JP2020120257A - 無線通信装置および無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のチャネルの使用状況を把握して使用可能な空きチャネルを探索し、さらに空間的な空きチャネルの探索を可能にして周波数利用効率を高める。【解決手段】複数のチャネルの中からキャリアセンスにより空きチャネルを検出し、当該空きチャネルを使用して通信を行う無線通信装置において、自局と周辺の無線局でキャリアセンスするチャネルを分担し、周辺の無線局からキャリアセンス結果を取得し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を共有して空きチャネルを検出するキャリアセンス手段を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、無線通信に利用可能なチャネルを検出するための無線通信装置および無線通信制御方法に関する。
近年、スマートフォンやタブレットをはじめとする無線端末の急速な普及に伴い、無線ネットワーク上のトラヒック量が急激に増大している。無線トラヒックを低コストかつ手軽に収容するため、無線システム免許不要帯の電波を用いた高速無線アクセスシステムとして無線LANが広く普及している(非特許文献1)。無線LANは、家庭・オフィスをはじめとしたプライベートエリアや、店舗・駅・空港をはじめとした公衆エリアなど、様々なエリアで提供されている。
無線LANにおいて無線通信を成立させるには、チャネルと呼ばれる周波数資源が必須となる。一般的にチャネル内の混信を避けるために、チャネルは複数用意されており、無線LANの無線局が通信を行う際にはそのチャネルを一時的に使用し、通信が終わると開放する形態をとる。無線LANでは、チャネルの利用は自律分散で運用されるため、チャネルの空き状況は、通信を行おうとする無線局が、電波を発射する前に自発的に調べる必要がある。これをLBT(Listen-Before-Talk)メカニズムと呼び、使用したいチャネルにキャリアがないかどうか(チャネルの空き状況)を確認する「キャリアセンス」が行われる。
IEEE Std802.11-2016, Dec. 2016. ARIB STD-T71 6.1版,"広帯域移動アクセスシステム(CSMA)," March 2014 .
LBTメカニズムを備える無線局は、近傍の無線局との送信信号の衝突を避けるために、電波を発射する前に、自局が使用するチャネルの空き状況を確認するキャリアセンスを行う。また、近年、大容量伝送を目的として、複数のチャネルを同時に利用する技術が実用化されている。さらに、今後同時に利用できるチャネルが拡大する場合には、それぞれのチャネルの空き状況を瞬時に把握する必要がある。
しかし、非特許文献2に記載されるように、1つの無線局でセンシング可能なチャネルの範囲(周波数帯域)には制限がある。例えば、1チャネル20MHzで16チャネルの利用が可能なとき、1つの無線局のセンシング範囲は、特定の2チャネル40MHzまたは特定の4チャネル80MHzなどである。そのため、図8に示すように、4チャネル80MHzのセンシング範囲内に2チャネル40MHzの空きチャネルしか検出できない場合には、センシング範囲外に4チャネル80MHzの空きチャネルがあっても、4チャネル80MHzの大容量伝送を行うことができない。したがって、大容量伝送を実現するためには、無線局が高速に広範囲のキャリアセンスを行う方法を確立することが課題である。
また、チャネルごとのキャリアセンスではキャリアの有無の2状態しか検出できず、当該チャネルでキャリアを検出すれば送信停止となる。しかし、キャリアを検出しても、空間的にキャリア未検出の方向が存在する場合がある。例えば、図9に示すように、自局からみて方向1〜方向4の方向別にあるチャネルにおいてキャリアセンスをすれば、方向1,3,4ではキャリアを検出し、方向2ではキャリアが未検出であれば、方向2に対して送信が可能になる。このように、従来の手法では検出できなかったチャネルの空き空間を検出し、利用可能なチャネル数を底上げすることが課題となる。
本発明は、複数のチャネルの使用状況を把握して使用可能な空きチャネルを探索し、さらに空間的な空きチャネルの探索を可能にして周波数利用効率を高めることができる無線通信装置および無線通信制御方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、複数のチャネルの中からキャリアセンスにより空きチャネルを検出し、当該空きチャネルを使用して通信を行う無線通信装置において、自局と周辺の無線局でキャリアセンスするチャネルを分担し、周辺の無線局からキャリアセンス結果を取得し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を共有して空きチャネルを検出するキャリアセンス手段を備える。
