JP2020121432A - 作業手順書、及び、個別邸の施工方法 - Google Patents

作業手順書、及び、個別邸の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020121432A
JP2020121432A JP2019013207A JP2019013207A JP2020121432A JP 2020121432 A JP2020121432 A JP 2020121432A JP 2019013207 A JP2019013207 A JP 2019013207A JP 2019013207 A JP2019013207 A JP 2019013207A JP 2020121432 A JP2020121432 A JP 2020121432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
procedure manual
individual residence
construction
constructing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019013207A
Other languages
English (en)
Inventor
清水 剛
Takeshi Shimizu
剛 清水
広道 鎌田
Hiromichi Kamata
広道 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RC Core Co Ltd
Original Assignee
RC Core Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RC Core Co Ltd filed Critical RC Core Co Ltd
Priority to JP2019013207A priority Critical patent/JP2020121432A/ja
Publication of JP2020121432A publication Critical patent/JP2020121432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】経験の少ない職人が迅速かつ容易に建設現場で作業手順を理解でき、これにより、施工の遅れを回避し、工期の短縮に寄与する作業手順書、および施工方法を提供する。
【解決手段】複数の作業工程からなる個別邸の施工のための作業手順書であって、複数の作業工程の内、所定の作業工程の作業日程を表示した日程表示部101と、所定の作業工程における作業内容を表示した説明表示部102と、所定の作業工程に対応する作業部位を3次元で図示した3次元図表示部103と、を有する作業工程図1が、1つの表示シートに、複数の作業工程順に配列している。
【選択図】図2A

Description

本発明は、作業手順書、及び、個別邸の施工方法に関する。
ログハウス(ログ(log)で構成された住宅のこと)は、いわゆる丸太軸組工法により建築される。近年、丸太軸組工法になじみのない職人が増加しており、職人不足への対策が急務となっている。このようなことから、経験の少ない職人が迅速かつ容易に建設現場で作業手順を理解できる手法が求められている。
従来は、大工を中心とする各職人が建築現場で、標準詳細図、共通施工要領書及び個別建築設計図等から、個別邸の各寸法・要素等を割り出し施工していた。現場にて、各寸法・要素等を割り出す必要があることから、部位の標準詳細図の提示されているページ探しに時間がかかる、標準詳細図・施工要領書等の読み間違いによる手直し、親方が計算等している間の子方の手待ち、及び、建築設計図における寸法出し等、の時間の無駄が多く発生していた。このような無駄な時間は工期の長期化につながりかねない。
さらに、住宅施工は、施工コスト制約から、施工管理者が現場に常駐していないことがある。施工は職人の責任者(鳶の親方・棟梁)が経験と邸別の基礎伏図、平面図、立面図、展開図、床伏図、小屋伏図、プレカット製作図、床・壁・屋根パネル製作図、邸別でない標準納まり図を参照しながら作業が進められる。しかしながら、施工責任者の経験が浅い場合には、通常の邸別図面、標準納まり図だけでは理解できず、施工管理者に連絡し指示を受け、施工が行われる。その間は作業は中断し、所定の施工がその日に終わらない場合もある。
通常は電話で連絡が行われるが、電話がすぐにつながらない、あるいは、施工管理者もその疑問点を電話のみで的確に把握することが難しい場合もある。例えば、基礎上部土台の勝ち負けは必ずしも図面に明示されていない。職人が経験により判断して、勝ち負けを推定している。そのため、施工が遅れたり、手戻りが発生したりする場合もある。
特許文献1には、画像データ格納手段に格納されているイラストの画像データから、空枠のある手順書の画像データをコンピュータシステムにおける表示装置の画面に表示させ、画像データ格納手段に格納されている所定のイラストの画像データを取出して表示装置の画面に表示されている画像データの空枠に貼りつけ、空枠に貼り付けたイラストの配置或いは大きさを調整すると共に注意事項を入力して所定の作業手順書或いは点検作業書を作成する方法が開示される。
