JP2020121497A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体吐出装置において、液体吐出装置が使用される際における種々の条件が変化した場合に、クリーニングが適切なタイミングで実施されない可能性が低減される。【解決手段】液体吐出装置100は、液体を液滴として吐出する複数のノズルが形成されたノズル部を有する液体吐出ヘッドと、ノズル部をクリーニングするクリーニング部と、クリーニング部によるノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報であるクリーニング情報の入力を受け付ける情報受付部54と、クリーニング情報に応じてクリーニング部に対してクリーニングの実行を指示する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、液体吐出装置に関する。
記録ヘッドの吐出口が形成された吐出口面のワイピング等のクリーニングを実施するインクジェット記録装置が知られている(例えば特許文献1)。このインクジェット記録装置は、吐出口からの累計吐出数と予め設定されたクリーニング実施閾値とを比較し、累計吐出数がクリーニング実施閾値を超えていればクリーニングを実施する。
特開2004−276597号公報
しかし、インクジェット記録装置が使用される際における種々の条件が変化した場合、例えば吐出口から吐出されるインクの仕様が変化した場合には、クリーニングを実施すべきタイミングも変化するおそれがある。従来の技術において、クリーニング実施閾値は、所定のインクが吐出される吐出口に対応して予め設定されている。このため、インクジェット記録装置が使用される際における種々の条件が変化した場合には、クリーニングが適切なタイミングで実施されない可能性がある。このような課題は、インクジェット記録装置に限られず、液体を吐出する液体吐出装置に共通する。
本開示の一形態によれば、液体吐出装置が提供される。この液体吐出装置は、液体を液滴として吐出する複数のノズルが形成されたノズル部を有する液体吐出ヘッドと、前記ノズル部をクリーニングするクリーニング部と、前記クリーニング部による前記ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報であるクリーニング情報の入力を受け付ける情報受付部と、前記クリーニング情報に応じて前記クリーニング部に対して前記クリーニングの実行を指示する制御部と、を備える。
第1実施形態に係る液体吐出装置の外観を示す模式図。 液体吐出装置の内部構成を示す模式図。 ノズルから液体が吐出される際における液滴の様子を示す模式図。 液体の粘度と吐出特性との関係を示す表。 第1実施形態におけるクリーニング情報を変更する際の表示の一例を示す図。 第2実施形態におけるクリーニング情報を変更する際の表示の一例を示す図。 第3実施形態に係る液体吐出装置の内部構成を示す模式図。 第3実施形態において実行されるクリーニング情報の変更処理のフローチャート。 第3実施形態におけるクリーニング情報を変更する際の表示の一例を示す図。 第4実施形態に係る液体吐出装置の内部構成を示す模式図。 液滴が付着していない場合と液滴が付着している場合とにおける液体検知部による液体の検知の様子を比較するための表。 第4実施形態において実行されるクリーニング情報の変更処理のフローチャート。 第4実施形態におけるクリーニング情報を変更する際の表示の一例を示す図。 図13において示されているグラフを説明する図。 第5実施形態において実行されるクリーニング情報の変更処理のフローチャート。 第5実施形態におけるクリーニング情報を変更する際の表示の一例を示す図。 第6実施形態において実行されるクリーニング情報の変更処理のフローチャート。 使用環境に応じたクリーニング情報の変更の一例を示す表。
A.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る液体吐出装置100の外観を示す模式図である。図2は、液体吐出装置100の内部構成を示す模式図である。液体吐出装置100は、いわゆるインクジェットプリンターであり、媒体20上に液体としてのインクを吐出することで媒体20に対して印刷を行う。媒体20は、用紙や板材や布などの印刷の対象となる。インクには、例えば、水性インクや溶剤インクを用いることができる。本実施形態において、インクは、水性インクが用いられている。図1には、互いに直交する3つの空間軸であるX軸、Y軸、Z軸が描かれている。X軸に沿った方向をX方向とし、Y軸に沿った方向をY方向とし、Z軸に沿った方向をZ方向とする。液体吐出装置100は、X方向とY方向によって規定されるXY平面に対して平行な面に設置されている。−Z方向が鉛直下方向であり、+Z方向が鉛直上方向である。以降に説明する他の図においても、必要に応じてX軸とY軸とZ軸とを付している。
図2に示すように、液体吐出装置100は、外殻10の内部に、媒体20を搬送する搬送機構15と、制御部17と、キャリッジ19と、キャリッジ19に搭載されたヘッドユニット12と、ヘッドユニット12に着脱可能に搭載される液体供給源30と、クリーニング部40と、を備える。搬送機構15は、動力源としてモーターMを有する。キャリッジ19は、図示しない駆動ベルトを介してキャリッジモーターに接続され、キャリッジモーターの回転に伴いキャリッジガイド軸191に沿って往復移動可能に取り付けられている。ヘッドユニット12は、液体を外部へ吐出する液体吐出ヘッドとして機能する。制御部17は、液体吐出装置100の各種動作、例えば印刷動作を制御する。本実施形態において、液体供給源30は、内部に液体を収容可能な液体タンクである。
ヘッドユニット12は、例えば+Z方向が開口する凹形状であり、液体供給源30が装着される装着空間が形成される装着部11を有する。液体供給源30とヘッドユニット12は、連通する。液体供給源30内の液体は、ヘッドユニット12に供給される。
ヘッドユニット12は、複数のノズル126が形成されたノズル部125を有する。ノズル126は、ヘッドユニット12のうち媒体20と対向するノズル面124に形成されている。ノズル126は、液体を吐出するための開口を有する。ヘッドユニット12は、液体供給源30から液体が供給される図示しない圧力室と、駆動パルスの印加により圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる駆動素子が、ノズル126に対応して設けられている。上述の圧力室内の液体の圧力変動により、ノズル126から媒体20に向って液体が吐出される。ノズル126から吐出された液体は、媒体20に着弾する。
液体供給源30は、それぞれ異なる色の液体を内部に収容する、第1液体供給源30aと第2液体供給源30bと第3液体供給源30cとを有する。第1液体供給源30aと第2液体供給源30bと第3液体供給源30cとに収容されている液体の色は、それぞれシアンとイエローとマゼンタである。
複数のノズル126は、それぞれ異なる色の液体を吐出する第1ノズル群126aと第2ノズル群126bと第3ノズル群126cとに分けられる。第1ノズル群126aと第2ノズル群126bと第3ノズル群126cとは、それぞれ第1液体供給源30aと第2液体供給源30bと第3液体供給源30cとから供給される液体を吐出する。第1ノズル群126aと第2ノズル群126bと第3ノズル群126cとから吐出される液体の色は、それぞれシアンとイエローとマゼンタである。ノズル部125は、第1色である例えばシアンの液体を吐出する第1ノズル部と、第1色とは異なる第2色である例えばイエローの液体を吐出する第2ノズル部とを含む。第1ノズル部は、例えば、ノズル部125のうち第1ノズル群126aが形成されている部分である。第2ノズル部は、例えば、ノズル部125のうち第2ノズル群126bが形成されている部分である。本実施形態において、各色を吐出するノズル群126a〜126cは、それぞれ複数のノズル126を有する。
クリーニング部40は、ヘッドユニット12の性能低下の抑制や低下した機能の回復のために実行されるクリーニングに用いられる。クリーニングには、例えばワイピングや加圧・吸引クリーニングやフラッシングが含まれる。クリーニング部40は、例えば、ノズル面124をワイピングするためのワイパー42を有する。また、クリーニング部40は、例えば、ノズル面124を覆うキャップ44や、キャップ44に取り付けられた吸引機構46を有する。キャップ44は、ノズル面124と直接接触しない領域を有し、ノズル面124との間に空間を形成する。キャップ44は、ノズル面124との間に形成された空間を分割する分割壁442を有する。分割壁442は、ノズル面124のうち各ノズル群126a〜126cを有する領域によって形成された空間同士が非連通になるように、空間を分割する。また、ワイパー42は、ノズル面124のうち一部のみをワイピングすることもできる。これにより、クリーニング部40は、ノズル群126a〜126c毎に異なるタイミングでクリーニングを実行することができる。