第1の発明の無線通信装置において、キャリアセンス手段は、通信を開始する前に、周辺の無線局に対してキャリアセンスするチャネル情報を含むトリガ信号を送信し、周辺の無線局から該トリガ信号に基づいて実行したチャネルのキャリアセンス結果を含む通知信号を受信し、周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する構成である。
第1の発明の無線通信装置において、キャリアセンス手段は、自局と周辺の無線局がそれぞれ定期的にキャリアセンスを実行し、そのキャリアセンス結果を定期的な通知信号として送受信し、該通知信号から周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する構成である。
第1の発明の無線通信装置において、キャリアセンス手段は、自局のアンテナ指向性を制御して方向別にキャリアセンスするとともに、該方向別に周辺の無線局を選択し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を方向別に共有する構成である。
第2の発明は、複数のチャネルの中からキャリアセンスにより空きチャネルを検出し、当該空きチャネルを使用して通信を行う無線通信制御方法において、自局と周辺の無線局でキャリアセンスするチャネルを分担し、周辺の無線局からキャリアセンス結果を取得し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を共有して空きチャネルを検出する処理ステップを有する。
第2の発明の無線通信制御方法において、処理ステップは、通信を開始する前に、周辺の無線局に対してキャリアセンスするチャネル情報を含むトリガ信号を送信し、周辺の無線局から該トリガ信号に基づいて実行したチャネルのキャリアセンス結果を含む通知信号を受信し、周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する。
第2の発明の無線通信制御方法において、処理ステップは、自局と周辺の無線局がそれぞれ定期的にキャリアセンスを実行し、そのキャリアセンス結果を定期的な通知信号として送受信し、該通知信号から周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する。
第2の発明の無線通信制御方法において、処理ステップは、自局のアンテナ指向性を制御して方向別にキャリアセンスするとともに、該方向別に周辺の無線局を選択し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を方向別に共有する。
本発明によれば、無線局どうしが協調してキャリアセンスを行い、キャリアセンス結果を共有することで、自局のセンシング範囲外の空きチャネルの状況を速やかに把握することができる。また、チャネルを方向別にセンシングすることで,これまで検出できなかった空き空間を検出し、利用可能な空きチャネル数を増大させることができる。
本発明の第1実施形態の概要を示す図である。 オンデマンド型の協調キャリアセンス手順を示す図である。 オンデマンド型の協調キャリアセンス結果を示す図である。 第1実施形態における無線基地局1の構成例を示す図である。 第1実施形態における無線端末局2の構成例を示す図である。 ビーコン型の協調キャリアセンス手順を示す図である。 第2実施形態における無線基地局1の構成例を示す図である。 従来のキャリアセンスの課題を説明する図である。 従来のキャリアセンスの課題を説明する図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の概要を示す。
図1において、制御対象の無線基地局(AP)1と、その配下の無線端末局2−1,2−2が1台以上(ここでは2台)存在する。さらに、無線基地局1とキャリアセンス結果を共有する無線基地局(AP)3が1台以上(ここでは1台)存在する。さらに、無線基地局1と無線端末局2−1,2−2との通信では、隣接の無線基地局101からの信号が干渉となる環境である。なお、ここでは干渉を発生させる対象として無線基地局101を例にしたが、無線端末局や他システムの無線局であっても構わない。また、各無線基地局101から干渉信号の届く範囲を点線の円100で示す。
通常のキャリアセンスの動作では、送信を開始しようとする無線基地局1が、特定のチャネルについてキャリアセンスを行い、空きチャネルと判定された場合、無線端末局2−1,2−2に送信を行う。
第1実施形態は、無線基地局1が通信を開始しようとする前に、配下の無線端末局2−1,2−2および他の無線基地局3と連携してキャリアセンスを行い、そのキャリアセンス結果を収集することで、可能な限り多くのチャネル状態を把握・確保して通信を行う手順であり、これを「オンデマンド型」という。
