる。その結果、幅規制ガイド70A、70Bは、様々なサイズのシートSHを供給トレイ91における幅方向の中央部を基準として位置決めできる。
例えば、図6は、幅規制ガイド70A、70BがA4サイズやリーガルサイズ等の大きいサイズのシートSH(SH1)の幅方向の位置を規制する状態を示している。図7は、幅規制ガイド70A、70BがA6サイズやはがき等の小さいサイズのシートSH(SH2)の幅方向の位置を規制する状態を示している。
図5〜図7に示すように、幅規制ガイド70A、70Bは、可動板50の対向端部50E及び突出部52A、52Bよりも搬送方向D1の下流側に延びている。幅規制ガイド70A、70Bにおける搬送方向D1の下流側の端部を規制端部70Eとする。基板71及び側板72は、規制端部70Eまで延びている。
図3に示すように、幅規制ガイド70A、70Bの規制端部70Eは、規制面60の下端、すなわち第1面61の下端61Eよりも搬送方向D1の下流側に位置している。
また、図3及び図6に示すように、幅規制ガイド70A、70Bの規制端部70Eは、搬送面36の搬送端部36Eよりも搬送方向D1の下流側に位置している。
<給送ローラ、分離ローラ、第1、2搬送ローラ及び排出ローラ等の構成>
図3に示すように、自動搬送機構4は、シートSHを搬送ガイド30によって搬送方向D1に沿って搬送するための給送ローラ41、分離ローラ42、分離パッド42A、第1搬送ローラ43、第1ピンチローラ43P、第2搬送ローラ44、第2ピンチローラ44P、排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pを有している。分離ローラ42及び分離パッド42Aは、本発明の「分離部」の一例である。
また、図2に示すように、自動搬送機構4は、駆動力を発生する第1駆動源M1と、第1駆動源M1からの駆動力を給送ローラ41、分離ローラ42、第1搬送ローラ43、第2搬送ローラ44及び排出ローラ47に伝達する図示しない駆動力伝達部を有している。
図3に示すように、分離ローラ42は、第1シュート部材35における搬送面36の搬送端部36Eよりも搬送方向D1の下流側、かつ搬送面36の上方に配置されている。分離ローラ42の回転軸42Sには、ホルダ42Fが回動可能に支持されている。ホルダ42Fは、回転軸42Sから離間して搬送面36の搬送端部36Eを越えるように右方に突出している。
給送ローラ41は、ホルダ42Fの右端部に回転可能に保持されている。給送ローラ41は、可動板50に上から対向する位置に設けられている。回転軸42Sと、ホルダ42F内に設けられた図示しない伝達ギヤ群とは、第1駆動源M1からの駆動力を給送ローラ41に伝達して、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30の搬送面36に向けて給送する方向に給送ローラ41を回転させる。給送ローラ41は、ホルダ42Fの回動に伴って上下方向に移動可能である。
図5及び図6に示すように、ホルダ42F、給送ローラ41及び分離ローラ42は、搬送面36における幅方向の中央部に配置されている。図7に示すように、幅規制ガイド70A、70Bが幅方向において互いに最も接近した状態でも、ホルダ42F、給送ローラ41及び分離ローラ42は、幅規制ガイド70A、70Bと干渉しないようになっている。
図3及び図4に示すように、分離ローラ42の回転軸42Sは、可動板50の上下方向の移動にかかわらず、幅規制ガイド70A、70Bの側板72の規制端部70E側よりも上方に位置して、幅規制ガイド70A、70Bと干渉しないようになっている。
図3及び図4に示すように、開閉部9内には、ホルダ姿勢検知センサ42Jが設けられている。ホルダ姿勢検知センサ42Jは、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内にあるか否かを検知し、制御部7に伝達する。
より詳しくは、ホルダ姿勢検知センサ42Jは、給送ローラ41の下端が供給トレイ91に支持された最上位のシートSHに当接するときのホルダ42Fの姿勢を検知することにより、間接的に、その最上位のシートSHと、搬送面36の搬送端部36Eとの高低差がその最上位のシートSHを搬送面36に向けて引っ掛かりなく給送可能な適正範囲内にあるか否かを検知する。
図3及び図4に示すホルダ42Fの姿勢は、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内にある状態の一例である。この状態において、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHと搬送面36の搬送端部36Eとの高低差が適正範囲内にあるので、給送ローラ41は、その最上位のシートSHを分離ローラ42と分離パッド42Aとの間に向けて、好適に送り出すことができる。