クリーニングは、例えば、液体吐出装置100の使用者からの操作に応じて実行される。また、クリーニングは、使用者からの指示がない場合には、制御部17からの指示に応じて実行されてもよい。本実施形態において、ヘッドユニット12を搭載したキャリッジ19は、クリーニングが実行される際に、クリーニング部40まで移動する。
クリーニングの1つであるワイピングは、ノズル面124に付着した液体をワイパー42によってふき取る処理である。ノズル面124への液体の付着は、例えば、吐出された液体の一部がミスト化した場合に発生する。また例えば、ノズル面124への液体の付着は、吐出された液体の一部が媒体20から跳ね返る場合に発生しうる。ノズル126内のメニスカスは、ノズル面124に付着した液体の量が増えるにつれて破壊される可能性が大きくなる。メニスカスが破壊された場合には、ヘッドユニット12における吐出不良、例えばドット抜けが発生しうる。ワイピングは、ノズル面124に付着した液体を拭き取ることによって、ヘッドユニット12における吐出不良の発生を抑制する。
制御部17は、CPUやメモリーを備えたコンピューターとして構成されており、記憶部であるメモリーに記憶された各種プログラムや情報をCPUが読み出して実行することにより、液体吐出装置100の各部を制御する。例えば、制御部17は、キャリッジ19や搬送機構15やヘッドユニット12を制御することによって、液体吐出装置100に吐出動作を実行させる。また、制御部17は、クリーニング部40によるノズル部125のクリーニングの頻度に関係する情報であるクリーニング情報に応じて、クリーニング部40に対してクリーニングの実行を指示する。本実施形態において、クリーニング情報は、クリーニングを行う頻度を決定するために設定された累積吐出数の閾値の設定値である。累積液適数の閾値の設定値は、ノズル群126a〜126c毎に設定されている。累積吐出数は、ノズル群126a〜126c毎におけるノズル126から液滴が吐出された回数の累積数である。具体的には、各ノズル群126a〜126cがそれぞれ400個のノズル126を有している場合において、各ノズル126が一回ずつ液滴を吐出した場合における、累積吐出数は400である。制御部17は、各ノズル群126a〜126cから液滴が吐出される回数である累積吐出数をカウントするカウント部として機能する。制御部17による累積吐出数のカウントには、制御部17からヘッドユニット12へ出力される制御信号が用いられる。制御部17は、カウントした累積吐出数が閾値に到達した場合に、クリーニング部40に対してクリーニングの実行を指示する。カウント部による累積吐出数のカウントは、例えば、クリーニングが実行された際に、リセットされることによって0になる。
図1に示す様に、液体吐出装置100の外殻10には、表示部52と情報受付部54とが形成されている。表示部52は、使用者に対して液体吐出装置100に関する情報を表示する。液体吐出装置100に関する情報は、例えば、クリーニング情報である。
情報受付部54は、使用者からによる情報の入力を受け付ける。本実施形態において、情報受付部54は、押しボタンであり、使用者からの操作に応じた情報を制御部17に出力する。なお、情報受付部54として、タッチパネルが採用されてもよい。この場合には、情報受付部54は、表示部52としての機能を有していてもよい。
図3は、ノズル126から液体が吐出される際における液滴80の様子を示す模式図である。ノズル126から吐出された液体である液滴80は、吐出された液体の大部分を占める主滴82と、吐出方向D1において主滴82の後方に形成される尾引84と、を有する。尾引84は、媒体20に到達する前に、主滴82から分離される場合がある。主滴82から分離された尾引84は、微小な液滴であるミストとなる。ミストになった液体は、媒体20に到達することなく飛散し、ノズル面124に付着する場合がある。尾引84が長いほど、尾引84は主滴82から分離されやすくなり、ミストとなる液体の量が多くなる。このため、尾引84が長いほど、ノズル面124に付着する液体の量が多くなる傾向がある。ミストとなった液体は、ノズル面124のうち液体を吐出したノズル126に近い位置に付着する傾向がある。このため、ノズル面124のうちミスト化しやすい液体が吐出されるノズル126の周囲は、ミスト化しにくい液体が吐出されるノズル126の周囲より、高い頻度でのクリーニングの実行が必要となる。
図4は、液体の粘度と吐出特性との関係を示す表である。吐出特性とは、例えば、液体の粘度が標準の液体を標準の吐出量でノズル126から吐出可能な標準駆動パルスによって、液体の粘度が標準と異なる液体をヘッドユニット12から吐出した際における、液体の吐出量や尾引きの長さ等である。液体の粘度が標準より高い場合には、液体の吐出量は少なくなり、尾引84は短くなる。一方、液体の粘度が標準より低い場合には、液体の吐出量は多くなり、尾引84は長くなる。標準の粘度は、液体吐出装置100の製造時において想定されている液体の粘度である。なお、液体の粘度以外にも液体の表面張力が異なる場合にも吐出特性が異なる。表面張力に応じた吐出特性の変化によって、液体におけるミスト化の可能性も変化する。例えば、表面張力が小さい場合にはミスト化しやすい傾向があり、表面張力が大きい場合にはミスト化しにくい傾向がある。
液体は、液体供給源30から供給される液体の組成が異なる場合に、異なる粘度や表面張力を有する。液体の組成は、例えば、液体の色毎に異なる。また、同じ色の液体であっても、液体を製造する会社や設備が異なる場合には異なった組成を有する。このため、例えば液体吐出装置100を製造する会社によって推奨されている液体と、推奨されていない液体と、では、それぞれの液体における粘度や表面張力が異なる場合がある。また液体の粘度や表面張力は、製造時において同一の組成を有していた液体であっても、例えば液体が熱や乾燥や経時によって変質した場合等において変化する。例えば、熱や乾燥によって変質した場合には、液体の粘度は、高くなる。
液体の粘度や表面張力が変化した場合には、同じ累積吐出数であっても、ノズル面124に付着する液体の量が変化する。このため、液体の粘度の変化に応じて、クリーニングが必要となる程度の量の液体がノズル面124に付着するまでに要する累積吐出数が変化する。具体的には、上述のように、標準駆動パルスで吐出する場合は、標準粘度より低い粘度の液体は、尾引きが長くなりミスト化しやすい傾向があり、クリーニングが必要となる程度の量の液体がノズル面124に付着するまでに要する累積吐出数は、標準粘度の液体の場合より少なくなる。また、標準粘度より高い粘度の液体は、尾引きが短くなりミスト化は抑制される傾向があり、クリーニングが必要となる程度の量の液体がノズル面124に付着するまでに要する累積吐出数は、標準粘度の液体の場合より多くなる。しかし、一概に液体の標準粘度だけで、その液体のミスト化の傾向を判定できない。例えば、標準の粘度より高い粘度の液体は、標準駆動パルスでは吐出量が少なくなるから、液体の吐出量を標準と同等にするために吐出量を増加せる補正をした補正駆動パルスを用いて液体を吐出することもある。このような吐出量を増加せる補正をした補正駆動パルスを用いて液体を吐出すると、吐出量の増加に伴って液滴の飛翔速度も増加され尾引き84が長くなりミスト化しやすい傾向があり、クリーニングが必要となる程度の量の液体がノズル面124に付着するまでに要する累積吐出数は、標準粘度の液体の場合より少なくなる。また、標準の粘度より低い粘度の液体は、上述に様に標準駆動パルスでは吐出量が多くなるから、液体の吐出量を標準と同等にするために吐出量を減少させる補正をした補正駆動パルスを用いて液体を吐出することもある。このような吐出量を減少させる補正をした補正駆動パルスを用いて液体を吐出すると、吐出量の減少に伴って液滴の飛翔速度も低下され尾引き84が短くなりミスト化が抑制される傾向があり、クリーニングが必要となる程度の量の液体がノズル面124に付着するまでに要する累積吐出数は、標準粘度の液体の場合より多くなる。従って、使用中の液体のノズル面124への付着状況に応じて、クリーニングを行う頻度を決定するための累積吐出数の閾値を設定することで、吐出不良の発生を抑制する。