図2は、オンデマンド型の協調キャリアセンス手順を示す。
図2において、無線基地局1,3および無線端末局2−1,2−2は図1の関係とする。送信を開始するにあたってチャネル状態を把握したい無線基地局1は、無線端末局2−1,2−2および無線基地局3のアドレスおよびキャリアセンスのチャネル範囲を含むトリガ信号を送信するとともに、自局も指定されたチャネルのキャリアセンスを行う。このトリガ信号を受信した無線端末局2−1,2−2および無線基地局3は、ただちに指定されたチャネルに対してキャリアセンスを行う。キャリアセンスが終了した各局は、キャリアセンス結果を通知信号として、無線基地局1に一斉送信する。または、トリガ信号に通知信号の送信順が指定されている場合には、その送信順に従って通知信号を逐次送信する。この通知信号には、無線端末局2−1,2−2および無線基地局3のキャリアセンスによる空きチャネルの情報が含まれる。通知信号を受信した無線基地局1は、自局のキャリアセンス結果と、無線端末局2−1,2−2および無線基地局3のキャリアセンス結果をもとに、通信可能な全チャネルの状態を更新する。その一例を図3に示す。
図3に示す例は、使用するチャネルch1〜ch16のうち、無線基地局1がch1〜ch4、無線端末局2−1がch5〜ch8、無線端末局2−2がch9〜ch12、無線基地局3がch13〜ch16をキャリアセンスするものとする。ここでは、キャリアセンスするチャネルはそれぞれ4チャネルとするが、必ずしも連続するチャネルでなくてもよい。また、無線基地局1,3および無線端末局2−1,2−2のキャリアセンス結果として、キャリア未検出(空きチャネル)を「0」、キャリア検出(使用チャネル)を「1」、キャリアセンス未実行を「2」で表記する。無線基地局1において、各局のキャリアセンス結果を総合すると、空きチャネルとしてch3,ch4,ch6〜が検出される。
なお、図1に示す配置では、無線基地局1で検出できないキャリアを無線端末局2−1,2−2または無線基地局3で検出でき、それにより、隠れ端末の問題を解消できる場合もある。
また、無線基地局1が送信するトリガ信号は、無線端末局2−1,2−2および無線基地局3に対してキャリアセンスするチャネルを指定する情報を含むとしたが、無線端末局2−1,2−2および無線基地局3において、トリガ信号を送信した無線基地局1がキャリアセンスするチャネル以外をランダムに選択してキャリアセンスを行ってもよい。
また、通知信号は複数のチャネルについて空き状況を格納することができるが、1つのチャネルのみの空き状況を格納すればよい場合は、通知信号に替えて確認応答信号(ACK)を用い、無線基地局1側から見て確認応答信号が返ってこない場合は、チャネルが空いていないものとして扱ってもよい。
また、無線基地局1が無線端末局2−1,2−2および無線基地局3のキャリアセンスのチャネル範囲を指定する場合に、これまで取得した統計情報から、空きチャネルとなる可能性の高いチャネルを優先して指定してもよい。
図4は、第1実施形態における無線基地局1の構成例を示す。
図4において、無線基地局1は、チャネル状態記憶部11と、トリガ信号生成部12と、無線部13と、アンテナ部14と、通知信号生成部15と、通知信号解析部16と、アンテナ制御部17で構成される。無線基地局3も同様の構成である。なお、ここでは第1実施形態に関わるブロックのみ記載しており、一般的に用いられるブロックは省略している。
チャネル状態記憶部11では、無線部13もしくは通知信号解析部16から入力されるキャリアセンス結果を記憶し、その結果を通知信号生成部15に出力する。なお、通知信号生成部15は、無線基地局1と連携する無線基地局3で機能する。
トリガ信号生成部12は、連携する無線端末局2および無線基地局3を呼び出すとともに、無線端末局2および無線基地局3がキャリアセンスを行うチャネル情報を含むトリガ信号を生成し、無線部13に出力する。
無線部13では、アンテナ制御部17から入力された無線信号から無線基地局1,3が測定するチャネルのキャリアセンス結果を、チャネル状態記憶部11に出力する。また、アンテナ制御部17から入力される無線端末局2および無線基地局3からの通知信号を抽出し、通知信号解析部16に出力する。さらに、通知信号生成部15およびトリガ信号生成部12から入力された信号を無線LAN信号に変換し、アンテナ制御部17に出力する。
アンテナ部14では、空中から電波を受信し、アンテナ制御部17に入力する。また、アンテナ制御部17から入力される無線信号を空中に放射する。
無線基地局3で機能する通知信号生成部15では、チャネル状態記憶部11から入力されるキャリアセンスの結果から、空きチャネルのすべてもしくは一部に応じた通知信号を生成し、無線部13に出力する。