特許文献2には、製品を構成するアセンブリ構造を記憶する製品データ記憶部と、アセンブリ構造に基づいて作業対象部品のアセンブリ構造図と作業図を作成する図面作成部と、製品を構成する部品の属性情報を部品ごとにそれぞれ記憶する部品情報記憶部と、部品の注記情報を記憶する注記情報記憶部と、部品と他の部品との部品関係情報を記憶する部品関係情報記憶部と、作業対象部品及びその作業対象部品に対して作業上関連する部品について、部品情報記憶部、注記情報記憶部、部品関係情報記憶部を検索して作業内容と注記事項を作業ごとに生成する注記生成部と、アセンブリ構造図、作業図、作業内容、注記事項をレイアウトして作業指図書を作成する作業指図書作成部を具備する作業指図書作成装置が開示される。
特開2001-243485号公報 特許第4505277号公報
しかしながら、特許文献1の作業手順書は、イラストと注意事項が一体的に記載されているものの、イラストが作業内容の詳細を示していないため、経験の少ない職人では、作業手順書から具体的な作業内容を理解することが難しい。
また、特許文献2の作業指図書は、注記事項が作業ごとに記載されているものの、日毎の作業量が示されていないため、職人は1日の作業量がわからない。
本発明は、これらのような従来の問題を解決するためになされたもので、経験の少ない職人が迅速かつ容易に建設現場で作業手順を理解できる作業手順書を提供することを目的とする。
本発明は、複数の作業工程からなる個別邸の施工のための作業手順書であって、複数の作業工程の内、所定の作業工程の作業日程を表示した日程表示部と、所定の作業工程における作業内容を表示した説明表示部と、所定の作業工程に対応する作業部位を3次元で図示した3次元図表示部と、を有する作業工程図が、1つの表示シートに、複数の作業工程順に配列した。
本発明は、複数の作業工程からなる個別邸の施工方法であって、複数の作業工程の内、所定の作業工程の作業日程を設定し、所定の作業工程における作業内容の説明を作成し、所定の作業工程に対応する作業部位を3次元で図示した個別邸の3次元図を作成し、作業日程と、説明と、3次元図と、を有する作業工程図を、複数の作業工程の各々について作成し、複数の作業工程図が作業工程順に配列した、作業手順書を作成し、1つの表示シートに作業手順書を印刷し、印刷された作業手順書を個別邸の建築現場に掲示して施工を行う。
本発明の作業手順書によれば、経験の少ない職人が迅速かつ容易に建設現場で作業手順を理解できる。
実施形態の作業手順書を示す図。 作業工程図1を示す図。 作業工程図2を示す図。 作業工程図3を示す図。 作業工程図4を示す図。 実施形態の個別邸の施工方法のフローチャート。 ログハウスの施工工程の一例を示す図。 実施形態の個別邸の施工方法を実行するための情報処理装置のブロック図。
以下、実施形態である作業手順書について、図を参照して詳細に説明をする。
図1は、実施形態の作業手順書を示す図である。
実施形態の作業手順書100は、1枚のW1820mm×H1300mmの表示シートからなる。表示シートは、通常の紙、布、平板等、表面に印刷できる素材であればよい。実施形態の作業手順書100の表示シートは、ターポリン製等の防水シートであることが好ましい。防水シートとすることにより、建築現場等の屋外に設置する場合に、雨によりシートが破損したり印刷が消えることを防ぐことができる。なお、防水シートの素材はターポリンに限られず、防水性を有する素材であればよい。
また、実施形態の作業手順書は表示シートであるが、建築現場の表示装置(大画面ディスプレイ、タブレット、プロジェクタ等)に表示することでもよい。
図1に示すように、作業手順書100の表示シートの表面(一面)は4列×4行の計16領域に区画されており、ここに、個別邸の作業工程1〜16の作業内容を示す図(作業工程図1〜16とする)が作業工程順に各々配列される。なお、ここで例示する作業工程図1〜16は、個別邸のログハウス建築工程の一部である。1つの作業手順書100に設ける作業工程図の数は16に限られず、例えば、表示最大数、作業日程(例えば、1日中の時間、午前中の時間、または、午後中の時間、等)に応じて割り当てられた必要な複数の作業工程図を配列することでもよい。
図2は、作業工程図を示す図である。ここでは、例として、作業手順書100に配列された作業工程図1〜16の内、作業工程順の作業工程図1〜4について説明する。図2Aは、作業工程図1を示し、図2Bは、作業工程図2を示し、図2Cは、作業工程図3を示し、図2Dは、作業工程図4を示す。
このように、複数の作業工程を1枚の作業手順書に配列することにより、職人は、作業内容、及び、次作業(次工程)の内容を作業現場でいつでも確認することができる。また、作業現場に作業手順書を掲示することにより、職人全員が、作業内容、及び、次作業(次工程)のイメージを共有できる。これにより、先回りした作業が可能となる。
図2A〜Dに示すように、作業工程図1〜4は、日程表示部101と説明表示部102と3次元図表示部103を各々有する。
日程表示部101には、作業工程図1〜4の各作業工程に対応する作業が行われる、日、日付、時間、及び、時刻等の作業日程が各々配置される。図2A〜Dでは「1日目AM」が配置される。以降、「1日目PM」、「2日目AM」、「2日目PM」の順の配置となる。ただし、これに限られず、作業工程によっては、より大まかに時間を設定して「1日目」、「2日目」としてもよいし、より細かく時間を設定して「1日目8:00〜10:00」、「1日目10:00〜12:00」としてもよい。また、カレンダー通りの日付(2018年1月1日など)を配置してもよい。