図5は、第1実施形態におけるクリーニング情報を変更する際に表示部52に表示される変更画面の一例を示す図である。使用者は、例えば、液体供給源30に収容されている液体を変更する際、具体的には、例えば液体供給源30の交換や液体供給源30への液体の補充を実行する際に、情報受付部54を用いて図5に示した情報を表示部52に表示させる。表示部52に表示されている情報は、使用者へのメッセージと、クリーニング情報に関する表示と、を含む。使用者へのメッセージは、使用者による操作を促すメッセージであり、本実施形態において「次のクリーニングまでの閾値を設定して下さい。」である。
クリーニング情報に関する表示は、各ノズル群126a〜126cから吐出される液体の色と、クリーニング情報の基準値と、クリーニング情報である設定値と、を含む。クリーニング情報の基準値は、色毎に予め定められたクリーニング実行タイミングを示す累積吐出数の閾値の基準値である。クリーニング情報である設定値は、現在設定されているクリーニング実行タイミングを示す累積吐出数の閾値の設定値である。本実施形態液体の色の表示において、CyとMaとYeとは、それぞれシアンとマゼンタとイエローとを意味する。クリーニング情報の基準値は、液体吐出装置100の工場出荷時に設定されている値であり、例えば、液体吐出装置100を製造するメーカーが推奨している液体の粘度や表面張力を基準として設定された値である。使用者は、情報受付部54を用いて、表示部52に表示されている設定値を色ごとに変更できる。変更された設定値は、記憶部に記憶される。制御部17は、記憶部に記憶された設定値を閾値として用いて、カウントされた累積吐出数が閾値に達した場合にクリーニングを実行する。このように、変更されたクリーニング情報に応じて、クリーニングが実行されるタイミングが変更されることにより、クリーニングの実行頻度が変更される。
図5では、基準値を定める際に基準とされた液体より粘度が低い液体が液体供給源30に補充される場合において、クリーニング情報の設定を変更する例を示している。上述のように、標準の粘度より低い粘度の液体は、吐出量を標準と同等にするために補正をした電圧を有する補正駆動パルスにより液体を吐出すると、ミスト化しにくい傾向があるから、使用者は、設定値を基準値より大きい値に変更することができる。これにより、クリーニング部40によるクリーニングの実行頻度を低くし、クリーニングが過剰にならないようにすることができる。逆に、標準の粘度より高い粘度の液体を使用する場合は、上述のように、吐出量を標準と同等にするために補正をした補正駆動パルスにより液体を吐出すると、ミスト化しやすい傾向があるから、使用者は、設定値を基準値より小さい値に変更することができる。これにより、クリーニング部40によるクリーニングの実行頻度を高くし、クリーニングが不足しないようにすることができる。
以上説明した第1実施形態によれば、液体吐出装置100は、クリーニング部40によるノズル部125のクリーニングの頻度に関係する情報であるクリーニング情報の入力を受け付ける情報受付部54を備える。このため、この液体吐出装置100では、クリーニング情報が変更されることにより、クリーニング部40によるノズル部125のクリーニングの頻度が変更される。これにより、液体吐出装置100が使用される際における種々の条件が変化した場合、本実施形態においてノズル126から吐出される液体が、組成の異なる液体に変更された場合には、クリーニングの頻度の変更が可能である。このため、ヘッドユニット12から吐出される液体が組成の異なる液体に変更された場合において、クリーニングが適切なタイミングで実施されない可能性が低減される。したがって、クリーニングの頻度が不足することによる吐出不良の発生が抑制できる。また、クリーニングの頻度が過剰であることによる弊害、例えば、クリーニングによる液体の過剰な消費やワイピングによるノズル面124の摩耗、が抑制される。同様に、液体が熱や乾燥や経時によって粘度や表面張力が変化し吐出特性が変化した場合にも、クリーニングが適切なタイミング実施されるようにクリーニングの頻度の変更が可能である。
また以上説明した第1実施形態によれば、制御部17は、各ノズル群126a〜126cの累積吐出数が閾値としての設定値に到達した場合に、クリーニング部40にクリーニングを実行させる。このため、この液体吐出装置100では、クリーニング情報である設定値と累積吐出数とを関連させて、クリーニングの実行のタイミングを制御することができる。累積吐出数は、一回の印刷、すなわち1つの印刷ジョブにおいて吐出される液滴量がばらついている場合であっても、吐出が行われた時間や印刷の枚数と比べて、発生するミストの量との相関が高い。したがって、吐出が行われた時間や印刷の枚数と関連させてクリーニングの実行のタイミングを制御する場合と比べて、クリーニングが適切なタイミングで実施されない可能性がより低減される。
また以上説明した第1実施形態によれば、クリーニング情報は、第1色クリーニング情報及び第2色クリーニング情報を有する。情報受付部54は、第1色クリーニング情報及び第2色クリーニング情報の入力を受け付ける。第1色クリーニング情報は、クリーニング部40による第1色の液体を吐出する第1ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報であり、第1色の累積吐出数の閾値の設定値である。第2色クリーニング情報は、クリーニング部40による第1色とは異なる第2色の液体を吐出する第2ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報であり、第2色の累積吐出数の閾値の設定値である。第1色は、ノズル部125によって吐出される複数の色のうちの一つ、例えばイエローである。また第2色は、ノズル部125によって吐出される複数の色のうち第1色とは異なる色、例えばマゼンタである。このため、液体吐出装置100は、第1色と第2色とのそれぞれの色の液体に応じて設定された第1クリーニング情報と第2クリーニング情報とを用いて、クリーニングの頻度の変更が可能である。したがって、液体吐出装置100は、液体の色毎にクリーニングの頻度を変更できる。
B.第2実施形態
図6は、第2実施形態におけるクリーニング情報を変更する際に表示部52に表示される変更画面の一例を示す図である。第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2実施形態に係る液体吐出装置100では、液体供給源30に収容されている液体を変更する際に、表示部52に表示される情報、具体的には、クリーニング情報に関する表示が異なる。
第2実施形態において、表示部52は、クリーニング情報である設定値の候補となる複数の選択肢をそれぞれの色毎に表示する情報表示部としても機能する。本実施形態において、クリーニング情報の候補となる選択肢は、具体的な数値ではなく、基準値を「中」として累積吐出数の閾値を相対的に示している。具体的には、選択肢は、基準値より小さい累積吐出数の閾値である「小」と、基準値と同一の累積吐出数の閾値である「中」と、基準値より大きい累積吐出数の閾値である「大」と、の3つである。3つの選択肢には、それぞれ対応する累積吐出数の閾値が予め設定されている。例えば、「小」に対応する累積吐出数の閾値は、基準値の80%に設定されている。また、「大」に対応する累積吐出数の閾値は、基準値の120%に設定されている。使用者が情報受付部54を用いて、これらの3つの選択肢から設定値を選択することによって、クリーニング情報の入力が受け付けられる。制御部17は、クリーニング情報の候補に応じて予め設定されている累積吐出数の閾値のうち、情報受付部54により受け付けられた選択肢に対応する累積吐出数の閾値を用いることで、クリーニングの実行頻度を変更する。なお、本実施形態において選択肢の数は3つである。しかし、選択肢の数はこれに限定されない。例えば、選択肢の数は、2つであってもよく、また4つ以上であってもよい。なお、選択肢は、累積吐出数の閾値を相対的に示しているが、これに限定されない。選択肢は、例えば、累積吐出数の閾値の候補としての具体的な数値であってもよい。または、選択肢は、例えば、クリーニングの実行頻度を相対的に示す表示であってもよい。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同一の構成を有する点において、第1実施形態と同様の効果を有する。さらに、第2実施形態の液体吐出装置100は、クリーニング情報の候補となる複数の選択肢を表示し、その中から選択することによりクリーニング情報を入力できる。したがって、使用者がクリーニング情報を入力する際における手間を低減できる。
C.第3実施形態
図7は、第3実施形態に係る液体吐出装置300の内部構成を示す模式図である。第3実施形態の説明において、第1実施形態および第2実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。第3実施形態に係る液体吐出装置300は、ノズル面124を撮像する撮像部302を備える点において、第1実施形態および第2実施形態に係る液体吐出装置100と異なる。また、液体吐出装置300は、クリーニング情報を変更する際において実行される処理の内容において、第1実施形態および第2実施形態に係る液体吐出装置100と異なる。