分離パッド42Aは、分離ローラ42の真下の位置で、搬送面36から露出するように第1シュート部材35に支持されている。分離パッド42Aは、分離ローラ42に向けて押圧されている。
図3〜図7に示すように、給送ローラ41によって給送されるシートSHを分離ローラ42と分離パッド42Aとがニップする位置をニップ位置N1とする。幅規制ガイド70A、70Bの規制端部70Eは、ニップ位置N1よりも搬送方向D1の下流側に位置している。
分離ローラ42は、ニップ位置N1に到達したシートSHに対して搬送方向D1の下流側に向かう搬送力を付与する。分離パッド42Aは、ニップ位置N1に到達したシートSHが複数枚であれば、分離ローラ42に接触するシートSH以外のシートSHに対し、そのシートSHの搬送を止める力を付与する。
第1搬送ローラ43は、第1シュート部材35の搬送面36における搬送方向D1の中間部に支持されている。第1ピンチローラ43Pは、カバー部材38の案内面38G側に支持され、第1搬送ローラ43に向けて押圧されている。第1搬送ローラ43は、分離ローラ42及び分離パッド42Aによって1枚ずつに分離されたシートSHを第1ピンチローラ43Pと共にニップし、第2搬送ローラ44及び第2ピンチローラ44Pに向けて、そのシートSHを搬送する。
第2搬送ローラ44は、第2シュート部材37の案内面37G1における搬送方向D1の中間部に支持されている。第2ピンチローラ44Pは、ベース部材39の搬送面39G1側に支持され、第2搬送ローラ44に向けて押圧されている。第2搬送ローラ42は、第1搬送ローラ43及び第1ピンチローラ43Pによって搬送されるシートSHを第2ピンチローラ44Pと共にニップし、読取面8Bに向けて、すなわち、静止読取位置に停止する読取センサ3Sに向けて、そのシートSHを搬送する。
排出ローラ47は、第2シュート部材37の案内面37G2の右端部に支持されている。排出ピンチローラ47Pは、ベース部材39の搬送面39G2の右端部に支持され、排出ローラ47に向けて押圧されている。排出ローラ47は、読取面8B上を通過して搬送面39G2及び案内面37G2によって案内されるシートSHを排出ピンチローラ47Pと共にニップして、排出トレイ96に向けて排出する。
<画像読取動作>
この画像読取装置1では、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る場合、制御部7が読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを原稿支持面8Aの左端縁の下方である読取開始位置から右端縁の下方である読取終了位置までの間で左右方向に移動させる。これにより、読取センサ3Sは、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る。その後、制御部7は、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を逆向きに作動させ、読み取りを終えた読取センサ3Sを読取ユニット3内における右端から左端に移動させて待機位置に復帰させる。
また、この画像読取装置1では、供給トレイ91に支持されたシートSHを自動搬送機構4によって搬送し、そのシートSHの画像を読み取る場合、制御部7が読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを読取面8Bの下方である静止読取位置に停止させる。
なお、供給トレイ91に支持されるシートSHは、そのサイズに応じて、ユーザが予め幅規制ガイド70A、70Bをスライドさせることにより、供給トレイ91における幅方向の中央部を基準として位置決めされる。
次に、制御部7は、ホルダ姿勢検知センサ42Jの検知信号に基づいて、ホルダ42Fの姿勢が例えば図3に示す所定の範囲内にあるか否かを判断する。
制御部7は、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内にない場合、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHと搬送面36の搬送端部36Eとの高低差が適正範囲から外れていると判断する。そして、制御部7は、第2駆動源M2を正転させてリンクレバー50Lを上向きに回動させ、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内となるまで、可動板5を上向きに移動させる。
次に、制御部7は、第1駆動源M1を作動させて、給送ローラ41、分離ローラ42、第1搬送ローラ43、第2搬送ローラ44及び排出ローラ47を駆動し、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30に向けて給送し、搬送ガイド30によって搬送方向D1に沿って順次搬送する。