このように、作業工程図に日程表示部を設けることにより、職人は、事前に、日々毎に計画終了時刻または日付を確認することができ、現場でより視覚的に施工の進捗を確認することができる。また、職人間では、作業スピードに差があるが、期待されている作業スピードを知ることができる。
説明表示部102には、作業工程図1〜4の各作業工程に対応する作業内容を示す説明が各々配置される。図2Aでは、「断熱区画の作業内容、及び、注意事項」、及び、「使用する接着剤」のテキストが配置される。説明はこれに限られず、施工の進捗に応じ、施工すべき部材を組み付ける寸法や方法、順番、使用すべき道具一覧、及び、工程で組みあがった寸法精度等のテキストであってもよい。また、テキストのみならず、イラスト・画像を併用した説明でもよい。
説明表示部102に配置される「寸法」は、作業現場ではなく事前に事務所で割り出されたものである。
このように、作業工程図に説明表示部を設けることにより、熟練度の低い職人でも、作業内容を容易に理解でき、施工の手戻りや施工の不良を防止できる。これにより、施工の遅延を防止できるとともに、職人の作業効率向上に寄与する。
3次元図表示部103には、作業工程図1〜4の各作業工程に対応する作業内容を、斜視図等の3次元図が各々配置される。
3次元図は、施工工程の進捗に合わせて複数作成される。3次元図は、作業工程図1〜4に対応する作業で加工・使用される部材が、3次元的に組み合わさるように各々描画される。
例えば、作業工程図1に対応する作業は、断熱区画に板状断熱材を張り付ける作業でありであり、作業工程図2に対応する作業は、スミ出し作業であり、作業工程図3に対応する作業は、基礎パッキンを配置する作業であり、作業工程図4に対応する作業は、土台を設置する作業である。作業工程図1〜4の3次元図表示部103からは、これらの作業内容が3次元のビジュアルで示される。
3次元図は、施工に先立ち作成された基礎伏図、平面図、立面図、展開図、床伏図、小屋伏図、プレカット製作図、床・壁・屋根パネル製作図を元に邸別(個別邸ごと)に作成される。
図2B、Dに示すように、3次元図には、施工に必要な寸法が記載されている。図2Dに示すように、3次元図には、部材の勝ち負けが記載されている。
なお、作業手順書のすべての作業工程図について3次元図を使用する必要はなく、2次元図を含んでもよい。また、作業手順書のすべての作業工程図について図を使用する必要はなく、作業内容に応じて、テキストのみのページを含んでもよい。
このように、作業工程図に3次元図表示部を設けることにより、2次元図と比較した場合、熟練度の低い職人でも、作業内容を容易に理解でき、施工の手戻りや施工の不良を防止できる。つまり、2次元図のみから立体構造を想像することはある程度の経験・スキルが必要であるが、実施形態の作業手順書では3次元図が用いられているため、理解が容易である。
さらに、作業工程図に3次元図表示部を設けることにより、施工に必要な寸法、要素、勝ち負け、等が明示される。これにより、寸法計算を現場で行う必要がなくなり、勝ち負けも職人の経験による判断が不要になる。これにより、現場作業を中止しての、現場での計算や判断を行う無駄な時間がなくなり、施工の遅延を防止できる。
次に、実施形態の作業手順書の作成方法、及び、作業手順書を使用した個別邸の施工方法について説明する。なお、実施形態の作業手順書の具体的な内容については上記で説明したため、重複する内容については説明を適宜省略する。
図3は、実施形態の個別邸の施工方法のフローチャートである。
個別邸の作業工程を決定する(STEP1)。図4は、個別邸の作業工程の例を示す。図4に示すように、作業工程は、基礎部位施工工程、1階施工工程、2階施工工程、ベランダ施工工程、母屋施工工程、屋根パネル施工工程、屋根施工工程、鼻隠し施工工程、及び、デッキ施工工程等の複数の工程を含む。さらに、上記各施工工程は、複数の作業工程を含む。例えば、図4に示すように、基礎部位施工工程は、断熱区画施工工程、土台・大引きスミ出し工程、基礎パッキン設置工程、土台・大引き設置工程、根太材設置工程、床パネル配置工程、及び、段差パッキン取付工程を含む。
各施工工程の作業に要する時間から、作業工程に割り当てる日、日付、時間、及び、時刻等の作業日程を決定する(STEP2)。実施形態では、「1日目AM」、「1日目PM」、「2日目AM」、「2日目PM」内で、作業が完了しうる作業工程をグループ化して、各グループ内の作業工程に同じ日程を割り当てる。例えば、図4に示すように、断熱区画施工工程、土台・大引きスミ出し工程、基礎パッキン設置工程、及び、土台・大引き設置工程には「1日目AM」が割り当てられ、根太材設置工程には、「1日目PM」が割り当てられ、床パネル配置工程には「2日目AM」が割り当てられ、段差パッキン取付工程には「2日目PM」が割り当てられる。
個別邸の施工要領書から、各作業工程に、作業内容、注意事項、施工すべき部材を組み付ける寸法や方法、順番、使用すべき道具一覧、及び、工程で組みあがった寸法精度等の説明(テキスト等)を作成する(STEP3)。
個別邸の基礎伏図、平面図、立面図、展開図、床伏図、小屋伏図、プレカット製作図、床・壁・屋根パネル製作図等の図書から、個別邸の3次元モデルを生成する(STEP4)。
3次元モデルから、各作業工程に対応する作業部位を3次元で説明する3次元図を作成する(STEP5)。
各作業工程に対応する作業日程、説明、3次元図を1枚の図にまとめて、各作業工程図を作成する(STEP6)。