撮像部302は、使用者によるクリーニング情報の変更の際に用いられるノズル面124の状態を示す画像を撮像する。撮像部302には、可視光領域での撮像が可能な一般的な撮像装置を含む種々の撮像装置が利用可能である。また、撮像部302には、ノズル面124に光を照射するための光源を有していてもよい。表示部52は、撮像部302によって撮像された画像を表示する画像表示部としても機能する。
本実施形態では、使用者の操作によりクリーニング情報の変更の開始が指示されることにより、クリーニング情報の設定の変更するための設定変更処理が実行される。本実施形態における設定変更処理では、クリーニング情報の変更の際の参考としてノズル面124の撮像画像が表示部52に表示される。設定変更処理において表示される撮像画像は、予め定められたパターンの画像データであるテストパターンの印刷の後に、撮像される。またテストパターンを印刷する枚数は、変更可能である。テストパターンを印刷する枚数は、クリーニング情報の変更の開始を指示する際に、使用者によって設定される。
図8は、第3実施形態において実行されるクリーニング情報の設定変更処理のフローチャートである。制御部17は、使用者の操作によりクリーニング情報の変更の開始が指示されることにより、クリーニング情報の設定変更処理を開始する。処理が開始されると、まず、ステップS102の処理が実行される。
ステップS102の処理において、制御部17は、クリーニング部40を含む各構成に対してクリーニング処理の実行を指示する。本実施形態において実行されるクリーニング処理には、少なくともワイピングが含まれている。このため、クリーニング情報の設定値の変更処理が開始される前においてノズル面124に付着した液体が取り除かれる。ステップS102の処理の後に、制御部17は、ステップS104の処理を実行する。
ステップS104の処理において、制御部17は、累積吐出数のカウントをリセットする。これにより、ステップS102におけるクリーニング処理の前においてカウントされていた累積吐出数がリセットされ、累積吐出数が0になる。ステップS104の処理の後に、制御部17は、ステップS106の処理を実行する。
ステップS106の処理において、制御部17は、テストパターンの印刷を指示する。テストパターンは、予め定められたパターンの画像であり、印刷に必要な吐出数が既知な画像である。液体吐出装置300において、テストパターンを示す画像データは、予め記憶されている。テストパターンは、各ノズル126から吐出される液滴の数が同一になる画像、例えばベタパターンの画像、であることが好ましい。本実施形態において、テストパターンは、印刷領域をベタ塗りにするベタパターンの画像である。なお、本実施形態において、ステップS106でテストパターンを印刷する代わりに、キャップ44または図示しないフラッシングボックスに所定数の液滴を吐出させることもできる。ステップS106の処理の後に、制御部17は、ステップS108の処理を実行する。
ステップS108の処理において、制御部17は、撮像部302にノズル面124の撮像を指示する。撮像部302によって撮像された撮像画像は、読み出し可能な状態で記憶部に記憶される。撮像部302によるノズル面124の撮像が実行される際には、撮像部302とノズル面124との位置関係が撮像の実行が可能な位置関係に調整される。具体的には、ヘッドユニット12の位置が撮像部302の+Z方向側になるように、キャリッジ19が移動する。なお、撮像部302が移動可能な場合には、撮像部302が移動することによって、撮像部302とノズル面124との位置関係が調整されてもよい。ステップS108の処理の後に、制御部17は、ステップS110の処理を実行する。
ステップS110の処理において、制御部17は、テストパターンの印刷枚数が予め設定された設定枚数に到達したか否かを判定する。設定枚数は、クリーニング情報の変更の開始を指示する際に設定された枚数である。
ステップS110の処理の結果がNoである場合、つまり設定枚数に到達していない場合には、制御部17は、ステップS106の処理を再度実行する。このため、設定枚数に到達するまで、試験用画像の印刷と、ノズル面124の撮像と、が繰り返される。ステップS110の処理の結果がYesである場合、つまり設定枚数に到達している場合には、制御部17は、ステップS112の処理を実行される。
ステップS112の処理において、制御部17は、表示部52にクリーニング情報を変更のための変更画面の表示を実行させる。ステップS112の完了の後に、設定変更処理が終了される。
図9は、第3実施形態におけるクリーニング情報を変更する際に表示部52に表示される変更画面の一例を示す図である。本実施形態では、設定の変更を行う色を選択可能であり、選択された色についての、基準値と、設定値と、印刷枚数と、撮像画像と、基準画像と、が表示される。印刷枚数は、試験用画像を何枚印刷した後における撮像画像が表示されているかを示している。基準画像は、撮像画像を評価するための基準として設定されている画像である。撮像画像は、図8におけるステップS108において撮像された画像である。基準画像は、例えば、メーカーによって仕様が推奨されているインクが用いられている場合において撮像された画像である。基準値と設定値は、第2実施形態と同様の表示であり、使用者が情報受付部54を用いて、選択肢から設定値を選択することによって、クリーニング情報の入力が受け付けられる。基準値と設定値は、第1実施形態と同様の表示とし、使用者が情報受付部54を用いて数値を入力することによって、クリーニング情報の入力が受け付けられる構成とすることもできる。
本実施形態において、表示部52に表示される、基準画像と撮像画像とは、互いに累積液定数が同一である状態、具体的には、印刷枚数に示される同一の枚数のテストパターンを印刷した状態におけるノズル面124の様子を示している。表示する基準画像と撮像画像は、使用者の操作によって変更可能であり、情報受付部54を用いて使用者により変更された印刷枚数に対応する基準画像と撮像画像とが、制御部17により記憶部から読み出されて表示部52に表示される。基準画像は、表示されていなくてもよい。また、ノズル面124の基準画像に代えて、もしくは加えて、図8のステップS102とステップS106との間の期間におけるクリーニング後のノズル面124の撮像画像を基準画像として表示してもよい。また、基準画像には、例えば、クリーニングが必要な状態におけるノズル面124の様子を示す画像であってもよい。
以上説明した第3実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態と、同一の構成を有する点において、同様の効果を有する。さらに、使用者がクリーニング情報を入力する際に、ノズル面124の撮像画像を参考にすることができるので、より適切にクリーニングの頻度を変更できる。
D.第4実施形態
図10は、第4実施形態に係る液体吐出装置400の内部構成を示す模式図である。第4実施形態の説明において、上記第1実施形態から第3実施形態と同様の構成および処理については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。第4実施形態に係る液体吐出装置400は、ノズル面124に付着した液体を検知するセンサーを有する液体検知部402を備える点において、第1実施形態から第3実施形態に係る液体吐出装置100、300と異なる。また、液体吐出装置400は、クリーニング情報を変更する際において実行される処理の内容において、第1実施形態から第3実施形態に係る液体吐出装置100、300と異なる。
液体検知部402は、使用者によるクリーニング情報の変更の際に用いられるノズル面124に付着した液体の量を示す情報を作成するために用いられる。液体検知部402に用いられるセンサーには、ノズル面124に付着した液体を検知可能な種々のセンサー、が利用可能である。液体検知部402に用いられるセンサーには、例えば、距離センサーや光センサーを用いることができる。距離センサーは、例えば、ノズル面124に付着した液滴による距離センサーからノズル面124までの距離の変化に応じてノズル面124に付着した液体を検知できる。光センサーは、例えば、ノズル面124に付着した液滴によるノズル面124の光の反射率の変化に応じてノズル面124に付着した液体を検知できる。本実施形態において、液体検知部402は、光センサーを有している。この場合において、液体検知部402は、ノズル面124に光を照射するための光源を有している。液体検知部402によって検知された情報は、検知情報表示部としても機能する表示部52に表示される。