ここで、供給トレイ91から搬送ガイド30の搬送面36に向けて搬送されるシートSHは、規制端部70Eがニップ位置N1よりも搬送方向D1の下流側に位置する幅規制ガイド70A、70Bによって、長い範囲に亘って幅方向の位置が規制される。これにより、シートSHのサイズにかかわらず、搬送面36に向けて搬送されるシートSHの姿勢が安定する。
そして、制御部7は、搬送面36、39G1、39G2上を搬送されるシートSHが読取面8B上を通過する際、静止読取位置に停止した読取センサ3Sによって、そのシートSHの画像を読み取る。そして、制御部7は、画像が読み取られたシートSHを排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pによって排出トレイ96に向けて排出する。
この間も、制御部7は、ホルダ姿勢検知センサ42Jの検知信号に基づき、供給トレイ91に支持されたシートSHの減少に応じて、間欠的に第2駆動源M2を正転させ、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内に維持されるように、可動板50を上向きに小刻みに回動させる。
図4に示すように、供給トレイ91に支持されたシートSHが少なくなり、さらにシートSHが無くなると、制御部7は、第1駆動源M1及び第2駆動源M2を停止して画像読取動作を終了する。
その後、制御部7は、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを待機位置に復帰させる。また、制御部7は、第2駆動源M2を逆転させてリンクレバー50Lを下向きに回動させ、可動板50を図3に示す位置に復帰させる。
<作用効果>
実施例の画像読取装置1では、例えば図6及び図7に示すように、供給トレイ91に支持されたシートSHは、幅規制ガイド70A、70BがシートSHのサイズに応じて幅方向に移動することで幅方向の位置が規制される。
ここで、図3及び図6等に示すように、幅規制ガイド70A、70Bの規制端部70Eは、搬送ガイド30の規制面60の下端、すなわち第1面61の下端61Eよりも搬送方向D1の下流側に位置している。
また、規制端部70Eは、搬送面36の搬送端部36Eよりも搬送方向D1の下流側に位置している。
さらに、規制端部70Eは、分離ローラ42と分離パッド42Aとのニップ位置N1よりも搬送方向D1の下流側に位置している。
このような幅規制ガイド70A、70Bにより、シートSHのサイズにかかわらず、供給トレイ91から搬送ガイド30の搬送面36に向けて搬送されるシートSHを幅規制ガイド70A、70Bが規制する範囲をより一層長く確保できる。これにより、この画像読取装置1では、シートSHのサイズにかかわらず、搬送面36に向けて搬送されるシートSHの姿勢を安定させることができ、シートSHの斜行やずれ等を抑制することができる。
したがって、実施例の画像読取装置1では、シートSHのサイズにかかわらず、供給トレイ91から搬送ガイド30の搬送面36に向けて搬送されるシートSHの幅方向の位置をより一層好適に規制できる。
また、この画像読取装置1では、図5及び図6に示すように、規制面60の第2面62A、62Bは、第1面61に対して幅方向の外側、かつ搬送方向D1の下流側に位置している。可動板50の突出部52A、52Bは、可動板50の対向縁部50Eと、規制面60の第1面61とに対して幅方向の外側に位置して第2面62A、62Bに対向している。そして、規制端部70Eは、突出部52A、52Bよりも搬送方向D1の下流側に位置している。このような突出部52A、52Bによって、搬送ガイド30の規制面60における第1面61と第2面62A、62Bとの段差と、幅規制ガイド70A、70Bの規制端部70E側との間に生じる隙間を狭くできるので、その隙間にシートSHが進入して引っ掛かる不具合を抑制できる。
さらに、この画像読取装置1では、図1及び図5に示すように、可動板50の幅方向の中央部に形成された段部55の上面と、幅規制ガイド70A、70Bのそれぞれの基板71の上面とが面一である。これにより、供給トレイ91に支持されるシートSHは、可動板50の段部55と、幅規制ガイド70A、70Bのそれぞれの基板71とに下から当接されて平らになった状態で、幅規制ガイド70A、70Bのそれぞれの側板72によって幅方向の位置が規制される。その結果、この画像読取装置1では、シートSHのサイズにかかわらず、搬送面36に向けて搬送されるシートSHの幅方向の位置をより好適に規制できる。
また、この画像読取装置1では、図5及び図6に示すように、基板71及び側板72が規制端部70Eまで延びているので、搬送面36に向けて搬送されるシートSHの幅方向の外側の端縁を基板71及び側板72が規制する範囲を長く確保できる。