所定数の作業工程図を作業工程順に並べて、1枚の図にまとめることにより、作業手順書が完成する(STEP7)。完成した作業手順書は表示シート(防水シート等)に印刷される。1つの作業手順書に配列する作業工程図の数は、表示最大数、作業日程(例えば、1日中の時間、午前中の時間、または、午後中の時間、等)に応じて割り当てられた必要な複数の作業工程図を配列することでもよい。
表示シートに印刷された作業手順書を、個別邸の建設現場に掲示して、個別邸の施工を行う(STEP8)。実施形態の作業手順書が防水シートである場合には、屋外の現場における雨等の天候にも耐えうる。
なお、表示シートに印刷するのではなく、実施形態の作業手順書を、現場に設置された大画面ディスプレイに表示してもよい。もしくは、現場の個々の職人が所有するスマートフォン、タブレット等の携帯端末に表示することでもよい。
職人は、現場にて実施形態の作業手順書を見て、現在の作業内容を確認する。実施形態の作業手順書には、作業内容、注意事項、施工すべき部材を組み付ける寸法や方法、順番、使用すべき道具一覧、及び、工程で組みあがった寸法精度等が示された説明部があることから、職人は、間違いない施工が可能となる。さらに、説明部には作業内容が明示されていることから、職人が現場で「探す」、「考える」、「計算する」、「割り出す」等を行うための作業時間が低減され、特に寸法計算を現場で行う必要がなくなることから、施工の遅延を防止できる。さらに、作業工程図は3次元表現であることから、職人は現場で作業全体を理解しやすい。
さらに、実施形態の作業手順書はある程度の大きさがあることから、実施形態の作業手順書を作業現場に掲示することにより、職人全員が同時に作業手順書を見ることが可能である。これにより、職人間の作業内容の共有が可能となる。
さらに、実施形態の作業手順書は、複数の工程が順に配列されていることから、職人は、作業内容、及び、次作業(次工程)の内容を作業現場でいつでも確認することができる。また、作業現場に作業手順書を掲示することにより、職人全員が、作業内容、及び、次作業(次工程)のイメージを共有できる。これにより、先回りした作業が可能となる。
さらに、実施形態の作業手順書は、作業工程ごとの日程表示が設けられているため、職人は、現場にて、例えば1日の作業量を確認することができ、職人の工期意識が醸成される。
実施形態の作業手順書を使用した個別邸の施工方法では、所定の作業が完了した場合には、現場に掲示された作業手順書を、カメラ等の撮像装置により撮像し、当該撮像された作業手順書の画像データを電気通信回線を介して施工管理者のコンピュータ(PC、端末等)に送信してもよい。これにより、施工管理者は現場から離れていても施工の進捗を管理できる。
次に、実施形態の情報処理装置を用いた作業手順書の作成方法、及び、情報処理装置を用いた作業手順書を使用した個別邸の施工方法について説明する。なお、実施形態の作業手順書の具体的な内容については上記で説明したため、重複する内容については説明を適宜省略する。
図5は、実施形態の個別邸の施工方法を実行するための情報処理装置のブロック図である。
システムバス208を介して、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、HDD(Hard Disk Drive)205、外部I/F(Interface)206、及び、入力部207が接続される。CPU201とROM202とRAM203とで制御部204を構成する。
ROM202は、CPU201により実行されるプログラムや閾値を予め記憶する。
RAM203は、CPU201が実行するプログラムを展開するエリアと、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリア等を有する。
HDD205は、入力部207から入力された画像データやテキストデータ等を記憶する。
外部I/F206は、例えばクライアント端末(PC)などの外部装置と通信するためのインターフェースである。外部I/F206は、外部装置とデータ通信を行うインターフェースであれば良く、たとえば、外部装置にローカルに接続する機器(USBメモリ等)であってもよいし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであってもよい。
外部I/F206は、プリンタ等の印刷装置(不図示)と接続する。外部I/F206は、液晶ディスプレイ等の表示装置(不図示)と接続する。外部I/F206は、個々の職人が所有するスマートフォン、タブレット等の携帯端末に接続する。
入力部207は、キーボード、マウス、スキャナ(読取装置)等の入力装置である。
まず、個別邸の作業工程を決定する(STEP11)。各施工工程の作業に要する時間から、作業工程に割り当てる日、日付、時間、及び、時刻等の作業日程を決定し、入力部207から入力する(STEP12)。実施形態では、「1日目AM」、「1日目PM」、「2日目AM」、「2日目PM」内で、作業が完了しうる作業工程をグループ化して、各グループ内の作業工程に同じ時間を割り当てる。
個別邸の施工要領書から、各作業工程に、作業内容、注意事項、施工すべき部材を組み付ける寸法や方法、順番、使用すべき道具一覧、及び、工程で組みあがった寸法精度等の説明(テキスト等)を決定し、入力部207から入力する(STEP13)。
個別邸の基礎伏図、平面図、立面図、展開図、床伏図、小屋伏図、プレカット製作図、床・壁・屋根パネル製作図等の図書から、個別邸の3次元モデルを生成する(STEP14)。