図11は、液滴Msが付着していない場合と液滴Msが付着している場合とにおける液体検知部402による液体の検知の様子を比較するための表である。図11の紙面上側には、液滴Msが付着していない場合と液滴Msが付着している場合とのそれぞれにおける液体検知部402による検知の様子が模式的に示されている。液体検知部402は、移動方向Mdに沿って移動しながら、ノズル面124に付着した液滴Msの有無の検知を行う。移動方向Mdは、本実施形態において、ノズル群126が配列される方向である。また、図11の紙面下側には、液滴Msが付着していない場合と液滴Msが付着している場合とのそれぞれにおける液体検知部402によって検知された情報が模式的に示されている。液体検知部402によって検知された情報は、縦軸を反射率とし、横軸を移動方向Mdにおける位置とするグラフとして示されている。液体検知部402によって検知された反射率は、グラフ中に実線で表示される。比較用に液滴Msが付着していない場合の反射率を、グラフ中に破線で表示することもできる。液体検知部402によって検出される反射率は、液滴Msが付着していない場合と比べて、液滴Msが付着している場合に小さくなる。これは、ノズル面124と比べて、液体における光の反射率が低いためである。
図12は、第4実施形態において実行されるクリーニング情報の設定変更処理のフローチャートである。制御部17は、使用者の操作によりクリーニング情報の変更の開始が指示されることにより、クリーニング情報の設定変更処理を開始する。処理が開始されると、まず、第3実施形態と同様にステップS102〜ステップS106の処理が実行される。なお、本実施形態において、ステップS106でテストパターンを印刷する代わりに、キャップ44または図示しないフラッシングボックスに所定数の液滴を吐出させることもできる。ステップS106の処理の後に、制御部17は、ステップS208の処理を実行する。
ステップS208の処理において、制御部17は、液体検知部402にノズル面124に付着した液体の検知を指示する。液体検知部402によって取得された情報は、読み出し可能な状態で記憶部に記憶される。液体検知部402によるノズル面124に付着した液体の検知が実行される際には、液体検知部402とノズル面124との位置関係が検知の実行が可能な位置関係に調整される。具体的には、ヘッドユニット12の位置が液体検知部402の+Z方向側になるように、キャリッジ19が移動する。なお、液体検知部402が移動可能な場合には、液体検知部402が移動することによって、液体検知部402とノズル面124との位置関係が調整されてもよい。ステップS208の処理の後に、制御部17は、ステップS110として、テストパターンの印刷枚数が予め設定された設定枚数に到達したか否かを判定する。ステップS110の処理の結果がNoである場合には、制御部17は、ステップS106の処理を再度実行する。ステップS110の処理の結果がYesである場合には、制御部17は、ステップS210の処理を実行される。
ステップS210の処理において、制御部17は、吐出不良の発生リスクが生じる累積吐出数である限界吐出数の予測を行う。限界吐出数の予測は、ステップS208で取得された情報を用いて行われる。予測には、予め準備された反射率と累積吐出数との関係を示すテーブルや統計的手法等を用いることができる。ステップS210の処理の後に、制御部17は、ステップS112の処理として、表示部52にクリーニング情報を変更のための変更画面の表示を実行させる。ステップS112の完了の後に、設定変更処理が終了される。
図13は、第4実施形態におけるクリーニング情報を変更する際に表示部52に表示される変更画面の一例を示す図である。表示部52には、クリーニング情報に関する表示として、各ノズル群126a〜126cから吐出される液体の色と、設定値と、限界吐出数の予測値を示す情報を表示する検知情報表示部と、が表示されている。限界吐出数の予測値を示す情報を表示する検知情報表示部には、液体検知部402により検知された反射率と検知時の累積吐出数との関係を示すグラフと、吐出不良の発生リスクが生じる反射率を示す破線と、設定値を示す一点鎖線とが示されている。グラフに示された設定値は、使用者の操作によって設定値が変更されると、変更に応じて変化する。
図14は、図13において示されているグラフを説明する図である。表示部52に示されたグラフには、累積吐出量と液体検知部402により検知された反射率との関係を示す直線が表示されている。このグラフでは、縦軸が反射率であり、横軸が累積吐出数である。ステップS308での液体検知部402による検出結果に応じて制御部17が算出した反射率と累積吐出数との関係を示す直線PLが実線で示されている。また、吐出不良の発生し得るノズル面124への液体の付着量に対応する限界反射率thが破線で示されている。限界反射率thより反射率が小さい場合には、吐出不良の発生のリスクが大きいことを示している。設定値P1が一点鎖線で示されている。限界反射率thは、例えば、実験的に求められている。限界反射率thは、例えば、吐出不良が発生し始める程度にノズル面124に液体が付着した状態でのノズル面124の反射強度の分布に応じて決定されている。直線PLと限界反射率thとの交差する吐出数Pcは、吐出不良が発生し始める累積吐出数として予測される限界吐出数に対応する。使用者は、設定値P1を吐出数Pcより小さくすることによって、吐出不良の発生のリスクを低減できる。
以上説明した第4実施形態によれば、第1から第3実施形態と、同一の構成を有する点において、同様の効果を有する。さらに、第4実施形態によれば、使用者がクリーニング情報を入力する際に、ノズル面124に付着した液体を検知するセンサーによって検知された情報を参考にすることができる。したがって、より適切にクリーニングの頻度の変更が可能である。
E.第5実施形態
第5実施形態の説明において、上記第1実施形態から第4実施形態と同様の構成および処理については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。第5実施形態に係る液体吐出装置100は、複数のノズルのうち液体の吐出が正常に実行されていない不良ノズルを検出する不良検出部を備える点において、第1実施形態に係る液体吐出装置100と異なる。また、液体吐出装置100は、クリーニング情報を変更する際において実行される処理の内容において、第1実施形態から第4実施形態に係る液体吐出装置100、300、400と異なる。
不良検出部は、使用者によるクリーニング情報の変更の際に用いられる不良ノズル情報を作成するために用いられる。不良検出部は、ヘッドユニット12に備えられた駆動素子である圧電素子および圧電素子の逆起電力信号を検出し吐出不良の有無を判定する判定部としても機能する制御部17である。圧電素子は、ノズル126から液体を吐出するアクチュエーターとしての機能と、圧電素子が駆動された時の圧力室内の液体の圧力変動である残留振動を検出するセンサーとしての機能と、を有する。不良検出部は、例えば、圧電素子が駆動されたときの圧力室内のインクに生じる圧力振動である残留振動による圧電素子の逆起電力信号に基づいて、吐出不良を検出する。不良検出部によって検知された情報は、不良表示部としても機能する表示部52に表示される。
図15は、第5実施形態において実行されるクリーニング情報の設定変更処理のフローチャートである。制御部17は、使用者の操作によりクリーニング情報の変更の開始が指示されることにより、クリーニング情報の設定変更処理を開始する。処理が開始されると、まず、第3実施形態と同様にステップS102〜ステップS106の処理が実行される。なお、本実施形態において、ステップS106でテストパターンを印刷する代わりに、キャップ44または図示しないフラッシングボックスに所定数の液滴を吐出させることもできる。ステップS106の処理の後に、制御部17は、ステップS308の処理を実行する。