さらに、この画像読取装置1では、図5に示すように、搬送面36の搬送端部36E側において、搬送面36の幅方向の外側端部36A、36Bが搬送面36の幅方向の中央部36Cよりも下方に位置している。この構成により、搬送面36に向けて搬送されるシートSHの幅方向の外側の端縁が垂れ下がる場合でも、その垂れ下がった端縁が搬送面36の幅方向の外側端部36A、36Bに引っ掛かることを抑制できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施例では、分離部が分離ローラ42及び分離パッド42Aによって構成されているがこの構成には限定されない。例えば、分離部は、分離ローラ及びリタードローラ等によって構成されてもよい。
実施例では、基板71及び側板72が規制端部70Eまで延びているがこの構成には限定されず、例えば、基板71及び側板72の一方のみが規制端部70Eまで延びている構成も本発明に含まれる。
本発明は例えば、画像読取装置又は複合機等に利用可能である。
1…画像読取装置、SH…シート、91…供給トレイ、50…可動板
D1…搬送方向、30…搬送ガイド、36、39G1、39G2…搬送面
36E…搬送端部、60…規制面、3S…読取センサ
70A、70B…幅規制ガイド、70E…規制端部
61E…規制面の下端(第1面の下端)、41…給送ローラ
42、42A…分離部(42…分離ローラ、42A…分離バッド)
N1…ニップ位置、61…第1面、62A、62B…第2面
52A、52B…突出部、71…基板、72…側板
55…可動板における基板の移動範囲から外れた領域(段部)
36A、36B…搬送面の幅方向の外側端部
36C…搬送面の幅方向の中央部

Claims (7)

  1. 供給されるシートを支持するための供給トレイであって、前記供給トレイに支持されるシートの積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成された可動板を含む前記供給トレイと、
    前記供給トレイに対してシートの搬送方向の下流側に設けられ、前記供給トレイからシートを前記搬送方向に沿って搬送するための搬送ガイドであって、前記搬送方向に沿って延びる搬送面と、前記搬送面における前記搬送方向の上流側の搬送端部から前記搬送方向と交差するように下向きに延び、前記供給トレイに支持されるシートに当接可能な規制面と、を有する前記搬送ガイドと、
    前記搬送ガイドの前記搬送面上を搬送されるシートの画像を読み取るための読取センサと、
    を備えた画像読取装置であって、
    前記供給トレイに支持されるシートの幅方向に移動可能に前記可動板に設けられ、前記可動板よりも前記搬送方向の下流側に延びる幅規制ガイドをさらに備え、
    前記幅規制ガイドにおける前記搬送方向の下流側の規制端部は、前記規制面の下端よりも前記搬送方向の下流側に位置していることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記規制端部は、前記搬送端部よりも前記搬送方向の下流側に位置している請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記供給トレイに支持されるシートを前記搬送面に向けて給送する給送ローラと、
    前記搬送端部よりも前記搬送方向の下流側に設けられ、シートを1枚ずつに分離しつつ前記搬送方向の下流側に向けて搬送する分離部と、をさらに備え、
    前記規制端部は、前記給送ローラによって給送されるシートを前記分離部がニップするニップ位置よりも前記搬送方向の下流側に位置している請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記規制面は、前記供給トレイに支持されるシートに当接可能な第1面と、前記第1面に対して前記幅方向の外側、かつ前記搬送方向の下流側に位置する第2面と、を有し、
    前記可動板は、前記規制面の前記第1面に対して前記幅方向の外側に位置して前記第2面に対向し、前記第1面よりも前記搬送方向の下流側に突出する突出部を有し、
    前記規制端部は、前記突出部よりも前記搬送方向の下流側に位置している請求項3記載の画像読取装置。
  5. 前記幅規制ガイドは、前記幅方向に移動可能に前記可動板に設けられ、前記供給トレイに支持されるシートに下から当接可能な基板と、
    前記基板から上向きに突出し、前記供給トレイに支持されるシートに前記幅方向の外側から当接可能な側板と、を有し、
    前記可動板における前記基板の移動範囲から外れた領域と、前記基板とが面一である請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 前記基板及び前記側板は、前記規制端部まで延びている請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記搬送面の前記搬送端部側において、前記搬送面の前記幅方向の外側端部が前記搬送面の前記幅方向の中央部よりも下方に位置している請求項1乃至6のいずれか1項記載の画像読取装置。
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