3次元モデルから、各作業工程に対応する作業部位を3次元で説明する3次元図を作成し、入力部207から入力する(STEP15)。
制御部204は、入力された各作業工程に対応する作業日程、説明、3次元図を1枚の図にまとめて、各作業工程図を作成する(STEP16)。
制御部204は、所定数の作業工程図を作業工程順に並べて、1枚の図にまとめた作業手順書を生成する(STEP17)。1つの作業手順書に配列する作業工程図の数は、表示最大数、作業日程(例えば、1日中の時間、午前中の時間、または、午後中の時間、等)に応じて割り当てられた必要な複数の作業工程図を配列することでもよい。
制御部204は、生成した作業手順書を外部I/F206や電気通信回線を介してプリンタ(印刷装置:不図示)に送信し、プリンタは表示シート(防水シート等)に作業手順書を印刷する(STEP18)。
表示シートに印刷された作業手順書を、個別邸の建設現場に掲示して、個別邸の施工を行う(STEP19)。
制御部204は、生成した作業手順書を外部I/F206や電気通信回線を介して、現場に設置されたディスプレイ(表示装置:不図示)や現場の職人が有するタブレット、スマートフォン(携帯端末:不図示)へ作業手順書を送信し、個別邸の施工を行うことでもよい。
実施形態の個別邸の施工方法では、所定の作業が完了した場合には、現場に掲示された作業手順書を、カメラ等の撮像装置により撮像し、当該撮像された作業手順書の画像データを電気通信回線を介して施工管理者のコンピュータ(PC、端末等の情報処理装置)に送信してもよい。これにより、施工管理者は現場から離れていても施工の進捗を管理できる。
以上説明したように、実施形態の作業手順書及び個別邸の施工方法によれば、ログハウスの工法に不慣れな施工でも参入しやすく、近年の職人不足への有効と対策となる。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100:作業手順書
1〜16:作業工程図
101:日程表示部
102:説明表示部
103:3次元図表示部

Claims (14)

  1. 複数の作業工程からなる個別邸の施工のための作業手順書であって、
    前記複数の作業工程の内、所定の作業工程の作業日程を表示した日程表示部と、
    前記所定の作業工程における作業内容を表示した説明表示部と、
    前記所定の作業工程に対応する作業部位を3次元で図示した3次元図表示部と、を有する作業工程図が、
    1つの表示シートに前記複数の作業工程順に配列した作業手順書。
  2. 前記表示シートは、防水性を有するシートである、請求項1に記載の作業手順書。
  3. 前記説明表示部は、施工すべき部材を組み付ける寸法や方法、順番、使用すべき道具一覧、及び、工程で組みあがった寸法精度を表示した、請求項1または2に記載の作業手順書。
  4. 前記作業工程図が、前記1つの表示シートに前記作業日程に応じて必要な枚数が配列された、請求項1から3のいずれかに記載の作業手順書。
  5. 複数の作業工程からなる個別邸の施工方法であって、
    前記複数の作業工程の内、所定の作業工程の作業日程を設定し、
    前記所定の作業工程における作業内容の説明を作成し、
    前記所定の作業工程に対応する作業部位を3次元で図示した前記個別邸の3次元図を作成し、
    前記作業日程と、前記説明と、前記3次元図と、を有する作業工程図を、前記複数の作業工程の各々について作成し、
    前記複数の作業工程図が作業工程順に配列した作業手順書を作成し、
    1つの表示シートに前記作業手順書を印刷し、
    前記印刷された作業手順書を前記個別邸の建築現場に掲示して施工を行う、個別邸の施工方法。
  6. 前記個別邸の建築現場に設置された表示装置が、前記作業手順書を表示する、請求項5に記載の個別邸の施工方法。
  7. 前記個別邸の建築現場の職人が有する携帯端末が、前記作業手順書を表示する、請求項5に記載の個別邸の施工方法。
  8. 前記現場に掲示された作業手順書を撮像装置により撮像し、当該撮像された作業手順書の画像データを電気通信回線を介して施工管理者に送信し、前記個別邸の施工の進捗を管理する、請求項5に記載の個別邸の施工方法。
  9. 前記複数の作業工程図が前記作業日程に応じて必要な枚数が配列した作業手順書を作成する、請求項5に記載の個別邸の施工方法。
  10. 複数の作業工程からなる個別邸の施工方法であって、
    情報処理装置に前記複数の作業工程の内、所定の作業工程の作業日程を入力し、
    前記情報処理装置に前記所定の作業工程における作業内容の説明を入力し、
    前記情報処理装置に前記所定の作業工程に対応する作業部位を3次元で図示した前記個別邸の3次元図を入力し、
    前記情報処理装置が、前記作業日程と、前記説明と、前記3次元図と、を有する作業工程図を、前記複数の作業工程の各々について生成し、
    前記情報処理装置が、前記複数の作業工程図が作業工程順に配列した作業手順書を生成し、
    印刷装置が、1つの表示シートに、前記作業手順書を印刷し、
    前記印刷された作業手順書を前記個別邸の建築現場に掲示して前記個別邸の施工を行う、個別邸の施工方法。
  11. 前記個別邸の建築現場に設置された表示装置が、前記作業手順書を表示する、請求項10に記載の個別邸の施工方法。
  12. 前記個別邸の建築現場の職人が有する携帯端末が、前記作業手順書を表示する、請求項10に記載の個別邸の施工方法。