ステップS308の処理において、制御部17は、吐出不良検出処理を実行する。吐出不良検出処理の結果、例えば、検出時の累積吐出数と吐出不良が発生しているノズル126の数は、読み出し可能な状態で記憶部に記憶される。本実施形態において、吐出不良検出処理は、各ノズル126に対応する圧電素子に駆動信号、すなわち駆動パルスが印加された際の圧力室内の液体の圧力変動である残留振動を検出することによって実行される。残留振動は、各ノズル126での液滴吐出後、各ノズル126に対応する圧電素子を駆動信号の印加回路から検出信号回路に接続を切り替え、各ノズル126の液滴吐出後の圧力室内の液体の残留振動による圧電素子の逆起電力信号を用いて検出される。なお、吐出不良検出処理は、これに限定されず、種々の公知の吐出不良検出技術を用いて実行されてもよい。例えば、キャップ44内部に図示しない電極部材を配設し、当該電極部材とノズル面124との間に電界を付与し、ノズル126から液体が吐出され着弾するまでの電圧変化を検出信号として制御部17が取得する。制御部17は、上記検出信号の変化に基づいて吐出不良の有無を判定することもできるまた、例えば、媒体20に吐出不良検査用のテストパターンを印刷して、印刷されたテストパターンを撮像し、撮像された画像を用いて吐出不良の発生を判定させてもよい。また、テストパターンを印刷した際に消費される液体の重量を用いて吐出不良の発生を判定させてもよく、ノズル126から吐出される液体を光学的に検出することによって吐出不良の発生を判定させてもよい。
ステップS308の処理の後に、制御部17は、ステップS310として、吐出不良が発生したか否かを判定する。ステップS310の処理の結果がNoである場合、例えば、吐出不良と判定されたノズル126の数が所定数未満の場合には、制御部17は、ステップS106の処理を再度実行する。ステップS310の処理の結果がYesである場合、例えば、吐出不良と判定されたノズル126の数が所定数以上の場合には、制御部17は、ステップS312の処理を実行される。
ステップS312の処理において、制御部17は、ステップS308の結果を用いて、記憶部から、ステップS310で吐出不良が発生したと判定された時の累積吐出数を取得する。ステップS312の処理の後に、制御部17は、ステップS112の処理として、表示部52にクリーニング情報を変更のための変更画面の表示を実行させる。ステップS112の完了の後に、設定変更処理が終了される。
図16は、第5実施形態におけるクリーニング情報を変更する際に表示部52に表示される変更画面の一例を示す図である。表示部52には、クリーニング情報に関する表示として、各ノズル群126a〜126cから吐出される液体の色と、色毎に予め定められたクリーニング情報の基準値と、現在設定されているクリーニング情報である設定値と、に加えて、さらに吐出不良検出処理で吐出不良が発生したと判定された時における累積吐出数である不良ノズル情報を示す不良表示部とが表示されている。不良ノズル情報は、図15のステップS312の処理で取得された吐出不良が発生したと判定された時の累積吐出数の値である。
以上説明した第5実施形態によれば、第1から第4実施形態と、同一の構成を有する点において、同様の効果を有する。さらに、第5実施形態によれば、使用者がクリーニング情報を入力する際に、不良ノズル情報を参考にすることができる。より適切にクリーニングの頻度の変更が可能である。
F.第6実施形態
第6実施形態の説明において、上記第1実施形態から第5実施形態と同様の構成および処理については、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。第6実施形態に係る液体吐出装置100は、クリーニング情報の設定変更処理において、テストパターンの印刷を行うことなく、吐出不良の発生リスクが生じる累積吐出数である限界吐出数の予測が行われる点において異なる。
図17は、第6実施形態において実行されるクリーニング情報の設定変更処理のフローチャートである。制御部17は、使用者の操作によりクリーニング情報の変更の開始が指示されることにより、クリーニング情報の設定変更処理を開始する。処理が開始されると、まず、ステップS402の処理が実行される。
ステップS402の処理において、制御部17は、不良ノズルの数を取得する。本実施形態において、不良ノズルの数は、使用者によって情報受付部54を用いて入力される。具体的には、例えば、使用者は、印刷後の媒体20において発生している不良ノズルの数を目視によって確認し、確認した数をクリーニング情報の変更の開始の指示を行う際に、情報受付部54を用いて入力する。なお、不良ノズルの数は、制御部17が、第5実施形態における不良ノズルを検出する不良検出部を用いて吐出不良検出処理を実施し、それによって検出された情報である吐出不良が発生しているノズル126の数を不良ノズルの数として取得してもよい。この場合には、使用者による不良ノズルの数の入力は不要である。ステップS402の処理の後に、制御部17は、ステップS404の処理を実行する。ステップS404の処理において、制御部17は、現在の累積吐出数を取得する。ステップS404の処理の後に、制御部17は、ステップS406の処理を実行する。
ステップS406の処理において、制御部17は、限界吐出数の予測を行う。予測には、ステップS402において取得された不良ノズルの数と、ステップS404において取得された累積吐出数と、が用いられる。具体的には、例えば、以下に示す式(1)によって求められる。
限界吐出数=累積吐出数÷(不良ノズルの数+1)×安全率 ・・・(1)
式(1)において、不良ノズルの数に1を加えられているのは、不良ノズルの数がゼロである場合であっても、限界吐出数の算出を可能とするためである。安全率は、1未満の正の値であり、例えば0.1以上0.9以下の値に設定されている。なお、限界吐出数を算出する式は上述の式(1)に限定されず、吐出不良の発生リスクが生じる累積吐出数である限界吐出数を算出できる他の式を適宜設定できる。
ステップS406の後に、制御部17は、ステップS112の処理を実行される。
ステップS112の処理において、制御部17は、表示部52にクリーニング情報を変更のための変更画面の表示を実行させる。変更画面は、図16に示される第5実施形態の変更画面に類似し、第5実施形態の不良ノズル情報に代えて、ステップS406において算出された限界吐出数が表示される。このため、使用者は、クリーニング情報を変更する際に、限界吐出数を参照することができる。ステップS112の完了の後に、設定変更処理が終了される。
以上説明した第6実施形態によれば、第1から第5実施形態と、同一の構成を有する点において、同様の効果を有する。さらに、第6実施形態によれば、クリーニング情報の設定変更処理において、テストパターンの印刷が行われない。したがって、テストパターンの印刷による液体の消費を低減できる。また、テストパターンの印刷による使用者の手間が低減される。
G.他の実施形態
G1.第1の他の実施形態
上記実施形態において、液体の粘度や表面張力等の液体の性質に応じて、クリーニング情報を変更する場合が説明されている。しかし、クリーニング情報は、液体の粘度や表面張力等の液体の性質以外の、液体吐出装置100が使用される際における種々の条件に応じて変更されてもよい。例えば、液体吐出装置100、300、400が使用される使用環境条件に応じて変更されてもよい。具体的には、例えば情報受付部54は、第1環境クリーニング情報及び第2環境クリーニング情報の入力を受け付ける。第1環境クリーニング情報は、第1使用環境において液体吐出装置100、300、400が用いられる場合に用いられる。第2環境クリーニング情報は、第1環境とは異なる第2使用環境において液体吐出装置100、300、4000が用いられる場合に用いられる。
使用環境条件は、例えば、湿度や温度である。例えば、湿度が低い場合には、湿度が高い場合と比べて、液体の乾燥が進行しやすい。このため、湿度が低い環境で液体吐出装置100、300、400が用いられる場合には、液体の粘度が高くなる傾向があり、クリーニングの実行頻度を高くすることが好ましい。また、例えば、温度が高い場合には、温度が低い場合と比べて、液体の乾燥が進行しやすい。このため、温度が高い環境で液体吐出装置100、300、400が用いられる場合には、液体の粘度が高くなる傾向があり、クリーニングの実行頻度を高くすることが好ましい。環境に応じたクリーニング情報の変更は、使用者の操作によって行われてもよく、また、制御部17によって自動的に実行されてもよい。環境に応じたクリーニング情報の変更を行う場合には、液体吐出装置100、300、400は、使用環境の温度や湿度を示す環境情報を取得する環境取得部を有していてもよい。環境取得部は、例えば、使用環境条件として温度を用いる場合には温度センサーであり、また、使用環境条件として湿度を用いる場合には湿度センサーである。環境取得部によって取得された環境情報に基づいて使用環境に応じて設定されたクリーニング情報を用いることができるので、液体吐出装置100、300、400は、より適切にクリーニングの頻度の変更が可能である。