通知信号解析部16では、無線部13から入力される無線端末局2および無線基地局3からの通知信号から各局で取得したキャリアセンスの結果情報を抽出し、チャネル状態記憶部11に出力する。
アンテナ制御部17は、後述する第3実施形態で説明する方向別のキャリアセンスに用いるために、無線部13から入力される無線信号を指定された方向に放射するようにアンテナ部14の指向性を制御し、無線信号をアンテナ部14へ出力する。また、アンテナ部14から入力される無線信号の到来方向を、無線信号とともに無線部13へ出力する。
図5は、第1実施形態における無線端末局2の構成例を示す。
図5において、無線端末局2は、チャネル状態記憶部21と、通知信号生成部22と、無線部23と、アンテナ部24と、トリガ信号解析部25で構成される。なお、ここでは第1実施形態に関わるブロックのみ記載しており、一般的に用いられるブロックは省略している。
チャネル状態記憶部21では、無線部23から入力されるキャリアセンス結果を図3のように記憶し、その結果を通知信号生成部22に出力する。
通知信号生成部22は、チャネル状態記憶部21から入力されるキャリアセンスの結果から、空きチャネルのすべてもしくは一部に応じた通知信号を生成し、無線部23に出力する。
無線部23では、アンテナ部24から入力される無線基地局1からのトリガ信号を抽出してトリガ信号解析部25に出力し、トリガ信号解析部25から入力されるキャリアセンスのチャネル情報に応じてキャリアセンスを実施し、そのキャリアセンス結果をチャネル状態記憶部21に出力する。さらに、通知信号生成部22から入力された通知信号を無線LAN信号に変換し、アンテナ部24に出力する。
アンテナ部24では、空中から電波を受信し、無線部23に入力する。また、無線部23から入力される無線信号を空中に放射する。
トリガ信号解析部25では、無線部23から入力されたトリガ信号からキャリアセンスのチャネル情報を抽出し、その抽出結果を無線部23に出力する。
(第2実施形態)
第2実施形態は、図1に示す第1実施形態の環境において、無線基地局1が定期的に他の無線基地局3とキャリアセンス情報を共有することで、可能な限り多くのチャネル状態を把握・確保して通信を行う手順であり、これを「ビーコン型」という。なお、無線基地局1とキャリアセンス情報を共有する他の無線基地局3は複数であってもよい。
図6は、ビーコン型の協調キャリアセンス手順を示す。
図6において、無線基地局1,3がそれぞれビーコン信号を送信する前にキャリアセンスを行い、そのキャリアセンス結果を含む通知信号を生成し、ビーコン信号に続けて通知信号をブロードキャストする。無線基地局1,3は、ビーコン信号に続く通知信号の情報を元に、他の無線基地局におけるキャリアセンス結果を取得する。
なお、無線基地局1,3はビーコン信号の送信直後に通知信号をブロードキャストするとしたが、通知信号は任意の時間に送信してもよい。また無線端末局2−1,2−2が第2実施形態における通知信号を傍受し、第1実施形態における通知信号にその情報を流用してもよい。
図7は、第2実施形態における無線基地局1の構成例を示す。
図7において、第2実施形態の無線基地局1は、図4に示す第1実施形態の無線基地局1のトリガ信号生成部12に替えて、ビーコン信号生成部18を備えた構成であり、その他は同一であるので説明を省略する。無線基地局3も同様の構成である。
ビーコン信号生成部18は、無線基地局1が使用しているチャネルなど、配下の無線端末局2−1,2−2が無線基地局1に接続するために必要な情報を一定周期で生成して、ビーコン信号として無線部13に出力する。通知信号生成部15は、キャリアセンス結果を含む通知信号を生成して無線部13に出力する。ビーコン信号または通知信号を受け取った無線部13は、ビーコン信号または通知信号を無線LAN信号に変換し、アンテナ制御部17に出力する。
(第3実施形態)
第3実施形態では、無線基地局1が干渉源である無線基地局101等の位置を方向別に把握し、それぞれの方向ごとに無線端末局2−1,2−2との通信に使用するチャネルについてキャリアセンスする。そして、例えば、第2実施形態に示したビーコン型の協調キャリアセンス手順を用い、位置関係が既知である無線基地局間での方向別のキャリアセンス結果を共有することができる。
図4に示す第1実施形態および図7に示す第2実施形態のチャネル状態記憶部11では、自局である無線基地局1のキャリアセンス結果に加えて、例えば図9に示すような方向別にキャリアセンスの結果を記憶する。アンテナ制御部17は、無線部13から入力される無線信号を指定された方向に放射するためにアンテナ部14の指向性を制御し、無線信号をアンテナ部14へ出力する。