  13. 撮像装置が、前記現場に掲示された作業手順書を撮像し、当該撮像された作業手順書の画像データを電気通信回線を介して施工管理者が有する端末装置に送信し、前記個別邸の施工の進捗を管理する、請求項10に記載の個別邸の施工方法。
  14. 前記情報処理装置が、前記複数の作業工程図が前記作業日程に応じて必要な枚数が配列した作業手順書を生成する、請求項10に記載の個別邸の施工方法。

JP2019013207A 2019-01-29 2019-01-29 作業手順書、及び、個別邸の施工方法 Pending JP2020121432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019013207A JP2020121432A (ja) 2019-01-29 2019-01-29 作業手順書、及び、個別邸の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019013207A JP2020121432A (ja) 2019-01-29 2019-01-29 作業手順書、及び、個別邸の施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020121432A true JP2020121432A (ja) 2020-08-13

Family

ID=71993350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019013207A Pending JP2020121432A (ja) 2019-01-29 2019-01-29 作業手順書、及び、個別邸の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020121432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022014281A1 (ja) 2020-07-15 2022-01-20 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 端末、基地局及び通信方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3008999U (ja) * 1994-09-14 1995-03-28 株式会社大林組 建設現場における電子掲示板設備
JPH09268760A (ja) * 1996-03-28 1997-10-14 Shimizu Corp 工程計画管理支援システム
JP3054009U (ja) * 1998-05-12 1998-11-17 東北ミノグループ株式会社 耐水性印刷物、半耐水性印刷物および耐水性印刷物用受像シート
JP2002188183A (ja) * 2000-10-12 2002-07-05 Komatsu Ltd 作機機械の管理装置
JP2006208981A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nikken:Kk 表示具
WO2013051080A1 (ja) * 2011-10-03 2013-04-11 株式会社日立製作所 現場管理方法および現場管理装置
JP2013156800A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Bodyshop Eiichi Co Ltd 工程管理システム及び工程管理プログラム
JP2015014927A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社ゴッタライド 建築現場管理システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3008999U (ja) * 1994-09-14 1995-03-28 株式会社大林組 建設現場における電子掲示板設備
JPH09268760A (ja) * 1996-03-28 1997-10-14 Shimizu Corp 工程計画管理支援システム
JP3054009U (ja) * 1998-05-12 1998-11-17 東北ミノグループ株式会社 耐水性印刷物、半耐水性印刷物および耐水性印刷物用受像シート
JP2002188183A (ja) * 2000-10-12 2002-07-05 Komatsu Ltd 作機機械の管理装置
JP2006208981A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nikken:Kk 表示具
WO2013051080A1 (ja) * 2011-10-03 2013-04-11 株式会社日立製作所 現場管理方法および現場管理装置
JP2013156800A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Bodyshop Eiichi Co Ltd 工程管理システム及び工程管理プログラム
JP2015014927A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社ゴッタライド 建築現場管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022014281A1 (ja) 2020-07-15 2022-01-20 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 端末、基地局及び通信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Woo et al. Use of as-built building information modeling