図18は、使用環境に応じたクリーニング情報の変更の一例を示す表である。図18に示した例において、使用環境条件は、温度である。制御部17は、記憶部に記憶された複数の温度毎に設定されたクリーニング情報テーブルを用いてもよい。例えば、図18に示すように、記憶部に記憶されたクリーニング情報テーブルには、15℃と25℃と40℃とのそれぞれの温度に応じたクリーニング情報として設定値が設定されている。この場合において、第1環境クリーニング情報は例えば15℃において設定されたクリーニング情報であり、第2環境クリーニング情報は例えば25℃において設定されたクリーニング情報である。図18の例では、温度が高くなるにつれてクリーニングを行う頻度を決定するための設定値である累積吐出数の閾値が小さくなるように補正されている。制御部17は、液体吐出装置100、300、400が使用される環境に応じて、使用環境と最も近い温度において設定されたクリーニング情報を用いることによって、クリーニングの実行頻度を変更する。なお、制御部17は、使用環境に応じたクリーニング情報の補正を実行することによって、使用環境に応じてクリーニング情報を変更してもよい。例えば、制御部17は、使用環境に応じた累積吐出数の閾値である設定値の補正式を予め記憶していてもよい。この場合、例えば第1使用環境における値が決定されることにより、制御部17は、使用環境の差に応じた補正式により、第2使用環境を含むその他の使用環境のクリーニング情報を補正する。
また、クリーニング情報は、使用環境以外の条件に応じて変更されてもよい。例えば、液体吐出装置100、300、400の印刷で使用される媒体20に応じて変更されてもよい。具体的には、例えば情報受付部54は、第1媒体クリーニング情報及び第2媒体クリーニング情報の入力を受け付ける。第1媒体クリーニング情報は、液体吐出装置100、300、4000において媒体20として第1媒体が用いられる場合に用いられる。第2媒体クリーニング情報は、液体吐出装置100、300、4000において媒体20として第1媒体とは異なる第2媒体が用いられる場合に用いられる。第1媒体と第2媒体とでは、印刷時のミストの発生のリスクが異なる。例えば、第1媒体が普通紙であり、第2媒体が、第1媒体と比べて帯電しやすいコート紙等の媒体である場合には、第2媒体が使用された場合のミストの発生リスクが大きい。このため、媒体20がコート紙である第2媒体である場合には、クリーニングの実行頻度を高くすることが好ましい。また、例えば、ミストの発生リスクは、媒体の表面における液体の跳ね返りの発生のしやすさによっても変化する。このように、使用する媒体20に応じたクリーニング情報を変更することで、液体吐出装置100、300、400は、より適切にクリーニングの頻度の変更が可能である。
G2.第2の他の実施形態
上記実施形態において、クリーニング情報は、累積吐出数の閾値によって設定されている。しかし、クリーニング情報は、これに限定されない。クリーニング情報は、吐出不良発生のリスクとの相関を有するパラメーターである限りにおいて、種々のパラメーターによって設定されていてもよい。例えば、クリーニング情報は、印刷枚数の閾値や使用期間の閾値によって設定されていてもよい。クリーニング情報が累積吐出数の閾値以外のパラメーターによって設定されている場合には、制御部17は、カウント部として印刷枚数や使用期間をカウントする機能を有する。
G3.第3の他の実施形態
上記実施形態において、クリーニング情報の設定変更処理は、使用者の操作に応じて開始されている。しかし、クリーニング情報の設定変更処理は、自動的に開始されてもよい。例えば、液体供給源30が交換された場合や液体供給源30に液体が補充された場合に、自動的に開始されてもよい。自動的に開始される場合には、使用者がクリーニング情報の変更を忘れる危険性が低減される。
G4.第4の他の実施形態
上記実施形態において、クリーニング情報は、ワイピングや加圧・吸引クリーニングやフラッシングなどの複数のクリーニング処理に共通に設定されている。しかし、クリーニング情報は、クリーニングの種類毎に設定されてもよい。具体的には、例えば、ワイピングの実行頻度に関係するクリーニング情報と、フラッシングの実行頻度に関係するクリーニング情報と、がそれぞれ設定されていてもよい。
G5.第5の他の実施形態
上記実施形態において、クリーニング情報は、第1色クリーニング情報と第2色クリーニング情報とを含み、吐出される液体の色毎に設定されている。しかし、クリーニング情報は、これに限定されない。例えば、クリーニング情報は、全色で共通に設定されていてもよい。この場合には、例えば、最も吐出不良のリスクが高い色に応じて、全色で共通のクリーニング情報を設定してもよい。
G6.第6の他の実施形態
上記実施形態において、クリーニング情報の設定値の変更は、使用者の操作による入力によって行われている。しかし、クリーニング情報の設定値の変更は、制御部17によって自動的に実行されてもよい。例えば、第4実施形態に係る液体吐出装置400のように吐出不良が発生し始める累積吐出数として予測される限界吐出数を予測可能である場合には、制御部17により、予測の結果に応じて、制御部17によって自動的に適切なクリーニング情報の設定値に変更されてもよい。
以上説明した第1から第6の他の実施形態によれば、上記第1実施形態から第6実施形態と同様の構成を有する点において、同様の効果を奏する。
G7.第7の他の実施形態
本開示は、インクジェットプリンターに限らず、インクを含む種々の液体を吐出する任意の液体吐出装置及にも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体吐出装置に適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材吐出装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材吐出装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を吐出する液体吐出装置
(5)精密ピペットとしての試料吐出装置
(6)潤滑油の吐出装置
(7)樹脂液の吐出装置
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する液体吐出装置
(9)光通信素子等に用いられる光学レンズである微小半球レンズなどを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を吐出する液体吐出装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置。
なお、「液滴」とは、液体吐出装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体吐出装置が吐出させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、液体吐出装置が提供される。この液体吐出装置は、液体を液滴として吐出する複数のノズルが形成されたノズル部を有する液体吐出ヘッドと、前記ノズル部をクリーニングするクリーニング部と、前記クリーニング部による前記ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報であるクリーニング情報の入力を受け付ける情報受付部と、前記クリーニング情報に応じて前記クリーニング部に対して前記クリーニングの実行を指示する制御部と、を備える。このため、この液体吐出装置では、クリーニング情報が変更されることにより、クリーニング部によるノズル面のクリーニングの頻度が変更される。これにより、液体吐出装置が使用される際における種々の条件が変化した場合には、クリーニングの頻度の変更が可能である。したがって、液体吐出装置が使用される際における種々の条件が変化した場合に、クリーニングが適切なタイミングで実施されない可能性が低減される。
(2)上記形態の液体吐出装置は、さらに、前記ノズル部によって前記液滴が吐出された回数である累積吐出数をカウントするカウント部を備え、前記クリーニング情報は、前記累積吐出数の閾値である設定値であり、前記制御部は、前記累積吐出数が前記設定値に到達した場合に、前記クリーニング部に前記クリーニングを実行させてもよい。この形態の液体吐出装置によれば、累積吐出数が設定値に到達した場合に、クリーニング部にクリーニングを実行させることができる。
(3)上記形態の液体吐出装置は、さらに、前記クリーニング情報の候補となる複数の選択肢を表示する情報表示部を備えてもよい。この形態の液体吐出装置によれば、使用者がクリーニング情報を入力する際における手間を低減できる。
(4)上記形態の液体吐出装置は、さらに、前記ノズル部のうち前記複数のノズルが開口するノズル面を撮像する撮像部と、撮像された前記ノズル面の画像を表示する画像表示部と、を備えてもよい。この形態の液体吐出装置によれば、使用者がクリーニング情報を入力する際に、ノズル面の画像を参考にすることができるので、より適切にクリーニングの頻度を変更できる。