無線基地局1は通信を行うとき、無線部13がチャネル状態記憶部11を参照し、空チャネルが最も長く連続する1または複数のチャネルを方向ごとに確保する。チャネル状態記憶部11が全て満状態の場合は通信を行わず、任意の方向・チャネルに対してキャリアセンスを行い、チャネル状態記憶部11を更新してもよい。なお、無線基地局1が不連続のチャネルを同時に使用できる場合、チャネル状態記憶部11の空状態チャネルを、連続不連続にかかわらず全て確保し通信に使用することができる。また、無線基地局1の通信の相手方である無線端末局2の方向が既知の場合は、無線端末局2が位置する方向に最も近い方向のチャネル状態記憶部11の情報を参照してチャネルを確保し、指向性を当該無線端末局2に向けて通信を行ってもよい。
1,3 無線基地局
2 無線端末局
11 チャネル状態記憶部
12 トリガ信号生成部
13 無線部
14 アンテナ部
15 通知信号生成部
16 通知信号解析部
17 アンテナ制御部
18 ビーコン信号生成部
21 チャネル状態記憶部
22 通知信号生成部
23 無線部
24 アンテナ部
25 トリガ信号解析部

Claims (8)

  1. 複数のチャネルの中からキャリアセンスにより空きチャネルを検出し、当該空きチャネルを使用して通信を行う無線通信装置において、
    自局と周辺の無線局でキャリアセンスするチャネルを分担し、周辺の無線局からキャリアセンス結果を取得し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を共有して前記空きチャネルを検出するキャリアセンス手段を備えた
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記キャリアセンス手段は、通信を開始する前に、前記周辺の無線局に対して前記キャリアセンスするチャネル情報を含むトリガ信号を送信し、前記周辺の無線局から該トリガ信号に基づいて実行したチャネルのキャリアセンス結果を含む通知信号を受信し、前記周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する構成である
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記キャリアセンス手段は、自局と前記周辺の無線局がそれぞれ定期的にキャリアセンスを実行し、そのキャリアセンス結果を定期的な通知信号として送受信し、該通知信号から前記周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する構成である
    ことを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記キャリアセンス手段は、自局のアンテナ指向性を制御して方向別にキャリアセンスするとともに、該方向別に前記周辺の無線局を選択し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を方向別に共有する構成である
    ことを特徴とする無線通信装置。
  5. 複数のチャネルの中からキャリアセンスにより空きチャネルを検出し、当該空きチャネルを使用して通信を行う無線通信制御方法において、
    自局と周辺の無線局でキャリアセンスするチャネルを分担し、周辺の無線局からキャリアセンス結果を取得し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を共有して前記空きチャネルを検出する処理ステップを有する
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
  6. 請求項5に記載の無線通信制御方法において、
    前記処理ステップは、通信を開始する前に、前記周辺の無線局に対して前記キャリアセンスするチャネル情報を含むトリガ信号を送信し、前記周辺の無線局から該トリガ信号に基づいて実行したチャネルのキャリアセンス結果を含む通知信号を受信し、前記周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
  7. 請求項5に記載の無線通信制御方法において、
    前記処理ステップは、自局と前記周辺の無線局がそれぞれ定期的にキャリアセンスを実行し、そのキャリアセンス結果を定期的な通知信号として送受信し、該通知信号から前記周辺の無線局におけるキャリアセンス結果を取得する
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
  8. 請求項5に記載の無線通信制御方法において、
    前記処理ステップは、自局のアンテナ指向性を制御して方向別にキャリアセンスするとともに、該方向別に前記周辺の無線局を選択し、自局と周辺の無線局のキャリアセンス結果を方向別に共有する
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
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