US20130202157A1 (en) Systems and methods for estimation of building wall area
Van Berlo et al. BIM on the construction site: Providing hidden information on task specific drawings
EP2659440A1 (en) System and method for field services automation
Alder Comparing time and accuracy of building information modeling to on-screen takeoff for a quantity takeoff of a conceptual estimate
Hyde et al. Sustainable Retrofitting of Commercial Buildings: Warm Climates
US11836421B2 (en) System for creating and maintaining dynamic multidimensional virtual building environments
JP2020121432A (ja) 作業手順書、及び、個別邸の施工方法
Kim et al. Real time building data collecting using IoT and BIM
Disney et al. Total BIM on the construction site: a dynamic single source of information.
Goncikowski Research by design–determining the form of the initial architectural concept of a skyscraper building in Warsaw
Chalhoub et al. Mixed reality for electrical prefabrication tasks
JP6711784B2 (ja) 建築図面作成システム及び建築図面作成方法
Raza BIM for existing buildings: A study of terrestrial laser scanning and conventional measurement technique
Chang et al. The productivity improvement for steel framing work efficiency by work sampling and 5-minute rating technique
Architects et al. Builder
Will Digital Techniques in Historic Preservation
Foroughi Sabzevar et al. Analyzing the pros and cons of paper-based 2D drawings in construction: a survey of US construction professionals
Piaia et al. Tecnologie Plug-and-Play e processo innovativo (Mapping/Modelling/Making/Monitoring) negli interventi di deep renovation [Plug-and-Play and innovative process technologies (Mapping/Modelling/Making/Monitoring) in deep renovation interventions]
Coleman et al. Automation in the Field: SurveyLink
Dezen-Kempter et al. An integrated laser and image surveying approach in support of model-based information technology for inventory of campus historic buildings
JP2007145009A (ja) 建築工事で使用する検査表
Garwood Closing the Performance Gap in Building Energy Modelling through Digital Survey methods and Automated Reconstruction
JP2000067092A (ja) 太陽光発電システム敷設模型生成システム
JP2007145009A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20190212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230214