(5)上記形態の液体吐出装置は、さらに、前記ノズル部のうち前記複数のノズルが開口するノズル面に付着した液体を検知するセンサーと、前記センサーによって検知された情報を表示する検知情報表示部さらに、前記ノズル部のうち前記複数のノズルが開口するノズル面に付着した液体を検知するセンサーと、前記センサーによって検知された情報を表示する検知情報表示部と、を備えてもよい。この形態の液体吐出装置によれば、使用者がクリーニング情報を入力する際に、ノズル面に付着した液体を検知するセンサーによって検知された情報を参考にすることができる。
(6)上記形態の液体吐出装置は、さらに、前記複数のノズルのうち液体の吐出が正常に実行されていない不良ノズルを検出する不良検出部と、前記不良検出部によって検出された不良ノズル情報を表示する不良表示部と、を備えてもよい。この形態の液体吐出装置によれば、使用者がクリーニング情報を入力する際に、不良ノズル情報を参考にすることができる。
(7)上記形態の液体吐出装置において、前記ノズル部は、前記複数のノズルから第1色の液体を吐出する複数のノズルを含む第1ノズル部と、前記第1色とは異なる第2色の液体を吐出する複数のノズルを含む第2ノズル部と、を有し、前記クリーニング情報は、前記クリーニング部による前記第1ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報である第1色クリーニング情報と、前記クリーニング部による前記第2ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報である第2色クリーニング情報と、を有し、前記情報受付部は、前記クリーニング情報として前記第1色クリーニング情報と前記第2色クリーニング情報との入力を受け付け、前記制御部は、前記第1色クリーニング情報に応じて前記クリーニング部に対して前記第1ノズル部のクリーニングの実行を指示し、前記第2色クリーニング情報に応じて前記クリーニング部に対して前記第2ノズル部のクリーニングの実行を指示してもよい。この形態の液体吐出装置によれば、第1色と第2色とのそれぞれの色の液体に応じて設定されたクリーニング情報を用いて、クリーニングの頻度の変更が可能である。
(8)上記形態の液体吐出装置において、前記クリーニング情報は、第1使用環境において前記液体吐出装置が用いられる場合に用いられる第1環境クリーニング情報と、前記第1使用環境とは異なる第2使用環境において前記液体吐出装置が用いられる場合に用いられる第2環境クリーニング情報と、を含んでもよい。この形態の液体吐出装置によれば、使用環境毎に設定されたクリーニング情報を用いて、クリーニングの頻度の変更が可能である。
(9)上記形態の液体吐出装置において、前記クリーニング情報は、前記複数のノズルから吐出された液体が着弾する媒体として第1媒体が用いられる場合に用いられる第1媒体クリーニング情報と、前記媒体として前記第1媒体とは異なる第2媒体が用いられる場合に用いられる第2媒体クリーニング情報と、を含んでもよい。この形態の液体吐出装置によれば、使用される媒体に応じて設定されたクリーニング情報を用いて、クリーニングの頻度の変更が可能である。
本開示は、液体吐出装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、液体吐出装置の制御方法や液体吐出装置の制御に用いるプログラム等の形態で実現することができる。
10…外殻、11…装着部、12…ヘッドユニット、15…搬送機構、17…制御部、19…キャリッジ、20…媒体、30…液体供給源、30a…第1液体供給源、30b…第2液体供給源、30c…第3液体供給源、40…クリーニング部、42…ワイパー、44…キャップ、46…吸引機構、52…表示部、54…情報受付部、80…液滴、82…主滴、84…尾引、100…液体吐出装置、124…ノズル面、125…ノズル部、126…ノズル、126a…第1ノズル群、126b…第2ノズル群、126c…第3ノズル群、300…液体吐出装置、302…撮像部、400…液体吐出装置、402…液体検知部、442…分割壁

Claims (9)

  1. 液体吐出装置であって、
    液体を液滴として吐出する複数のノズルが形成されたノズル部を有する液体吐出ヘッドと、
    前記ノズル部をクリーニングするクリーニング部と、
    前記クリーニング部による前記ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報であるクリーニング情報の入力を受け付ける情報受付部と、
    前記クリーニング情報に応じて前記クリーニング部に対して前記クリーニングの実行を指示する制御部と、を備える、液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、さらに、
    前記ノズル部によって前記液滴が吐出された回数である累積吐出数をカウントするカウント部を備え、
    前記クリーニング情報は、前記累積吐出数の閾値である設定値であり、
    前記制御部は、前記累積吐出数が前記設定値に到達した場合に、前記クリーニング部に前記クリーニングを実行させる、液体吐出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置であって、さらに、
    前記クリーニング情報の候補となる複数の選択肢を表示する情報表示部を備える、液体吐出装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の液体吐出装置であって、さらに、
    前記ノズル部のうち前記複数のノズルが開口するノズル面を撮像する撮像部と、
    撮像された前記ノズル面の画像を表示する画像表示部と、を備える、液体吐出装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の液体吐出装置であって、さらに、
    前記ノズル部のうち前記複数のノズルが開口するノズル面に付着した液体を検知するセンサーと、
    前記センサーによって検知された情報を表示する検知情報表示部と、を備える、液体吐出装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の液体吐出装置であって、さらに、
    前記複数のノズルのうち液体の吐出が正常に実行されていない不良ノズルを検出する不良検出部と、
    前記不良検出部によって検出された不良ノズル情報を表示する不良表示部と、を備える、液体吐出装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の液体吐出装置であって、
    前記ノズル部は、前記複数のノズルから第1色の液体を吐出する複数のノズルを含む第1ノズル部と、前記第1色とは異なる第2色の液体を吐出する複数のノズルを含む第2ノズル部と、を有し、
    前記クリーニング情報は、前記クリーニング部による前記第1ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報である第1色クリーニング情報と、前記クリーニング部による前記第2ノズル部のクリーニングの頻度に関係する情報である第2色クリーニング情報と、を有し、
    前記情報受付部は、前記クリーニング情報として前記第1色クリーニング情報と前記第2色クリーニング情報との入力を受け付け、
    前記制御部は、
    前記第1色クリーニング情報に応じて前記クリーニング部に対して前記第1ノズル部のクリーニングの実行を指示し、
    前記第2色クリーニング情報に応じて前記クリーニング部に対して前記第2ノズル部のクリーニングの実行を指示する、液体吐出装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の液体吐出装置であって、
    前記クリーニング情報は、第1使用環境において前記液体吐出装置が用いられる場合に用いられる第1環境クリーニング情報と、前記第1使用環境とは異なる第2使用環境において前記液体吐出装置が用いられる場合に用いられる第2環境クリーニング情報と、を含む、液体吐出装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の液体吐出装置であって、
    前記クリーニング情報は、前記複数のノズルから吐出された液体が着弾する媒体として第1媒体が用いられる場合に用いられる第1媒体クリーニング情報と、前記媒体として前記第1媒体とは異なる第2媒体が用いられる場合に用いられる第2媒体クリーニング情報と、を含む、液体吐出装置。
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